JP2006506920A - ジョイント検出システムにおける長いセルコードの使用方法 - Google Patents

ジョイント検出システムにおける長いセルコードの使用方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、伝送信号が、システムの非拡散コードの最大長16よりも長く16の倍数である、長いセル化コードを使用し、受信する側が、マルチユーザ検出技術の受信信号処理方法を依然として使用する、ジョイント検出システムにおいて、長いセル化コードを使用する方法に関する。本方法は、各アンテナ要素についてユーザ・チャネル予測の結果を得るために、各アンテナ要素についてユーザ・チャネルを予測することと、選択された長いセル化コード及び各アンテナ要素についてのユーザ・チャネル予測の結果に関連する第1の中間行列を生成することと、第1の中間行列に従って第2の中間行列及びその共役転置行列を生成することと、第2の中間行列及びその共役転置行列に従って第3の中間行列を生成することと、分解ファクタが選択された長いセル化コードの長さに関連する、第3の中間行列をコレスキー分解することと、第3の中間行列のコレスキー分解結果及びマッチ・フィルタ化された後のすべてのアンテナ要素の受信信号に従って復調動作を実行することと、を含む。全体の動作の計算の複雑さは許容範囲内にある。

Description

本発明は、一般に、トレーニング・シーケンスが適用されるCDMAセルラー移動体通信システムに関する。より詳細には、送信機においては長い暗号化コード(scrambling code)が適用されるが、受信機においてはマルチユーザ検出が用いられる復調方法に関する。
セルラー移動通信システムについての目標の1つは、出来るだけ多くの無線資源を使用することと、より多くかつより良いサービスを提供することである。マルチユーザ検出は、明らかにシステムの性能及び容量を向上出来、従来のRAKE受信機と比較すると、スペクトル効率はほぼ二倍である。
それにもかかわらず、マルチユーザ検出の計算負荷は非常に大きく、加入者数に正比例する。現在のマイクロ・プロセッサ及びフィールド・プログラマブル論理アレイ(FPLA)にこのような計算負荷を実行させるのは、不可能である。したがって、マルチユーザ検出が必ず使用されている、広帯域幅時分割デュープレックス(WB−TDD)及び狭帯域幅時分割デュープレックス(NB−TDD)の3GPPの2つのシステムでは、タイム・スロット内の拡散コード(又は拡散ファクタ)の最大長は16であり、それにより、最大加入者数は16であり、ローカル・セルの暗号化コード、すなわちセル識別用のセルコードも16である。
CDMA TDD基準において特定されるセルコードの主目的は、隣接セルからの干渉に対処することと、隣接セルからの信号をホワイト化(whiten)することである。このセルコードは、他のCDMAシステムにおいて使用されるロング・コード及びショート・コードとは異なる。これらのCDMAシステムでは、すべての加入者は、1つのロング・コード及び1つのショート・コードを共有し、加入者は、ロング・コードの異なる相によって区別されており、セルは、ショート・コードの異なる相によって区別されている。しかしながら、各セルは、それ自体のセルコードを有する。たとえば、NB−TDDシステムは、128個のセルコードを有する。
セルの拡散コード及びセルコードの長さはすべて16であるから、セルによって生成される拡散変調コードの長さも16である。システム内に128個のセルコードがあり(システムは、同時に128個のセルをサポートできる)、各セルコードが16個のWALSHコードと内積(dot product)を作り、次に、本システムは、16x128=2048個の拡散変調コードを生成する(拡散変調コードはWALSHコードとセルコードとの内積によって作られる)。すなわち、長さ16の2048個の拡散変調コードがある。2048個の拡散変調コードにおいて、128個の直交コード群ばかりでなく、異なるコード群のより良い相互相関を保証することは、非常に難しい。
