JP2006327329A - Arm rest - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車体座席の近傍に設けられるアームレストに関するものである。 The present invention relates to an armrest provided in the vicinity of a vehicle body seat.
乗用車等の自動車に装備されたアームレストとしては、車両の前後方向に摺動可能に構成されているものが知られており、必要に応じて車両前方にスライドさせて肘掛として使用する構成となっている。 As armrests equipped in automobiles such as passenger cars, those that are configured to be slidable in the front-rear direction of the vehicle are known, and are configured to be used as armrests by sliding them forward of the vehicle as necessary. Yes.
スライド式構造としては、コンソールボックス本体と、このコンソールボックス本体の両側縁に設けられたガイドレールと、ガイドレールに沿って摺動可能に支持されたヒンジと、ヒンジに対して長手方向の一縁が揺動可能に枢支される開閉式カバーと、開閉式カバーの両側上面に設けたアームレスト本体と、開閉式カバーの中央部に設けた開口部に沿って摺動可能なスライドドアとを含み、開閉式カバーが閉鎖位置にてロック機構によりロックされるとともに、ヒンジがガイドレールに沿って摺動することにより、開閉式カバーが水平方向に開放され、またヒンジに対して揺動して回転しながら開放される構成のものが開示されている。
主に、肘掛として使用されるアームレストにあっては、誰でも容易に使用することのできる操作性の良いものが要求されている。しかしながら、前述したような構成のものである場合、操作者は、手動で開閉式カバーの上面に設けられたアームレスト本体の閉鎖位置及び開放位置へのスライド操作には労力が必要になり、扱い易いとはいえなかった。さらに、片手でのスライド操作は行い難く、不便なものであった。 Mainly, armrests used as armrests are required to have good operability that can be easily used by anyone. However, in the case of the configuration as described above, it is easy for the operator to manually operate the armrest body provided on the upper surface of the openable cover to the closing position and the sliding position to the open position. That wasn't true. Furthermore, the slide operation with one hand is difficult and inconvenient.
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、スライド操作を片手で容易に行えるようにしたアームレストを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide an armrest that can be easily slid with one hand.
そこで、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ベースにスライド機構を介してアームレスト本体をスライド可能に設けたアームレストにおいて、スライド機構は、ベース及びアームレスト本体のいずれか一方に取り付けられる第1部材と、該第1部材の両側に設けられたガイド部と、ベース及びアームレスト本体のいずれか他方に取り付けられるとともにガイド部に沿って摺動可能となるよう第1部材に支持され、かつ、その位置が、ハートカム機構によって、第1の位置と第2の位置とにスライド可能とされる第2部材と、第2部材と第1部材との間に設けられるコイルばねとを備えて構成されていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、第1部材と第2部材との間にダンパ機構を設けたことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, a damper mechanism is provided between the first member and the second member.
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、第2部材を、第2の位置において第1部材にロックするロック機構を設けることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, a lock mechanism is provided for locking the second member to the first member at the second position.
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、ハートカム機構は、第2部材に一端が支持され、他端側がこのハートカム機構のカム溝内を摺動するカムフォロアを有しており、該カムフォロアは、第2部材に設けられる押さえ部材によってカム溝に押圧保持されていることを特徴とする。
The invention according to claim 4 is the invention according to any one of
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、コイルばねが、複数本並列に設けられていることを特徴とする。
The invention according to
請求項1に記載の発明によれば、ベース及びアームレスト本体のいずれか一方に取り付けられる第一部材に対して、いずれか他方に取り付けられる第2部材をハートカム機構によって、第1の位置と第2の位置とにスライド可能とし、第1部材と第2部材との間にコイルばねを設けたことで、アームレスト本体のスライド操作における操作荷重を低減させることができる。すなわち、第1部材と第2部材との間に設けられるコイルばねの付勢力によって、アームレスト本体は、その移動方向へと移動することになり、アームレスト本体のスライドを半自動化することができる。したがって、アームレスト本体のスライド操作を少ない労力で行うことが可能になるため、そのスライドを片手で容易に行うことができる。 According to the first aspect of the present invention, the second member attached to either one of the base and the armrest main body is attached to the other by the heart cam mechanism, and the second position attached to the other of the first member and the armrest main body. It is possible to reduce the operation load in the sliding operation of the armrest body by providing the coil spring between the first member and the second member. That is, the armrest body moves in the moving direction by the biasing force of the coil spring provided between the first member and the second member, and the sliding of the armrest body can be semi-automated. Therefore, since the slide operation of the armrest body can be performed with little effort, the slide can be easily performed with one hand.
