JP2006313420A - 収益分配システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来のタレントファンドにおいては、今後成功するか否か判断するのが難しいタレント活動が投資対象となっているため投資家のリスクが高く、また、そのリスクの高さゆえ配当金を目的とする投資家が参加するインセンティブが低い、という課題がある。
【解決手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、各タレントを情報処理の上で階層的に関連付けて配置し、その関連付けに応じて投資対象をパッケージ化し、そのパッケージ単位での収益を前記タレントの階層的配置に応じて分配することを可能とする収益分配システムを提供する。このように投資対象をパッケージに拡大することで投資家のリスクを軽減することができる。また、情報処理上のタレントの階層的な位置関係に応じて配当の額を変動させることで、投資家のインセンティブをさらに高める効果も奏しうる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、タレントを投資対象とするファンドにおいて、投資家側のリスクを分散して軽減するとともに、より投資意欲を高めることのできるように投資による収益を分配する技術に関する。
タレントをプロデュースするにあたっては、タレントの能力を伸ばすために行う育成作業や、実際にタレント活動を行うためのプロモーション作業、あるいはそのタレント活動全般のマネージメント作業などが必要である。しかし、これら作業には膨大な資金を調達しなければならず、また、そのように大量の資金を投入してプロデュースしたタレントであってもその後の金銭的成功は保証されていない。つまりタレントのプロデュースを行う管理事務者側には、タレントに対して投入した資金の回収可能性が不確定である、という大きなリスクが常に存在していた。
そこでタレント管理事務者のこのようなリスクを低減するために、現在、タレントを投資対象としたファンド(以下、タレントファンドと記載)という形態の投資商品が提供されている。このタレントファンドにより、管理事務者側は、タレント育成にかかる費用や、プロモーション、マネージメントなどタレント活動にかかる費用を投資家からの投資により調達することが可能になる。そして投資家は、そのようにして調達された資金を元手としたタレント活動により生み出される成果から配当金を受け取ることができる。
特開2001−325471号公報
しかし上記タレントファンドにおいて、前述のとおり今後成功するか否か判断するのが難しいタレント活動が投資対象となっているため、投資額は投資家全体で分散され少額になっているとはいえ、結局は管理事務者に変わって投資を行う投資家のリスクが高い、という課題がある。
また、上記タレントファンドにおいては、上記のような投資家のリスクの高さから、配当金を目的とする投資家が参加するインセンティブが低い、という課題もある。現在行われているタレントファンドにおいて投資家のインセンティブとなっているのは、例えば投資によって自分のお気に入りタレントの活動に自らも参加している気分を味わうため、や、タレントのプライベートライブに参加する権利を得られるなどの特別なプレミアムを得るため、である場合が多い。もちろん第三者機関による監査など配当を確保するための努力は為される場合もあるが、やはりそのタレントの成功自体が不確定であるため収益の分配による配当を投資のインセンティブとすることが困難である。
上記の課題を解決するために、本発明は、各タレントを情報処理の上で階層的に関連付けて配置し、その関連付けに応じて投資対象をパッケージ化する。そしてタレントのプロデュースによって生じるそのパッケージ単位での収益を、前記タレントを投資対象とする投資家内で前記階層的配置に応じた所定のルールに従い分配することを可能とする収益分配システムを提供する。
具体的には、タレントを階層的に関連付けて配置したことを示すタレント配置情報を保持するタレント配置情報保持部と、投資情報を保持する投資情報保持部と、プロデュースによって収益が生じた場合に、タレント配置情報に基づいて所定階層分だけ上位に関連付けて配置されているタレント群を示す関連タレント群情報を取得する関連タレント群情報取得部と、投資情報に基づいて、前記関連タレント群情報で示されるそれぞれのタレントの投資家に対して収益を分配するためのルールを保持するルール保持部と、前記ルールに基づいてそれぞれのタレントの投資家に対する収益分配を計算する収益分配計算部と、を有する収益分配システムを提供する。
