JP2006515998A - 針なし注射装置 - Google Patents

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Abstract

前方端部に注射ノズルを、後方端部に開口を有する薬物用のシリンダと、上記開口を通ってシリンダ内でスライドし、使用時に薬物をノズルから押し出すピストンと、ピストンをシリンダ内に押し込み、長手方向軸を有するラムと、放出され、ラムと放出アセンブリの間に配置されるとラムを押す機械的エネルギー蓄積装置であって、ラムの後端は上記放出アセンブリ内に延びる、機械的エネルギー蓄積装置とを備え、放出アセンブリは、アセンブリ内に固定される保持部材を備え、当該保持部材は、ラムが装填位置にあるときにラムの周囲に離間されてラム上に位置するようになっている複数の保持要素、および当該保持要素を取り囲み、当該保持要素の半径方向外側への変位およびラムの放出を防ぐ解除リングを有し、当該解除リングの軸方向の変位により、上記保持要素が解除され、上記蓄積装置によりラムを放出させる針なし注射装置が提供され、当該針なし注射装置において、上記保持要素は、上記保持部材と一体的であり、当該保持要素のそれぞれが、当該保持部材の材料の変形によってラムの溝または窪みと係合および係脱するように移動することができる拡張ヘッドを有することを特徴とする。

Description

本発明は、例えばインスリンや成長ホルモンの皮下注射に用いられる針なし注射装置の分野に関する。
針なし注射装置(あるいは「針なし注射器」)はよく知られており、所定量の薬剤、例えばインスリンを、バネ式またはガス式シリンジにより送出するように設計される。このような針なし注射器の1つの典型が米国特許第5,782,802号[Vitajet Corp]に記載されている。
米国特許第5,782,802号に記載されている装置は、1人の使用者が1回の注射毎に必要とされる正確な薬物量を容易に再充填および再利用できるように設計されている。この装置は基本的に、
a)ともに無菌パックに入って使用者に供給される透明な熱可塑性で一般的には円柱型のノズルおよび熱可塑性のピストン先端を備える注射ヘッドと、
b)注射ヘッドを自身に迅速に着脱するための手段を有するバネ式ユニットと、
c)注射ヘッドに接続される予め充填された特別なバイアル(薬物を含有)、あるいは市販の薬物バイアルに取り付けられるアダプタと
からなる。
薬量胴部(dosage drum)を反時計回り方向に回転させ、一定量の薬物をノズルに吸い込むことによって、一回量の薬物を米国特許第5,782,802号の装置に入れる。注射器は、使用者によって作動されると、薬物をノズルの小さな孔から迅速に吐出し、薬物が患者の皮膚を通過するようにすることによって薬物を送出する。
針なし注射器を用いた薬物の送出は通常、従来の針付きのシリンジを用いる場合よりも外傷が少なくてすむ。これは、ノズルの孔の直径が通常、皮下針よりも小さいからであり、第2に、針なし注射器を用いる場合、針を用いる場合よりも迅速に薬物が送出されるからである。
上述したタイプの従来の針なし注射器は、放出機構にボールベアリングを使用するために動作が比較的うるさい音を発する。米国特許第5,782,802号の放出機構は、当該明細書において、図1を参照して記載されている(第5欄39行目〜第6欄22行目を参照のこと)。特に、ボールベアリング48は、ラムの後部ネック36とブッシング44の内側前端の間に閉じ込められる。この位置で、ボールベアリング48はラム34を放出機構32にロックする。装置を放出させるためには、ブッシング44を前方へ移動させ、ボールベアリング48を外側へ移動させてラムのネック36から離し、その結果、ラムの後部肩38を、完全に圧縮された主バネ22によって強く押して通過させなければならない。
ボールベアリング48の移動は、ボールベアリングが位置する装置の関連部分の境界によってのみ制限される。ボールベアリングは、特に完全に圧縮された主バネに蓄えられた大きな力が装置の放出時に突然解放され、ボールベアリングが強く押されると、これらの境界内で「ガタガタ」と音を立てる可能性がある。この「ガタガタ」は、装置の放出動作が比較的うるさいことを意味する。
ボールベアリングのこの「ガタガタ」(すなわち残響)はまた、薬物が送出される滑らかさに悪影響を及ぼす。動作中の注射器の横方向の移動を最小限に抑えることが重要であり、そうしなければ、皮膚に外傷が生じる。よって、注射器の動作の滑らかさを高めることが望まれる。
よって、本発明の目的は、注射部位における患者の皮膚への外傷を最小限に抑え、その一方で患者に静かで滑らかな薬物の送出を行おうとする針なし注射器を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、
前方端部に注射ノズルを、後方端部に開口を有する薬物用のシリンダと、
上記開口を通ってシリンダ内でスライドし、使用時に薬物をノズルから押し出すピストンと、
ピストンをシリンダ内に押し込み、長手方向軸を有するラムと、
放出され、ラムと放出アセンブリの間に配置されるとラムを押すエネルギー蓄積装置であって、ラムの後端は上記放出アセンブリ内に延びる、エネルギー蓄積装置と
