JP2006317085A - Fluid heating device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、気体や液体等の流体を加熱する流体加熱装置に関する。 The present invention relates to a fluid heating apparatus that heats a fluid such as gas or liquid.
従来より、加熱コイル等によって加熱された管路に水を通過させて蒸気又は過熱蒸気を発生させる流体加熱装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種の流体加熱装置を図12に示す。流体加熱装置80は、中空円筒形状の管路81と、この管路81内に挿入され、流体を案内する螺旋状構造物82と、管路81の外周に巻かれた加熱コイル83とから構成されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a fluid heating apparatus that generates water or superheated steam by passing water through a pipeline heated by a heating coil or the like is known (for example, Patent Document 1). This type of fluid heating apparatus is shown in FIG. The
この流体加熱装置80は、以下のようにして過熱蒸気を発生させる。即ち、まず、加熱コイル83によって加熱された管路81の上部に、流体である水を供給する。そして、供給された水は、螺旋状構造物82に案内されて管路81の上部から下部に向かって流れる(図12に示す白抜き矢印の方向)。これにより、流体である水が管路81の上部から下部に向かって流れる過程において、水は熱湯となり、蒸気を生成し、更に加熱されて過熱蒸気を生成する。生成した蒸気又は過熱蒸気は、管路81の下部から取り出すことができる。
しかしながら、上述した管路81は、その全体が加熱コイル83によって加熱されているので、水から蒸気又は過熱蒸気へと流体の相変化が起こる際に、管路81内の一部が乾きあがった状態(ドライアウト)を生じてしまうことがある。ドライアウトを生じた管路81内の箇所は、伝熱量が急激に下がってしまうので、管路81の温度が急上昇してしまったり、加熱コイル83からの伝熱量が急減してしまう。このようにドライアウトによって、温度制御が困難となった管路81からは、質の低い蒸気又は過熱蒸気しか生成できないおそれがある。
However, since the
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドライアウト等による問題が生じないようにすることで、質が高く安定した蒸気又は過熱蒸気を生成可能な流体加熱装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to prevent a problem caused by dryout or the like from occurring so that a high-quality and stable steam or superheated steam can be generated. It is to provide a heating device.
上記目的を達成するために、請求項1は、気体や液体等の流体を通す第1管路と、前記第1管路の上流側を加熱する第1加熱ヒータと、前記第1管路の下流側を加熱する第2加熱ヒータと、前記第1管路、前記第1加熱ヒータ及び前記第2加熱ヒータを保持する保持部と、前記第1管路の上流側の温度を検知する第1温度検知手段と、前記第1管路の下流側の温度を検知する第2温度検知手段と、前記第1温度検知手段及び前記第2温度検知手段の検知温度に基づき、前記第1加熱ヒータ及び前記第2加熱ヒータを制御する制御手段とを有する構成となっている。 In order to achieve the above object, the first aspect of the present invention provides a first conduit for passing a fluid such as gas or liquid, a first heater for heating the upstream side of the first conduit, and the first conduit A second heater for heating the downstream side, a first pipe, a holding unit for holding the first heater and the second heater, and a first for detecting the temperature on the upstream side of the first pipe. Based on temperature detection means, second temperature detection means for detecting the temperature downstream of the first pipe, detection temperature of the first temperature detection means and the second temperature detection means, the first heater and And a control means for controlling the second heater.
請求項1の発明によれば、第1管路を加熱する加熱ヒータは第1加熱ヒータと第2加熱ヒータの2つに分割され、各加熱ヒータの温度は第1温度検知手段又は第2温度検知手段によって検知される。そして、検知した各加熱ヒータの温度に基づいて、制御手段は各加熱ヒータへの通電を制御している。
According to invention of
請求項2に記載の流体加熱装置は、気体や液体等の流体を通す第1管路と、該第1管路の上流側を加熱する第1加熱ヒータと、該第1管路の下流側を加熱する第2加熱ヒータと、該第1管路、該第1加熱ヒータ及び該第2加熱ヒータを保持する第1保持部と、該第1管路の上流側の温度を検知する第1温度検知手段と、該第1管路の下流側の温度を検知する第2温度検知手段と、を備えた第1加熱手段と、前記第1管路に連通し、前記第1加熱手段によって加熱された前記流体を通す第2管路と、該第2管路を加熱する第3加熱ヒータと、該第2管路及び該第3加熱ヒータを保持する第2保持部と、該第2管路の温度を検知する第3温度検知手段と、を備えた第2加熱手段と、前記第1温度検知手段乃至第3温度検知手段の検知温度に基づき、前記第1加熱ヒータ乃至前記第3加熱ヒータを制御する制御手段とを有する構成となっている。
The fluid heating device according to
請求項2の発明によれば、第1管路を加熱する加熱ヒータは第1加熱ヒータと第2加熱ヒータの2つに分割され、各加熱ヒータの温度は第1温度検知手段又は第2温度検知手段によって検知される。また、第3加熱ヒータの温度は、第3温度検知手段によって検知される。そして、検知した各加熱ヒータの温度に基づき、制御手段は各加熱ヒータへの通電を制御している。また、請求項2の発明によれば、第1加熱手段と第2加熱手段の2つの加熱手段を有する。これにより、例えば流体が水である場合に、まず第1加熱手段において質の高い蒸気が生成され、そして、この第1加熱手段において生成した蒸気を第2加熱手段において温度調節しながら更に加熱することによって、質が高く安定した過熱蒸気が生成される。
According to invention of
請求項3に記載の流体加熱装置は、請求項2記載の流体加熱装置において、前記第2管路は、前記第1管路と一体に成形されている構造となっている。 A fluid heating device according to a third aspect is the fluid heating device according to the second aspect, wherein the second conduit is formed integrally with the first conduit.
請求項3の発明によれば、請求項2の作用に加え、第1管路と第2管路とを一体成形することにより、第1管路と第2管路との間に継ぎ手等を設ける必要がない。これにより、流体加熱装置を一体型のものとして構成でき、装置全体の小型化が可能となる。また、第1管路と第2管路との間に継ぎ手等を設ける必要がないので、第1加熱手段と第2加熱手段との間を所望の間隔に設定できる。例えば、第1加熱手段と第2加熱手段との間に位置する管路の管路長を短く設定することにより、第1加熱手段と第2加熱手段との間に位置する管路からの放熱が抑制されるので、この管路内を通過する流体の温度が低下してしまうことを防止できる。したがって、第1加熱手段で加熱された流体は、質が高い状態を維持したまま第2加熱手段に供給される。
According to the invention of
請求項4に記載の流体加熱装置は、請求項2又は請求項3記載の流体加熱装置において、前記第2加熱手段は、前記第1加熱手段に対して斜めに設置した構造となっている。 A fluid heating device according to a fourth aspect is the fluid heating device according to the second or third aspect, wherein the second heating means is installed obliquely with respect to the first heating means.
