JP2006506018A - バイアスの影響を低減させたsirを判定するための方法および装置 - Google Patents

バイアスの影響を低減させたsirを判定するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線通信における希望波信号電力対干渉波信号電力比(SIR)推定を、Rake出力やマルチユーザ受信(MUD)受信機出力などの復調器(505)出力を用いて行うための方法および装置。復調器(505)出力がSIR推定部(400)へと入力されて、SIR推定が、推定した平均信号電力(610)および推定した平均実効干渉電力(615)に基づいて行われる。推定した平均信号電力(610)は、中央値に基づく平均電力値および平均値に基づく平均電力値のうちの最小値の決定に使用する最小値関数に基づく。SIR推定部(400)により、SIR推定に対するバイアスの影響が低減され、これは、BPSKおよびQPSKの変調方式、並びに、8−PSKや16−QAMなどのより高次の変調方式に適用可能である。平均値および中央値の関数である補正項を使用すると、バイアスの影響の問題はさらに解消される。

Description

本発明は、全体としては、デジタル通信システムにおけるSIR(signal-to-interference ratio、希望波信号電力対干渉波信号電力比)を求めるための方法および装置に関する。より詳細には、本発明は、バイアスの寄与を低減させたSIR推定に関する。
SIR尺度(SIR measurement)は、デジタル通信システムに関する品質パフォーマンスの重要なメトリック(metric)である。第3世代(3G)無線システムなどの無線通信システムでは、SIR尺度は、伝送電力制御や適応的な変調および符号化など、いくつかのリンク適応化技法で使用されている。通常、受信装置で測定したSIRの方が、送信装置におけるものより有意義であるが、これは、受信装置で測定したSIRが、通信後のリンク信号の品質を、特に多重アクセス干渉またはマルチパスフェージングチャネルの存在下で、直接に反映しているためである。
定義により、受信信号は、所望の信号と干渉からなる。干渉は、他の信号および受信側での熱雑音を含むことがある。しかし、受信装置は、一般に、信号電力または干渉電力のナレッジ(knowledge)を有しておらず、この結果、受信装置は、信号と干渉の電力の両方の推定を、受信信号に基づき、ブラインド法を用いて行う必要がある。所与の受信信号のためのSIR尺度におけるブラインド法とは、受信信号の観測サンプルだけから、どのようなトレーニング系列も、受信信号中の所望の受信信号と干渉のどのような事前知識(preknowledge)もなしに得た信号電力と干渉電力(最終的にはSIR)を指す。
受信SIRの測定を行うには、幾つかの手法が存在する。従来技術では、所与の信号に対する信号電力の推定は、受信信号を時間にわたって平均することによって、また、干渉電力の推定は、受信信号の総電力を測定し、次いで推定した信号電力を総電力から差し引くことによって行われる。すると、SIRが、推定した信号電力と干渉電力の比として判定される。
所与の受信信号に対するSIR推定は、受信機アンテナの終端、データ復調器への入力、データ復調器からの出力など、受信機の構造の異なる観測ポイントで行うことができる。しかし、異なる場所で測定したSIR推定値では、普通、精度のレベルが異なっており、これは、ある測定場所での信号利得または干渉の量が、他の場所での測定値(readings)と異なる可能性が高いためである。
データ信号のSIRを測定する際の主な問題は、SIR推定値が、対応する真のSIR値から逸脱する可能性が高いということである。SIR推定でこのような不正確な点が生じるのは、主に次の2つの理由による。第1に、信号とその干渉とは、完全に分離できない。第2に、所望の信号は、一般にデータ変調されており、この結果、SIR推定は、「ブラインド」(blind)で、すなわち、データ信号の事前知識なしに行われる。
従来技術の多くのシステムで、SIR推定では、主として、平均値フィルタ(mean filter)を利用して信号と雑音の電力を計算し、望ましくないほど大きなバイアス寄与を生じていた。一般に、SIR推定は、SIR値が小さいほど、より大きく過剰推定されるが、これは第1には、より大きなバイアス寄与が原因である。