を備える針なし注射装置であって、
放出アセンブリは、アセンブリ内に固定される保持部材を備え、当該保持部材は、ラムが装填位置にあるときにラムの周囲に離間されてラム上に位置するようになっている複数の保持要素、および当該保持要素を取り囲み、当該保持要素の半径方向外側への変位およびラムの放出を防ぐ解除リングを有し、
当該解除リングの軸方向の変位により、上記保持要素が解除され、上記蓄積装置によりラムを放出させる針なし注射装置が提供され、当該針なし注射装置において、
上記保持要素は、上記保持部材と一体的であり、当該保持要素のそれぞれが、当該保持部材の材料の変形によってラムの溝または窪みと係合および係脱するように移動することができる拡張ヘッドを有することを特徴とする。
ラムは、保持要素の材料の変形によって放出されるため、ボールベアリング等によって生じる従来技術の装置の「ガタガタ」すなわち残響はなくなる。装置の放出は、従来の装置よりも遥かに滑らかになり、より良好に制御され、静かになる。
好ましくは、上記保持部材は、半径方向に広げることができるフィンガを有するコレットを含み、このコレットは、使用時に、上記フィンガが上記ラムと係合する上記第1の位置と、上記フィンガが半径方向に広がり上記ラムと係脱する上記第2の位置との間で移動する。
好ましくは、上記コレットフィンガは、半径方向内側に付勢される。
好ましくは、上記解除リングは、上記コレットフィンガの外側への半径方向の移動を制限するコレットロックスリーブを含む。理想的には、上記コレットロックスリーブの軸方向の移動は、当該コレットロックスリーブが上記コレットフィンガに当接することによって制限される。
好ましくは、上記コレットロックスリーブおよび上記コレットフィンガはそれぞれ、協働するテーパ面を設けられる。
好ましい実施形態において、上記エネルギー蓄積装置は圧縮バネである。
好ましい形態において、本装置は、ノズルを上記装置の端部に差し込むとノズルを当該装置に解除可能に取り付けることを可能にするノズルロックアセンブリをさらに備え、当該ノズルロックアセンブリは、
上記ノズルまたは注射装置の上記端部の一方に、非円形の孔が貫通する可動スペーサを含むツイストキャップと、
上記ノズルまたは注射装置の上記端部のもう一方に、上記非円形の孔と位置合わせされると当該非円形の孔を通ることができる対応形状の非円形の外面を有する突起と、
を含み、
上記ツイストキャップをひねると、上記突起に対して可動スペーサがひねられ、スペーサの非円形の孔が上記突起の非円形の外面と選択的に位置合わせされるか、または位置合わせから外されて、上記突起がそれぞれ上記孔に自由に出入りできるか、あるいは上記可動スペーサによって上記孔に閉じ込められるようになる。
好ましくは、上記ツイストキャップは、注射装置の上記端部に配置され、上記突起は、上記ノズル上に配置される。
好ましくは、上記ノズルロックアセンブリは、同一の非円形の外面を有するとともに上記第1の突起と軸方向に離間される第2の突起をさらに備える。
好ましくは、上記非円形の孔および上記非円形の外面は略三角形である。
好ましくは、ノズルロックアセンブリは、上記ツイストキャップ上に、非円形の孔の相対的な位置合わせを示すマークをさらに備える。
好ましい実施形態において、軸方向の変位は、上記装置の外面の少なくとも一部を形成する軸方向に移動可能なシュラウドを含む抵抗感圧型トリガによって提供され、トリガは、シュラウドに軸方向の力を加え、注射部位における患者の皮膚がこの軸方向の力に抵抗することによって作動される。
好ましくは、上記抵抗感圧型トリガは、装置が放出を行うことができないロック位置と、装置が放出を行うことができるロック解除位置との間で移動可能な安全ロックをさらに備える。さらに、好ましくは、上記安全ロックは、エンドストップの役目を果たす少なくとも1つの軸方向に延びるタブを備え、エンドストップは、上記ロック位置において、上記シュラウドの軸方向の動きを防ぐ。有利には、上記タブは、スイッチによって作動される回転可能なドライブプレートによって上記ロック位置と上記ロック解除位置の間で駆動可能である。
好ましい形態では、上記ロック解除位置において、上記タブは、軸方向後方に移動して、注射装置のエンドキャップの窪み内に係合し、任意で、上記タブは、バネにより後方に付勢される。
好ましい実施形態において、上記エネルギー蓄積装置は、可変容積チャンバに閉じ込められたバネであり、注射装置は、使用時に上記ラムの回転により上記チャンバの容積を変化させる一体型の発射力調節機構をさらに備え、任意でラムの回転は、上記装置の一端から挿入された鍵を回すことによって行われる。
本発明の第2の態様によれば、上記段落のいずれかに記載されるような針なし注射装置における使用に適した放出アセンブリであって、当該アセンブリ内に固定された保持部材を備え、当該保持部材は、ラムが装填位置にあるときにラムの周囲に離間されてラム上に位置するようになっている複数の保持要素、および当該保持要素を取り囲み、当該保持要素の半径方向外側への変位およびラムの放出を防ぐ解除リングを有し、
当該保持リングの軸方向の変位により、上記保持要素が解除され、エネルギー蓄積装置によりラムが放出される放出アセンブリが提供され、
