JP2006526443A - 使い捨て注射シリンジ - Google Patents

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Abstract

使い捨て注射シリンジ(1)は、ユーザーが傷害を受ける危険性の低い、苦痛のない注射を可能にするために役立つ。このシリンジ(1)は、注射針(6)、第一端部(18)に開放開口部(17)を備える管状シリンダー(2)、この開放開口部(17)の反対側にある管状シリンダー(2)の第二端部(20)の開口部に注射針(6)をスライド可能に適合させるための貫通孔(21)を備える端部部分(7)、このシリンダー(2)に往復可能に適合されるピストン(3)、ピストン(3)に取り付けられてシリンダー(2)の開放開口部(17)を貫通してシリンダーの中に延びるピストンロッド(4)、注射ピストン押し行程の少なくとも逆方向に、ピストン(3)と注射針(6)とをインターロックするための連結器(5、8)、を備える。

Description

本発明は、使い捨て注射シリンジに関し、この使い捨て注射シリンジは、注射針、第一端部に開放開口部を備える管状シリンダー、この開放開口部の反対側の、管状シリンダーの第二端部の開口部に注射針をスライド可能に適合させるための貫通孔を備える端部部分、シリンダー内に往復可能に適合されるピストン、このピストンに取り付けられ、そしてシリンダーの開放開口部を通ってシリンダー内へと延びるピストンロッド、注射ピストン行程の少なくとも逆方向で、ピストンと注射針とをインターロックするための連結器を備え、この連結器は、2つの連結部分をさらに備え、これらの連結部分は、ピストンに取り付けられるオス連結部分、および注射針に取り付けられメス連結部分であるか、またはその逆であり、これらの連結部分は、注射行程の少なくとも一部分の間に、互いから間隔を空けられる。
公知の使い捨てシリンジは、感染伝染病にかかること、または感染伝染病を広げることの危険性を減少させるために、処分されるべきである。しかし、これらのシリンジを再使用することが、しばしば可能である。
このような使い捨てシリンジは、しばしば、製造が高価であり、従って、使用が高価であり、そして安全性の規制および注射の管理指針にもかかわらず、多くの人および保健当局は、特に、貧しい地域において、これらの指針を無視する。
さらに、多くの薬物乱用者は、汚染された同じシリンジおよび針を、事前の滅菌なしで、ためらうことなく利用し、または幾人かの薬物乱用者は、同じシリンジおよび針を共有し、これによって、血液により媒介される感染性疾患(例えば、HIVウイルス(AIDS)およびB型肝炎)の拡散に寄与する。
このような使い捨てシリンジの再使用を防止するために、異なる使い捨てシリンジが開発されており、これらのシリンジのいくつかは、汚染に対する安全装置として、および健康管理提供者に針が刺さることに対する予防策としての、無針システムなどである。しかし、無針システムを用いてさえ、患者から患者へのシリンジの再使用は、広範である。さらに、多くの異なる医薬の投与のためには、無針システムは、使用され得ない。
欧州特許EP 0639 992 B1は、使い捨ての、予め充填されたシリンジを開示する。このシリンジは、出口接続部品または針キャリアの内側に摩擦により設置された、カニューレを有する。対向するピストンロッドのレッグの内側縁部は、これらのピストンロッド上に提供されたラチェット手段と協働するように配置されたかえしを備え、このシリンジのこれらの2つの部分をインターロックし、これによって、このシリンジの再充填を不可能にし、そしてさらなる注射の可能性を防止する。注射後、このピストンは、引き込まれ、シリンダーの内部に収容するために、この針を進める。
かなりの圧縮力が、注射を実施してラチェットとかえしとの摩擦係合を確保するために、必要とされる。また、いく人かの患者は、注射の間、ラチェットとかえしとの間の段階的な係合を感じ得る。これらのかえしとラチェットとが、注射手順の間に噛み合う場合の、このピストンのぎくしゃくした動きは、患者によって、不均一かつ迷惑な経験として感じられる。
さらに、信頼性のあるインターロックを生じるために具合よく協働する必要がある、このシリンジの多くの構造部材は、製造費用の増加に寄与する。
別の使い捨て注射シリンジは、英国特許出願番号2.256.146 Aから公知である。このシリンジは、ピストンロッドを有し、このピストンロッドは、単回使用接続によって、ピストンに接続される。この接続は、このシリンジが完全に排出された場合、またはこのシリンジを再使用しようとする試みがなされた場合に、破壊される。このピストンは、中空の空間を有するように設計され、この空間は、使用後に針がシリンジの端部から取り外された場合に、この針を受容し、そして収容するためのものである。
