JP2006313448A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイル名やファイル属性、また関連するファイルのファイル名やファイル属性が変更されていても、確実に目的とするファイルを検索でき、またファイルのアプリケーションでの利用可否判断が可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】ファイル25は、ヘッダ27とデータ29とからなる。ヘッダ27には従来のファイルプロパティ31のほか、ファイル情報33と関連ファイル情報35とを格納する。ファイル情報33には、当該ファイルの生成時の情報を格納する。関連ファイル情報35は当該ファイルに関連するファイル(リンク、挿入等)に関するデータであり、関連ファイルのファイル名、パス、生成時の情報を格納する。目的のファイルを検索する際、ファイル情報33に格納されている生成時の情報を元に目的のファイルを検索する。関連ファイルについても関連ファイル情報35に格納された生成時の情報を元に目的の関連ファイルを検索する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アプリケーション全般およびアプリケーションを含む装置に関するもので、特にアプリケーションに用いられるデータファイルの管理、参照に関するものである。
近年、アプリケーションは、当該アプリケーションで扱うことのできるデータファイルを選択する機能(ファイルセレクションダイアログなど)を有している。そのほとんどは、フォルダ内のファイルを特定の条件、例えば拡張子やファイルの種類などで分類して表示し、選択させるものである。
通常、オペレーティングシステムの動作に深く関係するデータファイルを除き、ファイル名の変更操作、ファイル属性(もしくは拡張子)の変更操作は、一般ユーザに許可されている。
通常のアプリケーションにおいては、ユーザはアプリケーションを実行し、アプリケーションの動作に必要なファイルを選択するために、アプリケーションのファイルセレクションダイアログを開き、ファイルの種類を設定する。次にファイルが存在するフォルダを開き、必要なファイルを選択する。
また、アプリケーションによっては、指定したファイルに関連するファイルを自動的に参照する(読み込む)動作を行う場合がある。
ファイルを検索する際、ファイルにキーワードを割り付け、キーワードによるファイルを検索する検索装置として、例えば特許文献1がある。
また、ファイルを表示するためにファイルに与えられている表示属性を利用して、感覚的にファイルを検索する検索方式として例えば特許文献2がある。
特開2001−154893号公報 特開平5−204987号公報
しかしながら、従来、アプリケーションに必要なファイルを検索する際、ファイル名やファイル属性(もしくは拡張子)が変更されている場合、検索が困難となり、また、ファイルが見つかったとしても変更の施されたファイルがアプリケーションに利用可能かどうか、判断する手段がない。
また、当該ファイルに関連する(参照する)ファイルについても同様に、ファイル名やファイル属性(もしくは拡張子)が変更されている場合、自動的に検索することが困難になる。
更に、同一に取り扱ってはいけないファイルが、たまたま関連するファイルと同じファイル名称であった場合、そのファイルが本当に関連しているかどうかを判断することができない。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ファイル名やファイル属性、また関連するファイルのファイル名やファイル属性が変更されていても、確実に目的とするファイルを検索でき、またファイルのアプリケーションでの利用可否判断が可能な情報処理装置を提供することである。
前述した目的を達成するための本発明は、電子情報の管理及び参照を行う情報処理装置であって、所定時における前記電子情報の識別情報を所定時識別情報として前記電子情報に内包させる第1内包手段と、前記所定時識別情報に基づいて前記電子情報を参照する第1参照手段と、を具備することを特徴とする情報処理装置である。
電子情報とは、所定のアプリケーションプログラムにより利用可能なファイルである。ファイルは、データファイル、プログラムファイル等である。
所定時は、電子情報あるいは関連電子情報(後述する。)が作成あるいは更新された時点を示す。所定時は、例えば、初期生成時あるいは更新時である。尚、更新時に関しては、最終更新時に限られない。
