JP2006523948A - 半導体ウェハ製造システムにおいてスキャナシステムのタイミング変動を補償するための方法及びシステム - Google Patents

半導体ウェハ製造システムにおいてスキャナシステムのタイミング変動を補償するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

少なくともトラックシステム及びスキャナシステムを備えた半導体ウェハ製造システムは、スキャナシステムにおける公称周期性からの偏差が検出されたときに時間遅延を動的に導入することによりこのような偏差を補償する。従来技術の静的な待機状態もウェハレシピに導入されて、リソース競合の確率を下げるのが好ましい。これにより得られる半導体ウェハ製造システムは、このような偏差に関わらず、ウェハ流の同期が維持されるという点で、ウェハスループットを向上することができる。

Description

本発明は、一般に、トラックシステム及びスキャナシステムを備えた半導体ウェハ製造システムに係り、より詳細には、このようなウェハ製造システムをスキャナシステムの公称タイミングからの偏差について補償することに係る。
近代的な集積回路(IC)は、製造場所で大量生産される半導体ウェハ上に形成される。製造場所(又は「fab」)は、非常に厳密に且つ入念に制御された動作パラメータに対して機能しなければならない種々の形式の自動装置を使用している。図1は、一般的なfabシステム10で見られるプロセスステップ又はモジュールの幾つかを示している。このシステム10は、種々の製造モジュールを備えたトラックシステム20、及びスキャナ(又はステッパ)システム30として考えることができる。トラックシステム20は、通常、他のタスクの中でもトラックシステムクロック信号(TRACK CLOCK)を出力するコンピュータシステム40の制御のもとで同期して動作する。同期とは、ウェハがトラックシステム20においてこのトラッククロック信号に応答して移動されることを意味する。
製造中のウェハは、このトラッククロック信号に応答してスキャナシステム30に入力される。しかしながら、スキャナシステム30は、その内部スキャナシステムクロック(SCANNER CLOCK)に応答して、ウェハを受け入れそしてスキャナシステム完了ウェハを出力する。従来技術では、トラッククロックとスキャナクロックを同期させ、製造システム全体を通してウェハを移動させて処理する際のデッドタイムを減少するよう試みることに多大な努力が払われていることが理解できる。しかし、トラッククロックとスキャナクロックとの間に良好な同期を得るために、スキャナシステムのタイミングは、実質的に一貫した周期性を示さなければならない。しかし、実際には、スキャナシステム内の露出手順が公称周期性からのタイミング偏差を示すことがあり、この偏差即ち変動がクロックの同期を妨げる。
トラックシステム20内の例示的モジュールが図1に示されている。図1の左上の領域において、一連のウェハがシステム20に入力される。通常、冷却(chill)プレートモジュール50を使用して、ウェハ温度を約1℃だけ室温へと安定化させ、その後、ウェハは、スピンコーティング装置60に入り、ここで、ポリマーホトレジストのフィルムがウェハの上面に載せられる。あるプロセスでは、ステップ60において、反射防止コーティングが最初にウェハ上面に堆積され、次いで、ウェハがベーキングされ(例えば、モジュール又はステップ70)、次いで、ホトレジストを堆積するためにスピンコーティング装置60へ返送される。近代的なホトリソグラフは、波長の短い光を使用して益々小さい特徴部サイズを定義するように求めているので、紫外線の反射が大きな問題となっており、従って、反射防止層(1つ又は複数)が使用される。
結局、ウェハは、ロボットユニット140により、ベーキングプレート70へ通され、そこで、ホトレジストのフィルムが硬化され、余計な溶媒が熱でウェハから追い出される。その後の冷却プレートプロセス80によりウェハは安定した室温へ冷却される。コンピュータシステム40により発生されたトラッククロック信号を受け取ると、プロセス中のウェハは、次いで、トラックシステム20の前記部分から送出されて、ステッパ/スキャナシステム30へ入力される。このステッパ/スキャナシステム30は、スキャナクロックからの信号に応答して当該ウェハを受け容れる。システム30内では、種々のリソグラフィ技術が当該ウェハに対して実行される。モジュール又はステップ90において、ウェハは、PEBベーキングプレートを使用して露出後ベーキング(PEB)を受け、次いで、冷却プレート100へ送られ、これは、ウェハを安定した周囲室温に戻す。通常、現像モジュールステージ110がその後に続き、その間に、ステッパ/スキャナモジュール30内で形成されたリソグラフィ潜像がウェハ上面のポリマーフィルムに現像される。ポジのトーン像では、光に露出されたホトレジストの部分が可溶性となって、溶液中で分解し、ウェハ構造体の希望の領域を露出させる。ベーキングプレートステップ120がその後に続き、ウェハ面を乾燥させ且つ硬化させる。次いで、エッチングモジュール130が続き、このようにして処理されたウェハが、冷却プレート、例えば、モジュール50へ戻される。図1に示す多数のステップ又はステージは、当該プロセスの仕様(例えば、「レシピ」)に基づいて、同じウェハに対して何回も繰り返すことができる。通常、ロボットアーム140として一般的に示される装置は、1つのモジュールから別のモジュールへウェハを機械的に移動するのに使用できる。
