JP2006343951A - サンプルデータ作成システムおよびその作成プログラム - Google Patents

サンプルデータ作成システムおよびその作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に新規の情報処理システムが要求する正しいデータを作成できる。
【解決手段】作成するサンプルデータ8のデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力していく各過程において、
既に入力されている項目の条件に適合するように該当項目の項目値が決定された、データ数分のサンプルデータを一括自動作成してサンプルデータ格納テーブル1に書込むサンプルデータ作成部22と、
サンプルデータ格納テーブルにデータ数分のサンプルデータが記憶された後に別の項目の条件が入力されると、先に作成したデータ数分のサンプルデータの該当項目の各項目値を入力した条件に基づいて編集するサンプルデータ編集部24とを設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、新規に作成された情報処理システム内に設けられたデータベースにそれぞれ複数の項目値からなる複数のデータを担当者が書込む際に、この担当者にて参照される、実際の各データを模した複数のサンプルデータを作成するサンプルデータ作成システム、およびサンプルデータ作成プログラムに関する。
各企業や団体等において、人事・給与システムを新規導入するためには、新人事・給与システムの導入まで使用していた旧人事・給与システムのデータベースに記憶されている人事や給与に関するデータを、新システムのデータベースへ移行する作業が発生する。
しかし、人事や給与に関するデータは多種多様で複雑なため、新人事・給与システムの導入準備が非常に煩雑である。そのため、人事・給与システムを導入する企業や団体等の導入側は、人事・給与システムを提供するメーカやソフトウェア開発会社等の提供側にデータを作成・投入するための支援を要請する必要がある。
なお、一般に、旧システムで採用されるデータ形式と新システムで採用されるデータ形式とは異なる場合が多い。旧システムの旧システム用データを読出して、自動的に新システム用データに変換して新システムへ書込む技術が特許文献1に開示されている。
しかし、新システムに新規のデータを入力する場合におけるデータ作成にあたり、提供側は、導入側に対して、データの作成方法の指導、作成後のデータ検証などの作業が発生する。
導入側は、新システムに入力すべきデータを作成するにあたり、新システムのデータ構造、仕様について理解していないため精度の高いデータを作成することは困難である。また導入時には複数のデータを作成し投入することになるが、新旧データ間の連携について整合性が取れないことが考えられる。
データ作成、およびデータのシステムに対する入力時の公知技術としては「データチェック」、「ワーニング、エラー出力」があり、それにより、誤ったデータがシステムに入力されるのを防いでいる。具体的には、データ入力時に、各々のカラム毎にNOT NULL制約、データ型、バイト数等を指定することにより、不正なデータが存在する場合はエラー出力をする。またテーブル間でフォーリンキーが張ってあるなど親子関係がある場合など、整合性が取れない場合にエラーを出力するなど、誤ったデータ投入を未然に防いでいる。
特開2004−240524号公報
しかしながら、上述した技術では、誤ったデータがシステムに入力されることを防ぐことは出来ても、事前に正しいデータを作成しデータの完成度を高めることはできない。また、担当者が不用意に誤ったデータをシステムに入力しようとした場合に、エラー表示されるが、この誤ったデータをその都度修正する必要があるが、その修正に多大な労力を要する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、たとえ新規に構築された情報処理システムで採用される各データのデータ構造や、各データを構成する各項目のデータ相互間の制約等を理解できていない不慣れな担当者であっても、一瞥するのみで、簡単に新規に構築された情報処理システムが要求する正しいデータを作成でき、データ作成作業とデータ入力作業の作業能率を向上できるサンプルデータ作成システム、およびサンプルデータ作成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明は、情報処理システム内に設けられたデータベースにそれぞれ複数の項目値からなる複数のデータを書込む際に参照される、各データを模した複数のサンプルデータを作成するサンプルデータ作成システムである。
