JP2006329772A - 発電装置、及び発電装置を備えるタイヤ空気圧警報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 定期的に交換が必要な部品を用いることなくタイヤ空気圧監視装置を駆動可能で、タイヤ空気圧監視装置で使用するセンサの種類や測定間隔等についての制限を少なくすることが可能な発電装置を提供する。
【解決手段】 空気室5を内部に形成する外壁2と、外壁2に設けられ、一方の面が空気室5に、他方の面が外部空間に面する発電板3とを有し、外部空間の空気圧変動によって、空気室5と外部空間とに空気圧の差が生じることにより、発電板3に形状変化を生じさせて発電を行うように発電装置1を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発電装置に関するものであり、詳しくは、発電板を用いた発電装置、及びその発電装置を備えるタイヤ空気圧警報システムに関するものである。
近年、自動車の安全性向上のため、走行中にタイヤの空気圧を監視し、必要に応じてドライバに警報を発するタイヤ空気圧警報システム(TPMS)の開発が盛んに進められている(特許文献1参照)。このようなTPMSでは、タイヤ内に、空気圧センサと、圧力センサにより検知されたタイヤ空気圧を、自動車本体に設けられたモニタ部本体へ無線で通信するための無線通信装置と、それらを制御するための制御装置と、制御装置等を駆動するための電力供給装置等を供えるタイヤ空気圧監視装置が設けられる。特に、電力供給装置は、タイヤの取り外しを行うことなく長期間にわたってタイヤ空気圧監視装置に電力を供給する必要性から、短期間で交換が必要な部品なく作動することが求められ、またタイヤ内に設置するため小型であることが求められる。
このような要求に対して、上述した特許文献1に記載されたタイヤ空気圧警報システムのように、パッシブ型トランスポンダを用いた電力供給装置が開発されている。パッシブ型のトランスポンダを用いた電力供給装置では、タイヤ内に電池やバッテリを設ける必要がない点で有利であるが、受信可能なエネルギーが小さいこともあって、駆動可能な空気圧センサや無線通信装置の構成が限定され、またトランスポンダと給電アンテナの距離が遠いと給電ができないため、給電アンテナの設置場所が限定される等の問題点が有る。
一方、TPMSに使用可能な電力供給装置として、圧電素子を使用し、タイヤ内の空気圧変動によって圧電素子を振動させて発電する発電装置が開発されている(特許文献2参照)。この特許文献2に記載された発電装置を電力供給装置として用いると、タイヤ内で発電を行うため、特許文献1に記載された電力供給装置同様、電池等の交換が必要な部品を設けなくて済むという利点がある。しかし、特許文献2に記載された発電装置では、圧電素子の撓みを大きくすることが困難なため、発電量が十分でなく、タイヤ空気圧監視装置を駆動するために必要な電力を充電するのに長時間を要する。そのため、空気圧の測定間隔等に制限を設ける必要があった。
そこで、短時間でタイヤ空気圧監視装置を駆動するために必要な電力を供給することが可能であり、且つタイヤ空気圧監視装置を小型化可能な電力供給装置の開発が求められている。
特開平10−19710号公報 特開2003−154826号公報
上記の問題点に鑑み、本発明は、乾電池等の一次電池のような定期的に交換が必要な電源を用いることなく、タイヤ空気圧監視装置を駆動可能な電源に好適な発電装置を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、タイヤ内に設置可能で発電量が多く、タイヤ空気圧監視装置に使用するセンサの種類や測定間隔等の制限を少なくすることが可能な発電装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る発電装置は、空気室を内部に形成する外壁と、外壁に設けられ、一方の面が空気室に、他方の面が外部空間に面すると共に、外部空間の空気圧変動により、形状変化を生じて発電を行う発電板とを有することを特徴とする。このような構成とすることで、発電板の形状変化量を大きくし、発電量を従来よりも大きくすることが可能なためである。
