JP2006519680A - 電磁治療器具および方法 - Google Patents

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Abstract

体組織に電磁界を印加するシステムおよび技術は、放射した電磁界が体組織に衝突するように、体組織の表面に配置された独立式で携帯用の電磁界発生器具(26)を含む。器具は、電磁界を放射するように配置構成されたアンテナに結合した電磁界発生器を含む。電源(10)が発生装置に結合されて、器具に電力を提供し、起動器(12)を使用して、電磁界の放射を開始する。体組織に電流を誘導し、疼痛に伴う障害のような障害を治療する方法も開示される。

Description

以下の記述は、生物系(living systems)の代謝特徴に影響する電磁界放射器に関する。この技術は、組織の治癒を治療で促進し、疾患を治療するために使用することができる。
治療の価値は、負傷した体組織に電磁界を印加することによって獲得することができる。組織を加熱しないように十分に低い電磁界強度で高周波電磁界を印加すると、組織の治癒に有利な影響を及ぼす結果になる。
場合によって、電磁界の治療効果の有効性は、電磁界印加の継続時間を延長することによって改善される。治療の継続時間を延長することによって、加える電磁界の電力要件を低下させ、治療の有効性を向上させることができる。
本出願は、電磁界を体組織に印加するシステムおよび技術を教示する。
1つの態様では、治療用電磁界を印加する器具が開示され、器具は、電磁界を放射するように配置構成されたアンテナに結合された電磁界発生器を備える。電源を発生装置に結合して、器具の電力を提供し、起動器(activator)を使用して電磁界の放射を開始する。治療器具は独立式かつ携帯用であり、放射した電磁界が体組織に衝突するように体組織の表面上に配置される。
実施例では、電源は約10VDC未満のバッテリである。
別の実施例では、器具は治療用送達システム(a therapeutic delivery system)の構成要素である。治療用送達システムは、パッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤およびギプスのグループからの部材を含む。
別の態様では、治療用電磁界を印加する技術は、電源、アンテナおよび電磁界発生器を携帯用で使い捨てのパッケージに組み込み、器具を体組織に取り付けることによって促進される。器具は、体組織に交流電流を誘導する電磁界を発生する。別の実施例では、平均有能放射電力は約1ミリワット未満であり、ピーク有能放射電力密度は、ほぼ組織表面で測定して1平方センチメートル当たり100マイクロワット未満である。
本明細書で説明するシステムおよび技術のいくつかの実施例は、1つまたは複数の以下の利点を提供する。器具は、長期間の使用に適している。独立式ユニットは患者のコンプライアンスを助長する。いくつかの実施例では、器具を体組織上に直接配置して、組織への電磁気治療を提供することができる。器具は、パッチ、包帯、パッド、装具、ギプス、または他の組織外傷支持器具などの治療薬送達システムの一部でよい。
別の態様では、(1)本明細書で説明する器具を個体の体組織に隣接して位置決めすることと、(2)体組織内に電流を誘導するために有効な継続時間、周波数、およびピーク有能放射電力密度で器具を作動させることによって、体組織に電流を誘導する方法が開示され、器具は、器具が体組織と導電接触せずに体組織に電流を誘導するように、個体に対して位置決めされる。いくつかの実施形態では、体組織に電流を誘導すると、個体の痛覚が低下するか、消失する。
別の態様では、(1)本明細書で説明する器具を個体の体組織に隣接して位置決めすることと、(2)個体の治療反応を誘発するために有効な継続時間、周波数、およびピーク有能放射電力密度で器具を作動させることによって、個体を治療する方法が開示され、器具は、器具が体組織と導電接触せずに個体の体組織に電流を誘導するように、個体に対して位置決めされる。
別の態様では、(1)電磁界発生器を含む器具を提供することと、(2)器具を個体の体組織に隣接して位置決めすることと、(3)個体の治療反応を誘発するために有効な継続時間、周波数、およびピーク有能放射電力密度で器具を作動させることによって、個体を治療する方法が開示され、器具は、器具が体組織と導電接触せずに個体の体組織に電流を誘導するように、個体に対して位置決めされ、器具は、治療反応が体組織の少なくとも2cmの深さで誘発されるように、体組織への誘導電流の透過を実行する。いくつかの実施形態では、治療反応は体組織の少なくとも3cm、4cm、5cmまたは6cmの深さで誘発される。他の実施形態では、治療反応は、体組織の2cmから3cm、2cmから4cm、2cmから5cm、2cmから6cm、3cmから4cm、3cmから5cm、または3cmから6cmの深さで誘発される。
別の態様では、(1)パルス電磁界治療(PEMF)装置、経皮電気神経刺激器、および静磁石アレイで構成されたグループから選択した器具を提供することと、(2)個体に治療反応を誘発するために有効な個体からの距離に器具を位置決めすることとを含み、器具は肘の横行しわの外端、外果の下部境界にある窪み、第一肋間隙のレベルにある鎖骨の肩峰端の下、第四腰椎と第五腰椎の間またはそこから水平方向で右または左に1インチ、腓骨頭部の前方または下方の窪み、膝蓋骨内側縁の約1.5インチ上、および橈骨と長掌筋の間で構成されたグループから選択した身体位置に位置決めされ、さらに(3)治療反応を誘発するために有効な継続時間にわたって前記身体位置で器具を維持することとを含む治療方法が開示される。
本明細書で説明する方法では、個体の体組織に隣接して器具を位置決めするとは、器具を個体の皮膚の近傍(例えば皮膚から0.5インチ、1インチ、2インチ、3インチ、4インチ、5インチまたは6インチ以内)に、または皮膚と接触状態で配置することを指す。器具は、材料に封入することができ、それでも本明細書で説明するように作動する限り、体組織に隣接すると見なされる。方法は、器具による皮膚の貫通および/または皮膚への電極の適用を含まない(例えば器具は、皮膚に電極を適用せずに体組織に電流を誘導する)。本明細書で説明する方法により電流を受け取ることができる組織は、例えば皮膚、さらに皮膚の下にある組織(例えば関節または骨)を含む。
