JP2006316433A - ドアの通気構造及びドア - Google Patents
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Abstract
【課題】 ドアの通気口において室外の低い位置の空気を流入させることを避けることで、室温があまり低くならないようにすることを課題とする。
【解決手段】 ドアの通気構造として、ドアの換気される部屋に向う面の下方に設けられる通気口である下方通気口と、前記ドアの反対側の面の上方に設けられる通気口である上方通気口と、前記ドア内部において前記下方通気口と上方通気口とを連通する連通路とを有する。このような構造により、冬場には暖房により暖められて上方に昇った空気が換気される部屋へ導かれ、また、内部側の通気口が下方に設けられることで、下方から比較的暖かい空気が流入することになり、この空気が室内を上昇することになる。
【選択図】 図3
【解決手段】 ドアの通気構造として、ドアの換気される部屋に向う面の下方に設けられる通気口である下方通気口と、前記ドアの反対側の面の上方に設けられる通気口である上方通気口と、前記ドア内部において前記下方通気口と上方通気口とを連通する連通路とを有する。このような構造により、冬場には暖房により暖められて上方に昇った空気が換気される部屋へ導かれ、また、内部側の通気口が下方に設けられることで、下方から比較的暖かい空気が流入することになり、この空気が室内を上昇することになる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ドアの一面と他面とを連通する通気構造に関する。
従来、浴室や便所等の狭い部屋を仕切るドアには、室内を密閉しないように通気口が設けられる。通気口は、ドアの下縁に作られる隙間により形成されたり、ドアの下方近傍に設けられる複数のスリットを有する窓により形成されたりすることが一般的である。
ところで、上記のような狭い部屋には換気のために換気扇が設けられることが多く、換気扇を作動させると、通気口から外部の空気が流入することになる。しかし、通気口が上述のようにドアの下方に設けられるために、冬場など気温の低い時期には最下層の最も冷たい空気が狭い部屋に流入することになり、室温が低くなるという問題がある。
そこで本発明は、このような問題に鑑みて、ドアの通気口において室外の低い位置の空気を流入させることを避けることで、室温があまり低くならないようにすることを課題とする。
そこで本発明は、このような問題に鑑みて、ドアの通気口において室外の低い位置の空気を流入させることを避けることで、室温があまり低くならないようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、ドアの換気される部屋に向う面の下方に設けられる通気口である下方通気口と、前記ドアの反対側の面の上方に設けられる通気口である上方通気口と、 前記ドア内部において前記下方通気口と上方通気口とを連通する連通路とを有するドアの通気構造である。
請求項2に記載の発明は、前記ドアの通気構造において、前記下方通気口、前記上方通気口、前記連通路は前記ドアの側縁部に形成されるものである。
請求項3に記載の発明は、前記ドアの通気構造において、前記下方通気口は前記ドアの下縁から50cm以内の位置に設けられ、前記上方通気口は前記ドアの上縁から50cm以内の位置に設けられるものである。
請求項3に記載の発明は、前記ドアの通気構造を有するドアである。
請求項1に記載の発明は、ドアの換気される部屋に向う面の下方に設けられる通気口である下方通気口と、前記ドアの反対側の面の上方に設けられる通気口である上方通気口と、 前記ドア内部において前記下方通気口と上方通気口とを連通する連通路とを有するドアの通気構造である。
請求項2に記載の発明は、前記ドアの通気構造において、前記下方通気口、前記上方通気口、前記連通路は前記ドアの側縁部に形成されるものである。
請求項3に記載の発明は、前記ドアの通気構造において、前記下方通気口は前記ドアの下縁から50cm以内の位置に設けられ、前記上方通気口は前記ドアの上縁から50cm以内の位置に設けられるものである。
請求項3に記載の発明は、前記ドアの通気構造を有するドアである。
請求項1に記載の発明は、外部側の通気口が上方に設けられることで、冬場には暖房により暖められて上方に昇った空気が換気される部屋へ導かれ、また、内部側の通気口が下方に設けられることで、下方から比較的暖かい空気が流入することになり、この空気が室内を上昇することになる。従って、換気される部屋全体に外部の上方に溜まった比較的暖かい空気を行き渡らせることができ、室温が低くなることを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、通気構造の構成要素をドアの側縁に位置させることでドアの中央部に窓などを設けることができる。
請求項3に記載の発明は、下部通気口をドアの下縁から50cm以内の位置に設けることで換気される部屋の膝より上方に暖かい空気を流入させることができ、また、上方通気口は前記ドアの下縁から150cm以上の位置に設けることで、比較的室温の温度分布における比較的高い温度の空気を流入させることができる。
請求項4に記載の発明は、このようなドアを浴室等に取り付けることで、上記のような効果を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、通気構造の構成要素をドアの側縁に位置させることでドアの中央部に窓などを設けることができる。
請求項3に記載の発明は、下部通気口をドアの下縁から50cm以内の位置に設けることで換気される部屋の膝より上方に暖かい空気を流入させることができ、また、上方通気口は前記ドアの下縁から150cm以上の位置に設けることで、比較的室温の温度分布における比較的高い温度の空気を流入させることができる。
請求項4に記載の発明は、このようなドアを浴室等に取り付けることで、上記のような効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本実施形態に係るドアXの正面図を示し、図2にドアXの背面図を示し、図3に図1のA−A断面図を示す。ドアXは浴室用のドアであり、正面図に表される方が浴室側に、背面図に表される方が浴室の外側に位置する。
ドアXは両側縁に設けられる縦桟11、12、上方に設けられる上部桟13、下方に設けられる下部桟14、各桟に支持固定される中央部の磨りガラス15とから構成される。なお、縦桟11、12、上部桟13、下部桟14はアルミにより形成される。そして、縦桟11、12には通気構造20が形成されている。通気構造20は、換気される浴室側の下方に位置する下部通気口21、浴室の外側の上方に位置する上部通気口22、下部通気口21と上部通気口22とを内部で連通する連通路23とにより形成されている。下部通気口21は、下部桟14の下縁から20cmの所に中心が位置するように設けられ、上部通気口22は下部桟14の下縁から175cmの所に中心が位置するように設けられている。なお、縦桟11には、ドアノブ11aが取り付けられているが、連通路を塞ぐことなく、空気が流れる隙間がドアノブ11aの内部機構と連通路の内壁との間に形成されている。