また、外壁又は発電板は、空気室と外部空間との間で気体を流通させる圧力調整孔を有することが好ましい。定常状態において発電板が形状変化することを防止し、空気室外部の定常状態における空気圧に変動が生じても、一定の発電量を供給可能なためである。
さらに、本発明に係る発電装置は、発電板を複数有することが好ましい。より大きな起電力を得ることが可能なためである。
なお、発電板は圧電素子であることが好ましく、さらにバイモルフ型圧電素子であってもよい。
また、空気室は、略円筒形状であり、発電板は、その円筒形状の上部端面又は下部端面に設けられることが好ましい。
また、本発明に係るタイヤ空気圧警報システムは、上述した発電装置の何れかと、発電装置で発生する電力を蓄える蓄電装置とを有するタイヤの空気圧を測定するタイヤ空気圧監視装置と、タイヤ空気圧監視装置から、測定された空気圧信号を無線で受信し、ドライバにタイヤの空気圧情報を知らせる中央制御装置と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、乾電池等の一次電池のような定期的に交換が必要な電源を用いることなく、タイヤ空気圧監視装置を駆動可能な電源に好適な発電装置を得ることができる。
また本発明によれば、タイヤ内に設置可能であり、発電量が多く、タイヤ空気圧監視装置の電源として使用する場合には、センサの種類や測定間隔等の制限を少なくすることが可能となる。
また本発明によれば、設置の自由度が高く、且つ後から取り付け可能なタイヤ空気圧警報システムとすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明について詳細に説明する。
本発明に係る発電装置は、タイヤ空気圧警報システム(TPMS)に組み込まれた場合に、各タイヤ内に設置するタイヤ空気圧監視装置に電力を供給する役割を担うものであり、自動車の走行時におけるタイヤ内の空気圧変動を利用して発電を行うものである。
図1(a)は、本発明に係る発電装置の第1の具体例である発電装置1の概略平面図を示し、図1(b)は、図1(a)中のAA’で示した線を矢印の方向から見た発電装置1の概略断面図を示す。
図1に示すように、第1の具体例の発電装置1は、直径20mm、高さ10mmの円筒形に形成され、円筒の側面及び上面を形成し、底面の開いた金属製の外壁2と、その円筒の底面部に配置され、外壁2と接着された平板状の圧電素子である発電板3から構成されている。また、外壁2と発電板3で囲まれた内部には密閉された空気室5が形成され、空気室5は、外壁2の上面の中央部に設けられた直径1mmの圧力調整孔4でのみ、外部空間とつながっている。
ただし圧力調整孔4のサイズは上記のものに限られるわけではなく、瞬時に生じたタイヤ内空気圧の変動による空気室5と外部空間との空気圧差を損ねることなく、一方定常状態において空気室5と発電装置1の外部の空気圧が等しくなるように空気室5と外部空間とで空気の流通が可能なものであればよい。同様に、圧力調整孔4の数は、1個に限られず、複数個存在してもよい。
また、発電板3の端部には、一対の起電力出力端子6−1及び6−2が設けられ、この起電力出力端子から発電板3で生じた起電力が取り出される。
上述したように、発電装置1はタイヤ内部の空気圧変動を利用して発電を行うため、発電装置1は、タイヤ内の例えばホイールや、バルブ部分に取り付けられる。ただし、発電板3が自由に撓めるように、外壁2の一部でホイールやバルブに固定するとよい。そのため、外壁2には、固定用治具(図示せず)が設けられる。
以下に、発電装置1を自動車のタイヤ内に取り付けた場合における動作を説明する。
まず、自動車が停止している状態では、発電装置1内部の空気室5の空気圧は、発電装置1の外部空間と同じ空気圧となっている。この状態では、発電板3は撓みの無い平板形状のままである。
そこで、自動車が走行を開始すると、地面の凹凸等により、タイヤの形状が変化する。このタイヤ形状の変化によって、タイヤ内に空気圧変動が生ずる。タイヤが圧迫されてタイヤ内の空気圧が上昇する場合には、瞬間的に、発電装置1の空気室5の内部よりも、空気室5の外部空間の空気圧の方が高くなる。そのため、発電板3は発電装置1の空気室5側へ凹む様に撓み、発電板3に起電力が生ずる。