以上のような構成をとる本発明の収益配分システムによって、投資によるリターンが発生する対象を、階層状に配置されたタレントを所定階層分でまとめたパッケージとすることができる。つまり、投資家があるタレントに投資した場合、そのタレントを含むパッケージに含まれるいずれかのタレントが成功し収益を発生させれば配当金が得られることになる。したがって、投資家のリスクを軽減することができ、また逆に言えば、配当金を目的とする投資家に対して投資のインセンティブを提供することにもつながる。
また、情報処理上でタレントが階層的に位置づけられていることから、上記配当を、投資対象のタレントの階層での相対的な位置関係などによって変動させて算出することもできる。そして、そのように配当の額を変動させることで投資家のインセンティブをさらに高める効果も奏しうる。
また、タレントは、デビュー前の育成段階での育成費用をレッスンスクールに通うなどして自らが負担するというケースもある。このようなケースでは、タレント側にデビュー前の負担を強いることになり、デビュー後の成功が確約できないことと合わせてタレント志望者の障害となっていた。しかし、本発明の収益分配システムによってより多くの資金が調達されることで、その育成費用をも賄うことができるようになれば、タレント側の負担を軽減することができ、より多くの人材にタレントデビューの道を開くことが可能になる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1について説明する。
また、実施例2は、主に請求項2について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1に示すのは、本実施例における収益分配システムの概要の一例を説明するための図である。この図にあるように、投資対象となる歌手A1は第1階層、バンドB1は第2階層、また俳優C1、漫才師C2、コメディアンC3は第3階層、という具合に各タレントは、情報処理上で階層的に配置され管理されている。また、各タレントは自身より上位の階層のタレントと関連付けて管理されている。
このとき、投資家αは、発表する楽曲のレベルの高さから将来的に莫大な収益を生むことが期待できそうなバンドB1に投資を行い、また、投資家βは、お気に入りのコメディアンC3に投資を行った。そして、これらタレントを管理するプロダクション会社は、このような投資によって集められた資金を元手に、タレントの育成やプロモーション活動を行う。
ここで、例えば歌手D7の歌がミリオンセラーを記録し莫大な収益を生み出した。本実施例の収益分配システムでは、例えば「配当の対象となるのは、収益発生タレントの投資家、及び、その上の2階層内の直系のタレントの投資家」というルールが存在する。そこでこのルールに従い、この歌手D7による収益の分配は、D7の投資家に対してのみならず、D7の直系として上位2階層に属しているコメディアンC3の投資家であるβやバンドB1の投資家であるαに対しても行われることになる。
このように本実施例の収益分配システムによって、投資家は自身の投資対象のみならず所定の範囲でその投資対象と関連付けられたその他のタレントが収益を生み出した場合にも配当金を受け取ることができる。つまり、投資家はリスクを低減することができ、投資を行うインセンティブを高めることにつながる。
また、その配当を行う際に、例えば収益を生み出したタレントに階層内でより近く関連付けられているタレントの投資家(この場合コメディアンC3の投資家β)に対する配当の額のほうを、関連付けが遠いタレントの投資家(この場合バンドB1の投資家α)に対する配当額よりも高くする、という具合にタレントの階層での相対的な位置関係などによって配当額を変動させることもできる。そして、そのように配当の額を変動させることで投資家のインセンティブをさらに高める効果も奏しうる。
<構成>
図2に示すのは本実施例の収益分配システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「収益分配システム」(0200)は、タレントのプロデュースによって生じる収益を、前記タレントを投資対象とする投資家内で分配するための収益分配システムであって、「タレント配置情報保持部」(0201)と、「投資情報保持部」(0202)と、「関連タレント群情報取得部」(0203)と、「ルール保持部」(0204)と、「収益分配計算部」(0205)と、を有する。
なお「タレント」とは、芸能分野における何らかの才能を有するものをいい、例えば俳優、女優、ボーカリスト、楽器演奏者、漫才師、コメディアン、モデルなどが挙げられる。あるいは監督、演出家、脚本家、映像作家、作曲家、作詞家、漫画家、なども挙げられる。そしてそれらタレントの芸能活動により発生した収益が、所定のルールに基づいて本収益分配システムによって分配されることになる。