セルコード長の選択を考慮すべきである。セルコードの長さが短過ぎる場合には、隣接セルの干渉に対処するのに不都合であり、信号をホワイト化することは不可能である。NB−TDDシステムを例に取ると、128個のセルコードがあり、これらのコード群間で良好な相互相関を持たせるのは、非常に難しい。今のところ、統計的見地からは、コード間の相互相関の性質はより良いが、いくつかのコード群間の相関は非常に高いか、又は完全に相関的でさえある。たとえば、NB−TDDでは、第1のコード及び126番目のコードは、次のようである。
Figure 2006506920
コード1がWALSH12と内積を作ると、拡散変調コードは、
1111−11−11−111−111−1−1 のようになる。
コード126がWALSH0と内積を作ると、拡散変調コードは、
1111−11−11−111−111−1−1 のようになる。
これらの2つの拡散変調コードが同一であることがわかる。また、これは、本システムでは、繰返しコードと呼ばれる。
上記の例から見ると、いくつかのコード間の相関が非常に高いか又は完全に相関的でさえあるが、2048個の拡散変調コードには、いくつかの繰返しコードがある。CDMAシステム内の繰返しコードは、特に隣接セル内の2つの加入者にその繰返しコードが割り当てられている時に、大きな問題となる。この場合には、これらの2つの異なる加入者は、長さ16の、ミットアンブル・コードのみが異なる、同じ拡散変調コードを有する。これらの2つの加入者はミッドアンブル・コードによって区別出来るが、加入者信号が同じ方向から来る時には(オムニ・アンテナを備える受信機の場合は、任意の方向からの信号)、それらの強い経路は、復調の間は基本的に一致するから、加入者をミッドアンブル・コードで区別することは不可能である。スマート・アンテナ及びコード割当アルゴリズムを用いると、干渉はいくらか抑制出来るが、完全になくすことは出来ない。一旦、異なる加入者信号が広がり同じ変調コードで変調され、同時に復調端部に到達すると、次に、受信機において、強い干渉が現れる。ほとんど明らかに、この場合には、受信機は受信信号を正確に復調することは出来ず、このため拡散利得が消失し、本システムは同一の周波数で正常に動作することは出来ない。
さらに、信号の帯内の振幅−周波数特性は悪化しており、ホワイト化要求事項を満たすことが出来ず、このため復調が難しい。
上記問題に対して3つの解決策がある。第1の解決策は、2048個の拡散変調コード内に繰返しコードがないように、暗号化コードすなわちセルコードを変えることである。第2の解決策は、スマート・アンテナ及びコード割当アルゴリズムを用いて、隣接セル内で繰返しコードが同時に使用されないことを保証することである。第3の解決策は、拡散コードの最大長の長さが16であり加入者の最大数が16であるように保つことであり、異なるセルからの異なる信号について、たとえば、32、64、又は128の長さ(16の倍数)の長いセルコードを用いる。
第1の解決策を用いると、新しいセルコードを探す必要があるが、これらの暗号化コードが見つかったとしても、コード間の生来の相互相関を変えることは難しい(いくつかのコードは完全には相関していないが、高い相関があるからである)。
第2の解決策を用いると、繰返しコードの問題をいくらか回避出来るが、完全になくすことは出来ず、高い相関コードの影響を回避出来ない。
第3の解決策を用いると、繰返しコードの問題がほぼ克服され、信号は、長いセルコードによって、ホワイト化される。これにより、変調された拡散信号のスペクトルはより平らになり、ピーク−平均出力比が減少し、フィルター性能への要求事項が減少し、無線周波数システム性能が向上する。それにもかかわらず、本解決策を用いると、信号処理方法を変える必要があり、計算負荷が増加する。
送信機において長いセルコードが適用され、受信機においてジョイント検出が依然としてなされている時には、計算負荷は、より増加する。これまでのところ、この解決策を実現する開示された方法は存在していない。
本発明の目的は、ジョイント(接続、無線アクセス)検出システムにおいて長いセルコードを使用する方法を設計することであり、上記第3の解決策の1つである。本方法は、伝送された信号を暗号化するために、たとえば32、64、又は128等、システム最大拡散ファクタ16の倍数である、長いセルコードを使用する。そして、同時に、受信信号を処理するために、マルチユーザ検出を行わせる。このようにして、計算負荷が許容範囲内にある。