上記保持要素は、上記保持部材と一体的であり、当該保持要素のそれぞれが、当該保持部材の材料の変形によって上記ラム上の溝または窪みと係合および係脱するように移動することができる拡張ヘッドを有することを特徴とする。
次に、本発明の好ましい実施形態を単なる例として、添付図面を参照してより詳細に説明する。
以下の説明において、「前方」方向とは、注射器の使用時において患者に向かう方向を意味する。注射器の「前方」端部は、注射器の使用時において患者の皮膚に最も近い端部である。同様に、「後方」方向とは、患者から離れた方向を意味し、注射器の「後方」端部は、注射器の使用時に患者の皮膚から最も遠い端部である。
図1に示すように、注射器は、ノズルアセンブリ20と、ノズルロックアセンブリ30と、ハウジングアセンブリ40と、発射アセンブリ50とを備える。ラムアセンブリ60(図10を参照)および放出アセンブリ70(図12を参照)は、ハウジングアセンブリ40の内部に位置するため図1では見えない。それぞれのアセンブリを、以下で適切な図を参照してより詳細に説明する。
注射器の一実施形態において、ノズルは不透明な材料から作られ、ノズルロックアセンブリ30は、ノズルアセンブリ20の一部を覆うのに十分なだけ先まで前方に延びる。
ノズルアセンブリ
ノズルアセンブリ20を図3および図4に示す。このアセンブリは、2つの位置合わせされた略三角形構造22A、22Bを後方端部に有する単孔ノズル21を備える。三角形構造22A、22Bの間にはスロット23がある。ピストン24が、その前方端部に対して圧入、ねじ切り、または一体成形されるノズルラム25を有し、ピストン/ノズルラムアセンブリはノズル21の穴に嵌合する。図3に示すように、カバーシール26およびノズルカバー27をノズル21の前方端部に圧入することができる。
ノズルロックアセンブリ
ノズルロックアセンブリ30を図5および図6に示す。ノズルロックアセンブリ30は、ノズルアセンブリ20を注射装置の残りの部分に解除可能にロックし、ノズルアセンブリ20を自在に取り外して交換することを容易にする機構を提供する。ノズルアセンブリは通常、毎週交換を必要とするため、交換を迅速かつ容易に実行できることが好ましい。
ノズルロックアセンブリは、ノズルロックを作動させるために用いられるノズルツイストキャップ31を含む。ツイストキャップ31の内部には、ノズルアセンブリの三角形の突起22A、22Bが通過するのに十分に大きい三角形の孔が貫通している保持クリップ32がある。保持クリップ32は、ノズルロックアセンブリ30を注射装置の端部に固定する。保持クリップ32に隣接して、同じような大きさの三角形の孔が貫通しているロックヨークスペーサ33がある。このロックヨークスペーサ33は2つの外部突出ラグ33A、33Bを有する。これらのラグは、ツイストキャップ31内部の対応するスロットに係合し、ツイストキャップ31をひねると、ロックヨークスペーサ33がラグと対応するスロットとの間の相互作用によって同一方向に動かされるようになっている。これにより、ロックヨークスペーサ33は、その三角形の孔が保持クリップ32の孔と位置合わせされる第1の開位置と、三角形の孔が例えば60度ずれる第2の閉位置との間で移動することができる。保持クリップ32は、注射装置の残りの部分に対して固定されるため、ツイストキャップの移動の際にひねりが生じることはない。ツイストキャップ31上には矢印34が付され、ロックヨークスペーサ33が現在どちらの位置にあるかを示す。
バネクリップ36が設けられ、保持クリップ32上の1つまたは複数のグリップ37によって定位置に保持される。
ノズルアセンブリ20の後方端部をノズルロックアセンブリ30に挿入するには、ロックヨークスペーサ33が開位置にあることが必要である。ノズルアセンブリは、ロックヨークスペーサ33がノズル21上のスロット23の位置に配置されるほど十分に深く挿入されることができる。ツイストキャップを閉位置にひねると、ロックヨークスペーサ33は60度ひねられ、三角形の突起22A、22Bとの位置合わせから外れる。これにより、ノズル21がノズルロックアセンブリから引き出されることを防ぐ。
任意で、ツイストキャップ31上にバネ式スライドスイッチ35が設けられ、ツイストキャップがひねられることを防ぐ位置に付勢される。ツイストキャップ31をひねってノズルアセンブリを解除するには、スライドスイッチ35を前方にスライドさせる必要がある。
本発明の注射装置に薬物を入れるために、ノズルアセンブリ20の前方端部と適合するバイアルアダプタまたはカートリッジが必要とされる。好適なバイアルアダプタアセンブリを以下で説明する。
標準的な大きさの専用薬物バイアル(例えば10mlの薬物バイアル)を受け取り、薬物を注射器に入れることを容易にするように設計されたバイアルアダプタ10を図7および図8に示す。
バイアルアダプタの分解図を図8に示す。カートリッジ10は、開放後端を有するハウジング12を有し、開放後端には、矢印Vによって示す方向に、穿孔手段13に当接するまでバイアル(図示せず)を差し入れることができる。バイアルがハウジング12内に設置され、穿孔手段13に向かって押し込まれると、カートリッジの開放後端のほうのバイアルの端部が穿孔手段13によって穿孔される。半径方向内側に付勢されたフィンガ16が、バイアルを把持し定位置に保持するのに役立つ。シールワッシャ14および栓15がハウジングの前方端部に嵌合し、薬物が漏れ出すことを防ぐ。
