JP2006318273A - データ処理システム及び中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】システム改造に要するコストが安価なデータ処理システム及び中継装置を提供すること。
【解決手段】磁気カード50のデータを処理する本体装置102を備えるデータ処理システム1において、非接触カード60のデータを読み取る非接触カード読取機111と、非接触カード読取機111と本体装置102との間に配置され、非接触カード読取機111からデータ信号を入力し、そのデータ信号に同期信号を付加して本体装置102に出力する中継装置10と、を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触カードに記憶されたデータを処理するデータ処理システム及び中継装置に関する。
ICカードは、磁気カードと比べて、カード読取機と非接触的にデータ授受を行うことができるため取扱性がよい、記憶容量が大きい、セキュリティ機能が高いなどの特徴を有し、磁気カードに変わるものとして各分野で急速に普及しつつある。例えば、銀行では、偽造や不正利用のリスクを回避するため、キャッシュカードのIC化が進められている。磁気カードとICカードの過渡期には、磁気カードとICカードの利用者が混在する。そのため、従来、銀行のキャッシュコーナには、図6に示すように、磁気カード専用の自動支払機100と、ICカード専用の自動支払機110とが独立して設けられ、磁気カード50のデータとICカード60のデータとを別々に処理していた。このように磁気カード専用の自動支払機100とICカード専用の自動支払機110とを別個に設けると、機械の設置スペースが大きくなったり、メンテナンスコストやランニングコストがかかる不具合が生じる。また、例えば、ICカード専用の自動支払機110が空いていても、後続の利用者が磁気カード50を所有する場合には、その利用者は自動支払機100が空くまで待っていなければならず、利用者からの利便性が悪い。従って、1台の自動支払機で磁気カード50のデータとICカード60のデータを両方処理できるシステムの構築が望まれていた。
これに対して、特許文献1には、自動改札機を対象にするものの、磁気カード読取機と非接触カード読取機を1個の本体装置に接続し、その本体装置が非接触カード読取機から入力したICカードのデータを磁気カードのデータと同様のデータ構造に変換して処理するデータ処理システムが開示される。このデータ処理システムを自動支払機に適用した場合、図7に示すように、磁気カード読取機101と非接触カード読取機111が本体装置122に接続され、本体装置122が磁気カード50のデータとICカード60のデータとの両方を処理するので、機械の設置スペースを狭小化し、メンテナンスコストやランニングコストを安くできる。また、利用者は自分が所有するカードの種類を問わず、空いている自動支払機120から使用することができ、利用者からの利便性が向上する。
特許第2885991号明細書
しかしながら、図7に示すデータ処理システムは、本体装置122がICカード60のデータを磁気カード50のデータと同様のデータ構造に変換して処理するため、システム導入時には、既存の本体装置や本体装置に格納されるプログラム等を丸ごと新規品に交換しなければならず、システム改造に伴うコストが高かった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、システム改造に要するコストが安価なデータ処理システム及び中継装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のデータ処理システムは以下の構成を有する。
(1)磁気カードのデータを処理する本体装置を備えるデータ処理システムにおいて、非接触カードのデータを読み取る非接触カード読取機と、前記非接触カード読取機と前記本体装置との間に配置され、前記非接触カード読取機からデータ信号を入力し、そのデータ信号に同期信号を付加して前記本体装置に出力する中継装置を有することを特徴とする。
(2)(1)に記載の発明において、前記中継装置が、磁気カードのデータを読み取る磁気カード読取機に接続する第1入力手段と、前記非接触カード読取機に接続する第2入力手段と、前記本体装置に接続する出力手段とを有することを特徴とする。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、前記中継装置は、前記非接触カード読取機から入力したデータ信号を解析して所定のデータ信号を作成するデータ解析手段を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の中継装置は次の構成を有する。
