JP2006338756A - 情報記録装置と情報記録装置の初期化方法 - Google Patents

情報記録装置と情報記録装置の初期化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記憶されているファイルを一時退避等させて記憶領域を初期化することで、動画情報等の高速性を維持することができる情報記録装置及び初期化方法を提供する。
【解決手段】一つの記録媒体を複数の連続領域A〜Eで分離した複数の記憶領域に、情報を記録しこれを再生する記録部18と、所定条件が満たされたかどうかを判断する判断部30と、所定条件が満たされたと判断すると、複数の連続領域の内の一つの連続領域の記憶領域に格納された情報(ファイル)を他の記憶領域に移動した後、一つの連続領域の記憶領域を初期化するべく制御する制御部30とをもつ情報記録装置であり、連続領域毎の自動的な初期化により、情報(ファイル)のフラグメンテーションを回避することで、購入直後の高速性を維持する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ハードディスクドライブ等を利用した情報記録装置に関し、特にディスク内の連続領域(パーティション等)毎の初期化を行なう情報記録装置と情報記録装置の初期化方法に関する。
最近、デジタル機器の普及と共にハードディスクレコーダ等を利用した情報記録装置が一般化しつつあり、従来のVTR(Video Tape Recorder)による記録再生処理の場合よりも、多くの映像情報を容易に記録・再生することが可能となってきている。このような情報記録装置においては、長期間、記録処理や再生処理を反復し続けると、映像情報のファイルが分散化することによるフラグメンテーションが発生することで、処理速度が低下するという不具合が生じる。
これに対して、特許文献1には、フラグメンテーションを回避するために、緊急録画領域を設けこれを活用することで、必要に応じてフラグメンテーションの影響を受けない映像録画を可能とする映像記録装置を提供する。
特開2001−157151公報
しかし、特許文献1が示す従来技術は、緊急録画領域を確保し、レスポンスが要求される映像について選択的にこちらへ格納して緊急用のアクセス性を確保し、その後、保存用の記録領域に移転する必要がある。従って、この方法で録画を行なう限り、常に、緊急録画領域から通常録画処理への移動を行わなければ、緊急録画領域がやがては一杯になってしまうという問題がある。
又、このような方法をとらず、ハードディスクドライブの一般的なフォーマット処理によれば、ユーザが任意にこれを行わなければならず、ユーザに負担を掛けることとなる。又、ユーザによっては、フラグメンテーションが発生しても一切フォーマット処理を行なわない場合、アクセス処理が徐々に低下していき、購入時の高速度なアクセス処理を行なうことができなくなるという問題がある。
本発明は、記憶されている情報(ファイル)を一時退避等させて記憶領域を初期化することで、動画情報等の高速性を維持することができる情報記録装置及び情報記録装置の初期化方法を提供することを目的とする。
この発明の一実施形態は、一つの記録媒体を複数の連続領域で分離した複数の記憶領域に、情報を記録しこれを再生する記録部と、所定条件が満たされたかどうかを判断する判断部と、前記判断部が前記所定条件が満たされたと判断すると、前記複数の連続領域の内の一つの連続領域の記憶領域に記録された情報を他の記憶領域に移動した後、前記一つの連続領域の記憶領域を初期化するべく制御する制御部(30)とを具備することを特徴とする情報記録装置である。
上記した情報記録装置においては、複数の連続領域(パーティション、又は、一つのパーティション内の連続性が保証された領域等)の記憶領域の一つが所定条件(所定の処理速度、所定時刻)等を満たせば、ファイルを他の記憶領域に退避させて、その記憶領域をフォーマット等の初期化を行なうことで、処理速度の高速性を保つ。
以下、この発明の実施の形態について、ハードディスクレコーダである情報記録装置を一例として、図面を参照して以下に詳細に説明する。
<本発明の一実施形態である>
初めに、図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の基本動作を説明する説明図、図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作の一例を説明する説明図、図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作の他の一例を説明する説明図、図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作の他の一例を説明する説明図、図5は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
(構成)
ここで、情報記録装置10は、図1に示すように、フラグメンテーションが発生すると、ファイルを退避して、フォーマット等の初期化を行なうものである。又、図2乃至図4にも後述するように、ファイルを退避して、連続領域(パーティション、又は、一つのパーティション内の連続性が保証された領域等)毎のフォーマット等の初期化が行なわれるものである。なお、本発明の実施形態は、連続領域について、パーティションに限らず、一つのパーティション内の連続性が保証された領域等であっても可能である。しかしながら、以下の実施形態においては、パーティションの場合を例として説明する。
