JP2006500189A - 骨を採取するための器具および方法 - Google Patents
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Abstract
骨を移植および/または切削する器具は、ハンドル部(102)、採集室(104)、およびブレード(106)を備える。ブレードの機能は、ブレードを採集室に固定するための機能と協調する。採集室(104)およびハンドル部(102)の間のしなやかにたわむ継手によって、ハンドル部と比較して要求された任意の位置に、使用者がブレードの切刃(114)の方位を正しく合わせることができる。さらにその方法は、指が触れることなくハンドルからブレードの装着および取り外しを容易に行えるようにする。
Description
本発明は、外科の領域に関するものである。本発明は、たとえば歯周または歯槽欠損、歯牙インプラント周辺の骨欠失などの骨欠失部への骨移植ならびに移植を必要とする多くの整形用途に使用するための、1箇所以上の供与部位の表面からの骨の取出しおよび採集(採取)ならびに自家骨物質の調製および患者のある部位への配置に関連して特に有用であり、かかる有用性に関連してこれを記述するが、他の有用性も考えられるものである。
医学および歯科学で用いられる多くの再建手法が、骨の取扱いおよび癒着を包含している。かかる手法は、骨格構造の位置、方位、形状および寸法の変化を伴うことがある。かかる手法の間に通例遭遇する1つの問題が、骨移植片材料の不足である。骨移植片材料は、歯周手術や患者の顎での歯牙移植などに関連して、整復された骨区画間の充填、外面的形態の変化、欠損している領域への骨の付加などのいくつかの用途に使用できる。
歯の周囲の骨欠損を修復するための歯周手術においては、口内部位から小さい骨移植片を採取する必要が普通のことであった。歯牙移植手術の場合、上顎骨および/または下顎骨および洞底の萎縮歯槽堤を増大させて、これらの骨部位の寸法を増し、移植片固定具の骨内部分を収容し、完全に覆うようにするために、骨移植片が必要とされる場合がある。骨移植片は、また、膜を用いて硬組織部位を軟組織部位から隔離し、硬組織の癒着を増強する手法である組織再生の誘導にも同時に使用される。
口内部位から十分な量の自家骨を採取することは、しばしば困難である。それゆえ、臨床医らは、多くの場合、死体供給源(同種または異質の移植片)、動物供給源(異種移植または異種の移植片)、または人工骨代替物(無生物材料移植片)などの非自家骨的な供給源の移植片材料に依存している。しかし、非自家骨的な供給源の移植片材料の癒着は、自家骨の癒着と比較して、それほど完璧ではなく、予測可能ではなく、加えて、かかる非自家骨的な供給源の移植片材料のコストが加わり、それはかなりのものとなりうる。
臨床医らは、口内操作のための移植用骨を取出すのにいくつかの手法を用いている。かかる1つの手法では、上顎骨または下顎骨の口内局所部位から皮質骨の一片または一区画を取出すのに、側切削用バー(回転切削工具)またはトレフィン(円筒状または冠状のこぎり)などの回転器具が使用される。皮質骨はしばしば、骨鉗子状の器具を用いて手作業により、または骨粉砕機で、粒子状に細かくされる。粒子状の骨は、次に血液と混合されて骨凝塊とされ、これが次に、歯またはインプラントの周囲の骨欠損部へ配置、充填される。R.E.Robinson「骨誘導用骨凝塊」、J.Periodontology 40:503(1969)参照。回転器具から骨粉を集めるために、フィルター付き吸引装置が製作、製造されている。Hutchinson,RA「骨凝塊採集フィルターの利用」、J.Periodontology 44:668(1973)参照。また、Goldmanら、「歯周治療(Periodontal Therapy)」第994−1005頁、C.V.Mosby社(1980);およびHaggartyら、「自家骨移植片:垂直骨欠損の治療における革命」、J.Periodontology 42:626(1971)参照。かかる手法が臨床医らによって広く使用されているが、限定された口内接近可能性、歯根、神経構造および洞腔への近接性ならびに骨板の薄さのため口内骨切片採取部位の数および範囲が限られることから、それらの手法には限度がある。
他の骨採取法は、チゼル(端部切断刃)や骨刀を用いて、表面から切削片を取出し、手で集めることを包含している。これらの器具はきわめて鋭利でなければならず、操作はしばしば困難で、時間を要するものである。骨ファイルまたは骨やすりなどの他の手動操作器具でも骨を取出せる。しかし、切削効率および取出した骨の使用可能性はきわめて限られている。別の一手法は、インプラント配置用部位を準備するために使用されているツイストドリルまたはタップによって生じた骨粉を集めるものである。しかし、骨材料の多くが、切削器具を冷却するために当該部位を灌注・洗浄している間に失われる可能性がある。大規模再建手法のためにより大量の骨が必要なときには、腰(前方または後方の腸骨)、脛骨、肋骨、頭蓋冠などの他の部位がしばしば使用される。しかし、かかる他の部位の使用には第二の手術部位が必要であり、そのため術後入院を要する可能性があり、したがって、たとえば外来患者の歯科処置の場合、それらの使用はあまり受け入れうるものではない。
