JP2006520110A6 - ネットワーク・ノードによって登録された接続関係通信データを検証するシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ネットワーク・ノード、特に遠隔通信ネットワークの交換ネットワーク・ノードをよって検出され、料金を計算するのに使用される接続関係の通信データを監視するシステムおよび方法に関する。通信接続および/または接続中に要求された特別な機能の開始、終了、および/または期間を厳密に求めるために、最初にコール・シミュレータ(60)の適切な測定点(30、40)がネットワーク・ノード(20)の外部でシークされ、通信接続の開始および終了を検出することが可能となる。次いで、所定のイベント(接続の開始および終了)が実際のイベントの点(28、29)と測定点(30、40)の間で測定されるときに発生する系統的測定誤差が求められる。コール・シミュレータ(60)で求められた時間関係のデータの補正のために、系統的測定誤差が考慮に入れられる。
Description
本発明は、料金を計算するのに使用される、ネットワーク・ノード、具体的には遠隔通信ネットワークの交換ネットワーク・ノードによって登録される接続関係の通信データを検証するシステムおよび方法に関する。
遠隔通信ネットワーク内の交換装置(switching exchange)の不可欠な性能特性は、接続中ならびにサービスの使用で蓄積される料金データの登録である。この目的で、料金を計算するのに必要なすべての通信データを交換装置内の通信接続ごとに登録しなければならない。通信データ登録の精度を検証するには、適切なテスト・システムが必要である。
そのようなテスト・システムは、例えばDE 199 12 414 A1から周知である。しかし、このテスト・システムは、接続の開始や接続の終了などの時間関係のイベントを不正確な方式でしか登録できない。したがって、こうした方法は、料金データの登録に関して指定される狭い許容限界が維持されるかどうかを検証するには適していない。
DE 199 12 414 A1
本発明の課題は、標準時に対する時間関係のイベントの登録精度を狭い許容限界内に固守しなければならないときであっても、ネットワーク・ノードによって提供される通信データ・レコードの正確さを検証することが可能なシステムおよび方法を提供することである。
本発明の基本的概念は、本発明がテスト・システムで登録される通信接続に関する時間関係のデータをより厳密な方式で指定することが可能であることに見るべきである。料金を計算する必要がある登録イベントに関する測定点が系統的測定誤差を最小限に抑えるように選ばれること、およびテスト・システムで確認される時間関係のデータを補正するのにこの測定誤差が考慮に入れられることにより、とりわけ測定精度が向上する。
一方で本発明は、請求項1の方法の工程によって技術的課題を達成する。
この目的で、料金を計算するのに使用される、ネットワーク・ノードによって登録される通信データを検証する方法が利用される。ネットワーク・ノードは、例えばデジタル/アナログ固定ネットワークの交換ネットワーク・ノードでよい。この検証方法によれば、少なくともこの発呼側加入者と少なくとも1つの被呼側加入者との間のネットワーク・ノードを介する少なくとも1つの所定のテスト通信接続を確立し、再びクリアすることが可能である。利用可能なテスト通信接続は、例えば三者会議接続(three-party conference connection)または中継/転送接続でよい。まず、料金を計算するのに必要なイベントの時間が所定の測定点、およびイベントが実際に発生する可能性があるネットワーク・ノードで登録される。次いで、料金を計算するのに必要な少なくとも1つの追加のイベントの時間が所定の測定点または少なくとも1つの追加の所定の測定点、およびこのイベントが実際に発生する可能性のあるネットワーク・ノートで登録される。適切には、各イベントが実際に発生する位置は、このネットワーク・ノードが最初に各イベントを検出することができる料金関係のデータを登録するネットワーク・ノードのインターフェースである。
測定点はネットワーク・ノードの外部にある。測定点は、ネットワーク・ノードに関連する、実際のイベントの発生位置から離れて位置するので、実際のイベントの発生時間と測定点で検出されるイベントの発生時間とは異なる。この時間差は、実際のイベントの位置と各測定点との間の系統的測定誤差と呼ばれる。系統的測定誤差は、選んだテスト手順の関数であり、したがってテスト・シナリオごとに確認しなければならない。検証方法の測定精度を向上させるために、実際のイベントの位置と所定の各測定点との間の系統的時間測定誤差が確認される。テスト通信接続の終了に続いて、測定点で登録されたイベントから生成される時間関係のデータを含む基準データ・レコードが生成される。さらに、ネットワーク・ノードで登録されたイベントを記述する時間関係のデータを含む少なくとも1つの接続関係の通信データ・レコードがネットワーク・ノードで生成される。ここで、確認された系統的時間測定誤差によって基準データ・レコードの時間関係のデータが補正されるので、測定精度の向上が達成される。その後、テスト通信接続を参照して生成された基準データ・レコードが少なくとも1つの通信データ・レコードと比較される。加えて、通信データ・レコードの時間関係のデータと基準データ・レコードの時間関係のデータとの間の差が所定の範囲内にあるかどうかに関して判定が行われる。このようにして、時間関係のデータに関して通信データ・レコードの妥当性を検証することが可能である。
この点で、時間関係のデータは、接続の開始時間および/または接続の終了時間、接続期間または使用期間、既存の接続中に要求されたサービス機能の開始および/または終了でよいことに留意されたい。
したがって、適切には、イベントは、テスト通信接続の開始および/または終了、ならびに/あるいは既存の遠隔通信接続中に要求された少なくとも1つのサービス機能の開始および/または終了である。
ISDN接続の場合、接続の開始が、被呼側加入者によって生成されるプロトコル・メッセージ「connect」によって指示され、接続の終了が、接続を終了する加入者によって生成されるプロトコル・メッセージ「disconnect」によって指示される。
アナログ加入者接続の場合、接続の開始がループ・クロージャ(loop closure)によって知らされ、接続の終了がループ中断によって知らされる。
測定点でのイベントの発生時間を登録するために、測定点に少なくとも1つのシステム・クロックが割り当てられる。あるいは、測定点ごとにそれ自体のシステム・クロックを割り当てることもできる。例えばMainflingenの標準時送信機DCF77によって放出される標準時に対する測定点でのイベントの発生時間を厳密に決定できるようにするために、システム・クロックが標準時と同期される。同期の頻度は、各システム・クロックの動作精度に依存する。システム・クロックへの標準時の送信時間およびその反応時間のために、システム・クロックの同期の結果として標準時に対して時間遅延が生じる。この系統誤差を使用して、基準データ・レコードの時間関係のデータを補正することができる。
