JP2006514580A - タンパク質結晶学懸滴マルチウェルプレート - Google Patents

タンパク質結晶学懸滴マルチウェルプレート Download PDF

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Abstract

本発明は、結晶学研究を行うためのマイクロプレートを含む。特に、マイクロプレートは、その内部に形成された複数のウェルを含むフレームを有する。それぞれのウェルは、第一のウェルおよび第二のウェルを含む。第一のウェルは、試薬液を入れることのできる相対的に大きいリザーバを含む。第二のウェルは、タンパク質溶液および試薬液を入れることのできる実質的に凹形を有する相対的に小さいリザーバを含む。第二のウェルは、第一のウェルの上方に配置され、プレート上のスペースが維持され、懸滴蒸気拡散結晶化過程を使用してタンパク質結晶の成長が可能となる。

Description

関連出願の説明
本出願は、その内容をここに言及することにより引用される、2002年12月31日に出願された米国仮特許出願第60/437273号に優先権を主張する。
本発明は概して、バイオテクノロジー分野、特に、タンパク質結晶学懸滴マルチウェルプレートおよびそのタンパク質結晶学懸滴マルチウェルプレートを作製し使用する方法に関する。
タンパク質結晶および他の生物学的結晶の成長に関する今日の生化学研究は、産業および学問において大規模に行われている。したがって、研究者が便利で安価な方法でこれらの研究を行うことができるようにする装置が望まれている。比較的操作がしやすく費用が安いので、マルチウェルプレートがこれらの研究においてしばしば使用される。そして、研究に懸滴蒸気拡散過程によってタンパク質結晶を成長させる工程が含まれる場合、マルチウェルプレートのウェルは、しばしば1滴以上のタンパク質溶液および試薬液を有するスライドまたは蓋で覆われ、そこから溶液が垂れ下がりタンパク質結晶となる。特に、スライドまたは蓋の底側から垂れ下がる液滴は、蒸気拡散過程によりマルチウェルプレートのそれぞれのウェル内に位置するより高い濃度の試薬液と相互作用することにより、タンパク質結晶となる。しかしながら、この方法でタンパク質結晶を成長させるために使用されていた従来のスライドまたは蓋には、図1−3を参照して以下により詳細に記載されるいくつかの欠点がある。
図1A−1B(従来技術)を参照すると、マルチウェルプレート102中のウェル104を覆うように設計された1セットの従来のスライド100の異なった図が示される。それぞれのスライド100は、通常円形を有しており、マルチウェルプレート102中の1つのウェル104の上に適合するような大きさに作製される。そして、それぞれのウェル104は、リム106、側壁108および底110を含む(図1B参照)。ウェル104は通常、互いに垂直な行と列のマトリクスで配置される。例えば、マルチウェルプレート102は、4×6(24ウェル)、8×12(96ウェル)および16×24(384ウェル)の大きさを有するウェル104のマトリクスを含んでもよい。図示されるマルチウェルプレート102は、96のウェル104の配列を含む。
1つのスライド100の底側にタンパク質結晶を成長させるために、研究者は、ウェル104の1つのリム106に沿ってグリース112(例えば高真空グリース)のビード(bead)を塗布する。通常、研究者は、グリース112のビードの開始端と終端との間に例えば2mmの小さい開口部を残す。次に研究者は、少量の(例えば1.0ミリリットル)の試薬液114をウェル104中にピペットで取る。次に、少量のタンパク質サンプル(例えば1.0マイクロリットル)およびウェル104から取り出される少量の試薬液(1.0マイクロリットル)を含む1滴以上の液滴116(1滴だけが示される)を、スライド100の底側にピペットで取る。その後、研究者は、スライド100を裏返しにして液滴116をスライド100からぶら下がらせ、次にスライド100をウェル104の周りのグリース112の上に位置を合わせて配置する。ウェル104内の気圧を和らげるために、研究者は、スライド100をグリース112の上に押しつけ、次にスライド100をねじってグリース112中の小さい開口部を閉じる。その後、この工程をマルチウェルプレート102中のそれぞれのウェル104について完了する。残念なことに、スライド100およびマルチウェルプレート102の使用に関連して多くの欠点がある。第一に、研究者は、扱いにくいグリースを使用しなければならず、おそらくグリース112をそれぞれのウェル104のリム106に塗布するのに多くの時間を費やす。第二に、研究者は、マルチウェルプレート102中の全てのウェル104を利用するために、多くの比較的小さいスライド100を使用し取り扱わなければならない。第三に、スライド100およびグリース112は高価である。