このような情報記録装置10は、図5において、例えば、ビデオファイルを構築できる情報記録媒体である光ディスクドライブ部19と、ハードディスクを駆動するハードディスクドライブ部18とを有する。制御部(初期化部・フォーマット部)30は、全体の動作を司るべくデータバスを介して各部に接続されている。又、図1の情報記録装置10は、録画側を構成するエンコーダ部21と、再生側を構成するMPEGデコーダ部23と、装置本体の動作を制御する制御部(初期化部・フォーマット部)30とを主たる構成要素としている。
(動作)
次に、このような構成を有する情報記録装置10の動作を、更に詳細に説明する。情報記録装置10の入力側として、LAN等の通信部11は、外部機器と接続して、例えばモデムM等を介しインターネット等の通信路を経由して番組情報提供サーバS等と通信を行ったり、コンテンツ情報等をダウンロードしたりする。又、BS/CSチューナ部12、地上波チューナ部13は、アンテナを介して放送信号を選局し復調して映像信号及び音声信号を入力するもので、広範な種類の放送信号に対応する。例えば、地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等に及ぶものであり、これに限るものではない。又、必ずしも一つだけを設けるものではなく、例えば、地上波アナログ放送のチューナ部や、BS/CSチューナ部を2つ又は3つ以上を有し、予約録画の要求に応じて並行して機能させる場合も含んでいる。
又、先の通信部11は、LANやIEEE1394インタフェースであってもよく、ネットワーク上の外部機器からデジタルコンテンツを受けることが可能である。又、図示しない入力端部から、輝度信号や色差信号、コンポジット等の映像信号、音声信号を受けることも可能である。これらは、制御部(初期化部・フォーマット部)30等で制御されるセレクタ16により、入力が制御されて、エンコーダ部21に選択的に供給される。
エンコーダ部21は、セレクタ16により入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。更に、副映像エンコーダも含む。エンコーダ部21の出力は、所定のMPEG等の圧縮フォーマットに変換され、先の制御部(初期化部・フォーマット部)30に供給される。
又、BS/CSチューナ12等は、必ずしも内蔵されている必要はなく、データ入力端子を介して外付けされて、受信したデジタル信号をセレクタ部16を介してエンコーダ部21や制御部(初期化部・フォーマット部)30に供給することも好適である。
ここで図1の装置は、エンコーダ部21でエンコードされた情報(ビデオ、オーディオ、副映像データなどのパック)及び作成された管理情報を、制御部(初期化部・フォーマット部)30を介してハードディスクドライブ部18(又は光ディスクドライブ部19)に供給し、ハードディスクドライブ部18(又は、光ディスクD)に記録することができる。又、ハードディスクドライブ部18、又は、光ディスクDに記録された情報を、制御部(初期化部・フォーマット部)30により光ディスクドライブ部19を介して光ディスクD、又はハードディスクドライブ部18に記録することができる。
又、デジタル放送を再エンコードせずに記録処理することも可能であり、この場合は、セレクタ16、分離部29、ハードディスクドライブ部18、光ディスクドライブ部19の順に記録処理がなされる。
又、データ編集部20により、ハードディスクドライブ部18又は光ディスクDに記録されている複数番組のビデオ・オブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。
次に、主に記録された情報の再生処理について、他の実施形態も含めて詳細に説明する。MPEGデコーダ部23は、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
MPEGデコーダ部23の出力オーディオ信号は、セレクタ部17を介して図示しないデジタルアナログ変換器でアナログ変換されてスピーカに供給されるか、I/F部27を介して外部装置に供給される。セレクタ部17は、制御部(初期化部・フォーマット部)30からのセレクト信号により制御される。これによりセレクタ部17は、各チューナ部12,13からのデジタル信号を直接モニターする時、エンコーダ部21をスルーした信号を直接選択することも可能である。
この実施形態の情報記録装置10は、このように総合的な機能を有するものであり、多くのソースに対して光ディスクD又はハードディスクドライブ部18による記録・再生処理を行うものである。次に、この情報記録装置10のハードディスドライブ部18の初期化等について、図面を用いて詳細に説明する。
<ハードディスクドライブ部等の初期化等>