また、タイヤへの圧迫が減少し、タイヤ内の空気圧が上昇した状態から通常の状態に戻ってタイヤ内の空気圧が減少する場合等、瞬間的に発電装置1の空気室5内部の空気圧の方が、空気室5の外部空間の空気圧よりも高くなる。そのため、発電板3は空気室5の外側へ膨らむように撓み、発電板3に逆位相の起電力が生ずる。それぞれ生じた起電力は起電力出力端子6−1及び6−2から取り出される。
空気室5の空気圧は圧力調整孔4を通じて調整され、自動車が停車する等してタイヤ内の空気圧が一定となれば、空気室5の空気圧もタイヤ内空気圧と等しくなる。このように、圧力調整孔4を設けることにより、タイヤ内の空気圧が安定した状態で発電装置1の内外の空気圧の差をなくすことが可能であり、長期間の走行に伴うタイヤ内空気圧の低下や空気圧調整によるタイヤ内空気圧の上昇が生じても、発電板3の定常的変形を防ぐことができるため、安定した発電を行うことができる。
また、発電板3として、バイモルフ型の圧電素子を使用することもできる。バイモルフ型の圧電素子を使用した場合、発電板3の撓みによって各層の圧電素子が、それぞれ極性が反対の起電力を生ずるため、より大きく、且つ安定的に起電力を発生させることが可能である。
また、外壁2は、ステンレス、アルミニウム、鉄、銅、チタン等の金属で構成することが可能であるが、これらに限られるものではなく、硬質プラスチック等の樹脂材料、硬質ゴム、セラミック等、発電装置1の形状をほぼ一定に保ち、且つ発電板3よりも剛性が高く、タイヤ内空気圧の変動で形状が変化しないものであればよい。
図2に、本発明に係る発電装置の第2の具体例を示す。第1の具体例による発電装置1では、装置本体の外壁2を円筒形状としたが、第2の具体例による発電装置10では、装置本体の外壁を半球形状とした。
図2(a)は、本発明に係る発電装置の第2の具体例である発電装置10の概略平面図を示し、図2(b)は、図2(a)中のBB’で示した線を矢印の方向から見た概略断面図を示す。
第2の具体例に係る発電装置10は、直径20mmの半球状の金属製の外壁12と平板状の圧電素子である発電板13で構成され、内部には空気室15を形成する。また外壁12には、圧力調整孔14が設けられる。また、発電板13の端部には、一対の起電力出力端子16−1及び16−2が設けられ、この起電力出力端子16−1及び16−2から発電板13で生じた起電力が取り出される。
発電装置10も、第1の具体例による発電装置1の場合と同様に、タイヤ内の空気圧変動による発電装置10内部と外部空間に生ずる空気圧差で発電板13を撓ませ、発電を行うものである。
なお、外壁12は、第1の具体例による発電装置1の外壁2と同様の材質を使用することができる。また発電板13には、バイモルフ型の圧電素子を用いることができる。
図3に、本発明に係る発電装置の第3の具体例を示す。第1の具体例による発電装置1では1枚の圧電素子が使用されたが、第3の具体例による発電装置20は、2枚の圧電素子で構成されるようにした。
図3は、本発明に係る発電装置の第3の具体例である発電装置20の概略断面図を示す。
第3の具体例に係る発電装置20は、全体として、例えば、直径20mm、高さ10mmの略円筒形状に形成され、金属製の円筒外壁22と、その円筒外壁22の上側開口面及び下側開口面にそれぞれ配置された平板状の発電板23及び24とで構成され、円筒外壁22、発電板23及び24で内部に空気室26を形成するものである。また、円筒外壁22には、上述した第1及び第2の具体例による発電装置1及び10と同様に、圧力調整孔25が設けられる。さらに、発電板23及び24の端部には、それぞれ一対の起電力出力端子27−1乃至27−4が設けられ、この起電力出力端子27−1と27−2、27−3と27−4から、発電板23及び24で生じた起電力が取り出される。
本発明に係る発電装置の第3の具体例である発電装置20も、上述した第1及び第2の具体例による発電装置1及び10と同様に、タイヤ内の空気圧変動による発電装置20の空気室26と外部空間との間に生ずる空気圧差で発電板23及び24を撓ませ、発電を行うものである。しかし、発電装置20では、2枚の発電板を用いているため、上述した第1及び第2の具体例による発電装置1及び10と比較して、略2倍の起電力を得ることができる。さらに、圧電素子である発電板23及び24を、逆位相となるように外壁22に接着すれば、双方の素子が交互に正の振幅及び負の振幅を有する起電力を生じるため、より安定した電力を得ることが可能となる。