実際に、トラックシステム20がウェハをステッパ/スキャナシステム30に入力するために送り出すことのできるレートは、ステッパ/スキャナシステム30が新たなウェハを受け取る準備(R2R)ができるレートに一致しないことがある。同様に、スキャナシステム30がウェハをトラックシステム20に送り返す準備(R2S)のできる時間は、トラックシステム20が更なる処理のためにウェハを受け取る準備のできる瞬間と一致しないことがある。ある従来のシステム10では、システム20内におけるウェハの処理に時間を付加するために150のような緩衝器を含ませることができる。ウェハの時間の流れを妨げるものを吸収するために、1つ以上の緩衝器又は緩衝機能をシステム10に使用することができる。緩衝器とは、物理的なエンティティでよく、例えば、余計なウェハを、処理に必要な時間より長くそのステーション、おそらく、専用の緩衝ステーションに保持するための一時的な蓄積場所として使用されるモジュール、或いはウェハの蓄積場所として一時的に使用されるロボットアームでよい。
例えば、トラッククロック信号のタイミングに応答して、冷却プレート80は、ステッパ/スキャナのクロックがステッパ/スキャナシステム30の準備できるのを許すより早くに、ステッパ/スキャナシステム30にウェハを送り込む準備ができると仮定する。ステッパ/スキャナシステム30がウェハを受け取る準備ができたと分かったときに、ロボットアーム140は、緩衝器150から必要に応じてウェハを取り出してシステム30にロードすることができる。
余計なロボットアーム及び/又は緩衝器を設けてトラックシステム20の出力タイミングを改善しようと試みることは、システム20とシステム30との間に良好なタイミング一致を与える問題に対する最適な解決策でないことが理解される。システム10内には所与のモジュールへのアクセスに対して競争するモジュール間に時間的競合が生じ、システム20から送り出されるウェハと、システム30へ受け取られるウェハと、システム30を出てトラックシステム20へ戻るウェハとの間に時間的一致を強制するよう試みることが必要となる。しかし、緩衝器150及び/又は付加的なロボット型のメカニズム140を設けてシステムの流れを円滑にするには、付加的なコスト及びfab内の付加的なフロアスペースが必要になり、且つ実際上、ウェハのスループットを低下させることになる。
トラックシステム20内のリソース競合の解決を助ける従来の1つの解決策が、H.オー氏を発明者とする米国特許第6,418,356号(2002年7月)に説明されている。この‘356号特許では、搬送リソース(例えば、ロボットメカニズム)に対する競合が、トラックシステム20に関連したオン・ウェハ製造結果を著しく低下せずにこのような待機状態を許容できるようにモジュールに「待機」時間を選択的に付加することにより解決される。本出願人は、米国特許第6,418,356号を参考としてここに援用する。
しかし、トラックシステムリソース競合を解決できても、関連スキャナシステムにおける公称タイミングからの偏差が、製造システムの全体的な性能を低下させることになる。従って、トラックシステムの送り出し準備(R2R)状態と、ステッパ/スキャナリソグラフィシステムの受け取り準備(R2R)状態との間のタイミング一致が維持されるように、このようなスキャナシステムのタイミング偏差を補償する方法が要望される。
本発明は、スキャナシステムにおける時間偏差のこのような補償を提供する。
本発明は、トラックシステム及びスキャナシステムを備えた半導体ウェハ製造システムを、スキャナシステムにおける予想される公称タイミングからの偏差が補償されるように動作する。このような時間偏差は、通常、スキャナシステムの露出時間の変動から生じる。本発明は、スキャナシステムのこのような時間偏差を検出し、そしてウェハ製造システムに付加的な時間「遅延」を動的に挿入して、それを補償するのを助け、従って、トラックシステムとスキャナシステムの界面を横切るウェハの流れの良好な同期を保持する。
これらの動的に挿入される遅延は、米国特許第6,418,356号に開示されたように、プロセスの非クリティカル(non-critical)モジュール段階においてウェハ製造レシピに追加される予め計画された「待機」に加えられるものである。これにより得られる半導体ウェハ製造システムは、同期したウェハの流れを維持でき、ひいては、スループットの改善を達成することができる。
本発明の他の特徴及び効果は、添付図面を参照して以下に詳細に述べた好ましい実施形態の詳細な説明から明らかとなろう。
図2は、トラックシステム20’及びスキャナシステム30’を備えた半導体ウェハ製造システム200のブロック図である。システム20’及び30’は、図1のシステム20及び30と同じであってもよいし、或いは異なる及び/又は異なる数のモジュール並びにより多くの又はより少ないロボットユニットを備えてもよい。
システム200は、米国特許第6,418,356号に説明されたような挿入「待機」時間の形態のトラックシステム20’の補償を有すると仮定してもよい。しかしながら、‘356特許に説明されたものとは対照的に、トラックシステム20’は、スキャナシステムの公称タイミングからの偏差、即ちスキャナシステムの公称クロック周期からの偏差に対する補償も有するのが効果的である。このような補償は、挿入時間「遅延」の形態である。
