JP2006340352A - セパレーション間の相関分離器 - Google Patents

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Abstract

【課題】着色剤相互作用に関連する着色剤アピアランスの変動の影響について補償する。
【解決手段】画像レンダリング装置と、画像レンダリング装置のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定して着色剤相互作用に基づく観点を検出又は分離し、検出又は分離された着色剤相互作用に基づく観点について補償する空間依存性相関除去関数を決定するように作動する、空間均一性検出器/分離器と、着色剤相互作用に基づく空間均一性検出器/分離器から空間依存性相関除去関数を受け取り、第1の色記述及び位置記述を受け取り、位置情報に従って相関除去関数により第1の色記述を処理して、画像レンダリング装置における空間依存性の着色剤相互作用の影響について補償された着色剤記述を生成するように作動する、着色剤相互作用に基づく空間均一性相関補償器とを備える画像処理システム。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示される実施形態は、カラー画像のレンダリング技術に関する。その大部分は、カラー画像の印刷に関して説明されることになる。しかしながら、本明細書で開示される方法及びシステムは、例えばカラー画像の表示などといった他のレンダリング技術に適用可能である。
一般に、画像レンダリング・プロセスは、本質的には物理的なものである。例えば、陰極線管(CRT)又はプラズマ・ディスプレイにおける蛍光体の質又は密度の変動、LEDディスプレイにおける発光ダイオード(LED)の効率、及び/又は、液晶ディスプレイ(LCD)における蛍光バック・ライトの光出力の空間的変動が、ディスプレイ装置の表面全体にわたってカラー・アピアランス(appearance)の変動を生じさせる場合がある。印刷システムにおいては、物理的な位置合わせ、構成要素の公差、磨耗、及び構成要素の経年が、インク及びトナーなどの着色剤を印刷媒体の表面全体にわたって置く際の均一性に影響を与える場合がある。
空間均一性を補償するための技術が開発されてきた。例えば、特定のレンダリング装置又は印刷エンジンにおいて個々の着色剤の全体的な適用を校正又は補償するのに用いられてきた補償階調再現曲線(TRC)の概念を拡張して、空間特異性を含むようにした。
例えば、個々の着色剤の目標グレー・レベル又は明るさに基づいて、テスト・パッチ又はストリップを印刷する。テスト・パッチ又はストリップの表面全体にわたる様々な位置において、実際の又はレンダリングされた着色剤の明るさ又はグレー・レベルの測定を行う。これらの測定に基づいて、空間依存性補償関数を生成する。
スループットを増大させるために、2つ又はそれ以上のマーキング・エンジンを含む幾つかのプリンタ及び複写機が開発されている。
さらに、モジュール性及び融通性を増大させるために、ハイパーモジュラー構造を用いる幾つかのプリンタ及び複写機が開発されている。
着色剤別の空間依存性補償関数の概念をさらに拡張して、複数のマーキング・エンジン全体及び長時間にわたる所望の均一性の、空間全体に及ぶ一貫性に対処してきた。
着色剤別の空間依存性補償関数によって、画像の質及び画像の一貫性を実質的に改善することができる。しかしながら、それらは、着色剤相互作用と相関のある着色剤アピアランスの影響について補償するものではない。
オフセット印刷においては、インクが吸収又は捕集される効率は、以前に置かれた別のインクの存在によって影響を受けることがある。さらに、捕集効率は、転写ローラの圧力の関数である。そうした圧力の空間的変動が、相互作用する着色剤アピアランスの空間的変動を生じさせる場合がある。インク・ジェット技術に関連する印刷ヘッドから印刷媒体までの間隔の変動に伴う着色剤アピアランスの変動も予想される。電子写真プロセスにおいては、例えば、製造公差、磨耗、汚れ、及び構成要素の経年による空間的変動が、電荷、現像電界、クリーニング電界、トナー濃度、ラスタ出力、ラスタ出力パワー、及び/又は、ローラ圧の、空間依存性の変動を生じさせ、それが空間依存性の着色剤アピアランスの非均一性又は変動として現われる場合がある。これらの着色剤アピアランスの変動又は非均一性の或る要素又は部分は、着色剤間の相互作用と相関する場合がある。
したがって、相関のある、すなわち着色剤相互作用に関連する、着色剤アピアランスの変動の影響について補償するための方法及びシステムが要求されている。
画像レンダリング装置の出力における空間依存性の着色剤アピアランスの変動について補償するためのシステム及び方法を含む、本開示の実施形態における本発明の態様は、該画像レンダリング装置のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し、該測定された空間均一性の変動に基づいて、該レンダリング・プロセスにおける空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定し、該特定された空間依存性の着色剤相互作用の影響を数学的に分離し、該レンダリング・プロセスにおける該数学的に分離された空間依存性の着色剤相互作用のみについて補償する空間依存性相関除去関数を決定し、所望の色の色記述を決定し、該所望の色の所望の位置に関する空間位置記述を決定し、該空間位置記述に従って、該空間依存性相関除去関数により該所望の色の該色記述を処理して、該所望の色の該所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述を生成する、ことを含むことができる。
図1を参照すると、画像レンダリング装置の出力における空間依存性のカラー・アピアランスの変動について補償するための方法110は、レンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し114、レンダリング・プロセスにおける空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定して118、分離し122、該分離された122空間依存性の着色剤相互作用の影響について、着色剤相互作用の空間依存性相関除去関数又は補償関数を決定し126、所望の色の色記述を決定し130、該所望の色について所望の位置を決定し134、その位置情報に従って、着色剤相互作用の空間依存性相関除去関数によって色記述を処理する138ことを含むものとすることができる。