請求項2に記載の発明によれば、第1部材と第2部材との間にダンパ機構を設けることにより、コイルばねの付勢力による第2部材の移動時の衝撃を緩衝して第1部材に対する第2部材の移動を円滑に行うことができる。さらに、移動時のガタツキに対し抵抗力を与えることになってガタツキを防止でき、安定した保持が可能となる。 According to the second aspect of the present invention, by providing a damper mechanism between the first member and the second member, an impact at the time of movement of the second member due to the biasing force of the coil spring is buffered. The second member can be smoothly moved with respect to. Further, resistance is given to backlash at the time of movement, so that backlash can be prevented and stable holding becomes possible.
請求項3に記載の発明によれば、第2部材を第2位置において第1部材にロックできるようにロック機構を設けたことにより、わずかな接触及び振動等による、第2部材の第1位置方向への移動が不慮に行われることを防止することができる。 According to the third aspect of the present invention, by providing the locking mechanism so that the second member can be locked to the first member in the second position, the first position of the second member due to slight contact, vibration, etc. Inadvertent movement in the direction can be prevented.
請求項4に記載の発明によれば、第2部材に設けられる押さえ部により、ハートカム機構のカムフォロアがカム溝に押圧保持されるので、カムフォロアの他端側は確実にカム溝内を摺動することになる。つまり、カムフォロアの一端側は第2部材に設けられているので、カム溝内を摺動する他端部の動きに伴って第2部材が移動することになる。 According to the invention described in claim 4, since the cam follower of the heart cam mechanism is pressed and held in the cam groove by the pressing portion provided in the second member, the other end side of the cam follower surely slides in the cam groove. It will be. That is, since the one end side of the cam follower is provided in the second member, the second member moves in accordance with the movement of the other end that slides in the cam groove.
請求項5に記載の発明によれば、コイルばねを複数本並列に設けることにより、所望の付勢力が得られ、1本しか設けない場合に比べて安定したスライドを実現することができるとともに、個々のコイルばねについてはそのばね定数を低くすることができる。
According to the invention described in
以下、本発明の一実施形態を詳しく説明する。
本実施形態は、本発明のアームレストを自動車の車体の座席間に配置されるセンターコンソール1として適用した場合を示す。センターコンソール1は、図1に示すように、小物類を収納する小物収納部3を有したコンソールボックス2と、コンソールボックス2に取り付けられるベース4と、このベース4にスライド機構6を介してスライド可能に設けられるアームレスト本体5とにより構成されている。アームレスト本体5は、図2に示すように、クッション性を有したアームレスト部5Aと、アームレスト基材5Bとで構成されている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail.
This embodiment shows the case where the armrest of this invention is applied as the
スライド機構6は、図2及び図3に示すように金属製のスライド基体(第1部材)8と、このスライド基体8に対してスライド可能に取り付けられる金属製のスライド部(第2部材)9と、これらスライド基体8とスライド部9との間に設けられ、スライド部9をその移動方向へと付勢する2本のコイルばね7,7(図7参照)と、これらコイルばね7,7の付勢力によって、例えば、図3及び図4に示すように、スライド基体8に対するスライド部9の位置を切り替えるハートカム機構71と、スライド部9をスライド基体8へとロックするロック機構50と、スライド基体8とスライド部9との間に設けられるダンパ機構57とを備えて構成される。ここで、本実施形態におけるスライド機構6においては、スライド部9を上記アームレスト本体5に設け、スライド基体8をベース4に設けることで、アームレスト本体5をコンソールボックス2に対してスライド可能としたものである。
2 and 3, the