生検のための骨髄試料採取のために種々の外科器具が、あるいは骨の切片または凸面端を摘出するための骨鉗子、骨カッターまたはパンチなどの器具が提案および/または使用されている。外科器具は、関節鏡検査および内視鏡検査においても、骨または組織を切削または穿孔し、組織断片を取出すために使用されている。骨を切断するための超音波装置も使用されている。しかし、これらの器具(装置)は、器具によって放出、遊離させられた灌注液および破片の除去を必要とする。しかし、これらの方法および/または器具の各々は、移植用の骨の採集に適用するとき、一つ以上の欠点を示す。
さらに他の特許器具が提案されている。しかし、これらの各々にも一つ以上の欠点がある。
Bonuttiに付与された米国特許第5,403,317号および同5,269,785号は、ヒトからの組織断片の経皮切断、取出しのための方法および器具を示している。Bonuttiの器具は、それを採集可能なところで組織断片を吸引により取出したのち、それを得た患者のほかの部位に配置する。Bonuttiは可撓性のドリルを採用し、吸引して、砕片を外部に配置した採集用貯留器へと取出し、そこで、患者への再配置に先立って、砕片が圧縮される。
Bonuttiに付与された米国特許第5,403,317号および同5,269,785号は、ヒトからの組織断片の経皮切断、取出しのための方法および器具を示している。Bonuttiの器具は、それを採集可能なところで組織断片を吸引により取出したのち、それを得た患者のほかの部位に配置する。Bonuttiは可撓性のドリルを採用し、吸引して、砕片を外部に配置した採集用貯留器へと取出し、そこで、患者への再配置に先立って、砕片が圧縮される。
Hippsに付与された米国特許第2,526,662号は、ドリルを用いて、ドナーの骨部位から骨粉を小さな経皮部位を通して機械的に取出すための骨粉採取器具を開示している。主として表面下骨からなるドリル切削片は、次に、ドリルが貫通している開放切通しの中へと排出されて、収集される。
Doppeltに付与された米国特許第4,798,213号は、種々の骨疾患の診断のために骨生検材料を得るための器具を教示している。Doppeltの器具は、筒状ドリルを用いて、組織の構成を保持しながら、骨のコア(芯)を取出すことを意図している。試料は骨髄腔から得られるが、再移植は意図されていない。
Kedemに付与された米国特許第5,133,359号は、回転可能に駆動される中空針を用いて試料を採取する硬組織生検器具を開示している。
Altshulerに付与された米国特許第4,366,822号は、骨髄細胞分離・分析のための方法および器具を開示している。Altshulerの器具は、濾過室内で、骨髄部位内へ向けられた針と吸引装置または真空源との間に挿入されたフィルター上に、すなわち、針を通して骨髄細胞を抜取るために負圧を用いて、骨髄細胞を収集する。
Schoolmanに付与された米国特許第5,052,411号は、穿孔、鋸で切るタイプの作用などによって生じた有害なエアゾール、血液などから医用工具の操作者を保護するための真空障壁付属装置を教示している。Schoolmanの装置は、真空を必要とし、再移植のために組織を採取することを意図していない。
Wrightらに付与された米国特許第4,722,338号は、骨鉗子に類似の剪断作用を用いて骨を切削するものであって、骨断片が取出されたときにそれらを収集する手段を備えた骨取出し用装置器具を開示している。Wrightらの装置は、移植用の骨の採取を意図することなく、剪断機構を用いて骨の突出部または縁を取出すために主として使用される由である。
Falkに付与された米国特許第4,994,024号は、閉塞を起すことなく組織または骨を取出すことを可能にし、断片を吸引によって取出す関節鏡検査用フッククリッパー器具を教示している。Falkの器具は、関節鏡検査用途を意図しており、組織または骨の突出部を取出すもので、特に移植用組織の採取を意図しているものではない。
さらに他の先行技術装置(器具)が、Loscherらに付与された米国特許第4,466,429号およびThimsenらに付与された米国特許第4,844,064号に開示されている。
先行技術器具についての以上の考察は、小生の先のPCT出願第WO97/11646号に由来するものであるが、その出願は、自家骨移植片として使用するための骨表面切削片の切削、取出しおよび貯蔵用の手持ちサイズの手術器具を記載している。その器具は、ブレードを保持・支持するためのハンドル中に装着された前記ブレードから構成されている。このブレードは、その遠位端部に隣接する切削用構造を有する。好ましい形態では、ハンドルが協調して、ブレードの遠位端に隣接して、切削用構造から採取された骨を受入れるための貯蔵空間を提供する。この器具は、骨に対して鋭角をなして保持され、極小の下向き圧によって、骨表面を横切って引かれて、薄い骨切削片を切出し、採集する。ブレードは、引込み式で、臨床医が採取する材料に到達できるようになっていることが好ましい。プランジャーがハンドルに挿入されて、ブレードを固定する固定機構として、かつ器具の遠位面において骨を前進させ、固定する手段として役立つようになっていることが好ましい。
本発明は、前述したPCT出願第WO97/11646号に記載されている手術用器具よりも高められた機能性、低減されたコストをもたらすものである。
