JP2006339864A - 自動音質調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 入力レベルに応じたブースト量を自動で可変し、オーバーフロー自動検知を可能にしてアタック/リカバリー機能により違和感無くコンブレッション機能を実現できる自動音質調整装置を得る。
【解決手段】 アナログ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ1と、このA/Dコンバータ1で変換されたディジタル信号のブースト量を可変して音質調整を行うDSP2と、このDSP2で音質調整されたディジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/Aコンバータ3,4と、DSP2で可変するブースト量を制御するマイコン7とを備えた自動音質調整装置において、DSP2は、入力レベルが下降した場合はブースト量を徐々に上昇させ、入力レベルが上昇した場合はブースト量を徐々に下降させるものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 アナログ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ1と、このA/Dコンバータ1で変換されたディジタル信号のブースト量を可変して音質調整を行うDSP2と、このDSP2で音質調整されたディジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/Aコンバータ3,4と、DSP2で可変するブースト量を制御するマイコン7とを備えた自動音質調整装置において、DSP2は、入力レベルが下降した場合はブースト量を徐々に上昇させ、入力レベルが上昇した場合はブースト量を徐々に下降させるものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、車両等に搭載して好適な自動音質調整装置に関し、特に、入力レベルによって周波数領域のブースト量を自動で可変させる自動音質調整装置に関するものである。
従来、音質調整装置における音質補正としてBASS調整、TREBLE調整と両方の機能を合わせて高域と低域のLOUD調整というのがある。また、内臓のDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)を利用してオーバーフローしそうな帯域を補正してオーバーフローを起こさないようにするというものである(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述のような従来の音質調整装置の場合には、VOL値でオーバーフローの調整を行うと全帯域のレベルまで調整されてしまいオーバーフローしないレベルにある帯域まで補正がかかってしまうという問題点があった。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、入力レベルに応じたブースト量を自動で可変し、オーバーフロー自動検知を可能にしてアタック/リカバリー機能により違和感無くコンブレッション機能を実現できる自動音質調整装置を得ることを目的とする。
この発明に係る自動音質調整装置は、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータと、このA/Dコンバータで変換されたディジタル信号のブースト量を可変して音質調整を行う音質調整手段と、この音質調整手段で音質調整されたディジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/Aコンバータと、音質調整手段で可変するブースト量を制御する制御手段とを備えた自動音質調整装置において、音質調整手段は、入力レベルが下降した場合はブースト量を徐々に上昇させ、入力レベルが上昇した場合はブースト量を徐々に下降させるものである。
この発明は、入力レベルによってアタック/リカバリー処理を使用してブースト量を可変し、オーバーフローすることなく、また、聴感上違和感なくブース卜して音質調整を行うことができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を、図1〜図12を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による自動音質調整装置を示すブロック図である。
本実施の形態では、ユーザーが設定したブースト量をDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)内で入力レベルに対して可変し、同時にオーバーフロー検知も自動で行い出力レベルの歪を無くし、また、アタック/リカバリー機能により聴感上違和感なくブース卜するようにする。
図1において、自動音質調整装置は、入力側から供給されるLch(Lチャンネル)のオーディオ信号およびRch(Rチャンネル)のオーディオ信号を、アナログ信号からディジタル信号に変換するA/Dコンバータ1と、A/Dコンバータ1からの出力に対してブースト調整など音質調整を行う音質調整手段としてのDSP2と、DSP2で音質調整されたデータをディジタル信号からアナログ信号に変換するD/Aコンバータ3,4と、D/Aコンバータ3,4でD/A変換された音声信号を増幅して、図示せずも、それぞれフロントスピーカおよびリアスピーカに出力するアンプ5,6と、DSP2に接続されてブースト量や演算係数を制御するマイコン7と、このマイコン7に接続されてブースト量などを選択するスイッチ8とを備える。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による自動音質調整装置を示すブロック図である。