また、以下に記載する本システムの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUやバッファメモリ、バス、ハードディスクや不揮発性メモリなどの記憶装置、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディア、それらメディアの読取ドライブ、各種通信や印刷機器用の送受信ポート、その他の周辺装置などのハードウェア構成部や、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるインターフェースなどが挙げられる。
これらハードウェアやソフトウェアは、メモリ上に展開したプログラムをCPUで順次演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。ここで図10にて、本発明の収益分配システムのハードウェア構成の一例について示す。以下、図2の機能ブロックとこの図10のハードウェア構成とを合わせて本実施例の機能及びそれを実現するための構成の一例について説明する。
また、この発明はシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができることもできる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「タレント配置情報保持部」(0201)は、タレント配置情報を保持する機能を有し、例えば磁気記録ドライブ、不揮発性メモリ、光学記録メディア、あるいは磁気記録メディアなどの記憶装置、記憶媒体によって実現される。
「タレント配置情報」とは、タレントを階層的に関連付けて配置したことを示す情報をいい、例えば図1のような配置図上の配置位置を示す情報と、その配置位置に配置されるタレントの識別子と、その配置位置と関連付けられている他の配置位置を示す情報と、を関連付けた情報の集まりによって示される情報が挙げられる。
そして、上記タレント配置情報で示される、情報処理の上でのタレントの階層的な配置及び関連付けの全体の概観をビジュアル的に示した一例が図1で示すようなヒエラルキー構造のタレントの配置図である。もちろん「階層的な配置」とはヒエラルキー構造の配置に限定されるものではなく、上位階層と下位階層の人数がほとんど変わらない状態で階層的に配置されていても構わない。また、この階層的な配置における上記「関連付け」は、自身の上位(又は下位)の階層に属するタレントとの関連付けであって、同階層に属するタレントとの関連付けは含まれない。
このようにタレントを関連付けるのは、前述のように投資によるリターン(収益分配)が発生する対象をパッケージとするためである。したがって収益分配発生の対象が投資したタレントのみである場合に比べ、投資家のリスクを軽減することができ、また逆に言えば、配当金を目的とする投資家に対して投資のインセンティブを提供することにもつながる。
また、タレント配置情報においてタレントを階層的に配置するのは、その収益分配において、その配置および関連付けに応じた分配計算を容易に可能とするためである。例えば図1を用い概要で説明したように「収益発生源、及びその収益発生源の上位n階層に関連付けられているタレント(の投資家)を収益分配対象とする」というルールがある場合、収益を発生させたタレントは、すべてその配置上、収益分配対象となるタレントの中で最下位の階層に位置している。そこで例えば収益分配対象のうち実際の収益を発生させたタレントへの収益分配を最も大きくし、そこから階層が最も離れたタレントへの収益分配を最も少なくする、という前提から以下のような計算が可能になる。すなわち、収益分配対象となるタレントのうちタレント配置情報で最下位に位置するものへの収益分配割合を最も大きくし、そこから+1階層、・・・・+n階層と関連付けの距離が遠くなるに従い収益分配割合を減じていく、といった分配計算が可能になる、という具合である。
そして、このようなタレントの配置位置に応じた傾斜分配を行うことで、投資のインセンティブを、そのリスクを軽減しつつさらに高める効果が期待できる。
このタレント配置情報保持部は、具体的には、例えば図10に示すようにインターフェース(1001)を介して本システムに入力されたタレント識別子及びそのタレントの階層上での配置位置を示す情報が、バッファメモリ(1003)に一時格納された後、OSの制御により記憶装置内の指定されたアドレスの保持領域に両者が関連付けて書き込まれることにより保持される。そしてそれぞれのタレント識別子ごとの階層上での関連付けを示す情報も同時に記憶装置の所定領域内に保持されることにより実現する方法が挙げられる。例えば、記憶装置内のアドレス1で示される保持領域にタレントA及び第一階層を示す情報が保持され、アドレス2で示される保持領域にタレントB及び第二階層を示す情報が保持され、またアドレス3でそれぞれのアドレスで保持されている情報の関連付けに関する情報が保持されている、という具合である。