適切には、測定点は、実際のイベントの位置と各測定点との間で発生する系統的測定誤差が可能な限り小さくなるように選ばれる。テスト通信接続の被呼側加入者が、接続の開始を登録すべき測定点として選ばれ、テスト通信接続を終了する加入者が、接続の終了を登録すべき測定点として選ばれるので、これを達成することができる。したがってどちらの場合でも、測定される時間は、実際の接続の開始および/または接続の終了の前である。
サービス機能の使用の開始側加入者を、既存のテスト通信接続中に要求されたサービス機能の使用の開始を登録すべき測定点として使用することができ、その使用を終了する加入者を、サービス機能の使用の終了を登録すべき測定点として選ぶことができる。
テスト通信接続の期間を求めるために、イベント「start of connection」とイベント「end of connection」の間の期間を測定システムで確認しなければならない。この期間は、各イベントが発生する2つの時間の間の時間差として計算することができる。しかし、これには、丸め誤差が開始時間および終了時間の表現で加えられるという欠点がある。このため、基準データ・レコードの時間関係のデータは、測定点で登録される接続の開始によって開始され、その測定点または別の測定点で登録される接続の終了によって停止されるタイマによって確認される接続の期間を含む。これには、測定点でのシステム・クロックの時間標準との同期によって測定のずれが生じないという追加の利点がある。
この点で、特許請求の範囲において、および明細書全体を通して、「通信データ」という用語は、通信要素、ならびに関連するテスト通信接続および要求されるサービス機能の開始/終了時間および期間を含むことに触れておく。「通信要素」という用語は、テスト・ユニットの宛先アドレスおよびソース・アドレス、通信接続の日付、サービス・タイプ、サービス機能などのパラメータを包含する。サービスは、例えば電話、ISDN、またはANIS加入者、データ通信などである。サービス機能は、例えば三者会議、ブローカリングなどを含む。前述の技術的問題は、ネットワーク・ノードに接続可能な少なくとも1つのコール・シミュレータを含む検証システムによって同様に解決される。このコール・シミュレータは、システム・クロック、少なくとも1つの所定のテスト通信接続を確立およびクリアする装置、料金を計算するのに必要な所定のイベントを生成する少なくとも1つの装置、料金を計算するのに必要なイベントの少なくとも一部の時間を登録する少なくとも1つの装置、および登録されるイベントを記述する時間関係のデータを含む接続関係の基準データ・レコードを生成する装置を有する。ネットワーク・ノードは、料金を計算するのに必要なイベントの少なくとも一部の時間を登録する装置、システム・クロック、およびネットワーク・ノードで登録されたイベントを記述する時間関係のデータを含む少なくとも1つの接続関係の通信データ・レコードを生成する装置を含む。さらに、コール・シミュレータに割り振られた補正装置が提供され、その中に、実際のイベントの発生とコール・シミュレータの登録装置でのこのイベントの登録との間の系統的時間測定誤差に対応する補正値が格納され、基準データ・レコードの時間関係のデータが、補正装置内の格納系統的時間測定誤差によって補正される。比較器ユニットが使用され、基準データ・レコードが少なくとも1つの通信データ・レコードと比較される。通信データ・レコードの時間関係のデータと基準データ・レコードの時間関係のデータとの間の差が所定の範囲内にあるかどうかに関して判定が行われる。
有利な別の開発が従属請求項の主題を構成する。
コール・シミュレータおよびネットワーク・ノードは通常は異なるデータ・レコード・フォーマットを使用するので、基準データ・レコードのフォーマットを変換する第1装置と、各通信データ・レコードのフォーマットを同一のフォーマットに変換する第2装置とが追加で設けられる。この方策により、検証システムで使用することができるのはデジタル交換装置のフォーマットで動作するコール・シミュレータだけであるという制限が回避される。
一般に周知の方式では、通信データ・レコードおよび基準データ・レコードは複数の所定のデータ・フィールドを含む。通信データは通信データ・レコードおよび基準データ・レコードの各データ・フィールドに格納される。さらに、各データ・フィールドに、データ・フィールドに含まれる通信データがなければならない値の範囲を割り当てることができる。したがって、例えば、データ・フィールド「date of the communications connection」に対する値の範囲がグレゴリオ暦によって定義され、データ・フィールド「start time of the connection」の値の範囲が0から24時間の時間範囲によって定義される。「service type」データ・フィールドに関する値の範囲が、所定の1組のサービスによって定義され、「service features」データ・フィールドの値の範囲が、許可されたすべてのサービス機能によって定義される。
検証システムは、セキュリティ上の理由で新しい通信データ・レコードが既存の通信接続について規則的な時間間隔で確認されるときは特に、テスト通信接続に割り当てられた通信データ・レコードを検出することができる。同じ接続識別データ内容(例えば宛先および/またはソース・アドレス)が各通信データ・レコード内に含まれることにより、複数の通信データ・レコードが共に1つの接続に属していると認識される。この場合、接続関係の基準データ・レコードを、マージした接続関係の通信データ・レコードのそれぞれと比較するように比較器ユニットが設計される。検証システムはさらに、個々の通信データ・レコードの開始/終了タイム・スタンプが基準データ・レコードの開始/終了タイム・スタンプによって定義された時間間隔内にある場合、マージした通信データ・レコードの個々の通信データ・レコードが対応する基準データ・レコードに属することを検出する。マージした通信データ・レコードの開始タイム・スタンプは通信データ・レコード中の時間シーケンスを定義する。直後の通信データ・レコードで開始タイム・スタンプが直前の通信データ・レコードの終了タイム・スタンプに対応し、かつ第1通信データ・レコードの開始タイム・スタンプと最後の通信データ・レコードの終了タイム・スタンプとによって定義されるタイム・スパンが、基準データ・レコードの開始タイム・スタンプおよび終了タイム・スタンプによって定義されたテスト通信接続の全期間に対応する場合、検証システムは、関係する通信データ・レコードのシーケンスを補正すべきであると認識する。
添付の図面と共に例示的実施形態に基づいて以下で本発明をより詳細に説明する。
