JP2006524111A - 固定し引き出す技術により穿刺部位を閉塞するシステム - Google Patents

固定し引き出す技術により穿刺部位を閉塞するシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、遠位端、近位端、内径、及び遠位端から近位端に延びる管腔を有するカニューレと、前記遠位端の近傍に位置する血流口と、頂部、スライド可能にカニューレの管腔に収容される底部、及び頂部から底部に延びる管腔を有する押し込み器と、頂部近傍に位置する血流出口と、カニューレの管腔内の遠位端に位置する第1端部及び血流口の下方に位置する第2端部を有するガーゼとを備える、血管の穿刺部位の止血を促進する方法及び装置を提供する。

Description

本発明は、穿刺部位の止血促進する方法に関する。さらに詳細には、固定し引き出す技術(pin and pulling technique)を使って血管の穿刺部位に止血促進材料を供給することにより穿刺部位の止血を促進する方法に関する。
多くの診断上及び介入的処置では、器具が静脈や動脈へ経皮導入される。例えば、冠動脈血管形成術、血管造影、アテローム切除術、動脈のステント術、及び他の多くの手術において、大腿動脈又は他の血管にあるカテーテルを介して脈管構造に近接することがしばしば行われる。処置が完了し、カテーテルや他の器具が取り除かれると、穿刺された動脈からの出血を抑制しなければならない。
従来技術では、血管の穿刺傷から出血するのを防ぐために皮膚の挿入部位に外部圧力が加えられる。穿刺部位が止血するまで、圧力は継続して加えられる。いくつかの例では、一時間又はそれ以上の間圧力が加えられ、この間患者は不快な状態で拘束される。加えて、十分な凝固により止血となるまで皮下では血管からの出血が続くので、血腫の危険がある。さらに、血管の穿刺部位を閉じるための外部圧力は、血管が皮膚表面に近いときにもっとも有効に機能するが、厚い皮下脂肪組織を有する患者は血管の穿刺部位から皮膚の表面まで相当な距離があるので避けた方が良いかもしれない。
いくつかの従来技術においては、外部圧力をかける上述の従来例の不都合を解決することを試みている。例えば、穿孔を塞ぐために、血管の血流中、血管壁、又は血管壁の穿刺部位の隣接位置に止血剤を適用する装置がある。しかしながら、執刀医にとって穿孔を塞ぐための器具が適切に配置されたかの唯一の指標は手の感覚だけである。他の従来技術は、血管の穿刺部位を見つけるために別装置が必要であり、その後、止血剤を放出する第2の装置の挿入のためにこの装置は取り外されなければならない。さらには、血管壁の穿刺部位を見つけるために、血管壁に寄せて配置されるフットプレートや、アンカーを有する閉塞装置のような他の装置に結合し、血管の穿刺部位に配置される血流口を用いる他の従来技術もある。しかしながら、これらの従来技術においては、執刀医が血管の穿孔を塞ぐために糸及び/又は針を使用する必要がある。さらに、皮膚表面に外部圧力を加えることが必要な従来技術もある。
このように、血管の穿孔を塞ぐためのより効果的でより簡便な装置や方法への要求がまだ存在する。一つの器具のみを用いて止血を促進するとともに正確に血管壁の穿孔を見つけだす装置や方法への要求がある。さらには、一つの流路を用いて、生体外で止血剤の導入し、より正確に血管壁の穿刺部位を見つけだし、そして止血剤を血管の穿刺部位に導く方法及び装置への要求がある。さらには、執刀医の所望する、または執刀医が患者に最も適していると考える種々の位置に止血剤を正確に導くことができる装置や方法への要求がある。
本発明は、遠位端、近位端、内径、及び遠位端から近位端に延びる管腔を有するカニューレと、前記遠位端の近傍に位置する血流口(bleed back port)と、頂部、スライド可能にカニューレの管腔に収容される底部、及び頂部から底部に延びる管腔を有する押し込み器と、頂部近傍に位置する血流出口(bleed back exit port)と、カニューレの管腔内の遠位端に位置する第1端部及び血流口の下方に位置する第2端部を有するガーゼ(pledget)とを備える、血管の穿刺部位の止血を促進する方法及び装置を提供する。
関連出願への相互参照
本出願は、1.出願日が2000年7月11日、名称が「吸収性スポンジによって血管の穿刺部位の止血を促進するシステムおよび方法」、発明者がアンドリュー・エイチ・クラッグ、ロドニーブレンネマン、及びマークアシュビーである、1998年3月1日に出願された米国特許第6,162,192号の分割出願である係属中の米国出願第09/613,439号、及び2.出願日が2002年3月25日、名称が「血管穿刺部位の経皮シーリングのための装置及び方法」、発明者がアンドリュー・エイチ・クラッグ、ロドニーブレンネマン、及びリチャード・グレフであり、発明者がアンドリュー・エイチ・クラッグ及びロドニーブレンネマンである1995年9月15日に出願された米国特許第5,645,566号の一部継続出願である1997年7月7日に出願された米国特許第6,071,300号の分割出願である1999年8月2日に出願された米国特許第6,371,97号の分割出願である係属中の米国出願第10/107,539号の一部継続出願であり、これらの出願に基づき米国特許法120条による優先権の利益を主張し、またこれらの内容の全体は参照することによってここに組み込まれる。
添付の図面は、本明細書に組み込まれその一部をなし、本発明の実施形態を一つ以上図示し、詳細な説明とともに、本発明の原理や実施形態を説明するために寄与する。
本発明の実施形態は、固定し引き出す技術を用いる穿刺部位閉塞システムの記述に記載される。当業者であれば、下記の本発明の詳細な説明は例示にすぎず、限定を意図するものでないことは理解できるであろう。当業者であれば、本開示を利用して他の実施形態を容易に想起できるであろう。関連付けを詳細に行い、添付の図面のように本発明を実施できるようにする。図面及び以下の詳細な説明において、同一又は同様の部材を言及する際には同一の参照符号を用いる。
簡明のため、実現させるために当然の特徴について、全てを記述し示すことは行わない。もちろん、実施ための開発において、適用上及び事業上の制約に準拠させるなどの開発者固有の目標を達成するために、実施上固有の多くの決定がなされる必要があることは評価されるだろう。かかる目標は実施毎、及び開発者毎異なるであろう。さらには、このような開発の努力は、手間がかかり、時間を要するため評価されるであろうが、本開示を利用できる当業者にとっては技術上の通常の仕事であろう。