請求項4の発明によれば、請求項2又は請求項3の作用に加え、第2加熱手段を第1加熱手段に対して斜めに設置することによって、第1加熱手段において生成した蒸気は汽水分離効果が促され、質の高い蒸気を第2加熱手段に送ることができる。また、第2加熱手段を第1加熱手段に対して斜めに設置することによって、第1加熱手段において生成した水分を含んだ蒸気(「湿り蒸気」ともいう)や突沸によって吹き上がった水分が、第2加熱手段の第2管路内に流入してしまうことを防止できる。
According to the invention of
請求項5に記載の流体加熱装置は、請求項2又は請求項3記載の流体加熱装置において、前記第2加熱手段は、前記第1加熱手段に対して水平に位置するよう設けられている構造となっている。
The fluid heating device according to
請求項5の発明によれば、請求項2又は請求項3の作用に加え、第2加熱手段を第1加熱手段に対して水平に位置するよう設けることによって、第1加熱手段において生成した蒸気は汽水分離効果が促され、質の高い蒸気を第2加熱手段に送ることができる。また、第2加熱手段を第1加熱手段に対して水平に位置するよう設けることによって、第1加熱手段において生成した水分を含んだ蒸気(「湿り蒸気」ともいう)や突沸によって吹き上がった水分が、第2加熱手段の第2管路内に流入してしまうことを防止できる。
According to the invention of
請求項6に記載の流体加熱装置は、請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載の流体加熱装置において、前記第1管路内及び前記第2管路内には、前記流体が流通可能に金属製の伝熱部材が配設されている構造となっている。
The fluid heating device according to
請求項6の発明によれば、請求項2乃至請求項5の何れか一項の作用に加え、第1管路内及び第2管路内に伝熱部材を配設することにより、流体との接触面積が増加した状態で各加熱ヒータからの熱が流体に伝えられ、迅速且つ効率良く流体を加熱することができる。
According to the invention of
請求項7に記載の流体加熱装置は、請求項6に記載の流体加熱装置において、前記第1管路内、前記第2管路、前記保持部材及び前記伝熱部材は、ステンレス、アルミニウム、銅、鉄等の熱伝導性が良好な金属によって構成されている構造となっている。
The fluid heating device according to
請求項7の発明によれば、請求項6の作用に加え、前記各管路、前記保持部及び前記伝熱部材は、ステンレス、アルミニウム、銅、鉄等の熱伝導性が良好な金属によって構成されているので、流体加熱装置のスイッチがオンされると、各加熱ヒータからの熱量が直ちに第1管路、第2管路、保持部材及び伝熱部材に伝熱され、瞬時に加熱される。これにより、各加熱ヒータからの熱が各管路内を通過する流体に迅速且つ効率良く伝わり、流体を迅速且つ効率良く加熱することができる。
According to the invention of
請求項8に記載の流体加熱装置は、請求項2乃至請求項7の何れか一項に記載の流体加熱装置において、前記第3温度検知手段は、前記第2管路の中央付近に配置されている構造となっている。
The fluid heating device according to
請求項8の発明によれば、請求項2乃至請求項7の何れか一項の作用に加え、第2加熱手段の第3加熱ヒータの場合には、温度検知手段は第2管路の中央に配置される。つまり、例えば第1加熱手段から第2加熱手段に供給された流体が蒸気である場合において、蒸気から過熱蒸気に変化させる際に相変化は起こらないので、第2管路全体の温度を検知すれば良い。これにより、効率良く過熱蒸気を生成することができる。
According to the invention of
請求項9に記載の流体加熱装置は、請求項2乃至請求項8の何れか一項に記載の流体加熱装置において、前記流体である外気を第1管路又は前記第2管路のうち少なくとも一方に導入する外気導入ファンを有する構造となっている。
The fluid heating device according to claim 9 is the fluid heating device according to any one of
請求項9の発明によれば、請求項2乃至請求項8の何れか一項の作用に加え、第1管路の上流側に外気導入ファンを接続することによって、又は第1管路と第2管路との間に外気導入ファンを接続することによって、加熱空気を生成することができる。尚、空気と蒸気とを比較すると、熱伝導率は同等であるが、空気の比熱が半分程度なので、空気は蒸気よりも短時間且つ容易に温度を上昇させることができる。また、第1管路と第2管路との間に、十字管等を配設することによって、第1管路からは温水や蒸気等を生成し、第2管路からは加熱空気や過熱蒸気を生成することができる。これにより、流体加熱装置は、加熱された流体を選択的に生成することができる。
According to the invention of claim 9, in addition to the action of any one of
請求項10に記載の流体加熱装置は、請求項1に記載の流体加熱装置において、前記第1管路内には、前記流体が流通可能に金属製の伝熱部材が配設されている構造となっている。
The fluid heating device according to
請求項10の発明によれば、請求項1の作用に加え、第1管路内に伝熱部材を配設することにより、流体との接触面積が増加した状態で各加熱ヒータからの熱が流体に伝えられる。これにより、流体を迅速且つ効率良く加熱することができる。
According to the invention of
請求項11に記載の流体加熱装置は、請求項10記載の流体加熱装置において、前記第1管路内、前記保持部材及び前記伝熱部材は、ステンレス、アルミニウム、銅、鉄等の熱伝導性が良好な金属によって構成されている構造となっている。
The fluid heating device according to
請求項11の発明によれば、請求項10の作用に加え、前記第1管路、前記保持部及び前記伝熱部材は、ステンレス、アルミニウム、銅、鉄等の熱伝導性が良好な金属によって構成されているので、流体加熱装置のスイッチがオンされると、各加熱ヒータからの熱量が直ちに第1管路、保持部材及び伝熱部材に伝熱され、瞬時に加熱される。これにより、各加熱ヒータからの熱が管路内を通過する流体に迅速且つ効率良く伝わり、流体を迅速且つ効率良く加熱することができる。 According to the eleventh aspect of the invention, in addition to the action of the tenth aspect, the first conduit, the holding portion, and the heat transfer member are made of a metal having good thermal conductivity such as stainless steel, aluminum, copper, and iron. Thus, when the switch of the fluid heating device is turned on, the amount of heat from each heater is immediately transferred to the first pipe line, the holding member, and the heat transfer member, and heated instantaneously. Thereby, the heat from each heater is quickly and efficiently transmitted to the fluid passing through the pipe line, and the fluid can be heated quickly and efficiently.