幾つかの実施形態はまた、個々の着色剤についての空間均一性の補正を含む142。これらの実施形態においては、本方法110は、着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146ことを含む。例えば、色記述は、該色記述に関連する位置情報に従って、空間依存性相関除去関数によって処理され138、所望の色の所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述を生成する。次いで、着色剤相互作用が補償された色記述は、位置情報に従って、着色剤別の空間依存性補償関数のセットによって処理される150。代替的に、着色剤別の補償は、空間依存性相関除去関数による処理138の前に行うことができる。例えば、色記述を決定する130ことは、生の色記述を受け取り、その生の色記述に関連する所望の位置情報に従って、着色剤別の空間依存性補償関数のセットにより生の色記述を処理し154、空間依存性の着色剤アピアランスの変動の相互作用しない又は単色の成分又は観点について補償された色記述を生成又は決定することを含むものとすることができる。
少なくとも、方法110は、空間依存性の着色剤相互作用の影響について補償された色記述を提供する158。個々の着色剤についての空間均一性の補正を含む142、150実施形態は、空間依存性の着色剤相互作用の影響と、空間依存性の単色又は単一着色剤に関連する影響の両方について補償された色記述を提供するものである。
レンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定すること114は、レンダリングされた画像の空間均一性に影響を与える可能性のあるレンダリング・プロセスのいずれかの観点を測定することを含むものとすることができる。例えば、電子写真又はゼログラフィ環境においては、空間均一性の変動を測定すること114は、現像電界、クリーニング電界、トナー濃度、ロール形状、ロール圧、ラスタ出力スキャナ、及び、電子写真若しくはゼログラフィ・プロセスの他の観点に関する空間依存性の変動、又はその影響を測定することを含むものとすることができる。
ゼログラフィ又は電子写真のこれらの観点のいずれかにおける空間依存性の変動は、レンダリングされた画像において空間依存性の着色剤アピアランスの変動として測定できる場合がある。したがって、図2を参照すると、レンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定すること114は、少なくとも2つの着色剤を用いた複数のそれぞれの色のテスト・ストリップ210を、複数のそれぞれの目標色に基づいてレンダリング又は印刷し、複数のそれぞれの位置において、それぞれのテスト・ストリップの複数のそれぞれの部分における複数のそれぞれの実際の色を測定することを含むものとすることができる。例えば、テスト・ストリップ210は、変動が起こりうる方向214にそれぞれの長さを有し、測定は、それぞれのテスト・ストリップのそれぞれの長さに沿った複数のそれぞれの位置において行われる。
ここで、iは、画像空間における位置を示す。例えば、iは、一般に、テスト・ストリップの長さに沿った位置を指す。空間依存性の変動が二次元の関数であると思われる場合には、又は二次元の画像レンダリングの際に、iは、二次元空間における点を参照するベクトルであると考えることができる。測定114又は校正の際に、実際の色の測定が行われる位置は、色センサの検出素子の位置によって決定することができる。測定114は、1つ又はそれ以上のセンサの走査バー又は全幅アレイ(FWA)によって行うことができる。例えば、こうしたセンサは、S個の検出素子を含む場合がある。したがって、校正又は測定114の際に、iは、1からSまでの範囲をとると考えることができる。しかしながら、レンダリング装置のレンダリング解像度又は印刷解像度は、実質的には、選択されるセンサ又は測定装置の解像度によって異なる場合がある。したがって、レンダリング又は印刷プロセスの際に、iは、1からPまでの範囲をとると考えることができ、ここでPは、画像における、或いはレンダリング装置又は画像のプロセス方向又はクロス・プロセス方向における、ピクセル位置の数である。
複数のテスト・ストリップ210のうちの選択されたものを個々に参照することができる。例えば、テスト・ストリップは、lで索引付けされ、複数のテスト・ストリップ210は、L本のテスト・ストリップを含む。したがって、lは、1からLまでの範囲をとると考えることができる。
示される例においては、複数のテスト・ストリップ210の各々のストリップlは、均一のコントーン又はグレー・レベル値(例えば、0から255までの範囲のデジタル値)と関連付けられており、変動が起こりうる方向214は、クロス・プロセス方向である。複数のストリップ210には、32本のストリップ(すなわち、L=32)が含まれている。例えば、それぞれのテスト・ストリップlの各々を、シアン(C)及びマゼンタ(M)着色剤のそれぞれの目標値と関連付けることができる。したがって、テスト・ストリップlは、様々な明るさレベル又は濃さのブルー色として現われる。着色剤相互作用の空間依存性相関除去関数を決定126又は校正し、及び/又は、着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146ために、レッド(マゼンタ及びイエローの着色剤)、グリーン(シアン及びイエローの着色剤)、及びプロセス・ブラック(シアン、マゼンタ、及びイエローの着色剤)、並びに、中間色について、同様の目標値又は複数のテスト・ストリップを作成することができる。
さらに、又は代替的に、個々の着色剤(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、又は、ブラックのみ)ベースのテスト・ストリップをレンダリングし、測定して114、着色剤別の空間依存性補償関数の項又はパラメータを最適化することができる。
幾つかの実施形態は、マルチセパレーション又は着色剤相互作用の影響に関連すると考えられるすべての着色剤に基づくテスト・ストリップの単一セットを用いる。例えば、こうしたテスト・ストリップのセットに含む着色剤は、実験か、又は、着色剤相互作用の影響の背景にある物理的過程の分析のいずれかによって、決定される。
着色剤相互作用の空間依存性相関除去関数を決定する126ことは、相関除去関数についての関数形式を選択又は決定することを含むものとすることができる。一般に、相関除去関数は、入力として2つ又はそれ以上の着色剤信号を取得し、出力として(空間依存性のある着色剤相互作用の影響について補償された)2つ又はそれ以上の着色剤信号を決定又は生成する(例えば、138)、多次元関数である。相関除去関数は、印刷プロセスにおける既知のセパレーション間相関に基づく物理モデルから導出されるように選択することができる。代替的に、レンダリング、表示、又は印刷のプロセスをブラック・ボックスと見なし、相関除去関数を、テスト又は校正タイプの測定に基づいて厳密に導出されたモデルに基づくものとなるように選択することができる。例えば、ニューラル・ネットワーク技術を用いて、校正又は試し印刷若しくはレンダリングから印刷プロセスについてのモデルを導出することができる。モデルは、こうした形式の組み合わせに基づくものとなるように選択することもできる。
相関除去関数が持つように選択される1つの関数形式は、M×N行列の関数形式である。例えば、Mは、相関のある影響が予想され、及び/又は、着色剤相互作用の影響の補償が望まれる、多数の着色剤又は入力に関連させることができる。Nは、行列によって表される補償方程式に用いられるように選択される項数とすることができる。