図1では、本発明の実施形態として、血管の穿刺部位の止血を促進するために血管の管腔内にある装置を示す。装置100は、遠位端106、近位端104、内径108、及び遠位端106から近位端104に延びる管腔110を有する送出用カニューレ102を備える。カニューレ102は、血管の管腔から流れ出る血流を検出するために、遠位端106近くに位置する血流口112を有する。本発明は、止血剤とブリードバックシステムの両方の作用を共存させることができる。両作用は競合したり損なわれたりすることがなく、使用者は、一つの流路によって、ブリードバックの視覚的な指標を利用して血管の穿刺部位を特定し、かつ血管の穿刺部位に止血剤を配置することができる。
装置100は、頂部118、底部120、及び頂部118から底部120に延びる管腔を有する押し込み器116を備える。押し込み器の底部120は、押し込み器116がカニューレの管腔110内でスライドできるようにカニューレの管腔110内に配置される。押し込み器の底部120は、カニューレの内径108以下の直径を有する。押し込み器の底部120の直径は、1フレンチ(French)と同程度小さくてもよいが、好ましくは3フレンチより大きい方がよい。さらに、押し込み器の底部120は、以下に述べるように、ブリードバックの視覚的指標を最大にするために、カニューレの内径108と実質的に同じであることが好ましい。押し込み器の頂部119は、使用者が押し込み器116を定位置に保持するのを補助するために、また押し込み器116がカニューレの管腔110内を移動することを補助するために、一組のフィンガーレバー124a、124bを有する。しかしながら、押し込み器116を握ったり、保持したりするために他の手段を使用しうることは、当業者であれば理解するであろう。
押し込み器116は、頂部118付近に血流出口126を有する。血液は、血流口112から装置100内に流入し、押し込み器の管腔122を通って、矢印128に示すように血流出口126から流出する。図2は、血管の穿刺部位の止血を促進する本発明に係る装置の他の実施形態を図示する。本実施形態では、血流出口202がカニューレの近位端104付近にある。本実施形態では、血液は血流口112からカニューレの管腔110を通って、矢印204で示すように血流出口202から流出する。
血流口が血管の管腔114内に位置しているとき、血液は血流出口126から規則的に流れ出るであろう。しかしながら、血流口が血管の管腔外にあるとき(図示せず)、または血管壁内にあるとき、血液は血流出口126から規則的に流れ出ないであろう。血流出口126、202からの血液の流出という視覚的指標は、使用者が装置100を血管の穿刺部位128に配置させるための補助となる。
ブリードバックの視覚的効果を最大限とするために、出口ポート126、202から流れる血液が通る管腔110とプランジャーの管腔122の直径を最大とすることが好ましい。本発明は、カニューレ102を使用して管腔110の直径を最大とすることによりブリードバックの視覚的指標を正確なものとしている。さらに正確なものとするために、図1に示すように、押し込み器の管腔122は、カニューレの内径108と実質的に同一か、カニューレの内径108より0.5〜0.2フレンチ小さいことが好ましい。あるいは、図2に示すように、カニューレの管腔110の障害物が取り除かれ、押し込み器の底部120が血流出口202の上方に位置する構成が好ましい。
他の実施形態においては、図3A、3Bに示すように、押し込み器302はスタイレット(stylet)とディスク(disk)、または押し込み器312と同様のタイプであってもよい。これらの実施形態においては、血流出口304はカニューレの近位端104付近にある。押し込み器302は、ディスクもしくはピストン306、頂部308、及びディスク306から頂部308に延びる延伸部310を有する。図3A、3Bに示すように、スタイレットはディスクに接続され一部材で構成されていてもよいし、スタイレットとディスクがストリング314のような他の部材で接続されている構成でもよいし、又はスタイレットとディスクが接続されていない構成でもよい。ディスク306は、血流口112の下方でガーゼの第2端部133に近接するように配置されている。ディスク306の直径は、カニューレの内径108と実質的には同一であるが、カニューレの内径108より小さい。延伸部又はスタイレット310の直径は可能な限り小さい方が好ましい。このことにより、血流口112から血流出口304へ流れる血液が通るカニューレの管腔110内のスペースを最大とすることができる。さらに、スタイレットは、図3A、3Bに示すようなシャフト状(shaft)や、カニューレの管腔を二つ以上の管腔に分割するようなプレナム状(plenum)のような(図示せず)いずれの形状に構成されていてもよい。
装置100は、カニューレの管腔110内の遠位端106に圧縮されているガーゼ130を有する。ガーゼ130は、血流口112の下方に位置し、遠位のシール又はブリードバック循環の境界として機能する。ガーゼ130は生物適合性の物質からなり、好ましくはスポンジからなる。このスポンジは、非免疫原性で、生体内において、吸収性や分解性を示すもの、又は生体内で吸収されるもの、又は非吸収性のものであることが好ましい。非吸収性のガーゼは、ポリウレタンのような当該技術分野で良く知られているようなポリメリック発泡体を種々含むものであってもよく、吸収性スポンジは、ゼラチン、コラーゲン、酸化セルロース、PGA、及び他の同種の物質を含むものであってもよい。
ガーゼ130は、凝血剤や、トロンビン、フィブリノゲン(生体分子)、プロタミンなどの凝血を促進させる製剤、及びガーゼをマイナス又はプラスに荷電された状態とする塩化カルシウム、マグネシウム、塩化第2鉄、又は塩酸などの添加剤や、他の同種の添加剤を含む。凝血剤は、局所的に止血し、凝血カスケードを化学的に活性化させるために用いられる。凝血剤は、ゼラチン状構成要素の一部としてガーゼに含まれるていても、またはガーゼの表面を覆うように適用されていてもよい。
