JP2006322255A - 外装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】今までにない外観を呈し、かつ施工性、防水機能、断熱機能、等を具備した外装材の提供。
【解決手段】雄型連結部12は、略水平面状の化粧面4と、化粧面4の先端を下方に垂下した段差化粧面6と、段差化粧面6と化粧面4に沿って内側方に突出した上面7と、下方に突出した最奥片8と、先端を水下側に突出した差込片9と、上面7と最奥片8と差込片9とから略コ字状の係合溝10を形成し、挿入間隙11を形成し、雌型連結部21は、他端の化粧面4の上端部分をさらに水上側に突出した固定片13と、外側方に屈曲した第1防水片14と、第1防水片14の先端を水上側に突出した上面15と、上面15と第1防水片14とから断面略コ字状に形成した前記差込片9と嵌合する嵌合溝16と、上面15の先端を水下側に屈曲した第2防水片17と、上面15と第2防水片17とから形成した嵌合片18と、第2防水片17の先端に形成した突起19とから形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、今までにない外観を呈し、かつ施工性、防水機能、断熱機能、等を具備した外装材に係るものである。
一般に、金属製板材をロール成形、プレス成形等して加工した外装材は数多く上市され、その形状は、所謂落とし込み構造であった。(例えば、特許文献1〜5参照)。
特開平11−172884号公報 特開平11−172892号公報 特開平11−210149号公報 特開2002−220908号公報 特開2002−235423号公報
特許文献1〜5は落とし込み構造であるが、嵌合構造が単純で係合力、耐風圧強度、気密性、等に弱点があった。
本発明はこのような欠点を解決するために、幅方向の側端縁に落とし込み構造の雄雌連結構造を形成した外装材において、雄型連結部は、略水平面状の化粧面と、化粧面の先端を下方に垂下した段差化粧面と、段差化粧面と化粧面に沿って内側方に突出した上面と、上面の先端を下方に突出した最奥片と、最奥片の先端を水下側に突出した差込片と、上面と最奥片と差込片とから略コ字状の係合溝を形成し、上面と係合溝により挿入間隙を形成し、雌型連結部は、他端の化粧面の上端部分をさらに水上側に突出した固定片と、固定片の先端を外側方に屈曲した第1防水片と、第1防水片の先端を水上側に突出した上面と、上面と第1防水片とから断面略コ字状に形成した前記差込片と嵌合する嵌合溝と、上面の先端を水下側に屈曲した第2防水片と、上面と第2防水片とから形成した嵌合片と、第2防水片の先端に形成した突起とから形成した外装材を提供するものである。
本発明に係る外装材によれば、(1)第1防水片と第2防水片を形成した嵌合片が外装材を落とし込み構造としても、防水性を維持できる。(2)上段の外装材を下段の外装材へ施工した際に、下段の外装材の第2防水片が上段の外装材の上面に接触し、常時第2防水片が係合溝内でスプリングバック効果を発揮し、防水性、気密性を向上するものである。(3)第2防水片の形成により、外装材同士の連結部内で相対する力が相殺されるために、外装材が破壊されたり、固定片に形成した固定具が下地より抜け落ちない限り、外装材が風により剥がされることはない。(4)固定片を化粧面の上端に形成したために、外装材として使用する表面材の使用料を低減できる。等の特徴、効果がある。
以下に図面を用いて本発明に係る外装材について詳細に説明する。図1は金属製外装材Bと裏打材CとシートDよりなる外装材Aの代表的一例を示す説明図である。また、図2〜図6は外装材Aの施工状態と施工順序を説明するための説明図である。図中、αは下地、βは釘等の固定具を示している。
下地αは、新築の際は図2〜図5に示すように躯体1、胴縁2、防水シート3から構成した木造下地を示したものである。すなわち、躯体1上に胴縁2を敷設し、胴縁2上に防水シート3を配設した一般的な構造の下地αである。また、下地αとしてH形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形鋼、リップ溝形鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼(角パイプ)、円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄骨下地でも良いものである。勿論、既存の壁を剥がして下地αとしたり、既存の壁をそのまま下地αとして改修する際には、これら下地α上に既存壁(図示せず)が形成された既存壁構造が下地αとなるものである。勿論、防水シート3を形成しない下地αでも良いものである。なお、下地αは屋根下地でもよいものである。
金属製外装材Bは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。勿論、外装材Aの表面材として、金属製外装材Bの代わりに窯業系素材、もしくは合成樹脂材(プラスチック)、等で形成してもよいものである。
さらに説明すると、金属製外装材Bは長尺板状であり、図1に示すように、略水平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の先端を下方に垂下した段差化粧面6と、段差化粧面6と化粧面4に沿って内側方に突出した上面7と、上面7の先端を下方に突出した最奥片8と、最奥片8の先端を水下側に突出した差込片9と、上面7と最奥片8と差込片9とから略コ字状の係合溝10を形成し、上面7と係合溝10により挿入間隙11を形成し、化粧面4の水下側先端には下側に屈曲して凸部4aを形成して雄型連結部12としたものである。
化粧面4の水上側端部分には、化粧面4の上端部分をさらに水上側に突出した固定片13と、固定片13の先端を外側方に屈曲した第1防水片14と、第1防水片14の先端を水上側に突出した上面15と、第1防水片14と上面15とから断面略コ字状に形成した前記差込片9と嵌合する嵌合溝16と、上面15の先端を水下側に屈曲した第2防水片17と、上面15と嵌合片17とから形成した嵌合片18と、第2防水片17の先端に形成した突起19と、第1防水片14と第2防水片17とから形成した凹状の防水空間20とから雌型連結部21を形成したものである。また、22はパッキング材である。