例えば、印刷システムなどのレンダリング装置が、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及び必要に応じてブラック(B)などといった3つ又は4つの着色剤を用いて画像をレンダリングする1つ又はそれ以上のプリンタを含む場合は、印刷システム又は過去のシステム性能の物理的な側面に関する知見に基づいて、シアン、マゼンタ、及びイエローの着色剤が、互いの複合的なアピアランスに空間依存的な影響を与える可能性があることを予想することができる。この状況に適用可能な相関除去関数の一例は、3×3行列の関数形式を有するものである。
例えば、3×3行列によって表される方程式は、
C´=α1C+α2M+α3Y (1)
のような形のものとすることができ、ここで、C、M、Yは、相関除去関数への入力であり、C´は、該関数からの補償されたシアン出力であり、α1、α2及びα3の少なくとも1つは、空間に依存する項であり、α2及びα3は、それぞれCM及びCYの組み合わせについてプリンタの空間プロファイルを分析することによって得られる。この例の3×3行列はまた、他のセパレーション、入力、又は着色剤(M及びY)について同じような補正方程式を表し、同じような補償された出力値(M´及びY´)を生成することができる。
補正行列の中に設計することが望ましい特性は、単一チャネル入力(例えば、純粋なC値ピクセル)の場合には、(相関除去関数と、着色剤別の空間依存性補償関数とを加えた)空間均一性の全補正を、着色剤別の空間依存性補償関数の補正に減縮することである。この特性を得るためには、3×3行列の対角成分の入力値(すなわち、行列の対角線上に位置するα)を1にすることになる。これは、例えば、式(1)においてα1=1にすることを意味する。
対角成分の入力値を1にした3×4行列の関数形式を有する、もう少し複雑な相関除去関数は、
C´=C+α1M+α2Y+α3MY (2)
のような方程式で表すことができ、ここで、C、M、Yは、相関除去関数への入力であり、C´は、相関除去関数からの出力であり、α1、α2及びα3は、それぞれCM、CY、及びCMYの組み合わせについてプリンタの空間プロファイルを分析することによって得られる、空間に依存する項である。この例の3×4行列はまた、他のセパレーション、入力、又は着色剤(M及びY)について同じような補正方程式を表し、同じような補償された出力値(M´及びY´)を生成することができ、この場合、M´についての方程式においては、M項の係数は1に設定され、Y´についての方程式においては、Y項の係数は1に設定される。
より一般的にした相関除去関数は、付加的な項を有する。例えば、より一般的な相間除去関数は、
Figure 2006340352
のような選択された形式を有するものとすることができ、ここで、Alは、入力値αmnを持つ3×7行列である。添字lは、Aの係数が空間位置に依存することを示す。αmnで示される行列の入力値の幾つかは、単一チャネル入力についての前述の特性を維持するために、例えば0又は1に制約することができる。
選択される可能性がある相関除去関数形式の他の例として、高次多項式、及び、ニューラル・ネットワーク又はその出力が挙げられる。処理効率のために、導出又は決定126されると、これらの関数はいずれも多次元ルックアップ・テーブル(LUT)として実装することができる。
空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定して118、分離する122こと、及び、相互作用の空間依存性相関除去関数を決定する126こと(及び、必要に応じて、単色又は着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146こと)に関しては、実装例の作動概要を用いてさらに説明する。
図3を参照すると、例示的な実施形態は、着色剤相互作用の空間依存性相関補償器(SDCICC)310と、複数の着色剤別の空間依存性補償関数(CSSDCF)314とを含み、後者は、第1のCSSDCF318と、第2のCSSDCF322と、必要に応じて、SDCICC310からのM個の個々の出力値(X1´ΛXM´)をそれぞれ処理するためのM番目のCSSDCF326を含む付加的なCSSDCFと、を含む。複数のCSSDCF314は、SDCICC310の補償された出力ではない色記述の観点を処理するための、Z番目のCSSDCF330などの付加的なCSSDCFを含むこともできる。例えば、CSSDCF(例えば、330)のみによってブラック着色剤値を処理しながら、SDCICC310及びCSSDCF(例えば、318、322、326)の両方によって色記述のシアン、マゼンタ、及びイエロー着色剤の値の部分を処理することが適当な場合がある。
SDCICC310は、上述の相関除去関数のいずれかのような相関除去関数を含む。
複数のCSSDCF314は、例えば、複数の単一着色剤の空間依存性補償階調再現曲線(TRC)とすることができる。
示される例においては、SDCICC310は、画像処理経路において複数のCSSDCF314の前に配置される。作動時には、生の、すなわち補償されていない入力ピクセル334の記述を受け取る。ピクセル記述は、ここではX1ΛXZと表示される生の、すなわち補償されていない入力着色剤値(例えば、コントーン又はグレー・レベル値)を含むか、又はそれらに変換することができる。示される例においては、色記述X1ΛXZは、入力ピクセル334から入力カラー情報338を抽出又は変換することによって決定される130。所望のピクセル位置情報342もまた、入力ピクセル334、すなわち受け取ったピクセル・ストリームに対するピクセルの位置から、決定される134。示される例においては、Z個の着色剤値のうちのM個のみが、着色剤相互作用の影響について補償されることになる。着色剤値X1ΛXM及び所望のピクセル位置情報はSDCICC310への入力として受け取られ、SDCICC310は、所望の位置情報342に従って空間依存性相関除去関数(SDDF)により色記述を処理し138、所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述X´1ΛX´M(又は、X´1ΛX´M,XM+1ΛXZ)を生成又は決定する。SDCICC310により処理すべきではない着色剤値(例えば、XM+1ΛXZ)は、適切なCSSDCF(例えば、330)に直接渡される。
幾つかの実施形態においては、所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述X´1ΛX´M(又はX´1ΛX´M,XM+1ΛXZ)は、印刷媒体上のマークの印刷、又はディスプレイの蛍光体若しくはLEDに加えられる駆動レベル、に影響を与えるレンダリング・プロセスへの入力として用いられる。しかしながら、示される実施形態においては、SDCICC310の出力X´1ΛX´Mは、所望の位置情報に従って複数のCSSDCF314のうちの選択されたもの(すなわち、318、322、326)によってさらに処理され150、空間依存性の着色剤アピアランス(すなわち、色)の変動の着色剤相互作用に関連する観点と単色又は単一着色剤に関連する観点との両方について(全体として)補償された、ここではX´´1ΛX´´Zとして示されている色記述を生成又は決定する。