本発明の目的は、自家骨移植片として使用するための骨表面切削片を切削し、取出し、貯蔵するための手持ちサイズの手術器具に関するものである。この器具は、ハンドルに連結されたブレードおよび貯蔵区画から構成される。このブレードは、操作者(術者)がより容易に骨を切出しまたは削り、蓄積できるようにハンドルの長手方向軸に対して方位を定められる金属の部材から形成されてもよい。このブレードは、採集室の上に滑り込ませられて、偶発的に外れるのを防ぐべく固定されることが好ましい。この採集室は、採取された骨をブレードから受取るための、ブレードの切刃に隣接した貯蔵空間を備える。この採集室は、継手においてハンドルの一部分と連結することができる。この継手は、使用者がブレードをハンドルに対して方位決定して、到達困難な位置に接近できるようにする。採集室からのブレードの除去を助けるために、バール(てこ)を用いてもよい。このバールは、ハンドル部内に収容しておくことができる。
使用に当っては、ブレードおよび採集室を骨に対して鋭角に保持し、この工具が骨表面を横切って引かれるときに、使用者が極小の下向き圧を加える。切刃によって薄い骨切削片が切取られ、採集室内に集められる。臨床医は、ブレードに設けられた開口、好ましくはスロット(溝穴)を通して、採取された材料の量を見ることができる。
好ましい実施態様では、ブレードは取り外して、取替えが可能であり、ハンドルは再使用可能である。
本発明の別の好ましい実施態様では、ハンドルが、切刃からはずれたところに機械的強度を低下させた領域ないしはたわみ継手を有する。この機械的強度を低下させた領域が、ブレードの長手方向軸に対する切刃の角度方位決定を可能にする。
本発明の上記およびその他の目的、特徴および効果は、以下の発明の詳細な説明を、添付の図面と関連付けて読むとき、明らかになるであろう。図面において、同じ参照符号は同じまたは類似の部品・部分を表す。
図1は、骨採取器具100を示している。器具100は、ハンドル部102、採集室104およびブレード106を有しうる。ハンドル部102は、第一端部102Aおよび第二端部102Bを有しうる。ハンドル部102は、第一端部102Aのすぐ近傍に、ブレード除去工具200収容のための取り外し可能な端部キャップ150を有しうる(図3参照)。実施例では、採集室104を、たわみ継手108を介して、ハンドル部102に連結できる。本発明の好ましい実施例では、たわみ継手が、機械的強度を低下させた領域である。この機械的強度を低下させた領域は、ブレードの切刃が角度をなしておよび/または回転して位置決めされること、すなわち、ブレード106の長さ方向軸に対して所望の角度および/または位置まで曲げられることを可能にする。別の実施例では、たわみ継手は、ボールおよびソケット・継手であってもよい。
機械的強度を低下させた領域は、厚さが周囲領域の厚さよりも小さい領域であってもよい。あるいは、前記機械的強度を低下させた領域は、その材料が周囲領域よりも低い屈曲強度をもつ領域であってもよい。この機械的強度を低下させた領域は、採集室104がハンドル部102に対してたわみ、または屈曲することを可能ならしめる。
図2は、器具100の分解組立図を示しており、ブレード106が採集室104から間隔を置いて示されている。採集室104は、底132、側壁134および端壁136をもつ5面囲い体であることが好ましい。採集室104の内容積は、蓄積された骨切削片を保持するのに用いることができる。採集室104は、ステンレス鋼で形成されていることが好ましい。あるいは、重合体材料、好ましくは医用等級のプラスチックから採集室104を成形してもよい。端壁136に対向する端部における採集室104の深さは、端壁136近傍の深さよりも浅いことが好ましい。これにより、この器具が到達困難な部位への接近に使用することが可能になる。
側壁134の上端面140は、少なくともブレード106の切刃を支持するための通常は平面の表面を規定する。上端面140からは、向き合って直立する一対の保持部材142および向き合った一対の安定化部材144が延びていてよい。この保持部材142は、使用中、ブレード106を採集室104に固定するのを助け、安定化部材144は、ブレード106が回転するのを阻止する。各保持部材142は、第一カム面142A,第二カム面142Bおよび棚部142Cを備える(図5参照)。棚部142Cは、ブレード106を上端面140と接触状態に維持するのを助け、カム面142Aおよび142Bは、ブレード106の直線運動の防止を助ける。この棚は、上端面140からほぼブレード106の厚さだけ間隔を置いていることが好ましい。
別の実施例では、採集室の片側に配置された一対のカム面のみを用いて、ブレード106の直線運動を防止する。
別の実施例では、単一の安定化部材、たとえば端壁136から上向きに延びたポスト(柱)が、ブレード106の開口部と協調して、ブレード106の回転を阻止する。
ブレード106は、金属、好ましくはステンレス鋼または同様の硬度をもつ他の適当な材料から、レーザー切断、放電加工(EDM)、打抜きまたは機械加工により作成できる。ブレード106は、第一端部110、第二端部112、中間部124および少なくとも一つの外向きに延びた突出部(ローブ)116、好ましくは一対の外向きに延びた突出部を有する。第一端部110は、切刃114の少なくとも一部に隣接した孔(開口部)116を備える。かくして、切刃114は、1つの表面に沿って牽引され、生じた切削片は孔116を通過し、採集室104内に蓄積される。ブレード106の長手方向軸に沿って、開口部(スロット)118が延びている。この開口部118が、使用者をして蓄積された物質の量を目で確かめることを可能ならしめ、また、ばね力を生じ、ブレード106上の突出部116(単数/複数)が内向きに動いて、ブレード106が採集室104上の直立保持部材142を超えることを可能ならしめる。
