JP2006344151A - ナンバープレート読取装置 - Google Patents

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景泰 宮原
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Abstract

【課題】 自動車のナンバープレート及び原動機付き自転車のナンバープレートを簡単な操作で確実に読み取るナンバープレート読取装置を得る。
【解決手段】 入力画像中の予め定められた領域を示す位置情報を記憶する領域座標記憶手段2と、画像入力手段1から出力される入力画像から自動車のナンバープレートを検出する第1の検出手段4と、位置情報に対応する入力画像の領域から原動機付き自転車のナンバープレートを検出する第2の検出手段5と、第1の検出手段4及び第2の検出手段5を制御して入力画像から得られた検出結果を文字認識手段6に処理させ、入力画像、位置情報が示す領域、及び文字認識手段6の認識結果を表示手段7に表示させる制御手段8とを備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、画像の中から自動車や原動機付き自転車のナンバープレートを読取るナンバープレート読取装置に関するものである。
画像からナンバープレートを読取るためには、画像中のナンバープレートを検出する手段と、検出したナンバープレートに記されている文字を認識する、または一部の文字を切り出して認識する手段が必要となる。
画像の中からナンバープレートを検出する技術として、例えばナンバープレートに大きく記されている一連番号の4桁の数字を検出するものがある。これは画像の中から一連番号の領域を特定し、この領域から画像中のナンバープレート全体の領域を検出するもので、画像の2値化・ラベリングを行って複数の文字候補領域を抽出し、その中から予め定められている比率条件を満たす組み合わせを求めて検出結果としている。この比率条件は、一連番号の文字幅、文字高さ、及び各文字の間隔を具体的な数値で定めたものである。このような比率条件を使用して画像からナンバープレートの検出を行うと、画像において一部の文字が欠損している場合でもナンバープレートを検出することができ、またナンバープレート全体の拡大あるいは縮小が生じている場合でも影響されずに適確な検出を行うことができる(例えば、非特許文献1参照)。
また、ナンバープレートの文字を認識する技術として、一連番号を成す4桁の数字を文字間隔の整合によって抽出して認識し、ナンバープレートの文字配置情報と上記の認識された一連番号の位置座標とから平仮名領域および陸運事務所名を含む行の推定位置を求め、平仮名領域を認識すると共に外接矩形の領域の右側部分を数字とし、また左側部分を漢字として認識するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−131492号公報(第2,3頁、図1,2) 電子情報通信学会論文誌 D−II,Vol.J81−D−II,No.10,pp.2280−2287,1998年10月「部分文字列の配置規則を考慮したナンバープレート領域抽出」
従来のナンバープレート読取装置は以上のように構成されているので、検出対象の文字幅・文字高さ・文字間隔が明確に定められていることを要しており、原動機付き自転車のナンバープレートのようにバリエーションが多く、文字幅・文字高さ・文字間隔の値を一意に定められない対象には適用することが難しい。また比率条件の許容範囲を拡げて種々のバリエーションに対応させると非文字領域を文字領域として検出する誤検出が増えてしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、自動車のナンバープレート及び原動機付き自転車のナンバープレートを簡易な動作で確実に読取るナンバープレート読取装置を得ることを目的とする。
この発明に係るナンバープレート読取装置は、入力画像中の予め定められた領域を示す位置情報を記憶する領域座標記憶手段と、画像入力手段から出力される入力画像から自動車のナンバープレートを検出する第1の検出手段と、位置情報に対応する入力画像の領域から原動機付き自転車のナンバープレートを検出する第2の検出手段と、第1の検出手段及び第2の検出手段を制御して入力画像から得られた検出結果を文字認識手段に処理させ、入力画像、位置情報が示す領域、及び文字認識手段の認識結果を表示手段に表示させる制御手段とを備えたものである。
この発明によれば、画像入力手段から出力される入力画像から自動車のナンバープレートを検出する第1の検出手段と、予め定められた位置情報に対応する入力画像の領域から原動機付き自転車のナンバープレートを検出する第2の検出手段と、第1の検出手段及び第2の検出手段を制御して入力画像から得られた検出結果を文字認識手段に処理させ、入力画像、位置情報が示す領域、及び文字認識手段の認識結果を表示手段に表示させる制御手段とを備えたので、自動車及び原動機付き自転車のナンバープレートを確実に読取ることができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるナンバープレート読取装置の概略構成を示すブロック図である。車両のナンバープレートなどを撮影する画像入力手段1は、第1の検出手段4及び第2の検出手段5、さらに表示手段7へ画像信号(以下、画像入力手段1から出力される画像信号を入力画像と記載する)を出力するように接続されている。画像入力手段1から出力される入力画像の中の所定の領域を示す座標を記憶している領域座標記憶手段2は表示手段7及び制御手段8に記憶している内容を出力するように接続されている。外部から動作指示などを入力する入力手段3は、入力した指示を示す信号を領域座標記憶手段2及び制御手段8へ出力するように接続されている。なお、ここで「信号」とは、デジタルデータやアナログ信号など、種々の形態を取り得る伝達情報を意味する。