代替的に、SDCICCは、画像処理経路における複数のCSSDCFの後に配置又は適用することができる。こうした実施形態においては、色記述を決定すること130は、生のピクセルからの位置情報に従って、生の入力ピクセルからの色情報を複数のCSSDCFによって処理する146ことを含むものとすることができる。次いで、複数のCSSDCFからの選択された出力(すなわち、着色剤相互作用の影響について補償されることになる着色剤に関連する選択された出力)及び所望の位置情報は、入力としてSDCICCによって受け取られ、所望の位置情報に従って空間依存性相関除去関数(SDDF)により処理され138、空間依存性の着色剤アピアランス(すなわち、色)の変動又は非均一性の着色剤相互作用に関連する観点と単色又は単一着色剤に関連する観点との両方について補償された色記述を生成又は決定する。
レンダリング装置における空間依存性の着色剤アピアランスの変動又は非均一性の大部分は、単色又は単一着色剤のレンダリング物理面に関連する場合がある。例えば、電子写真又はゼログラフィベースのレンダリング装置においては、空間依存性の着色剤の変動は、単一着色剤の転写に関する帯電及び露光プロセスの空間的変動によって生じる可能性がある。こうした観点の変動は、比較的高い時間周波数で生じる可能性がある。一方、空間依存性の相関による影響、すなわち着色剤相互作用の影響は、レンダリング装置の製造公差並びに構成要素の経年及び磨耗に関連することが予想される。したがって、空間依存性の着色剤相互作用の影響は、空間的及び時間的に比較的ゆっくりと変化することが予想される。
上述の実施形態による多段階補償アーキテクチャは、相対的に複雑で時間のかかるSDCICC310の相関除去関数の校正又は決定手順を、相対的にそれほど頻繁にではなく、又は必要に応じて、実行することを可能にしながら、相対的に簡単な校正又は決定126プロセスに関連し、相対的に速く変化する単色又は単一着色剤に関連する変動の影響について補償する、複数のCSSDCF314が、相対的に頻繁に(相対的に高い時間周波数で)校正されるようにするものである。すなわち、相関除去関数(すなわち、310)及び複数のCSSDCF314は、異なる時間に、又は異なるイベントに基づいて、校正することができる。さらに、多段階アーキテクチャは、単色又は単一着色剤の補償関数について必要とされるものより低い空間解像度で、相関除去関数を決定し126、格納することを可能にする。
ここで、空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定して118分離し122、補償する相互作用の空間依存性相関除去関数を決定する126こと(及び、必要に応じて、単色又は着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146こと)に関する説明に戻ると、相関除去関数について選択された関数形式(例えば、方程式1、2、3、又は、他の何らかの形式)を前提として、空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定して118分離し122、補償する相互作用の空間依存性相関除去関数を決定する126ための1つの手順は、以下のように概説することができる。
印刷されたテスト目標のセットを準備する。例えば、対象となる着色剤(すなわち、Xm(l),l=1,2,K,L、図2を参照)について、補償されていない種々の入力又は目標コントーン若しくはグレー・レベル(l)に関連する単一着色剤ストリップ又はパッチ・パターンの集合を印刷する。次いで、そのストリップ又はパッチの、対応する実際の色を測定する。例えば、各々のストリップの相対的に大きな面積の色を測定する。代替的に、各々のストリップ又はパッチにおける複数の位置で色を測定し、各々のストリップ又はパッチについての平均的な色を数学的に求める。例えば、対象となる着色剤が、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)である実施形態においては、各々のストリップlの様々な位置iにおいて、比色値L*(C、M、Y、i)、a*(C、M、Y、i)、b*(C、M、Y、i)、すなわち、例えばスキャナによって測定された反射率を測定し、各々のストリップについて平均値L*(C、M、Y)、a*(C、M、Y)、b*(C、M、Y)を決定する。次いで、これらの目標入力値及び測定値に基づいて、レンダリング装置又はマーキング・エンジンの補償されていない平均の色応答を予測するプリンタ・モデル又はマッピングT:CMY→L***を決定する。
画像レンダリング・システムが複数の印刷エンジンを含む場合は、テスト・ストリップ又はパッチは、複数のレンダリング装置又はマーキング・エンジンによってレンダリングすることができ、iは、複数のレンダリング装置に関連する変動が起こりうる方向にわたって延びるものと理解されることに留意されたい。
決定されたプリンタ・モデル又はマッピングと共に、
Figure 2006340352
のように、Etで示される費用関数を定義し、ここで、g( )は、図2を参照して説明されたように、複数のそれぞれの多着色剤カラー・テスト・ストリップ又はパッチの様々な入力又は目標色全体にわたる誤差を累積する関数であり、lは、複数のそれぞれのカラー・テスト・ストリップ(例えば、210)の各々を特定する索引であって、1からLまでの範囲をとり、E(l)は、l番目の索引が付けられたカラー・テスト・ストリップの累積された色誤差であり、h( )は、空間誤差累積関数であり、iは、変動が起こりうる方向に沿った空間位置を示すものであって、1からSまでの範囲をとり、Q(l,i)は、l番目のテスト・ストリップの位置iにおける測定された色であり、e(l,i)は、測定された色Q(l,i)と、プリンタによってレンダリングされることがモデルTによって予測された色との間の誤差であり、Mは、補償される相互作用する着色剤の数であり、mは、補償される相互作用する着色剤についての索引であって、1からMまでの範囲をとり、Xm(l)は、それぞれの索引付けされたカラー・テスト・ストリップlについてのm番目の入力又は目標着色剤値を示し、fi Xmは、空間位置iについて、着色剤Xmについて出力される相関除去関数を示し、X1´(l,i),ΛXM´(l,i)は、位置iにおける索引付けされたカラー・テスト・ストリップlに関連する目標色について、空間依存性の着色剤相互作用が補償された1からMまでの着色剤値を示し、Ui Xmは、空間位置iについて、m番目の着色剤別の空間依存性補償関数を示し、X1´´(l,i),ΛXM´´(l,i)は、位置iにおける索引付けされたカラー・テスト・ストリップlに関連する目標色について、着色剤相互作用と単色又は着色剤別の両方の空間依存性の着色剤アピアランスの変動について補償された1からMまでの着色剤値を示す。誤差を累積する関数g( )について考えられる選択肢は、例えば、