識別情報は、名称、属性、拡張子、所在情報(相対パス、絶対パス)等である。
所定時識別情報とは、例えば当該電子情報の初期生成時あるいは更新時における識別情報である。
参照とは、ファイル情報の取得、ファイルアクセス、所定のアプリケーションによる利用等の作用を意味する。
本発明による情報処理装置は、所定時の電子情報の識別情報を、所定時識別情報として電子情報に内包させ、所定時識別情報に基づいて電子情報を参照する。
即ち、本発明による情報処理装置は、電子情報を参照(検索)する際、ファイル名等が生成時から変更されていたとしても、電子情報自身が内包している所定時識別情報を用いて、確実に目的の電子情報を参照することができる。
尚、第1内包手段は、初期生成時のみならず複数の時点について情報を保持するようにしてもよい。
望ましくは、本発明による情報処理装置は、所定時における前記電子情報に関連する関連電子情報の識別情報を所定時関連識別情報として前記電子情報に内包させる第2内包手段と、前記所定時関連識別情報に基づいて前記関連電子情報を参照する第2参照手段とを、具備する。
即ち、電子情報(ファイル)は、関連する関連電子情報の所定時識別情報を内包し、所定時関連識別情報に基づいて当該関連電子情報を参照する。
即ち、本発明による情報処理装置は、関連電子情報を参照(検索)する際、電子情報が内包する所定時関連識別情報を用いて、確実に目的の関連電子情報を参照することができる。
尚、第2内包手段は、初期生成時のみならず複数の時点について情報を保持するようにしてもよい。
また、望ましくは、本発明による情報処理装置は、前記所定時識別情報または前記所定時関連識別情報の少なくともいずれかに基づいて、前記電子情報または前記関連電子情報の少なくともいずれかが所定のプログラムにより利用可能か否かを判断する利用可否判定手段を具備する。
即ち、所定時識別情報または所定時関連識別情報に基づいて、電子情報または関連電子情報が、所定のプログラムで利用可能か否かを判断することができる。
本発明によれば、ファイル名やファイル属性、また関連するファイルのファイル名やファイル属性が変更されていても、確実に目的とするファイルを検索でき、またファイルのアプリケーションでの利用可否判断が可能な情報処理装置を提供することができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る情報処理装置であるコンピュータ1の構成を示す図である。
(1.構成)
(1−1.コンピュータ1の構成)
本実施の形態に係る情報処理装置であるコンピュータ1は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等の制御部3と、フレキシブルディスクやCD−ROM等のメディアの読み込み書き込みを行うメディア入出力部5と、ネットワークに接続するモデムやLANボード等の通信部7と、キーボード、マウス又はマイク等の入力部9と、プリンタ等の印刷部11と、CRTや液晶表示装置等の表示部13と、ROM(Read Only Memory)17、RAM(Random Access Memory)19、HDD(Hard Disc Drive)21等からなる記憶部15とから構成され、それぞれがシステムバス23で接続されている。
制御部3は、例えばアプリケーションプログラムを前述の記憶部15のROM17又はHDD21から、RAM19にロードして処理を実行する。
HDD21には、前述のアプリケーションプログラム、及び当該アプリケーションプログラムを利用して作成された各種データや、関連するプログラム等がファイルとして格納されている。また、当該アプリケーションプログラムが利用する各種データや、プログラム等もファイルとして格納されている。
(1−2.ファイル25の構成)
次に、図2乃至図4により、本実施の形態によるコンピュータ1で扱うファイル25の構成について説明する。本実施の形態におけるファイル25は、ヘッダ27領域とデータ29領域とを備える。また、ヘッダ27領域は、ファイルプロパティ31とファイル情報33と関連ファイル情報35とを備える。
ファイルプロパティ31は、従来のファイルのプロパティと同じものであり、例えばファイルの種類(どのアプリケーションで作成されたかを示す)、ファイルの場所(絶対パス等)、ファイルのサイズ、作成日時、更新日時、属性等の情報が格納されている。