ガーゼ130は、急速な拡張を促進するように予め水を含ませておくか、または予め水を含ませるか否かにかかわらず湿潤剤を含ませておくようにしてもよい。ここでその全ての内容を参照によって包含するものとする1998年5月1日出願、発明の名称が「生検路の止血を促進するための装置及び方法」、発明者がアンドリュー・エイチ・クラッグ、ロドニーブレンネマン、及びマークアシュビーである米国特許第6,071,301号、及び1998年5月1日出願、発明の名称が「吸収性スポンジによって血管の穿刺の止血を促進するシステム及び方法」、発明者がアンドリュー・エイチ・クラッグ、ロドニーブレンネマン、及びマークアシュビーである米国特許第6,162,192号に開示されているような種々の方法で予め水を含ませてよい。湿潤剤については、ここでその全ての内容を参照によって含むものとする2002年2月4日出願、発明の名称が「湿潤剤を含む相互リンクされたゼラチン組成物」、発明者がリチャード・ジェイ・グレフで、共に係属中である米国出願第10/068,812号において詳細に記述されている。湿潤剤は、ゼラチン状構成要素の一部としてガーゼに含まていても、ガーゼの表面を覆うように用いられてもよい。
ガーゼ130の表面は、周囲組織又は動脈壁とガーゼとの間の保持力及び摩擦力を上昇させる表面の伸展性及び/又は接着性を上昇させるように生体接着性剤で覆われている。このことは、血管の管腔、動脈切開部位の血管壁、又は血管の穿刺部位に隣接する組織領域にガーゼがとどまることを確実とするであろう。生体接着性剤は、シアノアクリレート又はフィブリン由来の組成物のような接着性及び/又は結合性が長く持続する組織である。あるいは、生体接着性剤は、血液などの液体によって機能するようになる粘膜付着性であってもよい。合成の粘膜付着性剤として、ポリアクリル酸、及びメタクリル酸などのポリビニルカルボン酸からなるものがある。そのような酸の例としてカルボポール−974 NF (高性能ポリマー)、オハイオ州クリーブランドにあるノベオン、インク社から販売されているノベオン−AAIが挙げられる。さらに、ポリ(メチルビニルエーテル−アルト−メライック無水物)、カルボキシメチルセルロース(ナトリウム塩)、及びウィスコンシン州のミルウォーキーにあるアルドリッチケミカルカンパニー社によって販売されているキトサン(高分子量)のようなセルロース誘導体、多糖類を使用してもよい。生体接着性剤はゼラチン要素の一部としてガーゼに含まれていても、又ガーゼの表面を覆うように適用されていてもよい。
図4B〜4Eに示すように、ガーゼ130は、血管の管腔114内、動脈切開部位の血管壁に固定されるように、または血管壁に対して摩擦力及び/又は保持力を有するように第1端部132に固定手段を備える。または、固定手段は、展開されたガーゼがいかなる動きにも対抗できるように、ガーゼの第1端部132付近に配置され、かつガーゼの長手方向に沿って第2端部133を含むよう配置してもよい。図4Bに示すように、固定手段は一対の側部突出部400a、400bであってもよいし、より中心に位置する星形構造402であってもよいし、または図4G、4Hに示すように、溶解性遠位チップ412の外側表面にある保持用端部410や近接する段部413であってもよい。ガーゼ付近に配置される他のガーゼ固定手段としては、ガーゼが配置された後、ガーゼの近位の動きを防ぐために、図8Aに示す拡張可能なクリップ800、図8Bに示す近接したシャトルコック状の部材802、図8Cに示す拡張可能なパイナップル状の部材(pineapple)804、図8Dに示すトランポリン(tarampoleen)や傘のフレーム状の部材806、縦横に交差した表面、拡張可能な編み状、うね状、または突状などの他の固定手段であってもよい。これらの固定手段は、展開していない状態でカニューレの管腔内に保持され(図示せず)、そしてカニューレから展開され,固定手段は図8A〜8Dに示すように機能しうる状態となる。図4Cは展開していない状態のガーゼを示すもので、展開前、側部突出部400a、400bはカニューレの管腔110内の遠位端106に保持される。ガーゼ130が展開されると、側部突出部400a、400bは図4Dに示すように拡張する。側部突出部は、当技術分野でよく知られている種々のポリマーのような任意の生物学的適合性材料から構成される。側部突出部は、SST、ニチノール、チタン、又は他の生物学的適合性金属のような非吸収性材料で構成されていてもよい。また、突出部は、PGA、ゼラチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カーボワックス、及びゼラチン(特にブタの皮のゼラチン)のような吸収性ポリマーから構成されていてもよい。ポリ乳酸グリコール酸、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリプロリン、及びポリエチレン酸化物は適したポリマーである。
他の実施形態において、図4Fに示すようにガーゼの第1端部132がカニューレの遠位端106から部分的に拡張していてもよい。この場合、ガーゼの第1端部132はカニューレの外径404と等しい直径を有する。
さらに、ガーゼの第1端部132は第2端部133とは異なる特性を有していてもよい。例えば、第1端部132は、牽引性、粘着性、かたさ、溶解速度、トロンボシニシティ(thrombocinicity)、形、または他の同様の特性において第2端部133とは異なる特性を有していてよい。
図1に示すように、ガーゼ130は第1端部132と第2端部133を有し、第1端部132はカニューレの遠位端106に近接する。カニューレの遠位端106から血液が流出するのを防ぐために、ガーゼの第1端部132の直径は、カニューレ102の内径と実質的に同一であることが好ましい。第2端部133は血流口112の下方に位置する。ガーゼ130は血液のような液体に晒されたり、カニューレの管腔110から放出されたときに拡張する。
上述の実施形態は、ガイドワイヤ136、又は他の配置用装置とともに、又はこれらの装置を伴わないで使用することができる。ガイドワイヤ136とともに用いる場合は、ガーゼ130が長手方向Sの全体にわたって、ガイドワイヤ等を通すための軸状通路を有する(図示せず)。ガイドワイヤを用いない場合、本発明の装置は、動脈又は血管(図示せず)内に配置されている既存の工程上の覆い(sheath)内に配置されるであろう。しかしながら、工程上の覆いが利用される場合、装置100の適切な位置決めをするために、血流口112を工程上の覆いの遠位端より先に位置させる必要がある。