Figure 2006340352
を含む。
さらに、上述のようにレンダリング・プロセスにおける均一性の変動を測定する114。例えば、レンダリング・プロセスの何らかの物理的な側面を測定する114。代替的に、上で概説したように、多数の多着色剤ストリップ又はパッチ(l=1,・・・,L)を印刷し、変動が起こりうる1つ又はそれ以上の方向(例えば、クロス・プロセス方向及び/又はプロセス方向)に沿った場所又は位置において、色又は明るさを測定する。次いで、それらの測定値に基づき、数値法を用いて、費用関数Etを最小にする相関除去関数fi X1Λfi XMの項の値と(該当する場合には)着色剤別の空間依存性補償関数Ui Xmの要素の値とを求める。特定の実施形態が着色剤別の空間依存性補償関数を含まない場合には、上記の方程式のUi Xmを1に設定できることに留意されたい。
例えば、校正又は費用最小化プロセスは、測定された色Q(l,i)とプリンタ・モデルTによって予測されるレンダリング装置又はマーキング・エンジンの出力との間の誤差e(l,i)を最小にする、補償された着色剤値(例えば、X1´´(l,i),ΛXm´´(l,i),ΛXM´´(l,i))を求める。実施形態が、1ではない着色剤別の空間依存性補償関数Ui Xmを含むものであるときは、Xm´´(l,i)値を用いてUi Xmを生成することができる。代替的に、Ui Xmは、別個の校正手順によって決定される。いずれの場合も、Xm´´(l,i)値を用いて、
Figure 2006340352
のような相関除去関数fi X1Λfi XMを求める。
画像経路においてSDCICCの前にCSSDCFを配置する実施形態の場合は、方程式(4)の代替的な形態が適切な場合がある。
上述の説明では、iは、対象となる位置又は場所を示すのに用いられる。しかしながら、iを、索引すなわち量子化された位置又は場所であると解釈すべきではない。本明細書で説明される方法及びシステムが作動する空間(及び時間)解像度は、変化する場合がある。例えば、特定し188、分離する122際に、並びに、着色剤相互作用の空間依存性相関除去関数を決定すること126、及び/又は、着色剤別の空間依存性補償関数を決定すること146に関連する他の操作の際に、ここではsで示される第1の又はセンサの解像度に基づいて、測定を行うことができる。例えば、sは、CCD、走査バー、又は全幅アレイのセンサ配置解像度といった、サンプリング又はセンサ配置の解像度に関するものすることができる。
作動時には、異なる解像度で補償関数(すなわち、Ui Xm、及び/又は、fi X1Λfi XM)を作動させることが望ましい場合がある。例えば、補償関数を用い、ここではpで示されるピクセル解像度で、空間依存性の補償された着色剤値を決定することができる。例えば、ピクセル解像度pは、sより高い解像度とすることができる。その場合には、補償関数は、補償された出力値を解像度pで提供することができる形式になるように決定される126、146。代替的には、補間を用いて、決定された126、146補償関数が作動する点の間の点について出力値を決定する。例えば、pが色記述と所望の位置(例えば、334)との両方を示すものであり、[m=1,...,M]とすると、入力画像の着色剤値Xm(p)は、
Figure 2006340352
によって、Xm´(p)及び必要に応じてXm´´(p)に変換され、Xm´(p)又はXm´´(p)の値は、Xm(p)値の代わりにレンダリング又は印刷プロセスを駆動するのに用いられる。
さらに、これらの補償関数(すなわち、Ui Xm、及び/又は、fi X1Λfi XM)は、s又はpのいずれかの解像度より(空間位置及び着色剤値の両方に関して)低い解像度で格納することができる。ここでも同様に、(必ずしも線形補間ではない)補間を用いて、必要な出力解像度を達成することができる。さらに、Ui Xm、及び/又は、fi X1Λfi XMは、同じ解像度で格納される必要はない。例えば、TRCなどのUi Xmを、ここではjで示される解像度で格納し、相関除去関数fi Xm(i=1,...,I)を、ここではdで示される異なる解像度で、例えばルックアップ・テーブルとして格納することができる。
上述の例である費用最小化方程式(すなわち、4)は、非線形最適化問題と考えることができる。この最適化問題を解く1つの手法は、(a)着色剤別の空間依存性補償関数Ui Xmの要素を、単一チャネル又は単一着色剤の測定によって最適化し、(b)Ui Xm(例えば、TRC)によって例えばデジタルCMYKデータを処理し、結果として得られる出力値に基づいて印刷することによって得られる多チャネル重ね刷りの測定を用いて、相関除去関数のパラメータを最適化する、連続する2段階の最適化を実行することである。
相関除去関数の関数形式については、多くの選択肢が存在する。fi Xmが方程式(3)に示される形式のものである場合には、パラメータは行列要素αmnである。このタイプの問題を解くための多くの最適化技術が存在する。例えば、αmnに関する制約が存在する場合には、逐次2次計画法を用いることができる。例えば、αmnに関する制約が存在しない場合には、共役勾配サーチを用いることができる。さらに、独立成分分析又は主成分分析(PCA)技術を適用することができる。例えば、PCAを用いて、Ui Xmとして用いられる減縮されたTRCのセットを決定することができる。
図4を参照すると、1つの種類の実施形態は、相関除去関数の関数形式として3×3行列414を用い、TRCのセット418を用いて、単一チャネル又は単色の非均一性を補正するものである。TRC418は、例えばPCAを用いて決定され146、3×3行列414の要素、項、又は係数は、ニューラル・ネットワーク422を用いて決定される126。例えば、ニューラル・ネットワーク422は、1つの隠れ層を含む。3×3行列は、単純であり、システムの記憶装置及び処理の帯域幅に関して利点となる。TRCを導出するためのPCA法もまた、メモリ及び計算の効率化をもたらし、ノイズ軽減に対して有利であると思われる。
このような実施形態は、単一着色剤(例えば、C、M、Y)テスト・ストリップ又はパターン(例えば、図2)を印刷して測定すること114を含み、また、測定された114テスト・ストリップの実際の色(Q(l,i))とPCA法とを用いてそれぞれシアン、マゼンタ、イエローの空間依存性のTRCを求めることによって、特定し118、分離し122、着色剤相互作用の空間依存性相関除去関数を決定すること126、及び、着色剤別の空間依存性補償関数を決定すること146を含むものとすることができる。TRCは、隠れ層におけるノードの非線形性426として用いることができる。その上で、次に、ニューラル・ネットワーク最適化ツールを用いて、全体の費用Etを最小にする最適空間の3×3行列を求めることができる。