前述のように入力画像を入力する第1の検出手段4は、自動車のナンバープレートの検出データを文字認識手段6へ出力するように接続されている。また同様に入力画像を入力する第2の検出手段5は、原動機付き自転車のナンバープレートの検出データを文字認識手段6へ出力するように接続されている。制御手段8は、第1の検出手段4と第2の検出手段5の動作を切り替えるなど、これらの検出手段の動作を制御するように接続され、また上記の各手段の動作制御を行って当該ナンバープレート読取装置全体の動作を制御するように各手段と接続されている。
図2は、実施の形態1によるナンバープレート読取装置の外観を示す説明図である。この図は、ナンバープレート読取装置の一例である読取装置9の外観を示したものである。読取装置9は、例えば手持ち可能な大きさに構成され、裏側となる面には図1に示した表示手段7を構成する液晶表示ユニット等の表示画面10、図1に示した入力手段3を構成する押しボタン11〜13が備えられている。また、表示画面10の背面となる表側の面にはレンズ14が備えられている。このレンズ14は、図1に示した画像入力手段1を成すカメラを構成しているものである。
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。制御手段8は、自らに予め設定されている初期モードの値に基づいて当該ナンバープレート読取装置を設定する(ステップST101)。ここで“モード”とは読取りの対象とするナンバープレートの種類に対応するもので、例えばモード1は自動車のナンバープレートを対象とする動作処理を指し、モード2は原動機付き自転車のナンバープレートを対象とする動作処理を指すものである。
ここでは上記のステップST101の過程において、初期モードとしてモード1を設定している動作を説明する。
前述のようにステップST101の過程で制御部8は、ナンバープレート読取装置がモード1で動作するように各手段を設定し、画像入力手段1を制御してナンバープレートを含んでいる画像を入力する(ステップST102)。
ステップST102の過程で、画像入力手段1を制御して画像を入力した制御手段8は、ナンバープレート読取装置がモード1あるいはモード2のどちらに設定されているかを判定する(ステップST103)。モード1であると判定した場合には、表示手段7を制御して画像入力手段1から出力されている入力画像を表示させる(ステップST104)。
図4は、実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。この図は、ナンバープレート読取装置がモード1の状態で動作しているとき、ステップST104の過程で表示手段7の表示画面10に表示される画像の一例を示したもので、このようにナンバープレート15を含んでいる画像が画像入力手段1によって撮影され、表示手段7に表示される。
制御手段8は、ステップST103の過程においてモード2であると判定した場合には、領域座標記憶手段2や表示手段7等を制御して、上記の入力画像と共に領域座標記憶手段2に記憶されている領域の位置情報を表示手段7に表示させ(ステップST113)、この後ステップST105の過程を処理する。
制御手段8は、入力手段3の操作によりモード切替指示が有ったか否かを判定する(ステップST105)。例えば図2に示した押しボタン11をモード切替に対応させたものとした場合、制御手段8は、押しボタン11の状態を検知して押し操作が行われたと判定したとき、現在のモード即ちステップST101の過程で設定したモードとは別なモードで動作するように各手段の設定を切替える制御を行う(ステップST106)。このように操作者は、押しボタン11を操作することにより、所望のナンバープレートを読取るように動作モードを変更することができる。制御手段8は、上記のモード切替指示の判定の後で、読取開始を指示する操作があったか否かを判定する(ステップST107)。例えば図2に示した押しボタン12を読取開始に対応させたものとした場合、制御手段8は、押しボタン12の状態を検知して押し操作が行われていないと判定したときにステップST102の過程に戻って新たな画像を入力し、以降の過程を前述の説明と同様に処理する。
ステップST107の過程で押しボタン12が操作されたと判定したときには画像入力手段1を制御して新たに撮影させた画像信号を入力する(ステップST108)。一般にカメラ等によって撮影された画像を表示するとき、例えばステップST102〜ST107の過程に相当するような画像入力を繰り返して操作者に表示する場合には、繰り返し処理の速度を高めるためデータ量を減らして解像度を落とした画像を用いるようにしている。ここではナンバープレートを認識するため解像度の高い画像を得る必要があり、上記のようにステップST107の過程で新たに画像を撮影している。この後制御手段8は、設定されている動作モードが何かを判定し(ステップST109)、モード1に設定されていると判定した場合には第1の検出手段4を制御して、画像入力手段1から出力されている入力画像から自動車のナンバープレートの検出処理を行わせる(ステップST110)。