次に、本発明の一実施形態に係るハードディスクドライブ部等の初期化等について、図面を用いて詳細に説明する。初めに概要を説明すると、本発明の一実施形態に係る情報記録装置10の初期化機能の一例は、図1の(a)に示すように、外部の記憶領域43や、ネットワーク上の機器51,52,53のHD54,55にファイルを退避し、フォーマット等の初期化を行なった上で、このファイルを復元するものである。又、他の例として、(b)に示すように、同一の記録媒体18bのあるパーティションの記憶領域のファイルを同一の記録媒体18bの他のパーティションの記憶領域に退避した後、そのパーティションの記憶領域をフォーマット等の初期化を行なうものである。更に、他の例として、図1の(c)に示すように、高ビットレートと低ビットレートとを区別して、同一のビットレート間において、ファイルの退避と復元を行ないつつ、フォーマット等の初期化を行なうものである。次に、フローチャートと図2乃至図4の遷移図を用いて詳細に述べる。
(データ戻し無しの場合:図6)
本発明の一実施形態に係るハードディスクドライブ部等において、初めに、通常の動作状態において、図1の制御部30等の制御下の基で、各パーティションの記憶領域に格納されたファイルの読み出し等のアクセス速度を常時、監視している(S11)。この処理速度であるアクセス速度(読み出し速度)等が一定速度以下となったら、図2に示すように、そのハードディスクドライブ部18−1のパーティションAの記憶領域(例えば、図2の記憶領域A)は、初期化を行なうべく、格納している動画ファイル等αを、他のパーティションの記憶領域Dに移動する(S13)。その後、このパーティションAを、初期化(フォーマット化、又は、後述するように、動画ファイル等を削除するだけも可能)を行なう(S14)。こうすることにより、フラグメンテーションを回避して、購入時に近い状態でハードディスクドライブ部18の記憶領域を保つことが可能となる。なお、この際に、ユーザに対して警告表示を行なうことも好適であり、警告を行なった上で、指示を促し、ユーザの初期化の指示を待ってからこれらの処理を行なうことも好適である。
又、上記したユーザの指示は、「直ちに処理開始」、「時刻指定での予約」、「稼動状況に応じて自動判断」等、予め実行時間帯を設定しておき、自動的に処理することも好適である。
このようにすることで、本発明に係る情報処理装置においては、特段、ユーザの指示を得ることなく、複数のパーティション毎に、記憶領域が自動的に初期化されるため、従来装置のようにユーザの負担をかけることなく、フラグメンテーションを回避することができるため、常に、購入時の快適なハードディスクドライブ部へのアクセス処理を行なうことが可能となる。
又、ここで、オーディオファイル、ピクチャファル、管理データを独立したパーティションEの記憶領域で記憶し、他の動画情報等のファイルと分離することが好適である。こうすることにより、動画ファイルと静止画やオーディオファイルとが混在して、処理速度を低下させるという不具合を回避することができる。
(データ戻し有りの場合:図7)
次に、図7のフローチャートにおいては、図3の説明図に示すように、所定領域のアクセス速度に問題があると判断して(S11,S12)、動画ファイル等αを空領域F等に移動し(S13)、初期化(フォーマット又は後述するファイル削除等)した(S14)後には、フォーマット後のパーティションの記憶領域Aに、動画ファイル等αを記憶領域F等から戻し復帰することが好適である(S15)。こうすることにより、動画ファイルの位置が初期化の度に変わっていくということがなくなるため、ファイル管理を容易にするものである。
(ファイル分散程度監視の場合:図8)
次に、図8のフローチャートにおいては、図4の説明図に示すように、パーティション毎の記憶領域のファイルの分散程度を直接測定するものである(S21)。そして、上述したようなアクセス速度の代わりに、このファイルの分散程度が所定値以上に進んでいれば、初期化が必要であると判断して(S22)、以降のファイル移動処理(S13)、パーティションの記憶領域の初期化処理(S14)、更に、必要に応じて、動画ファイル等のデータを、初期化後の記憶領域へ復元するものである(S15)。
(所望タイミング監視の場合:図9)
次に、図9のフローチャートにおいては、初期化処理のトリガーを、情報記録装置10の制御部30等に設けられた計時機能に従って与えるものである。すなわち、アクセス速度の低下を自動検出する等のトリガーではなく、例えば、ハードディスクレコーダであれば、ユーザが使用することが最も少ないと思われる月曜の早朝4時等から20分間等の時間を設定して、常に時刻を監視し(S23)、この時刻に達したことを検出したら(S24)、上記のパーティション毎の初期化処理を行なうものである(S13〜S15)。
このように、例えば、図3の説明図に示すように、順番にパーティション毎の初期化を計画的に行なっていくことで、例えば一週間(一月等)で必ず全てのハードディスクドライブ部18の全パーティションの記憶領域が初期化されることとなる。そして、全ての予め格納されている動画情報等のファイル情報も、なんら変更されることがない。
こうすることで、ユーザには操作上の負担を全くかけることなく、ユーザが知らない間に、常に購入時の状態と遜色なくフラグメンテーションを排除した状態にハードディスクドライブ部を保つことが可能となる。従って、いつまでも購入時とほぼ同等の高速アクセスが可能となるものである。
(専用パーティションを用いる場合:図10)
