JP2006347597A - オイル交換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】廃油抜取機構(14)及び新油給油機構(23)を1個の挿入パイプ(8)に接続し、挿入パイプ(8)をオイルパンに挿入して廃油を抜き取り、抜き取り後に新油を給油するようにしたオイル交換装置(1)において、廃油抜取機構(14)及び新油給油機構(23)にサイトグラス(12、13)を設けている。
【選択図】図2
Description
そして、従来のオイル交換装置は、エンジンオイル用と、ATオイル及びCVTオイル用とが、別個に構成されているのが一般的である。
(1) 新油給油機構に使用中のオイルの色を顕示するサイトグラスを設けたので、誤油種を給油する虞がなくなり、多油種のオイルに兼用できるオイル交換装置が提供できる。
(2) 廃油抜取機構にサイトグラスを設けたので、汚れたオイルが顕示され、新オイルとの比較により、顧客にオイル交換の必要性を納得させることができる。
(3) 新油給油機構に設けた色センサの検知信号を受けて使用中の油種を報知するので、油種交換をしたときの誤オイルの給油が防止できる。
(4) 使用中のオイルの油種及び色を記した表示板を設けたので、誤油種の給油を防止できる。
先ず、本発明の実施形態に係るオイル交換装置の正面図である図1と、オイル交換装置の各部位をブロックで示す図2と、オイル交換装置の制御関係を示すブロック図である図3を参照して説明する。
表示板4は磁石により下部ハウジング2に着脱自在に取り付けられ、表示板5は上部ハウジング3に設けられた保持具6に着脱自在に取り付けられている。
この表示板4、5は、油種(エンジンオイル、ATオイル、及びCVTオイル)別に設けられている。
上部ハウジング3には表示器9、キーボード10、及び報知器11が設けられ、これらは制御装置に接続されている。また、2個のサイトグラス12、13が並んで設けられ、サイトグラス12は廃油抜取機構用で、サイトグラス13は新油給油機構用である。
ポンプ21に接続されたパイプ22にはホース7が接続され、ホース7の先端には挿入ノズル8が接続されている。
さらに、共通パイプ20にはパイプ30が接続され、パイプ30は開閉弁31を介して大気に開放されている。
ATオイル交換制御手段36及びCVTオイル交換制御手段37は、自動車のATオイル又はCVTオイルを交換するときに図9に示すフローを実行する。
油種交換制御手段38は、新油容器25の油種を交換するときに図7、8に示すフローを実行する。
抜取給油量記憶部40には、図5に示すように、ATオイル又はCVTオイルのプリセット量に対する、抜取量、給油量、アイドリング時間の関係が記憶されている。
新油容器25内には新しいエンジンオイルが入り、エンジンオイルの文字及び色が記載された表示板4、5が下部ハウジング2及び上部ハウジング3に取り付けられている。そして、制御装置34のエンジンオイル交換制御手段35は、図6に示すエンジンオイル交換フローを実行するようになっている。
オイルパン内のオイルは挿入ノズル8、ホース7、パイプ22、ポンプ21、共通パイプ20、開閉弁19、パイプ18、サイトグラス12、及びパイプ17を介して廃油容器16内に流入する。その際に、顧客は、サイトグラス12を流れるオイルの汚れを見て、オイル交換の有効性を認識することができる。
ロードセル15の秤量信号に変化がなくなったときに(ST7)、例えばプリセット量の80%以上またはプリセット量まで抜き取られていたならば(ST8)、オイルパン内のオイルを全て抜き取ったものとし、ポンプ21を停止して開閉弁19を閉じ、オイルの抜き取りを終了する(ST9)。
新油容器25内のエンジンオイルはパイプ26、サイトグラス13、パイプ27、開閉弁29、共通パイプ20、ポンプ21、パイプ22、ホース7、及び挿入ノズル8を介して自動車のオイルパン内へ給油される。
ロードセル24から入力する秤量信号とエンジンオイルの比重から給油量が演算され、表示器9に表示される。
ポンプ21が逆転することによりパイプ27、26内のエンジンオイルは新油容器25内に戻され、エンジンオイルが無駄となることがなく、混油が防止できる。
今回の場合は、ATオイルであるので赤色で、当然にATオイルと判断され(ST33)、図4に示すオイル比重記憶部39から比重0.85を選択して設定し、「ATオイルです」と報知する(ST34)。このように報知されるので、誤油種が防止できる。
色信号が黄色であればエンジンオイルと判断され(ST37)、比重0.86が選択されて設定され、「エンジンオイルです」と報知される(ST38)。
このように新油容器25をATオイルに交換し、自動車のATオイルを交換する。
オイルパン内のオイルは挿入ノズル8、ホース7、パイプ22、ポンプ21、共通パイプ20、開閉弁19、パイプ18、サイトグラス12、及びパイプ17を介して廃油容器16内に流入する。
最初の制御サイクルでは、この時点では、未だプリセット量まで給油していないので(ST53)、約1分間のアイドリングの後に、再びステップ45以下を実行する。この工程が何回か繰り返され、プリセット量まで給油されると(ST53)、「オイル交換が終わりました」と報知され、ATオイルの交換作業が終了する(ST54)。
2・・・下部ハウジング
3・・・上部ハウジング
4、5・・・表示板
6・・・保持具
7・・・ホース
8・・・抜取ノズル
9・・・表示器
10・・・キーボード
11・・・報知器
12、13・・・サイトグラス
14・・・廃油抜取機構
15、24・・・ロードセル
16・・・廃油容器
17、18、22、26、27、30・・・パイプ
19、29、31・・・開閉弁
20・・・共通パイプ
21・・・ポンプ
23・・・新油給油機構
25・・・新油容器
28・・・色センサ
32・・・ドア
33・・・ドアスイッチ
34・・・制御装置
35・・・エンジンオイル交換制御手段
36・・・ATオイル交換制御手段
37・・・CVTオイル交換制御手段
38・・・油種交換制御手段
39・・・オイル比重記憶部
40・・・抜取給油量記憶部
Claims (3)
- 廃油抜取機構及び新油給油機構を1個の挿入パイプに接続し、オイルが充填されている機器に挿入パイプを挿入して廃油を抜き取り且つ新油を給油するようにしたオイル交換装置において、廃油抜取機構及び新油給油機構にサイトグラスを設けたことを特徴とするオイル交換装置。
- 前記新油給油機構には色センサが設けられ、色センサの検知信号を受けて使用中のオイルの油種が報知される請求項1に記載のオイル交換装置。
- 前記廃油抜取機構及び新油給油機構を収納したハウジングには、使用中のオイルの油種及び色を記載した表示板が着脱自在に設けられている請求項1又は2に記載のオイル交換装置。
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JP2009097697A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Kiyoshi Yuzuriha | 自動車の燃費改善装置 |
CN113023657A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-06-25 | 江西卖奶宝科技有限公司 | 一种油液加注系统 |
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