本実施の形態では、ユーザーが設定したブースト量をDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)内で入力レベルに対して可変し、同時にオーバーフロー検知も自動で行い出力レベルの歪を無くし、また、アタック/リカバリー機能により聴感上違和感なくブース卜するようにする。
図1において、自動音質調整装置は、入力側から供給されるLch(Lチャンネル)のオーディオ信号およびRch(Rチャンネル)のオーディオ信号を、アナログ信号からディジタル信号に変換するA/Dコンバータ1と、A/Dコンバータ1からの出力に対してブースト調整など音質調整を行う音質調整手段としてのDSP2と、DSP2で音質調整されたデータをディジタル信号からアナログ信号に変換するD/Aコンバータ3,4と、D/Aコンバータ3,4でD/A変換された音声信号を増幅して、図示せずも、それぞれフロントスピーカおよびリアスピーカに出力するアンプ5,6と、DSP2に接続されてブースト量や演算係数を制御するマイコン7と、このマイコン7に接続されてブースト量などを選択するスイッチ8とを備える。
図2は、DSP2の内部構成の一例を示す図である。
図2において、DSP2は、A/Dコンバータ1からのLch入力とRch入力から入力値の絶対値を算出する絶対値処理部21と、絶対値処理部21で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部22と、レベル検出部22の出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部23と、Lchの入力値からBASS(低音)帯域を抜き出すBASS−LPF(BASSローパスフィルタ)24と、Lchの入力値からTREBLE(高音)帯域を抜き出すTREBLE−HPF(TREBLEハイパスフィルタ)25と、コンプレッション利得演算部23の演算値とBASS−LPF24およびTREBLE−HPF25の出力値をそれぞれ乗算する乗算器26,27と、乗算部26,27の各出力とLchの入力値を加算する加算器28と、Rchの入力値からBASS帯域を抜き出すBASS−LPF(BASSローパスフィルタ)29と、Rchの入力値からTREBLE帯域を抜き出すTREBLE−HPFTREBLEハイパスフィルタ)30と、コンプレッション利得演算部23の演算値とBASS−LPF29およびTREBLE−HPF30の出力値をそれぞれ乗算する乗算器31,32と、乗算部31,32の各出力とRchの入力値を加算する加算器33とを有する。
図2において、DSP2は、A/Dコンバータ1からのLch入力とRch入力から入力値の絶対値を算出する絶対値処理部21と、絶対値処理部21で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部22と、レベル検出部22の出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部23と、Lchの入力値からBASS(低音)帯域を抜き出すBASS−LPF(BASSローパスフィルタ)24と、Lchの入力値からTREBLE(高音)帯域を抜き出すTREBLE−HPF(TREBLEハイパスフィルタ)25と、コンプレッション利得演算部23の演算値とBASS−LPF24およびTREBLE−HPF25の出力値をそれぞれ乗算する乗算器26,27と、乗算部26,27の各出力とLchの入力値を加算する加算器28と、Rchの入力値からBASS帯域を抜き出すBASS−LPF(BASSローパスフィルタ)29と、Rchの入力値からTREBLE帯域を抜き出すTREBLE−HPFTREBLEハイパスフィルタ)30と、コンプレッション利得演算部23の演算値とBASS−LPF29およびTREBLE−HPF30の出力値をそれぞれ乗算する乗算器31,32と、乗算部31,32の各出力とRchの入力値を加算する加算器33とを有する。
従って、コンプレッション利得演算部23、BASS−LPF24、TREBLE−HPF25、乗算器26,27および加算器28を含む上側部分では、入力値からBASS帯域を抜き出し、ブースト量を演算して入力値を足し込み、また、コンプレッション利得演算部23、BASS−LPF29、TREBLE−HPF30、乗算器31,32および加算器33を含む下側部分では、入力値からTREBLE帯域を抜き出し、ブースト量を演算して入力値を足し込むように働く。
次に、図3を参照して、DSP2における音質制御処理の動作を説明する。