そして、このサンプルデータ作成システムは、作成するサンプルデータのデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力する条件入力手段と、この条件入力手段で順次入力される各条件を順番に記憶していくデータ作成条件メモリと、条件入力手段にてサンプルデータのデータ数の条件が入力されると、この時点でデータ作成条件メモリに書込まれている項目の条件に適合するように該当項目の項目値が決定された、データ数分のサンプルデータを一括自動作成するサンプルデータ作成手段と、自動作成されたデータ数分のサンプルデータを記憶するサンプルデータ格納テーブルと、サンプルデータ格納テーブルにデータ数分のサンプルデータが記憶された後に条件入力手段にて項目の条件が入力されると、サンプルデータ格納テーブルに記憶されたデータ数分のサンプルデータの該当項目の各項目値を入力した条件に基づいて編集するサンプルデータ編集手段とを備えている。
このように構成されたサンプルデータ作成システムにおいては、このサンプルデータ作成システムの操作者は、作成すべきサンプルデータのデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力すると、最終的に各条件を満足する指定データ数のサンプルデータが自動的に作成される。
この複数の条件を順次入力していく過程において、サンプルデータのデータ数の条件が入力された時点で、とりあえず、データ数分のサンプルデータが作成される。このデータ数分のサンプルデータが作成された後に、残りの条件が入力すると、既に作成されているデータ数分のサンプルデータが入力した条件に基づいて自動的に編集される。
また別の発明は、上述した発明のサンプルデータ作成システムに対して、さらに、条件入力手段にて条件が入力されると、この条件をデータ作成条件メモリに記憶する前に、この条件がこの時点でデータ作成条件メモリに記憶されている他の条件に整合するか否かを判定する入力条件判定手段と、この入力条件判定手段が整合しないと判定したとき警告を出力する警告出力手段とを備えている。
このように構成されたサンプルデータ作成システムにおいては、このサンプルデータ作成システムの操作者は、先に入力した条件と矛盾した条件を入力した場合は、警告が発せられる。
また、別の発明は、コンピュータにサンプルデータを自動作成させるサンプルデータ作成プログラムである。そして、このサンプルデータ作成プログラムは、情報処理システム内に設けられたデータベースにそれぞれ複数の項目値からなる複数のデータを書込む際に参照される、各データを模した複数のサンプルデータを作成するコンピュータを、
作成するサンプルデータのデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力する条件入力手段、この条件入力手段で順次入力される各条件を順番にデータ作成条件メモリに記憶していく手段、条件入力手段にて前記サンプルデータのデータ数の条件が入力されると、この時点でデータ作成条件メモリに書込まれている項目の条件に適合するように該当項目の項目値が決定された、データ数分のサンプルデータを一括自動作成するサンプルデータ作成手段、自動作成されたデータ数分のサンプルデータをサンプルデータ格納テーブルに記憶する手段、サンプルデータ格納テーブルにデータ数分のサンプルデータが記憶された後に条件入力手段にて項目の条件が入力されると、サンプルデータ格納テーブルに記憶されたデータ数分のサンプルデータの該当項目の各項目値を入力した条件に基づいて編集するサンプルデータ編集手段として機能させる。
このように形成されたサンプルデータ作成プログラムにおいては、上述した発明のサンプルデータ作成システムとほぼ同じ作用効果を奏する。
また、別の発明は、上述した発明のサンプルデータ作成プログラムにおいて、さらに、コンピュータを、条件入力手段にて条件が入力されると、この条件を前記データ作成条件メモリに記憶する前に、この条件がこの時点で前記データ作成条件メモリに記憶されている他の条件に整合するか否かを判定する入力条件判定手段、この入力条件判定手段が整合しないと判定したとき警告を出力する警告出力手段として機能させる。
このように形成されたサンプルデータ作成プログラムにおいても、上述した発明のサンプルデータ作成システムとほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