ステップST109の過程で、モード2に設定されていると判定した場合には第2の検出手段5を制御して、画像入力手段1から出力されている入力画像から後述するように原動機付き自転車のナンバープレートの検出処理を行わせる(ステップST114)。
ステップST110の過程において第1の検出手段4の出力データは文字認識手段6へ入力される。また、ステップST114の過程において第2の検出手段5の出力データは文字認識手段6へ入力される。文字認識手段6は、入力データからナンバープレートに記されている文字を認識する処理を行う(ステップST111)。なお、文字認識手段6の画像中の文字を認識する処理動作は従来から行われているものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
制御手段8は、文字認識手段6から出力された認識結果とステップST108の過程で入力した画像信号とを合成して表示手段7に表示させる(ステップST112)。図5は、実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。この図は、ステップST112の過程において制御手段8が表示手段7に表示させる画面を表したもので、表示画面10にはナンバープレート15の画像とナンバープレート15に記されている文字の認識結果16が表示されている。このようにモード1では入力した画像全体の中から自動車のナンバープレートの読取りが行われる。
モード2では、前述のように原動機付き自転車のナンバープレートの読取りが行われる。
図6は、原動機付き自転車のナンバープレートを示す説明図である。図6に例示したように原動機付き自転車のナンバープレートは、記載されている数字の桁数や文字の大きさが様々である。そのため撮影した画像中における存在位置や大きさを限定しなければナンバープレートの検出が難しく、自動車のナンバープレートとは異なる処理によって読取りを行う。原動機付き自転車のナンバープレートを検出する場合には画像の中において、予め設定した位置にナンバープレートが表示され、また予め設定した大きさに表示されるように、例えば操作者が読取装置の位置や向きを調整する必要がある。領域座標記憶手段2には、ナンバープレートを表示させる画像中の位置やサイズを任意の座標値などを用いて表現している位置情報を記憶させておく。
図7〜図9は、実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。この図は、制御手段8が第2の検出手段5を起動させ、モード2で動作しているときに図2に示した表示画面10に表示される画面を例示したものである。
図3に示したステップST101の過程でモード2に設定されたとき、前述の説明と同様にステップST102の過程で画像の入力を行う。その後、制御手段8は、ステップST103の過程でモード2にて動作していると判定し、画像入力手段1から出力されている入力画像と領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報とを表示手段7へ入力し、後述するように当該入力画像と位置情報とを表示させる(ステップST113)。図7は、このとき表示画面10に表示される内容の一例を示したものである。図示した表示画面10には、原動機付き自転車のナンバープレート19の写っている入力画像と、領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報によって定められる領域を破線枠17として示し、さらに操作者が為すべき操作を促すメッセージ18が表示されている。以降のステップST105〜ステップST107までの一連の過程、即ちステップST102、ステップST103、ステップST113、ステップST105〜ステップST107の過程を、ステップST107の過程で読取開始の指示があるまで繰り返す。
このようにモード2で動作しているとき、ステップST107の過程で読取開始指示があると、制御手段8は画像入力手段1を制御してモード1の場合と同様に認識用の画像を入力する(ステップST108)。なお、操作者は、読取開始指示を行う前に、例えば図7に示した表示画面10を見ながらナンバープレート19が破線枠17一杯に写るように読取装置9の位置やレンズ14を向ける方向などを調整し、図8に示したように表示画面10には破線枠17一杯にナンバープレート19が写るようにする。その後、制御手段8は、モード2であることを確認し(ステップST109)、第2の検出手段5を起動して原動機付き自転車のナンバープレートの検出処理を行う(ステップST114)。
図10は、実施の形態1によるナンバープレート読取装置の第2の検出手段の動作を示すフローチャートである。この図は、図3のフローチャートに示したステップST114の過程において、第2の検出手段5が、領域座標記憶手段2に記憶された位置情報が示す領域に対応する入力画像中の領域から原動機付き自転車のナンバープレートを検出する動作処理を示したものである。
第2の検出手段5は、画像入力手段1からの入力画像中の検出対象領域を決定する処理領域の設定を行う(ステップST201)。この処理領域の設定では、制御手段8がモード2で動作するようにナンバープレート読取装置を制御して第2の検出手段5を起動させたとき、領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報を第2の検出手段5へ入力する。
第2の検出手段5は、前述のステップST201の過程において、制御手段8を介して領域座標記憶手段2から入力した位置情報が示す領域のみを処理領域として用いてもよいが、後述するように位置情報が示す領域を拡張した処理領域を求めてナンバープレートの読取り処理に使用する。