スライド部9は、図5に示すように、平面視略長方形状を呈し、その幅方向(短辺方向)における両端部が直角に折曲され、さらにその端部が外側に突出するように折曲されることにより形成されるスライド支持部21と、長手方向(長辺方向)における一側から外側に伸びるように延出する延出部22とからなるものであり、延出部22の中央には矩形状の矩形孔23が形成されている。さらに、延出部22の基部側には一対の貫通孔24と、これら貫通孔24の内側に配置される一対のねじ孔25とが形成されている。また、スライド部9の長手方向他側には、一対の螺子孔80が形成されており、これら一対の螺子孔80よりも長手方向内側であって、幅方向中央部には支持孔81が形成されている。
As shown in FIG. 5, the
このようなスライド部9の延出部22には、図5に示すようなラッチ部27が設けられており、スライド部9に対して回動可能に支持されている。このラッチ部27は、図5(a)に示すように、スライド部9へと取り付けられるシャフト受け部32と、このシャフト受け部32にシャフト31(同図(c)参照)を介して回動可能に設けられるラッチ部材28(同図(b)参照)とにより構成されている。
A
シャフト受け部32は、コ字状を呈しており、その両側板はスライド部9の貫通孔24に挿入され、これら両側板を繋ぐ連結板72に形成されたねじ孔72bと、スライド部9のねじ孔25とを挿通する図3,4に示すねじ73によって、スライド部9へと固定されるものである。そして、貫通孔24から突出する両側板の先端側には、シャフト挿通孔35が形成されている。
The
ラッチ部材28は、平面視略矩形状であって、その長手方向一側に四角状を成す穴部29を有し、その穴部29の一側から斜めに立ち上がるように形成された爪部20と、他側から爪部20とは反対側に突出すべく折曲された掛止部30とを有している。さらに、ラッチ部材28には、穴部29とは反対側の他側に掛止部30とは相反方向に突出形成された一対のシャフト挿通部33が設けられている。このシャフト挿通部33にはシャフト挿通孔34が形成されている。
The
シャフト31は、細棒状で、その両端に半径方向に凹む環状の溝部74が形成されて成るもので、上記スライド部9に設けられたシャフト受け部32のシャフト挿通孔35と、ラッチ部材28のシャフト挿通孔34とに同時に挿通させることによって、ラッチ部材28がシャフト受け部32に取り付けられるとともに、スライド部9に対してラッチ部材28を回動可能に支持することができる。さらに、シャフト31の中央には図5(c)に示すラッチ用ばね36が外挿されており、このラッチ用ばね36は、ラッチ部材28をスライド部9とは反対側、つまり、スライド基体8側に付勢するものである。
The
なお、延出部22には、図5(a)に示すようなラッチ受け部37が取り付けられており、このラッチ受け部37は、ラッチ用ばね36によって付勢されるラッチ部材28に当接し、回動を規制することでこれをスライド部9に対して略平行姿勢に保持するものである。このような構成によって、ラッチ部材28は、スライド部9側とは反対側に常時付勢されるとともに、スライド部9に対して回動可能に支持されることになる。
A
さらに、スライド部9の内側には、図5に示すように、各スライド支持部21にそれぞれ隣接する一対の合成樹脂製のばね保持部75,75が設けられている。これらばね保持部75,75は、断面視コ字状に形成され、長手方向一方の端部は壁部83により閉塞されている。そして、各ばね保持部75,75は、その開口を外方側に向けて、幅方向一方の側壁76aがスライド支持部21に当接した状態で互いに平行に設けられている。また、ばね保持部75には、他方の側壁76bと、両側壁76a,76b間に介在する壁部77との接合部分に、外方に突出する一対の固定部78,78が設けられている。これら固定部78,78は、ばね保持部75の長手方向に所定の間隔をおいて配置されて壁部77と面一に形成されており、且つスライド部9へ固定するためのネジ67(図3,4参照)を挿通するねじ孔79を有したものである。両ばね保持部75,75は、図5に示すように、互いに固定部78側を対向させた状態でスライド部9へと取り付けられる。なお、これらばね保持部75,75は、同図に示すようなコイルばね7,7をそれぞれ収容可能なものとなっている。
Furthermore, as shown in FIG. 5, a pair of synthetic resin
図6及び図7に示すコイルばね7,7は、スライド部9のストロークに対応したばね定数を有したもので、スライド部9に対して所望の付勢力を発生できるように予め設定されたものである。そして、その長さ、すなわち、圧縮された状態でなく無負荷の状態でのコイルばね7,7の長さは、ばね保持部75の長手方向長さと略同じ長さとなっており、一端側がばね保持部75の壁部83に当接するように設けられる。
The coil springs 7 and 7 shown in FIGS. 6 and 7 have a spring constant corresponding to the stroke of the
また図8に示すように、スライド部9には、上記ハートカム機構71を構成する略コ字状のカムフォロア82が設けられており、スライド部9に形成された支持孔81にその一端が挿通保持されている。詳しくは、カムフォロア82は、その両端部が略直角に折曲してなる金属製の細棒からなるもので、一端部82aが支持孔81に回動可能に取り付けられ、他端部82bがスライド部9の外側に設けられるものとなっている。これにより、カムフォロア82の他端部82bは、水平方向にある程度の傾動が許容されたものとなる。
As shown in FIG. 8, the