ファイル情報33、及び関連ファイル情報35は、本実施の形態における特徴的なものであり、それぞれ図3及び図4を用いて説明する。尚、関連ファイルとは、当該ファイル25が例えばデータ29から参照する(リンクする、或いは当該データ29に挿入される)ファイル等である。
図3に示すファイル情報33は、カレントファイル名37−1、オリジナルファイル名39−1、プロパティ41−1、オリジナル属性43−1、オリジナル絶対パス名45−1、オリジナル相対パス名47−1等の項目を備える。
カレントファイル名37−1には、現在のファイル25のファイル名が格納される。オリジナルファイル名39−1には、ファイル25の生成時のファイル名が格納される。プロパティ41−1には、当該ファイル25が利用されるアプリケーションに関係するプロパティ、例えば当該アプリケーションによる更新回数、作業時間等が格納される。
オリジナル属性43−1には、当該ファイル25生成時の属性、例えば「読取専用」等が格納される。尚、本実施の形態では、ファイル25の拡張子も属性に含むものとして説明する。オリジナル絶対パス名45−1には、当該ファイル25生成時の絶対パス名が格納される。また、オリジナル相対パス名47−1には当該ファイル25生成時の、アプリケーションプログラムの場所を基準とする相対パス名が格納される。
図4に示す関連ファイル情報35は、当該ファイル25に関連するファイルの情報を格納する。尚、ここでは関連するファイルが1つの場合について説明するが、関連するファイルは無くても良いし、複数あってもよい。尚、関連するファイルが複数ある場合には、ファイル25は、関連ファイルの数と同数の関連ファイル情報35を格納する。
図4に示す関連ファイル情報35は、カレントファイル名37−2、カレント絶対パス名36、カレント相対パス名38、オリジナルファイル名39−2、プロパティ41−2、オリジナル属性43−2、オリジナル絶対パス名45−2、オリジナル相対パス名47−2等の項目を備える。
カレントファイル名37−2には、現在の関連ファイルのファイル名が格納される。カレント絶対パス名36、カレント相対パス名38にはそれぞれ、現在の関連ファイルの絶対パス名と、アプリケーションプログラムの場所を基準とする相対パス名とが格納される。
オリジナルファイル名39−2には、当該関連ファイルの生成時のファイル名が格納される。プロパティ41−2には、当該関連ファイルが利用されるアプリケーションに関係するプロパティ、例えば当該アプリケーションによる更新回数、作業時間等が格納される。
オリジナル属性43−2には、当該関連ファイル生成時の属性、例えば「読取専用」等が格納される。尚、本実施の形態では関連ファイルの生成時の拡張子も属性に含むものとして説明する。オリジナル絶対パス名45−2には、当該関連ファイル生成時の絶対パス名が格納される。また、オリジナル相対パス名47−2には当該関連ファイル生成時の、アプリケーションプログラムの場所を基準とする相対パス名が格納される。
(2.ファイル選択ダイアログボックス49)
所定のアプリケーションプログラムが、記憶部15のROM17又はHDD21から、RAM19にロードされ、制御部3が処理を実行するものとする。アプリケーションプログラム中において、操作者が、例えば所定のファイルを検索するものする。操作者が、表示部13に表示されるアプリケーションのウィンドウにおいて、「ファイルを開く」ボタン(図示せず)をクリックすると、図5のファイル選択ダイアログボックス49のウィンドウが表示される。
図5のファイル選択ダイアログボックス49について説明する。「ファイルの場所」のフォルダ階層表示部51には、フォルダの階層名が表示される。操作者は、まずファイル検索の対象とするフォルダを、フォルダ階層表示部51にて指定する。
ファイル名指定部55には、操作者が検索目的とするファイル名を入力し、選択ボタン59を押すと、ファイル名表示部53に検索されたファイル名が表示される。或いは、検索したいファイル名の一部しかわかっていない場合には、不明な部分を「*」(アスタリスク)で入力することにより、複数の候補ファイルをファイル名表示部53に表示させることができる。ファイル名表示部53には、ファイルやフォルダが、テキスト形式或いはアイコン形式で表示される。