モード2では、前述のように読取装置9を操作している操作者が、撮影の際に表示画面10に表示されている破線枠17にナンバープレートを合わせて撮影する必要があるが、実際に撮影すると原動機付き自転車のナンバープレート19が破線枠17よりはみ出した状態になることも多いため、破線枠17からナンバープレート19が多少はみ出している状態でも当該ナンバープレート19を読取ることが可能なように、領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報の示す領域を所定量だけ広げて読取り処理を行う処理領域とする。
例えば、領域座標記憶手段2に記憶されている領域を画像領域の基準として、当該画像領域の上端を領域高さの10%だけ上側に、また画像領域の下端を領域高さの10%だけ下側に、また画像領域の左端を領域幅の10%だけ左側に、また画像領域の右端を領域幅の10%だけ右側に広げて、これを処理領域として取り扱う。このように処理領域を広げておくことにより、操作者が撮影するときにナンバープレート19が破線枠17よりはみ出してしまっても、正しく読取ることができる。
このように処理領域を設定した後、第2の検出手段5は当該処理領域の画像を2値化する(ステップST202)。そして、2値化した画像信号から数字候補のパターンを抽出する(ステップST203)。詳しくは2値化した画像にラベリングを行って連結領域を抽出する。その後、例えば処理領域に設定した相対座標上において幅、高さ、及び中心位置が許容範囲内にあるものを数字候補のパターンとして抽出する。さらに、例えば中心位置や下端位置の水平方向の距離ならびに垂直方向の距離が許容範囲を満たしている数字候補パターン同士を組み合わせ、これを数字パターン列として決定する(ステップST204)。
ステップST203の過程では、上記の処理領域に設定した相対座標上における幅、高さ、及び中心位置の許容範囲の条件をパラメータとして数字候補パターンの抽出に用い、ステップST204の過程では、上記の中心位置や下端位置の水平方向の距離ならびに垂直方向の距離について許容範囲の条件をパラメータとして数字パターン列の決定に用いている。
このように、画像の中でほぼナンバープレートだけが写っている領域を処理対象として、入力画像中のナンバープレートの大きさ、即ち領域座標記憶手段2に記憶されている領域の大きさに基づいているパラメータを使用することにより、図6に例示したように種々なバリエーションが存在する原動機付き自転車のナンバープレートであっても、非ナンバープレートの誤検出などを起こすことなく高い精度で検出することができる。
ナンバープレートを検出した後、前述のようにステップST111の過程において文字認識手段6が第2の検出手段5からの出力データを処理してナンバープレートに記されている文字を認識する。その後、前述の説明と同様に制御手段8が表示手段7を制御して画像入力手段1から出力されているナンバープレート19の画像データと文字認識手段6から出力されている認識結果を示すデータとを合成し、ステップST112の過程において、例えば図9に示すように、表示手段7が原動機付き自転車のナンバープレート19の認識結果21を表示画面10の下部に表示する。
なお、上記説明のナンバープレート読取装置が起動するとき、予め設定されている初期設定値を用いて動作モードを設定しているが、前回の動作で使用したモードを例えば制御手段8自らが記憶しておき、当該モードで動作するようにしても良い。また、画像の入力をステップST102の過程とステップST108の過程で複数回行っているが、ステップST102の過程で文字認識を行うことが十分な解像度を有する画像を得ているのであれば、ステップST108の過程を省略しても良い。また、前述の説明では原動機付き自転車のナンバープレートを検出するとき2値化とラベリングを用いて処理しているが、このような処理方法に限定されるものではなく同様な作用効果が得られるものであれば他の方法を用いても良い。また、原動機付き自転車のナンバープレートを認識する処理動作もいずれかの方法等に限定されるものではない。
以上のように実施の形態1によれば、バリエーションが豊富で検出の難しい原動機付き自転車のナンバープレートを読取る時は特定領域(枠内)にナンバープレートを収めるよう操作者に操作を促して、当該領域内にナンバープレートのあることを前提に検出処理を行うことでナンバープレートを検出しやすくし、文字の大きさや配置が決まっていて比較的検出の容易な自動車のナンバープレートを読取る時は操作者に負担をかけないよう画像全体から検出するようにしたので、自動車のナンバープレートや様々な態様が存在する原動機付き自転車のナンバープレートのいずれも、簡単な少ない操作で高精度に読取ることができるという効果がある。
また、原動機付き自転車のナンバープレートを読取るモード2で動作するとき、破線枠17やメッセージ18を表示するようにしたので、現在どちらのモードでナンバープレート読取装置が動作しているかを操作者が容易に知ることができるという効果がある。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2によるナンバープレート読取装置は、図1に示したものと同様に構成されるもので、ここではその重複説明を省略する。また、該装置の外観は例えば図2に示したように構成されている。
次に動作について説明する。