本明細書で説明する方法で使用する例示的器具は、電磁界発生器と、発生装置に結合され、電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、発生装置に結合された電源(例えばバッテリ)と、電磁界の放射を起動する起動器とを備え、器具は独立式で携帯用である。アンテナは、任意選択でプリント回路基板上のアンテナ導体を含むことができる。いくつかの実施形態では、器具は追加的に、バッテリを囲む環状リングと、環状リングに巻き付けた線を含む。いくつかの実施形態では、環状リングは階段状断面を有し、環状リングの頂部および外側に巻き付けた線は、アンテナ導体に結合される。いくつかの実施形態では、環状リングはフェライトのリングを含む。いくつかの実施形態では、環状リングは絶縁磁気リングを含む。
個体の体組織に誘導される電流は、例えばアンテナ導体の方向に平行または直角でよい。
本明細書で説明する方法のいくつかの実施形態では、周波数は27±0.5MHz(例えば27.1MHz)である。
本明細書で説明する方法のいくつかの実施形態では、ピーク有能放射電力密度は、体組織(例えば個体の皮膚)の表面で測定して1平方センチメートル当たり100マイクロワット未満である。
方法で使用する器具は、任意選択で送達システム、例えばパッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤またはギプスを含むことができる。いくつかの実施形態では、送達システムは使い捨ての接着ガーゼ包帯である。
本明細書で説明する方法は、発生した電磁界をパルス状にすることを追加的に含んでよい。また、方法は、パルス状電磁界のデューティサイクルおよびパルス繰り返し率のうち少なくとも一方を変更することを含んでよい。いくつかの実施形態では、デューティサイクルは約8%から10%である。
いくつかの実施形態では、個体は疼痛に関連する障害を有し、治療反応は個体の疼痛の軽減または解消を含む。疼痛に関連する障害の例は、例えば組織損傷中に誘発される疼痛反応(例えば炎症、感染および虚血)、骨格筋障害に伴う疼痛(例えば関節炎、歯痛、および頭痛に関連するような関節の疼痛)、手術に伴う疼痛、過敏性腸症候群に関連する疼痛、および胸部痛を含む。
いくつかの実施形態では、個体は、癒着性関節炎、テニス肘、変形性関節症、背痛、多発性硬化症、腱炎症、および手根管症候群から選択した障害を有し、治療反応は、この障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む。
いくつかの実施形態では、個人は骨、関節、軟質組織、または結合組織の障害を有し、治療反応は、個体の骨、関節、軟質組織、または結合組織の炎症の軽減または解消を含む。いくつかの実施形態では、個体は骨、関節、軟質組織、または結合組織の障害を有し、治療反応は、障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む。
いくつかの実施形態では、個体はある歯の状態を有し、治療反応は、その状態に伴う疼痛の軽減または解消を含む。
いくつかの実施形態では、個体は関節の障害を有し、治療反応は、障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む。一例では、障害は膝の変形性関節症であり、治療反応は、膝の疼痛の軽減または解消を含む。
1つまたは複数の実施例の詳細を添付図面および以下の説明で述べる。他の特徴および利点は、この説明および図面、および請求の範囲から明白になる。
様々な図の同様の参照記号は同様の要素を示す。
本明細書で説明するシステムおよび技術は、組織の治療による治癒を促進することと、電磁界の印加を通して障害および疾病の予防および治療を提供することとに関する。技術は、体組織に適用することができる独立式の小型電磁界発生器具を提供することを含む。いくつかの実施例では、技術およびシステムは使い捨てで携帯用の器具を含む。
発生した電磁界は、体組織に交流電流を誘導することができる。交流電流は非線形の電気特性(例えばダイオード様の整流)を有し、したがってパルス変調と同じ時間依存性を有する低周波電位を発生する。低周波電位は、例えば細胞の付活電位を変更することによって、細胞の伝達を刺激する。細胞伝達は、炎症の治癒および浮腫の軽減を促進することができる。
これらの技術は、器具の伝送要素を取り付け、体組織上に一致させて、ぴったり適合させ、現場移動および救急使用のために小さいスペースで軽量の器具を提供することによって、身体容量を伝導し、使用する方法も提供することができる。治療の養生法に対する患者のコンプライアンスが、体組織の治癒を促進するためには必要である。患者のコンプライアンスは、独立式で携帯用の治療用器具を提供することによって改善することができる。
治療用電磁エネルギー送出器具の構成要素の一部または全部を、制御回路チップに統合して、器具を小型化することができる。器具は、長期間の電磁気治療のために身体の様々な部分に取り付けることができる。治療の養生法に対する患者のコンプライアンスは、器具をパッチ、包帯、パッド、ラップ、装具、ギプス、または他の損傷支持器具に埋め込むか、それに隠して、身体に取り付けるか、体組織にテープで留めることによって改善することができる。
電磁気治療の有効性は、治療の継続時間を延長することによって改善することができる。電磁放射線の電力が低い方が、比較的短い印加期間で必要な期間より長い期間にわたって印加することができる。開示された独立式ユニットは、数週間にわたるような治療期間で患者のコンプライアンスを促進することができる。
図1は、治療用電磁器具26の実施例を示す。制御回路チップ18は、治療用電磁器具が作動するための機能を提供する。制御チップ18の実施例は、図3の説明に伴って開示され、無線周波数(RF)発生装置を含む。制御チップに直接的または間接的に結合された電源10を使用して、治療用電磁器具に電力を供給することができる。電源はバッテリ、光電池または電気化学的電池を含む。起動器12を使用して器具を始動する。起動器は、使い捨てタイプまたは複数使用タイプであるスイッチを含み、一時的であるか、交互に作用してよい。起動器の始動は、例えば遠方または近傍からの圧力、光、電気信号を使用するなど、様々な方法で遂行することができる。アンテナ16を使用して電磁放射線を放射し、偏向板シールド14を使用して、電磁放射線を体組織へと偏向することができる。実施例では、アンテナ16および/または偏向板14は、27±0.5Mhzの周波数範囲の電磁エネルギーに合わせて調整することができる。治療用電磁器具は調整コイル20も含んでよく、これはアンテナ16のインピーダンスを制御回路チップ18内のRF信号発生器に一致させるために使用する。回路基板22を使用して、器具の要素を装着し、場合によっては器具の要素間の接続を提供することができる。回路基板は、剛性または可撓性材料で構成してよい。組み立てた器具は12グラム未満の重量である。