幾つかの実施形態においては、fi Xm及びUi Xmの両方を決定する126、146ために、ニューラル・ネットワーク技術を用いる。これらの実施形態は、多着色剤(例えば、CM、CY、MYなど)テスト・ストリップ又はパターン(例えば、図2)を印刷して測定する114ことを含むものとすることができる。さらに、これらの実施形態においては、一方について選択された項が、他方について選択される値の妥当性に影響を与えることがあるので、相関除去関数fi Xm及び着色剤別の空間依存性補償関数Ui Xmを繰り返し決定すること126、146が必要となる場合がある。
一般に、例えばルックアップ・テーブルに格納された所定の補償値などといった相関除去関数データは、例えば、減縮したTRCのセットを生成するのに用いられるような基礎的な分解法(すなわち、特異値分解(SVD)及びPCA)を用いて、クラスタ化し、及び/又は、圧縮することができる。
上述のように、幾つかの実施形態においては、相関除去関数変換は、1の対角成分を持つ3×3行列の関数形式を有するものとすることができる。この場合には、相関除去関数は、事実上6次元ベクトルである。代替的に、相関除去関数は、多次元ルックアップ・テーブルとして実装することができる。例えば、(CMYなどの)3つの着色剤の空間依存性の相互作用を補償することになる場合は、CMY入力値をCMY出力値にマッピングする、サイズがN1×N2×N3の3次元ルックアップ・テーブル(LUT)の関数形式を用いることができる。この場合には、相関除去関数は、N3すなわちN1×N2×N3のLUT項目によって表される。SVD及び/又はPCAのクラスタ化、圧縮、及びノイズ低減方法は、相関除去関数のこうした表現に適用することができる。
図5を参照すると、図1において概説されたような方法を実行するように作動する画像処理システムは、着色剤相互作用に基づく空間均一性検出器/分離器(これ以降、相互作用の検出器/分離器をID/Iとする)514と、着色剤相互作用に基づく空間均一性相関補償器(これ以降、相互作用の補償器をICとする)518とを含むことができる。例えば、ID/I514は、少なくとも1つの画像レンダリング装置530、534のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し114、該測定された114空間均一性の変動の着色剤相互作用に基づく観点を検出118及び/又は分離122し、該測定された114空間均一性の変動の検出118又は分離126された着色剤相互作用に基づく観点について補償する空間依存性相関除去関数を決定126するように作動する。IC518は、ID/I514から空間依存性相関除去関数(又は、その項、パラメータ、要素、若しくは係数)を受け取り、第1の色記述及び位置記述を受け取り、位置情報に従って相関除去関数により第1の色記述を処理して、少なくとも1つの画像レンダリング装置530、534における空間依存性の着色剤相互作用の影響について補償された着色剤記述を生成するように作動する。
画像処理システム510はまた、個々の着色剤の空間均一性変動検出器(これ以降、着色剤の変動検出器をCVDとする)522と、着色剤別の空間依存性補償関数プロセッサ(これ以降、着色剤の補償プロセッサをCCPとする)526とを含むことができる。例えば、CVD522は、少なくとも1つの画像レンダリング装置(例えば、530、534)のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定114し、該測定された114空間均一性の変動の単一着色剤に基づく観点を検出し、測定された空間均一性の変動のうちの空間依存性の着色剤アピアランスの変動の相互作用しない又は単色の成分又は観点について補償する、例えばUi Xmで表される着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146ように作動する。CCP526は、CVD522から着色剤別の空間依存性補償関数(又は、その項、パラメータ、要素、若しくは係数)を受け取り、第2の色記述及び位置記述を受け取り、位置記述に従って着色剤別の空間依存性補償関数により第2の色記述を処理して、少なくとも1つの画像レンダリング装置530、534における空間依存性の個々の着色剤の影響について補償された着色剤記述を生成するように作動する。
上述のように、画像処理システム510は、少なくとも1つの画像レンダリング装置530を含み、例えば第2の画像レンダリング装置538からR番目の画像レンダリング装置542までを含む複数の付加的なレンダリング装置534を含むことができる。
ID/I514及びISCSUVD522は、それぞれ、着色剤相互作用に基づく着色剤アピアランスの変動、又は個々の着色剤に基づく着色剤アピアランスの変動、に関連するレンダリング・プロセスのいずれかの適切な観点を測定する114ことができる。ディスプレイ装置においては、こうした測定114は、蛍光体若しくは発光ダイオードに供給される励起エネルギー、又はその光生産効率についての測定に関するものとすることができる。マーキング・エンジンにおいては、測定は、例えば印刷ヘッドの位置合わせ及び液滴射出エネルギーの供給などといった、レンダリング・プロセスの物理的側面のものとすることができる。電子写真及び/又はゼログラフィ環境においては、ID/I514及び/又はCVD522は、上で列記された物理的側面を含むがそれに限定されるものではない、マーキング・プロセスの物理的側面の測定114を組み合わせることができる。
代替的に、ID/I514及び/又はCVD522は、例えばテスト・パッチ又はストリップ(例えば、図2参照)などといったテスト・パターンのレンダリング、印刷、又はマーキングを組み合わせることによって、空間均一性の変動に関する観点を測定する114。上述のように、ID/I514は、少なくとも2つの着色剤を用いた複数のそれぞれのカラー・テスト・ストリップの、複数の目標色のそれぞれに基づく印刷を組み合わせることによって、空間均一性の変動を測定する114ように作動することができる。
また、上述されるように、着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146ことは、単一着色剤又は単色のテスト・パターン、パッチ、又はストリップの測定に基づくものとすることができる。したがって、CVD522は、それぞれの単一着色剤を用いた複数のそれぞれの単色テスト・ストリップの、複数の目標色のそれぞれに基づく印刷を組み合わせるように、作動することができる。例えば、それぞれのテスト・ストリップは、変動が起こりうる1つ又はそれ以上の方向にそれぞれの長さを有するものとすることができる。CVD522は、それぞれの単色テスト・ストリップの変動が起こりうる長さ又は1つ又はそれ以上の方向に沿った複数の位置において、それぞれの単色テスト・ストリップの複数の部分における複数の実際の色のそれぞれを測定して114、複数の実際の色の各測定値を生成するように、作動することができる。例えば、CVD522は、複数のそれぞれの目標色と、上述のような色の各測定値とに基づいて、着色剤別の空間依存性補償関数を決定する146ように作動することができる。