図1に、本実施形態に係るドアXの正面図を示し、図2にドアXの背面図を示し、図3に図1のA−A断面図を示す。ドアXは浴室用のドアであり、正面図に表される方が浴室側に、背面図に表される方が浴室の外側に位置する。
ドアXは両側縁に設けられる縦桟11、12、上方に設けられる上部桟13、下方に設けられる下部桟14、各桟に支持固定される中央部の磨りガラス15とから構成される。なお、縦桟11、12、上部桟13、下部桟14はアルミにより形成される。そして、縦桟11、12には通気構造20が形成されている。通気構造20は、換気される浴室側の下方に位置する下部通気口21、浴室の外側の上方に位置する上部通気口22、下部通気口21と上部通気口22とを内部で連通する連通路23とにより形成されている。下部通気口21は、下部桟14の下縁から20cmの所に中心が位置するように設けられ、上部通気口22は下部桟14の下縁から175cmの所に中心が位置するように設けられている。なお、縦桟11には、ドアノブ11aが取り付けられているが、連通路を塞ぐことなく、空気が流れる隙間がドアノブ11aの内部機構と連通路の内壁との間に形成されている。
ドアXは、上記のような通気構造20を有するので、浴室のドアとして取り付け、浴室を締めた状態で浴室内の換気扇を作動させた場合、冬場であれば浴槽外側の上部に設けられる上部通気口22から、浴槽外側の上方の比較的暖かい空気が流入し、通気口23を通って、浴槽側の下部に設けられる下部通気口21から浴室内へと導かれる。そして、浴室に入った外部の空気は下方から上方へと移動していく。浴室の場合は、多くの場合室温の方が外の気温よりも高いが、このような構成により外部から流入する空気は比較的暖かくなるので、浴室の温度を下げすぎることがない。
なお、ここでは、浴室のドアを例示しているが、上記のような通気構造を有するドアとして便所や、脱衣場、洗面所等種々の場所を仕切るドアとして採用することができる。
なお、ここでは、浴室のドアを例示しているが、上記のような通気構造を有するドアとして便所や、脱衣場、洗面所等種々の場所を仕切るドアとして採用することができる。
X ドア
11、12 縦桟
13 上部桟
14 下部桟
20 通気構造
21 下部通気口
22 上部通気口
23 連通口
11、12 縦桟
13 上部桟
14 下部桟
20 通気構造
21 下部通気口
22 上部通気口
23 連通口
Claims (4)
- ドアの換気される部屋に向う面の下方に設けられる通気口である下方通気口と、
前記ドアの反対側の面の上方に設けられる通気口である上方通気口と、
前記ドア内部において前記下方通気口と上方通気口とを連通する連通路と
を有するドアの通気構造。 - 前記下方通気口、前記上方通気口、前記連通路は前記ドアの側縁部に形成される請求項1に記載のドアの通気構造。
- 前記下方通気口は前記ドアの下縁から50cm以内の位置に設けられ、前記上方通気口は前記ドアの上縁から50cm以内の位置に設けられる請求項1又は2に記載のドアの通気構造。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載のドアの通気構造を有するドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005137742A JP2006316433A (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | ドアの通気構造及びドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005137742A JP2006316433A (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | ドアの通気構造及びドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006316433A true JP2006316433A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37537351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005137742A Pending JP2006316433A (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | ドアの通気構造及びドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006316433A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008113895A1 (en) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Nhk-Keskus Oy | Window arrangement for a farm production building |
CN105350890A (zh) * | 2015-11-13 | 2016-02-24 | 名豪木业(惠州)有限公司 | 一种浴室门用换气装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256690U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 |
-
2005
- 2005-05-10 JP JP2005137742A patent/JP2006316433A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008113895A1 (en) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Nhk-Keskus Oy | Window arrangement for a farm production building |
CN105350890A (zh) * | 2015-11-13 | 2016-02-24 | 名豪木业(惠州)有限公司 | 一种浴室门用换气装置 |
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