さらに、スライド部9は、上記カムフォロア82を上方から押圧するカムフォロア押さえ部(押さえ部材)86を有している。このカムフォロア押さえ部86は、ねじ68(図3,4参照)を介してスライド部9へと取り付けられる取付部86aとカムフォロア82を弾性的に押圧する押圧部86bとから構成され、図8に示すように、カムフォロア82の中央部を跨ぐように取り付けられる。このカムフォロア押さえ部86は、カムフォロア82の他端部82bの傾動範囲を許容するように構成されたものである。取付部86aは、コ字状を呈し、その両端部が外側に折曲され、各々貫通孔69を有している。そして、この取付部86aに設けられる押圧部86bは、略平面視矩形状の板ばねからなるもので、その弾性を高めるために一側がく字状に折曲形成されている。この折曲形成された押圧部86bの頂部がカムフォロア82に当接することになる。このようなカムフォロア押さえ部86は、貫通孔69に挿入される螺子68(図3,4参照)によりスライド部9へと取り付けられる。
Furthermore, the
押圧部86bの一側をく字状に折曲したことによって弾性が高まるだけでなく、押圧部86bとカムフォロア82との接点が少なくなるので、カムフォロア82の傾動に大きな抵抗を与えずに、カムフォロア82を上方から押圧することとなる。
By bending one side of the
一方、スライド基体8は、前述したようにベース4を介してコンソールボックス2へと取り付けられるものであり、図3に示すように、ベース4に固定される固定板39,39’と、これら固定板39,39’が両端に取り付けられる固定基材40とにより構成され、固定基材40の両側にガイド部10が設けられている。
On the other hand, the slide base 8 is attached to the
固定基材40は、図6に示すように、平面視矩形状のスライド保持部87と、その長手方向一端側の中央部から突出する略三角形状の突出部46と、スライド保持部87の他端側に位置する長方形状のカム保持部47とからなるものであって、スライド保持部87には、その幅方向両端部を断面視コ字状に折り曲げて形成したガイド保持部11が設けられている。また、長手方向一側には、ネジ止め用の孔41が幅方向に複数連続して形成されており、他側には、両ガイド保持部11よりも内側に、端部側縁から垂直に折曲された一対の折曲片51,51が形成されている。
As shown in FIG. 6, the fixed
突出部46は、スライド保持部87の孔41側に位置し、その先端には、平面視コ字状に形成されたロック部48が設けられている。ロック部48は、その開口側をスライド基体8の内側に向けて設置されているとともに、その両側壁49は突出部46側ほど突出部46の基部側に位置するように傾斜した形状となっている。このロック部48と、前述したラッチ部27とによって、スライド部9をスライド基体8に対してロックする図4に示すようなロック機構50が構成されることになる。
The protruding
カム保持部47は、上記一対の折曲片51,51の間から外方へと伸びるように存在し、その周縁には、各側部に沿って複数の螺子孔63が穿設されている。これら螺子孔63に螺合する図4に示すような螺子64によって、カム保持部47の上面側に上記ハートカム機構71(図3,4参照)を構成するハートカムベース84が備え付けられることになる。
The
さらに、カム保持部47の端部には、図6に示すように、固定板39が取り付けられている。この固定板39は、平面視長方形状に形成されており、その長手方向両端には、ベース固定用のねじ孔43,43と、これらねじ孔43,43の内側に、ネジ止め用の孔38,38とが形成されている。さらに、一側の両端部には、側縁から垂直に立ち上がる一対のストッパ45,45が設けられている。
Further, a fixed
上記したねじ孔43内には、図示せぬ螺子が挿通されるようになっている。そして、挿通された螺子がベース4に形成された螺子孔44(図2参照)に螺合することにより、固定板39がベース4に固定されるものとなっている。さらに、上記ネジ止め用の孔38内に、上記カム保持部47に形成された複数の螺子孔63のうち、最も端部側に位置する2つの螺子孔63に挿通される螺子64を螺合させることによって、固定板39がカム保持部47へと固定されることになり、したがって固定基材40と一体とすることができる。
A screw (not shown) is inserted into the
さらに、スライド部9を保持する固定基材40には、スライド部9の脱落を防止すべく、図8に示すような固定板39’が設けられている。固定板39’は、スライド基体8の突出部46側に配置され、図8に示すように、ベース固定部46aと固定基材固定部46bとで平面視T字状に形成されている。そして、ベース固定部46aに対して垂直な固定基材固定部46bの両側に位置するように、ベース固定部46aの一側の側縁部から垂直に立ち上がるようにして、一対のストッパ66,66が設けられている。また、ベース固定部46aの長手方向両端部にはベース固定用のねじ孔43が形成され、固定基材固定部46bにはネジ止め用の孔41’が連続して複数形成されている。これら孔41’と、上記固定基材40の孔41に螺合する螺子42(図3,4参照)によって、固定板39’と固定基材40とが固定される。この固定板39’は、一対のストッパ66,66が上記固定板39のストッパ45,45と対向するように取り付けられ、これらストッパ66,66がスライド部9の各ばね保持部75の壁部83に当接することになる。
Further, the fixing
このようなスライド基体8のガイド保持部11には、図6に示すように、底板52と、この底板52の一側に側板53を介して設けられる上板54とによって、ガイド保持部11の形状に沿うように、一部、断面視コ字状に構成される合成樹脂製のレール12が組み込まれ、これによりガイド保持部11の内面が被覆されるようになっている。このようなレール12の構成によって、レール12には必然的に溝部13が形成されることになり、この溝部13内に、上記スライド部9のスライド支持部21を係合保持させるようになっている。よって、図7に示すように、スライド部9を支持するガイド部10がスライド基体8の両側に構成されることになる。したがって、スライド部9は、ガイド部10の溝部13に案内されることになるので、ガイド部10の長さ方向に沿って円滑に移動可能となっている。また、上板54の両端部には、ガイド保持部11の両端に係合する取付部56が形成されており、取付部56によってレール12がスライド基体8へ確実に取り付けられる。このように、スライド基体8に合成樹脂製のレール12を設けることによって、ガイド保持部11とスライド部9のスライド支持部21とが直接接触しないので、スライド部9の摺動時に不快音が発生することがない。