装置100を適切な位置に配置させるために、使用者は、血流出口126から最初の出血が観察されることを指標として、血流口112が血管の管腔114に入るまで装置100を組織領域の下方に挿入する。使用者はその後、血流出口126で出血が観察されなくなることを指標として、血流口112が血管壁134内に位置するまで血管の管腔114から引き出す。
図1に示すように、装置100が血管の穿刺部位128の適切な位置に配置されるた後、ガーゼ130は血管の穿刺部位128の止血を促進するため種々の位置に配置される。一つの位置としては、図4a、4bに示されるように血管の管腔内がある。他の位置としては、図5a、5bに示すように、血管壁や動脈切開部位500がある。さらに他の位置として、図6に示すように血管壁の隣接位置がある。
図4a、4bに示すように、ガーゼ30を血管の管腔114内に配置するためには、カニューレの遠位端106から血流口112までの距離である距離D(図1)が、ガーゼの長さである距離S以上となるようにする。さらに、距離Sは血流口112と押し込み器の底部120までの距離である距離Pより大きくなるようにする。押し込み器116が定位置又は固定位置にある状態で、カニューレ102を距離R引き、カニューレの近位端104が押し込み器の頂部118近傍にくるようにする。距離Rは、距離Dと距離Pとを足しあわせた距離以上とする。ガーゼの第1端部132は、おおよそS−Pの長さ分血管の管腔114内に配置される。
ガーゼ130をその第1端部132にある固定手段とともに用いる場合は、カニューレ102を距離R引き、または図7Dに示すようにカニューレ102が固定された状態で押し込み器116を距離R押し込んでもよい。距離Rは、以下のように表される。
Figure 2006524111
カニューレ102を距離R引いたとき、又は図7Dに示すように押し込み器116を距離R押し込んだとき、固定手段のみがカニューレの遠位端106を越えて露出するように距離Rは距離Dと距離Pの合計より小さい方がよい。この位置では、固定手段は血管の管腔704内にあり広がる。そして、カニューレ102と押し込み器116を、固定手段が血管壁134の内側に達するように同時に引き出し、血管の穿刺部位128に達するガーゼ130が止血を促進することを確実とする。
図5a、5bに示すように、血管壁内にガーゼ130を配置するためには、カニューレの遠位端106と血流口112の間の距離である距離D(図1)を、ガーゼ130の長さである距離S以上とする。さらに、距離Sを、血流口112と押し込み器の底部120との間の距離である距離Pと同じにする。押し込み器116が定位置又は固定位置にある状態で、カニューレ102を距離R引き、カニューレの近位端104が押し込み器118の付近にくるようにする。距離Rは、距離Dと距離Pを足しあわせた距離以上とする。
図7Dに示すように、ガーゼ130をその第1端部132の固定手段とともに用いる場合は、カニューレ102を距離R引き、又はカニューレ102を固定した状態で押し込み器116を距離R押し込んでもよい。ここでRは次のように記述される。
Figure 2006524111
カニューレ102を距離R引いたとき、又は押し込み器116を距離R押し込んだとき、固定手段のみがカニューレの遠位端106を越えて露出するように、距離Rは距離Dと距離Pを足しあわせた距離より小さい距離とする。この位置で、固定手段は血管の管腔704内に露出し、広がる。そして、カニューレ102と押し込み器116を、固定手段が血管壁134の内側に達するように同時に引き出し、血管の穿刺部位128に達するガーゼ130が止血を促進することを確実とする。
図6Aに示すように、ガーゼ130を血管の穿刺部位128に隣接して配置するためには、カニューレの遠位端106から血流口112の間の距離である距離Dを、ガーゼの長さである距離S以上とする。さらに、距離Sは、血流口112と押し込み器の底部120の間の距離である距離Pより小さい。押し込み器が定位置又は固定位置にある状態で、カニューレ102を距離R引き出すと、カニューレの近位端104が押し込み器の頂部118に隣接する位置にくる。距離Rは、距離Dと距離Pを足しあわせた距離以上とする。ガーゼの第1端部132のおおよそP−S分の長さが、血管の穿刺部位128外部に位置する。図6Bに示すように、先端部が横方向に延びている突出部600a、600bを有するガーゼもガーゼ130を血管の穿刺部位128に隣接して効果的に配置するために用いてもよい。
図2または図3に示す実施形態を用いる場合は、装置100が血管の穿刺部位128に正しく配置されると、ガーゼ130を展開する前に押し込み器の底部306は距離Pの位置に配置される。距離Pは、ガーゼ130が、血管の管腔内、血管壁内、又は血管の穿刺部位隣接位置いずれに配置されるかによって異なる。
図7A〜7Hは血管の穿刺部位の止血を促進する方法を図示する。図7Aに示すように、カニューレ700は、カニューレの遠位端708に血流口706を有し、また血流口706の下方に配置されたガーゼ710を有する。カニューレ700及び押し込み器702を、血流口706が血管の管腔704内に位置するまで血管の管腔704内に向けて押し込む。この位置では、血液は血流口706内から押し込み器の管腔712を通って、矢印724で示すように血流出口714から流れ出る。血流口706が血管の管腔704内に位置しているときは、血液が血流出口714より安定して流れ出る。しかしながら、血管の管腔の外部または血管壁内に位置する場合については、図7Bを用いて後述するように、血液は血流出口714から安定して流れ出ない。血流出口714から流れ出るこのような血流の視覚的指標は、使用者が装置716を血管の穿刺部位718に配置する補助となる。
装置はガイドワイヤ722、又は他の配置用装置とともに、又はこれらの装置を伴わないで使用することができる。ガイドワイヤ722とともに使用する場合、ガーゼ710は、ガイドワイヤ等を通すための軸状の通路を有する(図示せず)。ガイドワイヤなしで用いる場合、本発明は、動脈内または血管内にすでに配置されている、既存の工程上の覆い内に配置される(図示せず)。しかしながら、工程上の覆いが用いられる場合、装置716の適切な位置決めをするために、血流口112を工程上の覆いの遠位端を越えて位置させる必要がある。
