JP2006320637A - 検診台 - Google Patents

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吉秀 鈎
Toru Nakayama
徹 中山
Hiroshi Inoue
啓史 井上
Isao Nakada
勲 中田
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Abstract

【課題】
従来の検診台に被検診体を載置した時に発生する天板、支持板および天板側ガイドの不均一歪みに起因するリニア摺動ユニットの摺動の円滑性の阻害を防止し、また従来の製造工程において、天板側ガイドの天板への取り付け作業時に不可欠であった天板毎の個別位置微調整工程を排除し、組立作業の煩雑化を改善する。
【解決手段】
天板1Nの支持板3に接する裏面両側面に、天板1Nの切削加工により支持板3の面端形状に適合する段差面端を有する段差面11を設け、支持板3を螺合により、天板1Nの段差面端と支持板3の面端が密接するように固着させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はたとえばX線による人体等の透視および透視像の撮影を行うX線検診装置や血管撮影装置などに使用される、被検診体を支持するための検診台に関する。
図4によって従来の検診台(例えば特許文献1参照)の基本構造および作動を説明する。図4(A)は検診台の構造を示す斜視図、図4(B)は天板および基台部分の断面図である。図4(A)または(B)において、1は被検診体(図示せず)を横臥載置するための天板、2は天板1を支持する基台である。天板1はX線の透過性の良いカーボン材および発泡材で作製されている。また基台2は通常鋳物で作製されている。基台2は下部基台4a、下部基台4bを介して設置面(図示せず)に固定されている。3は後記の天板側ガイド5を取り付けるために天板裏面両側面に天板長手方向に沿って配設される支持板で、一対の支持板3は通常支持板3下面から上方に挿入されたボルトにより天板1に螺着固定されている。また天板側ガイド5は天板の長手方向に沿う形状の直線状レールで、天板側ガイド5下面から上方に挿入されたボルトにより支持板3に螺着固定されている。また基台側ガイド7は基台2の長手方向に沿う形状の直線状レールで、基台2に通常ボルトにより螺着固定されている。
天板側ガイド5、基台側ガイド7はクロスローラ6とともにリニア摺動ユニット8を構成する。クロスローラ6は天板側ガイド5、基台側ガイド7を紙面に垂直方向に滑らかに相互摺動させるためのベアリング組立品で、天板側ガイド5、基台側ガイド7と精密に滑合しており、前記のように天板側ガイド5、基台側ガイド7はクロスローラ6を介して紙面に垂直な方向には滑らかな相互摺動運動を、紙面に平行な方向には一体的な結合運動をする。
検診にあたっては、医師などによって最初天板1は図4(A)の右方に移動されており、その位置で人体等の被検診体が天板1上に横臥載置される。次に天板1は左方に移動され、人体頭部等の被試験箇所がたとえばX線検診装置のX線照射領域(図示せず)内に置かれ、必要なX線照射、測定が行われる。
特開平08−299393号公報(第1−7頁)
従来の検診台の構造は以上のとおりであるが、この構造ではリニア摺動ユニット8の作動に問題がある。天板1はX線の透過性の良いカーボン材および発泡材で作製されており、十分な強度を得るための肉厚の確保または補強材の内蔵を実現することは困難であるので、被検診体の載置により天板1が不均一に歪むことは避けられない。この歪みは通常ボルトで天板1に複数箇所固定されている支持板3にも不均一な歪みを与え、リニア摺動ユニット8にも不均一な上下方向の歪み力を与えるのみならず、その分力としての天板1中央向きの歪み力を与える。
図5(A)、(B)および(C)によって天板1中央向きの分力の発生を説明する。図5(A)に示されるように、被検診体の載置によって天板1には重力が加えられ、加わる力Fは支持板3、天板側ガイド5を介して右クロスローラ6Xに同じ大きさの力FCを加える。力FCはその分力としての圧縮力Vと滑り力Tに分解され、圧縮力Vは基台側ガイド7で支持されるが、滑り力Tの一部は天板側ガイド5を介して、支持板3および天板1に天板1の中央部に向かう方向の反力を返す。天板1は中央部を経て逆側の支持部まで連続しており横方向の変形は少ないので、前記反力は主に天板1と支持板3の中間部に加わり、支持板3を天板1の中央部に押す力(図5(C)に示す中央向き分力TT)を生じる。なお、クロスローラ6(図4参照)は、図5(B)に示すように、右クロスローラ6Xとそれに直交する左クロスローラ6Yを交互に配設して構成されているが、前記の滑り力Tは主に右クロスローラ6Xで発生するので、図5(A)には左クロスローラ6Yの記載は省略する。