本発明のサンプルデータ作成システムおよびサンプルデータ作成プログラムにおいては、作成すべきサンプルデータのデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力すると、各条件を満足する指定データ数のサンプルデータを自動作成する。
したがって、たとえ新規に構築された情報処理システムで採用される各データのデータ構造や、各データを構成する各項目のデータ相互間の制約等を理解できていない不慣れな担当者であっても、本発明のサンプルデータ作成プログラムで動作制御されるサンプルデータ作成システムで作成されたサンプルデータを一瞥するのみで、簡単に新規に構築された情報処理システムが要求する正しいデータを作成でき、データ作成作業とデータ入力作業の作業能率を向上できる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わるサンプルデータ作成プログラムが組込まれたサンプルデータ作成システムの概略構成を示すブロック図である。
この実施形態のサンプルデータ作成システムは、各企業において、新規に人事・給与システムを構築した場合において、この人事・給与システムのデータベースに対して、この企業の各社員の、社員コード、名字(漢字)、名字(カナ)、名前(漢字)、名前(カナ)、性別、組合員区分、年齢、住所、勤続年数、所属、役職、給与等の複数項目の各項目値からなる各社員のデータを各企業の人事担当者がキーボード等を用いて入力する場合に、参照する実際のデータを模したサンプルデータを社員数分だけ自動的に作成する。
そして、この実施形態のサンプルデータ作成システムは、内部にサンプルデータ格納テーブル1が形成されたデータベースサーバ2と、例えばPC(パーソナルコンピユータ)からなる操作端末3とで構成されている。
データベースサーバ2のデータベース内に形成されたサンプルデータ格納テーブル1内には、図2(d)に示すように、前述した実際のデータを模したサンプルデータ8が社員数分だけ自動的に書込まれる。各サンプルデータ8における、法人コードは正しい法人コードであり、社員コードは例えばカウンタで自動計数された連番であり、名字(漢字)および名字(カナ)は同一名のダミーであり、名前(漢字)、名前(カナ)はカウンタで自動計数された連番であり、性別および組合員区分は指定された条件に配分された項目値である。
例えば、性別における[1]は男性を示し[2]は女性を示す。組合員区分における[1]は組合員を示し[2]は非組合員を示す。このサンプルデータ格納テーブル1内には、図2(a)に示すように、このサンプルデータ作成システムの起動時には、法人コード、社員コード、名字(漢字)、名字(カナ)、名前(漢字)、名前(カナ)、性別、組合員区分、…、等の各項目の項目名以外に、何も書込まれていない。
操作端末3内には、質問項目メモリ4、表示部5と操作部6とからなるGUI7が設けられている。質問項目メモリ4内には、図3に示すように、このシステムで作成するサンプルデータ8のデータ数の条件、サンプルデータ8の各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で入力するための質問の内容が質問番号、処理種別が付されて記憶されている。
処理種別は、データベースサーバ2の図2に示すサンプルデータ格納テーブル1に対するサンプルデータ8の書込み方法を示している。
「登録」は質問番号[1]の質問の回答で入力された法人コードの条件を無条件で図4に示すデータ作成条件メモリ9に書込む処理を示す。
「作成」は質問番号[2]の質問の回答で入力された社員数の条件が入力されると、この条件を満たすように、サンプルデータ8をサンプルデータ格納テーブル1に書込む処理を示す。
「編集」は質問番号[3]以降の各質問番号[3]〜[K]の質問の回答で各項目の条件が入力されると、サンプルデータ格納テーブル1に既に書込まれている各サンプルデータ8の該当項目の項目値をこの条件を満たすように編集する処理を示す。
データベースサーバ2のデータベース内に形成されたデータ作成条件メモリ9内には、図4に示すように、前述した質問形式で順次入力された各サンプルデータ8を自動作成するための各条件が順次書込まれる。この実施形態においては、法人コード、社員数、男性社員数、女性社員数、組合員数の各条件が書込まれる。
さらに、データベースサーバ2のデータベース内に形成されたデータ形式メモリ10内には、図5に示すように、このサンプルデータ作成システムの操作者がGUI7を用いて入力する前述した法人コード、社員数、男性社員数、女性社員数、組合員数の各条件のデータ形式が記憶されている。例えば、法人コードは「半角3桁」で入力する必要がある。また、社員数は「最大5桁」、「英数」、「NOT NULL制約」で入力する必要がある。