第二端部112は、ブレード106がその意図する「使用」位置(図3参照)を通り過ぎるのを防止するストップ機構120およびブレード106を採集室104から抜き出すのを補助するために使用できる突起122を備える。
ブレード106を採集室104に連結するためには、使用者は、まず、直立保持部材142と安定化部材(単数/複数)144との間の空間内に、突出部(単数/複数)116の位置を合わせる。次に、使用者は、ブレード106の端面に力(F)を加え、その力をブレード106の長手方向軸に沿って端壁136へ向ける。その長手方向力が、ブレード106上の突出部(単数/複数)116を、採集室104の保持部材142のカム面(単数/複数)142Aに接触させる。カム面(単数/複数)142Aは、突出部(単数/複数)116に圧縮力(F0)を及ぼし、この突出部をブレード106の中心線へ向けて押しやる。使用者は、ブレード106のストップ機構120が採集室104の端壁136に接するまで、ブレード106に長さ方向力を加え続ける。今や、このブレードは「使用」位置にある。「使用」位置では、突出部(単数/複数)116は、部分的に元の「弛緩」位置に戻されて、カム面142Bへの保持力を維持することが好ましい。
図3に示した工具200を、突起122と端壁136との間に挿入して、ブレード106を採集室104から分離してもよい。工具200は、ハンドルに結合された1つ、好ましくは2つの尖った先端を備える。それらの先端は、ストップ機構120の幅よりも大きいが、突起122の幅よりも狭い間隔だけあけられている。代りに、てこ棒をブレードの一端112’にある開口124(図4参照)を通して挿入して、採集室104からブレード106を引抜くようにしてもよい。
別の実施例では、端壁136に対向する端部からブレードを挿入して、端壁136へ向けて押しやってもよい。採集室は、ブレードの切刃の一部と接触するストップ機構を備えていてもよい。
図6および7を参照すると、本発明に従った骨採取器具の別の実施例が例示されている。本実施例では、2つの片持ちばね21が対向する力をもたらし、それらの力により、保持カム9がピンフォロアー10を圧迫し、ブレードタブ13を前方移動阻止部19へ向けて前進させ、それによりブレード2を、その最前方位置(装着位置)にしっかり保持する。この位置では、ブレード2は、また、側面方向にはサイドガイド22により、垂直方向には、止めタブ14の下方にあるブレードタブ13により、拘束される。
特に図7を参照すれば、ブレードの装着を達成するには、親指ともう1本の指でブレード2をブレード2のばね21の端部のところでつまむ。次に、それを、角度をつけてうしろへ引張って、ブレード止め16を後方移動阻止部15に接触させながら、サイドガイド22の間に置く。この位置で、挿入用開口7がピンフォロアー10と整列し、ブレード2を降ろすことができる。次に、ブレード端23を親指ともう1本の指で前方へ押して、ピンフォロアー10と接触している挿入用カム8に力が加えられるようにする。さらに力を加えると、ばねが外向きに湾曲し、ブレード2が前進し、保持カム9がピンフォロアー10を圧迫するようになるとき、最終的に装着位置にパチンとはまる。
ブレードの除去は、てこ作用器具を用いて達成する。てこ作用器具3をハンドルのてこ面11に押し付け、その器具を後方へ押して、ブレードのてこ面24に力が加わるようにする。
図6および7に示した実施例では、X軸および/またはY軸のまわりに屈曲できるように、低下させた区画25を、器具を工場で製造することができる。この安全な多面回転グリップによって、外科医が、単にハンドルをZ軸に対する所望の角度で握るだけで、3次元的な回転自由度をコントロールすることができる。
使用に際しては、切刃114(図2)または切刃17(図6)を、移植用の骨表面と接触させ、後方に引っ張って、移植用材料の切削と孔116(図2)または孔18(図6)を通しての採集室104(図2)または20(図6)へのそれの流入を生起させる。
採取の進行は、観察スロット118(図2)を、または、図6の実施例の場合には、遠位観察スロット4、側面観察スロットおよび/または近位観察スロット6を見て、このスロット中の、またはその近くの移植用材料を観察することにより、観察することができる。これらのスロット5は、材料がそこを通過して落下するのを防ぐのに十分に狭いものである。スロット5は、使用者が採集されている移植用材料を目視観察できるのに十分で、それらのスロットを通しての材料の落下を阻止する0.5〜2mmの範囲内にあることが好ましい。それらのスロットを通しての落下によって材料が失われないことをより確実にするために、使用前に、この器具のヘッドを水または食塩水に浸漬してもよい。器具を湿潤させることにより、切削片が採集室内の壁に付着するようになる。
材料採取後には、ブレードを取り外せばよく、採集室の内容積を混合領域として利用してもよい。この混合領域は、削り取った骨の切削片および血液と異種骨、同種骨、無生物材料(ヒドロキシアパタイト)、多血小板血漿および/または組換え成長因子(骨形成医薬品)などの他の材料と混合して、のちに骨移植を必要とする患者のいずれかの領域に適用できる組成物を作成するのに使用することができる。キューレット(掻爬器)または他の標準的器具を用いて、移植用材料を採集室から所望の貯蔵器部位へ移動させてもよい。
図8〜16は、本発明の骨採取器具のさらに別の好ましい実施例を例示している。
