JP2006523685A5

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Publication number: JP2006523685A5
Application number: JP2006507635A
Authority: JP
Filing date: 2004-03-03
Publication date: 2007-05-10

Claims

患者における、急性心筋梗塞による死亡数の低減、および、短期および長期予後の向上のための、L-カルニチンまたはその医薬上許容される塩の１つを含む医薬組成物、ここでL-カルニチンは急性心筋梗塞の症状の発症後最初の数時間以内に初期量9グラム/日で 5 日間静脈内投与され、その後、治療は経口で用量 4グラム/日にて継続される。
単独では梗塞の犠牲者における死亡数を低減させることができない１以上の公知の薬剤および／または公知の機械的および／または外科的技術と組み合わせて使用される、患者における、急性心筋梗塞による死亡数の低減、および、短期および長期予後の向上のための、L-カルニチンまたはその医薬上許容される塩の１つを含む医薬組成物、ここでL-カルニチンは急性心筋梗塞の症状の発症後最初の数時間以内に初期量9グラム/日で 5 日間静脈内投与され、その後、治療は経口で用量 4グラム/日にて継続される。
L-カルニチンが急性心筋梗塞の症状の発症後６時間以内に静脈内投与される請求項１または２の医薬組成物。
L-カルニチンが急性心筋梗塞の症状の発症後４時間以内に静脈内投与される請求項１または２の医薬組成物。
L-カルニチンの医薬上許容される塩が塩化物、臭化物、オロチン酸塩、アスパラギン酸塩、酸アスパラギン酸塩、酸クエン酸塩、クエン酸マグネシウム塩、リン酸塩、酸リン酸塩、フマル酸塩および酸フマル酸塩、フマル酸マグネシウム塩、乳酸塩、マレイン酸塩および酸マレイン酸塩、シュウ酸塩、酸シュウ酸塩、パモ酸塩、酸パモ酸塩、硫酸塩、酸硫酸塩、グルコースリン酸塩、酒石酸塩および酸酒石酸塩、グリセロリン酸塩、ムケート、酒石酸マグネシウム塩、2-アミノエタンスルホン酸塩、マグネシウム 2-アミノエタンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、コリン酒石酸塩、トリクロロ酢酸塩、およびトリフルオロ酢酸塩からなる群から選択される請求項1-4のいずれかの医薬組成物。
単独では梗塞の犠牲者における死亡数を低減させることが出来ない薬剤が、ベータ遮断薬、カルシウム拮抗薬、アスピリン、およびアンギテオンシン変換酵素阻害剤、即ちACE阻害剤からなる群から選択される請求項２の医薬組成物。
ACE 阻害剤が、アラセプリル、ベナゼプリル、ベナゼプリラット、カプトプリル、セロナプリル、シラザプリル、デラプリル、エナラプリル、エナプリラット、フォシノプリル、イミダプリル、インドラプリル、リシノプリル、モベルチプリル、ペリンドプリル、ペントプリル、ピバロプリル、キナプリル、ラミプリル、スピラプリル、テモカプリル、トランドラプリルおよびゾフェノプリルからなる群から選択される請求項６の医薬組成物。
カルシウム拮抗薬が、ジルチアゼム、ニフェジピン、ベラパミル、ニカルジピンおよびニモジピンからなる群から選択される請求項６の医薬組成物。
機械的技術が血管形成術であり、外科的技術がバイパスである請求項２の医薬組成物。
経口投与用のL-カルニチンが、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、シロップ剤、エリキシル剤、懸濁液または溶液の形態である請求項１または２の医薬組成物。
静脈内投与用のL-カルニチンが好適な媒体中の懸濁液または溶液の形態である請求項１または２の医薬組成物。
媒体が、蒸留水、生理的食塩水、およびグルコース溶液からなる群から選択される請求項１１の医薬組成物。
組み合わせが好適な医薬上許容される媒体に活性成分を混合して含む単一医薬組成物において投与されうる請求項２の医薬組成物。
活性成分が別々に、同時にまたは逐次に、投与されうる請求項２の医薬組成物。
組み合わせ中に存在する活性成分が好適な投与形態またはその組み合わせにて投与されうる請求項２の医薬組成物。
組み合わせが単一のパッケージに活性成分を別々に含むキットの形態である請求項２の医薬組成物。
キットの成分が異なる経路および／または異なる時期に投与される請求項１６の医薬組成物。