次に、図1に示すコンピュータで構成された操作端末3およびデータベースサーバ2内の、それぞれアプリケーション・プログラムで形成された各部の動作を順番に説明していく。操作端末3の質問項目表示部11は、質問項目メモリ4に記憶されたサンプルデータ作成のための条件に対する質問を質問番号順に読出して、GUI7の表示器5に表示出力する。
条件入力部12は、操作者が表示出力された質問に答える形式で操作部6を介して入力された条件を条件送信部13へ送出する。条件送信部13は条件をデータベースサーバ2内の入力条件判定部14へ送信する。この場合、条件にサンプルデータの例えばサンプルデータ格納テーブル1に対する格納領域等の環境情報を併せて送信する。
データベースサーバ2内の入力条件判定部14は、受信した条件が、データ形式メモリ10に記憶されたデータ形式に一致するか、また、データ作成条件メモリ9に既に書込まれている各条件と整合するかを判定する。例えば、既に、社員数の条件が2000と、データ作成条件メモリ9に既に書込まれている状態において、組合員数の条件が2500と入力されると、組合員数が社員数を超えるので、整合しないと判定する。なお、データ作成条件メモリ9にまだ条件が書込まれていない場合は、整合していると判定する。
入力条件判定部14は、入力された条件が正常の場合、入力条件書込部15へ受信した条件を送出する。入力条件書込部15はこの条件をデータ作成条件メモリ9に書込む。判定応答部16は、入力条件判定部14における入力された条件に対する正常・異常の判定結果を入力された条件に付して、操作端末3の判定入力部17へ送信する。
操作端末3の判定入力部17は、受信した正常・異常の判定結果が付された条件を判定表示部18を介してGUI7の表示部5へ表示出力する。異常の場合は警告メッセージも同時に表示する。操作者は、警告メッセージを確認すると、先に入力した条件を訂正して再入力する。再入力された条件は、条件入力部12、条件送信部13を介して再度データベースサーバ2へ送信される。
操作者は、表示器5の正常メッセージを確認すると、この条件に対する実行指示を操作入力する。操作入力された実行指示は、実行指示取込部19を介して、処理種別判定部20へ送出される。処理種別判定部20は、入力された条件の質問の処理種別を判定し、「登録」、「作成」の場合は、サンプルデータ作成指示部21を起動して、条件を指定したサンプルデータ作成指示をデータベースサーバ2のサンプルデータ作成部22へ送信させる。
処理種別判定部20は、処理種別が「編集」の場合は、サンプルデータ編集指示部22を起動して、条件を指定したサンプルデータ編集指示をデータベースサーバ2のサンプルデータ編集部24へ送信させる。
データベースサーバ2のサンプルデータ作成部22は、質問番号1の「登録」の条件(法人コード)が入力されると、この条件(法人コード)は既にデータ作成条件メモリ9に書込まれているので何もしない。
また、サンプルデータ作成部22は、質問番号2の「作成」の条件(社員数)が入力すると、この時点でデータ作成条件メモリ9に書込まれている条件(質問番号1の法人コード、質問番号2の社員数)に適合するように該当条件に対応する各項目(法人コード、社員コード)の項目値(ABC、社員コード0001〜2000)が決定された、社員数(2000個)分のサンプルデータ8を一括自動作成して、図2(b)に示すように、サンプルデータ格納テーブル1へ書込む。
なお、この時点で、まだデータ作成条件メモリ9に書込まれていない条件(質問番号3の男性社員数、質問番号4の女性社員数、質問番号5の組合員数)に対応する各項目(性別、組合員区分)の各項目値は、とりあえず、全員男性[1]、全員組合員[1]に仮設定しておく。
データベースサーバ2のサンプルデータ編集部24は、質問番号3以降の「編集」の各条件(質問番号3の男性社員数、質問番号4の女性社員数、質問番号5の組合員数)が入力されると、この時点でサンプルデータ格納テーブル1に書込まれている社員数数分のサンプルデータ8の入力した条件に対応する項目の各項目値を入力した条件に基づいて編集(更新)する。
例えば、質問番号3の男性社員数、質問番号4の女性社員数が入力されると、図2(c)に示すように、サンプルデータ格納テーブル1に書込まれている社員数数分のサンプルデータ8の性別の項目の項目値を全員男性[1]から、男性社員数と女性社員数との比に応じた数の男性[1]および女性[2]に振り分ける。