システム510は、関数形式選択プロセス550を含むことができる。例えば、関数形式選択プロセスは、着色剤相互作用の相関除去関数についての関数形式をシステムの設計時に選択するシステム設計機能を含むことができる。代替的に、相関除去関数についての関数形式は、測定された114空間均一性の変動の分析に基づいて選択される。
IC518は、相関除去関数(例えば、fi Xm)の関数形式を有するか、又はそれを受け取ることができる。例えば、関数形式は、M×N行列のものとすることができる。しかしながら、上述のように、他の関数形式を用いることもできる。
ID/I514は、少なくとも1つのレンダリング装置530、534のモデルを決定するように作動することができる。例えば、ID/I514は、プリンタ・モデル(例えば、T)を決定するように作動することができ、該プリンタ・モデルは、他の色及び/又は他の位置についてのプリンタ性能を予測するように作動する。ID/I514はさらに、プリンタ・モデルTと費用関数(例えば、Et)を最適化する数値法とを用いて、相関除去関数fi Xmの項又はパラメータの値を決定するように作動することができる。
幾つかの実施形態においては、CVD522は、独立成分分析、主成分分析(PCA)、及び/又は特異値分解(SVD)を用いて、空間依存性階調再現曲線の減縮されたセットを決定することによって、着色剤別の空間依存性補償関数を決定するように作動する。
幾つかの実施形態においては、ID/I514及びISCUVD522は、協働して、空間依存性相関除去関数(例えば、fi Xm)を決定し、着色剤別の空間依存性補償関数(例えば、Ui Xm)を決定するように作動する。例えば、ID/I514及びISCUVD522は、相関除去関数(例えば、fi Xm)の項、パラメータ、又は係数の値と、着色剤別の空間依存性補償関数(例えば、Ui Xm)の要素の値とを決定するために、費用関数(例えば、Et)を最適化する数値法を用いることによって、それぞれの入力又は目標色と、複数の位置におけるそれぞれの測定された色との間の関係を記述し、任意の色及び任意の位置についてプリンタ又はレンダリング装置(例えば、530、534)の色応答を予測する、プリンタ・モデル(例えば、T)を決定するように協働する。
例えば、ID/I514及びISCUVD522は、協働して、上記の方程式4を参照して説明された方法で費用関数(Et)を最適化する数値法を用いるように作動することができる。
上述のように、レンダリングされたテスト・パターン、パッチ、又はストリップは、複数のレンダリング装置(例えば、530、534)の空間領域全体にわたってレンダリングすることができる。これらの場合には、本明細書において方程式4などで用いられるiは、特定のレンダリング装置に関連する特定の位置をアドレス指定又は参照する値をとることができる。換言すれば、iは、複数のレンダリング装置又はマーキング・エンジン全体にわたる位置を示す。マーキング・エンジン530、534の1つ又はそれ以上は、ゼログラフィ、電子写真、及び/又は、インク・ジェット・ベースのマーキング・エンジンとすることができる。
ID/I514及びCVD522は、そのそれぞれの空間的変動又は非均一性を検出又は特定し118、及び/又は、そのそれぞれの補償関数を異なる空間解像度及び/又は時間解像度で決定する126、146ことができる。例えば、ID/I514の測定114及び関連する計算は、CVD522の測定114及び関連する計算より低い解像度のものとすることができる。さらに、ID/I514の測定114及び計算は、CVD522の測定114及び計算より少ない頻度で実行することができる。
空間依存性の着色剤アピアランスの非均一性又は変動について補償するための方法を概説するフロー図である。 テスト・ストリップ又はパッチの図である。 図1の方法を実行するように作動する例示的な画像経路部分のブロック図である。 ニューラル・ネットワークのブロック図である。 画像処理システムのブロック図である。
符号の説明
210:テスト・ストリップ
214:変動が起こりうる方向
414:3×3行列
418:TRCのセット
422:ニューラル・ネットワーク
426:非線形性

Claims (6)

  1. 画像レンダリング装置の出力における空間依存性の着色剤アピアランスの変動について補償するための方法であって、
    画像レンダリング装置のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し、
    前記測定された空間均一性の変動に基づいて、前記レンダリング・プロセスにおける空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定し、
    前記特定された空間依存性の着色剤相互作用の影響を数学的に分離し、
    前記レンダリング・プロセスにおける前記数学的に分離された空間依存性の着色剤相互作用のみ(just)について補償する空間依存性相関除去関数を決定し、
    所望の色の色記述を決定し、
    前記所望の色の所望の位置に関する空間位置記述を決定し、
    前記空間位置記述に従って、前記空間依存性相関除去関数により前記所望の色の前記色記述を処理して、前記所望の色の前記所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述を生成する、
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 空間均一性の変動を測定する前記ステップは、
    少なくとも2つの着色剤を用いた、変動が起こりうる方向にそれぞれの長さを有する複数のそれぞれの色のテスト・ストリップを、複数のそれぞれの入力又は目標色に基づいて印刷し、
    前記それぞれのテスト・ストリップの前記長さに沿った複数のそれぞれの位置において、前記それぞれのテスト・ストリップの複数のそれぞれの部分における複数のそれぞれの実際の色を測定する、
    ステップを含み、
    空間依存性の着色剤相互作用について補償する空間依存性相関除去関数を決定する前記ステップは、
    mが選択された着色剤を表し、iが選択された空間位置を示すものとすると、fi Xmで表される前記相関除去関数についての関数形式を選択し、
    前記それぞれの入力又は目標色と前記複数の位置における前記それぞれの測定された色との間の関係を記述し、任意の色についてプリンタの色応答を予測する、Tで表されるプリンタ・モデルを決定し、
    tで表される費用関数を最適化する数値法を用いて、前記相関除去関数fi Xmの項の値を決定する、
    ステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. mが選択された着色剤を表し、iが選択された空間位置を示すものとすると、前記空間依存性の着色剤アピアランスの変動における相互作用しない又は単色の成分又は観点について補償する、Ui Xmで表される着色剤別の空間依存性補償関数を決定し、