検索条件設定部57は、検索するファイルの種類を設定する。例えば、全てのファイルを指定、拡張子の指定、特定のアプリケーションにより作成されたファイルの指定、等ファイルの形式、属性等で検索するファイルの種類を限定することができる。操作者が、検索条件設定部57でファイルの種類を指定し、選択ボタン59を押すと、該当するファイル名がファイル名表示部53に表示される。
以上の検索操作により、検索目的とするファイル名がファイル名表示部53に表示されるとする。操作者が、ファイル名表示部53に表示される当該ファイル名を選択して、選択ボタン59を押すと、当該ファイルを所定のアプリケーションで開くことができる。
(3.ファイル検索処理手順)
次に、図6乃至図11により、本実施の形態によるファイル検索処理手順について説明する。図6はファイルのフォルダ構造を説明する図である。図7はファイルの更新、および関連ファイルについて絶対パスを含めて説明する図である。図8はファイル「Adata−3.gazo」のファイル情報33を示す。図9はファイル「Adata−3.gazo」の関連ファイル情報35を示す。
図10は、目的のファイルを読み込むフローチャートを示す。図11は目的のファイルに関連ファイルがある場合、関連ファイルを検索して読み込むフローチャートを示す。
図6のフォルダ構造、及び図7のファイルに関する情報について説明する。本実施の形態では、一例としてファイル79−1「Adata−3.gazo」を検索するものとして説明する。尚、図6に示すフォルダやファイルは記憶部15のROM17又はHDD21に登録されるものであっても良いし、外部記憶装置に登録されメディア入出力部5を介して読み込まれるものであっても良い。
ファイル79−1「Adata−3.gazo」は、フォルダ69「caseA」に格納されている。当該フォルダ69「caseA」には、ファイル75−1「Adata−1.gazox」と、ファイル77−1「Adata−2.gazox」が格納されている。
フォルダ69「caseA」は、フォルダ71「caseB」、フォルダ73「Total」、及びアプリケーションプログラムファイル67「prog−x」と同一階層にある。尚、フォルダ71「caseB」、フォルダ73「Total」には、それぞれファイル81−1「Bdata−1.gazox」、ファイル83−1「Bdata−2.gazo」が格納されている。
また、フォルダ69「caseA」等の上位階層には、フォルダ65「analyze−applix」があり、更に上位階層にフォルダ63「Fmain」がある。
従って、ファイル79−1「Adata−3.gazo」を絶対パスで示すと、図7に示すように絶対パス79−2「/Fmain/analyze−applix/caseA/Adata−3.gazo」と表すことができる。
ファイル79−1「Adata−3.gazo」は、図7に示すように、ファイル75−1「Adata−1.gazox」を元ファイルとして、ファイル77−1「Adata−2.gazox」、ファイル79−1「Adata−3.gazo」の順に更新されたものである。尚、ファイル75−1からファイル77−1の更新では、ファイル名が「Adata−1」から「Adata−2」に変更され、ファイル77−1「Adata−2.gazox」からファイル79−1「Adata−3.gazo」の更新では、ファイル名が「Adata2」から「Adata−3」に変更され、拡張子が「gazox」から「gazo」に変更されている。
また、元ファイル75−1「Adata−1.gazox」は、関連ファイルとしてファイル81−1「Bdata−1.gazox」と関連付けられる。ファイル81−1「Bdata−1.gazox」は後に更新され、ファイル83−1「Bdata−2.gazo」としてファイル79−1「Adata−3.gazo」の関連ファイルとして登録されている。
尚、ファイル81−1「Bdata−1.gazox」はフォルダ71「caseB」に格納されているが、更新後、拡張子と格納フォルダが変更され、ファイル83−1「Bdata−2.gazo」としてフォルダ73「Total」に格納されている(図6参照)。
以上のように、目的とするファイル79−1「Adata−3.gazo」は、元ファイルに対しファイル名と拡張子が変更されており、関連するファイルのファイル名、拡張子、格納フォルダ名も変更されている。本実施の形態により、目的とするファイル79−1「Adata−3.gazo」を検索する手順を説明する。
