JP2006316255A - 介護用寝具及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】平均官能基数が2〜4で、水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオール10〜90重量%、及び平均官能基数が2〜4で、水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオール90〜10重量%が、合計配合量100重量%となるように混合されるポリオール成分、イソシアネート成分、及び炭素粉とから形成されてなることを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームおよびその製造方法とする。
【選択図】なし
Description
これら低反発性ポリウレタンフォームは、荷重がかかるとこれの形状に追従して変形し、圧力を分散させる。これにより、局所的に圧力が集中することが防止され、非常に快適な使用感を得ることができるという優れた特長を有する。
「点加圧戻り時間」とは、ある一定の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。
特許文献3及び特許文献4に記載の発明においては、「点加圧戻り時間」という概念を導入しているが、該発明によっては、使用用途・使用目的或いは使用対象物に応じて「点加圧戻り時間」を調節する技術は開示されていない。
従って、このような褥瘡や皮膚潰瘍を予防・改善するための寝具が望まれているが、未だそのような寝具が創出されていないのが現状である。
本発明の他の目的は、使用用途・目的に応じて任意の点加圧戻り時間を容易に調節可能とする製造方法を提供することにある。これにより、幅広い使用分野に対して適切な点加圧戻り時間を有する低反発性ポリウレタンフォームが提供可能となる。
例えば、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールの配合量が増えるに従い(平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールの配合量が減るに従い)、低反発性ポリウレタンフォームは柔らかくなり、点加圧戻り時間は短くなる。
また、ポリオール成分に対して、イソシアネート成分のインデックスが高くなると、低反発性ポリウレタンフォームの反発弾性は高くなり、点加圧戻り時間は短くなる。さらに、炭素粉の配合量が増えるに従い、低反発性ポリウレタンフォームは硬くなり、点加圧戻り時間は長くなる。本発明者は、これらを組み合わせることにより、前記点加圧戻り時間を調節できることを見出し、本発明に至った。
詳細には、低反発性ポリウレタンフォームが、ベンチシート、ベンチ背もたれ、家庭用椅子ベビー用シート、自動車用シート等のクッション材として用いられる場合、前記点加圧戻り時間はおよそ5〜25秒に調整される。枕、マットレス、布団、寝装品等の寝具に用いられる場合、点加圧戻り時間はおよそ20〜75秒に調整される。さらに、精密機器又はパソコン等の梱包用ボックス内部に使用可能な衝撃吸収材や靴底・靴の中敷等に用いられる場合、点加圧戻り時間はおよそ45〜75秒に調整される。
さらに詳細には、点加圧戻り時間が36〜75秒で調整された枕、マットレス、布団、寝装品等の寝具は、特に褥瘡を防止・改善するための寝具として好適に使用される。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。)
請求項2に係る発明は、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールを混合してポリオール成分とする工程と、該ポリオール成分に炭素粉を混合した後イソシアネート成分を加える工程からなり、前記イソシアネート成分が、前記ポリオール成分に対するイソシアネートインデックスが72〜100の範囲内の任意のインデックスで加えられることにより点加圧戻り時間を調整することを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。)
請求項3に係る発明は、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールを混合してポリオール成分とする工程と、該ポリオール成分に炭素粉を混合した後イソシアネート成分を加える工程からなり、前記炭素粉の配合量が、前記ポリオール成分に対して0.1重量%〜3.8重量%の範囲内の任意の配合量で混合されることにより点加圧戻り時間を調整することを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。)