実施の形態2によるナンバープレート読取装置は、自動車のナンバープレートと原動機付き自転車のナンバープレートとをモード切り替えを行うことなく、即ち動作設定を変更することなく入力画像から両方のナンバープレートを読取るものである。
図11は、この発明の実施の形態2によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。
制御手段8は、前回の動作で例えば自動車のナンバープレートを読取ったときには、ナンバープレート読取装置の各手段をモード1で動作するように設定し、原動機付き自転車のナンバープレートを読取ったときにはモード2で動作するように設定する。このように前回の動作モードと同様となるようにモード設定を行う(ステップST301)。このステップST301の過程は、実施の形態1のナンバープレート読取装置のように自動車あるいは原動機付き自転車のいずれかを処理対象として設定するものではなく、どちらのナンバープレートを優先させるかを設定するものである。
制御手段8は、図3に示したステップST102の過程と同様に画像入力手段1を制御してナンバープレートを含んでいる画像を入力する(ステップST302)。次に画像入力手段1から出力されている入力画像と領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報とをステップST113の過程と同様に表示手段7へ入力してこれらの画像等を表示させる(ステップST303)。さらにステップST107の過程と同様に読取開始指示の有無を判定する(ステップST304)。読取開始の指示があるまで、上記のステップST302〜ステップST304の過程を繰り返し処理する。
図12は、実施の形態2によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。図4,5、図7〜図9に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。この図は、ステップST303の過程で表示される表示画面10の一例を示したものである。
前述のように実施の形態2によるナンバープレート読取装置は、自動車のナンバープレートと原動機付き自転車のナンバープレートとを常に処理対象として動作することから、表示画面10には画像入力手段1によって撮影された例えば自動車のナンバープレート22の画像と共に、原動機付き自転車のナンバープレートの読取りに備えて領域座標記憶手段2に記憶されている領域を示す破線枠17、同じく原動機付き自転車のナンバープレートを読取るときに操作等を促すメッセージ18が常に表示されている。
制御手段8は、ステップST304の過程で読取り開始指示があったと判定したとき、図3のステップST108の過程に相当する認識用の画像入力、即ちナンバープレートの文字を認識することが可能な解像度を有する画像入力を行う(ステップST305)。続いて、現在設定されているモードが何であるかを判定する(ステップST306)。自動車のナンバープレートを優先するモード1に設定されていると判定したとき、制御手段8は、第1の検出手段4を起動させて検出処理を行わせ(ステップST307)、第1の検出手段4の検出結果の有無、即ち入力画像から自動車のナンバープレートが検出されたか否かを判定する(ステップST308)。自動車のナンバープレートが検出されたと判定した場合には、文字認識手段6を制御して第1の検出手段4の検出結果を示す出力データに対して文字認識の処理を行う(ステップST310)。
ステップST308の過程で、第1の検出手段4が自動車のナンバープレートを検出していないと判定した場合には、第2の検出手段5を起動して実施の形態1のステップST114の過程と同様に原動機付き自転車のナンバープレートの検出を行わせる(ステップST309)。次に文字認識手段6を制御して第2の検出手段5の検出結果を示す出力データに対して文字認識の処理を行う(ステップST310)。
ステップST306の過程でモード2に設定されていると判定したときには、原動機付き自転車のナンバープレートの読取りを優先し、第2の検出手段5を起動して実施の形態1のステップST114の過程と同様に原動機付き自転車のナンバープレートの検出処理を行わせる(ステップST312)。そして、第2の検出手段5の検出結果の有無、即ち入力画像から原動機付き自転車のナンバープレートが検出されたか否かを判定する(ステップST313)。原動機付き自転車のナンバープレートが検出された場合には、文字認識手段6を制御して第2の検出手段5によって検出された原動機付き自転車のナンバープレートに対して文字認識の処理を行う(ステップST310)。
ステップST313の過程で、第2の検出手段5が原動機付き自転車のナンバープレートを検出していないと判定した場合には、第1の検出手段4を起動して入力画像から自動車のナンバープレートの検出を行わせる(ステップST314)。次に文字認識手段6を制御して第1の検出手段4によって検出された自動車のナンバープレートに対して文字認識の処理を行う(ステップST310)。このように文字認識手段6が文字認識を行った後、制御手段8は、表示手段7を制御してナンバープレートの文字認識の結果を表示させる(ステップST311)。なお、このステップST311の過程の処理動作は、前述の図3に示したステップST112の過程と同様に行われるものである。なお、図12に示したように撮影したものが自動車のナンバープレート22であれば、破線枠17に入っている必要はなく、モード1あるいはモード2のいずれに設定されていても読取ることは可能であるが、第2の検出手段5による処理を行わない分だけモード1に設定されているときのほうが読取る処理時間は少なくなる。