この種類のシリンジは、ピストンロッドが針を囲んで隠すためにこの針の先端を覆って設置されるべきである場合に、このシリンジ自体を刺すことの高い危険性を提示する。
欧州特許出願EP 0824 924 A1は、針のニードルハブの内部設置のための針ホルダを備える、使い捨てシリンジを開示する。ピストン上の鏃様の保持ロッドが、相補的な形状にされた鏃様の保持穴内に、強制的にぴったり合うように係合され、注射行程の方向で、この穴とインターロックされる。この針は、このホルダの内側に位置するので、ホルダと針との両方が、注射手順の終了後、安全性の理由により、シリンジチャンバに引き込まれる。
しかし、この公知の使い捨てシリンジは、いくつかの欠点を有する。1つには、この針ホルダは、針の予備的な設置の間に、ハウジングの内側に押し込まれ得、これによって、このホルダとこのシリンジの出口オリフィスとの間での漏出を生じ、そしてこのシリンジを役に立たなくする。さらに、ロッドと穴とのインターロックは、滑らかではなく、そしてやむを得ず、患者によって感じられる。
米国特許第6,066,115号は、EP 0 824 924に記載された設計と実質的に類似の設計の、別の使い捨てシリンジを記載する。これらの公知のシリンジの両方が、係合部品の間の連結を得るために、比較的大きい圧縮力を必要とする。
先行技術のシリンジの欠点は、本発明に従って、改善される。本発明において、第一の局面は、冒頭の段落に記載された種類の使い捨てシリンジを提供することである。このシリンジは、単純な構造を有し、操作が容易であり、製造が安価であり、そして再使用され得ない。
本発明の第二の局面は、従来公知である針によってよりも低い、使用者が針によって負傷する危険性を有する、冒頭の段落に記載された種類の使い捨てシリンジを提供することである。
本発明の第三の局面は、苦痛のない注射を可能にする、冒頭の段落に記載された種類の使い捨てシリンジを提供することである。
本発明の第四の局面は、針がシリンジに設置される場合に、この注射器を偶然役に立たなくする危険性が排除された、使い捨てシリンジシステムを提供することである。
このことが達成される、新規かつ独特の特徴は、メス連結部分が、連結リングを備え、そしてオス連結部分が、この連結リングとインターロックするための連結かえしを備えるという事実である。
上記のように、上記連結器は、2つの連結部分を備え、1つの部分は、ピストンに取り付けられ、そして他方の部分は、注射針に取り付けられる。注射行程の少なくとも一部分の間に、これらの連結部分は、互いから次第に間隔を空け、これによって、滑らかな注射を可能にする。このピストンは、注射行程の主要な部分の間に、妨害に会わず、そして結果的に、注射のこの部分は、従来の様式でなされ得る。連結部分の係合は、これらの連結部分のうちの一方がオス連結部分であり、そして他方の連結部分がメス連結部分である場合に、特に容易に行われる。このオス連結部分は、好ましくは、ピストン上に提供され得、そしてこのメス連結部分は、注射針に取り付けられ得るが、逆の配置もまた、本発明の範囲内である。
注射行程の間、これらの連結部分は、互いに近付き、そしてこの行程の終了時に、これらの2つの連結部分は、互いに係合する。
オス連結部分の連結かえしは、このピストンに対する圧縮力によって、メス連結部分の連結リングの開口部を通して滑らかに押され、その結果、この注射行程の残りの部分は、不連続性なしで、そして顕著な妨害なしで、行われる。これらの連結部分の係合を可能にする目的で、このピストンに、過剰な圧縮力が付与される必要がない。その結果、係合の際に、注射ゾーンに対していかなる衝撃も与えられない。
メス連結部分の、好ましくは注射針への取り付けは、このメス連結器が取り付けソケットをさらに備える場合に、有利に容易にされる。これらの2つの連結部分の係合の間、このソケットをこの連結リングから遠ざけ、そしてオス連結器の連結かえしのための十分な空間を提供するために、リンクが、このソケットとこの連結リングとの間に、有利に提供され得る。
本発明による連結かえしについての好ましい実施形態において、このかえしは、頭部を有し得るか、またはきのこ型であり得る。かえしに対する適切な設計は、連結リングに面する外側セクションを備える連結ピンであり、この外側セクションは、この連結リングの開口部内に少なくともおよそフィットするような寸法にされる。このかえしは、好ましくは、ピストンに面する内側セクション、およびこれらの2つのセクションによって規定されるショルダーをさらに備え得、この内側セクションは、この外側セクションより小さい直径を有する。
この連結ピンの先端は、多少尖っているか、またはテーパ状であり、この先端の、メス連結リングの開口部を通しての導入を可能にし得る。オス連結かえしの内側セクションの直径は、外側セクションの直径より小さくなるように選択されるので、注射行程の最終段階の間に、オス連結器とメス連結器との間で、摩擦力は生じないか、または有意でない摩擦力が生じる。