「投資情報保持部」(0202)は、投資情報を保持する機能を有し、タレント配置情報保持部同様、例えば磁気記録ドライブ、不揮発性メモリ、光学記録メディア、あるいは磁気記録メディアなどの記憶装置、記憶媒体によって実現される。
「投資情報」とは、投資家を識別する投資家識別子と、該投資家による投資対象となっているタレントを識別するタレント識別子とを関連付けた情報を言う。「投資家識別子」は、例えばその投資家の名前、ユニークに割り当てられたID符号、住民基本台帳に基づき割り当てられた番号などが挙げられる。もちろん投資家を一意に識別可能であれば、固定または携帯電話の番号や電子メールアドレスなどでも構わない。「タレント識別子」も、投資家識別子同様、タレントの名前やユニークに割り当てられたID符号などが挙げられる。
図3に示すのは、この投資情報保持部で保持されている投資情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、例えば投資家識別子である投資家の名前「α」を示す識別子に、タレント識別子であるバンドの名前「B1」を示す識別子、およびその投資額「10万円×5口」を示す情報が関連付けて保持されている。これは、投資家αさんがバンドB1に対して50万円投資していることを示している。
あるいは、投資家識別子「β」には、タレント識別子「C3」およびその投資額「10万円×1口」、およびタレント識別子「D9」およびその投資額「10万円×1口」、を示す情報が関連付けて保持されていることから、投資家βさんはコメディアンC3および俳優D9に対してそれぞれ10万円ずつ投資していることがわかる。
このように、投資情報保持部に保持されている投資情報によって投資の状況が判断可能である。したがって後述する収益分配計算の際に、その分配対象の決定処理への利用や、分配計算式での変数としての利用を行うことができる。
なお、この投資情報は上記投資家識別子とタレント識別子、またその投資額あるいは投資比率のみならず、収益分配の時期や投資による優待の有無などを示す情報を含んでいても構わない。
そして、これら投資情報に含まれる各情報は、例えば図10に示すようにインターフェースを介して本システムに入力されると、バッファメモリに一時格納された後、OSの制御により記憶装置内の指定されたアドレスの保持領域に書き込まれることにより保持される。またその際、保持領域のアドレス単位で関連付けを示す情報も書き込まれ上記一体の投資情報として保持される。
「関連タレント群情報取得部」(0203)は、関連タレント群情報を取得する機能を有し、例えばCPUやメモリ及び関連したアプリケーションプログラムによって取得する情報の判断が行われ、そして取得された情報がバッファメモリなどに保持されることにより実現される。
「関連タレント群情報」とは、プロデュースによって収益が生じた場合に、タレント配置情報保持部(0201)に保持されているタレント配置情報に基づいて、該収益を生じせしめたタレントを含み、そのタレントの所定階層分だけ上位に関連付けて配置されているタレント群を示す情報を言う。
図4に示すのは、この関連タレント群情報の一例を説明するための概略図である。この図にあるように、各タレントがタレント配置情報によって情報処理上で階層的に関連付けられている。ここで、投資金によるプロデュースによって歌手D7が歌を発表し収益を発生させた場合、この歌手「D7」と、タレント配置図で歌手D7の上位の2階層に属し、歌手D7と関連付けられているコメディアン「C3」、及びバンド「B1」が関連タレント群情報として取得される、という具合である。
具体的には、図10のインターフェースから収益の発生源となるタレントを識別する識別子が入力されると、タレント配置情報として記憶装置や記憶媒体に保持されている情報の中から該当するタレントのアドレスが読み出される。また同時に上記ルールもバッファメモリ上に読み出される。そしてタレント識別子とルールとタレント配置情報の位置関係を示す情報と、の比較処理がCPU(1002)にて実施され、その比較結果から前記ルールに該当するその他のタレント識別子が取得される。そして、それらのタレント識別子をひとまとまりにした情報を関連タレント群情報としてバッファメモリや記憶装置の所定領域に記憶する。