図1に例示的検証システム10の概略構造を示す。検証システム10は、検証すべき少なくとも1つの遠隔通信ネットワーク・ノードに接続される。ここで与える例では、検証すべき少なくとも1つの遠隔通信ネットワーク・ノードはデジタル交換装置20である。検証システム10はコール・シミュレータ60を含み、コール・シミュレータ60は例えば、発呼側加入者をシミュレートする装置30と、被呼側加入者をシミュレートする装置40とを有する。装置30および40にはそれぞれ、標準時クロック、例えばDCF77送信機の標準時と同期されるシステム・クロック35および45が割り当てられる。あるいは、共有システム・クロックを装置30と装置40の両方に割り当てることもできる。コール・シミュレータ60および交換装置20は評価装置50に接続される。コール・シミュレータ60の装置30および40はそれぞれ、例えば加入者側遠隔通信回線(subscriber-side telecommunications line)を介して、関連するデジタル交換装置20に接続される。ISO 9646規格によれば、コール・シミュレータ60および評価装置50は、各ケースで、いわゆる制御/観測点(PCO)を介して、検証すべきデジタル交換装置20に組み込まれるインプリメンテーション・アンダ−・テスト(Implementation Under Test:IUT)と通信することができる。加えて、コール・シミュレータ60は、選択されるテスト・ケースに応じて、関連する通信要素(抽象サービス・プリミティブ(Abstract Service Primitive:ASP)とも呼ばれる)を、第1制御/観測点およびそれぞれの加入者側遠隔通信回線を介してデジタル交換装置20に送信することができるように設計される。選択されたテスト・ケースに応じてコール・シミュレータに先に格納された通信要素は、例えば宛先アドレス、ソース・アドレス、テスト通信接続の日付、サービス・タイプ、およびサービス機能である。次いで、検証すべきデジタル交換装置20の標準化ハードウェア・インターフェース27を介して、デジタル交換装置20によって生成された通信データ・レコードを第2制御/観測点を介して評価装置50に転送することができる。
以下では、検証システム10の機能および動作を、シナリオを用いてより詳細に説明する。
一般的に言って、検証システム10の目的は、料金ベースの通信接続に関する料金を計算するのに使用される、デジタル交換装置20で生成される通信データ・レコードを検証することである。具体的には、検証システム10の目的は、交換ネットワーク・ノードにおいて、時間関係のデータの登録、例えば開始時間および終了時間ならびに通信接続の期間の登録を検証することである。通信データ・レコードが正確に生成されるときにだけ、誤差のない料金計算を行うことができる。
通信データ・レコードを検証できるようにするには、通信データ・レコードを生成する交換装置20で使用される接続データを、コール・シミュレータで基準データ・レコードとして利用可能でなければならない。接続データは、接続を確立およびクリアするコール・シミュレータ60によって必要とされ、交換装置20に送信される情報の項目である。この状況では、コール・シミュレータ60は、交換装置20に送信される接続データと、テスト・シーケンス中に登録される時間関係のデータとから、接続関係の基準データ・レコードを生成する。通信/基準データ・レコードの例示的構造を図2に示す。通信/基準データ・レコードは、例えばデータ・フィールド「start time」、「destination address」、「source address」、「service type」、「service feature」、「date」、「end time」、および「test case number」から構成される。この点で、基準データ・レコードは、開始時間または終了時間の代わりに接続期間を含むことができることに留意されたい。
通信データ・レコードを検証する際に、例えば接続の開始、終了、および期間などの、その中に格納された時間関係のデータが例えば許容範囲500ms以内にあることを確立できることが必要である。したがって、接続の開始、終了、および期間についての時間の登録に関して、検証システムに対して高い要求を課さなければならない。基準データ・レコード内のこうした時間関係のデータは、イベントの実際の時間および接続の実際の期間を表すからである。
検証システム10の測定精度は、本質的に、使用するシステム・クロック35および45の時間標準からのずれに依存する。そのずれは、標準時送信機DCF77、ならびに系統的/確率的測定誤差を介して分散する可能性がある。確率的測定誤差は例えば、丸め誤差やコール・シミュレータ60の処理時間の変動から生じる。確率的測定誤差は、通信データ・レコードに格納された時間関係のデータが所定の許容範囲内にあるかどうかに関しての言明がその範囲内では不可能である範囲を形成する。
系統的測定誤差は、イベント「start of connetion」および「end of connection」が発生し、異なる位置で登録されることから生じる。すなわち、系統的測定誤差は、一方では、交換装置20の所定のインターフェース28または29で発生し、他方では、コール・シミュレータ60の所定のインターフェースまたは所定の測定点で登録される。測定点は、コール・シミュレータ60をスイッチオンすることによって交換装置20が影響を受けるのを防止するように、交換装置20の外部にある。これは、検出される実際のイベント「start of connection」または「end of connection」ではなく、実際のイベントに先行し、またはそれに続くイベントに過ぎないという結果を有する。系統的測定誤差は、選ばれるテスト手順の関数であり、あらかじめ確認される。
適切な測定点の選択のための基準は、例示的テスト・ケースを使用して生じる。例示的テスト・ケースは、単一のテスト工程あるいはいくつかの並列または順次テスト工程から構成することができる。このテスト・ケースでは、2つのISDN端末間、すなわち装置30と装置40の間で通常の電話接続を確立すべきであると仮定する。したがって、サービス「telephone connection between ISDN units」がサービス・タイプとして使用される。装置30が発呼側加入者をシミュレートし、装置40が被呼側加入者をシミュレートすると仮定する。選択したテスト・ケースはまた、2人の加入者の宛先アドレスおよびソース・アドレスならびに系統的測定誤差を求める。日付および開始時間は、テスト通信接続が確立された時間から得られる。選択したテスト・ケースに関連するこうしたすべての通信要素は、コール・シミュレータ60のメモリに格納される。系統的測定誤差は評価装置50にも格納することができる。
好ましくは、測定点の場所は、関連する系統的測定誤差が可能な限り小さくなるように選ばれる。したがって、前述の例では、イベント「start of connection」が登録される測定点は、被呼側加入者40のところに位置する。登録されるイベント「start of connection」は、接続を開始するために被呼側加入者40によって生成されるプロトコル・メッセージに対応する。イベント「end of connection」が登録される測定点は、接続を終了する加入者のところに位置する。それぞれの加入者がプロトコル・メッセージ「disconnect」を生成するので、接続の終了が交換装置に知らされる。この例では、加入者40が接続を開始すると仮定する。このテスト・ケースで考慮に入れるべき系統誤差は既知であり、例えば評価装置50に格納される。系統的測定誤差は、プロトコル・メッセージ「connect」が加入者40から交換装置20まで必要とする伝播時間、またはプロトコル・メッセージ「disconnect」が加入者40から交換装置まで必要とする伝播時間にほぼ対応する。
