JP2006512839A - 無線通信システムにおける出力制御のための適応ステップサイズ方法及びそのためのシステム - Google Patents
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Abstract
本発明は、無線通信システムにおける出力制御のための適応ステップサイズ方法および当該方法のためのシステムに関する。上記方法は、その数値が予め設定される以前の出力制御サイクルにおける出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける出力制御情報とを得るステップと、その数値が予め設定される以前の出力制御サイクルにおける得られた出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける得られた出力制御情報とにしたがって、現在の出力制御サイクルにおける出力制御ステップサイズを決定するステップとを含んでいる。現在のPCサイクルにおける適切なステップサイズを決定するために上記方法を使用すると、現在の無線通信システムにおけるPCステップサイズの変化が固定された値であるという欠点を解消することができ、それにより、出力変化を更になだらかにすることができるとともに、無線通信における通信の質を良好に保つことができる。
Description
本発明は、一般に、無線通信システムにおける出力制御のためのシステム及びそのための方法に関し、特に、無線通信システムにおける出力制御のための適応ステップサイズシステム及びそのための方法に関する。
CDMA(符号分割多重アクセス方式)に基づく無線通信システムにおいては、1つの基地局(BS)内で異なる端末の信号を搬送するために、同じ搬送波RF(無線周波数)が使用される。すなわち、1つのBS内で、1つの同じ搬送波RFを使用して、多くの端末の通信を行なうことができる。図1は、一般的な無線通信システムにおけるBSと端末との間の通信の概略図である。図1に示されるように、一般的な無線通信システムは、基地局と、基地局コントローラと、コアネットワークと、携帯端末とを含む。BSと携帯端末との間の通信は、無線リソース(例えば、CDMAに基づく通信システムにおける搬送波RF、2つの搬送波RF、または、第三世代モバイル通信システムにおける3つの搬送波RF)によって行なわれる。CDMAに基づく通信システムにおいて、異なる場所に配置された端末は、同じ出力を使用して信号をBSに送信する。これに対し、BSにおいて受信された信号出力レベルは異なる。したがって、BSの近傍にある端末の信号は、BSから離れている端末の信号を抑制する。この所謂「ニア−ファー(near-far)」効果を解消するために、BSにおいて受信された信号出力が同じレベルに維持されるように、出力制御(PC)方法を採用する。無線通信システムにおいては、干渉が存在するため、受信された信号の質を測定してPCの基準とするべく、重要なパラメータ、即ち、信号対干渉雑音比(SINR)が通常使用される。
CDMAに基づく無線通信システムは、一般に、2種類のPC方法、すなわち、オープンループPC方法とクローズドループPC方法とを含んでいる。オープンループPC方法において、端末は、それ自体内での測定結果のみに基づいて、その送信出力を調整する。これに対し、クローズドループPC方法においては、BSおよび端末の両方が出力調整に寄与する。一方、その送信出力を調整する端末は、アップリンクPC方法と呼ばれており、同時に、その送信出力を調整するBSは、ダウンリンクPC方法と呼ばれている。我々は、本発明において、アップリンククローズドループPC方法に注目する。上記アップリンククローズドループPC手法は、並行して動作する2つのプロセス、すなわち、外側ループPC方法と内側ループPC方法とに分けることができる。アップリンクにおける外側ループPC手法は、BSおよびネットワーク内で動作し、各端末から受信したSINRのための目標を設定する役目を負う。この目標は、その端末から受信されたデコードされた信号のエラー率にしたがい、各端末における個々の基準に基づいて設定される。外側ループPCは、エラー率が受信信号における品質要件を満たすまで、SINR目標を調整する。内側ループPC機構は、外側ループにより設定されたBSにおけるSINR目標を満たすように、端末の送信出力を制御する。
ここで、図2を参照されたい。図2は現在のPCのフローチャートを示している。図2から分かるように、クローズドループアップリンクPCの一般的な手続きは以下の通りである。
ステップS10:PCが起こる全ての送信タイムユニット(TD−SCDMAシステムにおいて、このユニットはサブフレームであり、IS−95 CDMA、W−CDMA、および、cdma2000等の他のシステムにおいて、このユニットはタイムスロットである)において、BSは、端末の受信したSINR(SINRreceivedとして表わされる)を検出する。