As shown in FIG. 6, the
また、上記底板52は、図6及び図7に示すように上板54よりも広幅形状となっており、ガイド保持部11からはみ出した載置部65に上記コイルばね7,7が載置され、これらコイルばね7,7が上述したスライド部9のばね保持部75,75に囲包保持されることによって、スライド基体8及びスライド部9に対するコイルばね7,7の位置決めがなされることになる。したがって、これらコイルばね7,7は、スライド基体8とスライド部9との間に並列に配置され、その一端側が上記スライド基体8の両折曲片51にそれぞれ当接し、他端側は、上述したようにばね保持部75の壁部83に当接することになっている。したがって、これらコイルばね7,7は伸縮可能に保持され、かつ、座屈することなくスライド部9の移動方向に延びた姿勢を保持されたものとなっている。このようにして、ともに合成樹脂からなるレール12の底板52とばね保持部75との間にコイルばね7が介装されることになる。
The
また、固定基材40の両側に設けられたガイド部10のうち、どちらか一方のガイド部10に沿うようにして、ダンパ機構57が設けられている。このダンパ機構57は、図6及び図7に示すように、中央にギア部58を有するラック59と、図5に示すような固定ブラケット60を介してスライド部9に固定されるダンパ本体62とにより構成され、このダンパ本体62にギア61が回動可能に設けられている。
A
そして、このような構成のもと、ダンパ機構57のギア61がラック59のギア部58に歯合することにより、これらギア61とギア部58との間、すなわちスライド基体8と、これに対して移動するスライド部9との間に所定の抵抗を付与するものとなっている。このとき、オイルダンパ機構を用いてもよく、オイルによって回転抵抗が付与されたギアにより、スライド部9のスライド移動速度を減速可能となる。
In such a configuration, the
但し、固定基材40には、前述したようにその両端にストッパ45,66を有した固定板39,39’が取り付けられていることから、スライド部9は、これらストッパ45とストッパ66との間のみしか移動できないように規制されているとともに、固定基材40からの脱落防止にもなっている。よって、このスライド部9はスライド基体8から外れないようになっており、これによってスライド部9は、設定されたストローク分のみを移動するようになっている。
However, as described above, the fixing
さらに、固定基材40のカム保持部47には、上述したようにハートカムベース84が設けられる。ハートカムベース84は、長方形状を呈し、その周縁には、上記カム保持部47の螺子孔63に対応する挿通孔55が形成されている。つまり、螺子64が挿通孔55に貫通後、螺子孔63に螺合することによりカム保持部47とハートカムベース84とが固定される。このハートカムベース84には、その上面側に、上記カムフォロア82の他端部82bを案内するカム溝85が形成されている。このカム溝85は、平面視ハート状のもので、カムフォロア82の他端部82bがこのカム溝85内を相対的に摺動することで、スライド基体8へのスライド部9の位置決めをなすものとなっている。ここで、カム溝85には、カムフォロア82の他端部82bが図9に示す矢印の方向に一方通行で進むべく、各所定位置に段差や傾斜が設けられていることが好ましい。
Furthermore, the
カム溝85は、図11に示すように、溝89,溝90,溝91,溝92,溝93により構成されるものである。ハートカムベース84の一側の中央からハートカムベース84の中央に向かってスライド部9のスライド方向に沿って真っ直ぐに延在する溝89が形成され、その先端から二方向に分岐して溝90と溝93とが形成されている。この二方向に分岐する溝89の先端を分岐点101とする。そして、溝89から分岐する一方の溝90は、溝89の先端から湾曲することなく、側部98側に傾斜しながら直進するように形成される。また、分岐する他方の溝93は、溝89の先端から、幅方向外側、つまり、側部97側に湾曲し、次第に溝89と平行を成すように延在する。この溝93の先端には、その延在方向前方へと凹む凹部95が設けられている。さらに、この溝93の先端から溝93とは離間する方向であって斜め内側、すなわち、分岐点101に向かって延在する溝92が形成されている。また、この溝92の先端側から分岐点101とは反対側へと向かう溝91が形成されており、この溝91と溝92とによってV字形状となり、これら溝91と溝92との結合部分を、上記カムフォロア82の他端部82bが係止する係止部96とする。さらに、溝91の先端には、前記凹部95と同方向へ凹む凹部94が設けられている。この凹部94と前記凹部95との位置は、ハートカムベース84の長手方向で一致したものとなっている。そして、上記溝90と溝91とが連結部100によって連結されることによってカム溝85が構成され、全体として略ハート型の形状となるものである。このとき、連結部100は、凹部94よりも幅方向外側、つまり、側部98側に位置したものとなっている。
As shown in FIG. 11, the
ここで、上記分岐点101では、カム溝85が二方向に分岐しているものの、一方の溝93は溝89に対しスライド部9のスライド方向とは異なる方向に湾曲しているため、スライド部9の一方向へのスライドで溝89を移動するカムフォロア82の他端部82bは、