同様に、質問番号5の組合員数が入力されると、図2(d)に示すように、サンプルデータ格納テーブル1に書込まれている社員数分のサンプルデータ8の組合員区分の項目の項目値を全員組合員[1]から、組合員数と非組合員数との比に応じた数の組合員[1]および非組合員[2]に振り分ける。
このように、最終的に操作端末3を用いて操作入力されたデータ数を含む各条件に合致するサンプルデータ8がサンプルデータ格納テーブル1内に自動的に作成される。
図6は操作端末3の全体動作を示す流れ図である。最初に、質問項目メモリ4の質問数をKとし、質問番号をk=1と初期設定する(ステップS1)。質問番号kの質問を質問項目メモリ4から読出して表示器5に表示する(ステップS2)。操作者がこの質問に答える形式で、法人コード、社員数、男性社員数、女性社員数、組合員数のうちの質問された条件を操作部6から入力すると(ステップS3)、この入力された条件をデータベースサーバ2へ送信する(ステップS4)。
データベースサーバ2からこの条件に対する判定応答が入力し(ステップS5)、この判定応答が異常判定の場合(ステップS6)、表示器5に警報(異常)メッセージを表示して(ステップS7)、S2へ戻り、同一質問番号kの質問を質問項目メモリ4から読出して表示器5に表示して、同一条件に対する再入力を促す。
判定応答が正常判定の場合(ステップS6)、該当条件の処理種別を調べて、処理種別が作成、登録の場合は(ステップS8)、サンプルデータ作成指示をデータベースサーバ2へ送出する(ステップS9)。一方、処理種別が編集の場合は(ステップS8)、サンプルデータ編集指示をデータベースサーバ2へ送出する(ステップS10)。
以上で、1つの質問、条件に対するデータベースサーバ2に対する指示が終了したので、質問番号kを更新して(ステップS11)、更新後の質問番号kが質問数Kを超えていないと判定して(ステップS12)、ステップS2へ戻り、更新後の質問番号kの質問を質問項目メモリ4から読出して表示器5に表示する。更新後の質問番号kが質問数Kを超えると判定すれば、この処理を終了する。
図7はデータベースサーバ2の入力条件判定処理動作を示す流れ図である。操作端末3の条件送信部13から条件が入力すると(ステップQ1)、データ作成条件メモリ9、データ形式メモリ10の内容を読取り(ステップQ2)、入力された条件を内容によりチェックする(ステップQ3)。整合性が取れていれば(ステップQ4)、入力された条件をデータ作成条件メモリ9へ書込み(ステップQ5)、操作端末3へ条件の正常応答を返信する(ステップQ6)。整合性が取れなければ(ステップQ4)、操作端末3へ条件の異常応答を返信する(ステップQ7)。
図8、図9はデータベースサーバ2のサンプルデータ作成編集処理動作を示す流れ図である。操作端末3のサンプルデータ作成指示部21又はサンプルデータ編集指示部23から条件を指定した作成編集処理の実行指示が入力されると(ステップR1)、該当条件の処理種別を調べて、処理種別が「作成」の場合は(ステップR2)、データ作成条件メモリ9に書込まれている社員数(2000個)を処理(作成)対象のサンプルデータ数Xとし、処理(作成)対象のサンプルデータ番号(社員コード)iをi=1に初期設定する(ステップR3)。
サンプルデータ番号iが処理(作成)対象のサンプルデータ数Xを超えていないと判定し(ステップR4)、サンプルデータ番号(社員コード)iのサンプルデータ8を前述した手法で作成し(ステップR5)、サンプルデータ格納テーブル1へ書込む(ステップR6)。そして、サンプルデータ番号(社員コード)iを更新し(ステップR7)、ステップR4へ戻り、更新後のサンプルデータ番号(社員コード)iが処理(作成)対象のサンプルデータ数Xを超えているか否かを判定する。R4にて、更新後のサンプルデータ番号(社員コード)iが処理(作成)対象のサンプルデータ数Xを超えると判定すれば、操作端末3から指示された1つの条件に対応する処理が終了したので、ステップR1へ戻り、操作端末3から次の実行指示を待つ。
ステップR2にて、処理種別が「編集」の場合は、データ作成条件メモリ9に書込まれている社員数(2000個)を処理(編集)対象のサンプルデータ数Xとし、処理(編集)対象のサンプルデータ番号(社員コード)iをi=1に初期設定する(ステップR8)。
サンプルデータ番号iが処理(編集)対象サンプルデータ数Xを超えていないと判定すれば(R9)、該当サンプルデータ番号(社員コード)iのサンプルデータ8の条件で指定された項目の項目値を前述した手法で編集(更新)作成し(ステップR10)、サンプルデータ格納テーブル1へ書込む(ステップR11)。そして、サンプルデータ番号(社員コード)iを更新し(ステップR12)、ステップR9へ戻り、更新後のサンプルデータ番号(社員コード)iが処理(編集)対象のサンプルデータ数Xを超えているか否かを判定する。ステップR9にて、更新後のサンプルデータ番号(社員コード)iが処理(編集)対象のサンプルデータ数Xを超えると、操作端末3から指示された1つの条件に対応する処理が終了したので、ステップR1へ戻り、操作端末3から次の実行指示を待つ。