いくつかの実施例では、治療用電磁器具を体組織に取り付けるために、接着材料24を使用してよい。接着材料24は、例えば医薬品等級の接着剤を含む。治療用電磁器具は、他の使い捨てまたは複数回使用の治療用送達器具を使用して取り付けてもよく、これはパッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤およびギプスを含む。いくつかの実施例では、指示器28を使用して、治療用電磁器具が作動中であるという表示を提供することができる。指示器28は以下のうち1つまたは複数を含んでよい。つまり、発光ダイオード(LED)、ランプまたはエレクトロルミネセンス表示のような視覚的指示器、ノイズ発生器のような聴覚的指示器、または振動器のような触覚的指示器である。実施例では、指示器は、制御回路チップ18内の電磁界検出器に結合され、器具からの電磁放射線の有無を指示することができる。様々な実施例では、指示器は定常、断続的またはパルス状でよい。
治療用電磁器具は、水分、流体、菌類、静電荷、汚れ、粒子状物質および埃などの異物に対する器具の脆弱性を軽減するために、封入剤または他の注封材料に閉じ込めるか、封入することができる。エポキシ、ポリウレタンおよびポリエステルなどの絶縁用樹脂を含む封入剤を、器具の構成要素を含む空隙に注入し、構成要素を所定の位置で絶縁し、保護して保持することができる。封入剤は、空気、熱、日光、紫外線およびスプリアス電磁界を含む環境要素に対する器具の脆弱性を軽減することもできる。いくつかの実施例では、絶縁保護コーティングを器具の構成要素および結合部に適用して、水分、流体、菌類、静電荷、汚れ、粒子状物質および埃に対する器具の脆弱性を軽減することができる。
図2は、層状の形態で構成要素を有する治療用電磁器具の実施例の組立分解図を示す。起動スイッチ206、制御回路チップ208、電源210、視覚的指示器212および調整コイル204を上部層に装着して、回路基板202に取り付け、構成要素間の結合を提供することができる。偏向シールド218は、回路基板202の下で層状になってよい。あるいは、偏向シールドは、高い透磁率を有し、回路基板202に直接適用される材料の層またはコーティングである。電磁エネルギーを放射するアンテナ214は、偏向シールド218の下で層状になり、回路基板202に結合することができる。偏向シールド218は、アンテナ214から放射されたエネルギーの一部を回路基板に装着した構成要素から体組織へと偏向させる。アンテナの形状は限定されず、いくつかの一般的形状を図5Aから図5Iに示す。アンテナは、相互に電気的に接触しない別個の導体も備えてよい。いくつかの実施例では、アンテナは5ミリメートル未満の厚さおよび9センチメートル未満の直径を有するか、他の実施例では、27センチメートル未満の長さを有してよい。アンテナは回路基板202に組み込んでよい。
回路基板202および偏向シールド218の形状は、治療用器具を特定の用途に適合させるために変更してよい。器具の厚さは10ミリメートル未満である。1つの実施例では、治療用接着剤などの接着材料216をアンテナ214の下の底層に装着して、器具を体組織に接着させる。パッチ、包帯、パッド、装具、ストラップ、テープ、接着剤およびギプスなどの他の治療用送達器具も使用してよい。いくつかの実施例では、構成要素は、特定の用途に合わせて選択し、配置構成してもよい。例えば図6を参照すると、治療用器具600は、目または胸部の術後治癒のような治療用途では概ね環状の形状を有してよい。この場合、環状形状は穴602を画定し、患者は器具が所定の位置にある間、これを通して見ることができる。
図3は、治療用電磁器具で使用する制御回路チップ300の一実施例の回路のブロック図である。任意選択で、調整コイル302を制御回路チップ300に含めるか、別個に装着することができる。制御回路チップ300の構成要素は1つの部品に一体化するか、別個の構成要素から組み立てることができる。制御回路チップ300は、発振器306とドライバ308で構成される電磁界発生器304を含む。発生装置304に結合した論理回路316は、発生装置304にイネーブル信号312を提供する。論理回路は、指示器回路320にLED信号318も提供し、これは指示器(図示せず)に結合される。論理回路316は、別個の構成要素、プログラム可能論理デバイス(PLD)、マイクロプロセッサまたは他のマイクロコントローラユニット(MCU)を含んでよい。電源324を使用して、電磁治療器具に電力を供給することができる。起動器326は電源からDC-DC変換器328へと電力の流れを制御する。起動器はスイッチを含み、これは一回だけ起動してから、電源の寿命の継続時間を通して作動を持続させることができる。DC-DC変換器328は、論理回路316、電磁界発生器304および任意選択のRFフィードバック回路314を含む制御チップの構成要素に電力を提供する。RFフィードバック回路は、RF放射線信号330を論理回路316に提供する。論理回路は、LED指示器回路にLED信号318を、起動器326にロック信号322も提供することができる。
電磁界発生器304は、電磁界を発生する発振器306、電磁界を受信し、波を増幅して、増幅した波を任意選択の調整コイル302に提供するドライバ回路308を備える。調整コイル302は、増幅した電磁エネルギーを放射するように配置構成されたアンテナ310にドライバ308のインピーダンスを一致させるために使用することができる。発振器306は、27±0.5メガヘルツ(MHz)の搬送波周波数で正弦波を含む電磁波を生成するように配置構成される。実施例では、電磁治療器具は約1ミリワット未満の平均有能電力、およびほぼ組織の表面で測定した1平方センチメートル当たり100マイクロワット(μW/cm2)未満のピーク有能放射電力密度を有する。平均有能放射電力の発生の電気効率は、20%を超えてもよい。平均有能電力とは、器具が抵抗型負荷内へと放散できる電力である。平均有能電力は、各パルス内の搬送波の電力から区別され、これは「ピーク」電力と呼ばれる。ピーク有能放射電力密度は、これが連続的でパルス状ではない場合の最大搬送波電力をアンテナのループ面積で割った値である。高電圧発生装置(図示せず)を含めて、放射電磁界の強度を上げてもよい。高電圧発生装置は、30VDC未満を発生し、治療パルス間のエネルギー変換動作を可能にするように同期化することができ、したがって治療パルスはエネルギー変換動作の影響を受けない。エネルギー変換は、短時間の間、バッテリを誘導コイルに接続し、次にコイルをダイオードまたは整流器およびコンデンサに切り換えることを含んでよい。コンデンサは、バッテリより高い電圧で電荷を蓄積する。コンデンサの電圧が所定の値に到達すると、コンデンサは治療パルスを発生するために、周波数発生器へと放電する。あるいは、フライバック変圧器として整流器およびコンデンサに接続された変圧器で誘導コイルを置換してよい。