本発明による連結リングの好ましい実施形態において、この連結リングは、このリングのソケットに面する側において、突出部を有し得、この突出部は、この連結リングと連結かえしとの間のインターロック位置において、ショルダーと係合するためのものである。
この突出部は、この連結リングから、このリンクの反対側に突出し、そして有利には、メス連結リングの開口部を通るオス連結部分の外側セクションの滑らかな通過を可能にするための、ガイド面として働き得る。
このリンクおよびこのメス連結器の突出部は、この連結ピンの外側セクションの直径におよそ対応する距離で、互いにほぼ平行に配置され、その結果、十分な間隔が、このピンのために提供され、そして克服される必要がある過度の力(例えば、摩擦力)が存在しないことが、好ましくあり得る。
このピストンの引き抜きの際に、これらの2つの連結部分は、かぎホックの様式で、一緒にしっかりとロックされる。これらの突出部およびショルダーは、これらの連結部分の間のインターロック関係が脱係合することが不可能であることを確実にする。
患者が使用するために特に快適である、本発明による実施形態において、メス連結器のうちの少なくとも1つの部分は、ポリマーから作製され、そして好ましくは、このメス連結器の全体が、ポリマーから製造される。このようなポリマーは、好ましくは、記憶を有し、そして係合段階の間、このメス連結器の形状を維持するために、そして同時に、リンクにおける、特に、この連結リングの吊下点における変形を許容するために、十分に剛性であるように選択される。
この連結リングは、好ましくは、リンクから鈍角で突出して配置され得、これによってまた、連結ピンと鈍角を形成する。
この連結かえしの外側セクションが、この連結リングの開口部を通って入る間に、この連結リングとこの連結ピンとの間の角度の大きさは、この連結かえしの外側セクションがこの開口部を通貨し、そしてこの内側セクションが自由に動くことが可能になり、同時に注射行程を終了させるまで、90°以下まで次第に減少される。
このピストンが、注射の間、前方に押される場合、このオス連結部分の、このメス連結部分内への弾性的な受容は、非常に可撓性な様式で行われ、この様式は、注射ゾーンにおける、これらの連結部分の間の衝突の不快かつ迷惑な感覚を実質的に排除する。このことはまた、従来の使い捨てシリンジを使用する場合のこの感覚に馴染み深いシリンジ使用者の間での、嫌悪を排除する。最小の衝撃負荷のみが、注射針および注射ゾーンに伝達される。その結果、角度をつけて配置された連結リングはまた、連結部分の連結の間、調節器またはダンパーとして働く。
本発明によるもっとも好ましい実施形態において、このピストンは、このオス連結部分に取り付けられ、そしてこの注射針は、このメス連結部分に取り付けられる。
好ましくは、針ニードルハブは、第二の端部の開口部を閉じるために、このシリンダーの第二の端部に設置するために提供され得る。この注射針は、冒頭の段落によれば、このニードルハブ内にスライド可能に収容され、その結果、この針は、ピストンロッドを使用して、このシリンジシリンダー内に引き込まれ得る。
この連結リングの鈍角は、引き込まれた注射針を、このシリンダーの内側で強制的に鈍角にし、その結果、この針先端は、このシリンダーの第二の端部の開口部を通して、強制的に戻され得ない。
好ましくは、この角度は、この針がこのシリンダー内に引き込まれる場合に、この針がこのシリンダーの側壁または内側端部に接触するような寸法にされる。
上記シリンジは、ピストンとピストンロッドとの間の接続がさらに破断ゾーンを有する場合に、完全に使用不能にされ得、その結果、そのピストンロッドは、破壊され得て廃棄され得る。
上記使い捨て注射シリンジの代替的実施形態において、メス連結部分は、注射針の取り付けのためのソケット部分と、接続リングを備えたリンクと、このリンクとソケット部分との間に挿入された第二部分とからなる。
上記第二部分は、自由端面を備えた少なくとも1つの可撓性レッグを有し得、このレッグは、架橋部材を介して、上記リンクへと結合する。上記ニードルハブは、上記第二部分における上記端面の当接および/または係合のための座を規定するための、下部突出縁部を備えた内部環状突出部を有利にも有し得、その結果、上記メス連結部分は、圧力が針に適用された場合、例えば、皮膚に貫入した場合に、針の上に位置したままである。レッグおよび架橋部材は、針とメス連結器とがシリンジのシリンダー中に引き込まれて再使用が妨げられた場合に、座から第二部分を脱係合することを可能にするために単純な様式で可撓性であることが、好ましい。
この引き込みは、ニードルハブの空洞内部にある内側突出部が中空部分の境界を決めた場合に、さらに促進される。この中空部分は、オス連結部分の方向においてわずかにテーパ状である。このテーパ状部分の上側縁部は、針およびメス連結部分が接続部品へと押し戻されるのを防ぐ、停止面を構成する。