更に、図10のフローチャート及び図3の説明図において、動画情報等のファイルα等を、予め退避専用の専用パーティションF(図3)を用いて退避処理するものである(S25)。そして、フォーマット等の初期化の後に(S26)、この初期化(フォーマット化)後の領域にデータを復元するものである(S27)。このように退避専用のパーティションを設けることで、より安定してデータ退避と初期化(フォーマット化)、データ復元を行なうことが可能となり、一層確実な自動初期化処理を可能とするものである。
(ネット上の記憶領域の場合:図11)
更に、図11のフローチャート及び図5において、動画情報等のファイルα等の退避場所を、装置内の他の記憶媒体である記憶領域である記憶部43としたり、ネットワークに介して使用可能な外部装置51,52,43の記憶領域54,52,55とすることが好適である。
すなわち、このように外部にファイル退避場所を求めることで、ハードディスクドライブ部18に退避場所を求める必要がなくなるため、十分なハードディスクドライブ部18の各領域の初期化が可能となる。すなわち、移動が必要であると判断されると(S11、S12)、必要なデータ移動量を算出し、この移動量に見合った記憶領域を探すべく、通信部11等を介して、ネットワーク上の外部装置51,52、53等の空領域を検出する(S31)。その後、検出された領域へ、データの移動処理(S32)を行い、該当のパーティションの初期化処理(フォーマット処理)を行い(S33)、フォーマット後のデータの復元処理を行なうものである(S34)。
又、ネットワーク上の記憶領域と、ハードディスクドライブ部18の記憶領域、装置内の記憶部43とを全て候補として検索し、これらの中で最も高速にアクセスが可能なものを優先して退避先として決定することも好適である。
又、必ずしも一つの記憶領域を退避先に選択するのではなく、複数の記憶領域を退避先に選び、動画ファイル等を分散して退避させることも、好適な処理である。
又、図1の(c)のように、各パーティションの記憶領域の処理速度を計測しておき、高ビットレートのストリームは処理時間の短いパーティションに、低ビットレートのストリームは処理時間の長いパーティションに、それぞれ再配置することで、全体の処理速度の低下を抑制することも好適である。
(ファイル削除による初期化の場合:図12)
又、更に、図12のフローチャートにおいては、上述した初期化処理について、単にパーティション毎のフォーマット処理を行なうのではなく、領域のファイルを全て削除する方法をとるものである(S35,S36)。これにより、初期化する時間を大きく短縮することができるので、容易に必要に応じて初期化が可能となるため、一層の処理速度の高速化を自動的に実現することができるものである。
又、本発明の実施形態においては、これ以外の記憶領域の初期化方法であっても同等の作用効果を有するものであり、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであって上述した実施形態に限定されるものではない。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の基本動作を説明する説明図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作の一例を説明する説明図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作の他の一例を説明する説明図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作の他の一例を説明する説明図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(データ戻し無し)の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(データ戻し有り)の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(分散程度監視)の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(所望タイミング)の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(専用パーティション)の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(ネット上の記憶領域)の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のフォーマット動作(ファイル削除)の一例を示すフローチャート。
符号の説明
D…光ディスク、11…通信部、12…BSCSチューナ部、13…地上波チューナ部、18…ハードディスクドライブ部、30…制御部・初期化部・フォーマット部、43…記憶部。

Claims (20)

  1. 一つの記録媒体を複数の連続領域で分離した複数の記憶領域に、情報を記録しこれを再生する記録部と、
    所定条件が満たされたかどうかを判断する判断部と、