ステップS20:BSは、SINRreceivedと、外側ループPCによりBSで設定される目標値(SINRtargetとして表わされる)とを比較する。
ステップS30:SINRreceived<SINRtargetである場合には、ステップS30において、BSは、端末に対してその送信出力を増大するように命令する。SINRreceived>SINRtargetである場合には、ステップS32において、BSは、端末に対してその送信出力を低減するように命令するための指示を送信する。SINRreceived=SINRtargetである場合には、ステップS33において、BSは、端末に対してその送信出力を維持するように指示する。上記端末は、BSからの指示にしたがって、関連する操作(送信出力増大S41、減少S42、あるいは不変S43)を実行する。
我々は、前述したステップS10〜S30をPCサイクルと呼ぶ。現在、PCステップサイズは一定である。すなわち、端末は、通常、その送信出力を各PCサイクル毎に1dB(あるいは、技術的な仕様によって規定された他の定数)ずつ変化させる。
そのような一定のPCステップサイズを考慮して、我々が想像できることは、特にSINRreceivedがSINRtargetから離れている場合、目標に対するSINRの収束がゆっくりであり、それにより、この段階中におけるBSでの受信信号の質があまり良くないということである。また、SINRreceivedがSINRtargetに非常に近い場合であっても、出力変化は依然として固定された値を維持している。したがって、その変化はあまりなだらかではない。
PC性能を向上させるために、柔軟性があるPCステップサイズ方式が3GPP基準において提案されてきた。この方法においては、一組のPCステップサイズ(0.5dB、1dB、または、2dB等)がBS内に予め記憶されており、BSは、この組から1つを選択するために特定のアルゴリズムを呼び出す。そのため、この方式では、PCステップサイズがPCサイクル3のセクションにおいて依然として一定である。
従来技術では、無線通信システムにおけるPCをリサーチする多くの方法がある。例えば、米国特許第20020077138号および米国特許第20020072385号等には、PCのための幾つかの方法が開示されている。しかしながら、全てにおいて、PCステップサイズ変化の固定に関する問題が存在する。
したがって、本発明は、PCのための非固定ステップサイズ方法を提供しようとするものである。本発明の方法は、各PCサイクルにおいて適切なステップサイズを決定し、それにより、目標から離れている場合にはSINRreceivedの収束を速め、且つ、目標に近い場合にはSINRreceivedの収束をなだらかにするとともに、無線通信における通信の質を確実に良好に保つように使用される。
これらの目的を達成するために、かつ、本発明の目的にしたがって、無線通信携帯端末における出力制御のための適応ステップサイズ方法が提供され、この方法は、以前の出力制御サイクルで数が予め設定される出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける出力制御情報とを得るステップと、以前の出力制御サイクルで数が予め設定され獲得された出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける獲得された出力制御情報とにしたがって、現在の出力制御サイクルにおける出力制御ステップサイズを決定するステップとを含んでいる。
本発明の他の態様においては、無線通信システムにおける出力制御のための適応ステップサイズ方法であって、以前の出力制御サイクルで数が予め設定される出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける出力制御情報とを得るステップと、以前の出力制御サイクルで数が予め設定され獲得された出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける獲得された出力制御情報とにしたがって、現在の出力制御サイクルにおける出力制御ステップサイズを決定するステップとを含む方法が提供される。