本発明の目的は、次のスキームで実行される。
ジョイント検出システムにおいて長いセルコードを適用する方法は、ローカル・セルの暗号化コードとして、その長さが拡散ファクタの倍数である、長いセルコードを用いることを含む。
長いセルコードが適用される、ジョイント検出システムにおける復調方法は、
A.各アンテナ・ユニットのチャネル予測結果を得るために、各アンテナ・ユニットによって受信された信号のミッドアンブル・コード部分について、チャネル予測を実行することと、
B.第1の中間行列は長いセルコードの長さ及び各アンテナ・ユニットのチャネル予測結果に関連し、長いセルコードの長さは16の倍数である、各アンテナ・ユニットの受信信号の第1の中間行列(mid-matrix)を計算することと、
C.各アンテナ・ユニットの受信信号の第1の中間行列に基づいて、第2の中間行列及びその関連行列(associate matrix)を計算し、次に、第2の中間行列及びその関連行列に基づいて、対称恒等行列(symmetric definite matrix)である第3の中間行列を計算することと、
D.分解順序(order)の数が長いセルコードの長さに関連する第3の中間行列について、コレスキー分解(Cholesky decomposition)を実行することと、
E.すべてのアンテナ・ユニットの受信信号をマッチド・フィルタリングし、次に、第3の中間行列のコレスキー分解結果及びマッチング・フィルタ化信号に基づいて、復調計算を実行することと、
を含む。
本発明では、隣接セルにおいてはセルコードの長さは16の倍数であるが、拡散コード長は16のままであり、このため、フレーム・フォーマットは変化せず、繰返しコードが回避され、干渉が明らかに抑制される。同時に、受信機はマルチユーザ検出を依然として適用しており、このため、復調性能が維持され、セル信号はよりホワイト化され、変調された拡散信号がより平らであり、ピーク−平均出力比が減少し、フィルタ性能の要求事項が減少する。
受信機における長いセルコード信号の処理方法を、以下、含まれている6つの部分で、より詳細に説明する。
1.受信機は信号を受信し、すべてのチャネルについてチャネル予測を実行する。ka番目のアンテナ・ユニットのチャネル予測結果hkaは、次の式を用いて計算される。
(ka)=IDFT( -1・DFT( m (ka))),ka=0...Ka−1
ここで、
下線の記号は、ベクトルを意味し(以下同様)、
DFTは、離散的フーリエ変換を意味し、
IDFTは、離散的逆フーリエ変換を意味し、
mは、受信データのミッドアンブル・コードであり、
aは、アンテナ・ユニットの総数であり、
aは、アンテナ・ユニットの1つであり、
-1は、ミッドアンブル・コードの相関行列(correlation matrix)の逆行列であり、
hは、チャネル予測結果であり、合計Ka個のチャネル予測結果がある。
a個のチャネル予測結果及び選択されたセルコードLによると、A行列と呼ばれる第2の中間行列は、4つのステップで生成される。
第1のステップでは、長いセルコードLは、M=L/16個のセクションを得るために、16によって除算される。各セクションは、WALSHコードとそれぞれ内積(dot product)を作り、次に、M個のベクトル m を得るために、対応する値j(jは、通信基準に基づいた角変換についての値)で乗算する。ここで、 m の長さは16であり、mは1からMである。
第2のステップでは、第1の中間行列Aka内の(16+(ウインドウ長−1))x16の各行列を、次の数式に従って計算する(前記ウインドウ長は、チャネル予測の間のウインドウ長である)。
m (ka,kvru) (ka,kvru)× m (kvru),kvru=0...Kvru−1,ka=0...Ka−1
ここで、
mは、行列の列であり、
aは、Ka個のアンテナ・ユニットの1つであり、0からKa−1の値を取り、
vruは、加入者が占めるコード・チャネルの総数であり、
rvuは、krvu個のコード・チャネルの1つであり、0からkrvu−1の値を取り、
×は、畳み込み動作(convolution operation)である。