図2A−2B(従来技術)を参照すると、マルチウェルプレート202中のウェル204を覆うように設計された別のセットの従来のスライド200の異なった図が示される。それぞれのスライド200は、通常円形を有しており、マルチウェルプレート202の1つのウェル204中の棚(ledge)203上に配置されるような大きさに作製される。そして、それぞれのウェル204は、リム206、側壁208および底210を含む。ウェル204は通常、互いに垂直な行と列のマトリクスで配置される。例えば、マルチウェルプレート202は、4×6(24ウェル)、8×12(96ウェル)および16×24(384ウェル)の大きさを有するウェル204のマトリクスを含んでもよい。図示されるマルチウェルプレート202は、96のウェル204の配列を含む。
1つのスライド200の底側にタンパク質結晶を成長させるために、研究者は、ウェル204中に少量の(例えば1.0ミリリットル)の試薬液214をピペットで取る。次に、少量のタンパク質サンプル(例えば1.0マイクロリットル)およびウェル204から取り出される少量の試薬液(1.0マイクロリットル)を含む1滴以上の液滴216(1滴だけが示される)を、スライド200の底側にピペットで取る。その後、研究者は、スライド200を裏返しにして液滴216をスライド200からぶら下がらせ、次にスライド200をウェル204内の棚203上に位置を合わせて配置する。その後、この工程をマルチウェルプレート202中のそれぞれのウェル204について完了させ、次に研究者は、1片以上のテープ218(図2Bにのみ示される)をマルチウェルプレート202の頂部の上に配置する。残念なことに、スライド200およびマルチウェルプレート202の使用に関連して多くの欠点がある。第一に、研究者は、マルチウェルプレート202中の全てのウェル204を利用するために、多くの比較的小さいスライド200を使用し取り扱わなければならない。第二に、研究者は、特定のウェル204内に位置するスライド200の任意の一つに出入りするために、テープ218を切らなければならない。第三に、スライド200は高価である。
図3A−3B(従来技術)を参照すると、マルチウェルプレート302中のウェル312を覆うように設計された従来の蓋300の異なった図が示される。蓋300は、取り外し可能なカバー310により全てが保護される疎水性のマスク308がその上に配置されるフィルター膜306を支持する硬いフレーム304を含む(図3Bの分解図参照)。蓋300は、マルチウェルプレート302中のウェル312の全ての上に適合するような大きさに作製される。そして、それぞれのウェル312は、リム314、側壁316および底318を含む。ウェル312は通常、互いに垂直な行と列のマトリクスで配置される。例えば、マルチウェルプレート302は、4×6(24ウェル)、8×12(96ウェル)および16×24(384ウェル)の大きさを有するウェル312のマトリクスを含んでもよい。図示されるマルチウェルプレート302は、96のウェル312の配列を含む。
蓋300の疎水性マスク308の上に一群のタンパク質結晶を成長させるために、研究者は、ウェル312のリム314上にグリース320(例えば高真空グリース)のビードを塗布し、ウェル312は結果的には予めグリースが塗布されていない。次に、研究者は、少量の(例えば1.0ミリリットル)の試薬液322をそれぞれのウェル312中にピペットで取る。次に、少量のタンパク質サンプル(例えば1.0マイクロリットル)およびウェル312から取り出される少量の試薬液(1.0マイクロリットル)を含む1滴以上の液滴324(8滴の液滴324が示される)を、蓋300の疎水性マスク308の上にピペットで取る。