請求項12に記載の流体加熱装置は、請求項1又は請求項10記載の流体加熱装置において、前記流体である外気を前記各管路の少なくとも1つに導入する外気導入ファンを有する構造となっている。
The fluid heating device according to claim 12 is a fluid heating device according to
請求項12の発明によれば、請求項1又は請求項10の作用に加え、第1管路の上流側に外気導入ファンを接続することによって、加熱空気を生成することができる。尚、空気と蒸気とを比較すると、熱伝導率は同等であるが、空気の比熱が半分程度なので、空気は蒸気よりも短時間且つ容易に温度を上昇させることができる。
According to the invention of claim 12, in addition to the action of
請求項13に記載の流体加熱装置は、請求項6又は請求項10記載の流体加熱装置において、前記伝熱部材は、焼結金属、発泡金属、金属板、金属鋼球、又は金属ウールのうち少なくとも1つである構造となっている。
The fluid heating device according to claim 13 is the fluid heating device according to
請求項13の発明によれば、請求項6又は請求項10の作用に加え、大きな熱容量を有する焼結金属、発泡金属、金属板、金属鋼球、金属ウール等で構成された伝熱部材は、熱伝導率が良いので、流体と直接熱交換する際に効率良く流体を加熱し、短時間且つ容易に所望の流体を得ることができる。
According to the invention of claim 13, in addition to the action of
請求項14に記載の流体加熱装置は、請求項1乃至請求項13の何れか一項に記載の流体加熱装置において、前記第1加熱ヒータの容量は、前記第2加熱ヒータの容量よりも大きい構造となっている。
The fluid heating device according to claim 14 is the fluid heating device according to any one of
請求項14の発明によれば、請求項1乃至請求項13の何れか一項の作用に加え、例えば、流体である水から蒸気を生成させる相変化を行うには、顕熱+潜熱という大きな熱量が必要となる。このとき、低温の水が給水される第1管路の上流側を加熱する第1加熱ヒータの容量を大きくすることによって、効率良く水から蒸気への相変化を促すことができ、短時間で蒸気を生成することができる。
According to the invention of claim 14, in addition to the action of any one of
請求項15に記載の流体加熱装置は、請求項1乃至請求項14の何れか一項に記載の流体加熱装置において、前記第1温度検知手段は、前記第1管路の流体入口付近に配置され、且つ前記第2温度検知手段は、前記第1管路の流体出口付近に配置されている構造となっている。
The fluid heating device according to claim 15 is the fluid heating device according to any one of
請求項15の発明によれば、請求項1乃至請求項14の何れか一項の作用に加え、加熱ヒータが第1加熱ヒータと第2加熱ヒータの2つに分割されている場合には、第1温度検知手段は第1管路の流体入口付近に配置し、第2温度検知手段は第1管路の流体出口付近に設置する。これにより、第1加熱ヒータと第2加熱ヒータの各温度を独立して制御可能なので、相変化に伴う流体の比熱・熱伝導等の変化に各加熱ヒータを対応させることができ、効率良く流体の相変化を行うことができる。
According to the invention of claim 15, in addition to the action of any one of
請求項16に記載の流体加熱装置は、請求項1乃至請求項15の何れか一項に記載の流体加熱装置において、1つの流体入口と2つの流体出口とを有するT字管を備え、該流体出口の一方は前記第1管路の流体入口と接続され、該流体出口の他方には電磁弁が接続されている構造となっている。
A fluid heating device according to claim 16 is a fluid heating device according to any one of
請求項16の発明によれば、請求項1乃至請求項15の何れか一項の作用に加え、停止前の流体加熱装置は、給水ポンプ等によって圧力をかけて流体を第1管路の流体入口に供給している。この流体加熱装置を停止すると、T字管の流体出口の一方から流体加熱装置の第1管路の流体入口に向かう流体の供給も停止する。この流体の供給が停止したと同時に、T字管の流体出口の他方に接続された電磁弁を開く。つまり、流体加熱装置を停止したと同時にT字管の電磁弁を開くことによって、給水ポンプの残圧が電磁弁から開放されるので、流体加熱装置全体の圧力が下がる。これにより、流体加熱装置を停止したと同時に、第1管路の流体入口に流体が供給されることを確実に防止できるので、蒸気又は過熱蒸気の生成を瞬時に止めることができる。 According to the sixteenth aspect of the invention, in addition to the operation of any one of the first to fifteenth aspects, the fluid heating device before the stop applies pressure by a water supply pump or the like to cause the fluid to flow in the first pipe line. Supplying to the entrance. When the fluid heating device is stopped, the supply of fluid from one of the fluid outlets of the T-shaped tube to the fluid inlet of the first conduit of the fluid heating device is also stopped. At the same time as the supply of the fluid is stopped, the solenoid valve connected to the other fluid outlet of the T-shaped tube is opened. That is, by opening the T-shaped solenoid valve simultaneously with stopping the fluid heating device, the residual pressure of the water supply pump is released from the solenoid valve, so that the pressure of the fluid heating device as a whole decreases. Thereby, since it can prevent reliably that a fluid is supplied to the fluid inlet_port | entrance of a 1st pipe line simultaneously with stopping a fluid heating apparatus, the production | generation of a vapor | steam or superheated steam can be stopped instantaneously.
請求項17に記載の流体加熱装置は、請求項1乃至請求項16の何れか一項に記載の流体加熱装置において、前記保持部の外周は、断熱材によって覆われている構造となっている。
The fluid heating device according to claim 17 is the fluid heating device according to any one of
請求項17の発明によれば、請求項1乃至請求項16の何れか一項の作用に加え、保持部の外周を断熱材によって覆うことによって、装置内の熱効率を高めることができる。
According to the invention of claim 17, in addition to the action of any one of
請求項1の発明によれば、第1温度検知手段や第2温度検知手段からの検知温度に基づいて、制御手段は第1加熱ヒータや第2加熱ヒータへの通電を独立して制御することができる。これにより、相変化に伴う流体の比熱・熱伝導等の変化に各加熱ヒータを対応させることが可能なので、ドライアウト等による問題が生じることを防止し、効率良く流体の相変化を行うことができる。例えば流体が水の場合において、本発明の流体加熱装置は、第1管路の急激な温度上昇を防ぐことができるので、質が高く安定し、更には温度制御された蒸気を生成することができる。 According to the first aspect of the present invention, the control means independently controls energization to the first heater or the second heater based on the detected temperature from the first temperature detector or the second temperature detector. Can do. This allows each heater to respond to changes in the specific heat, heat conduction, etc. of the fluid that accompanies the phase change, so that problems such as dryout can be prevented and the fluid phase can be changed efficiently. it can. For example, when the fluid is water, the fluid heating device of the present invention can prevent a rapid temperature rise in the first pipe line, so that the quality is high and stable, and temperature-controlled steam can be generated. it can.