他の実施形態では、図2に示すように、血流出口202はカニューレの近位端に位置する。この実施形態では、血液は血流口112からカニューレの管腔110を通り血流出口202から流れ出る。カニューレの管腔110は、ブリードバックを視覚的に正しくとらえるために、血流出口へ向かう管腔内の血流を最大とするよう、障害がほとんどないことが好ましい。このように、押し込み器の底部120は血流出口202の上方に位置することが好ましい。他の実施形態においては、図3A、3Bに示すように、押し込み器302はスタイレットとディスクや、他の同様の型の押し込み器312であってもよい。図3A、3Bに示すように、スタイレットはディスクに一体となるように接続されてもよいし、ストリング314のような他の部材でディスクに接続されてもよいし、またはディスクに接続されていなくてもよい。ディスク306は血流口112の下方で、ガーゼの第2端部133に近接するように配置される。ディスク306の直径は、カニューレの内径以下である。ディスクの直径は1フレンチ程の小ささであり、好ましくは3フレンチより大きい。スタイレットまたは延伸部310は、例えば3フレンチ以下というようにできるだけ小さい方が好ましく、さらにカニューレからガーゼを取り出すために十分な強度であるものとする。このような構成により、血流口112から血流出口304まで流れる血液の流路であるカニューレの管腔110内のスペースが最大となる。なお、スタイレットは、図3A、3Bに示すようなシャフト状であっても、またはカニューレの管腔内を二つ以上の管腔に分割するようなプレナム状であっても(図示せず)、どのような形状であってもよい。
図7Bは、図7Aより後の状態の装置を示す。血流出口からブリードバックが観察されなくなるまで、カニューレ700、ガーゼ710、血流口706、及び押し込み器702を、血管の管腔704から同時に引き出す。このことは、装置716が血管の穿刺部位718に、またはその近傍に位置していることを使用者に示す。
装置が適切な位置に配置されると、止血を促進するためにガーゼ710が解放される。図2、3の実施形態の装置を用いる場合は、押し込み器116はガーゼ130を展開する前に距離Pの位置に再配置される。距離Pは、上述の通り、ガーゼ710が血管の管腔内、血管壁内、または血管の穿刺部位の近接位置いずれに配置されるかによって異なる。
ガーゼ710は血管の穿刺部位718の止血を促進するために種々の位置に配置される。一つの位置は、図7C〜7Eに示すように血管の管腔704内である。他の位置としては、図7F、7Gに示すように、血管壁内、又は動脈切開部位742がある。さらに他の位置として、図7Hに示すように血管壁718の隣接位置がある。
図7C〜図7Eに示すように、血管の管腔704内にガーゼ710を配置するために、カニューレの遠位端708と血流口706の間の距離である距離D(図7B)を、ガーゼ710の長さである距離S以上とする。さらに、距離Sを、血流口706と押し込み器の底部726との距離である距離Pより大きくする。図7Cに示すように、押し込み器702が定位置または固定位置にある状態で、カニューレの近位端728が押し込み器の頂部730近傍にくるように、カニューレ700を矢印732の方向に距離R引き出す。距離Rは距離DとPとを足しあわせた距離以上とする。ガーゼの第1端部734のおおよそ距離S−P分が、血管の管腔704内にあることになる。
図7D、7Eに示すような他の実施形態では、固定手段を有するガーゼが用いられる。固定手段は、ガーゼが展開された状態で動かないように、ガーゼの第1端部、第2端部、又は長手方向に配置される。固定手段は、図7D、7Eに示すように一対の側部突出部、図8Aに示すような拡張可能なクリップ800、図8Bに示すような近接したシャトルコック状の部材802、図8Cに示すような拡張可能なパイナップル状の部材、図8Dに示すようなトランポリンや傘のフレーム状の部材806、縦横に交差した表面、拡張可能な網状、うね状、または突状などの固定手段であってもよい。
第1端部734に固定手段736を備えたガーゼ710を使用する場合、ガーゼは展開されない状態でカニューレの管腔内に詰め込まれる。押し込み器702が固定された状態でカニューレ700を距離R引き出し、またはカニューレ700が固定された状態で押し込み器702をカニューレ内に距離R押し込む。距離Rは距離Dと距離Pを足しあわせた距離より小さく、固定手段736の長さ以上とする。距離Rは、距離R分カニューレを引いたとき、又は押し込み器702をカニューレ内押し込んだとき、固定手段736がカニューレの遠位端708を越えて露出するような距離である。この位置で、図7Dに示すように、固定手段736は血管の管腔704内に露出し拡がる。ガーゼの第2端部の一部又は全てはカニューレ700内に残る。図7Eに示すように、カニューレ700と押し込み器702を同時に矢印732の方向に組織領域から引き出す。このことにより、固定手段が血管壁740の内部を捉え、カニューレ700からガーゼ710が離れ、血管の穿刺部位718に位置し、止血を促進する。
図7Dに類似するが、他の実施形態では、図7Gに示すように、ガーゼの第1端部734に固定手段736を有するガーゼ710を使用する場合、固定手段736はカニューレの管腔内に展開されていない状態で圧縮されている。押し込み器を固定した状態でカニューレ700を距離R引き、又はカニューレ700を固定した状態で押し込み器702をカニューレ内に距離R押し込む。距離Rは、距離Dと距離Pを足しあわせた距離より小さく、固定手段736の長さ以上である。距離Rは、カニューレ700を距離R引いたとき、または押し込み器702をカニューレ700内に距離R押し込んだとき、固定手段736のみがカニューレの遠位端708を越えて露出するような距離である。この位置では、図7Dに示すように、固定手段736は血管の管腔704内で露出し拡がる。ガーゼの第2端部の一部または全てがカニューレ700の内部に残る。その後、図7Eに示すように、固定手段が血管壁740の内側を捉えるように、カニューレ700及び押し込み器702を同時に矢印732の方向に組織領域から引き、ガーゼ710が血管の穿刺部位718で解放され止血を促進することを確実とする。
図7Hに示すようにガーゼ710を血管の穿刺部位718に隣接して配置するためには、カニューレの遠位端708と血流口706の間の距離である距離D(図7B)を、ガーゼの長さである距離S以上とする。さらに、距離Sを、血流口706と押し込み器の底部726の間の距離である距離Pより小さくする。図7Hに示すように、押し込み器702が定位置または固定位置にある状態で、カニューレの近位端728が押し込み器の頂部730近傍に位置するようにカニューレ700を矢印732の方向に距離R引き出す。距離Rは、距離Dと距離Pを足しあわせた距離以上である。ガーゼの第1端部734は、おおよそ距離P−S分、血管の穿刺部位718の外側に位置することになる。