その後、研究者は、蓋300をマルチウェルプレート302上に配置し、次に蓋300をそれぞれのウェル312の周りに配置されたグリース322上に押しつける。蓋300は、フレーム304中に形成された孔326を有してもよい。そして、マルチウェルプレート302は、そこから上方に伸びるピン328を有し、これはフレーム304中の孔326に適合し、これにより確実に蓋300はマルチウェルプレート302に適切に位置合わせされる。残念なことに、スライド300およびマルチウェルプレート302の使用に関連して多くの欠点がある。第一に、研究者は、扱いにくいグリース320を使用しなければならず、おそらくグリース320をウェル312のリム314に塗布するのに多くの時間を費やす。第二に、蓋300のフィルター膜306および疎水性マスク308は、非常にもろく壊れ易い。第三に、蓋300は非常に高価である。最後に、結晶を採集するために、結晶化後蓋を反転しなければならない。
したがって、蓋を必要とせずそれらの使用に関連した付随する欠点のない、蓋の特徴を一体化する、費用効率がよく使いやすいマルチウェルプレートが必要とされている。
この要求および他の要求は、本発明のマルチウェルプレートおよび方法により満たされる。
本発明は、それぞれがリザーバウェルの上に位置する懸滴またはタンパク質ウェルを含む、複数のウェルユニットを備えたマルチウェルプレートを含む。タンパク質ウェル並びにリザーバウェルへの連絡は、上記から達成してもよい。リザーバウェルは、プレート表面と液体連絡しているアクセスポートを通して連絡される。プレートは好ましくは、一体成形ユニットである。タンパク質ウェルは好ましくは、表面張力により内部に配置されたタンパク質液滴を保持できるような大きさに作製された中心孔を含有する。実施中、懸滴蒸気結晶化過程を使用してタンパク質結晶を成長させるために、マルチウェルプレートは、密閉テープまたは適切な蓋と共に使用される。
添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照することにより、本発明はより完全に理解される。
図4−5を参照すると、本発明によるマルチウェルプレート400および500の2つの実施の形態が開示される。マルチウェルプレート400、500は懸滴蒸気拡散結晶化過程を使用するタンパク質結晶の成長に使用されているように記載されるが、マルチウェルプレートはこの用途に限定されないことを理解しなければならない。それどころか、マルチウェルプレート400、500を使用して、プレートが単に確実にマルチウェルプレートのウェル内に溶液を保持するものである場合を含む、様々の用途を実施することができる。したがって、マルチウェルプレート400、500は、限られた様式で説明されるものではない。
図4A−Cを参照すると、本発明のマルチウェルプレート400の第一の実施の形態の異なる図が示される。マルチウェルプレート400は、ウェル402の配列を有する。ウェル402は通常、フレーム404内で互いに垂直な行と列のマトリクスで配置される。例えば、マルチウェルプレート400は、4×6(24ウェル)、8×12(96ウェル)および16×24(384ウェル)、あるいはさらに32×48(1536ウェル)の大きさを有するウェル402のマトリクスを含んでもよい。図示されるマルチウェルプレート400は、96のウェル402の配列を含む。フレーム404はウェル402を支持し、外壁406および外壁406とウェル402との間に広がる頂部平面408を有する。
マルチウェルプレート400のそれぞれのウェル402は、第一ウェルすなわち「リザーバウェル」410および第二ウェルすなわち「タンパク質ウェル」412の組合せにより定められる。リザーバウェル410は、通常垂直な側壁414および底416により定められる。タンパク質ウェル412は、中心孔420から放射状に広がる角度のある側壁418により定められる。タンパク質ウェル412は、リザーバウェルの側壁414並びにフレーム404の頂部表面408に付着され、それにより試薬用リザーバウェル410の上方に配置される。リザーバウェル410へのピペットの出入りは、外部環境と液体連絡しているアクセスポート422により達成されてもよい。