イネーブル信号312を使用して、電磁エネルギーの放射を開始するか、短縮することができる。RFフィードバック回路314は、アンテナ310からのRF放射線を検出し、RF放射線信号330を論理回路316に提供するように配置構成される。論理回路は、RF放射線信号330のレベルに基づいて、LED信号318を提供し、LED指示器回路320を使用可能/使用不可能にし、これは指示器(図示せず)を駆動して、アンテナが電磁エネルギーを放射しているという表示を提供する。論理回路316、LED指示器回路320または指示器は、指示器が連続的、断続的またはパルス状に指示するように配置構成してよい。論理回路は、イネーブル信号312を提供して、電磁界発生器304を使用可能/使用不可能にすることもできる。
実施形態では、アンテナ310が放射するエネルギーはパルス状でよい。PEMFを使用して、長期間にわたって電磁治療を提供し、体組織の加熱を低減することができる。図4Aは、論理回路316から提供して、電磁エネルギーの発生および放射を可能にするイネーブル信号410を示す。この例では、イネーブル信号が1ミリ秒ごとに論理レベル高位になる。イネーブルパルスレベルは論理高位として図示されているが、代替的に論理低位でもよい。いくつかの実施例では、論理高位レベルは電源、または調整された非ゼロの電圧でよいが、他の電圧も可能である。図示のデューティサイクルは約8%から10%である。いくつかの実施例では、電磁治療器具は3〜30MHzの周波数範囲で作動し、電磁エネルギーの印加は、電磁場の治療効果が最大になるようにパルス状にする。1ミリ秒(mS)の間隔で100マイクロ秒(μs)のパルス継続時間のパルス(パルス繰り返し率は1000Hz)が好ましい。組織の加熱を低減するために、電磁界強度は、組織の表面近傍で測定して1平方センチメートル当たり100マイクロワット(μWcm2)未満に制限することができる。図4Bは結果となるアンテナからの出力412を示す。電磁界414は、イネーブル信号410が論理高位である場合にのみアンテナから放射される。
再び図3を参照すると、電源324は直流(DC)でよく、約10VDC未満であることが好ましい。電源は充電式でよい。
充電式電源は、金属水酸化リチウムまたはリチウムイオン、またはアンテナ310近傍の正弦波電磁界発生器または外部電源から治療器具へと電力を非接触式に誘導する別個のコイル(図示せず)を含む外部電源から充電可能なリチウムポリマ技術バッテリでよい。アンテナまたは別個のコイルに誘導された電流は、整流され、電源が所定の端子電圧またはケース温度に到達するまで、逆電流として充電式電源へと供給される。
電源324は起動器326に結合される。起動器が起動すると、電力がDC-DC変換器に結合され、これは電源の電圧レベルを上昇させ、調整することができる。DC-DC変換器328からの調整された出力電圧は、論理回路316、電磁界発生器304およびRFフィードバック回路314に供給される。ロック信号322は、論理回路316によって提供され、起動器が起動されると起動器を少なくとも1回「オン」位置にロックする。
任意選択で、追加の機能のために余分な入力信号332および余分な出力信号334を論理回路316によって受信および/または提供することができる。例えば、電源324の電圧レベルのレベル表示を提供する出力信号を提供することができる。出力信号は、電源が交換を必要とする場合に視覚的または聴覚的警報を起動する。体組織の状態の表示を提供する出力信号を提供する。組織の誘電率および導電率が、器具の搬送波の周波数に影響する。誘電率に対する導電率(σ)の比率に角周波数(ωε)を掛けた値が、周波数変化の極性を決定する。σがωεを上回る場合は、搬送波周波数が低下する。ωεがσを上回る場合は、搬送波周波数が増加する。導電率はpHおよび自由イオン濃度と関連し、誘電率は極性分子の豊富さおよび細胞膜の電荷と関連するので、組織の生体電気状態は、器具を最初に適用した時にそこからの搬送波周波数の変化を求めることによって評価することができる。
任意選択で、余分な出力信号334は、感染を抑制するために銀イオンなどの組織内の化学的または医薬品分子の運動を指示する電磁界を強化することによって、制御を提供することができる。強化された電磁界は、極性分子の動作を指示するような方法で不均一でよく、これは誘電泳動として知られる方法である。あるいは、強化された電磁界は、イオンの運動を指示する電界を誘導し、これはイオン泳動として知られる方法である。
入力332を設けて、外部信号を受信することができ、これは例えば電磁パルスの継続時間、デューティサイクル、または発生した電磁界のパルス繰り返し率を変更する外部信号である。
図7Aから図7Dは、治療用電磁器具のいくつかの用途を示す。図7Aは、人間の脚部702の膝に取り付けた治療用電磁器具を示す。器具は、例えばひびが入った膝、切り傷、捻挫または挫傷などの治癒を補助するために適用する。図7Bは、例えば捻挫、挫傷または切り傷などの治癒を補助するために、人間の腕712の筋肉に取り付けた治療用電磁器具710を示す。図7Cは、例えば脂肪吸引措置を実施した場合に人間の腹部722に取り付けた治療用電磁器具720を示す。図7Dは、歯腔などの損傷の治癒を補助するために顔の左側に治療用電磁器具732を取り付けた人間の顔730を示す。
図8は、プリント回路基板810に装着した環状リング804に巻き付けた線802を備える強化アンテナの実施例を示す。リングはフェライトまたは磁性の電気絶縁リングでよい。リングは、周囲でバッテリ806を支持するように配置構成される。バッテリ806は、バッテリをプリント回路基板810に隣接して維持するために、保持クリップ808によって所定の位置に支持することができる。プリント回路基板上の導体812は、治療用電磁器具の主要アンテナとして機能するように配置構成してよく、上述したように電磁界発生器(図示せず)に結合してよい。
線802の環状巻線は、主要アンテナ812と位相および周波数がそろった電流を搬送することができる。環状リング上の線802の巻き数は、主要アンテナ812より大きい磁束を提供するように配置構成される。巻線によって磁束が環状リングの外周を出入りする。(交番)磁束の一部が、主要アンテナと同心の追加的交流電流を含む治療用電磁器具の下の体組織に衝突する。追加の誘導電流の結果、これより大きい直径を有する主要アンテナによって発生するような磁束になる。プリント回路基板上の主要アンテナ導体からの磁力線814は、最低磁気抵抗の路を辿り、プリント回路基板の下側を巡る。弱い磁界のみがバッテリ806に衝突する。磁界の大きい方の部分は、主要アンテナ導体付近に抑制される。その効果は、体組織のさらに中でさらに大きい磁界密度を発生することである。したがって、単純なループアンテナのような主要アンテナは、環状リング上の強化したアンテナ巻線とともに、有効直径が拡大したアンテナとすることができる。