本発明の複数の実施形態及び装置がここで開示されているが、この開示の利益を利用できる当業者にとって、ここでの発明の意図から離れることなく種々の改変が可能であることは明らかである。本発明は、それ故に、添付の特許請求の範囲の精神以外からは限定されるものではない。
血管の穿刺部位の止血を促進するために、血管の管腔内に配置された本発明にかかる一実施形態の装置を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進するための、本発明にかかる他の実施形態の装置を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進するための、本発明にかかるさらに他の実施形態の装置を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進するための、本発明にかかるさらに他の実施形態の装置を示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管の管腔に配置されたガーゼを示す。 血管壁内に配置されたガーゼを示す。 血管壁内に配置されたガーゼを示す。 血管の穿刺部位に隣接して配置されたガーゼを示す。 血管の穿刺部位に隣接して配置されたガーゼを示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 血管の穿刺部位の止血を促進する方法を示す。 本発明にかかるガーゼの一形態を示す。 本発明にかかるガーゼの一形態を示す。 本発明にかかるガーゼの一形態を示す。 本発明にかかるガーゼの一形態を示す。
符号の説明
100 装置
102 カニューレ
104 近位端
106 遠位端
108 内径
110 管腔
112 血流口
114 血管の管腔
116 押し込み器
118 頂部
120 底部
126 血流出口
134 血管壁

Claims (81)

  1. 遠位端、近位端、内径、及び前記遠位端から前記近位端まで延びる管腔を有するカニューレと、
    前記遠位端の近くに位置する血流口と、
    頂部、前記カニューレの前記管腔にスライド可能に受け入れられる底部、及び前記頂部から前記底部まで延びる管腔を有する押し込み器と、
    前記頂部の近くに位置する血流出口と、
    前記カニューレの前記管腔内の前記遠位端に位置する第1端部、及び前記血流口の下方に位置する第2端部を有するガーゼと、
    を有する血管の穿刺部位の止血を促進するための装置。
  2. 前記押し込み器の前記管腔、前記カニューレの前記管腔、前記ガーゼ、及び前記血管の前記穿刺部位にスライド可能に受け入れられるガイドワイヤをさらに有する請求項1に記載の装置。
  3. 前記押し込み器の前記底部は、実質的に前記カニューレの内径と同一又はそれ以下である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記近位端から前記頂部までの第1距離と、
    前記血流口から前記底部までの第2距離と、
    前記遠位端から前記血流口までの第3の距離と、及び
    前記第1端部から前記第2端部までの第4距離と、
    をさらに有する請求項1に記載の装置。
  5. 前記第3距離は前記第4距離以上であり、前記第1距離は前記第2距離と前記第3距離とを足しあわせた距離以上である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第4距離は前記第2距離より大きく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管壁内に位置する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第4距離は前記第2距離より小さく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管の管腔内に位置する、請求項5に記載の装置。
  8. 前記第4距離は前記第2距離と等しく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管の前記穿刺部位に隣接する、請求項5に記載の装置。
  9. 前記ガーゼの前記第1端部の直径は、前記カニューレの内径と実質的に同一である、請求項1に記載の装置。
  10. 前記ガーゼは凝固カスケードを化学的に活性化する止血剤をさらに有する、請求項1に記載の装置。
  11. 前記ガーゼは湿潤剤をさらに有する、請求項1に記載の装置。
  12. 前記ガーゼは固定手段をさらに有する、請求項1に記載の装置。
  13. 前記固定手段は生体接着性剤である、請求項12に記載の装置。
  14. 前記固定手段は前記ガーゼの前記第1端部に接続している、請求項12に記載の装置。
  15. 前記固定手段は前記ガーゼの前記第2端部に接続している、請求項12に記載の装置。
  16. 前記固定手段は少なくとも一つの拡張可能な突起部を有する、請求項12に記載の装置。
  17. 前記固定手段は少なくとも一つの側部突出部を有する、請求項12に記載の装置。
  18. 前記固定手段は拡張可能である、請求項12に記載の装置。
  19. 前記固定手段は吸収性である、請求項12に記載の装置。
  20. 遠位端、近位端、内径、及び前記遠位端から前記近位端まで延びる管腔を有するカニューレと、
    前記遠位端付近に位置する血流口と、
    前記近位端付近に位置する血流出口と、
    頂部、及び前記カニューレの前記管腔にスライド可能に受け入れられる底部を有する押し込み器と、
    前記カニューレの前記管腔内の前記近位端に位置する第1端部、及び前記血流口の下方に位置する第2端部を有するガーゼと、
    を有する血管の穿刺部位の止血を促進する装置。
  21. 前記押し込み器の前記底部の直径は、前記カニューレの内径以下である、請求項20に記載の装置。
  22. 前記近位端から前記頂部までの第1距離と、
    前記血流口から前記底部までの第2距離と、
    前記遠位端から前記血流口までの第3距離と、
    前記第1端部から前記第2端部までの第4距離と、
    をさらに有する請求項20に記載の装置。