本発明は、以下においてより詳細に説明される。これによって、さらなる有利な特徴および技術的効果が提供され、そして図面を参照して例示的な実施形態が記載される。
流体を、例えば、個体(示されない)中に注射するための使い捨てシリンジ1は、管状シリンダー2(断面にて観察される)、ピストン3、オス連結部5を備えたピストンロッド4、注射針6、ニードルハブ7、およびメス連結部8から構成される。
ピストンロッド4は、端部11とは反対側の自由端部10においてフィンガーハンドル9を有する。この端部11は、オス連結部5を備える。ピストンロッド4は、端部11に対してテーパ状となっている、合計4つのレッグ12a、12b、12c、12d(この図において3つだけ観察される)を備える。ピストンロッド4は、第一フランジ13および第二フランジ14をそれぞれ介して、ピストンロッド4の端部11においてピストン3を取り付けるために、オス連結部5の中へと延びる。この連結部5は、連結かえし5である。オス連結かえしは、第二フランジ14から突出する。第一フランジ13は、破断ゾーン15を介してピストンロッド4に接続される。
ピストン3は、例えば、シリンダー2の開口部の直径とほぼ対応する外径を有する、ラバーガスケットまたは1つ以上のOリングであり、シリンダー2の内側でのピストン3の液密移動を提供する。ピストン3は、管状シリンダー2の内側でのピストン3の移動を促進するために、例えば、シリコーンコーティングを備え得る。ピストン3は、示される例においては、貫通孔16およびピストンロッド4のフランジ13および14を受容するための内部溝(示されず)を有するが、ピストンロッドにおいてピストンが堅く固定された状態を維持するための他の取り付け手段(例えば、保持スパイクまたはネジ山)は、本発明の範囲内にある。オス連結かえし5が、ピストン3から一定距離突出する。
管状シリンダー2は、第一端部18において開放開口部17を備え、反対側の第二端部20において取り付け開口部19を備える、従来のシリンダーであり、この取り付け開口部19は、注射針ハブ7のための接続片19である。第一端部18は、さらに、注射の間に指を支持するための保持フランジ18’を有する。
ニードルハブ7は、以下においてさらに詳細に記載されるように、注射針が滑動可能に取り付けられる貫通孔21を有する。
図2において最も良く観察されるように、メス連結部8は、ソケット22、連結リング23、および連結リング23とソケット22との間に挿入されている、ソケット22から連結リング23を離すためのリンク25から構成され、その結果、オス連結かえし5のために充分な空間が提供される。ソケット22は、軸方向中心貫通孔26を有し、この穴において、注射針6が、解放不能に固定され、シリンジ1を使用不能にする間に注射針6とメス連結部8との同時取り外しを可能にする。ソケット22は、図7aに関連してさらに記載されるように、ニードルハブ7の内側にある相補的手段と一時的に係合するための溝22’をさらに有する。
連結リング23は、中心穴27を有する。連結リングは、ソケット22の反対側に、リンク25のテーパ状端部28から鈍角αで突出する。リンク25に向かって反対向きかつ実質的に平行であるか、またはわずかに傾いて、メス連結リング23は、突出部29を有する。突出部29は、一部には、注射行程の間に連結リング23の中心穴27を通ってオス連結かえし5の外側部分31をガイドするためのものであり、一部には、以下においてさらに詳細に記載されるように、シリンジ1を使用不能にする間に、図3において示されるオス連結かえし5の外側部分31と内側部分32との間にショルダー30を掴むためのものである。
オス連結かえし5の外側部分31は、図3において示されるような矢印の方向にこのかえし5の移動をさらに補助し、それによって、連結リング23の中心穴27を通る表面摩擦抵抗のない滑らかな通過を提供するために、実質的にミサイル形状である。
以下の図4〜図9は、本発明に従うシリンジ1のさらなる使用とその後の使用不能状態という連続段階を示す。
図4は、注射用に準備された本発明に従う充填されたシリンジ1の初期使用段階を部分的に断面にて示す。
充填は、メス連結部8およびニードルハブ7を備えた、従来の注射針または特に適合された針6のいずれかを使用することによって、当業者にとって公知である従来様式で起こる。あらゆる気泡または望ましくない空気含有物が、従来の慣用的様式で充填した後に排気することによって排気される。この従来の慣用的様式では、連結部5、8の係合は、本発明に従う針成分6、7、8が使用される場合に、容易に回避される。なぜなら、連結部5、8は、注射行程の少なくとも一部の間では、互いに空間を空けているからである。排気は、シリンジ1が、例えば、医薬で満ちており、空気を含まない(すなわち、注射する準備ができている)ようになるまで、継続される。