以上のように実施の形態2によれば、制御手段8が第1の検出手段4と第2の検出手段5とを用いて自動車のナンバープレートと原動機付き自転車のナンバープレートとを順次読取るように制御するようにしたので、操作者に細かなモード設定を行わせることなく自動車と原動機付き自転車の両方のナンバープレートを読取ることができるという効果がある。
また、制御手段8が、前回の動作から読取りを優先するナンバープレートの種類を設定し、当該種類に対応する検出手段を起動して処理を行うようにしたので、自動車と原動機付き自転車の両方を対象としながら処理過程を抑制して処理時間を短縮することができるという効果がある。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3によるナンバープレート読取装置は、図1に示したものと同様に構成されているもので、ここではその重複説明を省略する。また、該装置の外観は例えば図2に示したように構成されている。
次に動作について説明する。
図13は、この発明の実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。実施の形態3によるナンバープレート読取装置の制御手段8は、図3に示したステップST102の過程ならびに図11に示したステップST302の過程と同様に画像入力手段1を制御してナンバープレートを含んでいる画像を入力する(ステップST401)。この後、図11のステップST303等と同様に、制御手段8は上記の入力画像と領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報が示す領域とを表示手段7に表示させる(ステップST402)。
上記のように表示を行わせた後、制御手段8は拡大あるいは縮小が指示されたか否かを判定する(ステップST403)。例えば図2に示した読取装置9の押しボタン13を拡大・縮小を行う際に操作する押しボタンとして設定/構成したとき、押しボタン13に行われた押し操作に応じて入力手段3から拡大あるいは縮小を指示する信号が出力されたか否かを判定する。例えば押しボタン13が1回押されると拡大、短い間隔で続けて2回押されると縮小となるように関連付けをしておき、制御手段8はこのような操作が行われた旨を示す信号を入力したとき、拡大あるいは縮小の指示がなされたと判定して領域座標記憶手段2に記憶されている領域、即ち原動機付き自転車のナンバープレートを検出する入力画像中の領域を拡大あるいは縮小する処理を行う(ステップST404)。
制御手段8は、図11のステップST304等の過程と同様に読取指示があったか否かを判定する(ステップST405)。読取指示がないと判定した場合にはステップST401の過程に戻り、以降の過程を同様に繰り返し処理する。読取指示があったと判定した場合には、図11のステップST305等の過程と同様に画像入力手段1を制御してナンバープレート認識用の画像を入力する(ステップST406)。次に制御手段8は、第1の検出手段4を起動させてステップST406の過程で入力した画像から自動車のナンバープレートの検出を行わせる(ステップST407)。
この後制御手段8は、第2の検出手段5を起動させて原動機付き自転車のナンバープレートの読取りに使用する検出処理用のパラメータ設定を行う(ステップST408)。検出処理用のパラメータとは、数字候補パターンの抽出に使用する例えばパターンの幅・高さの許容範囲を定めるパラメータや、数字パターン列の抽出に使用する例えば水平・垂直方向の各距離の許容範囲を定めるパラメータなどで、実施の形態1において図10を用いて説明したステップST203の過程で用いられているもの、またステップST204の過程で用いられているものと同様なものである。これらのパラメータは、画像中のナンバープレートの大きさに合わせて設定する必要があるが、原動機付き自転車のナンバープレートは破線枠とほぼ同じ大きさになるため、破線枠の大きさが変更された場合は、変更前後の比率に応じてパラメータも変更する。例えば、破線枠の幅が半分になったら、水平方向の長さにかかわるパラメータも半分の値にする。
上記のような検出処理用パラメータを設定した後、第2の検出手段5は、ステップST406の過程で入力した入力画像から原動機付き自転車のナンバープレートを検出する処理を行う(ステップST409)。この処理動作は、前述の実施の形態1で説明した図3のステップST114等の過程と同様に行われ、図10を用いて説明したように上記の各パラメータが使用されている。前述のステップST111等の過程と同様に文字認識手段6が第1の検出手段4または第2の検出手段5から出力されたナンバープレートの検出結果から文字認識を行う(ステップST410)。
第1の検出手段4と第2の検出手段5の両方において各々ナンバープレートを検出した場合には、文字認識手段6は両方のナンバープレートに対して文字認識を行って二つの認識結果を出力する。このように二つの認識結果が出力されたとき制御手段8は、認識結果の選択を行う(ステップST411)。認識対象パターンと認識結果の文字が、どれほど似ているかを示す指標として類似度があり、一般にこの値が大きいほど認識結果が信頼できる。このため、例えば文字認識手段6の文字認識処理で得られる各文字の類似度の平均値を求め、第1の検出手段4の検出結果を処理したときの類似度の平均値と第2の検出手段5の検出結果を処理したときの類似度の平均値とを比較して、値の大きいものを選択する。あるいは認識することができなかった文字パターンの数が少なかったものを選択するようにしてもよい。制御手段8は、このように信頼性の高い認識結果を選択して表示手段7に表示させる(ステップST412)。