実施中マルチウェルプレート400を使用して1つ以上のタンパク質結晶を成長させるために、研究者は、少量(例えば1.0ミリリットル)の試薬液424をウェル402のそれぞれのリザーバウェル410にそれぞれのアクセスポート422を通してピペットで取る(図4A−C参照)。次に、少量のタンパク質サンプル(例えば1.0マイクロリットル)およびウェル410から取り出される少量の試薬液(1.0マイクロリットル)を含む1滴以上の液滴426(1滴だけが示される)を、タンパク質ウェル412中にピペットで取る。タンパク質ウェルの中心に位置する孔420は、表面張力により液滴426をタンパク質ウェル412に入れるのに適切な大きさに作製される。この位置において、液滴は、蒸気拡散過程によって、マルチウェルプレート400のウェル402のリザーバウェル410内に位置するより高い濃度の試薬液424と相互作用することによりタンパク質結晶となる。テープまたはゴム引きされたシーリングプレート(図示せず)を使用して、適切な蒸気拡散および結晶成長を確実にするために必要な、外部環境からの液体シールを維持してもよい。タンパク質ウェル412をリザーバウェル410の上方に配置することにより、標準のマルチウェルプレートフットプリントの上により高いウェル密度を達成することが可能となる。
上記の実施の形態と同様に、マルチウェルプレート500のそれぞれのウェル502は、タンパク質ウェル512およびリザーバウェル510の組合せにより定められる。リザーバウェル510は通常、垂直な側壁514および底516により定められる。タンパク質ウェル512は、中心孔520から放射状に広がる角度のある側壁518により定められる。この実施の形態において、リザーバウェルは通常、頂部表面508により覆われる。この頂部表面508中の放射状の凹部はタンパク質ウェル512を定める。上記の実施の形態と同様に、表面張力により液体を保持するのに十分小さい孔520は、好ましくはタンパク質ウェル512の最下部に位置する。タンパク質ウェル512は、試薬用リザーバウェル510の上方に有効に配置される。リザーバウェルへのピペットの出入りは、外部環境と液体連絡する、頂部表面508に切り込まれたアクセスポート522により達成されてもよい。
タンパク質ウェル中の最下部にある孔は、タンパク質結晶学の研究に適切にプレートが作用するために必要とされるのではないことに注意すべきである。ウェルが凹形を有することが必要とされるわけでもない。そうは言うものの、凹形はウェル内の中央の個々の位置に液滴を配置するのに役立ち、孔は蒸気拡散過程を向上させるのに役立つので、これらの特徴は好ましい。実施中マルチウェルプレート500を使用して1つ以上のタンパク質結晶を成長させるために、研究者は、少量(例えば1.0ミリリットル)の試薬液をウェルのそれぞれのリザーバ部にそれぞれのアクセスポートを通してピペットで取る(図5A−C参照)。次に、少量のタンパク質サンプル(例えば1.0マイクロリットル)およびウェル512から取り出される少量の試薬液(1.0マイクロリットル)を含む1滴以上の液滴526(1滴だけが示される)を、タンパク質ウェル512中にピペットで取る。タンパク質ウェル512の中心に位置する孔520は、表面張力により液滴526をタンパク質ウェル512に入れるのに適切な大きさに作製される。この位置において、液滴は、蒸気拡散過程によって、マルチウェルプレート500のウェル502のリザーバウェル510内に位置するより高い濃度の試薬液と相互作用することによりタンパク質結晶となる。テープまたはゴム引きされたシーリングプレート(図示せず)を使用して、適切な蒸気拡散および結晶成長を確実にし試薬の蒸発を避けるために必要な、外部環境からの液体シールを維持してもよい。
一度タンパク質結晶が成長すれば、プレート400、500自体の操作をせずに採集してもよい。結晶は、タンパク質ウェル412、512から直接取ってもよい。さらに、リザーバウェル410、510の内容物の操作は、タンパク質ウェル412、512の内容物を分配せずに行ってもよい。
もちろん、タンパク質ウェル、リザーバウェル、およびアクセスポートは、図4A−4Cおよび図5A−5Cに関して記載されるもの以外の他の形状および位置となってもよい。
リザーバウェル自体の上方にタンパク質ウェルを配置することにより、本発明は、リザーバウェルの容積を犠牲にすることなくプレート上のスペースを最大限に利用する。ここに記載されるように本発明は、好ましい完全な一体形の設計で、高密度のプレートの製造を可能とする。