第3のステップでは、ステップ2で得られたM個の行列に基づいて、次に示される、第1の中間行列Akaの行列Bka 1,Bka 2,...Bka Mが生成され、次に繰り返される(次の第1の中間行列Akaでは、縦線の長方形、斜線の長方形、及び点線の長方形は、繰り返す関係を示すように、それぞれ、Bka 1,Bka 2,及びBka Mを表す)。第1の中間行列Aka内の繰り返されなかった行列Bka mの数は、 m 、すなわちセルコード長に関連する。長いセルコードの長さは16の倍数であり、 m の長さは16である。Bka 1,Bka 2,...Bka Mを除き、第1の中間行列Aka内の他の位置は0であり、連続するステップにおける計算負荷は、非常に減少する。
Figure 2006506920
第4のステップでは、第3のステップにおけるKa個の計算された結果に基づいて、第2の中間行列Aを計算する。
Figure 2006506920
3.第2の中間行列Aに基づいて、R行列と呼ばれる第3の中間行列が、2つのステップで生成される。
第1のステップでは、行列Aの関連行列A’を計算する。
第2のステップでは、次の式に従って、=A’Aである行列Rを計算する。
Figure 2006506920
上記R行列は、対称恒等行列である。行列Rの特徴は、R01、R02、R03、...R0Mが行列の対角線に分配され繰り返され、R11、R12、...R1Mが対角線の両側で対称的に分配され繰り返されるということである。行列Rは、次のステップで、コレスキー分解のために使用される。
4.行列Rは、通常のコレスキー分解式=HTH(Tは、転置記号である)に基づいて分解される。長いセルコード長が、48,64,128、すなわち16の3倍以上の時には、分解結果は、次に示されるスパース三角行列Hである。
Figure 2006506920
ここで、H1,H3,H5,...,H43は16x16の三角行列であり、H2,H4,H6,...,H44は16x16の正方行列であり、他の要素は0である。
5.受信信号は、次の式で、マッチング・フィルタ化される。
MF=A’xe
ここで、
eは、すべてのアンテナ・ユニットの受信信号であり、
MFは、ミッドアンブル・コードを除く、すべてのアンテナ・ユニットの受信信号であり、
A’は、行列Aの関連行列である。
6.得られた MF及び行列Hに基づいて、復調処理は、方程式の解である従来の方法で行われ、受信機は、マルチユーザ検出に基づいて、長いセルコードを用いて、受信信号処理を実行する。
上記の計算処理を用いると、拡散ファクタが16のままであり、アンテナ・アレイが単一のアンテナ及び8つのアンテナである時には、32,64,及び128等の、長いセルコードを適用する計算負荷は、次の表で示され、ここで、MOPSは毎秒1万回の動作であり、たとえば80MOPSは、毎秒8万回である。
Figure 2006506920
上記表は、拡散ファクタが16のままであり、32,64,又は128等のより長いセルコードが使用され、セル間の干渉が効果的に抑制されるばかりでなく、システム・フレーム・フォーマットを変更する必要がなく、計算負荷が許容範囲内の場合を示す。暗号化コード長32が適用されると、計算負荷は、暗号化コード長16と比較して、約50%大きい。暗号化コード長128が適用されるとしても、計算負荷は約3倍増加するだけであり、これは許容範囲内である。
本発明の計算方法を用いずに、32,64,又は128等の長いセルコードが適用される時には、行列Aを32、64,又は128の大きさでそれぞれ直接計算し、行列Aの関連行列A’を計算し、これらの行列を分解することが必要である。すなわち、計算負荷は、行列の大きさの3乗に比例する。現在の計算装置では、それを実行することは不可能であり、このため、TD−SCDMA移動通信基準では、16の長さのセルコード長が適用される。本発明の復調方法を用いると、オリジナルの大きな行列は、(16+(ウインドウ長−1))x16(第1の中間行列のBka 1,Bka 2,...,Bka M)のいくつかの行列に分解され、その結果、計算負荷は許容範囲内である。

Claims (5)

  1. ローカル・セルの暗号化コードとして、その長さが拡散ファクタの倍数である長いセルコードを用いることを含む、ジョイント検出システムにおいて長いセルコードを適用する方法。