単純なループアンテナは、近接電磁界を生成することができ、これはアンテナの物理的な幾何学的形状によって特定の体積内に制限することができる。円形ループアンテナの軸線上の磁界は、下式に比例して減少する。
Figure 2006519680
ここでzはループの中心からの距離であり、aはループの半径である。距離Zを超えて体組織内の磁界によって誘導される電流は、治療的価値を提供するには無効である。距離Zは、この体積の表面が軸線と交差する点で測定する。体組織内に誘導される電磁界が治療的価値を有するのに十分である治療体積は、ループアンテナの半径および真円度、およびアンテナを流れる電流から決定することができる。この体積の外側では、治療は不十分になる。この体積内では、治療は有効であり、治療体積の表面に近づくと低下する。いくつかの実施形態では、器具は誘導電流を体組織に透過させ、したがって治療反応は、体組織の少なくとも2cmの深さで誘発される。
アンテナの有効直径が拡大すると、誘導電流の大きさを増大させ、誘導電流の透過深さを延長することができる。したがって、強化アンテナを有する主要アンテナは、主要アンテナのみの場合より大きい面積および深い深さまで体組織内に電流を誘導することができる。
特定の疾病にパルス状電磁界(PEMF)治療を使用する方法
骨と関節の障害:骨および関節に障害がある患者の尿は通常、患部を囲む結合組織の代謝異常の結果、ヒドロキシプロリン、ヘキソサミン、クレアチニンおよびウロン酸のレベル上昇を示す。これらの異常がPEMF治療で矯正されるばかりでなく、関節の疼痛および腫れも減少させ、関節の可動性を挙げることができる。PEMF治療の別の主要な利点は、骨折の治癒に必要な時間を大幅に短縮することである。骨髄炎、変形性関節症、関節リウマチ、頚部脊椎症、および腰痛(円板の変位によるものを含む)に効果的であることも証明されている。
糖尿病:パルス状電磁界(PEMF)の印加で、血糖レベルが正常レベルまたはほぼ正常レベルまで徐々に低下させることができる。作用機序は完全には理解されていないが、これまでに取得された証拠は、この措置が組織内のブドウ糖の代謝を増加させるばかりでなく、インスリンの生成も増加させ、特定受容体へのインスリン結合を強化する。この治療は、胃炎、消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性大腸、および痔疾にも効果的であることが証明されている。
気管支喘息:細気管支閉塞は、PEMF治療で徐々に軽減することができ、これは粘液を液化し、自然の浄化を促進する。PEMF治療は抗炎症作用も有し、これは気道が自由で機能し続けることを保証するのに役立つ。治療を受けている患者では、努力肺活量、努力呼気肺活量、および最大呼気速度が増加し、喘鳴音および呼吸困難が大幅に改善されている。治療は、普通の風邪、扁桃炎、副鼻腔炎、慢性気管支炎にも効果的である。
心臓血管性疾病:PEMF治療は、高血圧患者の心臓発作の予防に有用である。治療は、血管拡張に中心で介在することによって、血中コレステロールレベルを低下させ、血液循環を増加させるのに役立つ。これは、血小板凝集を防止し、心臓血管および他の組織の十分な酸素化および栄養を維持するのに特に重要である。PEMF治療は、アテローム斑も効果的に分解する。措置の追加の利点は、細胞レベルで心臓血管損傷に主要な役割を果たすフリーラジカルの生成を阻止することである。PEMFが効果的である他の血管状態は、静脈炎、動脈内膜炎、および静脈瘤である。
脳および精神障害:PEMFは、頭蓋骨を通して誘導結合によって様々な箇所に向け、脳の特定区域に電流を生成することができる。したがって、特定の細胞を選択的に刺激することによって、学習、記憶、および創造的思考などの高次脳機能を強化することが可能である。PEMFは、鬱病、攻撃性、不安、およびストレスのような精神障害、さらにパーキンソン病、癲癇、偏頭痛、脳卒中、アルツハイマおよび他の退行性脳障害にとって選択の様式として広い用途を有する。また、脳性麻痺、精神遅滞、活動過剰、学習不全も、中枢神経系のPEMF刺激によって改善することができる。
PEMF治療は、シナプスレベルでインパルスまたは命令の伝達に必要な神経化学物質を合成し、これらの細胞の電気活動を改善することによって、脳細胞の効率を向上させることができる。脳は神経化学複合体である。脳の効率または脳の知的能力は、脳細胞の効率的性能、および神経伝達物質と呼ばれる化学物質の生成によって決定される。
ドーパミンが多すぎると活動過剰になり、少なすぎると四肢の動作の協調不良(パーキンソン症候群)になる。脳のアセチルコリンという神経化学物質の不足が、特にアルツハイマタイプの痴呆の原因である。脳細胞を繰り返し刺激すると、抑制を示した後、リバウンドし、刺激前より活発になる。PEMFは遺伝子を安定させ、細胞内に形成される酸素フリーラジカルの活動を防止する能力を有するので、加齢プロセスを遅延させるのに役立つ。
尿生殖器状態:PEMFは、女性の月経不整、生殖不能、子宮内膜炎、および子宮内膜症、および男性の睾丸炎、前立腺炎、および精子過少症などの尿生殖器状態の治療に使用され、成功している。
手術前および予防治療:上腹部のPEMF治療は、身体四肢への血液灌流を増加させ、損傷への炎症反応を軽減することができる。外科的部位の手術前措置も、治癒を加速することが示されている。
術後回復:手首線より1.5インチ上のPEMFまたはTENSは、術後回復の悪心、乗り物酔い、または嘔吐のような他の形態の悪心症状を軽減または緩和することができる。
組織内の電流の非接触誘導
本明細書で説明する器具は、高周波の電流を誘導することができる。器具が誘導する電流の量は、部分的に周波数に比例する。本明細書で説明する器具で27±0.5Mhz(例えば27.1MHz)のパルス変調のように搬送波波形を変調すると、パルス変調波形のみの場合より大きい電流を組織内で発生させることができる。パルス変調は、生物系に適切な時間および振幅特性に合わせて選択する。搬送波は、誘導電流がパルス変調内に一貫して維持される大きさを有することを保証する。変動するパルス変調は、同様の大きさの誘導電流によって維持される。細胞膜を通してなど、生物体内で発生する整流作用により、発生したパルス変調波形が低周波数電圧として現れる。膜の容量によって、誘導電流は、パルス変調波形によって入る場合よりはるかに簡単に細胞へと入ることができる。細胞を通るのではなく細胞の周囲の電流分路も減少する。
組織内に電流を誘導するために、器具と組織との導電接触が必要ない。器具のアンテナのサイズは、波長よりはるかに小さく、放射が治療区域に局所化されることを保証する。したがって、例えば家庭用電気器具と干渉するような遠距離電磁界放射が概ね少ない。
本明細書で説明する器具は概ね、例えば磁界を生成するためにコイルにパルスを送る骨抗治療誘導刺激器、またはパルス状電界を生成する容量性刺激器のような組織刺激器具よりはるかに高い周波数で電流を誘導する。