請求項4に係る発明は、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオール10〜90重量%及び、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオール90〜10重量%が、合計配合量100重量%となるように混合されるポリオール成分、該ポリオール成分に対してイソシアネートインデックス72〜100であるイソシアネート成分、及び炭素粉とから形成されてなる低反発性ポリウレタンフォームであって、点加圧戻り時間が36〜75秒の範囲内に調整されていることを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームに関する。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。)
請求項5に係る発明は、前記ポリオール成分に対して前記炭素粉が0.1重量%〜3.8重量%配合されてなることを特徴とする請求項4に記載の低反発性ポリウレタンフォームに関する。
請求項6に係る発明は、前記炭素粉が粒径0.1μm〜1000μmであることを特徴とする請求項4又は5に記載の低反発性ポリウレタンフォームに関する。
請求項7に係る発明は、前記請求項4乃至6いずれかに記載の低反発性ポリウレタンフォームからなる寝具に関する。
本発明に係る低反発性ポリウレタンフォームは、含有する炭素粉により、吸湿及び脱臭作用を有する。
本発明に係る低反発性ポリウレタンフォームの製造方法は、低反発性ポリウレタンフォームの点加圧戻り時間を容易に調節可能であるため、使用用途・使用目的或いは使用対象物に最適な低反発性ポリウレタンフォームを提供することができる。
本発明の低反発性ポリウレタンフォームの製造方法は、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールを配合する工程、炭素粉を配合する工程、及びイソシアネート成分を配合する工程、さらに、ポリオール成分に炭素粉が含まれた後、8時間以内でイソシアネート成分と混合される工程を除いては、従来のポリウレタンフォーム製造方法を用いることができる。
本発明に係る低反発性ポリウレタンフォーム製造方法の他の特徴は、所望の点加圧戻り時間を調節すべく、2種のポリオールの混合比率、イソシアネート成分及び炭素粉の配合量が調節される。(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。)
前記の炭素粉をポリオール成分中に予め混合した後にイソシアネート成分と混合して加熱・発泡させるという工程によって、炭素粉がポリウレタンフォーム中に偏って保持されずに、ポリウレタンフォーム中に分散されて保持される。
次に、ポリオール成分に触媒・発泡剤、或いはその他の添加剤が混合される。さらに、本発明においては、予め炭素粉もポリオール成分に配合され、略均一となるように分散される。この際の温度は、15〜60℃とされる。
最後に、様々な添加剤が混合されたポリオール成分と、イソシアネート成分を混合して、加熱・発泡された後に成型することにより本発明に係る低反発性ポリウレタンフォームを製造することができる。
ポリオール成分に対して、イソシアネート成分のインデックスが高くなると、低反発性ポリウレタンフォームの反発弾性は高くなり、点加圧戻り時間は短くなる。
炭素粉の配合量が増えるに従い、低反発性ポリウレタンフォームは硬くなり、点加圧戻り時間は長くなる。
さらに、上記の各配合比率(平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオール、ポリオール成分とイソシアネート成分、及びポリオール成分と炭素粉)を、それぞれ組み合わせることによって、さらに詳細に点加圧戻り時間を調節することができる。
本発明の低反発性ポリウレタンフォームは、ポリオール成分と、イソシアネート成分と、炭素粉と、発泡剤と、触媒とから形成される。
前者のポリオールと後者のポリオールの配合量は、その2種のポリオールの合計配合量が100重量%となるように、前者のポリオールが10〜90重量%、後者のポリオールが90〜10重量%となるように配合することが望ましく、より好ましくは前者のポリオールが10〜50重量%、後者のポリオールが90〜50重量%となるように配合する。前記配合量による低反発性ポリウレタンフォームは、広い範囲の使用用途で用いられ、より好適な圧力分散性を発揮する低反発性ポリオールとなる。この理由は、前者のポリオールの配合量が10重量%未満の場合(後者のポリオールの配合量が90重量%を超える場合)、ポリウレタンフォームが硬質となり、表面を押してもつぶれにくくなり、点加圧戻り時間は好適な時間より長くなる。前者のポリオールの配合量が90重量%を超える場合(後者のポリオールの配合量が10重量%未満の場合)、低反発性が減少し、柔らかくなりすぎるため、点加圧戻り時間が短くなる。従って、いずれの場合も低反発性としての使用が困難となるため好ましくない。
平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールは特に限定されないが、例えば三井武田ケミカル社製の商品名アクトコールLR−00を使用することができる。
平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールは特に限定されないが、例えば三井武田ケミカル社製の商品名アクトコールLR−03を使用することができる。