通常、k番目の復調後のシンボルyは、復調器に基づくSIR推定部への入力として、次のように表すことができる。
Figure 2006506018
但し、それぞれ、
Figure 2006506018
はk番目の復調後のQPSK信号を表し、
Figure 2006506018
は実効総干渉を表す(残差のセル内干渉、セル間干渉、および背景雑音の影響を含む)。すると、SIRが、平均した(averaged)信号電力Pおよび実効干渉電力Pにより、
Figure 2006506018
として推定される。
式(2)を3GPPで使用されているSIR定義(すなわち、RSCP*SF/干渉)と比較すると、こちらの尺度では、RSCPもISCPも明示的に評価されているわけではない。換言すると、式(2)はDPCHのSIR尺度を3GPPの定義よりもより明示的に表現したものとなっている。さらに、SIR測定は、受信信号のデータ部分の上で行われる以上、受信装置では送信データが未知のため、ブラインドでの推定が必要となる。
3GPPで使用されているSIR定義は、受信装置で使用されているデータ復調器のタイプとは暗黙に独立であるが、式(2)のSIR尺度は、復調器出力のところで実現される。したがって、式(2)で与えられるSIRは、異なる復調器のタイプごとに異なる可能性が高い。たとえば、主として干渉で劣化した所与の受信信号に対して、従来のマッチドフィルタ受信機で測定したSIRは、干渉キャンセラなどの先進的な受信機におけるものよりも干渉の影響が低減されていることで、小さい可能性が高い。復調器出力でのSIRが、通信リンクのパフォーマンスの一次的な決定要素であることに注意されたい。しかし、受信信号のデータ部分のSIR尺度は、未知の送信データを扱わなければならない。
図1に、典型的な送信されるQPSK信点号配置(constellation)を示しており、ここでEは、送信したQPSKシンボルのエネルギーを表している。3GPPシステムなどの無線システムでは、QPSK信号を拡散した後で、その結果の拡散された信号は、ある無線チャネルを通して受信機に到着する。次いで、受信信号は、復調器によって処理されるが、これにより、復調後のシンボルyがk=1,2,...,Nburstとして得られ、ここでNburstは受信信号のデータバースト中にあるシンボルの数である。
フェージングチャネルの影響および復調器の利得を考慮に入れると、実効干渉がない場合、典型的なソフト値としての(soft-valued)復調後のシンボルの信点号配置を、平均したものとして(on average)観測することができるが、これは、図2に示す通りであり、ここでSはm番目の復調後の信号のシンボルを表している。
干渉がある場合、典型的な復調器出力のシンボルは、図3のように図で示すことができる。所与の送信されるシンボルSに対して、その出力シンボルは、関連付けられている平均した復調後のシンボル
Figure 2006506018
を中心に広がる、QPSK信点号配置内のいずれかの点に該当するとしてよい。この場合、復調器出力に対するブラインドベースの平均電力の推定が行われるはずである。復調後のシンボルのそれぞれに対して、どのシンボルが送られたのかに関する判定を行うときに、実効干渉およびフェージングチャネルを最も可能性の高い理由として、何らかの判定誤りが生じる可能性がある。たとえば、図3に示すように、実際には
Figure 2006506018
をk番目のシンボルに対するものとして送った場合でも、干渉のために、yで示す復調器出力のシンボルが、実際に送信したシンボル
Figure 2006506018
よりも第1象限にある
Figure 2006506018
に近くなることがある。結果として、yに対する不正確な判定(すなわち、判定誤り)が起きる恐れがある。判定誤りは、平均(average)信号電力の推定、したがってSIR推定を過剰推定させる誤りの主原因である。SIRの範囲がより低い(生のBERの範囲が高い)と、平均信号電力(またはSIR)推定は、より過剰推定される可能性が高い。
したがって、SIR推定を、従来技術の方法の不利を被ることなく行う方法を提供することが望まれている。
本発明では、従来技術の方法によって得られる推定よりも、より正確なSIR推定のための方法および装置を提供する。本発明では、例示的な一実施形態で、SIR推定のために好ましくは復調器出力を使用する一方法を、通信リンクのパフォーマンスの第1の決定要素(determinant)が、データ復調器出力でのSIRであると思われることに注意して実装する。この方法により、SIR推定におけるそのようなバイアスの寄与が低減され、SIR推定値は真のSIRに可能な限り近いものとなる。