本発明の他の態様においては、PCのためのアルゴリズム処理ユニットと、メモリユニットと、信号処理ユニットと、受信ユニットと、送信ユニットとを含む無線通信システムであって、上記メモリユニットは、以前および現在のPCステップサイズおよびPC属性(attribute)を記憶するために使用され、上記受信ユニットは、携帯端末によって送信される信号を受信するとともに、信号のSINR値をPC用の上記アルゴリズム処理ユニットに対して送信し、PC用の上記アルゴリズム処理ユニットは、現在のPCステップサイズの属性を決定するとともに、以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズおよびPC属性を上記メモリユニットから検出するために、携帯端末によって送信された信号のSINRreceived値とSINRtarget値とを比較し、以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが大きくなり、以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が非連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが縮小し、現在のPCステップサイズおよびPC属性は上記信号処理ユニットに対して送信され、上記信号処理ユニットは、現在のPCステップサイズおよびPC属性をダウンリンク送信信号中に挿入して、これらを上記送信ユニットに対して送信し、上記送信ユニットは、現在のPCステップサイズおよびPC属性を携帯端末に対して送信する、無線通信システムが提供される。
本発明の他の態様においては、送信ユニットと、受信ユニットと、信号処理ユニットと、メモリユニットと、出力制御のためのアルゴリズム処理ユニットとを有する携帯端末であって、上記受信ユニットは、BSからPCコマンドを受信し、かつ、PC属性を出力制御のための上記アルゴリズム処理ユニットに対して送信し、上記メモリユニットは、以前および現在のPCステップサイズおよびPC属性を記憶し、PCのための上記PCアルゴリズム処理ユニットは、現在のPC属性と以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズおよびPC属性とを上記メモリユニットから検出し、以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが大きくなり、以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が非連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが縮小し、現在のPCステップサイズおよびPC属性が上記信号処理ユニットに対して送信され、上記信号処理ユニットは、受信したPCコマンドにしたがって端末送信器を調整し、上記送信ユニットは、調整された送信出力にしたがって信号を送信する、携帯端末が提供される。
要するに、本発明は、PCのための非固定ステップサイズ方法を提供する。本発明の方法は、各PCサイクルにおいて適切なステップサイズを決定するために使用され、それにより、現在の無線通信システムにおけるPCステップサイズの変化が固定された値であるという欠点を解消することができ、その結果、目標から離れている場合にはSINRreceivedの収束を速め、且つ、目標に近い場合にはPCステップサイズを縮小することによりSINRreceivedの収束をなだらかにして、無線通信における通信の質を確実に良好に保つことができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明について詳細に説明する。
本発明の方法では、出力変化に適応ステップサイズ方法を導入する。その主な原理は、以前のn個のPCサイクルにおけるPC情報と現在のPCサイクルにおけるPC情報の既知の部分とを採用して、現在のPCステップサイズを一緒に調整し、ステップサイズの変化傾向に適合させることである。
幾つかの例を挙げて本発明の実施形態について説明する。この実施形態においては、我々のアルゴリズムについて説明するために、一例としてn=1とする。しかしながら、本発明はn=1に限定されない。上記nは、例えばn=2,3,4等の任意の数値をとることができる。この実施形態において、PC属性表示に関しては、「+」が出力の増大を表わし、一方、「−」が出力の減少を表わす。すなわち、現在のPC属性と共に以前のPCサイクルにおけるPCのステップサイズおよび属性を利用して、現在のPCステップサイズを決定する。この新規な方法は、以下の原理のように簡単に表すことができる。
1.現在のPC属性は、BSにおいてSINRreceivedとSINRtargetとを比較することにより決定される。
2.以前のPCサイクルおよび現在のPCサイクルにおけるPC属性が(++)または(−−)である場合、現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズは、以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズに基づいて大きくなる。
3.以前のPCサイクルおよび現在のPCサイクルにおけるPC属性が(+−)または(−+)である場合、現在のサイクルにおけるPCステップサイズは、以前のサイクルにおけるPCステップサイズに基づいて縮小する。