テストの開始前に、テスト構成に属さないデジタル交換装置20のすべての端末が非アクティブであること、およびそれらをテスト・シーケンス中に活動化することができないことを保証するように準備しなければならない。これは、テスト中に生成される通信データ・レコードを特定の基準データ・レコードに割り当てることができるかどうか検証できるための前提条件である。
テスト手順の開始時に、テストに関連する通信要素が、コール・シミュレータ60の装置30からデジタル交換装置20に送信される。受信する通信要素に応じて、デジタル交換装置20は、適切な宛先アドレスを有する加入者40に対する選択されたテスト通信接続を確立する。
システム・クロック45の助けにより、プロトコル・メッセージ「connect」の生成と一致するイベント「start of connection」の発生時間が装置40に登録され、このテスト接続に関連する基準データ・レコードに書き込まれる。同時に、テスト接続の期間を測定できるように、タイマ(図示せず)がイベント「start of connection」によって開始する。同様に、システム・クロック25の助けにより、交換装置20は、プロトコル・メッセージ「connect」がインターフェース29に到着する時間を登録する。この時間は、テスト接続に関連する通信データ・レコードに書き込まれる。
テスト通信接続を起動するために、加入者40はプロトコル・メッセージ「disconnect」を生成し、それを交換装置20に送信する。システム・クロック45の助けにより、プロトコル・メッセージ「disconnect」の生成と一致するイベント「end of connection」が装置40に登録され、このテスト接続に関連する基準データ・レコードに書き込まれる。同時に、接続の期間の測定を終了するように、タイマがイベント「end of connection」によって停止する。テスト通信接続の終了に続いて、コール・シミュレータ60は、選ばれたテストに関連する通信要素と、テスト通信接続の開始時間および終了時間とから基準データ・レコードを生成する。基準データ・レコードの例示的フォーマットを図2に示す。終了時間の代わりに、接続期間を基準データ・レコードに書き込むことも可能である。この点で、接続の開始時間および終了時間または期間が、基準データ・レコードへの入力前に、または評価装置50だけで、系統的測定誤差によって補正されることに触れておく。次いで、この基準データ・レコードが評価装置50に送信される。同様にして、システム・クロック25の助けにより、交換装置20は、プロトコル・メッセージ「disconnect」がインターフェース29に到着する時間を登録する。デジタル交換装置20はまた、受信した通信要素とテスト通信接続の開始時間および終了時間とから、対応する接続関係の通信データ・レコードを形成する。生成した通信データ・レコードは同様に評価装置50に送信される。
これがまだ生じていない場合、例えば接続の開始、終了、および/または期間などの、基準データ・レコードに格納された時間関係のデータを評価装置50内の系統的測定誤差によって補正することができる。接続の終了の代わりに接続の期間だけが基準データ・レコード内に送信される場合、基準データ・レコードに格納された接続の開始と接続の期間とから接続の終了をまず計算することができる。その後で、基準データ・レコードおよび通信データ・レコードの対応する時間データのそれぞれの差分値が指定の許容範囲内にあるかどうかを判定するために、基準データ・レコードおよび通信データ・レコードの対応する時間データが取り去られる。
コール・シミュレータ60の助けにより、デジタル交換装置20を介して複数のテスト通信接続を同時に確立することが可能であることを指摘しておきたい。デジタル交換装置20を介して様々なコール・シミュレータ間の複数のテスト通信接続を確立することも考えられる。この目的で、評価装置は、様々なテスト通信接続の基準/通信データ・レコードを並列に解析し、精度に関して検証することができるように設計される。
本発明は、料金を計算するのに使用される、ネットワーク・ノード、具体的には遠隔通信ネットワークの交換ネットワーク・ノードによって登録される接続関係の通信データを検証するシステムおよび方法に関する。
遠隔通信ネットワーク内の交換装置(switching exchange)の不可欠な性能特性は、接続中ならびにサービスの使用で蓄積される料金データの登録である。この目的で、料金を計算するのに必要なすべての通信データを交換装置内の通信接続ごとに登録しなければならない。通信データ登録の精度を検証するには、適切なテスト・システムが必要である。
そのようなテスト・システムは、例えばDE 199 12 414から周知であり、これが独立請求項1および10のプリアンブルを構成する。しかし、このテスト・システムは、接続の開始や接続の終了などの時間関係のイベントを不正確な方式でしか登録できない。したがって、こうした方法は、料金データの登録に関して指定される狭い許容限界が維持されるかどうかを検証するには適していない。
Script XP 002257410 Introduction to Physics I (0000)は、とりわけ誤差の測定を論じている。あらゆる測定結果は確率的/系統的誤差によって損なわれる。系統的誤差は、測定装置の読取り精度および較正精度によって決定される。
DE 199 12 414 A1
本発明の課題は、標準時に対する時間関係のイベントの登録精度を狭い許容限界内に固守しなければならないときであっても、ネットワーク・ノードによって提供される通信データ・レコードの正確さを検証することが可能なシステムおよび方法を提供することである。
本発明の基本的概念は、本発明がテスト・システムで登録される通信接続に関する時間関係のデータをより厳密な方式で指定することが可能であることに見るべきである。料金を計算する必要がある登録イベントに関する測定点が系統的測定誤差を最小限に抑えるように選ばれること、およびテスト・システムで確認される時間関係のデータを補正するのにこの測定誤差が考慮に入れられることにより、とりわけ測定精度が向上する。
一方で本発明は、請求項1の方法の工程によって技術的課題を達成する。