本発明方法では、好ましくはメディアンフィルタ(median filter)と平均値フィルタ(mean filter)をともに使用し、SIR推定においてメディアンフィルタと平均値フィルタからの出力を組み合わせる。さらに、有利には、平均値(mean)および中央値(median)の関数となっている補正項を導入して、バイアスの影響の問題をさらに解消する。
本発明の好ましい一実施形態によれば、データシンボルの使用に基づく新規性のあるSIR推定装置が提供される。Rake出力やMUD出力など、データ復調器からの出力を、SIR推定部への入力とする。上に記したように、データ復調器出力を入力として使用することから得られる利点は、復調器出力が、受信データ信号の品質を直接かつ効果的に反映することである。特に、SIR尺度を、電力制御のようなリンク制御技法として使用するときには、そのようなデータ復調器に基づくSIR尺度は、非常に望ましい。さらに、提案するSIR推定装置は、SIR推定に対するバイアスの影響を低減する能力があり、従来技術の技法よりも、より信頼でき正確なSIR推定をもたらす。
本発明のより詳細な理解を、添付の図面と併せて理解すべき、以下の好ましい一実施形態の説明から得ることができる。
略語
3GPP:3rd Generation Partnership Project
BER:ブロック誤り率(block error rate)
BPSK:2相位相シフトキーイング(binary phase shift keying)
DPCH:個別物理チャネル(dedicated physical channel)
ISCP:干渉波電力(interference signal code power)
MUD:マルチユーザ受信(multi-user detection)
PSK:位相シフトキーイング(phase shift keying)
QAM:直交位相変調(quadrature amplitude modulation)
QPSK:4相位相シフトキーイング(quadrature phase shift keying)
RSCP:CPICHの受信電力(received signal code power)
SF:拡散率(spreading factor)
SIR:希望波信号電力対干渉波信号電力比(signal-to-interference ratio)
UE:移動局(user equipment)
以下で説明する本発明の好ましい一実施形態により、データ復調器出力に基づく新規性のあるSIR推定プロセスが提供される。また、本発明により、SIR推定装置が提供される。定義により、データ復調器出力(data demodulator output)という用語は、考慮の対象であるデータ復調器の最終段階で与えられる出力を意味することが了解されている。データ復調器のプロセスでは、ベースバンド信号を受け取り、送信シンボルのソフト値としての推定値を与える。推定したシンボルは、さらに、チャネルデコーダなどの他の受信機機能により、受信装置が送信されたデータ情報を抽出するために処理される。
3GPPシステムの状況では、復調器は、マッチドフィルタ、Rake受信機、イコライザなどの、MUD(multi-user detection、マルチユーザ受信)受信機またはSUD(single-user detection、シングルユーザ受信)受信機として構成することができる。BPSK(binary phase shift keying、2相位相シフトキーイング)およびQPSK(quadrature phase shift keying、4相位相シフトキーイング)変調方式について好ましい実施形態では言及しているが、本発明は8−PSKおよび16−QAM(quadrature amplitude modulation、直交振幅変調)などのより高次の変調にも適用が可能である。
本発明により、平均信号電力の推定が、バイアスの影響の問題をいくぶんでも解消するように行われる。QPSKシンボルが送信されると、復調器出力の平均信号電力yを次のように推定することができる。
Figure 2006506018
但し、Qは、QPSK信点号配置における第i象限を表し、