4.各PCステップサイズの変化値も、SINR収束傾向にしたがって、各PCサイクルにおいて様々な値をとり得る。
2.以前のPCサイクルおよび現在のPCサイクルにおけるPC属性が(++)または(−−)である場合、現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズは、以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズに基づいて大きくなる。
3.以前のPCサイクルおよび現在のPCサイクルにおけるPC属性が(+−)または(−+)である場合、現在のサイクルにおけるPCステップサイズは、以前のサイクルにおけるPCステップサイズに基づいて縮小する。
4.各PCステップサイズの変化値も、SINR収束傾向にしたがって、各PCサイクルにおいて様々な値をとり得る。
ここに、我々の方法を説明する例がある。我々は、以前のPCサイクルおよび現在のPCサイクルをそれぞれ表わすために、添え字previousおよび添え字currentを使用する。前述した方式において、
PCステップサイズprevious=1.0dBであるとともに、PC属性previous=+で且つPC属性current=+である場合には、PCステップサイズcurrent=1.1dBであり、一方、
PCステップサイズprevious=1.0dBであるとともに、PC属性previous=+で且つPC属性current=−である場合には、PCステップサイズcurrent=0.9dBである。
PCステップサイズprevious=1.0dBであるとともに、PC属性previous=+で且つPC属性current=+である場合には、PCステップサイズcurrent=1.1dBであり、一方、
PCステップサイズprevious=1.0dBであるとともに、PC属性previous=+で且つPC属性current=−である場合には、PCステップサイズcurrent=0.9dBである。
この場合、PC属性currentは、SINRreceivedとSINRtargetとの間の比較によって決定される。この例において、各PCステップサイズの変化値は0.1dBであると考えられる。この値は、前述した4番目の原理にしたがって、各PCサイクル毎に異なる可能性があるが、SINR収束傾向と一致していなければならない。
要するに、我々は、以前の1つのPCステップサイズ値およびPC属性と現在のPC属性とを組み合わせることにより現在のPCステップサイズが決定される1つの例を採用している。前述したように、我々の方法は、以前の1つのPCサイクルステップサイズおよび属性を採用することに限定されない。また、我々の方法は、現在のPC属性と組み合わされた以前の幾つかのPCサイクルステップサイズおよび属性を採用して、現在のPCステップサイズを決定することもできる。例えば、我々はn=2を用いた場合、すなわち、我々は、現在のPC属性と組み合わされた2つの以前のPCサイクルステップサイズおよび属性を使用して、現在のPCステップサイズを決定する。前述した実施形態と同様、「+」が出力の増大を表わし、一方、「−」が出力の減少を表わす。2つの以前のPCサイクルおよび現在のPCサイクルにおけるPC属性が(+++)または(−−−)であるとすると、現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズは、以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズに基づいて大きくなる。しかしながら、前述した3つの属性を適用して現在のPCサイクルステップサイズを決定すると、PCの増分は、2つの属性を適用することにより決定された増分よりも大きくなり、例えば、その増分は0.2dBとなる。以前の2つのPCサイクルと現在のPCサイクルのPC属性とが混合されると仮定すると、すなわち、例えば(+−+)または(−+−)のように属性が一致していないとすると、現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズは、前述した例に示されるように、以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズに基づいて縮小する。
PCステップサイズの変化状態をタイムリーに追跡するために、上記PCステップサイズの変化が連続的に増大することをBSが検出すると、次のPCサイクルにおいてPCステップサイズの増大値を適切に大きくして、SINRを目標へと急速に到達させることができる。また、目標に接近しているときに、上記PCステップサイズの変化が連続的に減少することをBSが検出すると、次のPCサイクルにおいてPCステップサイズの減少値を適切に減らすことができる。PCステップサイズの変化値が減少するため、本発明における送信出力変化は、固定されたPCステップサイズにおけるそれよりも、かなりなだらかである。