図8、図9に、ファイル79−1「Adata−3.gazo」のヘッダ27(図2参照)に登録されているファイル情報33及び関連ファイル情報35の内容を示す。尚、ヘッダ27のファイルプロパティ31の内容は従来と同様、現在のファイルの場所、ファイルの種類、サイズ、作成日時・・等の情報を有する。
図8に示すファイル情報33の内容は、現在のファイル名であるカレントファイル名37−1「Adata−3.gazo」(図6、図7のファイル79−1のファイル名)、作成時のファイル名であるオリジナルファイル名39−1「Adata−1.gazox」(図6、図7のファイル75−1のファイル名)、作成時の拡張子であるオリジナル属性43−1「gazox」、作成時のファイルのオリジナル絶対パス名45−1「/Fmain/analyze−applix/caseA/」、作成時のファイルのオリジナル相対パス名47−1「caseA/」が格納されている。
尚、このファイル作成を行ったアプリケーションプログラムファイル67「prog−x」の格納階層を基準にして、当該オリジナルファイル名39−1「Adata−1.gazox」のオリジナル相対パス名47−1「caseA/」が決定される。
図9に示す関連ファイル情報35の内容として、現在の関連ファイル名であるカレントファイル名37−2「Bdata−2.gazo」(図6、図7のファイル83−1のファイル名)、現在の関連ファイルの絶対パス名であるカレント絶対パス名36「/Fmain/analyze−applix/Total/」と、相対パス名であるカレント相対パス名38「Total/」、作成時の関連ファイル名であるオリジナルファイル名39−2「Bdata−1.gazox」(図6、図7のファイル81−1のファイル名)、作成時の拡張子であるオリジナル属性43−2「gazox」、作成時の関連ファイルのオリジナル絶対パス名45−2「/Fmain/analyze−applix/caseB/」、作成時のファイルのオリジナル相対パス名47−2「caseB/」が格納されている。
尚、ファイル25のヘッダ27は、そのファイルに登録された関連ファイルと同数の関連ファイル情報35を有する。ここでは、ファイル79−1「Adata−3.gazo」に関連するファイルは1つであるので、関連ファイル情報35(図9に示す)は1つである。
次に、図10により、操作者がファイル79−1「Adata−3.gazo」を検索する手順を示す。操作者は、コンピュータ1で図6に示すアプリケーションプログラムファイル67「prog−x」を起動させ、当該アプリケーションのウィンドウにおいて、「ファイルを開く」ボタン(図示せず)をクリックして、図5のファイル選択ダイアログボックス49のウィンドウを表示させる。
即ち、コンピュータ1の入力部9は、「ファイルを開く」ボタン(図示せず)のクリックによりファイル検索指示を受け(ステップ1001)、制御部3はファイル選択ダイアログボックス49を開き(ステップ1002)、表示部13はファイル選択ダイアログボックス49を表示する(ステップ1003)。
入力部9は、例えばファイル選択ダイアログボックス49の、フォルダ階層表示部51にフォルダ69「caseA」の指示、検索条件設定部57に「当該アプリケーションで作成されたファイル」を検索するものとして、拡張子「gasox」のファイル種類設定の指示を受ける(ステップ1004)ものとする。制御部3は、フォルダ69「caseA」を開き(ステップ1005)、表示部13は指示された種類(例えば拡張子「gasox」)のファイルを表示する(ステップ1006)。
ここでは、フォルダ69「caseA」の拡張子「gasox」であるファイルが表示されるので、図6を参照すると、ファイル75−1「Adata−1.gazox」、ファイル77−1「Adata−2.gazox」が図5のファイル名表示部53に表示され、目的とするファイル79−1「Adata−3.gazo」が抽出されていない(ステップ1007のNO)のでステップ1008に進む。尚、目的とするファイルがあればステップ1012に進む。
ステップ1008では、操作者が、検索条件設定部57に、ファイルのオリジナル情報をファイル種類検索に反映する指示を行う。例えば、図5のファイル名指定部55に「Adata−1.gazox」、検索条件設定部57に「オリジナルファイル名」を指定することで、オリジナルファイル名が「Adata−1.gazox」であるファイルを全て表示させるようにする。