ステップST1において、絶対値処理部21で入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、ステップST2において、レベル検出部22により入力最大値がサンプリング前最大値以上であるか否か、つまり、前出力値と現出力値を比較してアタックまたはリカバリーの分岐処理を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上であれば、ステップST3において、コンプレッション利得演算部23でアタック処理、つまりアタック係数の選択を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上でなければ、ステップST4において、リカバリー処理、つまりリカバリー係数の選択を行う。
ステップST1において、絶対値処理部21で入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、ステップST2において、レベル検出部22により入力最大値がサンプリング前最大値以上であるか否か、つまり、前出力値と現出力値を比較してアタックまたはリカバリーの分岐処理を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上であれば、ステップST3において、コンプレッション利得演算部23でアタック処理、つまりアタック係数の選択を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上でなければ、ステップST4において、リカバリー処理、つまりリカバリー係数の選択を行う。
そして、上述のステップST3のアタック処理またはステップST4のリカバリー処理が終わると、ステップST5において、入力レベルがブーストレベルL1以上か否かの分岐処理を行い、ステップST5で入力レベルがブーストレベルL1以上であれば、ステップST6において、ブーストレベルに応じた傾き,切片の選択、つまり、ブーストレベルL1用の傾き,切片の選択を行い、ステップST5で入力レベルがブーストレベルL1以上でなければ、ステップST7において、入力レベルがブーストレベルL2以上か否かの分岐処理を行い、ステップST7で入力レベルがブーストレベルL2以上であれば、ステップST8において、ブーストレベルに応じた傾き,切片の選択、つまり、ブーストレベルL2用の傾き,切片の選択を行い、ステップST7で入力レベルがブーストレベルL2以上でなければ、ステップST9において、ブーストレベルに応じた傾き,切片の選択、つまり、ブーストレベルL3用の傾き,切片の選択を行う。
そして、ステップST6、S8およびS9におけるブーストレベルに応じた傾き,切片の選択が全て終了すると、ステップST10において、出力目標値の算出を次式に従って行う。
出力目標値=平滑処理後の信号×傾き+切片 (1)
次いで、ステップST11において、出力目標値への演算用GAINの算出を次式に従って行う。
GAIN=出力目標値+平滑処理後の信号 (2)
最後に、ステップST12において、算出されたGAINを、加算器28,33により次式に従い現入力、LPF信号、HPF信号それぞれに演算して足し込む。
ダイレクト信号×GAIN+LPF信号×GAIN+HPF信号×GAIN
(3)
次いで、ステップST11において、出力目標値への演算用GAINの算出を次式に従って行う。
GAIN=出力目標値+平滑処理後の信号 (2)
最後に、ステップST12において、算出されたGAINを、加算器28,33により次式に従い現入力、LPF信号、HPF信号それぞれに演算して足し込む。
ダイレクト信号×GAIN+LPF信号×GAIN+HPF信号×GAIN
(3)
図4は、上述したDSP2におけるアタック/リカバリー機能の作用を示した図である。
一般に、入力レベルに変化があった場合、設定されたブースト量まで出力レベルを上昇/下降させるときに一気に目標値まで変化させてしまうと聴感上違和感が生じてしまう。そこで、本実施の形態では、これを回避するためアタック/リカバリーというブースト量指定係数を用意することにより、出力レベルを徐々に上昇/下降し上違和感が生じさせずにブーストを行うものである。
図4において、符号Aで示す部分は、入力が下降した場合徐々にブースト量を上昇させる領域であり、符号Bで示す部分は、入力が上昇した場合徐々にブースト量を下降させる領域である。
一般に、入力レベルに変化があった場合、設定されたブースト量まで出力レベルを上昇/下降させるときに一気に目標値まで変化させてしまうと聴感上違和感が生じてしまう。そこで、本実施の形態では、これを回避するためアタック/リカバリーというブースト量指定係数を用意することにより、出力レベルを徐々に上昇/下降し上違和感が生じさせずにブーストを行うものである。
図4において、符号Aで示す部分は、入力が下降した場合徐々にブースト量を上昇させる領域であり、符号Bで示す部分は、入力が上昇した場合徐々にブースト量を下降させる領域である。
また、図5は、上述したDSP2において、入力レベルにより設定されたブースト量を可変した場合のコンプレッション特性を示す図である。
図5において、特性aはブーストをOFFとした状態、特性bはブーストを2dBとした状態、特性cはブーストを4dBとした状態、特性dはブーストを6dBとした状態、特性eはブーストを8dBとした状態、特性fはブーストを10dBとした状態をそれぞれ表している。
図5において、特性aはブーストをOFFとした状態、特性bはブーストを2dBとした状態、特性cはブーストを4dBとした状態、特性dはブーストを6dBとした状態、特性eはブーストを8dBとした状態、特性fはブーストを10dBとした状態をそれぞれ表している。