(4)磁気カードのデータを読み取る磁気カード読取機に接続する第1入力手段と、非接触カードのデータを読み取る非接触カード読取機に接続する第2入力手段と、前記第2入力手段に入力したデータ信号に同期信号を付加してデータ変換を行うデータ変換手段と、データを処理する本体装置に接続し、前記第1入力手段が入力したデータ信号又は前記データ変換手段が変換したデータ変換信号を前記本体装置に出力する出力手段とを有することを特徴とする。
上記構成を有するデータ処理システム及び中継装置の作用効果を説明する。
本発明のデータ処理システムでは、中継装置が、非接触カードのデータを読み取った非接触カード読取機からデータ信号を入力すると、そのデータ信号に同期信号を付加して本体装置に出力する。一般的に、本体装置が処理する磁気カードのデータ信号には、同期信号が付加される。そのため、非接触カードのデータは、中継装置を通過する際に磁気カードのデータと同様のデータ構造に変換され、本体装置に入力後に磁気カードのデータとして認識され、処理される。従って、本発明のデータ処理システムによれば、本体装置や本体装置に格納されるソフトウエア等が磁気カードのデータだけを処理可能なものであっても、中継装置を増設すれば、該本体装置やソフトウエア等を継続して使用することができ、システムの改造に要するコストを安価にできる。
また、本発明のデータ処理システムは、中継装置の出力手段に本体装置を接続する一方、中継装置の第1入力手段に磁気カード読取機を接続し、中継装置の第2入力手段に非接触カード読取機を接続するだけで、磁気カードと非接触カードの併用を実現でき、システムを簡単に改造できる。
また、本発明のデータ処理システムは、非接触カード読取機から入力したデータ信号を解析して、暗号の解読やデータの並び替え等を行い、所定のデータ信号を作成して本体装置に出力するので、非接触カードのデータが本体装置で確実に処理される。
一方、本発明の中継装置は、非接触カード読取機と本体装置との間に配設され、非接触カード読取機から入力したデータ信号に同期信号を付加して、当該データ信号を磁気カード読取機が本体装置に出力するデータ信号と同様のデータ構造に変換し、本体装置に出力するので、既存のデータ処理システムに中継装置を増設するだけで非接触カードのデータを既存の本体装置で処理することができ、システムの改造に要するコストを安価にできる。
次に、本発明に係るデータ処理システム及び中継装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、データ処理システム1の概略構成図である。この実施形態のデータ処理システム1及び中継装置10は、従来技術と同様に銀行等に設置される自動支払機に適用される。データ処理システム1は、従来技術で説明した磁気カード読取機101と本体装置102(図6参照)に非接触カード読取機111と中継装置10を後付けして構成される。
磁気カード50は、磁気ストライプ部51にデータが記憶されている。磁気カード読取機101は、磁気ヘッド3と磁気リーダ4を備え、磁気ヘッド3に磁気カード50を通すと、磁気リーダ4が磁気ストライプ部51のデータを読み取るようになっている。
ICカード(非接触カード)60は、プラスチックにICチップ61を埋め込んで構成される。図2は、ICカード60に埋め込まれたICチップ61の構造を示す図である。図2に示すICチップ61は、アンテナ61bを非接触カード読取機111に近づけると電流が流れ、それを電源として作動する。ICチップ61は、データの加工・演算を行う中央演算処理装置(CPU)61aに、RF回路61cが接続し、アンテナ61bを介して非接触カード読取機111と非接触でデータ通信を行う。CPU61aには、ROM61d、RAM61e、EEPROM61fが接続し、各種データやプログラムが記憶される。
図1に戻り、非接触カード読取機111は、周知のものであり、簡単に説明すると、ICカード60と通信を行うアンテナ5と、データの加工及び演算を行う中央演算処理装置(CPU)6と、中継装置10に接続する通信インターフェース7とを備える。ICカード60には、いくつかの規格が存在する。そのため、データ処理システム1は、使用を許容するICカード60の規格の数に応じて非接触カード読取機111が設置され、ICカード60の複数の規格に対応しうる。
一方、本体装置102は、入出力インターフェース(I/O)8が入力したデータを中央演算処理装置(CPU)9で加工・演算するものである。本体装置102は、図示しない記憶媒体に、磁気カード50のデータを処理するプログラムを格納する。