或いは、検索条件設定部57に「オリジナル情報表示」指定をすると、ファイル名表示部53に、現在のファイル名に続けて例えば括弧表示でオリジナルファイル名を表示させるようにしても良い。
入力部9は、上記のようにオリジナル情報を検索に反映させる指示を受け(ステップ1008)、制御部3がファイルのオリジナル情報を反映させたファイルの種類設定を行い(ステップ1009)、表示部13はオリジナル情報を反映させたフォルダの内容を表示する(ステップ1010)。
例えば、図5のファイル名表示部53にオリジナルファイル名が「Adata−1.gazox」である全てのファイル、ファイル75−1「Adata−1.gazox」、ファイル77−1「Adata−2.gazox」、ファイル79−1「Adata−3.gazo」が表示される。
尚、目的のファイルがみつからなければ(ステップ1011のNO)、ステップ1004にもどり、操作者は検索するフォルダの条件などを変更して検索を繰り返す。目的のファイルがあれば(ステップ1011のYES)、即ち、ここでは目的のファイル79−1「Adata−3.gazo」があるので、入力部9は目的のファイルの選択指示(クリック操作)を受け(ステップ1012)、制御部3は目的のファイルを作業領域であるRAM19に読み込む(ステップ1013)。
制御部3は、読み込んだファイル25(図2参照)のヘッダ27を参照し、当該ファイル25に関連ファイルが存在しなければ(ステップ1014のNO)、処理を終了する。当該ファイル25に関連ファイル情報35が登録されていれば、関連ファイルが存在するものとして(ステップ1014のYES)、(1)(図11)に進む。
関連ファイルとは、一例として、当該ファイル25の中で、リンクされている別の文書、画像等のファイルや、挿入されている文書、画像等のファイルである。
次に図11の(1)に進み、制御部3は、関連ファイル情報35に格納されている現在のパスに従ってフォルダを開き(ステップ1015)、表示部13はファイル選択ダイアログボックス49のファイル名表示部53に現在のパスによるフォルダを表示する(ステップ1016)。即ちカレント絶対パス名36「/Fmain/analyze−applix/Total/」によるフォルダを表示する。
制御部3は、カレントファイル名37−2「Bdata−2.gazo」とオリジナルファイル名39−2「Bdata−1.gazox」でフォルダ内を検索する(ステップ1017)。目的の関連ファイル83−1「Bdata−2.gazo」があったので(ステップ1018のYES)、ステップ1024に進んでも良いが、目的の関連ファイルが見つからない時、及びこの関連ファイル83−1「Bdata−2.gazo」の出所をさらに検索する場合(ステップ1018のNO)、制御部3は関連ファイルのオリジナル絶対パス名45−2に従いフォルダを開く(ステップ1019)。表示部13はフォルダを表示する(ステップ1020)。
制御部3は、カレントファイル名37−2「Bdata−2.gazo」とオリジナルファイル名39−2「Bdata−1.gazox」でフォルダ内を検索する(ステップ1021)。目的の関連ファイルが見つからない場合(ステップ1022のNO)、関連するファイルが不明であるとしてERRORを表示して処理を終了する(ステップ1023)。
目的の関連ファイルがあれば、或いは関連ファイルの出所が確認できれば(ステップ1022のYES)、操作者が当該関連ファイルをクリックして入力部9は関連ファイルの選択指示を受ける(ステップ1024)。制御部3は、目的の関連ファイルを作業領域であるRAM19に読み込み(ステップ1025)、処理を終了する。尚、制御部3は目的の関連ファイルを見つけると、操作者が操作することなく、自動的に関連ファイルを作業領域であるRAM19に読み込むようにしても良い。
即ち、関連ファイルのファイル名が変更されていても、関連ファイルの生成時ファイル名で出所を確定することができるので、当該アプリケーションで関連ファイルが利用可能であるかどうかを正確に判定することができる。
尚、ここでは、記憶部15に更新元のファイルが残っている場合について説明したが、更新ファイルを次々に上書き保存して元のファイルが記憶部15に残っていない場合でも、本実施の形態によるファイル検索は効果を発揮する。即ち、最新ファイルには所定時(例えば生成時)のファイル情報33が内包されているので、例えばファイル情報33のオリジナルファイル名39−1で検索をかけることにより、目的のファイルを検索することができる。