ここでは、特性aはブーストをOFFとしているので、その傾きは何も変化せず、特性bから特性fでは、その傾きは平行に持ち上がらず、入力レベルに応じて持ち上がっていることが分かる。因みに、この図5では、入力レベルの低い所ではブースト量を多めに、入力レベルの高い所ではブースト量を少な目に持ち上げる、即ち、特性aの傾きには何も変化はないが、入力が−20dB以下だとブースト量が多目に、入力が−20dB〜10dBではブースト量が少し少な目、そして、10dB〜0dBではブースト量が更に少な目になっていることがわかる。このように、入力レベルにより設定されたブースト量を可変させることにより、オーバーフローを防ぐことができる。
図6は、本実施の形態における周波数特性の一例を示しており、入力信号が全帯域での入力レベルなので各帯域に合わせたブーストができないが、処理ステップ数が少なく、また、係数によってブースト量を変更(機種毎の仕様に合わせて等)できる利点がある。
このように、本実施の形態では、入力レベルによってアタック/リカバリー処理を使用してブースト量を可変し、オーバーフローすることなく、また、聴感上違和感なくブース卜して音質調整を行うことができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による自動音質調整装置を示すもので、本実施の形態では、図1におけるDSP2の代わりにその内部処理が一部異なる音質調整手段としてのDSP2Aを用いるものであり、その他の構成は、図1の場合と同様である。
図7は、この発明の実施の形態2による自動音質調整装置を示すもので、本実施の形態では、図1におけるDSP2の代わりにその内部処理が一部異なる音質調整手段としてのDSP2Aを用いるものであり、その他の構成は、図1の場合と同様である。
従って、図7は、DSP2Aの内部構成の一例を示しており、図7において、DSP2Aは、図2のDSP2と同様に、A/Dコンバータ1からのLch入力とRch入力から入力値の絶対値を算出する絶対値処理部21、この絶対値処理部21で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部22、およびレベル検出部22の出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部23が設けられる他に、絶対値処理部21の入力側に、Lch入力から特定の周波数帯域を抜き出すバンドパスフィルタ34と、Rch入力から特定の周波数帯域を抜き出すバンドパスフィルタ35が設けられ、バンドパスフィルタ34の出力が絶対値処理部21に供給されると共に乗算器27に供給され、バンドパスフィルタ35の出力が絶対値処理部21に供給されると共に乗算器32に供給される。そして、乗算器27では、バンドパスフィルタ34の出力とコンプレッション利得演算部23の出力を乗算して加算器28に供給し、加算器28では乗算部27の出力とLchの入力値を加算して出力し、一方、乗算器32では、バンドパスフィルタ35の出力とコンプレッション利得演算部23の出力を乗算して加算器33に供給し、加算器33では乗算部32の出力とRchの入力値を加算して出力する。
従って、コンプレッション利得演算部23、乗算器27および加算器28を含む上側部分では、入力値からLchに関する特定の周波数帯域を抜き出し、そのブースト量を演算して入力値を足し込み、また、コンプレッション利得演算部23、乗算器32および加算器33を含む下側部分では、入力値からRchに関する特定の周波数帯域を抜き出し、そのブースト量を演算して入力値を足し込むように働く。
次に、図8を参照して、DSP2Aにおける音質制御処理の動作を説明する。
ステップST21において、バンドパスフィルタ34,35を用いて特定の周波数帯域を抜き出し、ステップST22において、絶対値処理部21で入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、ステップST23において、レベル検出部22により入力最大値がサンプリング前最大値以上であるか否か、つまり、前出力値と現出力値を比較してアタックまたはリカバリーの分岐処理を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上であれば、ステップST24において、コンプレッション利得演算部23でアタック処理、つまりアタック係数の選択を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上でなければ、ステップST25において、リカバリー処理、つまりリカバリー係数の選択を行う。
ステップST21において、バンドパスフィルタ34,35を用いて特定の周波数帯域を抜き出し、ステップST22において、絶対値処理部21で入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、ステップST23において、レベル検出部22により入力最大値がサンプリング前最大値以上であるか否か、つまり、前出力値と現出力値を比較してアタックまたはリカバリーの分岐処理を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上であれば、ステップST24において、コンプレッション利得演算部23でアタック処理、つまりアタック係数の選択を行い、入力最大値がサンプリング前最大値以上でなければ、ステップST25において、リカバリー処理、つまりリカバリー係数の選択を行う。