インデックスが70未満の場合、ポリウレタンフォームが柔らかくなりすぎるため望ましくない。即ち、ポリウレタンフォームの表面を押さえた時、該ポリウレタンフォームの形状は窪んだ状態から戻らなくなることがあるからである。また100を超える場合は、ポリウレタンフォームの反発弾性が高くなりすぎるため、低反発性ポリウレタンフォームとして使用されることが困難であるため望ましくない。
例えば、白炭としては、ウバメガシ(Quercus phillyraeoides)を原木とし、1200℃前後で焼かれた備長炭などを挙げることができる。黒炭としては、クヌギ(Quercus acutissima)、コナラ(Quercus serrta Thunb)などを原木とした木炭を挙げることができる。更には、イネ科(Gramineae)に属する竹類を用いた竹炭、或いはカーボンブラックや活性炭も好適に用いることができる。特に本発明では、木炭又は竹炭等の多孔性の炭素粉を用いることが好ましく、備長炭を用いることがより好ましい。
発泡剤の配合量は、通常のポリウレタンフォームの製造における配合量であればよく、具体的には、ポリオール成分100重量部に対して、1.0〜6.0重量部、好ましくは1.8〜5.0重量部となるように調整するとよい。この理由は、発泡剤の配合量が1.0重量部未満の場合、および6.0重量部を超える場合のいずれも良好に発泡させることができず、いずれの場合も好ましくない。
触媒の配合量は、通常のポリウレタンフォームの製造における配合量であればよく、具体的には、ポリオール成分100重量部に対して、0.01〜5.0重量部、好ましくは0.5〜3.0重量部となるように調整するとよい。この理由は、触媒の配合量が0.01重量部未満の場合、および5.0重量部を超える場合のいずれも良好なウレタンフォームを得ることができない。
また、炭素粉はポリウレタンフォーム中の悪臭や湿気を吸着することができる。
さらに、炭素粉は遠赤外線効果を有するために、例えば、本発明の低反発性ポリウレタンフォームを寝具として使用した場合は、保温性を高めることができる。
点加圧戻り時間が長い(即ち、圧縮された低反発性ポリウレタンフォームが元の形状に戻るまでの時間が長い)場合、低弾性が高いということになる。(即ち、弾力が低い。)
点加圧戻り時間が短い(即ち、圧縮された低反発性ポリウレタンフォームが元の形状に戻るまでの時間が短い)場合、低弾性が低いということになる。(即ち、弾力が高い。)
つまり、本発明の低反発性ポリウレタンフォームが点加圧戻り時間が長い程、「低弾性」が高くなるため、物体と接触した際の接触面積が大きくなるから、接触面で生じる圧力が分散されることとなる。
褥瘡は、体の各部位のうち、特に、突骨出部、特に肩甲骨、仙骨、踵、外踝部又は大転子部等の凹凸部分に、その症状が見られる。ことからも、体の各部位の凹凸に追従して低反発性ポリウレタンフォームを変形することによって、褥瘡が発生する部位への加圧力を軽減することが必要である。
(試料の調製1)
表1〜3に示される組成により、実施例1〜14及び比較例1〜3の各試料を調製した。調製方法は、まず、ポリオール成分と、触媒・発泡剤及び水等の添加剤、及び備長炭を混合した。このポリオール成分とイソシアネート成分を混合して反応させた。鋳型温度20〜80℃で混合し反応させ成型する。
前記ポリオール成分は、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールとして、三井武田ケミカル社製の商品名アクトコールLR−00[ポリオール1]を使用し、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールとして、三井武田ケミカル社製の商品名アクトコールLR−03[ポリオール2]を使用し、これらを表1〜3の配合比率により混合した。
架橋剤としては、ジプロピレングリコールを用い、触媒としては、三共エアプロダクツ株式会社製の商品名ダブコ33LV(DABCO 33LV)[触媒1]、商品名ナイアックス(Niax A−1)[触媒2]、及び商品名エヌ・シー・アイ・エム(NC−IM)[触媒3]を使用した。イソシアネートは、VT-80(住化バイエルウレタン株式会社製)を、シリコーン整泡剤としては、SF−2908を使用した。
詳細には、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールの配合量が増えるに従い(平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールの配合量が減るに従い)、低反発性ポリウレタンフォームは柔らかくなり、点加圧戻り時間は短くなる。一方、平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールの配合量が減るに従い(平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールの配合量が増えるに従い)、低反発性ポリウレタンフォームは硬くなり、点加圧戻り時間は長くなる。