  23. 前記第3距離は前記第4距離以上であり、前記第1距離は前記第2距離と前記第3距離とを足しあわせた距離以上である、請求項22に記載の装置。
  24. 前記第4距離は前記第2距離より大きく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管壁内に位置する、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第4距離は前記第2距離より小さく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管の管腔内に位置する、請求項23に記載の装置。
  26. 前記第4距離は前記第2距離と等しく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管の前記穿刺部位に隣接する、請求項23に記載の装置。
  27. 前記ガーゼの前記第1端部の直径は、前記カニューレの内径と実質的に同一である、請求項20に記載の装置。
  28. 前記ガーゼはさらに湿潤剤を有する、請求項20に記載の装置。
  29. 前記ガーゼはさらに固定手段を有する、請求項20に記載の装置。
  30. 前記固定手段は、生体接着性剤である、請求項29に記載の装置。
  31. 前記固定手段は、前記ガーゼの前記第1端部に接続している、請求項29に記載の装置。
  32. 前記固定手段は、前記ガーゼの前記第2端部に接続している、請求項29に記載の装置。
  33. 前記固定手段は、少なくとも一つの拡張可能な突起部を有する、請求項29に記載の装置。
  34. 前記固定手段は、少なくとも一つの側部突出部を有する、請求項29に記載の装置。
  35. 前記ガーゼは、凝固カスケードを化学的に活性化する止血剤をさらに含む、請求項20に記載の装置。
  36. 前記押し込み器の底部は、最初は前記血流口の下方で、前記ガーゼの前記第2端部に隣接するように配置される、請求項20に記載の装置。
  37. 前記押し込み器の底部の直径は、前記カニューレの内径以下である、請求項20に記載の装置。
  38. 前記押し込み器は、前記頂部から前記底部の間にある延伸部をさらに有し、前記延伸部は、前記カニューレの前記管腔内の領域を最大とするような小さい直径を有し、前記血流出口からの血流量が最大となるようにする、請求項20に記載の装置。
  39. 前記押し込み器の底部は、前記カニューレの前記管腔内の領域を最大とするように最初は前記血流口の上方に位置するように配置され、前記血流出口からの血流量が最大となるようにする、請求項20に記載の装置。
  40. カニューレを血管の管腔内に進入させる進入工程と、
    血流出口での血流がなくなるまで、前記カニューレ、ガーゼ、血流口、及び押し込み器を同時に引き抜く引き抜き工程と、
    前記押し込み器を定位置に保持する保持工程と、
    前記カニューレの近位端を、前記押し込み器の頂部の方に引く出す引き出し工程と、及び、
    組織領域から前記カニューレと前記押し込み器を引き抜く引き抜き工程を有し、
    前記カニューレは遠位端に前記血流口を備え、前記ガーゼは第1端部及び第2端部を有し、前記ガーゼの第2端部は前記血流口の下方に位置し、前記押し込み器は頂部と底部を有し、前記押し込み器の前記底部は前記近位端で前記カニューレにスライド可能に受け入れられる、血管の穿刺部位の止血を促進する方法。
  41. 前記進入工程は、前記カニューレを工程上の覆いの中に挿入する工程をさらに有する、請求項40に記載の方法。
  42. 前記進入工程は、ガイドワイヤにより前記カニューレを挿入する工程をさらに有する、請求項40に記載の方法。
  43. 前記押し込み器は、前記頂部と前記底部の間に延びる管腔をさらに有する、請求項40に記載の方法。
  44. 前記血流出口は前記頂部付近に位置する、請求項43に記載の方法。
  45. 前記押し込み器の前記底部の直径は、前記カニューレの内径以下である、請求項40に記載の方法。
  46. 前記血流口は前記カニューレの前記近位端に位置する、請求項40に記載の方法。
  47. 前記近位端と前記頂部の間の第1距離を測る工程、
    前記血流口と前記底部の間の第2距離を測る工程、
    前記遠位端と前記血流口の間の第3距離を測る工程、
    前記第1端部と前記第2端部の間の第4距離を測る工程、をさらに有する請求項40に記載の方法。
  48. 前記第3距離は前記第4距離以上であり、前記第1距離は前記第2距離と前記第3距離を足しあわせた距離以上である、請求項47に記載の方法。
  49. 前記第4距離は前記第2距離より大きく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管壁内に位置する、請求項48に記載の方法。
  50. 前記第4距離は前記第2距離より小さく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管の管腔内に位置する、請求項48に記載の方法。
  51. 前記第4距離は前記第2距離と等しく、前記押し込み器が定位置にある状態で前記カニューレの前記近位端が前記押し込み器の前記頂部に隣接するように引かれたとき、前記ガーゼの前記第1端部が前記血管の前記穿刺部位に隣接する、請求項48に記載の方法。
  52. 前記進入工程は、前記底部を前記血流出口の上方に配置する工程をさらに有する、請求項40に記載の方法。
  53. 前記保持工程は、前記底部を前記第2距離に再配置する工程をさらに有する、請求項52に記載の方法。
  54. 前記押し込み器は前記頂部と前記底部の間の延伸部をさらに有し、前記延伸部は、前記血流出口からの血液の流出量が最大となるように、前記カニューレの前記管腔内の領域を最大となるような小さい直径を有する、請求項40に記載の方法。
  55. 前記進入工程は、前記血流口の下方に前記押し込み器の前記底部を配置する工程をさらに有する、請求項54に記載の方法。
  56. 前記保持工程は、前記底部を前記第2距離に再配置する工程をさらに有する、請求項55に記載の方法。
  57. 前記ガーゼの前記第1端部の直径は、前記カニューレの内径と実質的に等しい、請求項40に記載の方法。
  58. 前記ガーゼは、凝固カスケードを化学的に活性化する止血剤をさらに有する、請求項40に記載の方法。
  59. 前記ガーゼは、固定手段をさらに有する、請求項40に記載の装置。