なお、外壁22は、上述した発電装置1及び10の外壁2、12と同様の材質を使用することができる。また発電板23及び24には、上述した発電装置1及び10の発電板3、13と同様に、バイモルフ型の圧電素子を用いることができる。
上述してきた発電装置を用いると、特許文献2に記載された空気室を設けない発電装置よりも数倍〜数十倍程度の起電力を生ずることができる。そのため、短時間でタイヤ空気圧監視装置を駆動するために必要な電力を得ることが可能である。さらに、比較的短時間で必要な電力を得られるため、タイヤ空気圧監視装置に設ける蓄電装置は小型のものを用いることが可能となり、タイヤ空気圧監視装置全体の大きさを小型化することができる。
以下に、本発明に係る発電装置を用いたタイヤ空気圧警報システム(TPMS)の具体例を示す。
図4に、本発明に係る発電装置を用いたタイヤ空気圧警報システム(TPMS)の概略構成図を示す。図4(a)には、タイヤ内に装着された送信側のシステムであるタイヤ空気圧監視装置の構成が、そして図4(b)には、その受信側のシステムである中央制御装置の構成が、それぞれ示されている。
本発明に係る発電装置を用いたTPMSは、10分毎、1時間毎又は走行距離100km毎等のように、予め設定されるか又はドライバ等によって設定された間隔で、自動車の各タイヤ内の空気圧や温度といったタイヤ空気圧情報を測定し、ドライバに知らせるものである。またTPMSは、自動車の各タイヤ内に設置され、タイヤ内空気圧やタイヤ内の温度を測定し、タイヤ空気圧情報を取得するタイヤ空気圧監視装置60と、タイヤ空気圧監視装置60から無線でタイヤ空気圧情報を受信し、ドライバにタイヤ空気圧情報を知らせる中央制御装置70で構成される。
タイヤ空気圧監視装置60は、発電装置61、蓄電装置62、センサ63、無線通信装置64、及び制御装置65を備える。なお、センサ63、無線通信装置64、制御装置65の何れも、蓄電装置62を電源として動作するように構成されている。
タイヤ空気圧監視装置60では、発電装置61で生じた電力は、一旦蓄電装置62で充電される。なお蓄電装置62は、発電装置61の起電力が比較的大きく、短時間で充電可能なため、小容量のキャパシタや鉛蓄電池等で構成される。そして、センサ63は、周知の空気圧センサや温度センサで構成され、蓄電装置62から電力供給を受けて機能し、また制御装置65からの測定指令に基づいてタイヤ内の空気圧やタイヤ内の温度を測定する。さらにセンサ63は、測定したこれらの情報をタイヤ空気圧情報として制御装置65に送信する。無線通信装置64は、例えば、ZigBee(登録商標)のような省電力近距離無線通信規格に則った無線通信装置で構成される。また無線通信装置64は、アンテナ66を備え、制御装置65から受信したタイヤ空気圧情報を中央制御装置70へ無線通信によって送信する。さらに無線通信装置64もまた蓄電装置62から電力供給を受けて機能する。なお制御装置65は、CMOS回路のような低消費電力の回路及び内蔵されたメモリに記憶されたプログラム等で構成され、そのプログラム若しくは中央制御装置70から受信した情報収集指令に基づいてセンサ63や無線通信装置64の制御を行う。また、センサ63から受信したタイヤ空気圧情報を一時的に記憶するキャッシュメモリを備える。
さらに、各タイヤ空気圧監視装置60は、中央制御装置70との通信を確実に行うために、無線通信装置64のアンテナ66がタイヤのバルブ部へ位置するか、そのバルブ部が無線通信装置64のアンテナ66を兼ねるように配置することが好ましい。
一方、中央制御装置70は、各タイヤ空気圧監視装置60と無線通信を行うための無線通信装置71及びアンテナ74と、ドライバにタイヤ空気圧情報や必要に応じて警告を行う表示装置72と、無線通信装置71、表示装置72及び各タイヤ空気圧監視装置60の制御を行う制御装置73で構成される。