このように構成されたサンプルデータ作成システムにおいては、このサンプルデータ作成システムの操作者は、作成すべきサンプルデータ8の法人コード、社員数、男性社員数、女性社員数、組合員数等のサンプルデータ3の作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力すると、最終的に各条件を満足する指定データ数のサンプルデータ8が自動的に作成されて、サンプルデータ格納テーブル1に書込まれる。
この複数の条件を順次入力していく過程において、サンプルデータ8のデータ数(社員数)の条件が入力された時点で、とりあえず、データ数(社員数)分のサンプルデータ8がサンプルデータ格納テーブル1内に作成される。このデータ数分のサンプルデータ8が作成された後に、残りの条件が入力すると、既に作成されているデータ数分のサンプルデータ8が入力した条件に基づいて自動的に編集される。
したがって、たとえ全部の条件を入力しなくても、とりあえず、データ数(社員数)分のサンプルデータ8がサンプルデータ格納テーブル1内に作成されるので、非常に便利である。
また、このサンプルデータ作成システムの操作者は、先に入力した条件と矛盾した条件を入力した場合は、警告が発せられるので、誤ったサンプルデータ8が作成されることが防止できる。
このように、このサンプルデータ作成システムで作成されたサンプルデータ8を用いることによって、たとえ新規に構築された情報処理システムで採用される各データのデータ構造や、各データを構成する各項目のデータ相互間の制約等を理解できていない不慣れな担当者であっても、簡単に新規に構築された情報処理システムが要求する正しいデータを作成でき、データ作成作業とデータ入力作業の作業能率を向上できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、操作端末3とデータベースサーバ2とを1台のコンピュータで実現することが可能である。また、作成するサンプルデータ8は、人事・給与に関するデータに限定されるものではない。
また、図1に示すサンプルデータ格納テーブル1は、一つに限定されるものではない。同時に複数個のサンプルデータ格納テーブル1に書き込み処理、上書き処理を行うものであってもよい。
さらに、この実施形態システムにおいては、導入側の作業者がシステム導入において入力用データを作成する前に、この実施形態システムを用いてサンプルデータ8を作成することを想定しているが、提供側の担当者の支援材料として使用することも可能である。
まずシステム導入においては、現行システムと新システム間の相違点を洗い出す作業、またユーザの要望をヒヤリングする作業を行い、新システムに対応していくが、そのヒヤリング作業の中でヒヤリングした情報をその場で実施形態システムに反映させてサンプルデータを作成し、入力データ作成の教育の材料として使用することが可能となる。
本発明の一実施形態に係わるサンプルデータ作成プログラムが組込まれたサンプルデータ作成システムの概略構成を示すブロック図。 同サンプルデータ作成システム内に形成されたサンプルデータ格納テーブルの記憶内容の変遷を示す図。 同サンプルデータ作成システム内に形成された質問項目メモリの記憶内容を示す図。 同サンプルデータ作成システム内に形成されたデータ作成条件メモリの記憶内容を示す図。 同サンプルデータ作成システム内に形成されたデータ形式メモリの記憶内容を示す図。 同サンプルデータ作成システムに組込まれた操作端末の動作を示す流れ図。 同サンプルデータ作成システムに組込まれたデータベースサーバの動作を示す流れ図。 同じくサンプルデータ作成システムに組込まれたデータベースサーバの動作を示す流れ図。 同じくサンプルデータ作成システムに組込まれたデータベースサーバの動作を示す流れ図。
符号の説明
1…サンプルデータ格納テーブル、2…データベースサーバ、3…操作端末、4…質問項目メモリ、5…表示器、6…操作部、8…サンプルデータ、9…データ作成条件メモリ、10…データ形式メモリ、13…条件送信部、14…入力条件判定部、15…入力条件書込部、16…判定応答部、20…処理種別判定部、21…サンプルデータ作成指示部、22…サンプルデータ作成部、23…サンプルデータ編集指示部、24…サンプルデータ編集部