治療器具の位置決め
PEMF装置、経皮電気神経刺激器(TENS)、または静磁石アレイのような治療器具は、例えば治癒を加速し、疼痛、腫れおよび挫傷を軽減するなど、医学的治療効果を強化するために身体の特定ポイントに位置決めすることができる。TENSは、電流を例えば痛い区域などの皮膚に配置した電極間に流すことによって作動する。本明細書では、皮膚に適用する電極を使用せずに、身体組織内に電流を誘導することができる器具について説明する。
治療器具は、特定の経穴に位置決めし、作動させることができる。経穴は、肘の横行しわの外端、外果の下部境界にある窪み、第一肋間隙のレベルにある鎖骨の肩峰端の下(約1インチ下)、第四腰椎と第五腰椎の間、第四腰椎と第五腰椎の間の位置から(水平方向で)右または左に1インチ、腓骨頭部の前方または下方の窪み、膝蓋骨内側縁の約1.5インチ上、橈骨と長掌筋の間、または疼痛の位置(例えば個体の痛覚が最強である位置)を含むが、それに制限されない。図9は、本明細書で説明する治療器具を処置プログラム(例えば疼痛を軽減または解消する処置)の一部として個体に配置することができる特定の解剖学的位置を示す。
本明細書で説明する治療器具は、疼痛を軽減するか解消するために、特定の鍼療法位置決め技術との組み合わせで使用することができる。疼痛関連障害の例は、例えば組織損傷中に現れる疼痛反応(例えば炎症、感染および虚血)、筋骨格障害に伴う疼痛(例えば関節炎、歯痛および頭痛に伴うような関節痛)、手術に伴う疼痛、過敏性腸症候群に関連する疼痛、胸部痛を含む。
他の実施例も、請求の範囲に入る。
構成要素の配置構成を示す治療用電磁器具の実施例の図である。 層状の構成要素を示す治療用電磁パッチの実施例の図である。 治療用電磁器具の実施例のブロック図である。 図4Aから図4Bは、制御波形および結果のRF波形を示す図である。 図5Aから図5Iは、代替アンテナの形状を示す図である。 治療用電磁器具の代替形状を示す図である。 図7Aから図7Dは、治療用電磁器具の様々な用途を示す図である。 強化したアンテナの実施例の図である。 治療器具の配置の解剖学的位置を示す図である。

Claims (93)

  1. 電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器とを備え、
    独立式で携帯用である器具。
  2. 前記アンテナがプリント回路基板上にアンテナ導体を備える、請求項1に記載の器具。
  3. 前記電源がバッテリである、請求項2に記載の器具。
  4. 前記器具を体組織上に配置すると、前記体組織内に交流電流が誘導されて、細胞連絡または細胞刺激のうち少なくとも一方を促進する、請求項3に記載の器具。
  5. さらに、
    前記バッテリを囲む環状リングと、
    前記環状リングに巻き付けられた線とを備える、請求項3に記載の器具。
  6. 前記環状リングが階段状断面を有し、前記環状リングの頂部および外側に巻き付けられた前記線が、前記アンテナ導体に結合される、請求項5に記載の器具。
  7. 前記環状リングがフェライトリングを備える、請求項5に記載の器具。
  8. 前記環状リングが絶縁磁気リングを備える、請求項5に記載の器具。
  9. 前記体組織内に誘導された前記交流電流が、アンテナ導体の方向に平行または直角である、請求項3に記載の器具。
  10. 体組織内に電流を誘導する方法であって、
    個体の体組織に隣接して請求項1の器具を位置決めすることと、
    前記体組織内に電流を誘導するのに有効な継続時間、周波数、およびピーク有能放射電力密度で器具を作動させることとを含み、
    前記器具は、前記器具が、前記体組織と導電接触せずに前記体組織に電流を誘導するように、前記個体に対して位置決めされる方法。
  11. 前記周波数が27±0.5MHzである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ピーク有能放射電力密度が、前記体組織の表面で測定した1平方センチメートル当たり100マイクロワット未満である、請求項10に記載の方法。
  13. 前記体組織内の電流誘導が、前記個体の痛覚を軽減または解消する、請求項10に記載の方法。
  14. 前記器具が送達システムを備える、請求項10に記載の方法。
  15. 前記送達システムがパッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤またはギプスを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記送達システムが使い捨ての接着ガーゼ包帯を備える、請求項14に記載の方法。
  17. さらに、発生した電磁界をパルス状にすることを含む、請求項10に記載の方法。
  18. さらに、前記パルス状電磁界のデューティサイクルおよびパルス繰り返し率のうち少なくとも一方を変更することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記デューティサイクルが約8%から10%である、請求項18に記載の方法。
  20. 個体を治療する方法であって、
    個体の体組織に隣接して請求項1の器具を位置決めすることと、
    前記個体の治療反応を誘発するのに有効な継続時間、周波数、およびピーク有能放射電力密度で器具を作動させることとを含み、
    前記器具は、前記器具が前記体組織と導電接触せずに前記個体の前記体組織に電流を誘導するように、前記個体に対して位置決めされる方法。
  21. 前記個体が疼痛に関連する障害を有し、前記治療反応が、前記個体の疼痛の軽減または解消を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記個体が、骨、関節、軟質組織、または結合組織の障害を有し、治療反応が、前記個体の骨、関節、軟質組織、または結合組織の炎症の軽減または解消を含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記個体が骨、関節、軟質組織、または結合組織の障害を有し、前記治療反応が、前記障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項20に記載の方法。
  24. 前記個体が歯科的状態を有し、前記治療反応が、前記状態に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項20に記載の方法。
  25. 前記個体が関節炎障害を有し、前記治療反応が、前記障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項20に記載の方法。