この目的で、料金を計算するのに使用される、ネットワーク・ノードによって登録される通信データを検証する方法が利用される。ネットワーク・ノードは、例えばデジタル/アナログ固定ネットワークの交換ネットワーク・ノードでよい。この検証方法によれば、少なくともこの発呼側加入者と少なくとも1つの被呼側加入者との間のネットワーク・ノードを介する少なくとも1つの所定のテスト通信接続を確立し、再びクリアすることが可能である。利用可能なテスト通信接続は、例えば三者会議接続(three-party conference connection)または中継/転送接続でよい。まず、料金を計算するのに必要なイベントの時間が所定の測定点、およびイベントが実際に発生する可能性があるネットワーク・ノードで登録される。次いで、料金を計算するのに必要な少なくとも1つの追加のイベントの時間が所定の測定点または少なくとも1つの追加の所定の測定点、およびこのイベントが実際に発生する可能性のあるネットワーク・ノートで登録される。適切には、各イベントが実際に発生する位置は、このネットワーク・ノードが最初に各イベントを検出することができる料金関係のデータを登録するネットワーク・ノードのインターフェースである。
測定点はネットワーク・ノードの外部にある。測定点は、ネットワーク・ノードに関連する、実際のイベントの発生位置から離れて位置するので、実際のイベントの発生時間と測定点で検出されるイベントの発生時間とは異なる。この時間差は、実際のイベントの位置と各測定点との間の系統的測定誤差と呼ばれる。系統的測定誤差は、選んだテスト手順の関数であり、したがってテスト・シナリオごとに確認しなければならない。検証方法の測定精度を向上させるために、実際のイベントの位置と所定の各測定点との間の系統的時間測定誤差が確認される。テスト通信接続の終了に続いて、測定点で登録されたイベントから生成される時間関係のデータを含む基準データ・レコードが生成される。さらに、ネットワーク・ノードで登録されたイベントを記述する時間関係のデータを含む少なくとも1つの接続関係の通信データ・レコードがネットワーク・ノードで生成される。ここで、確認された系統的時間測定誤差によって基準データ・レコードの時間関係のデータが補正されるので、測定精度の向上が達成される。その後、テスト通信接続を参照して生成された基準データ・レコードが少なくとも1つの通信データ・レコードと比較される。加えて、通信データ・レコードの時間関係のデータと基準データ・レコードの時間関係のデータとの間の差が所定の範囲内にあるかどうかに関して判定が行われる。このようにして、時間関係のデータに関して通信データ・レコードの妥当性を検証することが可能である。
この点で、時間関係のデータは、接続の開始時間および/または接続の終了時間、接続期間または使用期間、既存の接続中に要求されたサービス機能の開始および/または終了でよいことに留意されたい。
したがって、適切には、イベントは、テスト通信接続の開始および/または終了、ならびに/あるいは既存の遠隔通信接続中に要求された少なくとも1つのサービス機能の開始および/または終了である。
ISDN接続の場合、接続の開始が、被呼側加入者によって生成されるプロトコル・メッセージ「connect」によって指示され、接続の終了が、接続を終了する加入者によって生成されるプロトコル・メッセージ「disconnect」によって指示される。
アナログ加入者接続の場合、接続の開始がループ・クロージャ(loop closure)によって知らされ、接続の終了がループ中断によって知らされる。
測定点でのイベントの発生時間を登録するために、測定点に少なくとも1つのシステム・クロックが割り当てられる。あるいは、測定点ごとにそれ自体のシステム・クロックを割り当てることもできる。例えばMainflingenの標準時送信機DCF77によって放出される標準時に対する測定点でのイベントの発生時間を厳密に決定できるようにするために、システム・クロックが標準時と同期される。同期の頻度は、各システム・クロックの動作精度に依存する。システム・クロックへの標準時の送信時間およびその反応時間のために、システム・クロックの同期の結果として標準時に対して時間遅延が生じる。この系統誤差を使用して、基準データ・レコードの時間関係のデータを補正することができる。
適切には、測定点は、実際のイベントの位置と各測定点との間で発生する系統的測定誤差が可能な限り小さくなるように選ばれる。テスト通信接続の被呼側加入者が、接続の開始を登録すべき測定点として選ばれ、テスト通信接続を終了する加入者が、接続の終了を登録すべき測定点として選ばれるので、これを達成することができる。したがってどちらの場合でも、測定される時間は、実際の接続の開始および/または接続の終了の前である。
サービス機能の使用の開始側加入者を、既存のテスト通信接続中に要求されたサービス機能の使用の開始を登録すべき測定点として使用することができ、その使用を終了する加入者を、サービス機能の使用の終了を登録すべき測定点として選ぶことができる。
テスト通信接続の期間を求めるために、イベント「start of connection」とイベント「end of connection」の間の期間を測定システムで確認しなければならない。この期間は、各イベントが発生する2つの時間の間の時間差として計算することができる。しかし、これには、丸め誤差が開始時間および終了時間の表現で加えられるという欠点がある。このため、基準データ・レコードの時間関係のデータは、測定点で登録される接続の開始によって開始され、その測定点または別の測定点で登録される接続の終了によって停止されるタイマによって確認される接続の期間を含む。これには、測定点でのシステム・クロックの時間標準との同期によって測定のずれが生じないという追加の利点がある。
この点で、特許請求の範囲において、および明細書全体を通して、「通信データ」という用語は、通信要素、ならびに関連するテスト通信接続および要求されるサービス機能の開始/終了時間および期間を含むことに触れておく。「通信要素」という用語は、テスト・ユニットの宛先アドレスおよびソース・アドレス、通信接続の日付、サービス・タイプ、サービス機能などのパラメータを包含する。サービスは、例えば電話、ISDN、またはANIS加入者、データ通信などである。サービス機能は、例えば三者会議、ブローカリングなどを含む。前述の技術的問題は、ネットワーク・ノードに接続可能な少なくとも1つのコール・シミュレータを含む検証システムによって同様に解決される。このコール・シミュレータは、システム・クロック、少なくとも1つの所定のテスト通信接続を確立およびクリアする装置、料金を計算するのに必要な所定のイベントを生成する少なくとも1つの装置、料金を計算するのに必要なイベントの少なくとも一部の時間を登録する少なくとも1つの装置、および登録されるイベントを記述する時間関係のデータを含む接続関係の基準データ・レコードを生成する装置を有する。ネットワーク・ノードは、料金を計算するのに必要なイベントの少なくとも一部の時間を登録する装置、システム・クロック、およびネットワーク・ノードで登録されたイベントを記述する時間関係のデータを含む少なくとも1つの接続関係の通信データ・レコードを生成する装置を含む。さらに、コール・シミュレータに割り振られた補正装置が提供され、その中に、実際のイベントの発生とコール・シミュレータの登録装置でのこのイベントの登録との間の系統的時間測定誤差に対応する補正値が格納され、基準データ・レコードの時間関係のデータが、補正装置内の格納系統的時間測定誤差によって補正される。比較器ユニットが使用され、基準データ・レコードが少なくとも1つの通信データ・レコードと比較される。通信データ・レコードの時間関係のデータと基準データ・レコードの時間関係のデータとの間の差が所定の範囲内にあるかどうかに関して判定が行われる。
