JP2006523769A5

JP2006523769A5 -

Info

Publication number: JP2006523769A5
Application number: JP2006500366A
Authority: JP
Filing date: 2004-04-15
Publication date: 2009-04-02

Description

特に好ましい本発明の実施形態によると、溶射によって適用されるコーティングは、合金工具鋼である。

Claims

型から開始するスプレー工具、変形工具、穿孔工具および／または鋳造工具ならびにプロトタイプの製造のためのプロセスであって、該プロセスは、以下の工程：
ｉ．該型の表面の化学前処理を用いることなく該型の表面を粗くする工程；
ｉｉ．該型の表面に銅またはニッケルの中間層を適用する工程であって、該金属の中間層は、溶射、ＣＶＤ、ＰＶＤまたはレーザー処理によって適用されない、工程；
ｉｉｉ．溶射によって該中間層に金属のコーティングまたはセラミックのコーティングを適用する工程；および
ｉｖ．該中間層から該型を除去する工程、
を特徴とする、プロセス。
前記金属のコーティングまたはセラミックのコーティングが、工程ｉｉｉまたは工程ｉｖの後に埋め戻されることを特徴とする、請求項１に記載のプロセス。
前記中間層が、工程ｉｉｉまたは工程ｉｖの後に除去されることを特徴とする、請求項１または請求項２のうちの１項に記載のプロセス。
前記コーティングが、少なくとも４ｍｍの平均的な厚さを示すことを特徴とする、請求項１〜請求項３のうちの１項に記載のプロセス。
前記コーティングが、少なくとも３５ＨＲＣの硬度を示すことを特徴とする、請求項１〜請求項４のうちの１項に記載のプロセス。
前記型が、プラスティックからなることを特徴とする、請求項１〜請求項５のうちの１項に記載のプロセス。
前記型が、光造形、積層造形法（ＬＯＭ）またはレーザー焼結から製造されることを特徴とする、請求項１〜請求項５のうちの１項に記載のプロセス。
前記型が、木材または紙から作製されることを特徴とする、請求項１〜請求項５のうちの１項に記載のプロセス。
前記型の表面を粗くする工程が、ブラスチング剤を用いて実施されることを特徴とする、請求項１〜請求項８のうちの１項に記載のプロセス。
前記中間層が、電流を用いない化学的プロセスを用いて銅またはニッケルでコーティングされることを特徴とする、請求項１〜請求項９のうちの１項に記載のプロセス。
さらなる金属層が、電流なしで適用された前記中間層上に、特に電気分解プロセスによって適用されることを特徴とする、請求項１０に記載のプロセス。
電流なしで析出した前記中間層の上に、アルミニウム、チタン、またはこれらの合金の層が適用されており、該アルミニウム、チタンまたは合金の層の表面が、アノード酸化またはセラミック処理されていることを特徴とする、請求項１〜請求項１１のいずれか１項に記載のプロセス。
１層または数層の金属層がまた、電流なしで析出した前記中間層と、前記アルミニウム、チタンまたはこれらの合金の層との間に配置されていることを特徴とする、請求項１２に記載のプロセス。
前記物品の表面が、アルミニウム、チタン、またはこれらの合金の酸化セラミック層であり、該層が、外来イオンの包埋によって黒色に着色されていることを特徴とする、請求項１２または請求項１３に記載のプロセス。
前記中間層を備える前記型が、フレーム内に配置されかつ固定されることを特徴とする、請求項１〜請求項１４のうちの１項に記載のプロセス。
前記コーティングが、特に金属粒子を含有するエポキシ樹脂またはアルミニウム含有泡状物を用いて、溶射または鋳造することによって、前記フレーム内で充填されるかまたは埋め戻されることを特徴とする、請求項１５に記載のプロセス。
溶射によって合金工具鋼が適用されることを特徴とする、請求項１に記載のプロセス。
３０重量％〜５０重量％のモリブデン粉末および７０重量％〜５０重量％の鋼粉末からなるスプレー粉末が、溶射によって適用されることを特徴とする、請求項１に記載のプロセス。