JP2006327484A - パワーウインドウスイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内の空気状態を正確に検出することができるパワーウインドウスイッチ装置を提供する。
【解決手段】容器の上面に操作ノブ5a〜7aが設けられ、容器の内部に回路基板4が設けられ、該回路基板4の上面4aに操作ノブ5a〜7aの動作により接点が切り替わるスイッチ5c〜7cおよび発熱量の大きいリレー11等の電子部品が設けられたパワーウインドウスイッチ装置100において、回路基板4の上面4aに車室内の温度を検出する温度センサ12を設け、容器の内部にリレー11と温度センサ12との間の空気の流れを遮る仕切り2dを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車の窓を開閉するためのパワーウインドウスイッチ装置に関するものである。
自動車のドアのアームレストやドアの内側壁面等には、ドアに設けられた窓を開閉する際に操作するパワーウインドウスイッチ装置が取り付けられている。一般的に、パワーウインドウスイッチ装置の外形を構成する容器の上面には、指で操作する操作ノブが設けられ、容器の内部には、回路基板が収納され、回路基板上には、操作ノブの動作により接点が切り替わるスイッチと各種電子部品等が搭載されている。
一方、下記の特許文献1には、自動車の室内のインストルメントパネルに車室温を検出する高温センサおよび低温センサを固設し、車室温に応じてドアガラスを自動的に開閉することにより、極度な温度上昇を防止する安価な自動車のドアガラス自動開閉装置が記載されている。
また、下記の特許文献2には、自動車のドアガラスの移動時の抵抗力が常温時より増加する低温(−10〜−20℃)を検出するサーミスタを設け、常温時では、ドアガラスを移動させるモータの駆動電流値と予め設定した比較電流とを比較して、ドアガラスの異物の挟み込みを検出し、該検出結果に応じてモータの駆動を制御し、低温時では、モータの駆動電流値と比較電流との比較を禁止して、挟み込み検出を行わないことにより、モータの過負荷状態の継続を防止するモータ駆動制御装置が記載されている。
実開平5−49428号公報 特開平6−197591号公報
特許文献1に記載されているように、車室内の温度等の空気状態を検出することは、空調を行うため等に有用である。そこで、特許文献1、2のような従来の技術からは容易に想到できないが、パワーウインドウスイッチ装置に温度センサ等の空気状態を検出するセンサを取り付けると、人が座る車席の空気状態を検出して、他の制御装置に出力でき、より有用である。しかしながら、パワーウインドウスイッチ装置内の回路基板には、各種の電子部品が搭載され、そのうちリレー等の電子部品は発熱量が大きいので、上記センサが影響を受けて誤動作し、空気状態を正確に検出できないおそれがある。
本発明は、上記問題を解決するものであって、その課題とするところは、車室内の空気状態を正確に検出することができるパワーウインドウスイッチ装置を提供することにある。
本発明では、容器の上面に操作ノブが設けられ、容器の内部に回路基板が設けられ、該回路基板に操作ノブの動作により接点が切り替わるスイッチおよび発熱量の大きい電子部品が設けられたパワーウインドウスイッチ装置において、前記回路基板に、車室内の空気状態を検出するセンサを設け、前記容器の内部に、前記電子部品と前記センサとの間の空気の流れを遮る仕切りを設ける。
このようにすると、容器内の空間が発熱量の大きい電子部品のある側とセンサのある側とに仕切られるので、車室内の空気が容器内の空間に入って、電子部品とセンサとの間で対流しなくなり、センサが電子部品の発熱の影響を受けて誤動作せず、車室内の空気状態を正確に検出することができる。
また、本発明に係るパワーウインドウスイッチ装置においては、前記電子部品と前記センサとの間に、前記仕切りを所定の間隔をおいて複数設ける。
このようにすると、発熱量の大きい電子部品の発熱がセンサに伝わるのを、複数の仕切りによって何重にも防ぐことができる。また、電子部品、複数の仕切り、およびセンサをそれぞれ所定の間隔で離間させているので、電子部品の発熱がそれぞれに伝わり難くなる。つまり、電子部品とセンサとの間の断熱効果が高まり、電子部品の発熱がセンサに一層伝わり難くなって、センサで車室内の空気状態をより正確に検出することができる。
本発明によると、容器内の空間を、発熱量の大きい電子部品がある側とセンサがある側とに仕切るので、車室内の空気が容器内の空間に入って、電子部品とセンサとの間で対流しなくなり、センサが電子部品の発熱の影響を受けて誤動作せず、車室内の空気状態を正確に検出することができる。