更に幾つかの例を挙げて前述した方法について説明する。以前のn個のPCサイクルにおけるPCステップサイズの変化傾向によって現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズを決定する方法は、「一定値傾向(constant value trend)」方法と称され、最初に説明した本発明の例である。例えば、以下の例において、n=5であり、PC属性が連続的に+または−である場合、現在のPCサイクルの連続番号は6である。すなわち、
PCstep size 1=0.5dB、PCstep size 2=0.6dB、PCstep size 3=0.7dB、PCstep size 4=0.8dB、PCstep size 5=0.9dBである場合、現在のPCサイクルではPCstep size 6=1.0dBとなる。すなわち、PCステップサイズの変化値(Δとして表わされ、これは、システムによって設定された最初のPCstep sizeと同じである)は、0.1dBとして固定されている。式は以下の通りである。
PCstep size i=PCstep size i−1±Δ(i=6,5,4,3,2)
PCstep size 1=0.5dB、PCstep size 2=0.6dB、PCstep size 3=0.7dB、PCstep size 4=0.8dB、PCstep size 5=0.9dBである場合、現在のPCサイクルではPCstep size 6=1.0dBとなる。すなわち、PCステップサイズの変化値(Δとして表わされ、これは、システムによって設定された最初のPCstep sizeと同じである)は、0.1dBとして固定されている。式は以下の通りである。
PCstep size i=PCstep size i−1±Δ(i=6,5,4,3,2)
無論、我々は、他の「変化値傾向(change value trend)」方法を採用することができる。1つの方式は「加速変化」である。簡単な「加速変化」は、PCstep size i=PCstep size i−1±((i−1)×Δ)(i=6,5,4,3,2)として表わすことができる。
すなわち、PCstep size 1=0.5dB、PCstep size 2=0.6dB、PCstep size 3=0.8dB、PCstep size 4=1.1dB、PCstep size 5=1.5dBである場合、PCstep size 6=2.0dBとなる。
他の「変化値傾向」方法も存在するが、ここで、我々はこれらを1つずつ説明するつもりはない。なお、本発明の主な考え方は、以前のn個のPCサイクルにおけるPC情報(主に、PCステップサイズの変化傾向)を採用して、PCサイクルにおける現在のPCステップサイズを調整することである、という点を指摘しておく。ステップサイズを決定するための2つの典型的な方法について本発明を説明したが、本発明はこれらの方法に限定されない。
また、PCステップサイズの変化が非常に大きくなることは一般にあり得ない点を指摘しておく。PCステップが大きすぎる(例えば3dB以上)と、PCサイクルの期間中における通信の質に影響が及んでしまう。
ここで、図3を参照しながら、本発明の方法について説明する。このフローチャートにおいては、アップリンクPCを一例として取り上げる。まず第1に、ステップS50では、BSにおいて、n個のPC属性「PCattribute」(すなわち、送信出力を増大させ或いは減少させるコマンドであって、「+」または「−」としてそれぞれ表わされるコマンドをBSが携帯端末に対して送信する)およびPCステップサイズ「PCstep size」(送信出力の値は、携帯端末において変えられなければならない)を記憶するためにメモリユニットが使用される。また、数値N,N−1,N−2,...,N−(n−1)は、幾つかの現在および以前のPCサイクルを表わしている。第2に、ステップS60では、現在のPCサイクルのタイムスロットにおいて、SINRreceivedとSINRtargetとの間の比較結果に基づいてBSが現在のPC属性「PCattribute N」を決定する。その後、ステップS70では、PCattribute N−1,PCattribute N−2,....,PCattribute N−(n−1)およびそれに対応するPCstep size N−1,PCstep size N−2,....,PCstep size N−(n−1)にしたがって、現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが決定される。ここで、PCattribute i(i=N−1,N−2,...,N−(n−1))が連続的に「+」または「−」であると、ステップS71において、現在のPCstep size NがPCstep size N−1に基づいて大きくなる。