Claims (4)

  1. 情報処理システム内に設けられたデータベースにそれぞれ複数の項目値からなる複数のデータを書込む際に参照される、前記各データを模した複数のサンプルデータを作成するサンプルデータ作成システムであって、
    作成するサンプルデータのデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力する条件入力手段と、
    この条件入力手段で順次入力される各条件を順番に記憶していくデータ作成条件メモリと、
    前記条件入力手段にて前記サンプルデータのデータ数の条件が入力されると、この時点でデータ作成条件メモリに書込まれている項目の条件に適合するように該当項目の項目値が決定された、データ数分のサンプルデータを一括自動作成するサンプルデータ作成手段と、
    前記自動作成されたデータ数分のサンプルデータを記憶するサンプルデータ格納テーブルと、
    前記サンプルデータ格納テーブルに前記データ数分のサンプルデータが記憶された後に前記条件入力手段にて項目の条件が入力されると、前記サンプルデータ格納テーブルに記憶されたデータ数分のサンプルデータの該当項目の各項目値を入力した条件に基づいて編集するサンプルデータ編集手段と
    を備えたことを特徴とするサンプルデータ作成システム。
  2. 前記条件入力手段にて条件が入力されると、この条件を前記データ作成条件メモリに記憶する前に、この条件がこの時点で前記データ作成条件メモリに記憶されている他の条件に整合するか否かを判定する入力条件判定手段と、
    この入力条件判定手段が整合しないと判定したとき警告を出力する警告出力手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のサンプルデータ作成システム。
  3. 情報処理システム内に設けられたデータベースにそれぞれ複数の項目値からなる複数のデータを書込む際に参照される、前記各データを模した複数のサンプルデータを作成するコンピュータを、
    作成するサンプルデータのデータ数の条件、サンプルデータの各項目の条件を含むサンプルデータの作成に関する複数の条件を予め定められた順序で質問形式で入力する条件入力手段、
    この条件入力手段で順次入力される各条件を順番にデータ作成条件メモリに記憶していく手段、
    前記条件入力手段にて前記サンプルデータのデータ数の条件が入力されると、この時点でデータ作成条件メモリに書込まれている項目の条件に適合するように該当項目の項目値が決定された、データ数分のサンプルデータを一括自動作成するサンプルデータ作成手段、
    前記自動作成されたデータ数分のサンプルデータをサンプルデータ格納テーブルに記憶する手段、
    前記サンプルデータ格納テーブルに前記データ数分のサンプルデータが記憶された後に前記条件入力手段にて項目の条件が入力されると、前記サンプルデータ格納テーブルに記憶されたデータ数分のサンプルデータの該当項目の各項目値を入力した条件に基づいて編集するサンプルデータ編集手段
    として機能させるためのサンプルデータ作成プログラム。
  4. コンピュータを、
    前記条件入力手段にて条件が入力されると、この条件を前記データ作成条件メモリに記憶する前に、この条件がこの時点で前記データ作成条件メモリに記憶されている他の条件に整合するか否かを判定する入力条件判定手段、
    この入力条件判定手段が整合しないと判定したとき警告を出力する警告出力手段
    として機能させるための請求項3記載のサンプルデータ作成プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075716A1 (ja) 2006-12-21 2008-06-26 Ihi Corporation タービン翼
WO2008114452A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Fujitsu Limited 模擬処理装置、模擬処理システム及びコンピュータプログラム
CN105023076A (zh) * 2014-04-21 2015-11-04 上海宝信软件股份有限公司 原料检化验防作弊系统及其控制方法
JP2020119005A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 ソフトバンク株式会社 テストケースの作成支援装置及びプログラム

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