    前記判断部が前記所定条件が満たされたと判断すると、前記複数の連続領域の内の一つの連続領域の記憶領域に記録された情報を他の記憶領域に移動した後、前記一つの連続領域の記憶領域を初期化するべく制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記制御部は、前記記憶領域をフォーマットすることで初期化するべく制御することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  3. 前記判断部は、前記記録部の記録処理又は再生処理が所定速度以下に低下したことを所定条件として判断することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 前記制御部は、前記他の記憶領域に移動した情報を、前記記憶領域の初期化された後の記憶領域に再び記録するべく制御することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  5. 前記判断部は、前記複数の連続領域で分離された複数の記憶領域に記録された情報の分散程度が一定以上になったことを前記所定条件として判断することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  6. 前記判断部は、現在日時が予め設定された日時になったことを前記所定条件の一部又は全部として判断することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  7. 前記制御部は、前記情報を退避するべく移動する際に、予め設けられた退避専用の連続領域の記憶領域へ移動することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  8. 前記制御部は、前記情報を退避するべく移動する際に、通信部を介してネットワーク上に存在する外部機器の記憶領域を検索し、これらの記憶領域の一つに移動することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  9. 前記制御部は、前記連続領域の記憶領域に記録されている複数の情報を全て削除することにより、前記連続領域の記憶領域を初期化することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  10. 前記記録部は、動画情報と、音声情報や静止画像情報とを、異なる連続領域の記憶領域にそれぞれ記録することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  11. 一つの記録媒体を複数の連続領域で分離した複数の記憶領域に、情報を記録し、
    所定条件が満たされたかどうかを判断し、
    前記所定条件が満たされたと判断すると、前記複数の連続領域の内の一つの連続領域の記憶領域に記録された情報を他の記憶領域に移動した後、前記一つの連続領域の記憶領域を初期化するべく制御することを特徴とする情報記録装置の初期化方法。
  12. 前記記憶領域をフォーマットすることで初期化するべく制御することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  13. 前記判断においては、前記記録処理の処理速度が所定速度以下に低下したことを前記所定条件として判断することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  14. 前記他の記憶領域に移動した情報を、前記記憶領域の初期化された後の記憶領域に再び記録するべく制御することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  15. 前記判断においては、前記複数の連続領域で分離された複数の記憶領域に記録された情報の分散程度が一定以上になったことを前記所定条件として判断することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  16. 前記判断においては、現在日時が予め設定された日時になったことを前記所定条件の一部又は全部として判断することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  17. 前記情報を退避するべく移動する際に、予め設けられた退避専用の連続領域の記憶領域(図3のF)へ移動することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  18. 前記情報を退避するべく移動する際に、ネットワークを介して通信を行なうことでネットワーク上に存在する外部機器の記憶領域を検索し、これらの記憶領域の一つに移動することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  19. 前記連続領域の記憶領域に記録されている複数の情報を全て削除することにより、前記連続領域の記憶領域を初期化することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
  20. 前記情報の記録処理において、動画情報と音声情報や静止画像情報とを異なる連続領域の記憶領域にそれぞれ記録することを特徴とする請求項11記載の情報記録装置の初期化方法。
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