また、本実施の形態では、初期生成時におけるファイルの識別情報(名称、属性、拡張子、パス等)をファイル情報33に内包させるものとして説明したが、初期生成時に限定されず、所定の更新時等におけるファイルの識別情報をファイル情報33に内包させても良い。関連ファイル情報35についても同様である。
尚、ファイル25の更新時毎に、ファイル情報33及び関連ファイル情報35に更新の履歴(ファイル名、更新日時など)を追加登録していくようにしても良い。この場合は、ファイル25の更新履歴が内包されているので、履歴途中のファイル名で検索をかけることもできる。
また、更新日時をファイルの検索キーに用いるようにしてもよい。例えば、特定の日付で更新したことが明らかであれば、当該日付で更新されたファイルを一覧表示させることで、目的のファイルを抽出することができる。
また、ファイル選択ダイアログボックス49におけるファイル検索時に、ファイル検索キーとして、ファイル名、拡張子、更新日時等の複数のキーを組み合わせて、目的のファイルを複合検索するようにしても良い。
図12は、ファイル85における複数回の更新を示す図である。
コンピュータ1の制御部3は、ファイル85−1を初期生成し、ファイル情報33−1(「2004年7月7日初期生成」、「ファイル名「X.ext」」、…)をファイル85−1のヘッダ27に内包させる。
制御部3は、ファイル85−1をファイル85−2に更新し、ファイル情報33−2(「2005年1月1日更新」、「ファイル名「Y.ext」」、…)をファイル85−2のヘッダ27に追加して内包させる。尚、ファイル85−2では、ファイル名が変更されて上書保存される。
制御部3は、ファイル85−2をファイル85−3に更新し、ファイル情報33−3(「2005年2月2日更新」、「ファイル名「Y.ext」」、…)をファイル85−3のヘッダ27に追加して内包させる。尚、ファイル85−3では、ファイル名が変更されず上書保存される。
制御部3は、ファイル85−3をファイル85−4に更新し、ファイル情報33−4(「2005年4月4日更新」、「ファイル名「Z.ext」」、…)をファイル85−4のヘッダ27に追加して内包させる。尚、ファイル85−4では、ファイル名が変更されて上書保存される。
現時点では、ファイル85−4は、存在するが、ファイル85−1〜ファイル85−3は、存在しない。しかし、ファイル85−4は、初期生成時のみならず各更新時のファイル情報33−2〜ファイル情報33−4を保持する。従って、コンピュータ1の制御部3は、初期生成時のみならず各更新時のファイル情報33−2〜ファイル情報33−4に基づいてファイル85−4を検索してアクセスすることが可能である。
初期生成時のファイル名「X.ext」及び最終更新時のファイル名「Z.ext」を記憶していなくても、途中の更新時のファイル名「Y.ext」を記憶していれば、ファイル85−4を検索可能である。例えば、コンピュータ1の制御部3は、ファイル名「Y.ext」が検索条件として入力されると、ファイル情報33−2あるいはファイル情報33−3に基づいて、検索候補としてファイル85−4を抽出することができる。
また、ファイル85−4は、初期生成時及び各更新時そのもの(日時等)をファイル情報33−1〜ファイル情報33−4に保持する。従って、コンピュータ1の制御部3は、ファイル名あるいは属性のみならず、初期生成時あるいは各更新時に基づいてファイル85−4を検索してアクセスすることが可能である。
初期生成時のファイル名「X.ext」及び各更新時のファイル名「Y.ext」「Z.ext」を全部忘れてしまっても、初期生成時あるいは各更新時を記憶していれば(例えば、「2005年1月に更新した」ことだけを記憶している場合)、ファイル85−4を検索可能である。例えば、コンピュータ1の制御部3は、更新時「2005年1月」が検索条件として入力されると、ファイル情報33−2に基づいて、検索候補としてファイル85−4を抽出することができる。
(4.効果等)
このように、本実施の形態では、ファイル名が変更されていても、所定時(生成時または更新時)のファイル情報から目的とするファイルを検索することができる。また、関連するファイルについても、ファイル名称、拡張子、パスなどが変更になっていたとしても、所定時(生成時または更新時)の関連ファイル情報を参照して検索することができる。