請求項2の発明によれば、第1温度検知手段や第2温度検知手段からの検知温度に基づいて、制御手段は第1加熱ヒータや第2加熱ヒータへの通電を独立して制御することができる。これにより、相変化に伴う流体の比熱・熱伝導等の変化に各加熱ヒータを対応させることが可能なので、ドライアウト等による問題が生じることを防止し、効率良く流体の相変化を行うことができる。例えば流体が水の場合において、本発明の流体加熱装置は、第1管路の急激な温度上昇を防ぐことができるので、質が高く安定し、更には温度制御された蒸気を生成することができる。また、流体が水である場合に、まず、第1加熱手段において蒸気を生成し、この蒸気を、第3温度検知手段の検知温度によって温度制御された第3加熱ヒータを有する第2加熱手段によって、温度調節しながら更に加熱することで、質が高く安定し、更には温度制御された過熱蒸気を生成することができる。
According to the invention of
図1又は図2は本発明の第1実施形態を示すもので、図1は本発明の第1実施形態に係る流体加熱装置の側面断面図、図2は本発明の第1実施形態に係る流体加熱装置のA−A’方向の平面断面図を示す。 FIG. 1 or FIG. 2 shows a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a side sectional view of a fluid heating apparatus according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 relates to the first embodiment of the present invention. The plane sectional view of an AA 'direction of a fluid heating device is shown.
まず、流体加熱装置1の全体構造を図1及び図2を参照して説明する。流体加熱装置1は、保持部2と、第1管路3と、加熱ヒータ4と、第1温度検知手段5と、第2温度検知手段6と、制御手段であるマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)7と、から主に構成されている。
First, the entire structure of the
保持部2は、縦長直方体形状のアルミ体で構成され、図1及び図2に示すように、第1管路3と、第1加熱ヒータ4aと、第2加熱ヒータ4bとを保持している。また、保持部2は、第1温度検知手段5及び第2温度検知手段6を挿入し保持できるように、挿入孔2aを有している。さらに、保持部2の外周は、断熱材(図示しない)によって覆われている。
The holding
第1管路3は、中空円筒形状のアルミ体で構成され、第1管路3の上流3a側の流体入口は、図1に示すように、給水ポンプ10を介して水タンク11に接続している。この水タンク11には、流体である水が貯められている。また、第1管路3内は、図1及び図2に示すように、伝熱部材8を配設している。伝熱部材8は、例えばSUS(Steel Use Stainless)製の小球を第1管路3内に配置したもので、第1管路3内での水の流通は可能になっている。
The
加熱ヒータ4は、第1管路3の上流3a側に配された第1加熱ヒータ4aと、第1管路3の下流3b側に配された第2加熱ヒータ4bとから構成されている。この各加熱ヒータ4a,4bは、シーズヒータを用いている。第1加熱ヒータ4aの容量は、第2加熱ヒータ4bの容量よりも大きく設定されている。
The
第1温度検知手段5は、第1管路3の上流3a側に、第2温度検知手段6は第1管路3の下流3b側に、それぞれ配置している。ここで、第2温度検知手段6が配置される第1管路3の下流3b側とは、保持部2内に位置し流体が吐出する直前の出口付近である場合と、保持部2の外部、即ち断熱材内に位置し流体が吐出した直後の出口付近である場合とがある。本実施形態の第2温度検知手段6が配置される第1管路3の下流3b側とは、保持部2内に位置し流体が吐出する直前の出口付近である。
The first temperature detection means 5 is arranged on the upstream 3 a side of the
第2温度検知手段6は、図2に示すように、第1管路3に向かって保持部2の挿入孔2aに挿入するようになっている。また、第1温度検知手段5も同様に、第1管路3に向かって、保持部2の第1管路3の上流3a側に設けられた挿入孔に挿入するようになっている。このように各温度検知手段5,6を配することにより、第1管路3の上流3a側と下流3b側の各温度を独立して検知できる。
As shown in FIG. 2, the second
マイコン7には、各温度検知手段5,6からの検出温度が入力されるようになっており、これらの入力信号に基づき、各加熱ヒータ4a,4bへの通電を制御するようになっている。
The
以上のように構成された流体加熱装置1の作用について説明する。
The operation of the
まず、流体加熱装置1は、給水ポンプ10によって、水タンク11から第1管路3の上流3a側の流体入口に水を一定量供給する。この水の供給が開始される前又は同時に、各加熱ヒータ4a,4bの加熱を開始する。このとき、各加熱ヒータ4a,4bの温度は、各温度検知手段5,6によって検知している。そして、この検知温度に基づいて、マイコン7は各加熱ヒータ4a,4bへの通電を制御している。
First, the
供給された水は、第1管路3の上流3a側の流体入口から第1管路3の下流3b側の流体出口に向かって(図1に示す白抜き矢印の方向)、第1管路3内を通過する。このとき、各加熱ヒータ4a,4bによって加熱された第1管路3内には伝熱部材8が配設されているので、供給された水と大きな面積で接触するようになっている。つまり、水との接触面積が増加した状態で各加熱ヒータからの熱が水に伝えられるので、各加熱ヒータ4a,4bからの熱を一層迅速且つ効率良く、流体に伝えることができる。
The supplied water flows from the fluid inlet on the upstream 3a side of the
第1管路3の上流3a側で加熱された水は、蒸気へと相変化を起こしながら、第2加熱ヒータ4bによって加熱された伝熱部材8を配設した第1管路3の下流3b側に向かう。この伝熱部材8と接触することによって、第1管路3の上流3a側で加熱された水が一層加熱される。これにより、第1管路3の上流3a側の流体入口に供給された水は、第1管路3の上流3a側で加熱された後、さらに第1管路3の下流3b側で加熱されることにより蒸気を生成する。
The water heated on the upstream 3a side of the
本実施形態の流体加熱装置1によれば、第1温度検知手段5や第2温度検知手段6からの検知温度に基づいて、マイコン7は第1加熱ヒータ4aや第2加熱ヒータ4bへの通電を独立して制御することができる。これにより、相変化に伴う流体の比熱・熱伝導等の変化に各加熱ヒータ4a,4bを対応させることが可能なので、ドライアウト等による問題が生じることを防止し、効率良く流体の相変化を行うことができる。また、各加熱ヒータ4a,4bを制御することにより、流体加熱装置1は、第1管路3の急激な温度上昇を防ぐことができるので、質が高く安定し、更には温度制御された蒸気を生成することができる。
According to the
また、本実施形態に係る流体加熱装置1によれば、保持部2の外周を断熱材(図示しない)によって覆うことにより、流体加熱装置1の熱効率を高めることができる。
Moreover, according to the
また、第1管路3内に、SUS球からなる伝熱部材8を配設することにより、流体である水との接触面積が増加するので、各加熱ヒータ4a,4bからの熱が水に伝熱されやすくなり、蒸気の生成を促す。
Moreover, since the contact area with the water which is a fluid increases by disposing the
また、保持部2、第1管路3及び伝熱部材8は、熱伝導性が良好な金属で構成されているので、流体加熱装置1のスイッチをオンすると、各加熱ヒータ4a,4bからの熱量が直ちに伝熱され、瞬時に加熱される。これにより、各加熱ヒータ4a,4bからの熱が第1管路3内を通過する水(蒸気)に迅速且つ効率良く伝わり、水(蒸気)を迅速且つ効率良く加熱することができる。
Moreover, since the holding |
また、第1加熱ヒータ4aの容量は、第2加熱ヒータ4bの容量よりも大きく設定することにより、顕熱+潜熱という大きな熱量を必要とする相変化を行う場合において、即ち水から蒸気を生成させる場合において、効率良く水から蒸気への相変化を促すことが可能なので、短時間で蒸気を生成することができる。
Further, by setting the capacity of the
さらに、各加熱ヒータ4a,4bに対して、各温度検知手段5,6を配することにより、各加熱ヒータ4a,4bの各温度を独立して検知できる。そして、各検知温度に基づいて、各加熱ヒータ4a,4bの温度を水の相変化に伴う比熱・熱伝導の変化に対応させることが可能なので、効率良く流体である水の相変化を行うことができる。