中央制御装置70は、ドライバからの指示により、若しくは搭載されたプログラムに従って、無線通信装置71及びアンテナ74を通じて、各タイヤ空気圧監視装置60へ情報収集指令を発信する。また、無線通信装置71及びアンテナ74を通じて各タイヤ空気圧監視装置60からタイヤ空気圧情報を受信すると、その情報を表示装置72でドライバに表示する。その際、制御装置73は、タイヤ内の空気圧や温度が所定の許容範囲内に収まるか否かを判定し、それらの測定値が許容範囲を超えていると判定した場合には、表示装置72において、許容範囲を超えた値の表示色を変えたり、点滅させる等によってドライバに警告を行う。
上述したTPMSでは、タイヤ空気圧監視装置60に発電量の大きい発電装置を用いるため、比較的自由な測定間隔で各センサを動作させることができる。
なお、上述した第1乃至第3の具体例は本発明の実施形態を説明するためのものであり、本発明は上述した実施形態に限られるものではない。例えば、上述した発電装置の各具体例のサイズを変更し、発電装置を取り付ける位置や形状に合わせて、最適化することも可能である。またさらに、発電装置本体の形状も、上述した具体例に限られるものではない。例えば、メニスカス状に湾曲させた圧電素子による2枚の発電板同士を互いに周縁部で接着し、内部に空気室を形成するように構成してもよい。このような構成とすることで、装置本体としての外壁を準備する必要をなくすことができる。また別の構成例として、空気室を直方体とし、各壁面のうち、幾つかを圧電素子で構成することも可能である。
このように、本発明の範囲において、様々な構成を得ることが可能である。
(a)は本発明に係る発電装置の第1の具体例の概略平面図であり、(b)は第1の具体例の概略断面図である。 (a)は本発明に係る発電装置の第2の具体例の概略平面図であり、(b)は第2の具体例の概略断面図である。 本発明に係る発電装置の第3の具体例の概略断面図である。 本発明に係る発電装置を利用したタイヤ空気圧警報システムにおける、(a)はタイヤ空気圧監視装置の概略構成図、(b)は中央制御装置の概略構成図である。
符号の説明
1、10、20 発電装置
2、12、22 外壁
3、13、23、24 発電板
4、14、25 圧力調整孔
5、15、26 空気室
60 タイヤ空気圧監視装置
61 発電装置
62 蓄電装置
63 センサ
64、71 無線通信装置
65、73 制御装置
66、74 アンテナ
70 中央制御装置
72 表示装置

Claims (8)

  1. 空気室を内部に形成する外壁と、
    前記外壁に設けられ、一方の面が前記空気室に、他方の面が外部空間に面すると共に、前記外部空間の空気圧変動により形状変化を生じて発電を行う発電板と、
    を有することを特徴とする発電装置。
  2. 前記外壁又は前記発電板は、前記空気室と前記外部空間との間で気体を流通させる圧力調整孔を有することを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記発電板を複数有することを特徴とする請求項1又は2に記載の発電装置。
  4. 前記発電板は圧電素子であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の発電装置。
  5. 前記発電板はバイモルフ型圧電素子であることを特徴とする請求項4に記載の発電装置。
  6. 前記空気室は、略円筒形状であり、
    前記発電板は、該円筒形状の上部端面又は下部端面に設けられることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の発電装置。
  7. 前記外部空間は、タイヤ内部であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の発電装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載された発電装置と、該発電装置で発生する電力を蓄える蓄電装置とを有するタイヤの空気圧を測定するタイヤ空気圧監視装置と、
    前記タイヤ空気圧監視装置から、測定された空気圧信号を無線で受信し、ドライバにタイヤの空気圧情報を知らせる中央制御装置とを有することを特徴とするタイヤ空気圧警報システム。
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