Figure 2006506018
は、ブラインドベースのシンボル判定を行った後で第i象限領域に属する復調器出力の数をそれぞれ表し、y(Q)は、第i象限内にある、k番目の出力シンボルである。
式(3)を利用して、QPSK信点号配置の各象限内の復調器出力シンボルの平均値を決定する。第2に、式(3)により、平均信号電力を、個々の象限内の平均信号点の大きさに基づいて決定する。この平均を2段階で行う機構により、SIRが比較的高い範囲(シンボル誤り率が低いことと等価である)での平均信号電力に対するよい推定値の提供が可能である。しかし、これまでに触れた通り、実際のSIRが低くなると、平均信号電力の値は、シンボル判定誤りがより多くなるためバイアスを受けて(過剰推定されて)、過剰推定されたSIR値がもたらされことにもなる(式(2)を参照されたい)。信号電力推定におけるバイアスの影響を低減させるために、「中央値」(median)と呼ぶ別の統計的パラメータを利用するのであり、それを本明細書でこの後詳細に説明することにする。
平均値(mean)および中央値は、対称に分布する。したがって、SIRが高い値のときは、各象限にある復調器出力の平均値および中央値は、ほとんど同じであるが、これは、経験上の個々の象限内の干渉を、SIRが高い範囲では正規分布をするように近似できるためである。
中央値は、極端なサンプル値に対して、平均値よりも感度が低い。中央値のこの特徴により、中央値ベースで平均電力は、平均値ベースで平均電力よりも、真の平均電力に近くなり、これは特に、対数正規分布などの非常に歪んだ(highly skewed)分布に対して、またはSIRが小さくなり、各象限内の復調器出力のサンプルの分布が歪んだ分布に近づく場合に成り立つ。
正規分布をする大標本(large samples)に対する中央値の標準偏差は、平均値のそれよりも大きい。したがって、中央値は、サンプリングの変動をより受け易い。したがって、正規分布をするランダムなサンプルの数が大きいとき、中央値の標準偏差は、一般に、平均値のそれよりも大きい。
中央値および平均値の以上の統計的な種々の特徴を考慮に入れて、本発明では、平均信号電力の推定値を、次のように、中央値と平均値のうちの最小値の関数として決定する。
Figure 2006506018
但し、median(y(Q))およびmean(y(Q))は、それぞれ、第i象限Q内の復調器出力シンボルの中央値および平均値であり、ここで、(y(Q))は複素数値のシンボルであることにより、median(y(Q))=median(real(y(Q)))+j・median(imag(y(Q)))であり、同様に、mean(y(Q))=mean(real(y(Q)))+j・mean(imag(y(Q)))である。すなわち、平均信号電力は、すべての象限にわたって平均した絶対値の中央値と絶対値の平均値のうちの最小値大きさの2乗に等しい。式(4)で、復調後のシンボルの中央値と平均値のうちの最小値を求める主な理由を以下で説明する。中央値と平均値のうちの最小値を使用する主な理由は、バイアスの影響を低減させることである。本発明に従って推定したSIR値は、平均値だけによって導出したSIRよりも大きくなることはあり得ず、これは、中央値と平均値のうちの最小値は、中央値と平均値のうちの最も小さいものであるためである。
中央値を最小値として選択することにより、平均信号電力の特にSIRが低い範囲での推定に対するバイアスの影響の問題がいくぶんでも解消される。他方、平均値を最小値として選択することにより、サンプリングの変動を受け易いなど、中央値を計算することの欠点が補償される。したがって、QPSK信点号配置の各象限に対する復調器出力のシンボルの中央値および平均値を効果的に組み合わせることにより、平均信号電力の推定のパフォーマンスはかなり改善される。中央値と平均値のうちの最小値について好ましい種々実施形態で言及している場合でも、中央値および平均値から組み合わせた他の値を使用して、平均信号電力の推定値を決定することができる。たとえば、重み付けした(組合せの)方法は次のようになる。
Figure 2006506018
但し、0<=α<=1である。
次に、式(4)に基づく平均実効干渉電力を推定する。式(1)および(4)より、平均実効干渉電力は、
Figure 2006506018
で表され、ここで
Figure 2006506018
は平均信号振幅とみなされるものであり、
