JP2006501767A - ダイナミックインタラクティブコンテンツシステム - Google Patents

Abstract

動的インタラクティブコンテンツシステムに対する発明が提供されている。動的インタラクティブコンテンツシステムは、音声／画像ビデオデータなどのメインコンテンツ、及び、メインコンテンツと関連する補足コンテンツの受信が可能な受信機を含む。更に、受信機に接続されているパーシステントストレージが含まれる。パーシステントストレージは複数のメインコンテンツエントリ、及び関連の補足コンテンツエントリを記録できる。システムは、インタラクティブアプリケーションの実行が可能なプロセッサも含む。動作において、インタラクティブアプリケーションは特定のデータを有する特定の補足コンテンツエントリに対して記録された、複数の補足コンテンツエントリを検索する。その後、インタラクティブアプリケーションは特定の補足コンテンツと関連するメインコンテンツエントリの少なくとも一部をユーザーにプレゼンテーションする。

Description

一般に本発明は対話式、つまりインタラクティブなコンテンツシステムに関し、更に具体的には、統合パーソナルビデオレコーディング機能を有するインタラクティブコンテンツシステムに関する。

現在ゲームコンソールなどのインタラクティブコンテンツシステムは、世界中の人々にユーティリティ及びエンターテイメントメカニズムを提供している。例えばインタラクティブコンテンツシステムは、ユーザーがデジタルビデオディスク（DVD）を見たり、対話式の娯楽ソフトウエアで遊んだり、またインターネット（サイト）の閲覧を可能にする。更に、インタラクティブコンテンツシステムは、教育用のインタラクティブソフトウエアを通じて、魅力ある学習環境を提供する。

図１に典型的な従来技術のインタラクティブコンテンツシステム１００のブロック図を示す。一般に従来技術のインタラクティブコンテンツシステム１００は、複数のシステムコンポーネントと接続するシステムバス１０４に結合される、中央処理装置（ＣＰＵ）１０２を含む。例えばシステムバス１０４は多くの場合、グラフィックプロセシングユニット（ＧＰＵ）１０６、オペレーショナルリクエストソース１０８、メモリ１１０、リムーバブルメディアドライブ１１２、及び画像／音声出力回路１１４に接続される。

動作時において、コンパクトディスク（ＣＤ）あるいはデジタルビデオディスク（ＤＶＤ）などのリムーバブルメディアは、ＣＤからデータを読込み、メモリ１１０へプログラム情報を送信する、リムーバブルメディアドライブ１１２に配置される。ＣＰＵ１０２はＧＰＵ１０６とともに、プログラムを実行するために、メモリからのプログラム命令を実行する。更に、オペレーショナルリクエストソース１０８は典型的に、ゲームコントローラ、リモートコントローラ、キーボードなどのユーザー入力デバイス、あるいは、ユーザー入力データを受信し、インタラクティブコンテンツシステム１００への送信が可能な他のデバイスに接続されている。一般に、ＣＰＵ１０２で実行されるプログラムからの出力は、画面表示あるいは音声として流す等（以下、「プレゼンテーション」とする）するために、画像／音声出力回路１１４へ送られ、典型的にはテレビ、あるいは他のモニタ、及びスピーカシステムにてプレゼンテーションされる。

このような方法で、ユーザーはオペレーショナルリクエストソース１０８を介して、テレビやスピーカシステムなどにプレゼンテーションされた情報とインタラクティブに応答、いわゆる「対話式」に応答することができる。しかしながら、ユーザーはリムーバブルメディアドライブ１１２を介してリムーバブルメディアから得た静的情報との対話が制限される。例えば、スポーツベースの娯楽ソフトウエアを利用する場合、最新のスポーツ結果は、インタラクティブコンテンツシステム１００により提供される娯楽環境に含まれることができない。更に、教育情報は、リムーバブルメディアの製造時に入手可能であった情報に限定される。その結果、リムーバブルメディアの製造後に発生するイベントや発見などは、インタラクティブコンテンツシステム１００を使用するユーザーには利用不可である。

最新のイベントにユーザーアクセスを与える、パーソナルビデオレコーディング（ＰＶＲ：personal video recording）装置などのシステムを利用することも可能であるが、一般にそれらのシステムは、夢中になるようなインタラクティブ環境をユーザーに提供しない。一般に、最新の番組が始まると、それらを録画するＰＶＲシステムなどは、録画されたイベントをただ巻き戻し、一時停止、再生するために利用される。番組がユーザーにプレゼンテーションされているので、ユーザーはそれらの番組を受身的に見ることしかできない。即ち、ユーザーはインタラクティブコンテンツシステムとは異なり、コンテンツと対話することができない。

上述のことを鑑みて、動的メディアがインタラクティブコンテンツと併せて利用できるインタラクティブコンテンツシステムが必要とされている。またシステムが要求するのは、ネットワーク放送や、他のコンテンツプロバイダなどのソースからの最新のコンテンツが、インタラクティブアプリケーションと併せて利用できることである。

概して本発明は、前もって録画された画像及び音声データを使用して、動的メディアとインタラクティブコンテンツを組み合わせた、動的インタラクティブコンテンツシステムを提供することにより、上述の必要性を満たすものである。