湾曲することなく溝89の延在方向に沿うようにして延在している溝90で凹部94に向けて案内される。また、凹部94と溝91とを結んだ方向がスライド部9のスライド方向に沿っているため、凹部94に位置していたカムフォロア82の他端部82bは、スライド部9の逆方向のスライドで溝91に沿って移動し必ず係止部96に向かうように案内される。さらに、係止部96と溝92とを結んだ方向がスライド部9のスライド方向に沿っているため、係止部96に位置していたカムフォロア82の他端部82bは、スライド部9の一方向のスライドで溝92に沿って移動し、必ず凹部95に向かうように案内される。加えて凹部95からスライド部9のスライド方向に沿って溝93が延在しているため、凹部95に位置していたカムフォロア82の他端部82bは、スライド部9の逆方向のスライドで溝93に沿って移動し、その後、溝89に沿って移動する。
Here, at the
A
そして、カム溝85内を摺動するカムフォロア82の他端部82bの到達点を図9に示す。図11と図9とを照合させるべく、図9では、溝89の基端側を地点A、溝90と溝93との分岐点101を地点B、凹部94を地点C、溝91と溝92との結合部分である係止部96を地点D、凹部95を地点Eとする。
And the arrival point of the
本実施形態においては、図10に示すように、カムフォロア82の他端部82bが地点Dに停止しているときのスライド部9の位置を「第1の位置」とし、アームレスト本体5が使用されていない状態を示す。また、図9に示すように、カムフォロア82の他端部82bが地点Aに停止しているときのスライド部9の位置を「第2の位置」とし、アームレスト本体5の使用状態を示す。
In the present embodiment, as shown in FIG. 10, the position of the
そして、図9に示すように、第2の位置にあるアームレスト本体5が矢印の方向へ押圧されることでスライド部9が相対的に後退すると、カム溝85は、カムフォロア82の他端部82bを矢印に沿ってB、Cの順に移動させる。地点Cに至ると、カムフォロア82の他端部82bはそれ以上進めなくなる。この状態の時にアームレスト本体5への押圧を解除すると、スライド部9はコイルばね7,7の付勢力によって前進し、他端部82bがスライド部9のカム溝85内を摺動して地点Dへと移動する。地点Cを経て地点Dに至るとスライド部9の移動が停止させられ、これにより第1の位置にスライド部9が保持された状態となる。
Then, as shown in FIG. 9, when the
そして、この第1の位置からアームレスト本体5を再度押圧して、スライド部9が後退させられると、カム溝85は、カムフォロア82の他端部82bを、矢印に沿ってE地点へと至らせる。地点Eに至るとカムフォロア82の他端部82bはそれ以上進めなくなり、この状態で再びアームレスト本体5への押圧を解除すると、他端部82bが地点Bを通り、さらに地点Aに移動する。このようにして、スライド部9を第2位置へと案内する。
このようなハートカムベース84、上記カムフォロア82及びカムフォロア押さえ部86とにより、図3および図4に示すハートカム機構71が構成されることになる。
When the
Such a
なお、カムフォロア82は、上述したカムフォロア押さえ部86の押圧部86bによってその中央部分が常に付勢されており、これによってその他端部82bは、常にカム溝85側に向けて付勢されている。したがって、カムフォロア82の他端部82bは、カム溝85内から外れることなく、カム溝85内を走行するようになっている。
The
このように構成されるスライド機構6は、スライド基体8に対してスライド部9が車体の前後方向に沿ってスライドするよう配置され、且つ、ロック部48が車体の前方側に向くように取り付けられる。
The
次に、このスライド機構6の動作について図9および図10を参照しながら説明する。
例えば、スライド部9が、図9に示すような第2の位置にある状態から第1の位置へと移動させる場合について説明する。
第2の位置におけるコイルばね7,7は、略無負荷の状態でその原形をとどめており、その両端は、スライド基体8の折曲片51と、スライド部9に設けられたばね保持部75の壁部83とにそれぞれ当接した状態となっているため、スライド部9を、スライド基体8に対して相対的に移動する方向へと押圧していくと、このバネ保持部75の壁部83に押圧されながら弾性変形していくことになる。このようにして、スライド部9をコイルばね7,7の付勢力に抗して移動させることにより、カムフォロア82の他端部82bが矢印に沿ってB、Cの順に移動する。ここで、地点Bでは、カム溝85が二方向に分岐する一方の溝90が溝89の延在方向に沿うように延在しているにより、地点Cに向けて走行するようになっている。地点Cに至ると、カムフォロア82の他端部82bはそれ以上進めなくなり、この状態の時にスライド部9への押圧を解除すると、スライド部9はコイルばね7,7の付勢力によって前進し、他端部82bがスライド部9のカム溝85内を移動して地点Dへと移動する。この地点Dに至るとスライド部9の移動が停止し、この状態に保持される。このようにしてスライド部9を図10に示すような第1の位置へと移動させることにより、アームレスト本体5が収納状態となる。アームレスト本体5が使用状態にないときは通常、この第1の位置に配置される。
Next, the operation of the
For example, a case will be described in which the
The coil springs 7 and 7 in the second position retain their original shape in a substantially unloaded state, and both ends thereof are