図5(C)に示すように、被検診体の載置によって生じる天板1上の各領域の力Fの分布は、被検診体の形状、質量分布などによって、天板1の長手方向に不均一に発生するため、支持板3に加わる中央向き分力TTも不均一に発生する。前記のボルトの固定箇所では支持板3の変形はボルトにより制限されるが、ボルトとボルトの中間領域では支持板3の不均一な変形が生じ、また天板側ガイド5の不均一な変形を生じ、精密に滑合されている図4のリニア摺動ユニット8の動きを重くし、運動の円滑性を阻害する。また、従来の検診台の構造では、天板1の裏面の水平度は通常あまり良好でないので、被検診者の載置前であっても天板側ガイド5の取り付け時に天板側ガイド5の直線性を確保しリニア摺動ユニット8の動きの円滑性を得るためには天板1毎に天板側ガイド5の取り付け位置の微調整が必要であり、組立作業を煩雑化するという問題もあった。本発明はこのような問題点を解決する手段を提供することを目的とする。
本発明が提供する検診台は、天板の支持板に接する面を、天板の長手方向に沿って、支持板の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面とする。
本発明によれば、被検診体の載置により天板、支持板およびリニア摺動ユニットに不均一な上下方向およびその分力としての天板中央向きの歪み力が生じても、支持板の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面を設けたことにより、支持板の天板中央向きの不均一歪みは段差面端によって防止され、したがって天板側ガイドの不均一歪みも防止され、リニア摺動ユニットの運動の円滑性が保全される。また段差面の加工時に段差面の平行度を容易に確保できるため、天板と支持板および支持板と天板側ガイドとの密着度が向上し、天板側ガイドの直線性が確保されリニア摺動ユニットの円滑な作動が得られるために、従来天板側ガイドの組立時に天板一枚毎に行われていた天板側ガイドの取り付け位置の個別微調整の必要がなくなり、組立作業が簡単化される。
本発明が提供する検診台はつぎのような特徴を有している。第1の特徴は天板の支持板に接する面を、天板の長手方向に沿って、支持板の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面で構成した点である。第2の特徴は支持板の裏面の両外側面側かつ天板側ガイドに接する面を、支持板の長手方向に沿って、天板側ガイドの面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面で構成した点である。第3の特徴は、支持板を用いず天板に直接天板側ガイドを取り付ける構造において、天板の裏面両側面でかつ天板側ガイドに接する面を、天板の長手方向に沿って、天板側ガイドの面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面で構成した点である。したがって最良の形態の基本的な構成は、天板の支持板に接する面を、天板の長手方向に沿って、支持板の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面で構成した検診台である。
以下図示例にしたがって説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成図である。図1において図4と同一符号の部品の構造および作動は図4と同一である。1Nは天板で、切削加工などによって支持板3に接する裏面両側面に段差面11を設けている。段差面11は支持板3の面端形状に適合する段差面端を備え、支持板3は支持板3下面から上方に挿入されたボルトにより、天板1Nの段差面11の段差面端と支持板3の面端が密接するように螺着固定されている。図5(C)に示す不均一な中央向き分力TTが印加された場合、前記段差面端と前記支持板3の面端の密接により支持板3の天板1の中央に向けての移動は支持板3の長手方向の全長にわたって阻止され、したがって支持板3および天板側ガイド5の変形は防止される。