一実施形態では、動的インタラクティブコンテンツシステムが開示されている。動的インタラクティブコンテンツシステムは、音声／画像ビデオデータなどのメインコンテンツ、及びメインコンテンツと関連する補足コンテンツの受信が可能な受信機を含む。更に、受信機と接続されているパーシステントストレージも動的インタラクティブコンテンツシステムに含まれる。パーシステントストレージは複数のメインコンテンツエントリ、及び関連する補足コンテンツエントリの記録が可能である。
システムはまた、インタラクティブアプリケーションの実行が可能なプロセッサも含む。動作において、インタラクティブアプリケーションは、特定のデータを持つ特定の補足コンテンツエントリに対し、記録された複数の補足コンテンツエントリを検索する。その後、インタラクティブアプリケーションは、特定の補足コンテンツエントリと関連する、メインコンテンツエントリの少なくとも一部を、ユーザーにプレゼンテーションする。一般に各補足コンテンツエントリは、関連のメインコンテンツエントリのプロパティを記述するデータを含むことができる。例えば、データは関連のメインコンテンツを受信するために利用されるチャンネルを定義するチャンネル定義を含み、かつ、関連のメインコンテンツが受信された時間を定義する時間定義を含むことができる。更に、データは関連のメインコンテンツに含まれる特定のイベントに対し、時間コードを含むことができる。この場合、インタラクティブアプリケーションは、時間コードにより特定されるメインコンテンツエントリの位置で開始するメインコンテンツデータをプレゼンテーションすることができる。

更なる動的インタラクティブコンテンツシステムが、本発明の更なる実施形態に開示されている。上述の通り、動的インタラクティブコンテンツシステムは、メインコンテンツと、メインコンテンツに関連する補足コンテンツの受信が可能な受信機を有す。更に、受信機と接続されているパーシステントストレージも動的インタラクティブコンテンツシステムに含まれる。上述の通り、パーシステントストレージは複数のメインコンテンツエントリと、関連の補足コンテンツエントリを記録することができる。更に、ユーザー入力デバイスと接続されているオペレーショナルリクエストソースを含む。オペレーショナルリクエストソースはユーザー入力デバイスを介してユーザーのリクエストを受信することができる。システムはまた、パーシステントストレージデバイス及びオペレーショナルリクエストソースと接続されているプロセッサも有す。動作において、プロセッサは、受信されたユーザーの要求に関する特定のデータを持つ、特定の補足コンテンツエントリに対して、記録された複数の補足コンテンツエントリを検索する。その後、プロセッサは、特定の補足コンテンツエントリと関連するメインコンテンツエントリの少なくとも一部をユーザーにプレゼンテーションすることができる。更に、プロセッサは上述の通り、インタラクティブアプリケーションを実行することもできる。

動的インタラクティブコンテンツを提供する方法が、本発明の更なる実施形態に開示されている。方法は、複数のメインコンテンツ、及びメインコンテンツに関連する補足コンテンツを受信することを含む。複数のメインコンテンツ、及び関連の補足コンテンツが記録される。更に、複数の補足コンテンツが、特定のデータを持つ特定のコンテンツに対し検索される。その後、特定の補足コンテンツと関連するメインコンテンツが、ユーザー入力データに応答可能なインタラクティブアプリケーションを使用するユーザーにプレゼンテーションされる。一態様では、補足コンテンツはインターネット上のウエブサイトを経由して受信される。例えば、ウエブサイトは補足コンテンツデータベースと関連するインデックスを含むことができる。この場合、補足コンテンツのデータベースは、補足コンテンツエントリを得るために、インデックスを使用して検索される。上述の通り、補足コンテンツに含まれるデータは、関連のメインコンテンツを受信するために利用されるチャンネルを定義するチャンネル定義、及び、関連のメインコンテンツが受信された時間を定義する時間定義、の双方を含むことができる。本発明のその他の態様及び利点は、本発明の原理の例により例示されている添付の図面と併せて、以下の詳細な解説により明らかとされるであろう。

本発明はその更なる利点と共に、添付の図面と併せて以下の解説を参照することにより、最もよく理解される。

以下に、動的メディアと、あらかじめ録画された画像及び音声データを使用したインタラクティブコンテンツを組み合わせた、動的コンテンツシステムに対する発明を記載する。このシステムでは、ネットワーク放送などのソースからのコンテンツや他のコンテンツプロバイダを、インタラクティブアプリケーションと併せて利用できるようにする。概して、本発明の実施形態は、音声／画像画像データなどのメインコンテンツを、ネットワークや衛星放送などのコンテンツプロバイダから、ハードドライブなどのパーシステントストレージに録画する。メインコンテンツとともに、メインコンテンツを解説する補足データが録画される。例えば、補足データは、メインコンテンツが録画された時間、受信チャンネル、メインコンテンツが映画またはスポーツイベントであるかどうか、などの録画された番組（マテリアル）のタイプに関する情報を含むことができる。補足データを検索することにより、インタラクティブアプリケーションはアプリケーションで使用するために、特定のメインコンテンツを検索することができる。このようにして、インタラクティブアプリケーションは最新の放送と他のマテリアルを、ユーザープレゼンテーションに利用することができる。