図8〜16の実施例のブレード202は、図7の実施例のブレード2に類似している。このブレードは、かみ合いホール222を規定する一対の片持ちばね221、挿入用カム224、保持カム226およびブレードの隣接端に隣接して形成されたピンホール228を有する。ブレードタブ端部230の一方は、ノッチ232または他のしるしを有し、それを、このブレードをハンドルに装着するときに切刃の上向き方位を確保するための他のブレードタブ端部234を特徴としている。
ブレードを装着するためには、そのブレードを、そのタブ端部230,234に隣接したところで、たとえば止血鉗子300(または持針器)を用いて持上げ、ブレードを、たとえば図10に示したように、工具上に配置する。
図11を参照すれば、止血鉗子300を再配置して、これを、てこの作用のためにピン216を用いてブレードタブ端部230,234の背後に向って力を加えるのに用いる。この力がばね221を外向きに湾曲させ、ブレード202が前進して、保持カム226がピンフォロアー210を圧迫するときに、最終的に装着位置にパチンとはまるに至る。
図12および13を参照すると、ブレードの取り外しは、止血鉗子300の一方の顎部の先端302をブレード202の中間点に形成された孔240へ挿入することによって達成される。止血鉗子の他の顎部の先端304は、ピンフォロアー210を押すのに利用し、次に、止血鉗子を用いてブレードに力を加えて、ピンフォロアーがかみ合いホール222中にあるところまでブレードを後退させる。図14を参照すれば、止血鉗子を次に再配置して、ブレードをハンドルから持上げ、取り外すのに使用する。
ピンフォロアー210およびかみ合いホール222の寸法は、片持ちばね221のばね力がブレードをしっかり保持して、それが離れ落ちるのを防止し、止血鉗子を保持から力を加える状態へ、またその逆に切替える間、ブレードが同じ場所に保持されるようなものとする。
図15は、ブレード202が透明なプラスチック袋401中に包装されていて、移植操作の開始時に初めて止血鉗子300を用いて把持される様子を示している。図16に示すように、ロック402を有する止血鉗子300がブレード202を把持して、テーブル面403上にべったり横たわっていて、それにより、ハンドルを用いて移植用材料を取出している間、ブレードを安全に一時的に把持している。追加の移植用材料が必要ならば、外科医は、すでに把持されているブレードを止血鉗子とともに持上げ、それをハンドルに装着する。
図8〜16の実施例は、いくつかの特徴を有し、ブレードがゆるみ、離れるのを防止するのに有利である。その1つとしては、ブレードが保持カムの範囲内で偶発的に後方へ向けて押されても、その押す力が除去されると、ブレードはその採取位置へ戻されるであろう。保持カムは、摩擦を克服して、ブレードの位置を回復する保持力を生じるのに十分に急勾配の角度を有している。第2に、ブレードが偶発的に保持カムの範囲を越えて後方へ向けて押された場合、ブレードはさらに位置からはずれて動かされることはありえない。なぜなら、挿入用カムは十分に浅い角度を有していて、摩擦によってブレードの位置を保持させ、ばねの力がブレードをさらに進ませることを許容しないからである。さらに、たとえブレードが偶発的に装着位置まで完全に押し戻されたとしても、フォロアーピン216およびかみ合いホール222の寸法が、片持ちばりからばねブレード221への力をして装着位置(図14に示したブレード位置)でばね力を生じさせるようになっているから、ブレードがハンドルから離れ落ちることがなお一層阻止されるであろう。
本発明の骨採取器具は多くの長所を有している。これらとしては、以下が挙げられる。
(1)低コスト。すべての機能をもたらすのに3つの部品を用いるだけである。
(a)切刃。
(b)孔(開口)。
(c)採集室。
(d)観察スロット。
(e)移植片受渡し先端。
(f)ヘッドの角度をカスタマイズする。
(g)安全保持機構:ガイド、ばね、カム、フォロアー、阻止部、タブ、てこ面など。
(a)切刃。
(b)孔(開口)。
(c)採集室。
(d)観察スロット。
(e)移植片受渡し先端。
(f)ヘッドの角度をカスタマイズする。
(g)安全保持機構:ガイド、ばね、カム、フォロアー、阻止部、タブ、てこ面など。
(2)高度に確実なブレードの保持。挿入用カム8の面の角度が、保持カム9の面の角度に比して浅くされている。これにより、挿入が比較的に容易になり、保持がきわめて確実になる。てこの作用という特徴は、外科医がその高い保持力に容易に打ち勝つことを可能にする。加えて、ハンドルのてこ面11が傾斜していて、てこ器具3が使用可能な範囲の標準的器具寸法に適応している(図6参照)。より薄い器具は、傾斜のより下方に配置することができる。
(3)耐久性のある保持機構。2つの片持ちばねが、ピンフォロアーに向い合った力を及ぼす。かくして、ハンドル材料にはきわめて僅かな力しか加わらず、ハンドルの磨耗が極小となる。ピンフォロアーは、ブレードより硬くて(典型的にはロックウェル硬さ60C対55C)、ブレードを主たる磨耗部品ならしめる材料から容易に作成できる。ブレードカムの磨耗は、ブレードは新しいエッジを入手して数回(典型的には1〜4回)使用後に交換できるので、重大なものではない。