Further, by providing the
図3及び図4は本発明の第2実施形態を示すもので、図3は本発明の第2実施形態に係る流体加熱装置の側面断面図、図4は本発明の第2実施形態に係る流体加熱装置のE−E’方向の平面断面図を示す。尚、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。 3 and 4 show a second embodiment of the present invention, FIG. 3 is a side sectional view of a fluid heating apparatus according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 4 relates to the second embodiment of the present invention. The plane sectional view of the EE 'direction of a fluid heating device is shown. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
第1実施形態の流体加熱装置1は、流体である水が通過する管路は第1管路3のみであったが、本実施形態の流体加熱装置20は、図3に示すように、更に第2管路21が設けられている点で異なる。前記第1実施形態は、流体加熱装置1から蒸気を生成する場合について説明したが、各加熱ヒータ4a,4bの伝熱量を上昇させることによって、過熱蒸気を生成することができる。しかしながら、流体加熱装置1から過熱蒸気を生成するためには、装置の大型化を伴ったり、第1管路3の流路が短いために相変化を十分促すことができず不安定な過熱蒸気を生成してしまうおそれがある。そこで、本実施形態の流体加熱装置20は、蒸気を生成する段階と、この蒸気を用いて過熱蒸気を生成する段階の2段階から構成することによって、安定した質の高い過熱蒸気を生成することを目的とする。
In the
本実施形態の流体加熱装置20は、図3に示すように、第1管路3を有する加熱部を第1加熱部Cとし、第2管路21を有する加熱部を第2加熱部Dとから主に構成されている。尚、第1加熱部Cに関しては、前記第1実施形態で説明したので省略する。
As shown in FIG. 3, the
第2加熱部Dは、第2管路21と、保持部23と、第3加熱ヒータ24と、第3温度検知手段25と、制御手段であるマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)7と、から構成されている。
The second heating unit D includes a
第2管路21は、中空円筒形状のアルミ体で構成され、第2管路21の上流側は、継ぎ手26を介して第1管路3の下流3bと接続している。また、第2管路21内には、伝熱部材27を配設している。伝熱部材27は、例えばSUS製の小球を第2管路21内に配置したもので、第2管路21内の水の流通は可能になっている。
The
保持部23は、縦長直方体形状のアルミ体で構成され、図3及び図4に示すように、第2管路21と第3加熱ヒータ24を保持している。この第3加熱ヒータ24は、シーズヒータを用いている。また、保持部23は、図4に示すように、第3温度検知手段25を挿入し保持できるように、挿入孔23aを有している。さらに、保持部23の外周は、断熱材(図示しない)によって覆っている。
The holding
第3温度検知手段25は、第2管路21の中央付近に配置している。第2管路21の中央付近に配置する理由として、第1加熱手段Cから第2加熱手段Dに供給される蒸気は、第2加熱手段Dにおいて更に加熱しても相変化は起こらないので、第2管路21全体の温度を検知すれば良いことが挙げられる。また、第3温度検知手段25は、図4に示すように、保持部23の挿入孔23aに挿入するようになっている。このように第3温度検知手段25を配することにより、第2管路21の温度を検知できる。
The third temperature detection means 25 is disposed near the center of the
マイコン7には、第3温度検知手段25からの検出温度が入力されるようになっており、これらの入力信号に基づき、各加熱ヒータ4a,4b,24への通電を制御するようになっている。
The
以上のように構成された流体加熱装置20の作用について説明する。
The operation of the
まず、給水ポンプ10によって、水タンク11から第1管路3の上流3a側の流体入口に水を一定量供給する。この水の供給が開始されると同時に、各加熱ヒータ4a,4b,24の加熱を開始する。このとき、各加熱ヒータ4a,4b,24の温度は、各温度検知手段5,6,25によって検知している。そして、この検知温度に基づいて、マイコン7は各加熱ヒータ4a,4b,24への通電を制御している。次に、流体加熱装置20は、前記第1実施形態で説明したように、第1加熱部Cにおいて蒸気を生成する。
First, a certain amount of water is supplied from the
第1加熱部Cにおいて生成した蒸気は、継ぎ手26を通過して第2加熱手段Dの第2管路21の上流に供給される。そして、第2管路21の上流に供給された蒸気は、第2管路21の下流に向かって移動する(図3に示す白抜き矢印の方向)。この移動する過程において、蒸気は第3加熱ヒータ24によって温度調節しながら更に加熱され、過熱蒸気を生成する。
The steam generated in the first heating unit C passes through the joint 26 and is supplied upstream of the
本実施形態に係る流体加熱装置1によれば、流体が水である場合に、まず、第1加熱部Cにおいて蒸気を生成し、この蒸気を、第3温度検知手段25の検知温度によって温度制御された第3加熱ヒータ24を有する第2加熱手段Dによって更に加熱することで、質が高く安定し、更には温度制御された過熱蒸気を生成することができる。
According to the
また、本実施形態に係る流体加熱装置20によれば、第1加熱部C及び第2加熱手段Dの保持部23の外周を断熱材(図示しない)によって覆うことにより、流体加熱装置20の熱効率を高めることができる。
Moreover, according to the
また、第2管路21内に、SUS球からなる伝熱部材27を配設することにより、流体である蒸気との接触面積が増加するので、第3加熱ヒータ24からの熱が蒸気に伝わり易くなり、過熱蒸気の生成を促す。
Further, by arranging the
また、保持部2,23、第1管路3、第2管路21、及び伝熱部材8,27は、熱伝導性が良好な金属で構成されているので、流体加熱装置1のスイッチをオンすると、各加熱ヒータ4a,4b,24からの熱量が直ちに伝熱され、瞬時に加熱される。これにより、各加熱ヒータ4a,4b,24からの熱が第1管路3内及び第2管路21内を通過する水又は蒸気に迅速且つ効率良く伝わり、水又は蒸気を迅速且つ効率良く加熱することができる。
Moreover, since the holding |
さらに、第3加熱ヒータ24に対して、第3温度検知手段25を配することにより、第3加熱ヒータ24の温度を独立して検知できる。そして、この検知温度に基づいて、第3加熱ヒータ24の温度を蒸気から過熱蒸気へと変化する過程に対応させることができる。なお、その他の構成、作用は、前記第1実施形態と同様である。
Furthermore, the temperature of the
図5は本発明の第3実施形態を示すもので、本発明の第3実施形態に係る流体加熱装置の側面断面図を示す。尚、前記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。 FIG. 5 shows a third embodiment of the present invention, and shows a side sectional view of a fluid heating apparatus according to the third embodiment of the present invention. Note that the same components as those of the second embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
前記第2実施形態の第2管路21は、継ぎ手26を介して第1管路3と接続されていたが、本実施形態の流体加熱装置30は、図5に示すように、前記第2実施形態において説明した第1管路3と第2管路21とを一体に成形した管路31によって構成されている点で異なる。
The
以上のように構成された流体加熱装置30の過熱蒸気を発生させる際の作用は、前記第2実施形態と同様なので、説明を省略する。
Since the operation of the