以下の解説では、本発明を完全に理解するために、様々な特定の詳細が説明されている。しかしながら、本発明はこれらの全ての特定の詳細あるいはいくつかを必要とせずに実施されうることが当業者に自明となるであろう。他の場合では、本発明を不必要に不明瞭にしないように、周知のプロセスステップは詳細に解説されていない。更に、“メインコンテンツ”という用語は、インタラクティブアプリケーションで使用可能ないずれのデータを示すために、以下の解説で利用される。例えば、メインコンテンツはテレビあるいはケーブルテレビ番組などの、音声／画像データでありうる。メインコンテンツは更に、民間放送ネットワークなどの音声ソースから録音される音声データを示すことができる。メインコンテンツの他の例には、例えば、ＭＰＥＧデータや、インターネットなどの広域エリアネットワークから録画される他の画像データ、及び、本発明の開示を注意深く読むと当業者には自明となるであろう、インタラクティブアプリケーションで使用可能な他のデータ類が含まれる。更に、“プレゼンテーション”および“プレゼンテーションデータ”という用語は、ユーザーにプレゼンテーションされるいずれのデータに言及するものである。従って、プレゼンテーションデータは、テレビ、モニタ、及び／あるいはスピーカーなどを使用して、ユーザーにプレゼンテーションされる映像、画像、及び／あるいは、音声データを含むことができる。

図２は本発明の実施形態による、動的インタラクティブコンテンツ環境２００を示す図である。動的インタラクティブコンテンツ環境２００は、放送ネットワークなどのメインコンテンツソース２０４と接続している、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２を含む。メインコンテンツソース２０４は、放送ネットワーク、ケーブル放送局、プレミアムサテライトプロバイダ(premium satellite provider)、ラジオ放送局、などのメインコンテンツの提供が可能ないずれのネットワーク、あるいはメインコンテンツの提供が可能ないずれの他のソースでありうる。更に、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、インターネットや他の広域エリアネットワーク（２０６）などの補足コンテンツプロバイダ２０６と接続することができる。以下に詳細を説明しているように、補足コンテンツプロバイダ２０６は、例えば補足コンテンツをメインコンテンツ信号に組み込むことにより、メインコンテンツプロバイダ２０４と同ソースであることができる、ことを念頭に置いておく必要がある。

上述の通り、本発明の実施形態は、メインコンテンツソース２０４からの画像／音声ビデオデータなどのメインコンテンツが、インタラクティブアプリケーションと併せて利用できるようにする。パーシステントストレージデバイスにメインコンテンツを録画し、かつ、補足コンテンツを使用してメインコンテンツを解説することにより、本発明の実施形態は、インタラクティブアプリケーションがユーザーへのプレゼンテーション中に、録画されたメインコンテンツの利用をできるようにする。

例えば、本発明の実施形態は、放送ネットワークなどのメインコンテンツソース２０４から、スポーツイベントを録画することができる。その後、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２上に実行するインタラクティブアプリケーションが、その実行中に、スポーツイベントの特定要素を利用できる。例えば、インタラクティブフットボールゲームアプリケーションはユーザーに表示するために、前もって録画されたフットボールゲームのセグメントを利用することができ、これによりインタラクティブ体験のリアリズムを高める。

特に、本発明の実施形態は、放送ネットワークなどのメインコンテンツソース２０４からメインコンテンツを受信し、インターネットなどの補足コンテンツソース２０６から補足コンテンツを受信する。その後、受信したメインコンテンツは、ハードドライブ、あるいは動的インタラクティブコンテンツシステム２０２内の他のパーシステントストレージデバイスに記録される。更に、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、補足コンテンツソース２０６及び／あるいはメインコンテンツソース２０４のどちらか一方から、メインコンテンツに関連する補足コンテンツを受信する。

補足コンテンツは、メインコンテンツを解説する情報を含む。例えば、補足データは、メインコンテンツが録画された時間、及びメインコンテンツを提供しているチャンネルあるいはＵＲＬを含む。補足データは更にメインコンテンツの種類や、メインコンテンツの特定のシーンに対する時間コードを含む。例えば、補足コンテンツは、特定のプログラムが映画であり、かつ、チェースシーンあるいは追跡シーンなどの特定のシーンが映画における３０分１０秒などの、特定の時間コードに位置されることを示すことができる。上述の通り、及び更なる詳細が以下に解説されているように、補足コンテンツはメインコンテンツ信号に組み込まれ、及び／あるいはウエブサイトなど、別々の補足コンテンツソース２０６に位置されることができる。

概して、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、補足コンテンツと、補足データにより解説されるメインコンテンツを関連付ける。このようにして、アプリケーションはパーシステントストレージデバイスに記録された補足コンテンツを検索し、特定の特徴を持つメインコンテンツを検知することができる。例えば、インタラクティブアプリケーションは、レースゲームの視覚体験を高めるために、カーチェースシーンを必要とする。この場合、アプリケーションはカーチェースシーンに対して、パーシステントストレージの補足データを検索することができる。データが検知されると、アプリケーションは選択された補足データを読込み、カーチェースに対する時間コードを決定し、その後、カーチェースシーンの特定の時間コードで開始するユーザーに、関連するメインコンテンツを表示することができる。従って、ユーザーはインタラクティブアプリケーションを利用しながら、前もって録画されたカーチェースシーンの映像を体験できる。

図３は本発明の実施形態による、典型的な動的インタラクティブコンテンツシステム２０２を示すブロック図である。図３に示すように、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、複数のシステムコンポーネントに接続するシステムバス３０２と結合されたＣＰＵ３００を含む。例えば、システムバス３０２はＧＰＵ３０４、メモリ３０６、及び、ネットワークインターフェースカード３０８とチューナ３１０を有す受信機３２２と結合されている。更に、システムバス３０２は、エンコード／デコード信号プロセッサ３１２、オペレーショナルリクエストソース３１４、パーシステントストレージデバイス３１６、画像／音声出力回路３１８、及びリムーバブルメディアドライブ３２０と結合されることができる。