(4)安全で迅速なブレードの取扱い。この設計およびブレード取扱い方法は、まず外科医が、小さくて鋭利なブレードに、彼の指が触れることなくブレードを容易に把持し、次に迅速にそれを装着し、またそれをハンドルから取り外すことを可能にする。さらに、その方法は、ハンドルを移植用材料の搬出に使用している間、ブレードを一時的に保存する簡便な手段を提供する。かくして、外科医は、採取モード(ブレード装着)から搬出モード(ブレード取り外し)へ、またその逆に迅速に転換することによって、採集室の体積の何倍もの(2〜8倍あるいはそれ以上)体積の骨を迅速かつ容易に移植することができる。
(5)観察スロット。ブレードにあるスロットは、「金属部材を通して」観察することを可能ならしめ、それにより、ブレードおよびハンドルを、高圧蒸気滅菌可能で、再使用可能な不透明材料で作ることを可能ならしめる。
(6)角度のついたヘッド。器具を、たわみ継手、たとえばボールとソケットによって使用者の現場で、例えば、低下させた区画25をX軸および/またはY軸のまわりで屈曲できるように工場で、容易にカスタマイズさせて作ることができる。手術の間、外科医は、特定の手術部位への到達を容易にするために、適切な角度のハンドルを選択する。すべてのハンドルを、屈曲部以外は同じにすることにより、共通のハンドル半製品および共通のブレードの使用が可能になる。同一部品をより多く生産することから、スケールメリットが生まれる。在庫品のコストも低減させられる。
本発明をここに詳細に記述したが、本発明は、その原理を逸脱することなく、別の方法で具体化することも可能であり、かかる他の実施例も、請求項中に定義されている本発明の範囲に属するものであることを了解されたい。
Claims (85)
- 中間区画によって隔てられた第一端部および第二端部を有し、前記第一端部は切刃ならびに骨切削片が通過できるような開口部を有し、前記中間区画は少なくとも1つの外向きに延びた突出部を有する略平面状のブレードと、
底、側壁および端壁を有する蓄積された骨切削片を保持するための採集室であって、前記ブレードの少なくとも1つの前記突出部を前記採集室に固定するための直立保持部材を有する採集室と、および、
前記採集室の前記端壁に連結された細長いハンドル部と、
を備える骨切削のための外科用器具。 - 前記細長いハンドル部が、前記端壁にたわみ可能に固定されている請求項1に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、骨切削片、血液および他の組成の移植片材料を混合するための混合領域を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記採集室と前記細長いハンドル部が、機械的強度を低下させた領域によって連結される請求項1に記載の外科用器具。
- 前記機械的強度を低下させた領域が、たわみ継手または屈曲性継手からなる請求項4に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、重合体材料またはステンレス鋼からなる請求項1に記載の外科用器具。
- 前記重合体材料が、医用等級のプラスチックである請求項6に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、透明または半透明のプラスチック材料からなる請求項1に記載の外科用器具。
- 前記機械的強度を低下させた領域が、前記切刃を前記ハンドル部の長手方向軸に対してある角度の範囲で配置できる請求項4に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、ステンレス鋼または単結晶サファイアからなる請求項1に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、一対の対向する突出部を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記一対の対向する突出部が、細長い長手方向スロットに隣接して配置される請求項11に記載の外科用器具。
- 前記ブレードの前記中間区画が、少なくとも1つの外向きに延びた突出部に隣接した細長い長手方向スロットを備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記採集室に対して相対的な前記ブレードの直線運動を制限するためのストップ機構を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記細長いハンドル部が、ボールおよびソケット・継手を介して前記採集室の前記端壁に連結される請求項1に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記ブレードを器具中に配置するためのストップ機構を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記採集室から前記ブレードを引抜くのを容易にするための突起を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記採集室から前記ブレードを引抜くのを容易にするためにてこ作用手段を挿入できる開口を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 直立保持機構は、第一カム面、第二カム面および棚部を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記棚部が、前記ブレードの少なくとも一部を前記採集室の上面と接触状態に維持することを補助する請求項19に記載の外科用器具。
- 前記棚部が、前記上面からほぼ前記ブレードの厚さだけの間隔を置いている請求項20に記載の外科用器具。