栓15を取り外すと、バイアルアダプタを注射器のノズルアセンブリ20に取り付けることが可能になり、薬物を注射器に入れることが可能になる。
ハウジングアセンブリ
次に図1および図9を参照すると、ハウジングアセンブリ40は、2部分ハウジング、すなわち前部ハウジング42および後部ハウジング44を含む。ハウジングの2つの部分は互いに対して回転可能である。後部ハウジング44の大部分は、ユーザによる把持を容易にする把持性向上表面または構造を有し得るシュラウド90によって隠れる。シュラウド90は、軸方向に移動可能であり、注射装置の放出を行うために用いることができる。後部ハウジング44の外面にスプラインまたは他のガイド手段を設けて、その上を移動するシュラウド90を案内してもよい。
ラムアセンブリ
次に、図10および図11を参照してラムアセンブリ60を説明する。ラム61は、使用時に高速な動きで前方に押されてプランジャを動かし、注射装置から薬物を吐出させるようにする部分である。
ラムの前方端部にはねじ切り部分62があり、ラムアセンブリが組み立てられると、このねじ切り部分が押えナット63内部のねじ山と協働する。押えナット63の前方端部64は拡張され、主バネが配されるチャンバ(後述)の最前方限界を画定する。押えナット63とラム61の(ねじ山を用いての)相対移動は、チャンバの容積を変化させる。このことを以下でより詳細に説明する。図10に示すように、スリーブ65がチャンバの円筒壁を形成する。押えナット63はスリーブ65に対して固定される。
最後に、ラム61は、図10、図11および図15に示し、以下でより詳細に説明するような環状溝66を有する。
放出アセンブリ
図12〜図15は、ラム61を発射できる(主バネが後述のように圧縮された)位置にロックし、次に発射機構の作動時に、バネ付勢されたラムを所望の瞬間に解除するために用いられる放出アセンブリ70を示す。
放出アセンブリ70は、ラムの後部を受け入れるのに十分な直径の孔72を除いて前方端部が閉鎖されている円筒形ハウジング71を備える。ハウジング71の後端は開放しており、内部にねじ山100を有する。ハウジングナット73がハウジング71の後部にねじ込まれる。ハウジングナット73には、ラム61の後部を受け入れるのに十分な直径の孔が貫通している。
放出アセンブリは保持部材、例えばコレット75を含み、このコレット75は、拡張ヘッド76Aをそれぞれ有する複数のフィンガ76(「保持要素」)を有する。拡張ヘッド76Aは、ラム61の後部の溝66に嵌合するのに適した大きさになっている。これは図15に見ることができる。図15には主バネ77も見える。
発射アセンブリ
注射装置の最後部のアセンブリは、図1および図16〜図18に示される発射アセンブリ50である。発射アセンブリは、突起またはテクスチャ表面を有するシュラウド90を含む。使用時は、後述のように、ユーザがシュラウド90を把持し、シュラウド90を装置の前部ハウジングに対して回転させることができるとともに、装置を発射させるためにシュラウド90を軸方向に移動させることができる。突起またはテクスチャ表面は、ユーザによる把持を助ける。
発射アセンブリはまた、注射装置の不注意による発射を防ぐ安全ロック機能を含む。
発射アセンブリを図16〜図18に示す。シュラウド90にはスライドスイッチ54が設けられ、このスライドスイッチ54は、図16に示す位置から図17に示す位置へスライドされるとドライブプレート92と係合し、それに応じてドライブプレート92を回転させる。
ドライププレート92は、2つの直径方向に対向するスロット93A、93Bを含む。環状リングが、スロット93A、93B内に位置する2つの軸方向に延びるタブ94A、94Bを有する。これは、ドライブプレート92が(スイッチ54のスライドによって)回転されると、ドライブプレート92によってタブ94A、94Bも回転させられることを意味する。
タブ94A、94Bを含む環状リングは、バネ95(以下で参照する図19に示す)によって後方に付勢される。タブは通常、エンドキャップ96に当接するため、後方への移動を抑制される。しかし、エンドキャップ96の内面には、2つの直径方向に対向する窪み97A、97Bが設けられる。窪みは、タブが窪みに正確に位置合わせされた場合にタブを収容するのに十分な大きさである。したがって、タブ94A、94Bは、2つの軸方向位置、すなわち、エンドキャップ96に当接する位置と、軸方向後方に移動して窪み97A、97Bに嵌合することができる位置との間で移動することができる。タブは、スイッチ54をスライドすることによって、これら2つの位置間で回転させることができる。