本実施形態によれば、流体加熱装置30は管路31を有することにより、前記第2実施形態において説明した継ぎ手26を設ける必要がない。これにより、流体加熱装置30を一体型のものとして構成でき、流体加熱装置30全体の小型化が可能となる。
According to the present embodiment, since the
また、第1管路3と第2管路21との間に継ぎ手等を設ける必要がないので、第1加熱部Cと第2加熱部Dとの間を所望の間隔に設定できる。本実施形態は、第1加熱部Cと第2加熱部Dとの間に位置する管路31の管路長を短く設定することにより、管路31からの放熱が抑制されるので、この管路31内を通過する蒸気の温度が低下してしまうことを防止できる。したがって、第1加熱部Cで加熱された蒸気は、質が高い状態を維持したまま第2加熱部Dに供給される。なお、その他の構成、作用は、前記第2実施形態と同様である。
Moreover, since it is not necessary to provide a joint etc. between the
図6は本発明の第4実施形態を示すもので、本発明の第4実施形態に係る流体加熱装置の側面断面図を示す。尚、前記第3実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。 FIG. 6 shows a fourth embodiment of the present invention, and shows a side sectional view of a fluid heating apparatus according to the fourth embodiment of the present invention. Note that the same components as those in the third embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
前記第3実施形態の管路31は、前記第3実施形態において説明した第1管路3と第2管路21とを一体に成形していたが、本実施形態の流体加熱装置40は、図6に示すように、管路41が屈折することによって、第2加熱部Dが第1加熱部Cに対して斜めに設置した点で異なる。
Although the
以上のように構成された流体加熱装置40の過熱蒸気を発生させる際の作用は、前記第3実施形態と同様なので、説明を省略する。
Since the operation of the
本実施形態の流体加熱装置40によれば、第2加熱部Dを第1加熱部Cに対して斜めに設置することによって、第1加熱部Cにおいて生成した蒸気の汽水分離効果を促し、質の高い蒸気を第2加熱部Dの第2管路21に送ることができる。また、第2加熱部Dを第1加熱部Cに対して斜めに設置することによって、第1加熱部Cにおいて生成した水分を含んだ蒸気(「湿り蒸気」ともいう)や突沸によって吹き上がった水分が、第2加熱部Dの第2管路21内に流入してしまうことを防止できる。なお、その他の構成、作用は、前記第3実施形態と同様である。
According to the
図7は本発明の第5実施形態を示すもので、本発明の第5実施形態に係る流体加熱装置の側面断面図を示す。尚、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。 FIG. 7 shows a fifth embodiment of the present invention, and shows a side sectional view of a fluid heating apparatus according to the fifth embodiment of the present invention. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
前記第1実施形態の流体加熱装置1は、第1管路3の上流3a側の流体入口は給水ポンプ10を介して水タンク11に接続したが、本実施形態の流体加熱装置50は、図7に示すように、第1管路3の上流3a側の流体入口と、給水ポンプ10との間にT字管51を設けた点で異なる。
In the
T字管51は、1つの流体入口と2つの流体出口を有している。T字管51の流体入口は、逆止弁52と給水ポンプ10とを介して水タンク11に接続されている。また、T字管51の一方の流体出口は、第1管路3の上流3a側の流体入口に接続され、他方の流体出口には、電磁弁53が接続されている。
The T-
電磁弁53は、一方がT字管51に接続され、他方が管路54を介して水タンク11に接続されている。
One of the
以上のように構成された流体加熱装置50の作用について説明する。
The operation of the
まず、流体加熱装置50は、給水ポンプ10によって、水タンク11から第1管路3の上流3a側の流体入口に水を一定量供給する。そして、前記第1実施形態の流体加熱装置1と同様に蒸気を生成する。
First, the
このとき、装置停止前の流体加熱装置50は、給水ポンプ10によって圧力をかけて、流体である水を第1管路3の上流3a側の流体入口に供給している。この流体加熱装置50を停止すると、T字管51の一方の流体出口から第1管路3の上流3a側の流体入口に向かう水の供給は停止する。この水の供給が停止したと同時に、T字管51の他方の流体出口に接続された電磁弁53を開く。つまり、流体加熱装置50を停止したと同時にT字管51の電磁弁53を開くことによって、給水ポンプ10の残圧が電磁弁53から開放されるので、流体加熱装置50全体の圧力が下がる。
At this time, the
また、電磁弁53を開放した後に電磁弁53を通過した水は、管路54を通過して水タンク11に貯水される。
Further, the water that has passed through the
本実施形態によれば、流体加熱装置50を停止したと同時にT字管51に接続された電磁弁53を開くことによって、流体加熱装置50を停止したと同時に、第1管路3の流体入口に水が供給されることを確実に防止できる。これにより、流体加熱装置50は、蒸気の生成を瞬時に止めることができる。また、電磁弁53を開放した後に電磁弁53を通過した水は水タンク11に貯水されるので、加熱されなかった水を無駄にすることなく再利用することができる。さらに、流体加熱装置50は、逆止弁52を有することにより、電磁弁53を開放した際にT字管51から給水ポンプ10への逆流を防止できる。なお、その他の構成、作用は、前記第1実施形態と同様である。
According to the present embodiment, at the same time when the
図8は本発明の第6実施形態を示すもので、本発明の第6実施形態に係る流体加熱装置の側面断面図を示す。尚、前記第5実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。 FIG. 8 shows a sixth embodiment of the present invention, and shows a side sectional view of a fluid heating apparatus according to the sixth embodiment of the present invention. Note that the same components as those in the fifth embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
前記第5実施形態は、T字管51の他方の流体出口に電磁弁53を接続したが、本実施形態の流体加熱装置60は、図8に示すように、T字管51の他方の流体出口に外気導入ファン61を設けた点で異なる。
In the fifth embodiment, the
以上のように構成された流体加熱装置60は、第1管路3の上流3a側に供給する流体を、水タンク11から水と外気導入ファン61からの外気のうち一方をを任意に選択することによって、蒸気又は加熱空気を生成することができる。ここで、空気と蒸気とを比較すると、熱伝導率は同等であるが、比熱が半分程度なので、空気は蒸気よりも短時間且つ容易に温度を上昇させることができる。
The
本実施形態の流体加熱装置60によれば、蒸気のみならず加熱空気をも生成することができる。なお、その他の構成、作用は、前記第5実施形態と同様である。
According to the
尚、前記第1実施形態では、蒸気を生成する流体加熱装置1について説明したが、各加熱ヒータ4a,4bの設定温度を高く設定することにより、過熱蒸気を生成するようにしても良い。
In the first embodiment, the
また、前記第4実施形態では、第2加熱部Dを第1加熱部Cに対して斜めに設置したが、汽水分離効果を促すことができるのであればこれに限らない。例えば、図9に示す流体加熱装置65のように、第1加熱部Cと第2加熱部Dとが管路66を介して水平に位置するように設けても良い。その他の構成、作用は、前記第4実施形態と同様である。