図1〜図3は、本発明の実施形態に係るパワーウインドウスイッチ装置100を示す図である。詳しくは、図1は、パワーウインドウスイッチ装置100の斜視図である。図2は、パワーウインドウスイッチ装置100の上ケース2の図示を省略した斜視図である。図3は、パワーウインドウスイッチ装置100の下カバー3と回路基板4の図示を省略した斜視図である。
図1において、パワーウインドウスイッチ装置100は、図示しない自動車の運転席のドアのアームレストやドアの内側壁面等に取り付けられ、各ドアに設けられた窓を開閉する際等に操作される。パワーウインドウスイッチ装置100の容器1は、上ケース2と下カバー3とから構成されている。上ケース2と下カバー3とは、上ケース2の側面に複数設けられた各穴2aに、下カバー3の側面に複数設けられた各突起3aを嵌め込むことにより、組み立てられて固定される。
容器1の内部には、図2に示すように回路基板4が収納されている。回路基板4は多層基板であって、各層に電気回路が形成されている。回路基板4の上面4aには、ボタン5〜7、子基板8、発光ダイオード9、コンデンサ10、リレー11、および温度センサ12等の各種電子部品が搭載されている。回路基板4の下面4bには、コネクタ13等の各種電子部品が搭載されている。各種電子部品のうち、リレー11はコイル等から構成されているので、他の部品と際立って発熱量が大きい。
ドアロックボタン5は、シーソー式のボタンスイッチであって、自動車の各ドアを開かないようにロックしまたは当該ロックを解除するために操作される。ウインドウロックボタン6は、ロック式のボタンスイッチであって、自動車の各窓を開閉できないようにロックしまたは当該ロックを解除するために操作される。パワーウインドウボタン7は、シーソー式のボタンスイッチであって、自動車の各窓を開閉するために操作される。各ボタン5〜7の操作ノブ5a〜7aは、図1に示すように容器1の上面に配設され、さらにアームレスト等から表出させられて、指で操作可能になっている。各操作ノブ5a〜7aを押し下げまたは引き上げ操作すると、図2に示す該操作ノブ5a〜7aに連結されたレバー5b、6b(操作ノブ7aに連結されたレバーは図示省略)等を介して、回路基板4上に実装された対応するスイッチ5c〜7c内の接点が切り替わり、ONまたはOFFの電気信号が出力される。
温度センサ12は、サーミスタから構成されていて、車室内の空気状態として温度を検出する。温度センサ12は、回路基板4に搭載された電子部品のうち、発熱量の大きいリレー11から所定距離離れた回路基板4の上面4aの位置に実装されている。回路基板4の上面4a側には、リレー11と温度センサ12との間の空気の流れを遮る仕切り2dが設けられている。仕切り2dは、図3に示すように上ケース2と一体的に形成された壁であって、パワーウインドウスイッチ装置100を組み立てたときに、図2の二点鎖線で示すように回路基板4の上面4aに接する。
コネクタ13は、図1および図2に示すように下カバー3から突出していて、図示しないケーブルに取り付けられたコネクタを嵌合可能になっている。各ボタン5〜7や温度センサ12等が出力する信号は、コネクタ13と上記ケーブル等を介して、図示しない他の制御装置に送信される。他の制御装置としては、例えば各ドアの窓を開閉するモータの駆動制御装置や、車室内の空調を行うエアコン等の駆動制御装置等がある。
以上のように、パワーウインドウスイッチ装置100の容器1内の空間を、仕切り2dによって発熱量の大きいリレー11がある側と温度センサ12がある側とに仕切ることで、車室内の空気が上ケース2と操作ノブ5a〜5cとの隙間等から容器1内の空間に入って、リレー11と温度センサ12との間で対流しなくなるので、温度センサ12がリレー11の発熱の影響を受けて誤動作しなくなり、車室内の温度を正確に検出することができる。
上記の結果、例えば、温度センサ12で検出した温度に基づいてエアコン等を制御して、車室内の空調を自動的に行い、車室内を快適な空間にするというようなことが可能となる。つまり、温度センサ12で検出した温度に基づいて、制御対象を正確に制御することが可能となる。
図4は、本発明の他の実施形態を示す図である。本図では、便宜上前述の図1〜図3と同一部分には同一符号を付してあり、図1および図2に示した下カバー3と回路基板4とは図示を省略している。本実施形態では、リレー11と温度センサ12との間に、前述の仕切り2dに加えて、もう一つ空気の流れを遮る仕切り2eが設けられている。この仕切り2eは、仕切り2dと同様に上ケース2と一体的に形成された壁であって、パワーウインドウスイッチ装置100を組み立てたときに、回路基板4の上面4aに接する。リレー11、仕切り2e、仕切り2d、および温度センサ12は、それぞれ所定の間隔で離間している。