段差化粧面6は、段差を形成し外壁に重厚感を付与すると共に、内部に挿入間隙11を形成し、直接、風雨が外装材Aの連結部に当たらないように形成し、防水性を向上するものである。
挿入間隙11は、図2に示すように挿入して外装材A同士を連結した際に、突起19が収納される部分である。
第2防水片17は外装材Aに吹き付ける雨、風が、直接外装材Aの上面7に吹き付けるのを防止し、外装材Aが風により剥がされるのを防止するものである。つまり、図3に示すように、風が矢印に示すように吹き付けると、下段の外装材Aの第2防水片17は風により一点鎖線矢印アに示すように防水片13の先端を中心に回転するように浮き上がる力が働くが、逆に上面15が一点鎖線矢印イに示すように上段の外装材Aの差込片9を押さえ込むような力が働き係合力が強化され、外装材Aが風により剥がされるのを防止するものである。
このように、外装材A同士の連結部内で相対する力が相殺されるために、外装材Aが破壊されたり、固定片15に形成した固定具βが下地αより抜け落ちない限り、外装材Aが風により剥がされることはないものである。
第2防水片17は、第1防水片14の先端部分より水下側へ突出することにより、断面コ字状の防水空間20を形成し、入ってこようとする風雨を、逆方向に回転させて排出し、防水性を向上するものである。
凸部4aは図2に示すように、雌型連結部21の突起19を内包し、連結力を向上すると共に、防水性、気密性、等を向上するものである。
パッキング材22は雨水等が下地αに浸入しないように形成するものであり、その素材としては、定型で弾性のあるパッキング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系、EPM、EPDM等の一般的に市販されているものであり、主に防水材、気密材等の機能として有用なものである。また、これらの成分の中に、耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファイト(発泡、非発泡)等の難燃材を混入することもできる。
裏打材Cは、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等の合成樹脂発泡体、あるいはこれら合成樹脂発泡体をシート材でサンドイッチした複合板、もしくは石膏ボード、セメント板、炭酸カルシウム板、珪酸カルシウム板、セラミック板、木片セメント板、炭酸マグネシウム板、シージングボード、シージングインシュレーションボード、合板、等よりなるもの、さらにはこれらの複合板よりなるものである。
シートDは、金属材、あるいはアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート等からなるものである。
さらに詳説すると、図1に示すように、最奥片8から段差化粧面6までの幅をH、嵌合片18の先端から突起19の先端までの幅をh、上面7から差込片9までの幅をT、上面15から突起19までの幅をtとすると、H−h>10mm位、T≒tの関係である。
この関係により、突起19が邪魔にならず嵌合がスムーズであると共に、突起19が挿入間隙11内に嵌合された状態となり、さらに、固定具βの頭部が外部より見えない状態で施工ができるものである。
以上説明したのは本発明に係る外装材の一実施例にすぎず、図7(a)〜(d)、図8(a)〜(d)に示すように外装材Aを形成することもできる。
本発明に係る外装材は、屋根材としても使用できるので、利用範囲が広範である。
本発明に係る外装材の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る外装材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る外装材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る外装材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る外装材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る外装材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る外装材のその他の例を示す説明図である。 本発明に係る外装材のその他の例を示す説明図である。
符号の説明
α 下地
β 固定具
A 外装材
B 金属製外装材
C 裏打材
D シート
1 躯体
2 胴縁
3 防水シート
4 化粧面
4a 凸部
5 裏面
6 段差化粧面
7 上面
8 最奥片
9 差込片
10 係合溝
11 挿入間隙
12 雄型連結部
13 固定片
14 第1防水片
15 上面
16 嵌合溝
17 第2防水片
18 嵌合片
19 突起
20 防水空間
21 雌型連結部
22 パッキング材

Claims (1)

  1. 幅方向の側端縁に落とし込み構造の雄雌連結構造を形成した外装材において、雄型連結部は、略水平面状の化粧面と、該化粧面の先端を下方に垂下した段差化粧面と、該段差化粧面と化粧面に沿って内側方に突出した上面と、該上面の先端を下方に突出した最奥片と、該最奥片の先端を水下側に突出した差込片と、上面と最奥片と差込片とから略コ字状の係合溝を形成し、上面と係合溝により挿入間隙を形成し、雌型連結部は、他端の化粧面の上端部分をさらに水上側に突出した固定片と、該固定片の先端を外側方に屈曲した第1防水片と、該第1防水片の先端を水上側に突出した上面と、該上面と第1防水片とから断面略コ字状に形成した前記差込片と嵌合する嵌合溝と、上面の先端を水下側に屈曲した第2防水片と、上面と第2防水片とから形成した嵌合片と、第2防水片の先端に形成した突起とから形成したことを特徴とする外装材。
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