Moreover, in the said 4th Embodiment, although the 2nd heating part D was installed diagonally with respect to the 1st heating part C, if the brackish water separation effect can be promoted, it will not restrict to this. For example, like the
また、前記第5実施形態では、蒸気の生成を瞬時に止めることについて説明したが、過熱蒸気の生成も瞬時に止めることが可能である。例えば、前記第4実施形態のように、第1加熱部Cと第2加熱部Dとから構成される流体加熱装置40であっても、第1管路3の上流3a側に、前記第5実施形態と同様のT字管51、電磁弁53及び逆止弁52を有していれば、過熱蒸気の生成も瞬時に止めることが可能である。
In the fifth embodiment, the generation of steam is stopped instantaneously. However, the generation of superheated steam can also be stopped instantaneously. For example, as in the fourth embodiment, even in the
また、前記第6実施形態では、蒸気又は加熱空気を生成することについて説明したが、過熱蒸気又は加熱空気を生成することが可能である。例えば、前記第4実施形態のように、第1加熱部Cと第2加熱部Dとから構成される流体加熱装置40であっても、第1管路3の上流3a側に、前記第6実施形態と同様にT字管51と外気導入ファン61を有していれば、過熱蒸気のみならず加熱空気を生成することが可能である。また、第1管路3と第2管路21との間に外気導入ファン61を接続することによって、加熱空気を生成することができる。さらに、第1管路3と第2管路21との間に、十字管(図示しない)を配設することによって、第1管路3からは温水や蒸気等を生成し、第2管路21からは加熱空気や過熱蒸気を生成することができ、加熱された流体を選択的に生成することができる。
In the sixth embodiment, generation of steam or heated air has been described. However, superheated steam or heated air can be generated. For example, as in the fourth embodiment, even in the
また、前第1実施形態、前記第5実施形態及び前記第6実施形態では、流体加熱装置1,50,60の第2温度検知手段6を、保持部2内に位置し流体が吐出する直前の出口付近である第1管路3の下流3b側に配置しているが、これに限らない。例えば、図10に示す流体加熱装置70のように、保持部2の外部、即ち断熱材(図示しない)内に位置し流体が吐出した直後の出口付近である第1管路3の下流3b側に第2温度検知手段6を配置してもよい。このように第2温度検知手段6を配置することにより、生成した直後の蒸気の温度を検知し、この検知温度に基づいてマイコン7が各加熱ヒータ4a,4bへの通電を制御できる。
In the first embodiment, the fifth embodiment, and the sixth embodiment, the second
同様に、前第2実施形態乃至前記第4実施形態では、流体加熱装置20,30,40の第3温度検知手段25を、第2管路21の中央付近に配置しているが、これに限らない。例えば、図11に示す流体加熱装置71のように、生成した過熱蒸気の温度を検知できる箇所に第3温度検知手段25を配置してもよい。このように第3温度検知手段25を配置することにより、生成した過熱蒸気の温度を検知し、この検知温度に基づいてマイコン7が第3加熱ヒータ24への通電を制御できる。
Similarly, in the previous second embodiment to the fourth embodiment, the third temperature detecting means 25 of the
また、前第1実施形態乃至前記第6実施形態では、伝熱部材8,27をSUS球であるとしたが、流体に伝熱できるのであればこれに限られず、伝熱部材8,27は、焼結金属、発泡金属、金属板、金属鋼球、又は金属ウールのうち少なくとも1つであれば良い。
In the first to sixth embodiments, the
さらに、前第1実施形態乃至前記第6実施形態では、第1管路3、第2管路21及び保持部23をアルミ体で構成し、伝熱部材8,27をステンレスで構成したが、これに限られず、ステンレス、アルミニウム、銅、鉄等の熱伝導性が良好な金属によって構成されていれば良い。
Further, in the previous first embodiment to the sixth embodiment, the
1…流体加熱装置、2…保持部、3…第1管路、4…加熱ヒータ、5…第1温度検知手段、6…第2温度検知手段、7…マイクロコンピュータ、8…伝熱部材、10…給水ポンプ、11…水タンク。
DESCRIPTION OF
Claims (17)
前記第1管路の上流側を加熱する第1加熱ヒータと、
前記第1管路の下流側を加熱する第2加熱ヒータと、
前記第1管路、前記第1加熱ヒータ及び前記第2加熱ヒータを保持する保持部と、
前記第1管路の上流側の温度を検知する第1温度検知手段と、
前記第1管路の下流側の温度を検知する第2温度検知手段と、
前記第1温度検知手段及び前記第2温度検知手段の検知温度に基づき、前記第1加熱ヒータ及び前記第2加熱ヒータを制御する制御手段とを有する
流体加熱装置。 A first conduit for passing a fluid such as gas or liquid;
A first heater for heating the upstream side of the first conduit;
A second heater for heating the downstream side of the first conduit;
A holding portion for holding the first pipe line, the first heater, and the second heater;
First temperature detecting means for detecting a temperature upstream of the first pipe line;
Second temperature detection means for detecting the temperature downstream of the first pipe line;
A fluid heating apparatus comprising: control means for controlling the first heater and the second heater based on the detected temperatures of the first temperature detecting means and the second temperature detecting means.
前記第1管路に連通し、前記第1加熱手段によって加熱された前記流体を通す第2管路と、該第2管路を加熱する第3加熱ヒータと、該第2管路及び該第3加熱ヒータを保持する第2保持部と、該第2管路の温度を検知する第3温度検知手段と、を備えた第2加熱手段と、
前記第1温度検知手段乃至第3温度検知手段の検知温度に基づき、前記第1加熱ヒータ乃至前記第3加熱ヒータを制御する制御手段とを有する
流体加熱装置。 A first conduit for passing a fluid such as gas or liquid; a first heater for heating the upstream side of the first conduit; a second heater for heating the downstream side of the first conduit; 1 pipe, a 1st holding part holding the 1st heater, and the 2nd heater, the 1st temperature detection means which detects the temperature of the upstream of the 1st pipe, and the 1st pipe A first heating means comprising: a second temperature detection means for detecting a temperature on the downstream side;