そして、上述のステップST24のアタック処理またはステップST25のリカバリー処理が終わると、ステップST26において、入力レベルがブーストレベルL1以上か否かの分岐処理を行い、ステップST26で入力レベルがブーストレベルL1以上であれば、ステップST27において、ブーストレベルに応じた傾き,切片の選択、つまり、ブーストレベルL1用の傾き,切片の選択を行い、ステップST26で入力レベルがブーストレベルL1以上でなければ、ステップST28において、入力レベルがブーストレベルL2以上か否かの分岐処理を行い、ステップST28で入力レベルがブーストレベルL2以上であれば、ステップST29において、ブーストレベルに応じた傾き,切片の選択、つまり、ブーストレベルL2用の傾き,切片の選択を行い、ステップST28で入力レベルがブーストレベルL2以上でなければ、ステップST30において、ブーストレベルに応じた傾き,切片の選択、つまり、ブーストレベルL3用の傾き,切片の選択を行う。
そして、ステップST27、S29およびS30におけるブーストレベルに応じた傾き,切片の選択が全て終了すると、ステップST31において、出力目標値の算出を次式に従って行う。
出力目標値=平滑処理後の信号×傾き+切片 (4)
次いで、ステップST32において、出力目標値への演算用GAINの算出を次式に従って行う。
出力目標値=平滑処理後の信号×傾き+切片 (4)
次いで、ステップST32において、出力目標値への演算用GAINの算出を次式に従って行う。
GAIN=出力目標値+平滑処理後の信号 (5)
最後に、ステップST33において、算出されたGAINを、次式に従い現入力、LPF信号、HPF信号それぞれに演算して足し込む。
ダイレクト信号×GAIN+バンドパスフィルタ信号×GAIN (6)
最後に、ステップST33において、算出されたGAINを、次式に従い現入力、LPF信号、HPF信号それぞれに演算して足し込む。
ダイレクト信号×GAIN+バンドパスフィルタ信号×GAIN (6)
図9は、本実施の形態における周波数特性の一例を示しており、入力信号が全帯域での入力レベルなので各帯域に合わせたブーストができないが、処理ステップ数が少なく、また、係数によってブースト量を変更(機種毎の仕様に合わせて等)できる利点がある。
このように、本実施の形態では、バンドパスフィルタを使用することによりレベル調整を行いたい周波数帯域を抜き出しブースト調整を行うことができ、上記実施の形態1と同様にステップ数が少ないが、周波数帯域を自由に変更することができる。
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3による自動音質調整装置を示すもので、本実施の形態では、DSPとして、実質的に実施の形態1の図2におけるDSP2の構成と、実施の形態2の図7におけるDSP2Aの構成を選択的に組み合わせた音質調整手段としてのDSP2Bを用いるものである。
図10において、DSP2Bは、A/Dコンバータ1からのLch入力とRch入力からそれぞれBASS帯域を抜き出すBASS−LPF(BASSローパスフィルタ)24a,24bと、BASS−LPF24a,24bの出力から入力値の絶対値を算出する絶対値処理部21aと、この絶対値処理部21aで算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部22aと、レベル検出部22aの出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部23aと、BASS−LPF24aの出力とコンプレッション利得演算部23aの出力を乗算する乗算器27aと、BASS−LPF24bの出力とコンプレッション利得演算部23aの出力を乗算する乗算器32aとを備える。
図10は、この発明の実施の形態3による自動音質調整装置を示すもので、本実施の形態では、DSPとして、実質的に実施の形態1の図2におけるDSP2の構成と、実施の形態2の図7におけるDSP2Aの構成を選択的に組み合わせた音質調整手段としてのDSP2Bを用いるものである。
図10において、DSP2Bは、A/Dコンバータ1からのLch入力とRch入力からそれぞれBASS帯域を抜き出すBASS−LPF(BASSローパスフィルタ)24a,24bと、BASS−LPF24a,24bの出力から入力値の絶対値を算出する絶対値処理部21aと、この絶対値処理部21aで算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部22aと、レベル検出部22aの出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部23aと、BASS−LPF24aの出力とコンプレッション利得演算部23aの出力を乗算する乗算器27aと、BASS−LPF24bの出力とコンプレッション利得演算部23aの出力を乗算する乗算器32aとを備える。