そして、アームレスト本体5を使用する場合には、スライド部9が第1の位置にある状態から、アームレスト本体5をさらに押圧してスライド部9とともに車体後方側に押し込むと、ハートカム機構71によってアームレスト本体5は、図9に示すように、第2の位置に案内される。すなわち、スライド部9の移動に伴い、カムフォロア82の他端部82bがスライド部9のカム溝85内を相対的に移動することにより、アームレスト本体5はスライド部9によって第2の位置に案内される。このカムフォロア82の一端部82aの移動は、図中の矢印に沿って、地点Dから地点Eを通り、地点Aに至ることでなされる。すなわち、アームレスト本体5を押し込むことでスライド部9を後退させて、カムフォロア82の他端部82bを矢印に沿って地点Eへと至らせると、スライド基体8とスライド部9との間に介在するコイルばね7,7が、ばね保持部75の壁部83に押圧されて収縮し、これによってスライド部9を前進させる方向に付勢する付勢力が発生する。地点Eに至るとカムフォロア82の他端部82bはそれ以上進めなくなり、この状態でスライド部9への押圧を解除すると、コイルばね7,7の付勢力によってスライド部9が前進し、これによってカムフォロア82の他端部82bが地点Bに向かって走行し、地点Aへと移動する。
When the armrest
なお、スライド部9は、スライド支持部21がスライド基体8に保持されているため、その前進が横方向にぶれることなく真っ直ぐになされる。
In addition, since the
このようにして、スライド部9は、ハートカム機構71及びコイルばね7,7によって、図10に示す第1の位置から図9に示す第2の位置へと半自動的に移動することになる。そして、そして、第2の位置へと移動したスライド部9のラッチ部27がスライド基体8のロック部48に掛止することによって、スライド基体8に対するスライド部9の移動が規制されてロック状態となり、不用意にアームレスト本体5が移動してしまうことを防止する。
Thus, the
より詳しくは、第2の位置へと移動中のスライド部9のラッチ部27、すなわちラッチ部27のラッチ部材28の掛止部30がロック部48に接触することでラッチ部材28が押し上げられ、スライド部9がそのストロークエンドまで移動してラッチ部材28がロック部48を乗り越えることによって、ロック部48にラッチ部材28の掛止部30が掛止する。これにより、スライド基体8とスライド部9とのロック状態が維持されるようになっている。ここで、掛止部30を若干シャフト挿通部33側に傾斜させておくことによって、掛止部30はロック部48の両側壁49,49の傾斜に沿って移動でき、したがって、ロック部48を乗り越えやすくなる。
More specifically, the
ここで、コイルばね7,7が収縮した状態から伸長して元の状態に復帰する際、上記ダンパ機構57によってスライド部9に対してスライドの規制力を働かせることができる。
Here, when the
そして、アームレスト本体5を収納する場合、つまり、第1の位置に移動させるには、上述したように、ラッチ部材28をスライド部9側へと引き上げてロック状態を解除し、アームレスト本体5を車体後方に向けて押し込んで、カムフォロア82の他端部82bを図7に示すように地点Aから地点Cに移動させ、他端部82bが地点Cに至ったところでアームレスト本体5の押圧を止めると、コイルばね7,7の付勢力によって前進するスライド部9の移動に伴いカムフォロア82の他端部82bが地点Cから地点Dへと移動する。このとき、少なくともラッチ部材28の掛止部30がロック部48を越えるまで、ラッチ部材28をスライド部9側へ引き上げたままアームレスト本体5を押し進める。その後すぐにラッチ部材28の引き上げを解除したとしても、ラッチ部材28に設けられた爪部20によってロック部48が穴部29に引っ掛かってしまうことはない。つまり、爪部20がアームレスト本体5の、このときのスライド方向に対して後ろ下がりに傾斜した形状となっているので、爪部20にロック部48が接触することでラッチ部28が押し上げられ、ロック部48を乗り越えることになる。このようにして、アームレスト本体5はスライド部9とともに第1の位置に戻され、図10に示した状態となる。
なお、スライド部9を後退させる際にも、前進の時と同様、ぶれることなく真っ直ぐになされるようになっている。
When the
It should be noted that when the
このように、アームレスト本体5に取り付けられるスライド部9に対して、ベース4に取り付けられるスライド基体8をハートカム機構71によって、図10に示す第1の位置から図9に示す第2の位置へとスライド可能とし、スライド部9とスライド基体8との間にコイルばね7,7を設けたことで、アームレスト本体5のスライド操作における操作荷重を低減させることができる。すなわち、スライド基体8とスライド部9との間に設けられるコイルばね7,7の付勢力によって、アームレスト本体5は、その移動方向へと移動することになり、アームレスト本体5のスライドを半自動化することができる。したがって、アームレスト本体5のスライド操作を少ない労力で行うことが可能になるため、そのスライドを片手で容易に行うことができる。
Thus, with respect to the
また、スライド基体8とスライド部9との間にダンパ機構57を設けることにより、コイルばね7,7の付勢力による移動時の衝撃を緩衝してスライド基体8に対するスライド部9の移動を円滑に行うことができる。さらに、スライド部9の移動時のガタツキに対し抵抗力を与えることになるので、そのガタツキを防止でき、安定した保持が可能となる。
In addition, by providing a
さらに、スライド部9を第2の位置においてスライド基体8にロックできるようにロック機構50を設けたことにより、わずかな接触及び振動等による、スライド部9の第1の位置方向への移動が不慮に行われることを防止することができる。また、スライド基体8に対するスライド部9のロック状態は、ラッチ部材28をスライド部9側に引き上げることによって簡単に解除することができる。