図14及び図15は、実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。図4等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その説明を省略する。図14は入力画像中の原動機付き自転車のナンバープレート23が大きく撮影されたため、このナンバープレート23が領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報の示す領域を表した破線枠17からはみ出している表示画面10を示したもので、図15は上記の破線枠17を拡大処理した後の破線枠24を有する表示画面10を示したものである。
実施の形態3によるナンバープレート読取装置の領域座標記憶手段2には、位置情報として標準値と現状値の2種類のデータが格納されている。標準値は、予め標準となる座標値を定めたもので、現状値は、拡大または縮小の処理毎に更新されている座標値である。この座標値の初期値は標準値である。実施の形態3によるナンバープレート読取装置を構成する表示手段7などの各手段は現状値を参照して処理動作を行う。
図2に示したレンズ14に光学ズーム等の機能が備えられていない場合、ナンバープレートを小さく撮影するときにはレンズ14と撮影対象のナンバープレートとの距離を離すことが必要になる。周辺の建造物等との関係で撮影位置が限られ、レンズ14とナンバープレートとの距離を好ましく確保することができない場合には図14に示したように原動機付き自転車のナンバープレート23が破線枠17からはみ出すように撮影されてしまうこともあるが、この状態で読取開始指示がなされても正しく読取り処理を行うことができない。
図13に示したステップST404の過程は、このような場合でもナンバープレート23を読取ることができるように処理するもので、例えば図15に示したようにナンバープレート23を拡大処理された破線枠24の中に合わせ込むことができるようにして、表示画像10の中で破線枠24とナンバープレート23とをほぼ合致させている。
図16は、実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。この図は、図13に示したステップST404の過程で行われる処理を詳細に示したものである。制御手段8は、入力手段3から拡大指示を示す信号を入力したか否かを判定する(ステップST501)。拡大指示を示す信号を入力したと判定したとき、前述のように予め設定されている標準値の領域サイズと現状値の領域サイズとの比率即ち倍率を求め、この倍率が予め設定されている上限の値に至っているか否かを判定する(ステップST502)。上限値に至っていない即ち倍率が最大に至っていないと判定したときには現状値の領域サイズを拡大して(ステップST503)、図13に示したステップST405の過程に移行する。ステップST502の過程で上限値に至っていると判定したときには拡大処理を行わずに図13のステップST405の過程に移行する。
ステップST501の過程で、拡大指示を示す信号を入力していないと判定したとき、入力手段3から縮小指示を示す信号を入力したか否かを判定する(ステップST504)。縮小指示を示す信号を入力したと判定したとき、前述の倍率が予め設定されている下限の値に至っているか否かを判定する(ステップST505)。下限値即ち倍率が最小に至っていないと判定したときには現状値の領域サイズを縮小して(ステップST506)、図13のステップST405の過程に移行する。ステップST504の過程で縮小指示を示す信号を入力していないと判定した場合や、ステップST505の過程で下限値に至っていると判定した場合には図13のステップST405の過程に移行する。
なお、上記の説明では拡大と縮小の指示を押しボタン13を用いて入力するように説明しているが、別の押しボタンを用いても良く、あるいは押しボタン以外の入力手段を用いるようにしても良い。また、拡大・縮小だけでなく領域の位置を移動させるようにして同様な作用効果が得られるようにしても良い。
また、1回の拡大・縮小の操作により所定の定倍率によって拡大・縮小を行うようにしても操作毎に倍率を変化させて拡大・縮小を行うようにしてもよい。例えば、表示画面10にタッチパネルを備えて構成し、表示画面10から領域を表す座標値を直接入力できるようにしておき、当該直接入力された座標値を用いて制御手段8が領域座標記憶手段2に位置情報として記憶されている座標値を更新するようにしても良い。
以上のように実施の形態3によれば、自動車及び原動機付き自転車のナンバープレートの両方の検出処理を行い、共に検出した場合には各ナンバープレートの文字認識の結果から信頼性の高いいずれか一方を選択するようにしたので、モード1あるいはモード2を設定することなく自動車と原動機付き自転車の両方のナンバープレートを読取ることができ、さらに、誤検出が発生した場合でも正しい認識結果を得ることができるという効果がある。
また、領域座標記憶手段2に記憶されている位置情報の領域を拡大・縮小して処理するようにしたので、表示画面10に表示される破線枠にナンバープレートを合せ込むことが容易になり、正しく原動機付き自転車のナンバープレートを読み取ることができるという効果がある。