図4の断片図4aにおいて最も良く観察されるように、メス連結部8のソケット22は、ニードルハブ7の実質的にV字形状の空洞中にはめ込まれ、注射縁部34の反対側にある注射針6の端部33は、ソケット22の軸方向中心貫通孔26に堅く取り付けられる。メス連結部8は、針6を保持するニードルハブ7が連結片19に取り付けられた場合にシリンダー2の接続片19の内側に収容される寸法である。これらの寸法の結果として、連結片19は、メス連結部8全体(リンク25および連結リング23を含む)を囲むことが可能である。
ニードルハブの内径全体よりも小さい直径である狭い空洞または凹部35が、ニードルハブ7の底部空洞において規定される。凹部35は、突き出し部35’の境界を画定する。連結片19に取り付けられた場合、凹部35の胸部35’は、連結片19のオリフィス24の縁部24’に面して当接する。それによって、ソケット22が、充填および注射の間に、連結片19のオリフィスの内側に堅く取り付けられる。図4aにおいて示される好ましい実施形態において、ソケット22は、凹部35から、小距離(例えば、ソケット22の軸方向全長の1/4〜1/2)突出する。
フィンガーハンドル9に対する圧縮力によって、オス連結かえし5を備えたピストン3は、図5の中途注射段階において最も良く観察されるように、シリンダー2から医薬を外に排出するために、矢印の方向に力を加えられる。
図6は、オス連結部5およびメス連結部8と係合するがインターロックはしない端部位置にある、現在完全に空であるシリンジ1と、シリンダー2の底部に静止しているピストン3を示す。この端部位置にあるシリンジ1の詳細は、図6aの拡大図において最も良く観察される。
オス連結かえし5の外側部分31は、いかなる障害物も通過させることもなく、突出部29によって、メス連結リング23の中心開口部27を通って部分的に案内される。この案内は、連結かえし5の前端部がソケット22と接触して、さらに前方に向かって発射動作することが不可能になるまでである。連結片19の内側にある充分な空間と、メス連結8の可撓性(特に、連結リング23の可撓性)とによって、連結かえし5を、連結リング23に自由に通すことが可能になる。これは、ピストン3がシリンジ1の底部にある端部位置に達するまでであり、この場合、シリンジは空であり、オス連結部およびメス連結部は、完全に係合しており、そして両方とも、ニードルハブ7によって囲まれた連結片19の内側に位置する。
連結部5、8の係合の間に、突出部29は、オス連結かえし5が連結リング23の中心穴27を通過するのを可能にする。必要な場合には、オス連結かえし5の外側部分31は、突出部29に対してわずかな圧力を発揮し、その結果、突出部29は、降伏し、それによって、滑らかな様式で連結リングの開口部へと上記外側部分が通過することが可能になる。通過後、この突出部29は、その出発位置に戻る。この出発位置において、突出部29は、メス連結リング23の開口部の直径を狭くし得る。図面において示される実施形態において、突出部29は、連結リング23の開口部に少しだけ突出して、連結かえし5が係合後に連結リング23から抜けることができないようにしている。内側部分32は、自由に移動し、連結リング23の開口部の内側および中に制限されない。
この注射器を使用不能にすることは、注射が完了した直後に開始されることが好ましい。
図7において、ピストンは、使用不能化段階の間の引っ込め始めの状態で示される。このピストン3は、シリンダー2内部にわずかな距離だけ引っ込められる。引っ込めは、例えば、手動で、ピストンロッド4のフィンガーハンドル9を用いて矢印の方向に、ソケット22の溝22’と、ニードルハブ7の空洞の凹部35内部にあるビード36との連結を最初に外すことで生じる。溝22’とビード36との係合は、接続部品19に針6を取り付ける間に、凹部35におけるソケット22の安定なかつ耐漏出位置であるように働く。この溝およびビードの配置は、任意である。
図7aの拡大図において最もよく認められるように、ショルダー30は、ピストン3をさらに引っ込め、そして図4および図9において認められる最初の位置に戻す間に、連結リング23とインターロックする。この突出部29および/またはショルダー30は、連結リング23をとらえて、この連結リング23とインターロックし、その結果、この連結部分5、8は、ピストンロッド4をシリンダー2からさらに引っ込める間に、一緒に締められる。
注射針6は、メス連結器8のソケット22の軸方向中心の貫通孔26において突き出ており、ニードルハブ7の貫通孔21をスライドさせることによって、シリンダー2内に後方へ同時に引っ張られる。注射針6をシリンダー2の中へ完全に引っ張った後、注射針は、図8に認められるように配置される。このニードルハブ7は、接続部品19のオリフィス24を綴じるために残されたままであるが、この段階は任意である。