Figure 2006506018
は単位エネルギーを有する4つのQPSKシンボルを表す。
ここでSIR推定を行わなければならない。式(4)および(6)より、復調器に基づくSIR推定値は、次式で表すことができる。
Figure 2006506018
このSIR推定はリンクレベルのシミュレーションによって有効性が確認されており、そこでは、式(7)に基づくSIR推定のパフォーマンスが、SIRの無理のない(reasonable)動作範囲では、受け入れられるものであることが示されている。しかし、SIRが低い範囲(たとえば、5dBから0dBまたはそれより下)では、シンボル誤りを原因とするバイアスの影響は、依然としてSIR推定に現れており、これにより、推定したSIRが真のSIRから逸脱する結果となっている。最小値によっても、特にSIRが低い範囲では、バイアスの影響を完全に取り除くことはできておらず、これは、何らかのシンボル判定誤りが、関連するブラインドベースのシンボル判定を決定する際に、存在する可能性があるためである。この場合、3GPPワーキンググループ4(WG4)の現在の標準要件を満たすためには、式(7)に対する何らかの補正が必要となる。(補正項を含む)本発明は、この要件にまさるものである。
モンテカルロシミュレーションによるヒューリスティックな手法により、補正項は、計算した中央値と平均値の差として、上の式の分母(信号電力の項)に次のように導入される。
Figure 2006506018
そのような補正項を使用する根拠は、SIRが高い範囲では、補正項中の中央値および平均値が、ほとんどの場合おそらく互いに近い、ということである。したがって、補正項は、補正項が必要でない範囲にあるときは無視することができる(これは、これがなくても、推定したSIRはすでに精度要件の範囲内にあることによる)。しかし、実際のSIR尺度が低くなるにつれ、復調器出力のサンプルのシンボル誤りの影響を原因とする歪んだ分布により、補正項は、対応する中央値と平均値の差が徐々に大きくなる可能性がある以上、増大する可能性がある。同時に、推定した信号電力(最終的にはSIR尺度)が過剰推定される(バイアスを受ける)とき、この補正項は、SIR推定の中のバイアスされた影響を低減するのに役立つ可能性がある。
本明細書でこれまで説明したSIR測定方法は、復調器出力が複素数値のQPSKシンボル系列であるという仮定のもとで導出を行ったが、実用的なMUDの実装では、MUDにより、実数値のデータビット系列が、連続する2つのデータビットがそれぞれ対となって与えられ、これは送信機内のQPSK変調などの複素数値シンボルへと写像することが可能である。
図4に、本発明の好ましい一実施形態による、QPSKシンボルではなくデータビットを入力とするSIR推定部400の構成図を示す。このSIR推定部は、入力ビット系列を受け取るための入力ポート405、ハードリミッタ410、乗算器415、メディアンフィルタ420、第1の平均値フィルタ425,最小化処理ブロック430、信号電力処理ブロック435、補正項処理ブロック440、第2の平均値フィルタ445,SIR計算処理ブロック450,加算器/比較器455、460、処理ブロック465を含む。
入力ポート405では、ソフト値の(soft-valued)ビット系列を受け取る。SIR推定部400では、入力ポート405を介して受け取ったビット系列の形で、SIR推定部へと入力されたシンボルの絶対値を処理する。このビット系列は、ハードリミッタ410および乗算器415へ送られる。ハードリミッタ410からは、ソフト値のビットが0よりも大きいまたは等しい場合、乗算器415には、+1のビットが与えられる。そうでない場合、ハードリミッタ410から乗算器415には、−1のビットが与えられる。次いで、乗算器415では、ソフト値の入力ビットrのそれぞれに、対応するハードリミットを行ったビットを乗じ、個々の入力ビットの絶対値|r|が得られる。