次に、注射装置の基本動作における重要な段階を順に説明する。図19は、放出されたばかりの、すなわち再び発射するための準備を行うことができる状態の注射装置を示す。図19を参照すると、ラム61は前方位置にあり、その前方端部64がハウジングに当接していることが分かる。放出したばかりなので、主バネ77は最大に拡張される。コレットフィンガ76は半径方向に広がり、コレットロックスリーブ78がコレットフィンガ76の前方に位置付けされて副バネ80が圧縮される。副バネ80は圧縮されるが、コレットロックスリーブ78の後方への軸方向の移動は、コレットフィンガ76との当接によって抑制される。コレットロックスリーブ78と解除フィンガ81の間には環状ギャップ84が存在する。タブ94A、94Bはエンドキャップ96に当接し、エンドキャップ96と解除フィンガ81の後部の間にはギャップ98が存在することに留意されたい。
バイアルアダプタアセンブリへのバイアルの装填
再び図7および図8を参照して、最初に、所望の薬物のバイアルのエンドキャップを取り外す。バイアルをハウジング12の開放後端に押し込む。バイアルが穿孔手段13に押し当てられると、バイアルの端壁が穿孔される。バイアル栓15が、この段階で薬物がバイアルから漏れ出すことを防ぐ。
バネのプライミング
一回量の薬物を入れる前に、注射装置が発射できるように主バネ77をプライミングする必要がある。図20を参照すると、主バネ77は、スリーブ65によって形成される円筒壁を有するチャンバに収容される(図20および図10を参照)。チャンバの前方端部は、押えナット63の前方端部64によって画定される。チャンバの後方端部は、ハウジング71の前方端部によって画定される(図20および図14を参照)。
前部ハウジング42は、後部ハウジング44に対して回転可能である。図20を再び参照すると、(シュラウド90を把持することによって)後部ハウジング44が静止保持され、前部ハウジング42が(注射装置の後端から見て)時計回り方向に回転されると、前部ハウジングの後端のねじ山45が後部ハウジングの対応するねじ山に沿って後方へ、図20の矢印によって示される方向に進む。放出アセンブリのハウジング71は中央ハウジングに対して固定されているため、これによって、前部ハウジングが後方へ移動するのに伴い、主バネを含むチャンバが短くなり、主バネ77が圧縮される。
図20は、チャンバが最小長まで短縮され、バネ77が完全に圧縮された状態を示す。この位置において、コレット75の拡張ヘッド76Aがラム61の後部の溝66に落ち込む。コレットフィンガ76は、この直径が狭くなった位置に到達すると互いに半径方向内側に反る(spring)傾向を有する。そのため、コレットフィンガ76は、この直径が狭くなった位置に到達すると溝66に容易に落ち込む。しかし、主バネ77に蓄えられた圧縮力は、ラムが軸方向前方へ移動しようとする大きな傾向を有することを意味する(この移動はコレットフィンガ76を半径方向に離れさせる)。コレットフィンガ76が溝66に入っているというだけでは、これに抵抗するには不十分である。したがって、コレットロックスリーブ78が使用される。コレットロックスリーブ78は、圧縮されている副バネ80によって後方に付勢される。コレットフィンガ76が溝66に落ち込むと、コレットロックスリーブ78は、後方への力をシュラウド90に伝えるのに十分なだけ後方へ移動し、シュラウドが作動できる状態にしっかりと位置付けされるようにする。コレットロックスリーブ78は、コレットフィンガの拡張ヘッド76Aと係合する。これには、コレットロックスリーブ78のさらなる後方への移動を防ぐとともに、コレットフィンガの半径方向の移動を防ぐという効果があり、よってコレットフィンガは溝66と係合したままになる。コレットロックスリーブ78と解除フィンガ81の間に存在したギャップ84(図19を参照)は閉ざされている。ラムはこの時点で、後部ハウジング44に対して固定位置に保持されている。主バネはこの時点でプライミングされており、注射装置に一回量の薬物を入れることができる。
一回量の薬物をノズルに入れる
装填されたバイアルアダプタアセンブリ10からバイアル栓15が取り外され、バイアルアダプタアセンブリ10が、組み立てられた注射装置(図1)の前方端部にあるノズルアセンブリ20に押し込まれる。この時点でバイアル内の薬物はノズル21と連通する。
図20を参照すると、バネはプライミングされているが、ラム61の前方端部が前部ハウジング42に当接しており、薬物を未だ入れていないため、未だ注射を行うことはできない。薬物を入れ、注射装置を発射できる状態にするためには、ラムを引っ込ませるか、または巻き戻す(wind back)ことが必要である。これは、前部ハウジング42を後部ハウジング44に対して(注射装置を後部から見たときに)反時計回りに回転させることによって達成される。
図21を参照すると、この反時計回りの回転により、前部ハウジング42の後部のねじ山45が(後部ハウジング44上の対応するねじ山に対して)前方へ、矢印によって示される方向に進む。ラム61はコレット76およびコレットロックスリーブ78によって後部ハウジング44に対して定位置に保持されるため、主バネ77が配されるチャンバは長くならない。その代わりに、前部ハウジング42は、ラムアセンブリ、主バネおよび放出アセンブリ全体を後部ハウジング44に対して固定した状態に残したまま前方へ進む。これにより、注射装置の前方端部に空間が生じ、この空間には、装置が放出される際にラムが押し込まれることができる。