上述の通り、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２はインタラクティブアプリケーションで使用するために、メインコンテンツを録画する。具体的には、受信機３２２がメインコンテンツ及び補足コンテンツ信号を受信し、それらを動的インタラクティブコンテンツシステム２０２の適切なモジュールへ送信するために利用される。図３に示すように、典型的な受信機３２２は、ネットワークインターフェースカード（ＮＩＣ）などのネットワークアダプタ３０８、及びチューナ３１０の双方を有する。

テレビ局やラジオチャンネルなどから選択された搬送周波数をロックするため、また増幅や表示のために音声や映像信号をとりだすために、チューナ３１０を利用することができる。従って、チューナ３１０は、アンテナ、衛星放送用アンテナ、有線放送局、あるいはメインコンテンツソースからチューナ３１０へ信号の搬送が可能な、他の伝送受信ソースとともに利用されうる。受信すると、メインコンテンツは、ハードドライブ３１６などのパーシステントストレージデバイスを利用して記録される。

受信データは多くの場合、ハードドライブ３１６にデータを録画する前に、ＭＰＥＧ形式などの特定のファイル形式にエンコードされる。これは典型的には、特定の形式にデータをエンコードし、プレゼンテーションのためにデータファイルをデコードできる、エンコーダ／デコーダユニット３１２を使用することにより達成される。例えば、一実施形態では、チューナ３１０を利用して受信されたメインコンテンツは、メインコンテンツをエンコードし、その後、エンコードしたメインコンテンツをハードドライブ３１６へ送ることができる、エンコーダ／デコーダユニット３１２へ送られる。更に、チューナ３１０は、メインコンテンツをユーザーに表示することができる画像／音声出力回路３１８へ、メインコンテンツを送ることができる。その後の使用で、ＣＰＵは、エンコーダ／デコーダユニット３１２が、エンコードしたメインコンテンツをハードドライブ３１６から読込むことを要求するエンコーダ／デコーダユニット３１２へ、命令を送信することができる。その後、エンコーダ／デコーダユニット３１２は、あらかじめエンコードしておいたデータをデコードし、デコードしたデータを、ユーザーへプレゼンテーションするために、画像／音声出力回路へ送ることができる。

メインコンテンツもまたＮＩＣ３０８を利用して受信することができる。例えば、ＭＰＥＧの画像ファイル、あるいはＷＡＶの音声ファイルは、インターネット上のウェブページなどのメインコンテンツソースからダウンロードできる。この場合、受信したメインコンテンツは、ハードドライブ３１６に録画される前にエンコード化を要求しない。例えば、メインコンテンツがＭＰＥＧ映像の場合、一般にそのＭＰＥＧデータは直接ハードドライブ３１６に保存される。再生時に、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、メインコンテンツを画像／音声出力回路３１８へ送る前に記録されたデータをデコードするために、エンコーダ／デコーダユニット３１２を再度利用することができる。このようにして、メインコンテンツは所望に応じて、ハードドライブ３１６に記録され、また、ハードドライブ３１６から再生することができる。

上述の通り、本発明の実施形態は、メインコンテンツに加え、補足コンテンツを受信する。補足コンテンツは、特定のメインコンテンツファイルのアスペクト、プロパティ、及び／あるいは特徴を解説する情報を提供する。例えば、補足コンテンツはメインコンテンツが受信されたチャンネルなどの情報、メインコンテンツが受信された時間、及びメインコンテンツに含まれるシーンやフレームなどの解説、を含むことができる。加えて、時間コードや、メインコンテンツ内の特定のシーンやイベントのフレームレンジなどの、更に詳細な情報を補足コンテンツに含むことができる。

例えば、メインコンテンツが自動車レースの映像の場合、補足コンテンツには、例えば、その自動車レースが放送されたチャンネル、放送時間、参加ドライバー情報、また、車がコントロールを失い、スピンしたとき、あるいはレースが終了したときなど、レース中に発生するイベントの解説、が含まれる。更に、補足コンテンツは、これらの各イベントの時間コードを含むことができ、例えば補足コンテンツは、スピンアウトがレースの１５分２０秒で発生したことを示すことができる。

補足コンテンツはメインコンテンツコースから、あるいは別々の補足コンテンツソースからのどちらか一方から受信されることができる。補足コンテンツがメインコンテンツソースから受信される場合、典型的にその補足コンテンツはメインコンテンツ信号に組み込まれる。例えば、補足コンテンツは、図４を参照して以下に説明されているように、テレビ（ＴＶ）フレームの垂直帰線消去期間（ＶＢＩ：vertical blanking interval）に運ばれることができる。

図４は、可視領域４０２と非可視領域ＶＢＩ４０４を含む、従来のＴＶフレーム４００を例示的に示す図である。ＴＶフレーム４００の可視領域４０２及びＶＢＩ４０４は各々、複数のフレームライン４０６を有す。可視領域４０２のフレームライン４０６は、ＴＶ信号の映像部分を表示するために使用され、一方で各ＴＶ画像フレーム間に送られるフレームラインは、ＶＢＩ４０４を有す。例えば、ＶＢＩ４０４は全国テレビジョン方式委員会（ＮＴＳＣ：National Television Standards Committee）規格の、各５２５本のＴＶフレーム４００のうち、最後の４５本のフレームラインを有す。ＶＢＩ４０４により、ＴＶ時間がその電子ビームを現在のＴＶフレームの下端部から次のＴＶフレームの上端部へ移動することが可能になる。更に、ＶＢＩ４０４は可視データを送信するために使用されないので、ＶＢＩ４０４は可視のＴＶ信号と共に追加のデータを送信するために使用される。従って、ＶＢＩ４０４は可視領域４０２に送信されたメインコンテンツを解説する補足コンテンツを送信するために利用されうる。