絶対値|r|は、ハードビット判定が各入力ビットrに対して行われていることを示しており、結果のビット判定が−1となった場合には、入力ビットは180度位相がずらされている。そうでない場合、入力ビットはそのまま変わっていない。したがって、平均信号電力および干渉電力の計算は、ブラインドベースのビット判定に基づいている。乗算器415から、絶対値|r|が、メディアンフィルタ420、第1の平均値フィルタ425、および加算器/比較器460へと出力される。メディアンフィルタ420および平均値フィルタ425により、連続するいくつものサンプルに基づいて、絶対値にしたビット系列の中央値および平均値がそれぞれ決定される。メディアンフィルタ420(m)および第1の平均値フィルタ425(m)からの出力は、最小化処理ブロック430内で比較されて、中央値に基づく平均電力値mと平均値に基づく平均電力値mのうちの最小値mが決定される。補正項処理ブロック440でも、メディアンフィルタ420(m)および第1の平均値フィルタ425(m)からの出力を受け取り、補正項Cが決定される。但し,
C=|m−m 式(9)
である。
最小化処理ブロック430の出力mは信号電力処理ブロック435へと、また加算器/比較器460へ送られる。加算器/比較器455では、信号電力処理ブロック435の出力Pが補正項Cと比較される。但し,
=(m) 式(10)
である。
処理ブロック465では、平均干渉電力を決定するために、まず、加算器/比較器460の出力を受け取り、入力ビット系列から干渉成分を取り出す関数(|r|−m)が実行される。第2の平均値フィルタ445は、処理ブロック465の出力を受け取り、PをSIR計算処理ブロック450へと出力する。SIRの計算は、SIR計算処理ブロック450によって、加算器/比較器455および第2の平均値フィルタ445からの出力に基づいて行われる。但し,
Figure 2006506018
である。
図5に、復調器505と、ソフト値のビット系列をSIR推定部400へと入力する知られているソフトシンボル対ソフトビットマッパ510とを含む、システム500を示す。SIR推定部400を、8−PSK、16−QAM、および64−QAMなど、より高次の変調にも使用することが、複素数値の復調後のシンボルのソフト値のビットへの変換をソフトシンボル対ソフトビットマッパ510によって行った場合には可能である。
図6に、SIR推定部400によって実装される方法600の流れ図を示している。SIR推定部によるシンボル/ビットのSIRの決定は、シンボル/ビットを受け取ること(ステップ605)、シンボル/ビットの平均信号電力を、そのシンボル/ビットの中央値に基づく平均電力値mおよび平均値に基づく平均電力値mの関数として推定すること(ステップ610)、そのシンボル/ビットの平均実効干渉電力を推定すること(ステップ615)、および、SIRの推定を、シンボル/ビットの推定した平均信号電力をシンボル/ビットの推定した平均実効干渉電力で割ることによって行うこと(ステップ620)によって行われる。中央値に基づく平均電力値および平均値に基づく平均電力値の関数は、中央値に基づく平均電力値と平均値に基づく平均電力値のうちの最小値mを決定するための関数である。平均信号電力は、象限のすべてにわたって平均した、中央値の絶対値と平均値の絶対値のうちの最小値の大きさの2乗に等しい。
以上は、好ましくはデータシンボルに基づく、新規性のあるSIR推定部を説明するものである。Rake出力またはMUD出力などの、興味の対象となるデータ復調器出力が、このSIR推定部に入力される。上述したように、データ復調器出力を入力として使用することの利点は、復調器出力が、最もよくまた直接に、受信データ信号の品質を反映していることである。特に、SIR尺度が、電力制御などのリンク制御技法のために使用されるときは、上で説明したデータ復調器に基づくSIR尺度は、非常に望ましい。さらに、ここで提案したSIR推定部には、SIR推定に対するバイアスの影響を低減させる能力があり、従来技術よりもより信頼でき正確なSIR推定をもたらす。そのような修正形態および変形形態はすべて、本発明の範囲内にあると企図するものである。
本発明を好ましい実施形態によって説明してきたが、添付の特許請求の範囲で略述するこの発明の範囲内にある他の変形形態は、当業者には明らかであろう。
送信されるQPSKシンボルに関する典型的な信点号配置を示す図である。 平均した復調後のQPSKシンボルに関する典型的な信点号配置を示す図である。 干渉がある場合の復調後のシンボルの典型的な空間表示を示す図である。 本発明の好ましい実施形態に従って動作するSIR推定部の例示的な機能の構成図である。 図4のSIR推定部を含むシステムの構成図である。 図4のSIR推定部によって実装される方法ステップを含む流れ図である。

Claims (15)