この作用により、ピストン/ノズルラム24、25はノズル孔から引っ込み、薬物をノズルへ引き込む。用量インジケータが、主ハウジングアセンブリ40の窓46(図1を参照)から、ノズルに入れられた薬量の体積を指示する。付加的または代替的に、可聴用量インジケータもまた設けることができる。所望の用量がノズルに入れられると、バイアルアセンブリ10を取り外すことができる。
安全ロックの解除
図21に示すように、タブ94A、94Bがエンドキャップ96に当接することにより、フィンガ81を解除するためのエンドキャップ96からの軸方向の圧力の伝達を防ぐギャップGが生じるため、注射装置は発射することができない。したがってギャップGを閉じるには、スイッチ54をスライドさせることによって安全ロックを解除することが必要である。スイッチ54をスライドさせることによって、タブ94A、94Bは回転し、エンドキャップの窪み97A、97Bと位置合わせされる。この位置を図17に示す。
すると、タブ94A、94Bは、バネ95によって付勢されているため、軸方向後方へ移動して窪み97A、97Bに入り、ギャップGを閉じることができる。この位置を図18および図22に示す。
注射装置の発射
以下でより詳細に説明するように、注射装置が放出(すなわち「発射」)できる状態になると、装置は単に、患者の皮膚の所望の注射部位に当てられる。通常、装置は、シュラウド90を把持することによって、注射部位に持っていき、そこに接触させる。本装置は、ユーザが、装置を把持しているところから手の位置を動かして、装置上の他の場所に配置されたボタンまたは他の作動手段を押す必要がないという利点を有する。本装置は、単にシュラウド90に下方への力Fを加えることによって放出することができ、よって装置は、患者の皮膚の方へのわずかな軸方向の移動により発射される。したがって本装置は、装置をトリガするのに十分な力が加えられるまで下方への軸方向の力に患者の皮膚が抵抗するという点で、抵抗感圧型である。必要となる力は、数ある要因の中でも特に、副バネ80およびバネ95の特性(後述)に依存する。
注射装置が患者の皮膚の所望の注射部位に当てられると、軸方向の力Fがシュラウド90に、よってエンドキャップ96に加わり、エンドキャップ96が解除フィンガ81の後部と係合する。これにより、コレットロックスリーブ78を前方へ押す前方への力が解除フィンガ81に加わり、それによって、コレットロックスリーブがコレット75のテーパ付きの拡張ヘッド76Aから係脱する。コレットロックスリーブ78がコレットからほんのわずかに係脱することによって、主バネ77に蓄えられていた力が、コレットフィンガ76を半径方向外側に移動させて溝66から外し、(図23に示すように)ラムを解除することが可能になる。図23に示すように、ラムは、一旦自由に移動できるようになると、主バネ77によって強く前方へ動かされる。ラム61の前部は、ピストン24およびノズルラム25を、薬物の入ったノズルに押し込み、薬物をノズルから患者の体内へ射出させる。注射装置は、発射されると、図24に示す状態になる。
発射力の調節
注射装置はまた、注射装置が薬物を患者に発射する力を調節する機能(「圧力調節」機能)を含む。
注射装置の発射力は、主バネ77の特性、特に、装置の発射前に主バネ77が圧縮される程度によって決まる。時として、例えば、患者によっては強力な装置によって注射部位にあざや外傷が生じる可能性があるため、注射装置の発射力を調節することが望まれる場合がある。従来の針なし注射装置は、主バネに蓄えることのできる力を制限する「緩和リング」を設けることによって調節することができる。しかし、緩和リングを挿入するには注射装置を分解しなければならず、分解することによって、不注意な発射および/または装置の不正確な再組み立てにより負傷を負う危険が生じる。本明細書中で説明する注射装置は、装置を分解することなく発射力を調節することを可能にする。
本発明の注射装置は、発射力を調節するための一体機構を含む。安全上の理由から、この一体機構は、注射装置が図19に示す状態である、すなわち、完全に放出し、ラム61が最も前方にあるときだけ発射力を調節することが可能である。
図25および図26を参照すると、注射装置の前端に嵌合する鍵17が提供される(上述のようにノズルアセンブリは取り外されている)。
ノズルアセンブリを装置から取り外した状態で、鍵17を装置の前端に挿入し、(ナット63を介して)ラム61の前端と係合させることができる。内部ねじ切りナット63が、スロット102に閉じ込められたピン101によりハウジングに対して回転固定される。
鍵は回転させることができ、それによって、ラム61全体がハウジングに対して回転する。ラム61の回転中、ラムの前端のねじ切り部分62がナット63のねじ山と協働して、主バネ77が閉じ込められるチャンバの容積を(ラムが回転される方向に応じて)縮小または拡大する。主バネが閉じ込められるチャンバの容積を変化させることによって、バネに蓄えることのできる最大の圧縮による発射力も変化させることができる。これにより、注射装置を分解する必要なしに発射力を調整する安全で容易な方法が提供される。鍵は、子供の患者が不注意に使用することを防ぐために、大人または介護人が保管することができる。