リンク25に対する連結リング23の鈍角αは、リンク25に対する連結リング23の柔軟性および弾性懸架と組み合わせられて、注射針6をシリンダー2内部で強制的に斜め位置にする。この角度αは、針が接続部品19のオリフィス24から出て逆戻りしないようにし、それによって、シリンジ1を完全に使用不能にする。さらに、針エッジ34近くで指を使うことが、使用不能化段階に必要とされず、それにより、注射を行う人が穿刺してしまう危険性を排除する。
最後のさらなる使用不能化段階は、図9において認められる。ピストンロッド4をシリンダー2から完全に引き抜いた後、このピストンロッド4は、破断ゾーン15においてピストン3から接続が絶たれる。このピストンロッド4は廃棄され、シリンジ1のさらなる操作は、不可能になる。
いくつかの適用、特に小容積のシリンジについて、突出部29は、重要でない。しかし、任意ではあるものの、本発明に従うシリンジの大部分において突出部29を含めることは好ましい。この突出部は、注射針6をシリンダーの中に引っ込める間に、その連結部分5、8の間のインターロック関係を最適に固定するように働く。
本発明に従う第二の実施形態において、この使い捨てシリンジ1は、改変ニードルハブと一緒に、メス連結部分の第二の実施形態37を利用する。この第二の実施形態は、図1〜9において示されるメス連結器とハブの改変であり、同様の部品に関して、同じ参照番号が使用される。
図10に示されるように、メス連結器の第二の実施形態は、改変ソケット38を有し、この改変ソケットは、貫通ボア39を備える円筒ソケット部分38および第二の部分40からなる。この貫通ボア内で針6は、シリンジのシリンダー2への流体連絡を確立するためにしっかりと取り付けられ、第二の部分40は、針6の反対側でソケット部分38から延びる。この第二の部分40は、図1〜9に示されるものと類似の様式で、細長リンク25へと延びる。
この第二の部分40は、2つの対向して面する分岐レッグ41、42からなり、これらは、それぞれ、自由端面43、44をそれぞれ結合する。これは、橋かけ部50を介して、リンク25へとさらに結合される。
シリンジの空段階において、および注射の間に、自由端面43,44は、図11の部分的断面において最もよく認められるように、改変ニードルハブ46内部の環状座45に対して隣接する。注射行程方向とは反対の方向に針6に付与される圧迫力は、例えば、針の尖端が注射手順において皮膚を穿通する場合、分岐レッグ41、42の端面43、44を、座45に係合するようにさせ、その結果メス連結部分10は、外れることができず、シリンジのシリンダー2の内部に押し込まれないようになる。
図11aにおいて最もよく認められるように、改変ニードルハブ46は、内側環状突出部47を有し、この内側環状突出部は、ハブ46の空洞内の中空セクション49の境界を定め、この内側環状突出部は、オス連結部分5の方向にわずかにテーパ状である。この環状突出部47の下側突出エッジは、座45を規定する。
図12の矢印によって例示されるように、レッグ41、42は、針が、シリンジのシリンダー2に引っ込められるときに互いに対して集まるように力がかけられる。引き込み力は、第一の実施形態について記載され、図13に示されるのと同じ様式で、端面43、44が、環状座45と針6を外して、メス連結器が、シリンジのシリンダー2の中に完全に引っ込められるようにする。
レッグ41、42には、それぞれの溝48a、48bが設けられ、これらの溝は、円筒ソケット部分40に隣接して、レッグ41、42の傾きを強めて、その傾きを集め、第二の部分を延ばす。注射行程の反対の方向に、メス連結部分37に力がかけられた場合に、この溝によって、レッグが互いに向かって屈曲しやすくなる。
テーパ状セクション49の上側エッジ51は、針6およびメス連結部分37が、一旦引っ込められた後に、接続部品の中へと押されて逆戻りできない停止面を構成する。
医療指示および必須の基準(mandatory standard)は、シリンジに取り付けられた針が、シリンダーの中へ押し込まれずに、40ニュートンの力に耐えることができなければならないことを要求する。第二の実施形態を適切な寸法にすることによって、この要件を満たす使い捨てシリンジを達成することが可能である。この実施形態のさらなる利点は、ユーザーが針、オス連結部分および連結されたメス連結部分を引っ込めるときに、わずか5ニュートンの力しか、このメス連結部分を、座から外すために要せず、針を、ハウジングの中に引っ込めることが可能であることである。
シリンジに対するしっかりとした握りを提供するために、端部フランジ52が、管状シリンダー2の第二端部20付近に設けられる。このことは、片手でフィンガーハンドル9を操作し、もう片方の手でシリンジの端部が滑らないように制御を安全に維持することを可能にする。
これらの図に示される端部フランジ52の拡がりは比較的小さいが、異なる要件に適合させるために、フランジに関して異なる大きさが明らかに選択され得る。