また、DSP2Bは、A/Dコンバータ1からのLch入力とRch入力からそれぞれTREBLE帯域を抜き出すTREBLE−HPF(TREBLEハイパスフィルタ)25a,25bと、TREBLE−HPF25a,25bの出力から入力値の絶対値を算出する絶対値処理部21bと、この絶対値処理部21bで算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部22bと、レベル検出部22bの出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部23bと、TREBLE−HPF25aの出力とコンプレッション利得演算部23bの出力を乗算する乗算器27bと、TREBLE−HPF25bの出力とコンプレッション利得演算部23bの出力を乗算する乗算器32bとを備える。さらに、DSP2Bは、乗算部27a,27bの各出力とLchの入力値を加算して出力する加算器28aと、乗算部32a,32bの各出力とRchの入力値を加算して出力する加算器33aとを備える。
次に、図11を参照して、DSP2Bにおける音質制御処理の動作を説明する。
ステップST41において、BASS−LPF24a,24bを用いてそれぞれLch,Rch入力から特定の周波数帯域を抜き出し、絶対値処理部21aで入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、同様に、ステップST42において、TREBLE−HPF25a,25bを用いてそれぞれLch,Rch入力から特定の周波数帯域を抜き出し、絶対値処理部21bで入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、ステップST43において、上述の図8のステップST23〜ST32における処理と同様のBASS利得演算処理をコンプレッション利得演算部23aで行い、また、ステップST44において、上述の図8のステップST23〜ST32における処理と同様のTREBLE利得演算処理をコンプレッション利得演算部23bで行い、ステップST45において、ステップST43で算出されたGAINをBASS信号と乗算器27a,27bで演算(乗算)し、ステップST44で算出されたGAINをTREBLE信号と乗算器32a,32bで演算し、加算器28a,28bで上記2つの現入力にGAINを演算した結果に足し込む。即ち、ステップST45では、次式に従った演算処理を行う。
ステップST41において、BASS−LPF24a,24bを用いてそれぞれLch,Rch入力から特定の周波数帯域を抜き出し、絶対値処理部21aで入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、同様に、ステップST42において、TREBLE−HPF25a,25bを用いてそれぞれLch,Rch入力から特定の周波数帯域を抜き出し、絶対値処理部21bで入力信号の絶対値の処理取得、即ち入力値の絶対値を算出し、ステップST43において、上述の図8のステップST23〜ST32における処理と同様のBASS利得演算処理をコンプレッション利得演算部23aで行い、また、ステップST44において、上述の図8のステップST23〜ST32における処理と同様のTREBLE利得演算処理をコンプレッション利得演算部23bで行い、ステップST45において、ステップST43で算出されたGAINをBASS信号と乗算器27a,27bで演算(乗算)し、ステップST44で算出されたGAINをTREBLE信号と乗算器32a,32bで演算し、加算器28a,28bで上記2つの現入力にGAINを演算した結果に足し込む。即ち、ステップST45では、次式に従った演算処理を行う。
ダイレクト信号×GAIN+BASS−LPF信号×GAIN+TREBLE
−HPF信号×GAIN (6)
−HPF信号×GAIN (6)
図12は、本実施の形態における周波数特性の一例を示しており、ここでは、補正前を0dBとすると補正後は、周波数1000Hz近辺を境にその低域部分では、ブースト量が約10数dBアップしており、また、その高域部分では、ブースト量が10dB近辺までアップしていることが分かる。このようにして、本実施の形態では、周波数帯域、ブースト量共々個別に指定できる。なお、ステップ数が多くなり処理的に無駄が増えてしまうが、LSIの性能が上がってきているため、現実的には可能な処理ではある。
このように、本実施の形態では、バンドパスフィルタでBASSとTREBLEを抜き出し、それぞれブースト調整を行うことで、可変のLOUDNESS調整が可能となる。
1 A/Dコンバータ、2,2A,2B DSP、3,4 D/Aコンバータ、5,6 アンプ、7 マイコン、8 ブースト量選択スイッチ、21,21a 絶対値処理部、22,22a レベル検出部、23,23a コンプレッション利得演算部、24,24a,24b,29 BASS−LPF、25,25a,25b,30 TREBLE−HPF、26,27,27a,27b,31,32,32a,32b 乗算器、28,28a,33,33b 加算器、34,35 バンドパスフィルタ。
Claims (5)
- アナログ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータと、該A/Dコンバータで変換されたディジタル信号のブースト量を可変して音質調整を行う音質調整手段と、該音質調整手段で音質調整されたディジタル信号をアナログ信号に変換して出力するD/Aコンバータと、上記音質調整手段で可変するブースト量を制御する制御手段とを備えた自動音質調整装置において、