メインコンテンツ信号に補足コンテンツを組み込むことに加え、本発明の実施形態は、インターネットなどのネットワークを経由して補足コンテンツを得ることもできる。図５は本発明の実施形態による、ネットワークベースのコンテンツデリバリ構成５００を例示的に示す図である。本発明の実施形態はネットワークベースのコンテンツデリバリ構成５００を使用して、補足コンテンツ、及び／あるいはメインコンテンツをネットワーク経由で得ることができる。例えば、図５に示すように、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、インターネット５０２などの広域ネットワークに接続されて配置されうる。更に、補足コンテンツソース２０６ａ−ｂはインターネット５０２と接続されることができ、これにより、補足コンテンツソースが遠隔の動的インタラクティブコンテンツシステムにより、遠隔にアクセスすることが可能になる。ＮＩＣ、あるいは受信機内の他のネットワークを使用して、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、ネットワークベースの補足コンテンツソース２０６ａ−ｂから、補足コンテンツを受信することができる。一般に、ＮＩＣは、データリンクレベルにおいて、ネットワークノード間でデータ交換を制御する、プリント基板であることができ、また、ＮＩＣはコンピュータネットワークを利用した通信のために利用される。

例えば、特定の補足コンテンツソース２０６ａは、特定のユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ：uniform resource locator）を使用して検知されうるウエブサイトであることができる。当業者には自明である通り、ＵＲＬはWorld Wide Webあるいは他のインターネットファシリティ上のファイルへのルートを定義するアドレスである。この例では、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、パーシステントストレージに補足コンテンツソース２０６ａへのＵＲＬを含むことができる。必要に応じて、動的インターフェースコンテンツシステム２０２内のＣＰＵは、ＵＲＬをシステムメモリに読込むことができ、また、ＮＩＣへＵＲＬを送ることができる。その後ＮＩＣはインターネット５０２を経由して、補足コンテンツソース２０６ａとの通信を促進する。

補足コンテンツソース２０６ａは、補足コンテンツデータベース５０８を使用して、特定の関連メインコンテンツに対して補足コンテンツを配置するために利用されうる、チャンネル及び時間インデックス５０６などを含むことができる。例えば、一実施形態では、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、補足コンテンツソース２０６ａのチャンネル及び時間インデックス５０６へ、チャンネル及び時間を送ることができる。一般に、特定のプログラムが放送されたチャンネル及び時間は、十分にメインコンテンツを識別することが可能であろう。しかしながら、プログラムタイトル、識別番号、スポーツイベントの参加者名などの、他のインデックス類や、本発明の開示を注意深く読めば、当業者には自明であろうメインコンテンツの識別子の他の形態が利用されうる。

メインコンテンツの識別子、この場合はプログラムに対するチャンネル及び時間のメインコンテンツの識別子が受信されると、チャンネル及び時間インデックス５０６は、一致するチャンネル及び時間の識別子を持つ補足コンテンツに対して、補足コンテンツデータベース５０８を検索することができる。一実施形態では、補足コンテンツデータベース５０８は、補足コンテンツエントリのデータベースを有することができ、各補足コンテンツエントリは識別子フィールドを備えている。例えば、補足コンテンツデータベース５０８の各補足コンテンツエントリは、チャンネル及び時間インデックス５０６により検索される、チャンネル及び時間の識別子フィールドを有する。一致する補足コンテンツエントリが検知されると、補足コンテンツソース２０６ａは、その一致する補足コンテンツをインターネット５０２経由で、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２へ戻すことができる。

更に、図５に示すように、デジタルメインコンテンツソース２０４ａ−２０６ｂは多くの場合、インターネット５０２と接続され、これにより、遠隔の動的インタラクティブコンテンツシステム２０２へのアクセスが可能になる。上述の通り、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、ＮＩＣあるいは受信機内の他のネットワークインターフェースを使用して、ネットワークベースのデジタルメインコンテンツソース２０４ａ−ｂから、デジタルメインコンテンツを受信することができる。

例えば、特定のメインコンテンツソース２０４ａは、特定のＵＲＬを使用して結合されうるウエブサイトであることができる。例えば、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２は、パーシステントストレージにデジタルメインコンテンツソース２０４ａへのＵＲＬを含むことができる。必要であれば、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２内のＣＰＵは、ＵＲＬをシステムメモリに読込むことができ、かつ、ＮＩＣへＵＲＬを送ることができる。次いでＮＩＣはインターネット５０６を経由して、デジタルメインコンテンツソース２０４ａとの通信を促進する。

動的インタラクティブコンテンツシステム２０２が、特定のメインコンテンツ及び関連の補足コンテンツの双方を得ると、補足コンテンツは関連のメインコンテンツと関連付けられる。図６は本発明の実施例による、動的インタラクティブコンテンツシステムの典型的なストレージデバイス３１６を例示的に示す図である。図６に示すように、複数の補足コンテンツエントリ６００ａ−６００ｎ、及び、複数のメインコンテンツエントリ６０２ａ−６０２ｎが、パーシステントストレージデバイス３１６に記録される。更に、各補足コンテンツエントリ６００ａ−６００ｎが、メインコンテンツエントリ６０２ａ−６０２ｎに関連付けられる。例えば、補足コンテンツエントリ６００ａが、メインコンテンツエントリ６０２ａと関連付けられ、また、補足コンテンツエントリ６００ｂがメインコンテンツエントリ６０２ｂと関連付けられる。