本発明のさらに別の利点は、マルチウェルプレート400、500は、標準のロボット操作システムによりマルチウェルプレート400、500を操作することを可能とするフットプリントを有することができるということである。例えば、マルチウェルプレート400、500は、SBS互換性ロボット操作システムによりマルチウェルプレート400、500を操作することを可能とする特定のフットプリントを有してもよい。SBSフットプリント互換性マルチウェルプレート400、500の見本の大きさとして以下に提供されるSBS標準案が参照される。
2000年2月6日にSBSウェブサイトからダウンロードされたSBS標準No.1-4案が以下に提供される。本発明のマルチウェルプレートは、1つの同じシステムでもよい様々のロボット操作システムおよび液体操作システムの条件を満たす大きさを有するように作製されてもよい。
SBS標準案
SBS標準案1a:マルチウェルプレートフットプリント
フットプリント
外側の角から12.7mm(0.5000インチ)以内で測定したベースフットプリントの外形寸法は、以下のようである:
長さ127.76mm±0.25mm(5.0299インチ±0.0098インチ)
幅85.48mm±0.25mm(3.3654インチ±0.0098インチ)
側面に沿う任意の点で測定したベースフットプリントの外形寸法は、以下のようである:
長さ127.76mm±0.5mm(5.0299インチ±0.0197インチ)
幅85.48mm±0.5mm(3.3654インチ±0.0197インチ)
フットプリントは、プレートのベースの周りで連続的で一体となっていなければならない。
角の丸み
プレートの底のフランジの4つの外側の角は、3.18mm±1.6mm(0.1252インチ±0.0630インチ)の外側へ角の丸みを有している。
SBS標準案2a:マルチウェルプレート高さ‐標準高さ
プレート高さ
基準点A(静置面)から周囲のウェルの最大凸部までで測定したプレート高さは、14.35mm±0.25mm(0.5650インチ±0.0098インチ)である。
基準点A(静置面)からプレートの最大凸部までで測定した全体のプレート高さは、14.35mm±0.76mm(0.5650インチ±0.0299インチ)である。
頂部表面
最上層の積層表面上の最大許容突起は、0.76mm(0.0299インチ)である。最上層の積層表面は、1つずつ積層された場合に別のプレートが置かれる表面として定められる。
平面上に置かれる場合、プレートの頂部表面は、0.76mm(0.0299インチ)以内で静置面に平行でなければならない。
プレート底への外部間隔
基準点A(静置面)からウェルの底の外表面への最小間隔は、1mm(0.0394インチ)である。この間隔は、ウェルの面積に制限される。
SBS標準案3a:底‐外部フランジ高さ‐短いフランジ
フランジ高さ
底の外部フランジの高さは、2.41mm±0.38mm(0.0948インチ±0.0150インチ)である。これは、基準点A(静置面)からフランジの上端までで測定する。
全ての4つの側面は、同じフランジ高さを有しなければならない。
フランジ幅
フランジの上端で測定した底の外部フランジの幅は、最低1.27mm(0.0500インチ)である。
面取り(角の切り欠き)
面取りの量および位置は、任意である。使用する場合、面取りはフランジを含んではならない。
SBS標準案3b:底‐外部フランジ高さ‐中くらいのフランジ
フランジ高さ
底の外部フランジの高さは、6.1mm±0.38mm(0.2402インチ±0.0150インチ)である。これは、基準点A(静置面)からフランジの上端までで測定する。
全ての4つの側面は、同じフランジ高さを有しなければならない。
フランジ幅
フランジの上端で測定した底の外部フランジの幅は、最低1.27mm(0.0500インチ)である。
面取り(角の切り欠き)
面取りの量および位置は、任意である。使用する場合、面取りはフランジを含んではならない。
SBS標準案3c:底‐外部フランジ高さ‐高いフランジ
フランジ高さ
底の外部フランジの高さは、7.62mm±0.38mm(0.3000インチ±0.0150インチ)である。これは、基準点A(静置面)からフランジの上端までで測定する。
全ての4つの側面は、同じフランジ高さを有しなければならない。