- 前記採集室の前記側壁が、器具中で前記ブレードの前記第一端部を支持している請求項1に記載の外科用器具。
- 前記採集室がさらに、器具中での前記ブレードの回転運動を制限するための固定部材を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記第一カム面が、前記ブレードの前記第二端部に第二圧縮力が加えられたときに、少なくとも1つの突出部に第一圧縮力を加える請求項19に記載の外科用器具。
- 前記第一圧縮力が、少なくとも1つの突出部を押圧し、前記ブレードの中心線へ向って移動させる請求項24に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、中心線に沿って細長いスロットを備え、前記第一圧縮力が加えられるとき、少なくとも1つの突出部が前記スロット中に達する請求項25に記載の外科用器具。
- 切刃ならびに骨切削片が通過でいるような開口を有する第一端部を有するブレードと、
底、側壁および端壁を有する蓄積された骨切削片を保持するための採集室であって、前記側壁の一部が前記ブレードの一部を支持している採集室と、および、
前記採集室の前記端壁にたわみ継手を介して連結された細長いハンドル部と、
を備える骨切削のための外科用器具。 - 前記細長いハンドル部が、前記端壁にたわみ可能に固定されている請求項27に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、骨切削片、血液および他の組成の移植片材料を混合するための混合領域を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記採集室と前記細長いハンドル部が、機械的強度を低下させた領域によって連結される請求項27に記載の外科用器具。
- 前記機械的強度を低下させた領域が、たわみ継手または屈曲性継手からなる請求項30に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、重合体材料またはステンレス鋼からなる請求項27に記載の外科用器具。
- 前記重合体材料が、医用等級のプラスチックである請求項32に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、透明または半透明のプラスチック材料からなる請求項27に記載の外科用器具。
- 前記機械的強度を低下させた領域が、前記切刃を前記ハンドル部の長手方向軸に対してある角度の範囲で配置できる請求項30に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、ステンレス鋼または単結晶サファイアからなる請求項27に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、一対の対向する突出部を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記一対の対向する突出部が、細長い長手方向スロットに隣接して配置される請求項37に記載の外科用器具。
- 前記ブレードの前記中間区画が、少なくとも1つの外向きに延びた突出部に隣接した細長い長手方向スロットを備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記採集室に対して相対的な前記ブレードの直線運動を制限するためのストップ機構を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記細長いハンドル部が、ボールおよびソケット・継手を介して前記採集室の前記端壁に連結される請求項27に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記ブレードを器具中に配置するためのストップ機構を備える請求項27に記載の外科用器具
- 前記第二端部が、前記採集室から前記ブレードを引抜くのを容易にするための突起を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記採集室から前記ブレードを引抜くのを容易にするためにてこ作用手段を挿入できる開口を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 直立保持機構は、第一カム面、第二カム面および棚部を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記棚部が、前記ブレードの少なくとも一部を前記採集室の上面と接触状態に維持することを補助する請求項45に記載の外科用器具。
- 前記棚部が、前記上面からほぼ前記ブレードの厚さだけの間隔を置いている請求項46に記載の外科用器具。
- 前記採集室の前記側壁が、器具中で前記ブレードの前記第一端部を支持している請求項27に記載の外科用器具。
- 前記採集室がさらに、器具中での前記ブレードの回転運動を制限するための固定部材を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記第一カム面が、前記ブレードの前記第二端部に第二圧縮力が加えられたときに、少なくとも1つの突出部に第一圧縮力を加える請求項45に記載の外科用器具。