本発明によれば、シリンジの構成要素のいくつかの改変が、本発明の範囲内で可能である。例として、このメス連結部分およびニードルハブは、1つの単一ユニットとして成形され得る。
オス連結部分およびメス連結部分についての異なる実施形態(例えば、カギホックシステム)もまた、本発明の範囲内である。例として、外側セクションは、2つの可撓性レッグを有するV字型のフックとして設計され得る。これらのレッグは、メス連結部分に取り付けられた穴を通る間に互いに対して押し込まれる。通った後、これらのレッグは、ピストンを引っ込める間に連結リングをとらえるために拡がる。
このシリンジおよび連結部分は、任意の適切なポリマー(例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンまたはポリマーの混合物)によって製造され得る。この構成要素は、満足されるべき要件に依存して、同じポリマーで作られてもよいし、異なるポリマーで作られてもよい。
言うまでもなく、シリンジの全てのサイズは、本発明に従って製造され得る。
図1は、本発明に従う使い捨て注射シリンジの部分的に長手軸方向断面における分解図である。 図2は、本発明に従うメス連結部分の斜視図である。 図3は、本発明に従うオス連結部分の斜視図である。 図4は、注射用に充填および調製された、組み立てられた状態の図1において観察されるシリンジであり、シリンジのシリンダーおよびニードルハブは、例示目的のために横断して示されている。 図4aは、図4において示されるシリンジの出口端部の拡大図である。 図5は、注射行程に半分通っている、図4において観察されるシリンジである。 図6は、シリンジが空である注射行程の端部にある、図4において観察されるシリンジである。 図6aは、図6において示されるシリンジの出口端部の拡大図である。 図7は、ピストンの引き出し開始時である、図4において観察されるシリンジである。 図7aは、ピストンおよび注射針を引き出す間の、図7において観察されるシリンジの出口端部の拡大図である。 図8は、注射針が完全に引き込まれて角度が付いており、シリンジのシリンダーの内側に収容されている、図4において観察されるシリンジである。 図9は、ピストンロッドが壊れている、図8の位置において観察されるシリンジである。 図10は、本発明に従うメス連結部分の第二実施形態の斜視図である。 図11は、注射用に調製された組み立てられた状態にある、図10において示される本発明に従うメス連結部分の第二実施形態を使用するように改変された、シリンジの部分断面図である。 図11aは、改変型ニードルハブとメス連結部の第二実施形態との係合の拡大図である。 図12は、シリンジが空である注射行程の端部にある、改変型ニードルハブとメス連結部の第二実施形態との係合の拡大図である。 図13は、ピストンの引き出し開始時である、改変型ニードルハブとメス連結部の第二実施形態との係合の拡大図である。

Claims (12)

  1. 使い捨て注射シリンジ(1)であって:
    注射針(6)、
    第一端部(18)に開放開口部(17)を備える管状シリンダー(2)、
    該開放開口部(17)の反対側の、該管状シリンダー(2)の第二端部(20)の開口部に注射針(6)をスライド可能に適合させるための貫通孔(21)を備える端部部分(7)、
    該シリンダー(2)に往復可能に適合されるピストン(3)、
    ピストンロッド(4)であって、該ピストン(3)に取り付けられ、該シリンダー(2)へと、該シリンダー(2)の該開放開口部(17)を貫通して延びる、ピストンロッド(4)、
    該注射ピストン押し行程の少なくとも逆方向において、該ピストン(3)と該注射針(6)とをインターロックするための連結器(5、8)、
    を備え、
    該連結器(5、8)は、2つの連結部分をさらに備え、該2つの連結部分は、オス連結部分(5)およびメス連結部分(8)であり、該オス連結部分(5)は、該ピストン(3)に取り付けられ、該メス連結部分(8)は、該注射針(6)に取り付けられ、あるいは、互いに逆に取り付けられていてもよく、該連結部分(5、8)は、該注射押し行程の少なくとも一部分の間に、互いに間隔を空けられており、
    該メス連結部分(8)は、連結リング(23)を備え、
    該オス連結部分(5)は、該連結リング(23)とインターロックするための連結かえし(5)を備え、
    該使い捨て注射シリンジは、
    該メス連結部分(8)が、さらに以下:
    該注射針(6)の取り付けのためのソケット(22)、および
    該ソケット(22)を該連結リング(23)から隔てるための、該ソケット(22)と該連結リング(23)との間のリンク(25)、
    を備えることで特徴づけられる、
    使い捨て注射シリンジ。
  2. 請求項1に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、以下:
    第二部分(40)は、前記リンク(25)と前記ソケット(27)との間に挿入され、
    該第二部分(40)は、自由端面(43、44)を有する少なくとも1つの可撓性レッグ(41、42)を有し、該自由端面(43、44)は、前記リンク(25)に橋かけ部材(50)を介して結合し、
    下側突出エッジを備える内側環状突出部(47)を有するニードルハブ(46)であって、該下側突出エッジは、前記端面(43、44)の隣接および/または係合のための座(45)を規定する、
    ことで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  3. 請求項2に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記内側突出部(47)が、前記ニードルハブ(46)の空洞内に中空セクション(49)の境界を定め、該内側突出部(47)は、前記オス連結部分(5)の方向にテーパ状であることで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記連結かえし(5)が、以下:
    前記連結リング(23)に面する外側セクション(31)であって、ここで該外側セクション(31)は、該連結リング(23)の開口部(27)に少なくとも近接してフィットする、外側セクション(31)、
    前記ピストン(3)に面する内側セクション(32)であって、該内側セクション(32)は、該外側セクション(31)よりも小さい直径を有する、内側セクション(32)、ならびに
    該2つのセクション(31、32)により規定されるショルダー(30)、
    を備える連結ピン(5)であることで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  5. 請求項4に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、以下:
    前記連結リング(23)は、前記ソケット(22)に面している該連結リング(23)の側面に突出部(29)を有し、
    該突出部(29)は、該連結リング(23)と前記連結ピン(5)との間の前記インターロック位置において前記ショルダー(30)と係合する、
    ことで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  6. 請求項5に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、以下:
    前記突出部(29)が、前記リンク(25)の反対側で前記連結リング(23)から突出しており、
    該リンク(25)と該突出部(29)との間の距離が、前記連結ピン(5)の外側セクション(31)の直径に概ね対応する、
    ことで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記連結リング(23)が前記連結ピン(5)と鈍角αを形成することで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  8. 請求項4〜7のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記連結ピン(5)の外側セクション(31)が、該ピン(5)の先端に近くなってテーパ状である、使い捨て注射シリンジ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記ピストン(3)が前記オス連結部分(5)に取り付けられ、前記注射針(6)が、前記メス連結部分(8)に取り付けられることで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、ニードルハブ(7)は、前記シリンダー(2)の第二端部(20)の上に取り付けるために、かつ該第二端部(20)のオリフィスを閉鎖するために働くことで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記メス連結部分(8)の前記リンク(25)、前記ソケット(22)または前記連結リング(23)のうちの少なくとも1つが、ポリマーから作られていることで特徴づけられる、使い捨て注射シリンジ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の使い捨て注射シリンジ(1)であって、該使い捨て注射シリンジ(1)は、前記ピストン(3)と前記ピストンロッド(4)との間の連結部は、破断ゾーン(15)を有することで特徴付けられる、使い捨て注射シリンジ。
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