次に、本発明の特徴をなす中継装置10について説明する。中継装置10は、磁気カード読取機101、非接触カード読取機111、本体装置102の間に配設され、独立のデータ処理機能を有する。中継装置10は、一般的なコンピュータと同様の構成を備える。簡単に説明すると、中継装置10は、データの加工・演算を行う中央演算処理装置(CPU)13に入出力インターフェース(I/O)(第1入力手段)11、通信インターフェース(第2入力手段)12、ROM14、RAM16及び入出力インターフェース(I/O)(出力手段)17が接続する。入出力インターフェース11には、磁気カード読取機101の磁気リーダ4が接続される。通信インターフェース12には、非接触カード読取機111の通信インターフェース7が接続される。入出力インターフェース17には、本体装置102の入出力インターフェース8が接続される。そして、ROM14には、ICカード60のデータを変換する変換プログラム(データ変換手段)15が格納される。
続いて、データ処理システム1の動作について説明する。
データ処理システム1は、磁気カード50のデータとICカード60のデータを中継装置10を介して本体装置102に入力し、処理する。磁気カード50とICカード60は、基本的にデータ構造が異なるが、中継装置10を通過する際にICカード60のデータが磁気カード50のデータと同様のデータ構造に変換されて本体装置102に出力される。以下、磁気カード50のデータとICカード60のデータの処理について各々説明する。
まず、磁気カード50のデータの処理について説明する。図3は、磁気カード50のデータの流れを説明する図である。
磁気カード50のストライプ部51には、「磁気データ信号」が記憶されている。「磁気データ信号」は、「同期信号部」と「データ部」とから構成される。「同期信号部」は「データ部」に必ず付加され、「データ部」のリードタイミングをとるためのものである。「同期信号部」は「同期信号」で構成される。この実施形態では、連続する「0」の後に「1」を16個連続させて「同期信号」を構成する。「データ部」は、「基本データ信号」で構成される。「基本データ信号」は、データ処理システム1を適用する装置が特有の目的、機能を果たすために必要なデータを含む。この実施形態では、「基本データ信号」は、カード所有者が自動支払機を介して銀行と取引するために必要なデータより構成され、例えば、暗唱番号、顧客識別番号、契約内容などを含む。
磁気カード読取機101は、磁気ストライプ部51に記憶されている「磁気データ信号」を読み取ると、磁気リーダ4から中継装置10へ「クロック信号」と「磁気データ信号」と「カード有無信号」とを同時に送信する。「カード有無信号」は、「クロック信号」と「データ信号」を出力する前に磁気カード50が磁気カード読取機101を通過し始めたことを意味する信号であり、言い換えれば、「クロック信号」と「データ信号」が有効である期間を示す信号である。「クロック信号」は、「磁気データ信号」を構成するデータを読み取るタイミングをとるためのものであり、「カード有無信号」がONされると同時にONするように構成される。
中継装置10は、入出力インターフェース11が磁気カード読取機101の磁気リーダ4から「クロック信号」、「磁気データ信号」、「カード有無信号」を入力すると、それらの信号を入出力インターフェース17から本体装置102の入出力インターフェース8へそのまま転送する。
「クロック信号」、「磁気データ信号」、「カード有無信号」を入力した本体装置102は、「カード有無信号」がONすると同時に、「クロック信号」をONし、「クロック信号」のタイミングに合わせて「磁気データ信号」のデータを取得し始める。本体装置102は、「1」が16個連続して発生し、「同期信号」を確認すると、同期がとれたと判断して、「基本データ信号」を8ビット単位で区切り、「基本データ信号」を処理する。
次に、ICカード60のデータの処理について説明する。図4は、図1に示す変換プログラム15のフロー図である。図5は、非接触カードのデータの流れを説明する図である。
中継装置10は、データ処理システム1が起動すると同時にROM14から変換プログラム15を読み出して実行している。まず、図4のステップ1(以下「S1」と称す。)において、非接触カード読取機111がICカード60のICチップ61に記憶されている「非接触データ信号」を読み取ると、非接触カード読取機111の通信インターフェース7から中継装置10の通信インターフェース12に「非接触データ信号」(図5参照)を入力し、中継装置10のRAM16に格納する。そして、S2において、ROM14に格納されている変換プログラム15を用いて、「非接触データ信号」の処理を開始する。
ICカード60は、自動支払機で使用するキャッシュカードの他、クレジットカード、社員証、パソコンへのログイン許可証、入退室管理証、収納庫の開閉管理証など多目的に使用されることがある。そのため、図4のS3において、S1でRAM16に格納した「非接触データ信号」の中から「必要なデータ信号」(図5参照)を抽出する。ここで、「必要なデータ信号」は、磁気カード50の「基本データ信号」(図3参照)と同等のものであり、データ処理システム1を適用する装置が特有の目的、機能を果たすために必要なデータを含む。この実施形態では、「必要なデータ信号」は、カード所有者が自動支払機を介して銀行と取引するために必要なデータより構成され、例えば、暗唱番号、顧客識別番号、契約内容などを含む。