- 前記第一圧縮力が、少なくとも1つの突出部を押圧し、前記ブレードの中心線へ向って移動させる請求項50に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、中心線に沿って細長いスロットを備え、前記第一圧縮力が加えられるとき、少なくとも1つの突出部が前記スロット中に達する請求項51に記載の外科用器具。
- 中間区画によって隔てられた第一端部および第二端部を有し、前記第一端部は切刃ならびに骨切削片が通過できるような開口部を有し、前記中間区画は少なくとも1つの外向きに延びた突出部を有し、前記第二端部は一対の片持ちばね部材を備える略平面状のブレードと、
底、側壁および端壁を有する蓄積された骨切削片を保持するための採集室であって、前記ブレードの少なくとも1つの前記突出部を前記採集室に固定するための直立保持部材ならびに前記ブレードのばね部材と相互作用するための保持機構を有する採集室と、および、
前記採集室の前記端壁に連結された細長いハンドル部と、
を備える骨切削のための外科用器具。 - 前記細長いハンドル部が、前記端壁にたわみ可能に固定されている請求項53に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、骨切削片、血液および他の組成の移植片材料を混合するための混合領域を備える請求項53に記載の外科用器具。
- 前記採集室と前記細長いハンドル部が、機械的強度を低下させた領域によって連結される請求項53に記載の外科用器具。
- 前記機械的強度を低下させた領域が、たわみ継手または屈曲性継手からなる請求項56に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、重合体材料またはステンレス鋼からなる請求項53に記載の外科用器具。
- 前記重合体材料が、医用等級のプラスチックである請求項58に記載の外科用器具。
- 前記採集室が、透明または半透明のプラスチック材料からなる請求項53に記載の外科用器具。
- 前記機械的強度を低下させた領域が、前記切刃を前記ハンドル部の長手方向軸に対してある角度の範囲で配置できる請求項56に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、ステンレス鋼または単結晶サファイアからなる請求項53に記載の外科用器具。
- 前記ブレードの中間区画が、一対の対向する突出部を備える請求項53に記載の外科用器具。
- 前記一対の対向する突出部が、前記採集室上に形成された一対の止めタブに隣接して配置される請求項63に記載の外科用器具。
- 前記細長いハンドル部が、ボールおよびソケット・継手を介して前記採集室の前記端壁に連結される請求項53に記載の外科用器具
- 前記第二端部が、前記ブレードを器具中に配置するためのストップ機構を備える請求項53に記載の外科用器具。
- 前記第二端部が、前記採集室から前記ブレードをてこ作用手段によって引抜くのを容易にするための傾斜面を有する請求項53に記載の外科用器具。
- 前記保持機構がピンを有する請求項53に記載の外科用器具。
- 前記採集室の前記側壁が、器具中で前記ブレードの前記第一端部を支持している請求項53に記載の外科用器具。
- 中間区画によって隔てられた第一端部および第二端部を有し、前記第一端部は切刃ならびに骨切削片が通過できるような開口部を有し、前記中間区画は、中心に位置する細長い開口の両側に配置された一対の外向きに延びた突出部を有する骨切削外科用器具用のブレード。
- 第二端部が、協調する採集室への連結時に、前記ブレードの直線運動を制限するストップ機構を有している請求項70に記載のブレード。
- 前記第二端部が、協調する採集室から前記ブレードを引抜くのを容易にするための突起を備える請求項70に記載のブレード。
- 前記第二端部が、協調する採集室から前記ブレードを引抜くのを容易にするためにてこ作用器具を挿入できる開口を備える請求項70に記載のブレード。
- 固定された端部が、一対の片持ちばね部材を有する請求項70に記載のブレード。
- 固定された端部が、前記ブレードの正確な配位を示すためのしるしを有する請求項70に記載のブレード。
- 前記しるしが、前記ブレードの側面のノッチからなる請求項75に記載のブレード。
- 前記ブレードが、その端部に隣接する一対の片持ちばね部材を備える請求項1に記載の外科用器具。
- 前記片持ちばね部材が、前記採集室のフォロアーピンとかみ合うためのテンションカム面を形成している請求項77に記載のブレード。
- 前記フォロアーピンが、ブレード材料よりも硬い材料で形成されている請求項78に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、その端部に隣接する一対の片持ちばね部材を備える請求項27に記載の外科用器具。
- 前記片持ちばね部材が、前記採集室のフォロアーピンとかみ合うためのテンションカム面を形成している請求項80に記載のブレード。
- 前記フォロアーピンが、ブレード材料よりも硬い材料で形成されている請求項81に記載の外科用器具。
- 前記ブレードが、その端部に隣接する一対の片持ちばね部材を備える請求項53に記載の外科用器具。
- 前記片持ちばね部材が、前記採集室のフォロアーピンとかみ合うためのテンションカム面を形成している請求項83に記載のブレード。
- 前記フォロアーピンが、ブレード材料よりも硬い材料で形成されている請求項84に記載の外科用器具。
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