また、例えば関連ファイルの生成時ファイル名を参照することで、当該ファイルの関連ファイルであるかどうかを確実に判断することが可能になり、誤った組み合わせで関連ファイルを使用することを防止することができる。
本実施の形態によれば、必要に応じてファイル名等が変更されたとしても、ファイル作成時の情報を常にファイル自身に持たせているので、全てのファイルの出所が明らかになり、ファイルの管理を確実に行うことができる。従って、当該アプリケーションでは、ファイルリンク切れを防ぎ、動作の堅牢性を確保することができる。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に限られるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施の形態におけるコンピュータ1の構成を示す図 ファイル25の構成を示す図 ファイル情報33の構成を示す図 関連ファイル情報35の構成を示す図 ファイル選択ダイアログボックス49を示す図 ファイル等の位置を示す図 ファイル等の変更履歴を示す図 ファイル情報33を示す図 関連ファイル情報35を示す図 ファイルの検索手順を示すフローチャート ファイルの検索手順を示すフローチャート ファイル85における複数回の更新を示す図
符号の説明
1………コンピュータ
3………制御部
5………メディア入出力部
7………通信部
9………入力部
11………印刷部
13………表示部
15………記憶部
17………ROM
19………RAM
21………HDD
23………システムバス
25、85………ファイル
27………ヘッダ
29………データ
31………ファイルプロパティ
33、33−1、33−2、33−3、33−4………ファイル情報
35………関連ファイル情報
36………カレント絶対パス名
37−1、37−2………カレントファイル名
38………カレント相対パス名
39−1、39−2………オリジナルファイル名
41−1、41−2………プロパティ
43−1、43−2………オリジナル属性
45−1、45−2………オリジナル絶対パス名
47−1、47−2………オリジナル相対パス名
49………ファイル選択ダイアログボックス
51………フォルダ階層表示部
53………ファイル名表示部
55………ファイル名指定部
57………検索条件設定部
59………選択ボタン
61………キャンセルボタン
63、65、69、71、73………フォルダ
67、75−1、77−1、79−1、81−1、83−1………ファイル
75−2、79−2、81−2、83−2………絶対パス名

Claims (3)

  1. 電子情報の管理及び参照を行う情報処理装置であって、
    所定時における前記電子情報の識別情報を所定時識別情報として前記電子情報に内包させる第1内包手段と、
    前記所定時識別情報に基づいて前記電子情報を参照する第1参照手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 所定時における前記電子情報に関連する関連電子情報の識別情報を所定時関連識別情報として前記電子情報に内包させる第2内包手段と、
    前記所定時関連識別情報に基づいて前記関連電子情報を参照する第2参照手段と、
    を、具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記所定時識別情報または前記所定時関連識別情報の少なくともいずれかに基づいて、前記電子情報または前記関連電子情報の少なくともいずれかが所定のプログラムにより利用可能か否かを判断する利用可否判定手段を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205480A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Nec Corp ファイル管理システム、ファイルサーバ、クライアント、ファイル管理方法、及びプログラム
JP2017502368A (ja) * 2013-10-16 2017-01-19 サイトリックス システムズ,インコーポレイテッド モバイルデバイス管理型セキュリティのためのセキュリティ保護されたクライアントドライブマッピングおよびファイルストレージシステム

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