上記のように、リレー11と温度センサ12との間に仕切り2d、2eを所定の間隔をおいて設けることで、パワーウインドウスイッチ装置100の容器1内の空間が3つに仕切られ、リレー11の発熱が温度センサ12に伝わるのを、先ず仕切り2eで防ぎ次に仕切り2dで防ぐというように、二重に防ぐことができる。また、リレー11、仕切り2e、仕切り2d、および温度センサ12をそれぞれ所定の間隔で離間させているので、リレー11の発熱がそれぞれに伝わり難くなる。つまり、リレー11と温度センサ12との間の断熱効果が高まり、リレー11の発熱が温度センサ12に一層伝わり難くなって、温度センサ12で車室内の空気状態をより正確に検出することができる。
本発明は、以上述べた実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、上ケース2と一体的に形成した仕切り2d、2eを設けた場合を例に挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外に、例えば上ケース2と別体の板からなる仕切りを形成して、リレー11と温度センサ12との間に設けるようにしてもよい。また、仕切りの設置数は、1つや2つに限らず、3つ以上でもよい。さらに、断熱効果を一層高めるため、仕切りの表面に凹凸を設けて表面積を大きくすることにより、放熱性を向上させたり、仕切りの厚みを厚くするまたは仕切りの材質を熱伝導率の低いゴム等にすることにより、熱伝導性を低下させたりしてもよい。
また、以上の実施形態では、車室内の温度を検出する温度センサ12を、パワーウインドウスイッチ装置100に取り付けるのに、本発明を適用した場合を例に挙げているが、本発明はこれ以外にも、車室内の湿度を検出する湿度センサまたは温度センサと湿度センサの少なくとも一方を、パワーウインドウスイッチ装置に取り付けるのに適用することが可能である。つまり、取り付け対象のセンサとしては、車室内の空気状態を検出し、かつパワーウインドウスイッチ装置に設けられた電子部品の発熱の影響を受けて誤動作するおそれのあるものである。
また、以上の実施形態では、発熱量の大きい電子部品がリレー11である場合を例に挙げているが、本発明はこれ以外にも、例えば電界効果トランジスタのような発熱量が大きくかつ温度センサ等が影響を受けるおそれのある電子部品を、温度センサ等を取り付ける際の注意対象として捉えてもよい。
さらに、以上の実施形態では、自動車の運転席のアームレスト等に取り付けられるパワーウインドウスイッチ装置100に、本発明を適用した場合を例に挙げているが、本発明はこれ以外にも、助手席または後部座席の近傍に取り付けられるパワーウインドウスイッチ装置に適用することが可能である。このようにすると、人が座る各車席の温度や湿度といった空気状態を検出して、空調等に活用することができ、一層有用である。
本発明の実施形態のパワーウインドウスイッチ装置の斜視図である。 同装置の上ケースの図示を省略した斜視図である。 同装置の下カバーと回路基板の図示を省略した斜視図である。 他の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 容器
2d、2e 仕切り
4 回路基板
5a〜7a 操作ノブ
5c〜7c スイッチ
11 リレー(発熱量の大きい電子部品)
12 温度センサ(車室内の空気状態を検出するセンサ)
100 パワーウインドウスイッチ装置

Claims (2)


  1. 容器の上面に操作ノブが設けられ、容器の内部に回路基板が設けられ、該回路基板に操作ノブの動作により接点が切り替わるスイッチおよび発熱量の大きい電子部品が設けられたパワーウインドウスイッチ装置において、
    前記回路基板に、車室内の空気状態を検出するセンサを設け、
    前記容器の内部に、前記電子部品と前記センサとの間の空気の流れを遮る仕切りを設けたことを特徴とするパワーウインドウスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のパワーウインドウスイッチ装置において、
    前記電子部品と前記センサとの間に、前記仕切りを所定の間隔をおいて複数設けたことを特徴とするパワーウインドウスイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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