上述の通り、各補足コンテンツエントリ６００ａ−６００ｎは、関連のメインコンテンツエントリ６０２ａ−６０２ｎのプロパティ、アスペクト、及び／あるいは特徴を解説する情報を提供する。例えば、メインコンテンツエントリが自動車レースの画像である場合、関連の補足コンテンツは、自動車レースが放送されたチャンネル、放送時間、参加ドライバー情報、及び、車がコントロールを失い、スピンしたとき、あるいはレースが終了したときなど、レース中に発生するイベントの解説、を含む。更に、補足コンテンツは、これらの各イベントの時間コードを含むことができ、例えば、補足コンテンツは、スピンアウトがレースの１５分２０秒で発生したことを示すことができる。

このようにして、本発明の実施形態は特定のメインコンテンツを検知するために、システムに存在する補足コンテンツを検索する。例えば、ユーザーはボクシングイベントのリストを要求できる。この例では、本発明の実施形態は、ボクシングイベントであるメインコンテンツエントリ６０２ａ−６０２ｎのリストを得るために、補足コンテンツエントリ６００ａ−６００ｎを検索することができる。更に、本発明の実施形態は、特定のメインコンテンツファイルに含まれる、特定のシーンやイベントにアクセスするために、補足コンテンツエントリ６００ａ−６００ｎを利用することができる。例えば、ユーザーは少なくとも一回のノックダウンが発生したボクシングイベントのリストを要求できる。この例において、本発明の実施形態は、ボクシングイベント及びエントリ内にノックダウンのイベント／シーンの双方を含む、メインコンテンツエントリ６０２ａ−６０２ｎのリストを得るために、補足コンテンツエントリ６００ａ−６００ｎを検索することができる。

パーシステントストレージに記録された特定のメインコンテンツを検知するために補足コンテンツを検索するこの機能により、本発明に実施形態がインタラクティブアプリケーションと併せてメインコンテンツを使用できるようにするという利点が得られる。図３に戻って、インタラクティブアプリケーションを実行している場合、ＣＤやＤＶＤなどのリムーバブルメディアがリムーバブルメディアドライブ２２０に配置される。次にリムーバブルメディアドライブ２２０はＣＤからデータを読込み、メモリ３０６へプログラム情報を送信する。次に、ＧＰＵ３０４とともにＣＰＵ３００はプログラムを実行するために、メモリからプログラム命令を実行する。

更に、オペレーショナルリクエストソース３１４は、典型的に、ゲームコントローラ、リモートコントローラ、キーボード、などのユーザー入力デバイス、あるいはユーザー入力データを受信し、動的インタラクティブコンテンツシステム２０２へ送信可能な他のデバイスに接続されている。一般にＣＰＵ３００に実行するプログラムからの出力は、プレゼンテーションするために、典型的にはテレビ、あるいは他のモニタ、及びスピーカシステムにプレゼンテーションするために、画像／音声出力回路へ送られる。このようにして、ユーザーはオペレーショナルリクエストソース３１４を介してユーザーたちにプレゼンテーションされている情報と対話ができる。

動作中、本発明の実施形態は、インタラクティブアプリケーションとともに、パーシステントストレージデバイス３１６から、前もって録画されたメインコンテンツを利用することができる。図７は本発明の実施形態により、動的インタラクティブアプリケーションプレゼンテーションを例示的に示す図である。図７に示すように、本発明の実施形態は、上述の通り、オペレーショナルリクエストソース３１４からコントロール情報を受信する、インタラクティブアプリケーション７００を実行できる。上述の通り、オペレーショナルリクエストソース３１４は、典型的に、ゲームコントローラ、リモートコントローラ、キーボードなどのユーザー入力デバイスと接続されており、あるいはユーザー入力データを受信し、動的インタラクティブコンテンツシステムへ送信可能な他のデバイスと接続されている。

インタラクティブアプリケーション７００はパーシステントストレージデバイス３１６と接続されており、そのため、パーシステントストレージデバイス３１６へのデータの読込みや書き込みができる。その結果、インタラクティブアプリケーション７００は、動作中にパーシステントストレージデバイスに記録される特定のメインコンテンツエントリを利用することができる。更に具体的には、インタラクティブアプリケーション７００は特定のアスペクト、プロパティ、及び／あるいは特徴を持つメインコンテンツに対して、パーシステントストレージデバイス３１６上に補足コンテンツエントリ６００を検索することができる。補足コンテンツエントリが検知されると、特定のメインコンテンツエントリ６０２は、パーシステントストレージデバイス３１６からメモリへ読込まれることができる。メインコンテンツエントリ６０２からのデータがメモリにある場合、インタラクティブアプリケーション７００はユーザーへのプレゼンテーション中に、メインコンテンツ、あるいはメインコンテンツの一部を利用することができる。即ち、インタラクティブアプリケーション７００を使用して生成されるプレゼンテーションデータ７０２は、インタラクティブアプリケーションデータ７００を介して生成されるアプリケーションデータ７０４、及びメインコンテンツ６０２から得られる、前もって録画されたデータ７０６の双方を含むことができる。