フランジ幅
フランジの上端で測定した底の外部フランジの幅は、最低1.27mm(0.0500インチ)である。
面取り(角の切り欠き)
面取りの量および位置は、任意である。使用する場合、面取りはフランジを含んではならない。
SBS標準案3d:底‐外部フランジ高さ‐突出部(interruption)を有する短いフランジ
フランジ高さ
底の外部フランジの高さは、2.41mm±0.38mm(0.0948インチ±0.0150インチ)である。これは、基準点A(静置面)からフランジの上端までで測定する。
全ての4つの側面は、長い側面に沿って中心がある許容突出部を除いて同じフランジ高さを有しなければならない。
突出部
プレートのそれぞれの長い側面は、中心に単一の突出部または突起を有してもよい。
突出部のそれぞれのエッジは、その部分の最も近いエッジから最低48.5mm(1.9094インチ)である。
突出部におけるフランジの高さは、6.85mm(0.2697インチ)を越えない。
フランジ幅
フランジの上端で測定した底の外部フランジの幅は、最低1.27mm(0.0500インチ)である。
面取り(角の切り欠き)
面取りの量および位置は、任意である。使用する場合、面取りはフランジを含んではならない。
SBS標準案3e:底‐外側フランジ高さ‐二重フランジ高さ
フランジ高さ
底の外部フランジの高さは、プレートの短い側面に沿って2.41mm±0.38mm(0.0948インチ±0.0150インチ)である。これは、基準点A(静置面)からフランジの上端までで測定する。
底の外部フランジの高さは、プレートの長い側面に沿って7.62mm±0.38mm(0.3000インチ±0.0150インチ)である。これは、基準点A(静置面)からフランジの上端までで測定する。
フランジ幅
フランジの上端で測定した底の外部フランジの幅は、最低1.27mm(0.0500インチ)である。
面取り(角の切り欠き)
面取りの量および位置は、任意である。使用する場合、面取りはフランジを含んではならない。
SBS標準案4a:ウェル位置‐96ウェルマルチウェルプレート
ウェルのレイアウト
96ウェルマルチウェルプレート中のウェルは、8列×12縦列で配置する。
ウェルの縦列の位置
プレートの左の外側エッジとウェルの第一縦列の中心との間の距離は、14.38mm(0.5661インチ)である。
その部分の左のエッジは、SBS-1に示されるように2つの12.7mmの領域(角から測定して)として定められる。
それぞれの続く縦列は、プレートの左の外側エッジからさらに9mm(0.3543インチ)の距離にある。
ウェルの列の位置
プレートの上端の外側エッジとウェルの第一の列の中心との間の距離は、11.24mm(0.4425インチ)である。
その部分の上端エッジは、SBS-1に示されるように2つの12.7mmの領域(角から測定して)として定められる。
それぞれの続く列は、プレートの上端の外側エッジからさらに9mm(0.3543インチ)の距離にある。
位置決め公差
ウェル中心の位置決め公差は、「真位置」と称されるものを使用して示される。それぞれのウェルの中心は、指定位置の0.71mm(0.0280インチ)の直系内である。この公差は、「RFS」(形状のいかんを問わない)で適用される。
ウェルのマーキング
プレートの上端の左のウェルは、独特の様式で標識される。
プレートの上端の左のウェルは、ウェルの左側に位置する文字Aまたは数字1で標識してもよい。
プレートの上端の左のウェルは、ウェルの上部に位置する数字1で標識してもよい。
さらなるマーキングを提供してもよい。
SBS標準案4b:ウェル位置‐384ウェルマルチウェルプレート
ウェルのレイアウト
384ウェルマルチウェルプレート中のウェルは、16列×24縦列で配置する。
ウェルの縦列の位置
プレートの左の外側エッジとウェルの第一縦列の中心との間の距離は、12.13mm(0.4776インチ)である。
その部分の左のエッジは、SBS-1に示されるように2つの12.7mmの領域(角から測定して)として定められる。
それぞれの続く縦列は、プレートの左の外側エッジからさらに4.5mm(0.1772インチ)の距離にある。
ウェルの列の位置
プレートの上端の外側エッジとウェルの第一の列の中心との間の距離は、8.99mm(0.3539インチ)である。