任意で、窓103がハウジングに設けられて、圧力調節の視覚的なフィードバックを可能にする(図25を参照)。
次に図27〜図29を参照して、安全ロック機構に対する任意の変更を説明する。
上述の実施形態において、スライドスイッチが正確な位置にスライドされるまで、タブ94A、94Bがエンドキャップ96に当接するため、装置は発射することができない。スイッチ54は、装置が発射できない「安全」位置に付勢されているため、ユーザは、装置を発射するために、スイッチ54を「発射」位置にスライドし、次に、スイッチ54を「発射」位置に保持しながら、同時にシュラウドに軸方向の力を加えなければならない。
図27に示す実施形態では、装置が発射できる状態にある(すなわち安全ロックが解除されている)が、ユーザがスライドスイッチ54を「発射」位置に保持することを必要としない(言い換えれば「安全」位置への付勢が一時的に無効になった)中間位置が利用できる。
図27を参照すると、スライドスイッチ54は、装置が発射できない「安全」位置に示される。図27の矢印によって示される方向の「発射」位置にスライドスイッチをスライドした際にスライドスイッチ54を留めることができるクリップ105が設けられる。スライドスイッチ54がクリップ105に留められると、装置は発射することができ、スライドスイッチ54は「安全」位置に滑り戻らない。
したがってユーザは、装置を発射させるために、シュラウド90に軸方向の圧力を随意に通常通り加えることができる。図29の矢印によって示されるように、こうした軸方向の圧力がシュラウドに加わると、エンドキャップ96はタブ94A、94Bに下方への力を伝え、よって上述のように装置を発射させる。タブ上に形成されるウェッジ99は、ドライブプレート92の対応する表面と協働して、タブの下方への軸方向の(直線)運動がドライブプレート92のわずかな回転運動を生じるようにする。この回転運動は、スライドスイッチ54をクリップ105から外すのに十分である。スライドスイッチ54は、クリップ105から一旦解放されると、「安全」位置に付勢され、装置の次の使用に備える。
本発明の第1の態様を具現する針なし注射装置の斜視図である。 図1の注射器のさらなる斜視図である。 ノズルアセンブリの斜視図である。 図3のノズルアセンブリの分解図である。 ノズルロックアセンブリの斜視図である。 図5のノズルロックアセンブリの分解図である。 バイアルアダプタアセンブリの斜視図である。 図7のバイアルアダプタアセンブリの分解図である。 図1の注射装置をより小さな縮尺で描いた分解図である。 ラムアセンブリの斜視図である。 図10のラムアセンブリの分解図である。 放出アセンブリの斜視図である。 図12の放出アセンブリの分解図である。 放出アセンブリの一部の断面斜視図である。 組み立てた放出およびラムアセンブリの一部断面斜視図である。 発射アセンブリの斜視図である。 発射アセンブリの斜視図である。 発射アセンブリの斜視図である。 放出したばかりの状態の注射装置の長手方向断面図である。 プライミングされたバネを有する図19の注射装置を示す図である。 放出の準備ができた図19の注射装置を示す図である。 シュラウドに圧力を加える瞬間の図19の注射装置を示す図である。 コレットフィンガをラム上の溝から途中まで解除した図19の注射装置を示す図である。 コレットフィンガをラム上の溝から完全に解除した図19の注射装置を示す図である。 圧力調節鍵を挿入した注射装置の斜視図である。 圧力調節機能を示す注射装置の一部の切取図である。 安全ロック機構内のオプションのクリップを示す図である。 スライドスイッチを含むドライブプレートを示す図である。 オプションのクリップを有する安全ロック機構の動作をより詳細に示す図である。

Claims (22)

  1. 前方端部に注射ノズルを、後方端部に開口をそれぞれ有する薬物用のシリンダと、
    使用時に前記開口を通って前記シリンダ内でスライドすることにより前記薬物を前記ノズルから押し出すピストンと、
    前記ピストンを前記シリンダ内に押し込み且つ長手方向軸を有するラムと、
    前記ラムの後端がその内部に延びる放出アセンブリと前記ラムとの間に配置され且つ放出時に前記ラムを押すエネルギー蓄積装置と
    を備え、前記放出アセンブリは、内部に固定される保持部材を含み、この保持部材は、前記ラムが装填位置にあるときに前記ラムの周囲に離間されて前記ラム上に位置する複数の保持要素と、これらの保持要素を取り囲んでこれら保持要素の半径方向外方への変位および前記ラムの放出を防ぐ解除リングとを有し、
    前記解除リングが軸方向に変位すると、前記保持要素が解除され、前記蓄積装置により前記ラムを放出させる針なし注射装置において、
    前記保持要素は前記保持部材と一体的であり、前記保持要素のそれぞれが、前記保持部材の材料の変形によって前記ラムの溝または窪みと係合したり係合を解除するように移動可能な拡張ヘッドを有することを特徴とする針なし注射装置。
  2. 前記保持部材は、半径方向に広げることができるフィンガを有するコレットを含み、前記コレットは、使用時に、前記フィンガが前記ラムと係合する第1の位置と、前記フィンガが半径方向に広がって前記ラムとの係合を解除する第2の位置との間で移動する請求項1に記載の針なし注射装置。