例えば、インタラクティブアプリケーション７００は、インタラクティブな（対話型の）フットボールゲームであってもよい。この例では、インタラクティブアプリケーション７００は、ユーザーがタッチダウンを決めた後などに、実際のフットボールのタッチダウン映像を表示することができた。インタラクティブフットボールアプリケーションは、表示のためにデフォルト映像を含むことができる。しかしながら、インタラクティブフットボールアプリケーションは、デフォルト映像を表示する前に、ユーザーがプレイしている両方のフットボールチームと同じフットボールチームにおけるタッチダウンの映像を、パーシステントストレージデバイス３１６から検索することができる。一致する補足コンテンツエントリ６００が検知されると、インタラクティブフットボールアプリケーションは、タッチダウンの時間コードに対し、補足コンテンツエントリ６００を調べることができる。

次にインタラクティブフットボールアプリケーションは関連するメインコンテンツ６０２をメモリに読込み、かつ、フットボールのタッチダウンの時間コードで開始するメインコンテンツを表示することができる。このようにして、ユーザーは、ユーザーがゲームでプレイしているチーム間で、実際のタッチダウンの視覚表示を体験できる。更に、インタラクティブフットボールアプリケーションは、表示されているフットボールゲームよりも数ヶ月、あるいは数年前に作られている可能性があるが、映像は最近のフットボールゲームのものとしてもよい。更に、インタラクティブフットボールアプリケーションの要求と一致する補足データを検知しない場合は、アプリケーションは、デフォルト映像を表示することができる。メインコンテンツから選択されたデータは、いずれの形式で、ユーザーにプレゼンテーションされうることは知られている。例えば、映像は小さなウインドウに表示されることができ、あるいは全画面ではなく、３次元コンピュータが生成したオブジェクトに映されることができる。

映像に加え、本発明の実施形態は、インタラクティブアプリケーションがユーザーに静止画像と音声の提供を可能にする。例えば、インタラクティブアプリケーションはユーザーのために演奏するための特定の音を検索し、またユーザーに表示するために特定の画像を検索することができる。更に、上述の通り、本発明の実施形態は、補足コンテンツエントリに含まれる特定のデータをユーザーが検索できるようにすることにより、見るための特定のプログラムを検索するユーザーの能力を高める。例えば、ユーザーは、本発明の実施形態を利用して、カーチェースシーンなど、映画の特定のシーンを検索することができる。

本発明の実施形態はまた、特定の意味情報に対して、メインコンテンツのアナライゼーションや解析を行うことができる。メインコンテンツから一致するオブジェクトが検知されると、一致するオブジェクトはインタラクティブアプリケーションで利用されることができる。例えば、アプリケーションは、所定の意味定義を用いて、フェースに対するメインコンテンツの特定のシーンやフレームを調べることができる。フェースが検知されると、メインコンテンツからのフェースデータが、インタラクティブアプリケーションで利用され、例えば、フェースはユーザーに表示されることができる。

上述の発明は明確に理解するために少し詳しく解説されているが、添付の請求項の範囲内での特定の変更や改良が可能なのは明らかとなるであろう。従って、本発明の実施形態は、例示的であって、制限的なものではないと考えられ、かつ、本発明はここに記載されている詳細に限定されるものではないが、添付の請求項の範囲内でかつ等価に改良されうる。

典型的な従来技術のインタラクティブコンテンツを示すブロック図である。 本発明の実施形態による、動的インタラクティブコンテンツ環境の説明図である。 本発明の実施形態による、典型的な動的インタラクティブコンテンツシステムを示すブロック図である。 可視領域及び非可視ＶＢＩを含む、従来のＴＶフレームを例示的に示す説明図である。 本発明の実施形態による、ネットワークベースのコンテンツデリバリ構成を例示的に示す説明図である。 本発明の実施形態による、動的インタラクティブコンテンツシステムの典型的なパーシステントストレージデバイスを例示的に示す説明図である。 本発明の実施形態による、動的インタラクティブアプリケーションプレゼンテーションを例示的に示す説明図である。

Claims (27)