  2. 前記長いセルコードが16の倍数である、請求項1に記載の方法。
  3. 長いセルコードが適用される、ジョイント検出システムにおける復調方法であって、
    A.各アンテナ・ユニットのチャネル予測結果を得るために、各アンテナ・ユニットによって受信された信号のミッドアンブル・コード部分について、チャネル予測を実行することと、
    B.第1の中間行列は、長いセルコードの長さ及び各アンテナ・ユニットのチャネル予測結果に関連し、前記長いセルコードの長さが16の倍数である、各アンテナ・ユニットの受信信号の第1の中間行列を計算することと、
    C.各アンテナ・ユニットの前記受信信号の前記第1の中間行列に基づいて、第2の中間行列及びその関連行列を計算し、次に、前記第2の中間行列及びその関連行列に基づいて、対称恒等行列である第3の中間行列を計算することと、
    D.分解順序の数が長いセルコードの長さに関連する第3の中間行列について、コレスキー分解を実行することと、
    E.すべてのアンテナ・ユニットの前記受信信号をマッチド・フィルタリングし、次に、前記第3の中間行列の前記コレスキー分解結果及び前記マッチング・フィルタ化信号に基づいて、復調計算を実行することと、
    を含む、方法。
  4. ステップAが、
    a番目のアンテナ・ユニットのチャネル予測結果hkaを、次の式を用いて計算することであって、
    (ka)=IDFT( -1・DFT( m (ka))),ka=0...Ka−1
    ここで、emは前記受信信号のミッドアンブル・コードであり、kaは合計Ka個のアンテナ・ユニットの1つであり0からKa−1の値を取り、 -1はミッドアンブル・コードの相関行列の逆行列であり、hはチャネル予測結果である、計算することを含み、
    ステップBが、
    B1.M=L/16個のセクションを得るために、長いセルコードLを16によって除算し、各セクションについて、WALSHコードとそれぞれ内積を作り、次に、 m の長さが16でありmが1からMである、M個のベクトル m を得るために、通信基準に基づいた角変換である、対応する値jで乗算することと、
    B2.M個の行列Bka 1,Bka 2...Bka Mを得るために、式 m (ka,kvru) (ka,kvru)× m (kvru)を用いて、第1の中間行列Aka内の行列の各列を計算し、得られたM個の行列を第1の中間行列の対角線方向に繰り返すことにより、第1の中間行列を形成することであって、ここで、kvruは加入者が占める合計kvru個のコード・チャネルの1つであり、0からkvru−1の値を取り、各行列がM個の列から成る、形成することと、を含み、
    Figure 2006506920
    ステップCが、
    C1.第1の中間行列のKa個の結果に従って第2の中間行列Aを計算し、次に、前記第2の中間行列Aの関連行列A’を計算することと、
    Figure 2006506920
    C2.式=A’Aから第3の中間行列Rを得ることと、を含み、
    Figure 2006506920
    ステップDが、式=HTHに従ってコレスキー分解を実行することを含み、
    ここで、長いセルコードの長さが16の3倍以上の時には、前記分解結果行列Hは、
    Figure 2006506920
    であり、
    ここで、H1,H3,H5,...,H43は16x16の三角行列であり、H2,H4,H6,...,H44は16x16の行列であり、H行列の他の要素は0である、
    請求項3に記載の方法。
  5. ステップEにおけるすべてのアンテナ・ユニットの受信信号のマッチド・フィルタリングが、式 MF=A'xeを通じて、ミッドアンブル・コードを除くすべてのアンテナ・ユ
    ニットの受信信号を計算することを含み、ここで、 MFはミッドアンブル・コードを除くすべてのアンテナ・ユニットの受信信号であり、eはすべてのアンテナ・ユニットの受信信号であり、A’は第2の中間行列Aの関連行列である、請求項3に記載の方法。
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