ICカード60は、セキュリティ機能を持たせるためにデータが暗号化されていることがある。また、ICカード60は磁気カード50とデータの持ち方が異なり、データを記憶する順序が磁気カード50と異なることがある。このように磁気カード50と異なる特性を有するデータを本体装置102にそのまま出力しても、本体装置102で処理できない恐れがある。そのため、図4のS4では、S3で抽出した「必要なデータ信号」を解析し、本体装置102で処理可能な「所定のデータ信号」(図5参照)を作成する。
そして、図4のS5において、S4で作成された「所定のデータ信号」の頭に「同期信号」を付加し、「データ変換信号」を作成する(図5参照)。上述したように、磁気カード50の「磁気データ信号」は、「データ部」の前に「同期信号部」が設けられる(図3参照)。そのため、「磁気データ信号」に含まれる「同期信号」を「所定のデータ信号」の頭に付加することにより、「同期信号」が「同期信号部」を構成し、「所定のデータ信号」が「データ部」を構成することになり、「データ変換信号」が磁気カード50の「磁気データ信号」と同様のデータ構造になる。
そして、図4のS6において、「データ変換信号」に合わせ、「クロック信号」と「カード有無信号」を作成する(図5参照)。ここで作成される「クロック信号」及び「カード有無信号」は、磁気カード読取機101が出力する「クロック信号」及び「カード有無信号」(図3参照)と同じものである。「カード有無信号」は、「データ変換信号」及び「クロック信号」より前にONするように作成され、「クロック信号」は、「カード有無信号」がONされると同時にONされるように作成される。
そして、図4のS7において、「カード有無信号」、「データ変換信号」、「カード有無信号」を中継装置10の入出力インターフェース17から本体装置102の入出力インターフェース8へ同時に出力する。つまり、非接触カード読取機111から出力されるデータ信号は、磁気カード読取機101が中継装置10を介して本体装置102に出力するデータ信号と同様に構成される。
本体装置102は、中継装置10から「カード有無信号」、「データ変換信号」、「カード有無信号」を入力すると、「カード有無信号」がONすると同時に、「クロック信号」をONし、「クロック信号」のタイミングに合わせて「データ変換信号」のデータを取得し始める。本体装置102は、「データ変換信号」(図5参照)が「磁気データ信号」(図3参照)と同様のデータ構造を有するため、「データ変換信号」を「磁気データ信号」として認識し、処理する。すなわち、本体装置102は、「1」が16個連続して発生し、「データ変換信号」含まれる「同期信号」を確認すると、同期がとれたと判断して、「データ変換信号」に含まれる「所定のデータ信号」を8ビット単位できれいに区切り、「所定のデータ信号」を正確かつ確実に処理する。
従って、この実施形態のデータ処理システム1は、システムに増設した中継装置10が、ICカード60のデータに含まれる「所定のデータ信号」に「同期信号」を付加することにより、ICカード60のデータを磁気カード50のデータと同様のデータ構造に変換し(図4のS5参照)、変換したデータを本体装置102に出力するので(図4のS7参照)、本体装置102がICカード60のデータを磁気カード50のデータとして認識し、処理する。そのため、データ処理システム1によれば、本体装置102や本体装置102に格納されるソフトウエア等が磁気カード50のデータだけを処理可能なものであっても、中継装置10を増設するだけで、該本体装置102やソフトウエア等をそのまま使用することができ、システムの改造に要するコストを安価にできる。
また、この実施形態のデータ処理システム1は、中継装置10の入出力インターフェース17を本体装置102の入出力インターフェース8に接続する一方、中継装置10の入出力インターフェース11を磁気カード読取機101に接続し、中継装置10の通信インターフェース12を非接触カード読取機111に接続するだけで(図1参照)、磁気カード50とICカード60の併用を実現することができ、システムを簡単に改造できる。
また、この実施形態のデータ処理システム1は、非接触カード読取機111から入力した「非接触データ信号」を解析して、暗号の解読やデータの並び替え等を行い、「所定のデータ信号」を作成して本体装置102に出力するので(図4のS4参照)、ICカード60のデータが本体装置102で確実に処理される。
一方、この実施形態のの中継装置10は、非接触カード読取機111と本体装置102との間に配設され、非接触カード読取機111から入力した「非接触データ信号」に「同期信号」を付加して「データ変換信号」を作成し(図4のS5参照)、「データ変換信号」を磁気カード読取機101が本体装置102に出力する「磁気データ信号」と同様のデータ構造に変換し、本体装置102に出力するので(図4のS7)、既存のデータ処理システムに中継装置10を増設するだけでICカード60のデータを既存の本体装置102で処理することができるようになり、システムの改造に要するコストを安価にできる。