  26. 前記障害が膝の変形性関節症であり、前記治療反応が、前記膝の疼痛の軽減または解消を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記個体が手術後回復の悪心または化学療法の悪心または乗り物酔いを含み、治療反応が悪心および嘔吐の軽減または解消を含む、請求項20に記載の方法。
  28. 前記周波数が27±0.5MHzである、請求項20に記載の方法。
  29. 前記ピーク有能放射電力密度が、前記体組織の表面で測定した1平方センチメートル当たり100マイクロワット未満である、請求項20に記載の方法。
  30. 個体を治療する方法であって、
    電磁界発生器を備える器具を提供することと、
    個体の体組織に隣接して前記器具を位置決めすることと、
    前記個体に治療反応を誘発するのに有効な持続時間、周波数、およびピーク有能放射電力密度で器具を作動させることとを含み、
    前記器具は、前記器具が前記体組織に導電接触せずに、前記個体の前記体組織に電流を誘導するように、前記個体に対して位置決めされ、前記器具は、前記治療反応が前記体組織の少なくとも2cmの深さで誘発されるように、前記体組織に誘導電流を透過させる方法。
  31. 前記治療反応が、前記体組織の少なくとも3cmの深さで誘発される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記治療反応が、前記体組織の2cmから3cmの深さで誘発される、請求項30に記載の方法。
  33. 前記個体が疼痛関連の障害を有し、前記治療反応が前記個体の疼痛の軽減または解消を含む、請求項30に記載の方法。
  34. 前記個体が骨、関節、軟質組織、または結合組織の障害を有し、治療反応が、前記個体の骨、関節、軟質組織、または結合組織の炎症の軽減または解消を含む、請求項30に記載の方法。
  35. 前記個体が骨、関節、軟質組織、または結合組織の障害を有し、前記治療反応が、前記障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項30に記載の方法。
  36. 前記個体が歯科的状態を有し、前記治療反応が、前記状態に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項30に記載の方法。
  37. 前記個体が関節炎障害を有し、前記治療反応が、前記障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項30に記載の方法。
  38. 前記障害が膝の変形性関節症であり、前記治療反応が、前記膝の疼痛の軽減または解消を含む、請求項37に記載の方法。
  39. 治療方法であって、
    パルス状電磁界治療(PEMF)装置、経皮電気神経刺激器(TENS)、および静磁石アレイで構成されたグループから選択した器具を提供することと、
    個体から前記個体の治療反応を誘発するのに有効な距離に前記器具を位置決めすることとを含み、前記器具は、肘の横行しわの外端、外果の下部境界にある窪み、第一肋間隙のレベルにある鎖骨の肩峰端の下、第四腰椎と第五腰椎の間またはそこから水平方向で右または左に1インチ、腓骨頭部の前方または下方の窪み、膝蓋骨内側縁の約1.5インチ上、および橈骨と長掌筋の間で構成されたグループから選択した身体位置に位置決めされ、さらに、
    前記治療反応を誘発するのに有効な継続時間にわたって前記身体位置に前記器具を維持することを含む方法。
  40. 前記個体が、癒着性関節炎、テニス肘、変形性関節症、背痛、多発性硬化症、腱炎症、および手根管症候群から選択した障害を有し、前記治療反応が、前記障害に伴う疼痛の軽減または解消を含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記器具がPEMF装置である、請求項39に記載の方法。
  42. 前記器具がTENSである、請求項39に記載の方法。
  43. 前記器具が静磁石アレイである、請求項39に記載の方法。
  44. 前記器具が、
    電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、前記電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器とを備え、
    前記器具が独立式で携帯用である、請求項39に記載の方法。
  45. 治療器具であって、
    電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、前記電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器とを備え、
    前記治療器具が独立式で携帯用であり、体組織に交流電流を誘導するように前記体組織の表面に配置される治療器具。
  46. 前記電磁界発生器が正弦波発生装置を備える、請求項45に記載の治療器具。
  47. 前記正弦波周波数が27±0.5MHzである、請求項46に記載の治療器具。
  48. さらに、前記器具を封入する封入剤を備える、請求項45に記載の治療器具。
  49. 前記電源が約10VDC未満である、請求項45に記載の治療器具。
  50. 前記体組織の温度が、前記器具の作動によってほぼ変化しない、請求項45に記載の治療器具。
  51. 平均有能放射電力が45ミリワット未満である、請求項45に記載の治療器具。
  52. ピーク有能放射電力密度が、ほぼ前記組織の表面で測定して1平方センチメートル当たり100マイクロワット未満である、請求項51に記載の治療器具。
  53. 前記起動器が使い捨てスイッチである、請求項45に記載の治療器具。
  54. さらに、前記電磁界の少なくとも一部を前記体組織へと偏向するために前記アンテナ上に配置された偏向シールドを備える、請求項45に記載の治療器具。
  55. 前記器具が使い捨てである、請求項45に記載の治療器具。
  56. 前記電磁界がパルス状である、請求項45に記載の治療器具。
  57. さらに、前記パルス状電磁界のデューティサイクルおよびパルス繰り返し率のうち少なくとも一方を変更することを含む、請求項56に記載の治療器具。
  58. 前記デューティサイクルが約8%と10%の間である、請求項57に記載の治療器具。
  59. さらに、前記パルス状電磁界の強度を増加させる誘導高電圧発生器を備える、請求項56に記載の治療器具。
  60. さらに、前記器具が作動中であることを示す指示器を備える、請求項45に記載の治療器具。
  61. 前記指示器が、発光ダイオード、音響発生器、エレクトロルミネセンス表示のうち1つを備える、請求項60に記載の治療器具。