Furthermore, by providing the
そして、スライド部9に設けられるカムフォロア押さえ部86によりハートカム機構71のカムフォロア82がカム溝85に押圧保持されるので、カムフォロア82の他端部82bは確実にカム溝85内を摺動することになる。つまり、カムフォロア82の一端側はスライド部9に設けられているので、カム溝85内を摺動する他端部82bの動きに伴ってスライド部9が移動することになる。
Since the
上述したようにコイルばね7,7を複数本、本実施例においては2本のコイルばね7,7を並列に設けたことにより、スライド部9をスライドさせるための所望の付勢力が得られ、コイルばね7を1本しか設けない場合に比べ、スライド部9の安定したスライドを実現することができるとともに、個々のコイルばね7,7についてはそのばね定数を低くすることができる。
As described above, by providing a plurality of
なお、図1に示すように、ベース4は、コンソールボックス2の小物収納部3の開口全体を被覆し得る大きさとなっており、ベース4の一側をコンソールボックス2にヒンジ結合させることによって、ベース4はコンソールボックス2に対して回動自在に支持され、コンソールボックス2に形成された小物収納部3の蓋体となっている。
さらに、スライド部9が前進したときにスライド基体8の後側の露出部分を覆うようにして、図2に示すカバー70をベース4に設けることが好ましい。これにより、図4に示すように、スライド部9を前端位置に移動させた際、ごみや埃がスライド機構6の内部に侵入することを防ぐとともに、美観を良くすることができる。
As shown in FIG. 1, the base 4 has a size that can cover the entire opening of the accessory storage portion 3 of the
Further, it is preferable that the cover 4 shown in FIG. 2 is provided on the base 4 so as to cover the exposed portion on the rear side of the slide base 8 when the
1 センターコンソール(アームレスト)
4 ベース
5 アームレスト本体
6 スライド機構
7 コイルばね
8 スライド基体(第1部材)
9 スライド部(第2部材)
10 ガイド部
50 ロック機構
57 ダンパ機構
71 ハートカム機構
82 カムフォロア
85 カム機構
86 カムフォロア押さえ部(押さえ部材)
1 Center console (armrest)
4
9 Slide part (second member)
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記スライド機構は、前記ベース及び前記アームレスト本体のいずれか一方に取り付けられる第1部材と、
該第1部材の両側に設けられたガイド部と、
前記ベース及び前記アームレスト本体のいずれか他方に取り付けられるとともに前記ガイド部に沿って摺動可能となるよう前記第1部材に支持され、かつ、その位置が、ハートカム機構によって、第1の位置と第2の位置とにスライド可能とされる第2部材と、
該第2部材と前記第1部材との間に設けられるコイルばねとを備えて構成されていることを特徴とするアームレスト。 In the armrest that the armrest body is slidably provided on the base via the slide mechanism,
The slide mechanism includes a first member attached to one of the base and the armrest body;
Guide portions provided on both sides of the first member;
Attached to the other of the base and the armrest body and supported by the first member so as to be slidable along the guide portion, and the position thereof is changed between the first position and the first position by the heart cam mechanism. A second member that is slidable in position 2;
An armrest comprising a coil spring provided between the second member and the first member.
The armrest according to any one of claims 1 to 4, wherein a plurality of the coil springs are provided in parallel.
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JP2005151380A JP2006327329A (en) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | Arm rest |
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- 2005-05-24 JP JP2005151380A patent/JP2006327329A/en active Pending
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