  3. 前記コレットフィンガは、半径方向内側に付勢される請求項2に記載の針なし注射装置。
  4. 前記解除リングは、前記コレットフィンガの半径方向外方への移動を制限するコレットロックスリーブを含む請求項2または3に記載の針なし注射装置。
  5. 前記コレットロックスリーブの軸方向の移動は、前記コレットフィンガに当接することによって制限される請求項4に記載の針なし注射装置。
  6. 前記コレットロックスリーブおよび前記コレットフィンガはそれぞれ、協働するテーパ面を有する請求項4または5に記載の針なし注射装置。
  7. 前記エネルギー蓄積装置は圧縮バネである請求項1〜6のいずれか一項に記載の針なし注射装置。
  8. ノズルを注射装置の端部に差し込むことでノズルを脱着自在に装着するノズルロックアセンブリをさらに備え、該ノズルロックアセンブリは、
    前記ノズル及び注射装置の前記端部の一方に配置され且つ非円形の孔が貫通する可動スペーサを含むツイストキャップと、
    前記ノズル及び注射装置の前記端部の他方に、前記非円形の孔と位置合わせされると前記非円形の孔を通ることができる対応形状の非円形の外面を有する突起と
    を含み、
    前記ツイストキャップをひねると、前記突起に対して前記可動スペーサがひねられ、前記スペーサの前記非円形の孔が前記突起の前記非円形の外面と選択的に位置合わせされるか、または位置合わせから外されて、前記突起がそれぞれ前記孔に自由に出入りできるか、あるいは前記可動スペーサによって前記孔に閉じ込められるようになる請求項1〜7のいずれか一項に記載の針なし注射装置。
  9. 前記ツイストキャップが前記注射装置の前記端部に配置され、前記突起が前記ノズル上に配置される請求項8に記載のノズルロックアセンブリ。
  10. 前記第1の突起から軸方向に離間され且つ前記第1の突起と同一の非円形の外面を有する第2の突起をさらに備える請求項8または9に記載のノズルロックアセンブリ。
  11. 前記非円形の孔および前記非円形の外面は略三角形である請求項8〜10のいずれか一項に記載のノズルロックアセンブリ。
  12. 前記ツイストキャップ上に、前記非円形の孔と前記突起の相対的な位置合わせを示すマークをさらに備える請求項8〜11のいずれか一項に記載のノズルロックアセンブリ。
  13. 前記軸方向の変位は、注射装置の外面の少なくとも一部を形成する軸方向に移動可能なシュラウドを含む抵抗感圧型トリガによって提供され、前記トリガは、前記シュラウドに軸方向前方の力を加えたときに注射部位における患者の皮膚が該軸方向の力に抵抗することによって作動される請求項1〜8のいずれか一項に記載の針なし注射装置。
  14. 前記抵抗感圧型トリガは、注射装置が放出を行うことができないロック位置と、放出を行うことができるロック解除位置との間で移動可能な安全ロックをさらに備える請求項13に記載の針なし注射装置。
  15. 前記安全ロックは、前記ロック位置において前記シュラウドの軸方向の動きを防ぐエンドストップの役目を果たす少なくとも1つの軸方向に延びるタブを備える請求項14に記載の針なし注射装置。
  16. 前記タブは、スイッチにより作動される回転可能なドライブプレートによって前記ロック位置と前記ロック解除位置の間で駆動可能である請求項15に記載の針なし注射装置。
  17. 前記ロック解除位置において、前記タブは、軸方向後方に移動して注射装置のエンドキャップの窪み内に係合する請求項14〜16のいずれか一項に記載の針なし注射装置。
  18. 前記タブは、バネにより後方に付勢される請求項17に記載の針なし注射装置。
  19. 前記エネルギー蓄積装置は、可変容積チャンバに収容されたバネであり、注射装置は、使用時に前記ラムの回転により前記チャンバの容積を変化させる一体型の発射力調節機構をさらに備える請求項1〜18のいずれか一項に記載の針なし注射装置。
  20. 前記ラムの回転は、注射装置の一端から挿入された鍵を回すことによって行われる請求項19に記載の針なし注射装置。
  21. 添付図面の任意の組み合わせを参照して本明細書中に記載されることを特徴とする針なし注射装置。
  22. 請求項1〜21のいずれか一項に記載の針なし注射装置における使用に適した放出アセンブリであって、内部に固定される保持部材を含み、この保持部材は、前記ラムが装填位置にあるときに前記ラムの周囲に離間されて前記ラム上に位置する複数の保持要素と、これらの保持要素を取り囲んでこれら保持要素の半径方向外方への変位および前記ラムの放出を防ぐ解除リングとを有し、
    前記解除リングが軸方向に変位すると、前記保持要素が解除され、前記エネルギー蓄積装置により前記ラムを放出させる放出アセンブリにおいて、
    前記保持要素は前記保持部材と一体的であり、前記保持要素のそれぞれが、前記保持部材の材料の変形によって前記ラムの溝または窪みと係合したり係合を解除するように移動可能な拡張ヘッドを有することを特徴とする放出アセンブリ。
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