尚、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
上記実施形態では、データ処理システム1を自動支払機に使用したが、電車の自動改札機やクレジットカードの処理装置、入退室管理装置、鍵や荷物などの保管庫の開閉装置などに使用してもよい。
上記実施形態では、磁気カード50のデータと非接触式のICカード60のデータを処理する中継装置10について説明したが、さらに、中継装置10が接触式のICカードのデータを処理するようにしてもよい。
上記実施形態では、磁気カード読取機と非接触カード読取機111を併用するデータ処理システム1について説明したが、磁気カード読取機を完全に排除して非接触カード読取機111のみを備えるデータ処理システムとしてもよい。この場合でも、中継装置10を増設するだけで、既存の本体装置102を用いてシステムを改造することができ、上記実施形態と同様のコストメリットが得られる。
上記実施形態では、シングルストライプの磁気カード50を例に挙げて説明したが、複数の磁気ストライプ部51を持つ磁気カードのデータを処理するデータ処理システムに中継装置10を増設する場合には、磁気ストライプ部51の数に対応するように、中継装置10が本体装置102に出力する信号線を増やすことで、システムを拡張することができる。つまり、中継装置10は、入出力インターフェース17から本体装置102の入出力インターフェース8へ出力する信号線の数が、本体装置102が磁気カード読取機102から入力して処理可能な信号線の数と等しくすることが望ましい。
上記実施形態では、ICカード60の規格に応じて非接触カード読取機111を設置した。これに対して、ICカード60と通信するインターフェースを共通化し、中継装置10内で該インターフェースに入力したデータの規格を判断し、変換プログラム15で処理するようにしてもよい。これによれば、非接触カード読取機111の数を最低限にし、コストダウンや設置スペースの狭小化を図ることができる。
本発明のデータ処理システムの概略構成図である。 非接触カードに埋め込まれたICチップの構造を示す図である。 磁気カードのデータの流れを説明する図である。 図1に示す中継装置に格納される変換プログラムのフロー図である。 非接触カードのデータの流れを説明する図である。 データ処理システムの第一従来例を示す概略構成図である。 データ処理システムの第二従来例を示す概略構成図である。
符号の説明
1 データ処理システム
10 中継装置
11 入出力インターフェース(第1入力手段)
12 通信インターフェース(第2入力手段)
15 変換プログラム(データ変換手段)
17 入出力インターフェース(出力手段)
50 磁気カード
60 ICカード(非接触カード)
101 磁気カード読取機
102 本体装置
111 非接触カード読取機

Claims (4)

  1. 磁気カードのデータを処理する本体装置を備えるデータ処理システムにおいて、
    非接触カードのデータを読み取る非接触カード読取機と、
    前記非接触カード読取機と前記本体装置との間に配置され、前記非接触カード読取機からデータ信号を入力し、そのデータ信号に同期信号を付加して前記本体装置に出力する中継装置と、を有することを特徴とするデータ処理システム。
  2. 請求項1に記載するデータ処理システムにおいて、
    前記中継装置が、磁気カードのデータを読み取る磁気カード読取機に接続する第1入力手段と、前記非接触カード読取機に接続する第2入力手段と、前記本体装置に接続する出力手段とを有することを特徴とするデータ処理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するデータ処理システムにおいて、
    前記中継装置は、前記非接触カード読取機から入力したデータ信号を解析して所定のデータ信号を作成するデータ解析手段を有することを特徴とするデータ処理システム。
  4. 磁気カードのデータを読み取る磁気カード読取機に接続する第1入力手段と、
    非接触カードのデータを読み取る非接触カード読取機に接続する第2入力手段と、
    前記第2入力手段に入力したデータ信号に同期信号を付加してデータ変換を行うデータ変換手段と、
    データを処理する本体装置に接続し、前記第1入力手段が入力したデータ信号又は前記データ変換手段が変換したデータ変換信号を前記本体装置に出力する出力手段とを有することを特徴とする中継装置。
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