なお、実施の形態1〜3による各ナンバープレート読取装置は、自動車のナンバープレートと原動機付き自転車のナンバープレートの2種類を読取るものとして説明したが、検出対象とするナンバープレートに記されている文字の大きさ・配置について具体的な値が定められたナンバープレートであれば、これを自動車のナンバープレートに含めて同様に取り扱うようにしても良い。例えば、自動二輪車のナンバープレートは、平成12年 交文社発行 「自動車登録関係通達・情報集」pp.1125に記載のように、法令で上記の値が定められており、一般の四輪自動車のナンバープレートとは異なるが、実施の形態1〜3において説明した自動車のナンバープレートと同様に処理することができる。また、前述の説明では原動機付き自転車のナンバープレートを検出するとき、パターン幅・高さ・中心位置やパターン間の距離に関するパラメータを用いているが、それ以外のパラメータを用いても良く、さらに従来から使用されている比率に基づくパラメータを加えて処理しても良い。また、領域座標記憶手段2に格納されている位置情報の表示に破線枠を使用しているが、これは当該位置情報の示す領域が画像の中でどの位置になるか目視判別できるものであれば別の表現方法でも良く、例えば、特定色の実線枠を使用した表現や領域の四隅に任意のシンボル等を表示するような表現でも良い。
この発明の実施の形態1によるナンバープレート読取装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の外観を示す説明図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 原動機付き自転車のナンバープレートを示す説明図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 実施の形態1によるナンバープレート読取装置の第2の検出手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示す説明図である。 実施の形態3によるナンバープレート読取装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像入力手段、2 領域座標記憶手段、3 入力手段、4 第1の検出手段、5 第2の検出手段、6 文字認識手段、7 表示手段、8 制御手段、9 読取装置、10 表示画面、11〜13 押しボタン、 14 レンズ、15 ナンバープレート、16 認識結果、17 破線枠、18 メッセージ、19 ナンバープレート、21 認識結果、22,23 ナンバープレート、24 破線枠。

Claims (5)

  1. 入力画像中の予め定められた領域を示す位置情報を記憶する領域座標記憶手段と、
    画像入力手段から出力される入力画像から自動車のナンバープレートを検出する第1の検出手段と、
    前記位置情報に対応する前記入力画像の領域から原動機付き自転車のナンバープレートを検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段及び第2の検出手段を制御して前記入力画像から得られた検出結果を文字認識手段に処理させ、前記入力画像、前記位置情報が示す領域、及び文字認識手段の認識結果を表示手段に表示させる制御手段とを備えたナンバープレート読取装置。
  2. 第2の検出手段は、領域座標記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて設定したパラメータを用いてナンバープレートを検出することを特徴とする請求項1記載のナンバープレート読取装置。
  3. 制御手段は、第1の検出手段または第2の検出手段のいずれか一方を動作させナンバープレートが検出されなかったとき他方の検出手段を動作させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のナンバープレート読取装置。
  4. 制御手段は、同じ入力画像を第1の検出手段と第2の検出手段に処理させ、前記第1の検出手段及び第2の検出手段がナンバープレートを検出したとき該第1の検出手段の検出結果及び第2の検出手段の検出結果を文字認識手段で処理させ、該処理結果から信頼性の高い認識結果を選択することを特徴とする請求項1または請求項2記載のナンバープレート読取装置。
  5. 制御手段は、入力手段になされた操作に応じて領域座標記憶手段に記憶されている位置情報を変更し、
    第2の検出手段は、前記変更された位置情報に基づいてナンバープレートの検出に用いるパラメータを設定して前記変更された位置情報が示す領域からナンバープレートを検出することを特徴とする請求項2ないし請求項4記載のナンバープレート読取装置。
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JP2009075851A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Canon Inc 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体
JP2017054408A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 オムロン株式会社 車種判別装置、車種判別方法、および車種判別プログラム
CN110390330A (zh) * 2019-07-25 2019-10-29 网链科技集团有限公司 电动自行车车牌识别系统及方法

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