JP2006344094A - 3D写真の作成およびWeb公開システム - Google Patents
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Abstract
【課題】3D写真の作成からWeb公開までの作業を、インターネットに関する専門的な知識を持たないユーザーでも簡単にかつ短時間で行えるようにするシステムを提供する。
【解決手段】3D写真の作成からWeb公開までの作業を、クライアントアプリケーションを使用してボタン一発で行えるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】3D写真の作成からWeb公開までの作業を、クライアントアプリケーションを使用してボタン一発で行えるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、3D写真の作成および作成された3D写真を簡単にWeb上に公開するシステムに関するものである。
インターネット販売において、出品者が商品を消費者に立体的に見せるために商品の3D写真をインターネットに公開する場合、以下の手順を必要とする。
商品の写真を撮影し、特定のオーサリングソフトを購入しそれを用いて3D写真を生成し、3D写真と商品説明を含むHTMLファイルを格納するWebスペースを確保し、商品説明を含むHTMLファイルを作成し、HTMLソースの中に3D写真を表示するようにスクリプトを埋め込み、最後に3D写真とHTMLファイルをFTP転送ツールを用いてWebサーバーに転送しなければならない。
前記のような手順を経て始めて3D写真をWeb上に公開することができる。
しかしながら、このような従来技術による3D写真のWeb公開は、多数の手順を必要とし、かつ、画像処理やコンピューター、インターネットに関する高度な技術を必要とするため、これらの技術を身に付けていない一般的なユーザーは自分の力で3D写真のWeb公開を行うことができないという問題点がある。
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするもので、3D写真の作成からWeb公開までの作業を、インターネットに関する専門的な知識を持たないユーザーでも簡単にかつ短時間で行えるようにするシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ローカルパソコン上で3D写真を作成し、広域ネットワークを介して作成した3D写真を閲覧ユーザーの端末へ配信するシステムであって、3D写真の作成と撮影対象物の説明の記入をサポートし、作成したデータを広域ネットワークを介してデータ受信サーバーに転送するクライアントアプリケーションと、データ受信サーバーに転送された3D写真を格納するファイルサーバーと、データ受信サーバーに転送されたファイルのサイズに応じてデータ転送料をクレジットカードや電子マネーなどにより徴収する課金手段と、登録した顧客情報を管理するための顧客情報データベースと、ファイル情報データベースと顧客情報データベースを管理するデータベースサーバーと、広域ネットワーク上の不特定多数の閲覧ユーザーを対象にした商品の閲覧を受け付けるWebサーバーを有することを特徴としている。
以上で説明したように、本発明によれば、今までに3D写真を利用して自店の商品を消費者に紹介したいけれど、インターネットに関する知識や技術が不足していたために利用できなかった人が、簡単に3D写真を作成でき、かつ簡単にWebに公開することができるようになるという効果がある。
また、本発明により、3D写真という技術がインターネットショッピングにおいて普及し、その結果、消費者は商品を立体的に見ることができて、かつ、拡大して細部まで見られるので、安心してインターネットで買い物ができるようになるという効果がある。
さらに、出品者は既存のネット販売システム(大手ネットショッピングモールや大手オークションシステムなど)に変更を加えずに、消費者に3D写真を提供できるので、より多くの商品(特に美術品やインテリアなどオブジェクトのデザインが重視される商品)が売れるようになるという効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係わる3D写真の作成およびWeb公開システムの構成図である。
図2は3D写真を撮影するための装置の図である。図3は3D写真の作成およびWeb公開手段の構成図である。図4はWebに公開された3D写真を閲覧するときに表示されるWebページのイメージ図である。
図1において、1は出品者であり、出品者のパソコンに、3D写真の作成と作成した3D写真をデータ受信サーバー7に転送するクライアントアプリケーション2がインストールされている。
3,4はWebに公開された3D写真を閲覧するユーザーである。5はインターネットやLAN、携帯ネットなどのネットワークである。
6はWebサーバーであり、広域ネットワーク5を介して閲覧ユーザー3,4と接続しており、閲覧ユーザーのリクエストに対して3D写真と説明文を送信する。7はクライアントアプリケーション1から転送された3D写真や3D写真にサイズなどの情報、3D写真に対する説明文を受信するデータ受信サーバーである。
7で受信した3D写真はファイルサーバー8に移動され、保存される。7で受信した3D写真に関する情報と説明文はファイル情報データベース11に書き込まれる。
12は顧客情報データベースであり、本発明を利用する顧客のユーザーアカウント情報、パスワードや連絡先などの情報が格納されている。9はデータベースサーバーで、ファイル情報データベース11や顧客情報データベース12のアクセスを管理する。
6から12までのシステムをまとめてシステムセンター10と呼ぶ。13は光LANなどの専用回線で、クレジットカード会社14や電子マネー発行銀行15などの金融機関と接続している。
16は課金手段で、クライアントアプリケーション2からデータ受信サーバー7へのデータ転送量に応じて電子マネー決済や各種のカードの決済などの課金処理を行う。
以下、3D写真の作成およびWeb公開に関する動作について説明する。
まず、出品者は出品したい商品を図2に示すような回転するターンテーブル21に載置して、ターンテーブルを一定の角度回転させながら全方向からオブジェクトをデジタルカメラ23により撮影する。
図3に示す手段について説明する。撮影した写真を出品者のパソコンに取り込み、図1のクライアントアプリケーション2に撮影した写真を読み込ませる。
次に、Quicktime(商品名)に付属するAPIを用いて、撮影した写真をQuicktimeVR形式(ムービーファイルのフォーマットの一種)に変換する。こうして3D写真の作成が完了する。