システム200は、コンピュータシステム210の制御のもとで動作するのが好ましく、そのコンピュータ読み取り可能なメモリは、コンピュータCPUで実行されたときに上記のシステムオペレーションを実施するソフトウェア220を記憶する(又はそれをロードすることができる)。コンピュータシステム210は、スキャナシステム30’の実際のクロックタイミングを公称クロックタイミングに対して容易に比較して、その公称値からの周期性の偏差を検出することができる。このようなタイミング偏差が検出されると、ソフトウェア210は、CPU実行の際に、適当な時間「遅延」をトラックシステム20’に挿入させる(システム200がターンオンされる前にウェハ製造レシピに導入される‘356特許の予め計画された「待機」の挿入とは対照的に)。ここに述べるように、このように挿入される「遅延」は、トラックシステム20’により送り出されるウェハのタイミングと、スキャナシステム30’により受け取られるウェハのタイミングとの間の一致を改善し、例えば、図2では、それらは、冷却プレート80からスキャナシステム30’へ送り込まれるウェハと、スキャナシステム30’からトラックシステム20’の露出後ベーキングモジュール90へ送り込まれるウェハである。
トラックシステム20’は、4つのロボットステーションと共に示されており、即ちLRP−230(又は「LRP」)は、システム200へ/からウェハをロードすることに関連したロードポートロボットユニットであり、CTR−230(又は「CTR」)は、コーティングモジュール60に関連したロボットユニットであり、SIR−230(又は「SIR」)は、スキャナシステム30’へ/からウェハをロードすることに関連したロボットであり、そしてDVR−230(又は「DVR」)は、現像モジュール110に一般的に関連したロボットである。4つ全部のロボットユニットLPR、CTR、SIR及びDVRは、本譲受人のASMLインクにより開発されたロボットユニットのように、2つのアームを有するのが好ましい。システム200は、これら4つのロボットステーションを参照して説明するが、本発明は、4つより少数又は多数のトラックシステムロボットステーションを使用するウェハ製造システム、又は二重アーム付きのロボットステーションを使用しないシステムで実施できることも理解されたい。
以下のテーブル1を参照して本発明を説明する。テーブル1において、行11−15(陰影付けして示す)は、スキャナシステム30’に関連したプロセスステップを示し、残りのプロセスステップは、トラックシステム20’に関連したものである。名目上、テーブル1で与えられるウェハレシピに対して40.0秒の周期が仮定され、例えば、名目上のケースでは、40秒ごとの処理に対して新たなウェハがシステムに入る。
























テーブル1
Figure 2006523948
テーブル1を参照すれば、第1の列は、プロセスステップを示し、そして第5の列は、そのプロセスステップに対応するプロセス及びオーバーヘッド(OH)時間を示す。例えば、冷却プレート動作(例えば、CP1x)において、オーバーヘッド時間は、冷却プレートチャンバーモジュールを開閉するのに必要な時間を指し、一方、プロセス時間は、閉じた冷却プレートチャンバー内のタイミング合わせされた冷却の実際の時間巾を表わす。
従って、テーブル1において、第1の列は、プロセスステップのモジュールを表わし、LPxはロードポートを表わし、CP1x、CP2x、CP3xは、冷却プレート(例えば、おそらく、図2の冷却プレート50、80、100)を表わし、BARCxは、底部の反射防止コーティングモジュール(例えば、スピンコーティングモジュール60により実行されるステップ)を表わし、HP1x、HP2x、HP3x、HP4xは、ホット即ちベーキングプレート(例えば、図2のベーキングプレート70、90、120)を表わし、CTxは、コーティングモジュール(例えば、図2のモジュール60)を表わし、OEBRxは、ウェハの外縁に形成されたビードの除去を表わす。IN−PED及びOUT−PEDは、スキャナシステム30’内の入力及び出力ペデスタルを表わし、ALIGNは、スキャナシステム30’内のウェハ整列を表わし、EXPOSEは、スキャナシステム30’内のウェハ露出を表わし、そしてDISCHARGEは、スキャナシステム30’内の放出シュートを指す。スキャナシステム30’に関連したテーブル1におけるデータの5つの行は、背景の陰影及び黒い境界で示され、データの残りの行は、トラックシステム20’におけるステップを表わす。
テーブル1における列2及び3は、ここに述べる実施形態におけるロボット指定及びロボット移動である。LPRは、ロードポートロボット(例えば、図2のLPR−230)を表わし、CTRは、コーティングロボット(例えば、図2のCTR−230)を表わし、SIRは、ステッパインターフェイスロボット(例えば、図2のSIR−230)を表わし、WHR及びDIRは、スキャナシステム30’に関連したウェハ取り扱いロボット(例えば、図2のWHR−240、DHR−240)を表わす。いわゆる単一移動では、ウェハを第1プロセスモジュールから後続の第2プロセスモジュールへ移動しなければならない一般的なロボットは、先ず、第2プロセスモジュールに既にあるウェハを取り除いた後に、第1ウェハを第2プロセスモジュールへ再配置しなければならない。交換移動では、2アーム付のロボットメカニズムを使用して、第1ロボットアームで第1モジュールから第1ウェハをピックアップし、そして第2モジュールから第2ウェハをピックアップし、次いで、第1アームを使用して第1ウェハを第2モジュールへ位置させる。可能であれば、交換移動が単一移動より好ましい。