また、PCattribute i(i=N−1,N−2,...,N−(n−1))が非連続的に「+」または「−」であると、ステップS72において、現在のPCstep size NがPCstep size N−1に基づいて縮小する。また、ステップ73において、全てのPCサイクルにおけるPCステップサイズの変化値は、信号を受けるBSの信号対雑音比のSINRtargetへの収束傾向にしたがって異なる可能性もある。前述した操作が完了した後、BSメモリユニットの「PCattribute」および「PCstep size」の順番を後側にずらし、ステップS80において、N−1の位置に「PCattribute N」および「PCstep size N」を満たす。このステップの後、1つのPCサイクルが完了し、その後、ステップS90において、次のPCサイクルに入るためにステップS60に戻る。
アップリンククローズドループPCに関する装置ユニットにおいては、本発明にしたがって2つの方式を選択することができる。1つの方式は、BSにおいてPCアルゴリズムを設定し、PCステップサイズおよび属性を得た後に、これらをBSダウンリンク信号中に挿入することである。このようにすると、図4に示されるように、携帯端末は、受信したPC属性およびステップサイズにしたがって直接に送信出力を調整するだけで済む。この方式においては、以前のn個のPCサイクルにおけるPC属性を記憶するためのメモリユニットがBSに配置されるとともに、アルゴリズム処理もBSにおいて完了する。第2の方式は、BSがPC属性値を送信するだけで済み、アルゴリズム処理が携帯端末において達成されるというものである。図5に示されるように、PCサイズを計算した後、送信出力を調整する。この方式においては、メモリユニットおよびアルゴリズム処理ユニットが端末に配置される。すなわち、本発明の方法は、BSにおいて達成されても良く、あるいは、携帯端末において達成されても良い。
図4を参照すると、本発明の方法を達成するために、PCシステムがBS10と携帯端末20とを含んでいることが分かる。上記BSは、PCアルゴリズム処理ユニット11と、メモリユニット13と、信号処理ユニット14と、受信ユニット12と、送信ユニット15とを少なくとも含む。上記携帯端末は、送信ユニット21と、受信ユニット22と、信号処理ユニット23とを少なくとも含む。1つのPCサイクルにおいて、PCアルゴリズム処理ユニット11は、無線通信ネットワークシステムの一部からSINR目標値を受信するとともに、受信ユニット12から受信された携帯端末20における送信信号のSINR値を受信し、現在のPCステップサイズ属性を決定した後、以前のPCサイクルにおけるPC情報、例えばPCステップサイズおよびPC属性をメモリユニット13から受信する。以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが大きくなり、また、以前および現在のPCサイクルにおける属性が非連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが縮小する。上記アルゴリズム処理ユニット11は、現在のPCサイクルにおける計算されたPCステップサイズおよび属性をメモリユニット13に対して送信するとともに、これらのPCステップサイズおよび属性を信号処理ユニット14に対して送信し、それと同時に、これらをダウンリンク送信信号中に挿入して、送信ユニット15に対して送信する。その後、送信ユニット15は、これらのPCステップサイズおよび属性を携帯端末20に対して送信する。上記携帯端末20の受信ユニット22は、PCステップサイズおよび属性を含むBSのPCコマンドを受信し、その後、受信ユニット22は、これらのPCステップサイズおよび属性を、携帯端末の信号処理ユニット23に対して送信する。信号処理ユニット23は、受信したPCコマンドにしたがって端末送信器を調整する。送信ユニット21は、調整された送信出力にしたがってBS10に対して信号を送信する。このようにして、1つのPCサイクルが達成される。
図5に示されるように、メモリユニット13およびアルゴリズム処理ユニット11が携帯端末20側に配置されている場合にも、本発明の方法を達成することができる。PCシステムはBS10と携帯端末20とを含む。上記BS10は、SINR測定および比較ユニット16と、信号処理ユニット14と、受信ユニット12と、送信ユニット15とを少なくとも含む。上記携帯端末20は、受信ユニット22と、PCアルゴリズム処理ユニット11と、メモリユニット13と、送信ユニット21と、信号処理ユニット23とを少なくとも含む。1つのPCサイクルにおいて、SINR測定および比較ユニット16は、無線通信ネットワークシステムの一部からSINR目標値を受信するとともに、受信ユニットから受信された携帯端末における送信信号のSINRreceived値を受信する。そして、現在のPC属性を決定する。