    着色剤相互作用について補償された前記色記述を前記着色剤別の空間依存性補償関数によって処理し、前記空間依存性の着色剤アピアランスの変動における単色に関連する観点と着色剤相互作用に関連する観点の両方について補償された色記述を生成する、
    ステップをさらに含み、
    空間依存性の着色剤相互作用について補償する空間依存性相関除去関数を決定する前記ステップ、及び、Ui Xmで表される着色剤別の空間依存性補償関数を決定する前記ステップは、
    mが選択された着色剤を表し、iが選択された空間位置を示すものとすると、fi Xmで表される前記相関除去関数についての関数形式を選択し、
    それぞれの目標色と複数の位置におけるそれぞれの測定された色との間の関係を記述し、他の色及び/又は他の位置についてプリンタの性能を予測する、Tで表されるプリンタ・モデルを決定し、
    tで表される費用関数を最適化する数値法を用いて、前記相関除去関数fi Xm及び前記着色剤別の空間依存性補償関数Ui Xmの項についての値を決定する、
    ステップを含み、
    前記費用関数を最適化する数値法を用いるステップは、
    g( )が、複数のそれぞれの多着色剤カラー・テスト・ストリップ又はパッチの様々な入力又は目標色全体にわたる誤差を累積する関数であり、lが、前記複数のそれぞれのカラー・テスト・ストリップの各々を特定する索引であって、1からLまでの範囲を取り、E(l)が、l番目の索引が付けられたカラー・テスト・ストリップの累積された色誤差であり、h( )が、空間誤差累積関数であり、iが、変動が起こりうる方向に沿った空間位置を示すものであって、1からSまでの範囲を取り、Q(l,i)が、l番目のテスト・ストリップの位置iにおける測定された色であり、e(l,i)が、前記測定された色Q(l,i)と、プリンタによってレンダリングされるころが前記モデルTによってと予測された色との間の誤差であり、Mが、補償される相互作用する着色剤の数であり、mが、補償される相互作用する着色剤についての索引であって、1からMまでの範囲をとり、Xm(l)が、それぞれの索引付けされたカラー・テスト・ストリップlについてのm番目の入力又は目標着色剤値を示し、fi Xmが、空間位置iについて、着色剤Xmについて出力される相関除去関数を示し、X1´(l,i),ΛXM´(l,i)が、位置iにおける索引付けされたカラー・テスト・ストリップlに関連する目標色について、空間依存性の着色剤相互作用が補償された1からMまでの着色剤値を示し、Ui Xmが、空間位置iについて、m番目の着色剤別の空間依存性補償関数を示し、X1´´(l,i),ΛXM´´(l,i)が、位置iにおける索引付けされたカラー・テスト・ストリップlに関連する目標色について、着色剤相互作用と単色又は着色剤別の両方の空間依存性の着色剤アピアランスの変動について補償された1からMまでの着色剤値を示すものとすると、Etで表される前記費用関数を、
    Figure 2006340352
    と定義し、
    数値法を用いて、前記費用関数Etを最小にする前記相関除去関数fi X1Λfi Xmの項の値と前記着色剤別の空間依存性補償関数Ui Xmの要素の値とを求める、
    ステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 少なくとも1つの画像レンダリング装置と、
    前記少なくとも1つの画像レンダリング装置のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し、前記測定された空間均一性の変動における着色剤相互作用に基づく観点を検出又は分離し、前記測定された空間均一性の変動における前記検出又は分離された着色剤相互作用に基づく観点について補償する空間依存性相関除去関数を決定するように作動する、着色剤相互作用に基づく空間均一性検出器/分離器と、
    前記着色剤相互作用に基づく空間均一性検出器/分離器から前記空間依存性相関除去関数を受け取り、第1の色記述及び位置記述を受け取り、位置情報に従って前記相関除去関数により前記第1の色記述を処理して、前記少なくとも1つの画像レンダリング装置における空間依存性の着色剤相互作用の影響について補償された着色剤記述を生成するように作動する、着色剤相互作用に基づく空間均一性変動補償器と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  5. 前記少なくとも1つの画像レンダリング装置の前記レンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し、前記測定された空間均一性の変動における単一着色剤に基づく観点を検出し、前記測定された空間均一性の変動のうちの空間依存性の着色剤アピアランスの変動における相互作用しない又は単色の成分又は観点について補償する着色剤別の空間依存性補償関数Ui kを決定するように作動する、個々の着色剤の空間均一性変動検出器と、
    前記個々の着色剤の空間均一性変動検出器から前記着色剤別の空間依存性補償関数を受け取り、第2の色記述及び位置記述を受け取り、位置情報に従って前記着色剤別の空間依存性補償関数により前記第2の色記述を処理して、前記少なくとも1つの画像レンダリング装置における空間依存性の個々の着色剤の影響について補償された着色剤記述を生成するように作動する、着色剤別の空間依存性補償関数プロセッサと、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。
  6. 画像レンダリング装置の出力における空間依存性の着色剤アピアランスの変動について補償するための方法であって、
    画像レンダリング装置のレンダリング・プロセスにおける空間均一性の変動を測定し、
    前記測定された空間均一性の変動に基づいて、前記レンダリング・プロセスにおける空間依存性の着色剤相互作用の影響を特定し、
    前記特定された空間依存性の着色剤相互作用の影響を数学的に分離し、
    前記レンダリング・プロセスにおける前記数学的に分離された空間依存性の着色剤相互作用のみについて補償する空間依存性相関除去関数を決定し、
    着色剤別の空間依存性補償関数のセットを決定し、
    所望の色の色記述を受け取り、
    前記所望の色の所望の位置に関する空間位置記述を受け取り、
    前記空間位置記述に従って、前記空間依存性相関除去関数により前記所望の色の前記色記述を処理して、前記所望の色の前記所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述を生成し、
    前記空間位置記述に従って、前記着色剤別の空間依存性補償関数のうちの選択されたものにより、着色剤相互作用について補償された前記色記述を処理して、前記所望の色の前記所望の位置に関連する着色剤相互作用について補償された色記述を生成する、
    ステップを含むことを特徴とする方法。
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