  1. データ信号のSIR(signal-to-interference ratio、希望波信号電力対干渉波信号電力比)をデータ復調器出力に基づいて判定する方法であって、
    (a)復調されたシンボルを前記データ復調器出力から受け取るステップと、
    (b)前記復調されたシンボルの平均信号電力を、該シンボルの中央値に基づく平均電力値mおよび平均値に基づく平均電力値meの関数としてQPSK(quadrature phase shift keying,4相位相シフトキーイング)信点号配置の象限ごとに推定するステップと、
    (c)該シンボルの平均実効干渉電力を推定するステップと、
    (d)該シンボルの推定平均信号電力を該シンボルの推定平均実効干渉電力で割ることで、前記SIRを計算するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記中央値に基づく平均電力値および前記平均値に基づく平均電力値の前記関数は、前記中央値に基づく平均電力値と前記平均値に基づく平均電力値のうちの最小値mを決定するための最小値関数である、請求項1の方法。
  3. 前記平均信号電力は、象限のすべてにわたって平均した前記中央値の絶対値と前記平均値の絶対値のうちの最小値の大きさの2乗に等しい、請求項2の方法。
  4. 前記データ信号は、復調されたデータシンボルを含む、請求項1の方法。
  5. 前記データシンボルは、DPCH(dedicated physical channel,個別物理チャネル)のバースト中に含まれる、請求項4の方法。
  6. 前記データシンボルは、QPSK(quadrature phase shift keying,4相位相シフトキーイング)データシンボルである、請求項4の方法。
  7. 前記データシンボルは、BPSK(binary phase shift keying,2相位相シフトキーイング)データシンボルである、請求項4の方法。
  8. ステップ(b)は、次の計算、すなわち
    Figure 2006506018
    を行うことをさらに含み、
    Figure 2006506018
    はk番目の復調されたQPSKシンボルを表し、iは前記QPSK信点号配置の象限を表し、median(y(Q))およびmean(y(Q))が、それぞれ、第i象限Qにあるシンボルの中央値および平均値を表す、請求項1の方法。
  9. ステップ(c)は、次の計算、すなわち
    Figure 2006506018
    を行うことをさらに含み、
    Figure 2006506018
    は平均信号振幅とみなされるものであって、
    Figure 2006506018
    である、請求項8の方法。
  10. ステップ(d)は、次の計算、すなわち
    Figure 2006506018
    を行うことをさらに含み、
    Figure 2006506018
    である、請求項9の方法。
  11. 補正項Cを計算するステップをさらに含み、C=|m−mである、請求項1の方法。
  12. データビットの系列のSIR(signal-to-interference ratio,希望波信号電力対干渉波信号電力比)を判定する方法であって、
    (a)前記データビットを受け取るステップと、
    (b)該ビットの平均信号電力を、該ビットの中央値に基づく平均電力値mおよび平均値に基づく平均電力値mの関数として推定するステップと、
    (c)該ビットの平均実効干渉電力を推定するステップと、
    (d)該ビットの推定平均信号電力を該ビットの推定平均実効干渉電力で割ることで、前記SIRを計算するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 前記中央値に基づく平均電力値および前記平均値に基づく平均電力値の前記関数は、前記中央値に基づく平均電力値と前記平均値に基づく平均電力値のうちの最小値mを決定するための最小値関数である、請求項12の方法。
  14. 前記平均信号電力は、前記象限のすべてにわたって平均した前記中央値の絶対値と前記平均値の絶対値のうちの最小値の大きさの2乗に等しい、請求項13の方法。
  15. 補正項Cを計算するステップをさらに含み、C=|m−mである、請求項12の方法。
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