例えば、テーブル1の行1を左から右へ見ると、ロードポートプロセスステップにおいて、ウェハがLPRロボットメカニズム(例えば、LPR−230)によりロードポートLPxからピックアップされ、そしてその後続プロセスモジュールの冷却プレートCP1x(おそらく、図2のモジュール50)に配置される。列4に示すピックアップ及び配置に関連した搬送時間は、7.0秒である。行2では、冷却プレートプロセスステップは、プロセス及びオーバーヘッド時間の和が24.0秒であるものとして行われる。
行2の最後の列では、米国特許第6,418,356号に説明されたように、ウェハプロセス及びオーバーヘッド時間に、20秒の予め計画された待機時間が追加される。テーブル1の最後の列に示された予め計画された待機時間は、ウェハ製造システム200がターンオンされる前に決定されてウェハレシピプロセス時間に追加される。これらは、トラックシステム20’内のリソース競合を解決する上で助けとなるように、‘356特許に述べたように、非クリティカルモジュールステージに追加される時間である。これら従来の「待機」は、本発明によりスキャナシステム30’内の公称周期性からの偏差を補償するためにウェハ製造システム200の実際のオペレーション中に必要に応じて追加される「遅延」とは区別されねばならない。
プロセス、オーバーヘッド及び予め計画された待機時間がプロセスモジュールXP1xにおいて経過した後に、ロボットメカニズムCTR−230は、次のプロセスステップ、即ちテーブル1の行3のBARCxへウェハを搬送するのに7.0秒を要する。
行3において、ウェハの周囲からビードを除去するのに44.0秒のプロセス及びオーバーヘッド時間が使用され、‘356特許により33.5秒の予め計画された待機が付随される。ウェハ交換ロボット移動が行われ、5.5秒の搬送時間を使用してウェハが次のプロセスステップへ移動され、即ちテーブル1の行4のホットプレートHP1xにおいてウェハがベーキングされることが明らかである。
スキャナシステム30’内のプロセスステップ及びロボット移動を含む陰影付けされた行11−15へジャンプすると、IN−PEDステップは、ロボットメカニズムSIR−230がウェハを入力ペデスタル(IN−PED)に配置し、従って、ウェハがスキャナシステム30’に入力されることを含む。テーブル1に示すように、次いで、ウェハ取り扱いロボット(例えば、WHR−240)を使用して、ウェハを整列ステージ(ALIGN)へ搬送する。図2の例示的システム200及びテーブル1の行12を参照されたい。搬送時間は、1.0秒のプロセスとオーバーヘッド時間で、12.5秒である。必要とされる計画された待機はゼロである。テーブル1の行12では、ウェハが、ここで、整列ステップを受け、これは、19.30秒のプロセス+オーバーヘッド時間を含み、25.0秒が予め計画される。この整列は、DIR−240ロボットメカニズムの一部分であるステージで行われる。
整列、オーバーヘッド及び予め計画された待機時間が経過した後に、当該ウェハは、ここで、DIR−240ロボットを単に回転することを含む露出ステップを受ける。整列されたウェハを保持するDIR−240ロボットユニットの一方のアームが、そのウェハを露出する位置へと回転又は移動される一方、他方のアームが別のウェハを予めの整列ステップへと自由に移動するように、移動が行われる。テーブル1は、回転が6.5秒の搬送時間を要し、露出+オーバーヘッド時間が33.5秒であり、そしてゼロ秒の待機であることを示している。
テーブル1の次の行において、WHR−240ロボットメカニズムがスキャナシステム30’内の露出ステージから12.4秒でウェハを放出し、プロセス及びオーバーヘッド時間は1.0秒であり、そしてゼロ秒の待機である。テーブル1の行15(スキャナシステム30’自体に向けられる最後の行)において、SIR−230ロボットメカニズムは、スキャナシステム30’に関連した出力ペデスタル(OUT−PED)から当該ウェハをピックアップする。この操作は、公称9.5秒の搬送時間を要し、プロセス及びオーバーヘッド時間は1.0秒であり、そしてゼロ秒の待機である。ウェハは、ここで、スキャナシステム30’内の処理を完了し、図2に示すように、トラックシステム20’の再入し、例えば、露出後のベーキングステップ90(テーブル1の行16にHP−3xとして示す)を開始する。
テーブル1の行16を参照すれば、ウェハは、ホットプレートHP3xにおいて、94.0秒のプロセス+オーバーヘッド時間でベーキングを受ける。次いで、DVRロボットメカニズム230が7秒でウェハをピックアップして冷却プレートCP3xへ搬送する。次いで、ウェハは、冷却プレートプロセスステップ、おそらく、図2の冷却プレート100、テーブル1にCP3xと示す、を受ける。64.0秒の冷却時間+オーバーヘッド時間の後に、ロボットメカニズムDVR−230は、ウェハを現像モジュール(テーブル1、行18を参照)へ搬送するのに5.5秒を要求する。