A second conduit that communicates with the first conduit and passes the fluid heated by the first heating means; a third heater that heats the second conduit; the second conduit and the second conduit; A second heating unit comprising: a second holding unit that holds the three heaters; and a third temperature detecting unit that detects the temperature of the second pipe line;
A fluid heating apparatus comprising: control means for controlling the first heater to the third heater based on the detected temperature of the first temperature detector to the third temperature detector.
ことを特徴とする請求項2記載の流体加熱装置。 The fluid heating device according to claim 2, wherein the second pipe is formed integrally with the first pipe.
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の流体加熱装置。 The fluid heating apparatus according to claim 2 or 3, wherein the second heating means is installed obliquely with respect to the first heating means.
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の流体加熱装置。 The fluid heating apparatus according to claim 2, wherein the second heating unit is provided so as to be positioned horizontally with respect to the first heating unit.
ことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載の流体加熱装置。 The metal heat transfer member is disposed in the first pipe line and the second pipe line so that the fluid can flow therethrough. The fluid heating apparatus according to Item.
ことを特徴とする請求項6記載の流体加熱装置。 The said 1st pipe line, the said 2nd pipe line, the said holding | maintenance part, and the said heat-transfer member are comprised by the metal with favorable heat conductivity, such as stainless steel, aluminum, copper, and iron. 6. The fluid heating apparatus according to 6.
ことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか一項に記載の流体加熱装置。 The fluid heating device according to any one of claims 2 to 7, wherein the third temperature detection unit is disposed near a center of the second pipe line.
ことを特徴とする請求項2乃至請求項8の何れか一項に記載の流体加熱装置。 The fluid heating according to any one of claims 2 to 8, further comprising an outside air introduction fan for introducing outside air as the fluid into at least one of the first pipe line and the second pipe line. apparatus.
ことを特徴とする請求項1記載の流体加熱装置。 The fluid heating device according to claim 1, wherein a metal heat transfer member is disposed in the first conduit so that the fluid can flow therethrough.
ことを特徴とする請求項10記載の流体加熱装置。 The fluid heating device according to claim 10, wherein the first conduit, the holding portion, and the heat transfer member are made of a metal having good thermal conductivity, such as stainless steel, aluminum, copper, and iron. .
ことを特徴とする請求項1又は請求項10記載の流体加熱装置。 The fluid heating apparatus according to claim 1, further comprising an outside air introduction fan that introduces outside air, which is the fluid, into the first pipe line.
ことを特徴とする請求項6又は請求項10記載の流体加熱装置。 The fluid heating device according to claim 6 or 10, wherein the heat transfer member is at least one of sintered metal, foam metal, metal plate, metal steel ball, or metal wool.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れか一項に記載の流体加熱装置。 The fluid heating device according to any one of claims 1 to 13, wherein a capacity of the first heater is larger than a capacity of the second heater.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか一項に記載の流体加熱装置。 The first temperature detection means is disposed in the vicinity of the fluid inlet of the first pipeline, and the second temperature detection means is disposed in the vicinity of the fluid outlet of the first pipeline. The fluid heating apparatus according to any one of claims 1 to 14.
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか一項に記載の流体加熱装置。 A T-tube having one fluid inlet and two fluid outlets is provided, one of the fluid outlets is connected to the fluid inlet of the first conduit and the other of the fluid outlets is connected to a solenoid valve. The fluid heating apparatus according to any one of claims 1 to 15, wherein
ことを特徴とする請求項1乃至請求項16の何れか一項に記載の流体加熱装置。
The fluid heating device according to any one of claims 1 to 16, wherein an outer periphery of the holding portion is covered with a heat insulating material.
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