その後、SINR測定および比較ユニット16は、現在のPC属性を信号処理ユニット14に対して送信するとともに、それをダウンリンク送信信号中に挿入して送信ユニット15に送信する。その後、送信ユニット15は、それを携帯端末20に対して送信する。上記携帯端末20の受信ユニット22は、PC属性を含むBSのPCコマンドを受信する。その後、受信ユニット22は、PC属性をPCアルゴリズム処理ユニット11に対して送る。上記ユニットは、以前のPCサイクルにおけるPC情報、例えばPCステップサイズおよびPC属性をメモリユニット13から受信する。以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが大きくなり、また、以前および現在のPCサイクルにおける属性が非連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが縮小する。その後、上記PCアルゴリズム処理ユニット11は、現在のPCサイクルにおける計算されたPCステップサイズおよび属性をメモリユニット13に対して送信すると同時に、現在のPCステップサイズ信号を携帯端末の信号処理ユニット23に対して送信する。上記信号処理ユニット23は、計算されたPC情報にしたがって端末送信器を調整する。送信ユニット21は、調整された送信出力にしたがってBS10に対して信号を送信する。このようにして、1つのPCサイクルが達成される。
なお、CDMAに基づく無線通信システムに的を絞って本発明を説明したが、本発明の方法は、GSMモバイル通信システムやAMPSモバイル通信システム等のPCを必要とする全ての種類の無線通信システムに適用できることは言うまでもない。
本発明の特定の実施形態を図示して説明してきたが、前述した実施形態および利点は、単なる例示であり、本発明を限定するものと解釈すべきではない。この教示内容は、他のタイプの装置に対して簡単に適用することができる。本発明の説明は、単なる例示であり、請求項の範囲を限定しようとするものではない。当業者にとってみれば、多くの代替案、改良、変形は自明のことである。
Claims (13)
- 無線通信携帯端末における出力制御のための適応ステップサイズ方法であって、
以前の出力制御サイクルにおいて数が予め設定される出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける出力制御情報とを得るステップと、
以前の出力制御サイクルにおいて数が予め設定され獲得された出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける獲得された出力制御情報とにしたがって、現在の出力制御サイクルにおける出力制御ステップサイズを決定するステップとを含む方法。 - 以前の出力制御サイクルにおいて数が予め設定される前記出力制御情報は、PCattribute N−1,PCattribute N−2,....,PCattribute N−(n−1)およびそれに対応するPCstep size N−1,PCstep size N−2,....,PCstep size N−(n−1)であり、現在の出力制御サイクルにおける前記出力制御情報はPCattribute Nであり、前記現在のPCステップサイズはPCstep size Nである、請求項1に記載の方法。
- 数が設定される以前のPCattributeおよび現在のPCattributeが連続的に増大し或いは減少する場合には、PCstep size N−1に基づいて現在のPCstep size Nが大きくなるステップと、
数が設定される以前のPCattributeおよび現在のPCattributeが非連続的に増大し或いは減少する場合には、PCstep size N−1に基づいて現在のPCstep size Nが縮小するステップとを更に含む、請求項2に記載の方法。 - 前記現在のPCattributeは、SINRreceivedとSINRtargetとの比較結果にしたがって基地局によって決定される、請求項3に記載の方法。
- 数が予め設定される送信出力のPCステップサイズの変化値の傾向にしたがって、前記現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズの変化値を決定することができる、請求項1に記載の方法。
- アップリンククローズドループPCまたはダウンリンククローズドループPCに対して前記PC方法を適用することができる、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記出力制御方法は、CDMAに基づく無線通信システム、GSMに基づく無線通信システムおよびAMPSモバイル通信システムに対して適用することができる、請求項6に記載の方法。
- 以前のPCサイクルにおいて数が設定されるPCattributeと、数が設定され対応するPCstep sizeとをメモリユニット内に記憶するステップと、