図2に示すように、通常、ウェハは、次に、現像ステップ110、テーブル1にDEVxと示す、を受け、これは、プロセス+オーバーヘッド時間が89.0秒である。テーブル1において、次のステップは、別の冷却プレート(CP4x)、おそらく、図2の冷却プレート50であり、その後、ウェハは、ロードポート(テーブル1にLPxで示す)を経てトラックシステム20’から退出する。図2及びテーブル1は、例示に過ぎず、実際には、図2に示す各ステップがテーブル1に反映されなくてもよい。
図3は、図3Aと、その続きである図3Bとで構成される。図3A及び3Bは、縦軸にウェハ番号1、・・・25と示された25枚のウェハをグラフィック表示するもので、これらウェハは、横軸に示された経過時間の関数としてシステム200において処理を受ける。何度も繰り返すが、参考としてここに援用する米国特許第6,418,356号に説明されたシステムでは、共通のシステムリソースに対する異なるウェハによる競合を回避するために非クリティカルプロセスに種々の「待機」時間が追加され、これらの待機は、テーブル1の最後の列に「計画された待機」として示されている。図3A及び3Bにおいて、このような待機は、白いバーとして示され、そして前記‘356特許のように図2のシステム200に対して計算される。図3A及び3Bの右手側部分における記号の凡例は、図3A及び3Bにおける種々の長方形及び正方形状の記号が何であるかを示している。更に、図3A及び3Bの種々の例示的領域は、図3A及び3Bの上部における識別証印で明確に呼び出される。
図4は、図4A−4Fで構成されるもので、25枚の当該ウェハに対する製造レシピを示すスプレッドシートである。図3A及び3Bは、図4A−4Fにおいて詳細に計算され列挙されたデータをグラフィック表示するものである。ここに開示するように、図4A−4Fに示されそして図3A及び3Bに白い長方形として示された種々の「待機」時間は、前記‘356特許に説明された待機時間であり、そしてリソース競合に関連した問題を減少するために非クリティカルモジュールステージに追加される計画された「待機」である。これに対して、図4A−4Fに示されそして図3A及び3Bに黒い長方形として示された種々の挿入される「遅延」時間は、スキャナシステム30’における公称タイミングからの偏差(例えば、スキャナクロック周期性の変動)を補償するために本発明により挿入される時間「遅延」である。これらの遅延は、図2に示すシステム200に追加される。
図4Aにおいて、列1は、ウェハ番号(この列に示された25枚のウェハに対するデータ)を示し、そして列2は、ここに述べる例において、スキャナシステム30’に対する公称40.0秒のタイミング又は周期性からの偏差(秒)を表わす。本発明により挿入される「遅延」で補償されるのは、これらスキャナシステム30’の偏差である。このような「遅延」の挿入は、トラックシステム20’がウェハをスキャナシステム30’に送り込む準備ができたときと、スキャナシステム30’がこのようなウェハを受け取る準備ができたときとの間、及びスキャナシステム30’がウェハを更なる処理のためにトラックシステム20’へ返送する準備ができたときと、トラックシステム20’がこのようなウェハを更なる処理のために受け取る準備ができたときとの間に、良好なタイミング一致を促進する上で助けとなるのが効果的である。
テーブル1と、図4A−4Fと、図3A及び3Bとの間の相互作用について以下に説明する。任意であるが、図3Aの下から4番目のウェハであるウェハ4で始める。図3Aの右側部分の凡例から、ウェハ4は、CTx(コーティングモジュール)においてその49.0秒の時間を完了することが分かり、49.0秒のある部分は、図3Aの左側にあり、例えば、図示されていない。その関連データが、図4Bの上から4番目の行(例えば、ウェハ4のデータ)において列26、CTxに現われる。CTXステーションの直後に、28.5の待機時間があり、これは、図3Aに、ほぼ時間640秒で始まる白いバーとして示され、且つ図4C、列27、行4に待機6で示されている。図4Cでは、本発明による挿入遅延(「待機」に対抗する)が要求されないことに注意されたい。図3Aのウェハ4を更に見ると、28.5秒の待機時間が経過した後(時間軸に沿ってほぼ670秒において)、CTR−230ロボットは、ウェハを5.5秒の搬送時間にわたって移動する(テーブル1を参照、図4C、行4、列29を参照)。
ほぼ時間690秒に、ウェハ4は、ホットプレートHP2xに、94.0秒間、位置される(テーブル1を参照、及び図4C、行4、列30を参照)。94.0秒のホットプレート時間の終りは、図3Aにおいてウェハ4の場合にほぼ時間765である。図4C、行4、列31に示されたように、前記‘356特許に開示された付加的な待機は要求されず、例えば、待機7はゼロ秒である。
次いで、比較的長いホットプレートの長方形記号に続く図3Aの小さな長方形で示されたように、SIR−230ロボットユニットは、図4C、行4、列32のデータを表わす7.0秒間、ウェハ4を運ぶ。ほぼ時間770秒において、ウェハ4は、冷却プレートCP2x上で64.0秒を開始し(テーブル1を参照、及び図4C、行4、列33を参照)、これは、図3Aにおいて、ほぼ時間770からほぼ時間834まで延びる長方形バーで示されている。それに続く図3Aの白いバーで示されたように、好ましくはこれも前記‘356特許の開示に従って決定された13.5秒の意図的な待機が挿入される(図4C、行4、列34における待機8)。図4C、行4、列35は、本発明による遅延が要求されず、例えば、遅延8がゼロであることを示している。次いで、ほぼ時間895秒で始まる小さな長方形で示すように、ウェハは、SIR−230ロボットユニットにより約5.5秒間移動される。それに対応するデータが図4C、行4、列36、及びテーブル1に現われている。