有利な別の開発が従属請求項の主題を構成する。
コール・シミュレータおよびネットワーク・ノードは通常は異なるデータ・レコード・フォーマットを使用するので、基準データ・レコードのフォーマットを変換する第1装置と、各通信データ・レコードのフォーマットを同一のフォーマットに変換する第2装置とが追加で設けられる。この方策により、検証システムで使用することができるのはデジタル交換装置のフォーマットで動作するコール・シミュレータだけであるという制限が回避される。
一般に周知の方式では、通信データ・レコードおよび基準データ・レコードは複数の所定のデータ・フィールドを含む。通信データは通信データ・レコードおよび基準データ・レコードの各データ・フィールドに格納される。さらに、各データ・フィールドに、データ・フィールドに含まれる通信データがなければならない値の範囲を割り当てることができる。したがって、例えば、データ・フィールド「date of the communications connection」に対する値の範囲がグレゴリオ暦によって定義され、データ・フィールド「start time of the connection」の値の範囲が0から24時間の時間範囲によって定義される。「service type」データ・フィールドに関する値の範囲が、所定の1組のサービスによって定義され、「service features」データ・フィールドの値の範囲が、許可されたすべてのサービス機能によって定義される。
検証システムは、セキュリティ上の理由で新しい通信データ・レコードが既存の通信接続について規則的な時間間隔で確認されるときは特に、テスト通信接続に割り当てられた通信データ・レコードを検出することができる。同じ接続識別データ内容(例えば宛先および/またはソース・アドレス)が各通信データ・レコード内に含まれることにより、複数の通信データ・レコードが共に1つの接続に属していると認識される。この場合、接続関係の基準データ・レコードを、マージした接続関係の通信データ・レコードのそれぞれと比較するように比較器ユニットが設計される。検証システムはさらに、個々の通信データ・レコードの開始/終了タイム・スタンプが基準データ・レコードの開始/終了タイム・スタンプによって定義された時間間隔内にある場合、マージした通信データ・レコードの個々の通信データ・レコードが対応する基準データ・レコードに属することを検出する。マージした通信データ・レコードの開始タイム・スタンプは通信データ・レコード中の時間シーケンスを定義する。直後の通信データ・レコードで開始タイム・スタンプが直前の通信データ・レコードの終了タイム・スタンプに対応し、かつ第1通信データ・レコードの開始タイム・スタンプと最後の通信データ・レコードの終了タイム・スタンプとによって定義されるタイム・スパンが、基準データ・レコードの開始タイム・スタンプおよび終了タイム・スタンプによって定義されたテスト通信接続の全期間に対応する場合、検証システムは、関係する通信データ・レコードのシーケンスを補正すべきであると認識する。
添付の図面と共に例示的実施形態に基づいて以下で本発明をより詳細に説明する。
図1に例示的検証システム10の概略構造を示す。検証システム10は、検証すべき少なくとも1つの遠隔通信ネットワーク・ノードに接続される。ここで与える例では、検証すべき少なくとも1つの遠隔通信ネットワーク・ノードはデジタル交換装置20である。検証システム10はコール・シミュレータ60を含み、コール・シミュレータ60は例えば、発呼側加入者をシミュレートする装置30と、被呼側加入者をシミュレートする装置40とを有する。装置30および40にはそれぞれ、標準時クロック、例えばDCF77送信機の標準時と同期されるシステム・クロック35および45が割り当てられる。あるいは、共有システム・クロックを装置30と装置40の両方に割り当てることもできる。コール・シミュレータ60および交換装置20は評価装置50に接続される。コール・シミュレータ60の装置30および40はそれぞれ、例えば加入者側遠隔通信回線(subscriber-side telecommunications line)を介して、関連するデジタル交換装置20に接続される。ISO 9646規格によれば、コール・シミュレータ60および評価装置50は、各ケースで、いわゆる制御/観測点(PCO)を介して、検証すべきデジタル交換装置20に組み込まれるインプリメンテーション・アンダ−・テスト(Implementation Under Test:IUT)と通信することができる。加えて、コール・シミュレータ60は、選択されるテスト・ケースに応じて、関連する通信要素(抽象サービス・プリミティブ(Abstract Service Primitive:ASP)とも呼ばれる)を、第1制御/観測点およびそれぞれの加入者側遠隔通信回線を介してデジタル交換装置20に送信することができるように設計される。選択されたテスト・ケースに応じてコール・シミュレータに先に格納された通信要素は、例えば宛先アドレス、ソース・アドレス、テスト通信接続の日付、サービス・タイプ、およびサービス機能である。次いで、検証すべきデジタル交換装置20の標準化ハードウェア・インターフェース27を介して、デジタル交換装置20によって生成された通信データ・レコードを第2制御/観測点を介して評価装置50に転送することができる。
以下では、検証システム10の機能および動作を、シナリオを用いてより詳細に説明する。
一般的に言って、検証システム10の目的は、料金ベースの通信接続に関する料金を計算するのに使用される、デジタル交換装置20で生成される通信データ・レコードを検証することである。具体的には、検証システム10の目的は、交換ネットワーク・ノードにおいて、時間関係のデータの登録、例えば開始時間および終了時間ならびに通信接続の期間の登録を検証することである。通信データ・レコードが正確に生成されるときにだけ、誤差のない料金計算を行うことができる。
通信データ・レコードを検証できるようにするには、通信データ・レコードを生成する交換装置20で使用される接続データを、コール・シミュレータで基準データ・レコードとして利用可能でなければならない。接続データは、接続を確立およびクリアするコール・シミュレータ60によって必要とされ、交換装置20に送信される情報の項目である。この状況では、コール・シミュレータ60は、交換装置20に送信される接続データと、テスト・シーケンス中に登録される時間関係のデータとから、接続関係の基準データ・レコードを生成する。通信/基準データ・レコードの例示的構造を図2に示す。通信/基準データ・レコードは、例えばデータ・フィールド「start time」、「destination address」、「source address」、「service type」、「service feature」、「date」、「end time」、および「test case number」から構成される。この点で、基準データ・レコードは、開始時間または終了時間の代わりに接続期間を含むことができることに留意されたい。