現在のPCattributeおよびPCstep sizeを前記メッモリユニット内に記憶して、次のPCサイクルにおけるPCstep sizeを決定するステップとを更に含む、請求項1に記載の方法。 - 無線通信システムにおける出力制御のための適応ステップサイズ方法であって、
以前の出力制御サイクルにおいて数が予め設定される出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける出力制御情報とを得るステップと、
以前の出力制御サイクルにおいて数が予め設定され獲得された出力制御情報と、現在の出力制御サイクルにおける獲得された出力制御情報とにしたがって、現在の出力制御サイクルにおける出力制御ステップサイズを決定するステップとを含む方法。 - 以前の出力制御サイクルにおいて数が設定される前記出力制御情報は、PCattribute N−1,PCattribute N−2,....,PCattribute N−(n−1)およびそれに対応するPCstep size N−1,PCstep size N−2,....,PCstep size N−(n−1)であり、前記現在の出力制御におけるPC属性がPCattribute Nであり、前記現在のPCステップサイズがPCstep size Nである、請求項9に記載の方法。
- 数が設定される以前のPCattributeおよび現在のPCattributeが連続的に増大し或いは減少する場合には、PCstep size N−1に基づいて現在のPCstep size Nが大きくなるステップと、
数が設定される以前のPCattributeおよび現在のPCattributeが非連続的に増大し或いは減少する場合には、PCstep size N−1に基づいて現在のPCstep size Nが縮小するステップとを更に含む、請求項9に記載の方法。 - PCのためのアルゴリズム処理ユニットと、メモリユニットと、信号処理ユニットと、受信ユニットと、送信ユニットとを含む無線通信システムであって、
前記メモリユニットは、以前および現在のPCステップサイズおよびPC属性を記憶するために使用され、
前記受信ユニットは、携帯端末によって送信される信号を受信するとともに、信号のSINR値をPCのための前記アルゴリズム処理ユニットに対して送信し、
PCのための前記アルゴリズム処理ユニットは、現在のPCステップサイズの属性を決定するとともに、以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズおよびPC属性を前記メモリユニットから検出するために、携帯端末によって送信された信号のSINRreceived値とSINRtarget値とを比較し、
以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが大きくなり、
以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が非連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが縮小し、現在のPCステップサイズおよびPC属性が前記信号処理ユニットに対して送信され、
前記信号処理ユニットは、現在のPCステップサイズおよびPC属性をダウンリンク送信信号中に挿入して、これらを前記送信ユニットに対して送信し、
前記送信ユニットは、現在のPCステップサイズおよびPC属性を携帯端末に対して送信する、
無線通信システム。 - 送信ユニットと、受信ユニットと、信号処理ユニットと、メモリユニットと、出力制御のためのアルゴリズム処理ユニットとを含む携帯端末であって、
前記受信ユニットは、BSからPCコマンドを受信するとともに、PC属性を出力制御のための前記アルゴリズム処理ユニットに対して送信し、
前記メモリユニットは、以前および現在のPCステップサイズおよびPC属性を記憶し、
PCのための前記アルゴリズム処理ユニットは、現在のPC属性と以前のPCサイクルにおけるPCステップサイズおよびPC属性とを前記メモリユニットから検出し、
以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが大きくなり、
以前および現在のPCサイクルにおけるPC属性が非連続的に増大し或いは減少する場合には、以前のステップサイズに基づいて現在のPCサイクルにおけるPCステップサイズが縮小し、現在のPCステップサイズおよびPC属性が前記信号処理ユニットに対して送信され、
前記信号処理ユニットは、受信したPCコマンドにしたがって端末送信器を調整し、
前記送信ユニットは、調整された送信出力にしたがって信号を送信する、携帯端末。
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