図4C、行4、列37に示すように、このときには「遅延」が挿入されず、例えば、遅延9−10は、ゼロ秒である。ほぼ時間860に、図4C、行4、列38のように、OEBRxプロセスステップが34.0秒間実行される。図3Aでは、小さな白い長方形で示すように、5.0秒の待機(図4C、行4、列39における待機9)が続く。その直後に、本発明により、図4D、行4、列40に遅延11で示す1.54秒の「遅延」が挿入される。この遅延は、図3Aにおいてほぼ時間895に挿入される。次いで、SIR240でウェハ4をロボット移動し、これは、8.0秒を占める(テーブル1、及び図4D、行4、列41を参照)。この8.0秒の移動の終りは、図3Aにおいてほぼ時間905秒に生じる。
その直後に、ウェハ4は、スキャナシステム30’内のIN−PEDステーションでゼロ時間を費やし(図4D、行4、列42)、挿入される待機はゼロであり(図4D、行4、列43)、例えば、待機10はゼロである。ウェハ4は、スキャナシステム30’内で処理するために、WHR−240(又はそれと同等のもの)により12.5秒間搬送される(テーブル1、図4D、行4、列44)。図3Aにおいて、この12.5秒周期の終りは、横軸において時間920の直前に生じる。テーブル1、及び図4D、行4、列45から、整列ステップ(ALIGN)が19.3秒間続き、その後、図3Aにおいて、25.0秒の待機時間を示す白い長方形が続く(図4D、行4、列46、待機11と示す)。図3Aにおいて、待機11は、時間960秒の直後に終了する。
従って、図3Aにおいてほぼ時間960の直後に、1.86秒の意図的な遅延(図4D、行4、列47における遅延12)が本発明に基づいて追加される。この遅延は、図3Aにおいて細い黒い長方形として示されている。次いで、ウェハ4は、ロボットユニットDIR−240により6.5秒の搬送時間にわたって移動される(テーブル1、及び図4D、行4、列48を参照)。ほぼ時間970において、2.98秒の遅延がある(図4D、行4、列40)。これは、露出ステップにおけるスタートアップの遅延であり、本発明が補償するのは、公称露出スタート時間のこの偏差又は遅延である(他の偏差の中で)。図3Aにおいて、露出は、ほぼ時間975秒までスタートせず、そして33.5秒間続き(図4D、行4、列50の露出を参照)、露出は、ほぼ時間1008秒まで延びる内実の長方形として示されている。露出後には待機状態は許されない(図4D、行4、列51では待機12がゼロ秒である)。
6.5秒の搬送時間にわたり(テーブル1、及び図4D、行4、列52を参照)、ロボットユニットDIR−240は、ウェハ4を放出ステーション(図4E、行4、列53の放出)へ1.0秒間移動する。待機状態は挿入されない(例えば、図4E、行4、列54において待機13はゼロ秒である)。ほぼ時間1015において、ロボットユニットWHR−240は、ウェハ4を、12.4秒の搬送時間にわたり(テーブル1、及び図4E、行4、列5)、スキャナシステム30’のOUT−PEDステーションへ移動させる。図4E、行4、列56のように、ウェハ4は、このステーションにおいて1.0秒を費やし、次いで、ロボットユニットSIR−230によりその9.5秒の搬送時間でホットプレートHP3x、例えば、図2の露出後ベーキングモジュール90へ移動される。図4E、行4、列57及び58から、待機時間も遅延時間も挿入されない(例えば、待機14はゼロ秒であり、そして遅延17もゼロ秒である)ことに注意されたい。テーブル1、及び図4E、行4、列59には、9.5秒のSIR−240搬送時間が示されている。
図3Aにおいて、時間1040の直前からほぼ時間1130を経て延びる斜線長方形でグラフィック表示されたように、ウェハ4は、次いで、ホットプレートHP3xに94.0秒間保持される(テーブル1、及び図4E、行4、列60を参照)。露出後ベーキングの後には待機状態が許されない(例えば、図4E、行4、列61は、待機15がゼロ秒であることを示す)。ウェハ4は、ロボットユニットDVR−230により直ちにピックアップされて、冷却プレートCP3x、例えば、図2のモジュール100へ搬送され(7秒の搬送時間で)、64秒間そこに保たれる(テーブル1、及び図4E、行4、列63を参照)。この64秒のウェハ4の冷却ステップは、図3Aにおいてほぼ時間1140に始まり、図3Aを越えて延び、図3Bの左縁において時間1200秒の直後に終了となる。
ほぼ時間1215秒まで延びる図3Bの白い長方形は、13.5秒の挿入された待機を表わす(図4E、行4、列64の待機16)。次いで、本発明による5.03秒の挿入された遅延が続き、これは、図4E、行4、列65に遅延19で示されていると共に、図3Bに、ほぼ時間1220で終わる黒い長方形として示されている。