その部分の上端エッジは、SBS-1に示されるように2つの12.7mmの領域(角から測定して)として定められる。
それぞれの続く列は、プレートの上端の外側エッジからさらに4.5mm(0.1772インチ)の距離にある。
位置決め公差
ウェル中心の位置決め公差は、「真位置」と称されるものを使用して示される。それぞれのウェルの中心は、指定位置の0.71mm(0.0280インチ)の直系内である。この公差は、「RFS」(形状のいかんを問わない)で適用される。
ウェルのマーキング
プレートの上端の左のウェルは、独特の様式で標識される。
プレートの上端の左のウェルは、ウェルの左側に位置する文字Aまたは数字1で標識してもよい。
プレートの上端の左のウェルは、ウェルの上部に位置する数字1で標識してもよい。
さらなるマーキングを提供してもよい。
SBS標準案4c:ウェル位置‐1536ウェルマルチウェルプレート
ウェルのレイアウト
1536ウェルマルチウェルプレート中のウェルは、32列×48縦列で配置する。
ウェルの縦列の位置
プレートの左の外側エッジとウェルの第一縦列の中心との間の距離は、11.005mm(0.4333インチ)である。
その部分の左のエッジは、SBS-1に示されるように2つの12.7mmの領域(角から測定して)として定められる。
それぞれの続く縦列は、プレートの左の外側エッジからさらに2.25mm(0.0886インチ)の距離にある。
ウェルの列の位置
プレートの上端の外側エッジとウェルの第一の列の中心との間の距離は、7.865mm(0.3096インチ)である。
その部分の上端エッジは、SBS-1に示されるように2つの12.7mmの領域(角から測定して)として定められる。
それぞれの続く列は、プレートの上端の外側エッジからさらに2.25mm(0.0886インチ)の距離にある。
位置決め公差
ウェル中心の位置決め公差は、「真位置」と称されるものを使用して示される。それぞれのウェルの中心は、指定位置の0.25mm(0.0098インチ)の直系内である。この公差は、「RFS」(形状のいかんを問わない)で適用される。
ウェルのマーキング
プレートの上端の左のウェルは、独特の様式で標識される。
プレートの上端の左のウェルは、ウェルの左側に位置する文字Aまたは数字1で標識してもよい。
プレートの上端の左のウェルは、ウェルの上部に位置する数字1で標識してもよい。
さらなるマーキングを提供してもよい。
本発明のマルチウェルプレートおよび特にタンパク質ウェルおよび試薬ウェルは、円形であるかまたはSBS標準に従う大きさである必要はなく、その代わりに、ウェルは例えば長方形、正方形、三角形のような異なる横断面を有する多くの代わりの構造で提供されてもよいということを理解すべきである。
本発明のマルチウェルプレートは、従来の射出成形技術により作製されてもよい。全体部分は、単一の型で一度に成形されてもよい。あるいは、1つはリザーバウェルのマトリクスを定め、1つはタンパク質ウェルのそれぞれのマトリクスおよびアクセスポートを定める2つのプレートを別々に成形してもよく、また、例えば接着、ホットプレス、または摩擦はめ込みにより後に結合してもよい。別々に成形されたプレートは、手作業で一体となりまた分離する様に設計されてもよい。好ましくは、プレートを作製するプラスチック材料は、透明の環状オレフィン、ポリスチレンまたはポリプロピレンである。透水性および吸着が低いことに関する優れた品質、並びに加水分解、極性有機物、酸および塩基に対する固有の耐性により、透明な環状オレフィンコポリマーが、本発明のマルチウェルプレートの作製に使用するために最も好ましい物質である。
本発明のいくつかの実施の形態が、添付の図面に示され、前記の詳細な説明に記載されるが、本発明は、開示される実施の形態に限定されるものではなく、記載され特許請求の範囲により定められる本発明の範囲を逸脱せずに多くの再配列、修飾および置換が可能であるということを理解すべきである。