図2は本発明の第2の実施例の構成図である。図2において図1、図4と同一符号の部品の構造および作動は図1、図4と同一である。3Nは支持板で、天板側ガイド5に接する裏面両側面に天板側ガイド5の面端形状に適合する段差面端を有する段差面12を設けている。支持板3Nは天板側ガイド5と螺合により、支持板3Nの段差面端と天板側ガイド5の面端が密接するように固着されている。また天板1Nの段差面11は支持板3Nの面端形状に適合する段差面端を備え、支持板3Nと螺合により、天板1Nの段差面端と支持板3Nの面端が密接するように螺着固定されている。
図3は本発明の第3の実施例の構成図である。図3において図1と同一符号の部品の構造および作動は図1と同一である。1Nは天板で、天板側ガイド5に接する裏面両側面に段差面13を設けている。段差面13は天板側ガイド5の面端形状に適合する段差を備え、天板側ガイド5と螺合により、天板1Nの段差面端と天板側ガイド5の面端が密接するように螺着固定されている。
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、さらに種々の変形実施例を挙げることができる。たとえばリニア摺動ユニット8のクロスローラ6は、天板1Nと基台2の間に介在して前記両者を円滑に摺動させる構造であれば、クロスローラ6に替えてボールベアリングまたは循環ベアリングなどで構成されても良く、本発明はリニア摺動ユニット8の構造には限定されない。また、実施例では段差面11の作成方法として切削加工をあげ、天板1Nと支持板3、支持板3と天板側ガイド5などの固定方法を螺合(螺着固定)で説明しているがこれは一例であって、本発明は構成部品の加工方法や固定方法には限定されない。また背景技術の項において天板1、基台2の材料を記載しているがこれも例として説明したもので、本発明は構成部品の材料には限定されない。検診台によっては天板1に被検診体(被験者)側に向けてそりを持たせたものもあるが、この場合にも本発明が適用可能であることは自明である。本発明はこれらをすべて包含する。
本発明はX線による人体等の透視および透視像の撮影を行うX線検診装置や血管撮影装置などに使用される、被検診体を支持するための検診台に適用することができる。
は本発明の実施例1の断面図である。 は本発明の実施例2の断面図である。 は本発明の実施例3の断面図である。 (A)は従来の検診台の斜視図である。(B)は従来の検診台の天板および基台部分の断面図である。 (A)および(C)は中央向きの分力の発生理由の説明図、(B)はクロスローラの構成を示す図である。
符号の説明
1 天板
1N 天板
2 基台
3 支持板
3N 支持板
4a 下部基台
4b 下部基台
5 天板側ガイド
6 クロスローラ
6X 右クロスローラ
6Y 左クロスローラ
7 基台側ガイド
8 リニア摺動ユニット
11 段差面
12 段差面
13 段差面
F 力
FC 力
T 滑り力
TT 中央向き分力
V 圧縮力

Claims (3)

  1. 被検診体を保持する基台上に載置された天板と、天板の両側面側の長手方向に沿い天板裏面に固着された一対の可動構造支持板と、前記可動構造支持板に一端面を接し他端面を基台に接し前記可動構造支持板を保持するとともに可動構造支持板と基台が水平方向に滑動可能なように構成された一対の可動構造とを備えた検診台において、天板の可動構造支持板に接する面を、天板の長手方向に沿って、可動構造支持板の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面としたことを特徴とする検診台。
  2. 可動構造支持板の裏面の両外側面側かつ可動構造に接する面を、可動構造支持板の長手方向に沿って、可動構造の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面としたことを特徴とする請求項1記載の検診台。
  3. 被検診体を保持する基台上に載置された天板と、前記天板裏面に一端面を接し他端面を基台に接し前記天板を保持するとともに天板と基台が水平方向に滑動可能なように構成された一対の可動構造とを備えた検診台において、天板の可動構造に接する面を、天板の長手方向に沿って、可動構造の面端形状に適合する段差面端を有する肉薄の段差面としたことを特徴とする検診台。
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