1. 動的インタラクティブコンテンツシステムであって、
   メインコンテンツ及び前記メインコンテンツと関連する補足コンテンツの受信が可能な受信機と、
   複数のメインコンテンツエントリ及び関連の補足コンテンツエントリの記録が可能な、前記受信機と接続されているパーシステントストレージと、
   特定のデータを持つ特定の補足コンテンツエントリを前記記録された複数の補足コンテンツエントリから検索し、前記特定の補足コンテンツエントリと関連するメインコンテンツエントリの少なくとも一部をユーザーにプレゼンテーションする、インタラクティブアプリケーションの実行が可能なプロセッサと、を有する動的インタラクティブコンテンツシステム。
2. 前記補足コンテンツエントリの各々が、関連のメインコンテンツエントリのプロパティを記述するデータを含む、請求項１記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
3. 前記データが、関連のメインコンテンツを受信するために利用されるチャンネルを定義するチャンネル定義を含む、請求項２記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
4. 前記データが、前記関連のメモリコンテンツが受信された時間を定義する時間定義を含む、請求項２記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
5. 前記データが、前記関連のメインコンテンツに含まれる特定のイベントに対し、時間コードを含む、請求項２記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
6. 前記動的アプリケーションが、前記時間コードにより特定される前記メインコンテンツのエントリ位置において開始するメインコンテンツデータをプレゼンテーションする、請求項５記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
7. 前記補足コンテンツが、インターネット経由で受信される、請求項１記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
8. 前記補足コンテンツが、メインコンテンツを送信するために利用される信号に組み込まれる、請求項１記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
9. 動的インタラクティブコンテンツシステムであって、
   メインコンテンツ及び前記メインコンテンツと関連する補足コンテンツの受信が可能な受信機と、
   複数のメインコンテンツエントリ及び関連の補足コンテンツエントリの記録が可能で、前記受信機と接続しているパーシステントストレージと、
   ユーザー入力デバイスを介してユーザーの要求を受信できる、前記ユーザー入力デバイスと接続しているオペレーショナルリクエストソースと、
   受信したユーザーの要求に関連する特定のデータを持つ特定の補足コンテンツエントリを前記記録された複数の補足コンテンツエントリから検索し、前記特定の補足コンテンツエントリと関連する前記メインコンテンツエントリの少なくとも一部をユーザーにプレゼンテーションする、前記パーシステントストレージデバイス及び前記オペレーショナルリクエストソースと接続しているプロセッサと、を有する動的インタラクティブコンテンツシステム。
10. 前記プロセッサが更に、動的アプリケーションを実行できる、請求項９記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
11. 前記インタラクティブアプリケーションが、特定のデータを持つ特定の補足コンテンツエントリを、記録された複数の補足コンテンツエントリから検索し、かつ、前記インタラクティブアプリケーションが、前記特定の補足コンテンツと関連する前記メインコンテンツエントリの少なくとも一部をユーザーにプレゼンテーションする、請求項１０記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
12. 前記補足コンテンツエントリの各々が、関連のメインコンテンツエントリのプロパティを記述するデータを含む、請求項９記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
13. 前記データが、前記関連のメインコンテンツに含まれる特定のイベントに対して時間コードを含む、請求項１２記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
14. 前記インタラクティブアプリケーションが、前記時間コードにより特定される前記メインコンテンツエントリの位置において開始するメインコンテンツデータをプレゼンテーションする、請求項１３記載の動的インタラクティブコンテンツシステム。
15. 動的インタラクティブコンテンツを提供する方法であって、
    複数のメインコンテンツ及び前記メインコンテンツと関連する補足コンテンツを受信し、
    前記複数のメインコンテンツと前記関連の補足コンテンツを記録し、
    特定のデータを持つ特定のコンテンツを前記複数の補足コンテンツから検索し、
    前記特定の補足コンテンツと関連する前記メインコンテンツを、ユーザー入力データに応答可能なインタラクティブアプリケーションを使用するユーザーにプレゼンテーションするオペレーション、を含む方法。
16. 前記補足コンテンツが、補足コンテンツデータベースと関連するインデックスを含む、インターネット上のウエブサイトを経由して受信される、請求項１５記載の方法。
17. 補足コンテンツエントリを得るために前記インデックスを使用して前記補足コンテンツデータベースを検索するオペレーションを更に含む、請求項１６記載の方法。
18. 前記データが、関連のメインコンテンツを受信するために利用されるチャンネルを定義するチャンネル定義、及び前記関連のメインコンテンツが受信された時間を定義する時間定義、の双方を含む、請求項１５記載の方法。
19. 前記データが、前記関連の受信メインコンテンツに含まれる特定のイベントに対する時間コードを含む、請求項１５記載の方法。
20. 前記インタラクティブアプリケーションが、前記時間コードにより特定された前記メインコンテンツエントリの位置において開始するメインコンテンツデータをプレゼンテーションする、請求項１９記載の方法。
21. 動的インタラクティブコンテンツを提供するために、コンピュータ可読媒体に組み入れられたコンピュータプログラムであって、
    複数のメインコンテンツ及び前記メインコンテンツと関連する補足コンテンツを受信するコードセグメント、
    前記複数のメインコンテンツ及び前記関連の補足コンテンツを記録するコードセグメント、
    特定のデータを持つ特定のコンテンツを複数の補足コンテンツから検索するコードセグメント、および
    ユーザー入力データに応答可能なインタラクティブアプリケーションを使用するユーザーに、前記特定の補足コンテンツと関連する前記メインコンテンツをプレゼンテーションするコードセグメントを有す、コンピュータプログラム。
22. 前記補足コンテンツが、補足コンテンツデータベースと関連するインデックスを含む、インターネット上のウエブサイトを経由して受信される、請求項２１記載のコンピュータプログラム。
23. 補足コンテンツエントリを得るために前記インデックスを使用して、前記補足コンテンツデータベースを検索するコードセグメントを更に含む、請求項２２記載のコンピュータプログラム。
24. 前記データが、関連のメインコンテンツを受信するために利用されるチャンネルを定義するチャンネル定義、及び前記関連のメインコンテンツが受信された時間を定義する時間定義、の双方を含む、請求項２１記載のコンピュータプログラム。
25. 動的インタラクティブコンテンツを提供するためのコンピュータプログラムであって、
    複数のメインコンテンツ及び前記メインコンテンツと関連する補足コンテンツを記録するためのプログラム命令、
    特定のデータを持つ特定のコンテンツを複数の補足コンテンツから検索するためのプログラム命令、および
    前記特定の補足コンテンツと関連する前記メインコンテンツを、ユーザー入力データに応答可能なインタラクティブアプリケーションを使用するユーザーにプレゼンテーションするためのプログラム命令を有する、コンピュータプログラム。
26. 前記データが、前記関連の受信メインコンテンツに含まれる特定のイベントに対する時間コードを含む、請求項２５記載のコンピュータプログラム。
27. 前記インタラクティブアプリケーションが、前記時間コードにより特定されるメインコンテンツエントリの位置において開始する、メインコンテンツデータをプレゼンテーションする、請求項２５記載のコンピュータプログラム。

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