図1A(従来技術)は、マルチウェルプレート中のウェルを覆うように設計されたハンプトンリサーチ社(Hampton Research Corporation)により作製される従来のスライドの1セットを示す。図1B(従来技術)は、マルチウェルプレート中のウェルを覆うように設計されたハンプトンリサーチ社により作製される従来のスライドの1セットを示す。 図2A(従来技術)は、マルチウェルプレート中のウェルを覆うように設計されたハンプトンリサーチ社により作製される従来のスライドの別のセットを示す。図2B(従来技術)は、マルチウェルプレート中のウェルを覆うように設計されたハンプトンリサーチ社により作製される従来のスライドの別のセットを示す。 図3A(従来技術)は、マルチウェルプレート中のウェルを覆うように設計されたニューロプローブ社(Neuro Probe Incorporated)により作製される従来の蓋を示す。図3B(従来技術)は、マルチウェルプレート中のウェルを覆うように設計されたニューロプローブ社により作製される従来の蓋を示す。 図4Aは、本発明に基づくマルチウェルプレートの1つの実施の形態の平面図を示す。図4Bは、本発明に基づくマルチウェルプレートの1つの実施の形態の部分断面側面図を示す。図4Cは、本発明に基づくマルチウェルプレートの1つの実施の形態の部分表面図を示す。 図5Aは、本発明に基づくマルチウェルプレートの第二の実施の形態の平面図を示す。図5Bは、本発明に基づくマルチウェルプレートの第二の実施の形態の部分断面側面図を示す。図5Cは、本発明に基づくマルチウェルプレートの第二の実施の形態の部分表面図を示す。
符号の説明
100、200 スライド
102、202、302、400、500 マルチウェルプレート
104、204、312 ウェル
410、510 リザーバウェル
412、512 タンパク質ウェル
420、520 孔
422、522 アクセスポート

Claims (10)

  1. 複数のウェルが内部に形成されたフレームを有するマルチウェルプレートであって、
    それぞれのウェルが、
    相対的に大きい容積を有する第一のウェル、および
    相対的に小さい容積を有し、前記第一のウェルの少なくとも一部の上方に位置するように配置される第二のウェル、
    を有してなることを特徴とするマルチウェルプレート。
  2. 前記第一のウェルと外部環境との間の液体連絡を可能とするアクセスポートをさらに有することを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
  3. 相対的に大きいリザーバを有する前記第一のウェルが、試薬液を入れることができることを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
  4. 相対的に小さいリザーバを有する前記第二のウェルが、実質的に凹形を有することを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
  5. 前記第二のウェルがタンパク質溶液および試薬液を入れることができ、該第二のウェルが前記第一のウェルの少なくとも一部の上方に位置することを特徴とする請求項4記載のマルチウェルプレート。
  6. 前記第二のウェルが最下点において孔を有し、該孔が、表面張力により液体が通過するのを妨げるような大きさであることを特徴とする請求項4記載のマルチウェルプレート。
  7. 前記第一のウェル中の前記試薬が、前記第二のウェル中の前記試薬液よりも高い濃度を有し、
    前記第二のウェル中の前記タンパク質溶液および試薬液が、蒸気拡散過程によって前記第一のウェル中の試薬液と相互作用し、前記第二のウェル中でタンパク質結晶の形成が可能となる、
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
  8. 前記フレームが、ロボット操作システムにより操作できるフットプリントを有することを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
  9. それぞれのウェルが前記フレーム上に配置され、液体操作システムが、サンプル溶液を前記第二のウェル中に自動的に入れ、試薬液を前記第一のウェル中に自動的に入れることができることを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
  10. 前記複数のウェル上に位置するシールをさらに有することを特徴とする請求項1記載のマルチウェルプレート。
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