  60. 前記固定手段は、生体接着性剤である、請求項59に記載の装置。
  61. 前記固定手段は、前記ガーゼの第1端部に接続している、請求項59に記載の装置。
  62. 前記固定手段は、前記ガーゼの第2端部に接続している、請求項59に記載の装置。
  63. 前記固定手段は、少なくとも一つの拡張可能な突起部を有する、請求項59に記載の装置。
  64. 前記固定手段は、少なくとも一つの側部突出部を有する、請求項59に記載の装置。
  65. 前記固定手段は拡張可能である、請求項59に記載の装置。
  66. 前記固定手段は吸収性である、請求項59に記載の装置。
  67. ガーゼの第1端部を、血流口の下方近傍のカニューレの遠位端に配置する第1配置工程と、
    頂部と底部を有する押し込み器を前記カニューレの管腔内に押し込む押し込み工程と、
    前記底部を前記血流口の上方距離Pの位置に配置する第2配置工程と、
    前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を前記血管の管腔内に同時に進入させる進入工程と、
    血流出口での血流がなくなるまで、前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を同時に引き抜く引き抜き工程と、
    前記押し込み器を固定位置に保持する保持工程と、及び
    前記カニューレの近位端を前記押し込み器の前記頂部に接近するように引き出す引き出し工程と、を有し、
    前記第1配置工程において、前記ガーゼの前記第1端部と前記血流口の間の距離は、前記ガーゼの長さより大きく、
    前記第2配置工程において、前記距離Pは前記ガーゼの長さと同じである、
    血管の動脈切開位置での止血を促進する方法。
  68. 前記引き出し工程は、前記距離Pと、前記ガーゼの前記第1端部と前記血流口との間の距離とを足しあわせた距離より大きい距離分、前記カニューレを引く工程をさらに有する、請求項67に記載の方法。
  69. ガーゼの第1端部を、血流口の下方近傍のカニューレの遠位端に配置する第1配置工程と、
    底部と頂部とを有する押し込み器を前記カニューレの管腔内に挿入する挿入工程と、
    前記底部を前記血流口の上方距離Pの位置に配置する第2配置工程と、
    前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を前記血管の管腔内に同時に進入させる進入工程と、
    血流出口で血液の流出がなくなるまで、前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を同時に引き抜く引き抜き工程と、
    前記押し込み器を定位置に保持する保持工程と、及び
    前記カニューレの近位端を、前記押し込み器の頂部に近接するように引き出す引き出し工程と、を有し、
    前記第1配置工程において、前記ガーゼの前記第1端部と前記血流口の間の距離は、前記ガーゼの長さより大きく、
    前記第2配置工程において、前記距離Pは前記ガーゼの長さより小さい、
    血管の管腔内で止血を促進する方法。
  70. 前記引き出し工程は、距離Pと、前記ガーゼの第1端部と前記血流口との間の距離とを足し合わせた距離以上の距離分前記カニューレを引き出す工程を有する、請求項69に記載の方法。
  71. ガーゼの第1端部を、血流口の下方近傍のカニューレの遠位端に配置する第1配置工程と、
    底部と頂部とを有する押し込み器を前記カニューレの管腔内に挿入する挿入工程と、
    前記底部を前記血流口の上方距離Pの位置に配置する第2配置工程と、
    前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を前記血管の管腔内に同時に進入させる進入工程と、
    血流出口で血液の流出がなくなるまで、前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を同時に引き抜く引き抜き工程と、
    前記押し込み器を定位置に保持する保持工程と、及び
    前記カニューレの近位端を、前記押し込み器の頂部に近接するように引き出す引き出し工程と、を有し、
    前記第1配置工程において、前記ガーゼの前記第1端部と前記血流口の間の距離は、前記ガーゼの長さより大きく、
    前記第2配置工程において、前記距離Pは前記ガーゼの長さより大きい、
    血管の穿刺部位に隣接するようにガーゼを配置する方法。
  72. 前記引き出し工程は、距離Pと、前記ガーゼの第1端部と前記血流口との間の距離とを足し合わせた距離以上の距離分前記カニューレを引き出す工程を有する、請求項71に記載の方法。
  73. 組織領域と血管の管腔内にカニューレを進入させる工程と、
    前記血流出口で血流がなくなるまで、前記カニューレ、前記ガーゼ、前記血流口、及び前記押し込み器を同時に引き抜く引き抜き工程と、
    前記押し込み器を距離R進入させる工程と、及び
    前記カニューレと前記押し込み器を、同時に前記組織領域から引き抜く工程と、を有し、
    前記カニューレは遠位端にある血流口と、第1端部及び第2端部を有するガーゼと、頂部と底部を有する押し込み器とを有し、
    前記ガーゼの第2端部は前記血流口の下方に位置し、
    前記押し込み器は、前記カニューレの管腔内に近位端からスライド可能に受け入れられる、
    血管の穿刺部位に止血用ガーゼを配置する方法。
  74. 前記血管の前記管腔内に前記ガーゼを固定する固定手段をさらに有する、請求項73に記載の方法。
  75. 前記固定手段は、生体接着性剤を含む、請求項74に記載の装置。
  76. 前記固定手段は、少なくても一つの拡張可能な突起部を有する、請求項74に記載の装置。
  77. 前記距離Rは前記拡張可能な突起部の長さ以上である、請求項76に記載の方法。
  78. 前記拡張可能な突起部は吸収性である、請求項76に記載の方法。
  79. 前記固定手段は少なくとも一つの側部突出部を有する、請求項74に記載の方法。
  80. 前記Rは前記側部突出部の長さである、請求項79に記載の方法。
  81. 前記側部突出部は吸収性である、請求項79に記載の方法。
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