以下表4中実施例001〜004からなるマットを用いて、被験者(身長:157.5cm、体重:48.5キログラム、性別:女性)がマット上で仰向け姿勢となり、測定器(圧力分布測定システム(FSA、VERG社製))により圧力分布測定を行った。
尚、実施例001〜004は、ポリオール成分100重量部、架橋剤3重量部、水1.2重量部、触媒1.46重量部、シリコーン整泡剤1重量部、イソシアネート(インデックス90)、備長炭1重量部を含み、縦195cm、横87cm、厚み50cmの型内で発泡させたものを用いた。また、マットを使用しない状態の圧力分布を比較例001とした。結果を表5及び図1〜5に示す。
Claims (7)
- 平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールを混合してポリオール成分とする工程と、
該ポリオール成分に炭素粉を混合した後イソシアネート成分を加える工程からなり、
前記ポリオール成分が、前記平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオール10〜90重量%の範囲内の任意の配合量と、前記平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオール90〜10重量%の範囲内の任意の配合量で、且つ前記2種のポリオールの合計配合量が100重量%となるように混合されることにより点加圧戻り時間を調整することを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームの製造方法。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。) - 平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールを混合してポリオール成分とする工程と、
該ポリオール成分に炭素粉を混合した後イソシアネート成分を加える工程からなり、
前記イソシアネート成分が、前記ポリオール成分に対するイソシアネートインデックス
が72〜100の範囲内の任意のインデックスで加えられることにより点加圧戻り時間を調整することを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームの製造方法。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。) - 平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオールと、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオールを混合してポリオール成分とする工程と、
該ポリオール成分に炭素粉を混合した後イソシアネート成分を加える工程からなり、
前記炭素粉の配合量が、前記ポリオール成分に対して0.1重量%〜3.8重量%の範囲内の任意の配合量で混合されることにより点加圧戻り時間を調整することを特徴とする低反発性ポリウレタンフォームの製造方法。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。) - 平均官能基数が2〜4で水酸基価が80〜120mgKOH/gのポリオール10〜90重量%及び、平均官能基数が2〜4で水酸基価が150〜210mgKOH/gのポリオール90〜10重量%が、合計配合量100重量%となるように混合されるポリオール成分、
該ポリオール成分に対してイソシアネートインデックス72〜100であるイソシアネート成分、
及び炭素粉とから形成されてなる低反発性ポリウレタンフォームであって、
点加圧戻り時間が36〜75秒の範囲内に調整されていることを特徴とする低反発性ポリウレタンフォーム。
(「点加圧戻り時間」とは、25℃の温度条件下において、試験棒(長さ10cm、直径25mm)によって50×380×380(mm)の試験片を最大圧縮した後に、負荷を取り除いてから元の厚さに復元するまで時間のことをいう。) - 前記ポリオール成分に対して前記炭素粉が0.1重量%〜3.8重量%配合されてなることを特徴とする請求項4に記載の低反発性ポリウレタンフォーム。
- 前記炭素粉が粒径0.1μm〜1000μmであることを特徴とする請求項4又は5に記載の低反発性ポリウレタンフォーム。
- 前記請求項4乃至6いずれかに記載の低反発性ポリウレタンフォームからなる寝具。
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CN102443260A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-05-09 | 廖勇 | 一种竹炭记忆棉及其生产方法 |
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2006
- 2006-04-07 JP JP2006107000A patent/JP2006316255A/ja active Pending
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