通信データ・レコードを検証する際に、例えば接続の開始、終了、および期間などの、その中に格納された時間関係のデータが例えば許容範囲500ms以内にあることを確立できることが必要である。したがって、接続の開始、終了、および期間についての時間の登録に関して、検証システムに対して高い要求を課さなければならない。基準データ・レコード内のこうした時間関係のデータは、イベントの実際の時間および接続の実際の期間を表すからである。
検証システム10の測定精度は、本質的に、使用するシステム・クロック35および45の時間標準からのずれに依存する。そのずれは、標準時送信機DCF77、ならびに系統的/確率的測定誤差を介して分散する可能性がある。確率的測定誤差は例えば、丸め誤差やコール・シミュレータ60の処理時間の変動から生じる。確率的測定誤差は、通信データ・レコードに格納された時間関係のデータが所定の許容範囲内にあるかどうかに関しての言明がその範囲内では不可能である範囲を形成する。
系統的測定誤差は、イベント「start of connetion」および「end of connection」が発生し、異なる位置で登録されることから生じる。すなわち、系統的測定誤差は、一方では、交換装置20の所定のインターフェース28または29で発生し、他方では、コール・シミュレータ60の所定のインターフェースまたは所定の測定点で登録される。測定点は、コール・シミュレータ60をスイッチオンすることによって交換装置20が影響を受けるのを防止するように、交換装置20の外部にある。これは、検出される実際のイベント「start of connection」または「end of connection」ではなく、実際のイベントに先行し、またはそれに続くイベントに過ぎないという結果を有する。系統的測定誤差は、選ばれるテスト手順の関数であり、あらかじめ確認される。
適切な測定点の選択のための基準は、例示的テスト・ケースを使用して生じる。例示的テスト・ケースは、単一のテスト工程あるいはいくつかの並列または順次テスト工程から構成することができる。このテスト・ケースでは、2つのISDN端末間、すなわち装置30と装置40の間で通常の電話接続を確立すべきであると仮定する。したがって、サービス「telephone connection between ISDN units」がサービス・タイプとして使用される。装置30が発呼側加入者をシミュレートし、装置40が被呼側加入者をシミュレートすると仮定する。選択したテスト・ケースはまた、2人の加入者の宛先アドレスおよびソース・アドレスならびに系統的測定誤差を求める。日付および開始時間は、テスト通信接続が確立された時間から得られる。選択したテスト・ケースに関連するこうしたすべての通信要素は、コール・シミュレータ60のメモリに格納される。系統的測定誤差は評価装置50にも格納することができる。
好ましくは、測定点の場所は、関連する系統的測定誤差が可能な限り小さくなるように選ばれる。したがって、前述の例では、イベント「start of connection」が登録される測定点は、被呼側加入者40のところに位置する。登録されるイベント「start of connection」は、接続を開始するために被呼側加入者40によって生成されるプロトコル・メッセージに対応する。イベント「end of connection」が登録される測定点は、接続を終了する加入者のところに位置する。それぞれの加入者がプロトコル・メッセージ「disconnect」を生成するので、接続の終了が交換装置に知らされる。この例では、加入者40が接続を開始すると仮定する。このテスト・ケースで考慮に入れるべき系統誤差は既知であり、例えば評価装置50に格納される。系統的測定誤差は、プロトコル・メッセージ「connect」が加入者40から交換装置20まで必要とする伝播時間、またはプロトコル・メッセージ「disconnect」が加入者40から交換装置まで必要とする伝播時間にほぼ対応する。
テストの開始前に、テスト構成に属さないデジタル交換装置20のすべての端末が非アクティブであること、およびそれらをテスト・シーケンス中に活動化することができないことを保証するように準備しなければならない。これは、テスト中に生成される通信データ・レコードを特定の基準データ・レコードに割り当てることができるかどうか検証できるための前提条件である。
テスト手順の開始時に、テストに関連する通信要素が、コール・シミュレータ60の装置30からデジタル交換装置20に送信される。受信する通信要素に応じて、デジタル交換装置20は、適切な宛先アドレスを有する加入者40に対する選択されたテスト通信接続を確立する。
システム・クロック45の助けにより、プロトコル・メッセージ「connect」の生成と一致するイベント「start of connection」の発生時間が装置40に登録され、このテスト接続に関連する基準データ・レコードに書き込まれる。同時に、テスト接続の期間を測定できるように、タイマ(図示せず)がイベント「start of connection」によって開始する。同様に、システム・クロック25の助けにより、交換装置20は、プロトコル・メッセージ「connect」がインターフェース29に到着する時間を登録する。この時間は、テスト接続に関連する通信データ・レコードに書き込まれる。
テスト通信接続を起動するために、加入者40はプロトコル・メッセージ「disconnect」を生成し、それを交換装置20に送信する。システム・クロック45の助けにより、プロトコル・メッセージ「disconnect」の生成と一致するイベント「end of connection」が装置40に登録され、このテスト接続に関連する基準データ・レコードに書き込まれる。同時に、接続の期間の測定を終了するように、タイマがイベント「end of connection」によって停止する。テスト通信接続の終了に続いて、コール・シミュレータ60は、選ばれたテストに関連する通信要素と、テスト通信接続の開始時間および終了時間とから基準データ・レコードを生成する。基準データ・レコードの例示的フォーマットを図2に示す。終了時間の代わりに、接続期間を基準データ・レコードに書き込むことも可能である。この点で、接続の開始時間および終了時間または期間が、基準データ・レコードへの入力前に、または評価装置50だけで、系統的測定誤差によって補正されることに触れておく。次いで、この基準データ・レコードが評価装置50に送信される。同様にして、システム・クロック25の助けにより、交換装置20は、プロトコル・メッセージ「disconnect」がインターフェース29に到着する時間を登録する。デジタル交換装置20はまた、受信した通信要素とテスト通信接続の開始時間および終了時間とから、対応する接続関係の通信データ・レコードを形成する。生成した通信データ・レコードは同様に評価装置50に送信される。