図2に示唆されたように、ウェハ4は、次いで、ロボットユニットDVR−230により(5.5秒の搬送時間で)現像モジュール110(又はそれと同等のもの)へ搬送され、89.0秒間現像される(テーブル1、及び図4F、行4、列67を参照)。この長い現像プロセスは、図3Bにおいて、ほぼ時間1220からほぼ時間1319秒へ延びる長い長方形として示されている。図4F、行4、列68及び69を見ると、ウェハ4は、30.0秒の待機(待機17)及び6.77の挿入遅延(遅延20)を受けた後に、ロボットユニットDVR−230により搬送される。5.5秒のロボット搬送時間の後(テーブル1、及び図4F、行4、列70を参照)、ウェハ4は、冷却プレート、例えば、図2のモジュール50(又はそれと同等のもの)に5.0秒間存在するようにされる(テーブル1、及び図4F、行4、列71を参照)。この場合も、図2は、一般的なものであり、まさしく図示されたモジュールが、必ずしも、ここに述べるウェハレシピに反映されるのではないことに注意されたい。
ウェハ4は、処理の完了が近い。図4F、行4、列72及び73のように、ウェハ4は、31.0秒の待機(待機18)を受けた後に、2.45秒の挿入遅延(遅延21)を受ける。図4Bにおいて、遅延21は、時間1400秒の直前に終了する。次いで、ウェハ4は、ロボットユニットLPR−230により(7秒の搬送時間で)トラックシステム20’のロードポートLPxへ搬送される。次いで、ウェハ4は、図3Bにおいて時間1400の若干後でトラックシステム20’から押し出される。
図3A及び3Bに示された他のウェハについて検討すると、ほぼ40.0秒ごとに、処理されるべき25枚のウェハの1つがシステムの流れに入ることが明らかである。図4Aの列2に示すように、公称40.0秒のスキャナクロック周期からのスキャナ時間偏差は、公称約0秒から約4.14秒変化し得る。コンピュータシステム210が公称スキャナシステム時間からのこのような偏差を検出すると、図4A−4Fに例示されたように、適当な時間遅延がシステムの流れに挿入される。
スキャナシステム30’内にクロック周期性の偏差があるにも関わらず、スキャナシステム30’及びトラックシステム20’の全体にわたり希望の同期したウェハの流れを促進するのは、前記‘356特許に開示された予め計画された「待機状態」と、本発明による動的に挿入される「遅延」との結合である。例えば、ほぼ時間1217秒において、ウェハ1及び4の移動に遅延を動的に挿入すると(図4F、行1、列69及び図4E、行4、列65)、ロボットユニットDVR−230は、1つの連続した単一−交換−交換モーションにおいてウェハ1、4及び7のピックアップ及び配置を実行することができる。
しかし、本発明によりこれらの遅延を挿入する場合に、ウェハ1、4及び7によるピックアップ及び配置のための要求が競合することになる。このような競合は、トラックシステム20’及びスキャナシステム30’を横切るウェハ流の同期を失うことになる。種々の時間インスタンスに沿って図3A及び3Bを縦方向に検討すると、スキャナの周期性に乱れがあっても、挿入される待機状態及び時間遅延の結果としてリソース競合が回避されることが明らかである。本発明による遅延時間の決定は、米国特許第6,418,356号に開示されたような分析技術を使用してソフトウェア220により実行されてもよい。
ここに示す例示的システムは、40秒周期、即ち毎分90ウェハの製造を仮定したものであるが、例えば、毎分少なくとも130ウェハ、好ましくは、毎分160ウェハといったより高速のスループットを実施することもできる。
特許請求の範囲に規定された本発明の要旨及び精神から逸脱せずに、ここに開示する実施形態に種々の変更や修正がなされ得る。
スキャナシステムタイミング補償なしに動作する従来の2クロックの半導体ウェハ製造システムにおけるモジュール又はプロセスを例示するブロック図である。 スキャナシステムタイミング補償を伴う本発明の半導体ウェハ製造システムにおけるモジュール又はプロセスを例示するブロック図である。 本発明によりテーブル1の例示的なレシピに基づいて製造される25のウェハに対するプロセスフローを示すフローチャートである。 本発明によりテーブル1の例示的なレシピに基づいて製造される25のウェハに対するプロセスフローを示すフローチャートである。 本発明により図3A及び3Bに示すウェハの流れに対するデータを示すスプレッドシートである。 本発明により図3A及び3Bに示すウェハの流れに対するデータを示すスプレッドシートである。 本発明により図3A及び3Bに示すウェハの流れに対するデータを示すスプレッドシートである。 本発明により図3A及び3Bに示すウェハの流れに対するデータを示すスプレッドシートである。 本発明により図3A及び3Bに示すウェハの流れに対するデータを示すスプレッドシートである。 本発明により図3A及び3Bに示すウェハの流れに対するデータを示すスプレッドシートである。

Claims (20)

  1. 少なくともトラックシステム及びスキャナシステムを備えた半導体ウェハ製造システムにおいて、スキャナシステムの公称クロック周期からの偏差について前記製造システムを補償する方法が、
    (a)スキャナシステムクロックからの信号に応答して前記スキャナシステムを動作するステップと、
    (b)トラックシステムクロックからの信号に応答して前記トラックシステムを動作するステップと、
    (c)前記半導体ウェハ製造システムのリソースに対する競合を回避するために必要に応じて待機状態を予め決定して挿入するステップと、