  62. 前記電源が充電式である、請求項45に記載の治療器具。
  63. 前記電源の充電が、外部電源からの前記アンテナまたは別個のコイルの電流誘導によるものである、請求項62に記載の治療器具。
  64. さらに、前記組織の状態または前記器具の状態を示す状態信号を提供する回路を備える、請求項45に記載の治療器具。
  65. さらに、前記状態信号を受信し、これに応答して、前記電磁界の誘電泳動またはイオン泳動効果によって、医薬品または化学物質の送達を変更する回路を備える、請求項64に記載の治療器具。
  66. 前記器具の重量が12グラム未満である、請求項45に記載の治療器具。
  67. 前記器具の面積が20平方センチメートル未満である、請求項45に記載の治療器具。
  68. 前記体組織に誘導される前記交流電流が、前記アンテナ導体の方向に平行または直角である、請求項45に記載の治療器具。
  69. 前記器具の厚さが10ミリメートル未満である、請求項45に記載の治療器具。
  70. 前記アンテナは直径が9センチメートル未満、または長さが27センチメートル未満である、請求項45に記載の治療器具。
  71. 前記アンテナの厚さが5ミリメートル未満である、請求項45に記載の治療器具。
  72. 前記体組織に誘導される前記電界が、前記アンテナ導体の方向に平行または直角である、請求項45に記載の治療器具。
  73. 治療用送達システムであって、
    パッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤およびギプスのグループからの部材と、
    前記グループからの前記部材を伴い、
    電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、前記電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器と
    を含む治療器具とを備え、
    前記治療器具が独立式で携帯用であり、体組織に交流電流を誘導するように前記体組織の表面に配置されるシステム。
  74. 電源、アンテナ、および電磁界発生器を備える携帯用で使い捨ての器具を提供することと、
    前記器具を体組織に取り付けることと、
    前記器具に電磁界を放射させることと、
    前記体組織に交流電流を誘導することとを含み、前記治療器具が独立式で携帯用であり、体組織の表面に配置されるものである方法。
  75. さらに、放射された波を前記体組織へと偏向することを含む、請求項74に記載の方法。
  76. 平均有用放射電力が45ミリワット未満である、請求項74に記載の方法。
  77. 平均有能放射電力発生の電気効率が20%より大きい、請求項76に記載の方法。
  78. ピーク有能放射電力密度が、ほぼ前記組織の表面で測定して1平方センチメートル当たり100ミリワット未満である、請求項74に記載の方法。
  79. 前記器具を取り付けることが、治療用送達システムを使用することを含む、請求項74に記載の方法。
  80. 前記治療用送達システムが、パッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤およびギプスのグループからの部材を備える、請求項79に記載の方法。
  81. 前記治療用送達システムが使い捨ての接着ガーゼ包帯を備える、請求項79に記載の方法。
  82. さらに、前記器具を封入剤に封入することを含む、請求項74に記載の方法。
  83. さらに、発生した前記電磁界をパルス状にすることを含む、請求項74に記載の方法。
  84. さらに、前記パルス状電磁界のデューティサイクルおよびパルス繰り返し率のうち少なくとも一方を変更することを含む、請求項83に記載の方法。
  85. 前記デューティサイクルが約8%から10%である、請求項84に記載の方法。
  86. さらに、24時間の周期ごとに所定の間隔で電磁界を放射することを含む、請求項74に記載の方法。
  87. さらに、前記放射電磁界の変化を評価することによって前記組織の生物電気状態を監視することを含む、請求項74に記載の方法。
  88. さらに、前記組織の前記生物電気状態を示す組織状態信号を提供することを含む、請求項87に記載の方法。
  89. 治療器具であって、電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、電磁界を放射するように配置構成されるアンテナと、
    前記アンテナおよび前記電磁界発生器に結合された調整コイルと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器とを備え、
    前記治療器具が独立式で携帯用であり、体組織に交流電流を誘導するように前記体組織の表面に配置されるものである治療器具。
  90. さらに、前記器具を封入する封入剤を備える、請求項89に記載の治療器具。
  91. 前記電源が約10VDC未満である、請求項89に記載の治療器具。
  92. 治療用送達システムであって、
    パッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤およびギプスのグループからの部材と、
    前記グループからの前記部材を伴い、
    電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、前記電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、
    前記アンテナおよび前記発生装置に結合された調整コイルと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器と
    を含む治療器具とを備え、
    前記治療器具が独立式で携帯用であり、体組織に交流電流を誘導するように前記体組織の表面に配置されるシステム。
  93. 予防的治療システムであって、
    パッチ、包帯、パッド、装具、絆創膏、テープ、接着剤およびギプスのグループからの部材と、
    前記グループからの前記部材を伴い、
    電磁界発生器と、
    前記発生装置に結合され、前記電磁界を放射するように配置構成されたアンテナと、
    前記アンテナおよび前記発生装置に結合された調整コイルと、
    前記発生装置に結合された電源と、
    前記電磁界の放射を開始する起動器と
    を含む予防的治療器具とを備え、
    前記治療器具が独立式で携帯用であり、体組織に交流電流を誘導するように前記体組織の表面に配置されるシステム。
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