上記音質調整手段は、入力レベルが下降した場合は上記ブースト量を徐々に上昇させ、入力レベルが上昇した場合は上記ブースト量を徐々に下降させることを特徴とする自動音質調整装置。 - 上記音質調整手段は、上記A/Dコンバータからの複数チャンネルの入力値の絶対値を算出する絶対値処理部と、該絶対値処理部で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部と、該レベル検出部の出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部と、上記複数チャンネルの一方の入力値から低音帯域を抜き出す第1のローパスフィルタと、上記複数チャンネルの一方の入力値から高音帯域を抜き出す第1のハイパスフィルタと、上記コンプレッション利得演算部の演算値と上記第1のローパスフィルタおよび第1のハイパスフィルタの各出力値をそれぞれ乗算する第1の乗算器と、該第1の乗算部の各出力と上記複数チャンネルの一方の入力値を加算する第1の加算器と、上記複数チャンネルの他方の入力値から低音帯域を抜き出す第2のローパスフィルタと、上記複数チャンネルの他方の入力値から高音帯域を抜き出す第2のハイパスフィルタと、上記コンプレッション利得演算部の演算値と上記第2のローパスフィルタおよび第2のハイパスフィルタの各出力値をそれぞれ乗算する第2の乗算器と、該第2の乗算部の各出力と上記複数チャンネルの他方の入力値を加算する第2の加算器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動音質調整装置。
- 上記音質調整手段は、複数チャンネルの一方の入力値から特定の周波数帯域を抜き出す第1のバンドパスフィルタと、上記複数チャンネルの他方の入力値から特定の周波数帯域を抜き出す第2のバンドパスフィルタと、上記第1および第2のバンドパスフィルタからの複数チャンネルの入力値の絶対値を算出する絶対値処理部と、該絶対値処理部で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択するレベル検出部と、該レベル検出部の出力からブースト演算を行うコンプレッション利得演算部と、上記第1のバンドパスフィルタの出力と上記コンプレッション利得演算部の出力を乗算する第1の乗算器と、上記第2のバンドパスフィルタの出力と上記コンプレッション利得演算部の出力を乗算する第2の乗算器と、上記第1の乗算器の出力と上記複数チャンネルの一方の入力値を加算する第1の加算器と、上記第2の乗算器の出力と上記複数チャンネルの他方の入力値を加算する第2の加算器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動音質調整装置。
- 上記音質調整手段は、上記A/Dコンバータからの複数チャンネルの入力値からそれぞれ低音帯域を抜き出す第1のローパスフィルタと、該第1のローパスフィルタの出力から入力値の絶対値を算出する第1の絶対値処理部と、該第1の絶対値処理部で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択する第1のレベル検出部と、該第1のレベル検出部の出力からブースト演算を行う第1のコンプレッション利得演算部と、上記第1のローパスフィルタの出力の一方と上記第1のコンプレッション利得演算部の出力を乗算する第1の乗算器と、上記第1のローパスフィルタの出力の他方と上記コンプレッション利得演算部の出力を乗算する第2の乗算器と、上記A/Dコンバータからの複数チャンネルの入力値からそれぞれ高音帯域を抜き出す第2のローパスフィルタと、該第2のローパスフィルタの出力から入力値の絶対値を算出する第2の絶対値処理部と、該第2の絶対値処理部で算出された入力値の絶対値からアタック/リカバリー値とブースト量を選択する第2のレベル検出部と、該第2のレベル検出部の出力からブースト演算を行う第2のコンプレッション利得演算部と、上記第2のローパスフィルタの出力の一方と上記第2のコンプレッション利得演算部の出力を乗算する第3の乗算器と、上記第2のローパスフィルタの出力の他方と上記第2の上記コンプレッション利得演算部の出力を乗算する第4の乗算器と、上記第1および第3の乗算器の出力と上記複数チャンネルの一方の入力値を加算する第1の加算器と、上記第2および第4の乗算器の出力と上記複数チャンネルの他方の入力値を加算する第2の加算器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の自動音質調整装置。
- 上記音質調整手段として、アタック/リカバリー機能を有し、ユーザーが設定したブースト量を入力レベルに対して可変するディジタルシグナルプロセッサを用いることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の自動音質調整装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-05-31 JP JP2005160138A patent/JP2006339864A/ja active Pending
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