これがまだ生じていない場合、例えば接続の開始、終了、および/または期間などの、基準データ・レコードに格納された時間関係のデータを評価装置50内の系統的測定誤差によって補正することができる。接続の終了の代わりに接続の期間だけが基準データ・レコード内に送信される場合、基準データ・レコードに格納された接続の開始と接続の期間とから接続の終了をまず計算することができる。その後で、基準データ・レコードおよび通信データ・レコードの対応する時間データのそれぞれの差分値が指定の許容範囲内にあるかどうかを判定するために、基準データ・レコードおよび通信データ・レコードの対応する時間データが取り去られる。
コール・シミュレータ60の助けにより、デジタル交換装置20を介して複数のテスト通信接続を同時に確立することが可能であることを指摘しておきたい。デジタル交換装置20を介して様々なコール・シミュレータ間の複数のテスト通信接続を確立することも考えられる。この目的で、評価装置は、様々なテスト通信接続の基準/通信データ・レコードを並列に解析し、精度に関して検証することができるように設計される。
Claims (13)
- 料金を計算するのに使用される、ネットワーク・ノードによって登録される接続関係の通信データを検証する方法であって、
少なくとも1つの所定のテスト通信接続が、少なくとも前記ネットワーク・ノードを介して確立され、再びクリアされ、
前記料金を計算するのに必要なイベントの時間が、所定の測定点と前記ネットワーク・ノードとで登録され、
前記料金を計算するのに必要な少なくとも1つの追加のイベントの時間が、前記所定の測定点、または少なくとも1つの追加の所定の測定点と前記ネットワーク・ノードとで登録され、前記測定点が前記ネットワーク・ノードの外部に位置しており、
実際のイベントの発生位置とそれぞれの前記所定の測定点での前記イベントの登録位置との間の系統的時間測定誤差が確認され、
前記測定点で登録された前記イベントから生成される時間関係のデータを含む基準データ・レコードが生成され、
前記ネットワーク・ノードで登録された前記イベントを記述する時間関係のデータを含む少なくとも1つの接続関係の通信データ・レコードが前記ネットワーク・ノードで生成され、
前記基準データ・レコードの時間関係のデータが、確認された系統的時間測定誤差によって補正され、
基準データ・レコードが、前記少なくとも1つの通信データ・レコードと比較され、
前記通信データ・レコードの時間関係のデータと前記基準データ・レコードの時間関係のデータの間の差が所定の範囲内にあるかどうかに関して判定が行われる方法。 - 前記イベントが、前記テスト通信接続の開始および終了、ならびに/あるいは既存のテスト通信接続中に要求された少なくとも1つのサービス機能の開始および/または終了を表す請求項1に記載の方法。
- 交換ネットワーク・ノードがネットワーク・ノードとして使用される請求項1または2に記載の方法。
- 各測定点に、各ケースで、システム・クロックまたは共有システム・クロックが割り当てられ、前記システム・クロックと時間標準の間の較正が実施される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記システム・クロックと、較正時の前記時間標準との間で確認された時間差が、前記基準データ・レコードの前記時間関係のデータを補正するのに使用される請求項4に記載の方法。
- 前記テスト通信接続の被呼側加入者が、前記接続の開始を登録すべき測定点として選ばれ、前記テスト通信接続を終了する加入者が、前記接続の終了を登録すべき測定点として選ばれる請求項2乃至5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記サービス機能の使用の開始側加入者が、既存のテスト通信接続中に要求されたサービス機能の使用の開始を登録すべき測定点として選ばれ、前記使用を終了する加入者が、前記サービス機能の前記使用の終了を登録すべき測定点として選ばれる請求項2乃至6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記基準データ・レコードの前記時間関係のデータが接続の期間を含み、前記期間が、
タイマが、前記測定点で登録された前記接続の開始によって開始し、前記測定点または別の測定点で登録された接続の終了によって停止する工程によって確認される請求項2乃至7のいずれか1項に記載の方法。 - 前記基準データ・レコードの前記時間関係のデータが、前記テスト通信接続中に要求された少なくとも1つのサービス機能の使用の期間を含み、前記期間が、
タイマが、測定点で登録された前記サービス機能の開始によって開始し、前記測定点または別の測定点で登録された前記サービス機能の使用の終了によって停止する工程によって確認される請求項2乃至8のいずれか1項に記載の方法。 - 料金を計算するのに使用される、ネットワーク・ノードによって登録される接続関係の通信データを検証するシステムであって、前記ネットワーク・ノード(20)に接続可能な少なくとも1つのコール・シミュレータ(60)を有し、
少なくとも1つのシステム・クロック(35、45)と、
少なくとも1つの所定のテスト通信接続を確立およびクリアする装置(30、40)と、
料金を計算するのに必要な所定のイベントを生成する少なくとも1つの装置と、
料金を計算するのに必要なイベントの少なくとも一部の時間を登録する少なくとも1つの装置と、
前記登録したイベントを記述する時間関係のデータを含む接続関係の基準データ・レコードを生成する装置とを有し、前記ネットワーク・ノード(20)が、
料金を計算するのに必要なイベントの少なくとも一部の時間を登録する装置と、
システム・クロック(25)と、
前記ネットワーク・ノードで登録された前記イベントを記述する時間関係のデータを含む少なくとも1つの接続関係の通信データ・レコードを生成する装置と、
前記コール・シミュレータ(60)に割り当てられた補正装置であって、実際のイベントの発生位置と前記コール・シミュレータの前記登録装置での前記イベントの登録位置との間の系統的時間測定誤差に対応する補正値が格納され、前記基準データ・レコードの前記時間関係のデータが、補正装置に格納された系統的時間測定誤差によって補正される補正装置と、
前記基準データ・レコードを前記少なくとも1つの通信データ・レコードと比較する装置(50)と、
前記通信データ・レコードと前記基準データ・レコードの時間関係のデータの差が所定の範囲内にあるかどうかを判定する装置とを有するシステム。 - 前記イベントがテスト通信接続の開始および終了、ならびに/あるいは既存のテスト通信接続中に要求された少なくとも1つのサービス機能の開始および終了を表す請求項10に記載のシステム。
- 前記ネットワーク・ノード(20)が交換ネットワーク・ノードである請求項10または11に記載のシステム。
- 前記コール・シミュレータ(60)の前記システム・クロック(35、45)が、各ケースで、標準時を受信するように設計され、前記システム・クロックと前記標準時の間の構成が実施される請求項10乃至12のいずれか1項に記載のシステム。
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