作成された3D写真は図1のクライアントアプリケーション2のウインドウ内で即座にプレビューすることができる。
作成された写真をマウスで掴んだまま上下左右に動かすと、3D写真に写っているオブジェクトもマウスの移動方向および移動量に応じて回転するのである。
3D写真に写っているオブジェクトが回転する原理は、マウスの移動方向に合わせて、ターンテーブルを用いて撮影された写真が次々と差し換えられて表示されることである。
プレビューで作成された3D写真を確認して結果がOKならば、作成された3D写真に関する説明を記入する。
最後に、クライアントアプリケーションの「転送」ボタンをクリックすると、TCP/IPプロトコルにより3D写真と3D写真の情報、説明文がデータ受信サーバーに転送され、3D写真に関する情報と説明文はファイル情報データベースに書き込まれる。
このとき、出品者がどのぐらいの量のデータをデータ受信サーバーに転送したかを記録し、この情報もファイル情報データベースに書き込まれる。
ファイル情報データベースへの書き込みが成功すると、クライアントアプリケーションはデータ転送サーバーから3D写真を閲覧するためのWebページのURLを通知され、その結果がクライアントアプリケーションの画面に表示される。
出品者はオークションやインターネットショッピングモールなどに出品している自店の商品の説明部分にこのURLを貼り付けることで、第三者の閲覧を呼びかけることが可能である。
閲覧に関しては後に詳しく説明する。
ここまでが3D写真をWebに公開する動作である。実際に出品者が行う作業は、オブジェクトの写真撮影、撮影した写真の読み込み、3D写真作成ボタンのクリック、説明文の記入、転送ボタンのクリックという5つの作業だけである。
この5つの作業は、パソコンの初心者でも一度簡単な説明を受ければ容易に行えるはずである。
出品者は、WebサーバーやWebスペース、データベース、HTMLファイルなどについて全く意識する必要は無い。
課金手段については、クライアントアプリケーションからデータ受信サーバーへ転送されたデータの量に応じて、クレジットカードや電子マネーなどにより代金を徴収する。
転送された3D写真の閲覧に関する動作を以下に述べる。上記の説明で述べたように、3D写真のデータサーバーへの転送が完了すると、クライアントアプリケーションは閲覧するためのURLを通知される。
図1の閲覧ユーザー3,4がこのURLにアクセスすると、Webサーバー上でWebページのHTMLソースを生成するプログラムが実行される。
このプログラムは、図1のファイル情報データベースに書き込まれているデータをもとに3D写真と説明文を含むWebページのHTMLソースを生成する。
生成されたHTMLソースは閲覧ユーザーのWebブラウザーに転送される。
3D写真表示用のプラグインを有するWebブラウザーであれば、説明文と3D写真が同一ページ内に表示される。そのイメージ図を図4に示す。
図4で表示された3D写真42をマウスでつかんだまま上下左右に動かすと、クライアントアプリケーションでのプレビューと同様に、3D写真の中のオブジェクトがマウスの動きに合わせて回転する。
このようにして閲覧ユーザーは3D写真の中のオブジェクトをすべての角度から眺めることができ、さらに、図4のコントロールバー45の操作により、オブジェクトを自由自在に拡大や縮小することができる。
3D写真表示用のプラグインを有しないブラウザーの場合、3D写真表示用のプラグインのインストール方法が書かれた説明文が表示され、その説明に従えばプラグインをインストールすることができる。
Claims (1)
- ローカルパソコン上で3D写真を作成し、広域ネットワークを介して作成した3D写真を閲覧ユーザーの端末へ配信するシステムであって、3D写真の作成と撮影対象物の説明の記入をサポートし、作成したデータを広域ネットワークを介してデータ受信サーバーに転送するクライアントアプリケーションと、データ受信サーバーに転送された3D写真を格納するファイルサーバーと、データ受信サーバーに転送されたファイルのサイズに応じてデータ転送料をクレジットカードや電子マネーなどにより徴収する課金手段と、登録した顧客情報を管理するための顧客情報データベースと、ファイル情報データベースと顧客情報データベースを管理するデータベースサーバーと、広域ネットワーク上の不特定多数の閲覧ユーザーを対象にした商品の閲覧を受け付けるWebサーバーを有することを特徴とする3D写真の作成およびWeb公開システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005170318A JP2006344094A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 3D写真の作成およびWeb公開システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005170318A JP2006344094A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 3D写真の作成およびWeb公開システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006344094A true JP2006344094A (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=37641002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005170318A Withdrawn JP2006344094A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 3D写真の作成およびWeb公開システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006344094A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014154171A (ja) * | 2013-02-11 | 2014-08-25 | Ricoh Co Ltd | オークションアイテムリストの生成 |
-
2005
- 2005-06-10 JP JP2005170318A patent/JP2006344094A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014154171A (ja) * | 2013-02-11 | 2014-08-25 | Ricoh Co Ltd | オークションアイテムリストの生成 |
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