    (d)前記スキャナクロックの公称タイミングからの偏差を決定し、そしてこのような偏差を補償するように前記半導体ウェハ製造システムにおいて必要に応じてタイミング遅延を動的に挿入するステップと、
    を備えた方法。
  2. 前記スキャナクロックは、前記半導体ウェハ製造システムに対する少なくとも90ウェハ/時のスループットに等しい繰り返しレートで動作する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スキャナクロックは、前記半導体ウェハ製造システムに対する少なくとも160ウェハ/時のスループットに等しい繰り返しレートで動作する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ステップ(c)における各々の前記時間待機の位置及び長さは、前記半導体ウェハ製造システムを少なくとも部分的に制御するコンピュータシステムによって決定される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記半導体ウェハ製造システムは少なくとも2つのロボットステーションを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記半導体ウェハ製造システムは少なくとも3つのロボットステーションを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記半導体ウェハ製造システムは少なくとも4つのロボットステーションを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ステップ(c)及び前記ステップ(d)は、コンピュータシステムにより実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記トラックシステムは、前記トラックシステムクロックからの信号に応答して動作し、そして前記スキャナシステムは、前記スキャナシステムクロックからの信号に応答して動作する、請求項1に記載の方法。
  10. 半導体ウェハ製造システムにおいて、
    スキャナシステムクロックからの信号に応答して動作するスキャナシステムと、
    トラックシステムクロックからの信号に応答して動作するトラックシステムと、
    前記半導体ウェハ製造システム内で少なくとも1つのウェハを移動する手段と、
    前記単一クロックの半導体ウェハ製造システムに予め計画された待機状態を挿入して、前記半導体ウェハ製造システムのリソースに対する競合を減少する手段と、
    前記スキャナクロックの周期性の乱れを補償するように前記半導体ウェハ製造システムに必要に応じて時間遅延を動的に挿入する手段と、
    を備えた半導体ウェハ製造システム。
  11. 前記スキャナクロックは、前記半導体ウェハ製造システムに対する少なくとも90ウェハ/時のスループットに等しい繰り返しレートで動作する、請求項10に記載の半導体ウェハ製造システム。
  12. 前記スキャナクロックは、前記半導体ウェハ製造システムに対する少なくとも160ウェハ/時のスループットに等しい繰り返しレートで動作する、請求項10に記載の半導体ウェハ製造システム。
  13. 前記半導体ウェハ製造システムを少なくとも部分的に制御するコンピュータシステムを更に備えた、請求項10に記載の半導体ウェハ製造システム。
  14. 時間遅延を動的に挿入する前記手段はコンピュータシステムを含む、請求項10に記載の半導体ウェハ製造システム。
  15. 前記コンピュータシステムは、少なくとも前記スキャナシステムクロックを発生する、請求項14に記載の半導体ウェハ製造システム。
  16. 前記移動手段は、少なくとも2つのロボットステーションを含む、請求項10に記載の半導体ウェハ製造システム。
  17. 前記移動手段は、少なくとも2つのロボットステーションを含む、請求項10に記載の半導体ウェハ製造システム。
  18. 少なくとも、スキャナシステムクロックからの信号に応答して動作するスキャナシステムと、トラックシステムクロックからの信号に応答して動作するトラックシステムとを備えた半導体ウェハ製造システムを動作するのに使用するため、実行時に、次のステップ、即ち
    (a)前記スキャナシステムクロックの公称周期性からの偏差を決定するステップと、
    (b)前記偏差を補償するように前記半導体ウェハ製造システムに必要に応じて時間遅延を計算して動的に挿入するステップと、
    の少なくとも1つを実行するコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  19. 前記プログラムは、実行時に、前記半導体ウェハ製造システム内のリソース競合を最小にするために予め計画された待機状態を静的に決定する、請求項18に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  20. 前記プログラムは、実行時に、前記スキャナシステムクロックの公称周期性からの偏差を動的に決定し、そして前記偏差を補償するのに必要な時間遅延を計算する、請求項18に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
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