なお関連タレント群情報にいう「上位の階層」とは、収益分配の対象が際限なく拡大するのを防ぐために、収益の発生源のタレントの「直系」の上位の階層のタレントであることが望ましい。「直系」とは、直接上位に関連付けられている関係をいう。
しかしもちろん上位の階層は「直系」に限定されることはなく、所定の条件に基づくなどして「傍系」の上位の階層であるタレントC1やC2が関連タレント群となっても構わない。また、例えば歌手「D7」に「直系」として上位の階層に関連付けられるのは、コメディアンC3一人ではなく、破線矢印で示すようにタレントC2も同時に含まれていても構わない。
「ルール保持部」(0204)は、収益を分配するためのルールを保持する機能を有し、タレント配置情報保持部や投資情報保持部同様、例えば磁気記録ドライブ、不揮発性メモリ、光学記録メディア、あるいは磁気記録メディアなどの記憶装置や記憶媒体によって実現される。
「収益を分配するためのルール」とは、投資情報保持部(0202)に保持されている投資情報に基づいて、前記関連タレント群情報で示されるそれぞれのタレントの投資家に対して収益を分配するためのルールをいう。
図5に示すのは、この収益を分配するためのルールの一例について説明するための図である。この図にあるように、例えば収益を発生させたタレントの投資家に対する収益分配は配当分の50%、そのタレントの一つ上の階層に属する「直系」のタレント(一等関係のタレント)の投資家に対する収益分配は配当分の30%、その一等関係のタレントのさらに一つ上の階層に属する「直系」のタレント(二等関係のタレント)の投資家に対する収益分配は配当分の20%、という具合の収益分配のルールが挙げられる。
もちろん、収益分配のためのルールは、上記のような定量的に予め定められているものでなくても構わない。例えば、過去の実績や人気投票などの投票結果を指標化したものをタレント活動の成功確率を示す指数として、その成功確率指数に基づいて分配比率を変動させても良い。あるいは、関連付けの数や、その関連付け先のタレントの実績や評価を指標化したものに基づいて算出された分配比率などでも良い。
つまり、あるタレントの投資家への収益分配が発生する確率は、第一に投資対象のタレント活動の成功確率に左右される。また、第二に投資対象のタレントの下位に関連付けられているタレントの数やその下位のタレントの成功確率にも左右される。ただし、第二の場合、その下位のタレントが他にも多くの上位の階層のタレントと関連付けられているならば、結局分配金は多くの上位階層のタレントに対し分配されるためその額自体は減少する。したがって、分配比率の計算方法として、下位に関連付けられているタレントの数(収益分配の発生源の数)、あるいはその成功可能性の指数や、その下位のタレントがその他の上位のタレントに関連付けられている数(収益が分配される対象の数)を変数として算出すると良い、ということである。
このように今後のタレント活動の成功可能性の判断材料となりうる過去の実績や人気投票などの指標を分配比率に反映させることで、タレント活動で収益が発生しやすい/しにくいというリスク発生の確率に応じた分配比率を設定することができる。
「収益分配計算部」(0205)は、ルール保持部(0204)に保持されているルールに基づいて、前記それぞれのタレントの投資家に対する収益分配を計算する機能を有し、例えばメモリ上に前記ルールを含む計算用プログラム及び収益のうち配当額の数値を一時格納し、CPUの演算処理によって計算プラグラムで収益分配を計算することにより実現される。
この収益分配計算部での計算は、例えば以下のようにして計算される。歌手D7の歌による収益のうち、投資家への配当分が1000万円だとする。その場合、前記図5を用いて説明したように利益を発生させた歌手D7の投資家に対する分配比率は50%とすると、500万円が歌手D7の投資家全体に対する収益分配額となる。そしてこの全収益分配額が歌手D7に投資した投資家の人数やその投資額などの投資比率に応じてさらに分配され最終的な投資家個人への収益分配額が計算される。
同様にして、コメディアンC3の投資家全体に対する収益分配額が300万円、バンドB1の投資家全体に対する収益分配額が200万円と算出され、投資比率に応じてそれぞれの投資家個人に対する最終的な収益分配額が計算される、という具合である。
具体的には、図10のバッファメモリ(1102)に、記憶装置(1104)に保持されている投資情報、およびルールが一時格納される。また、前述のようにして取得された関連タレント群情報もバッファメモリに格納される。そして、それら投資情報、ルール、関連タレント群情報に基づいてCPU(1002)にて分配額を計算する処理が行われる、という具合である。そしてこのような演算処理に算出された収益分配額(あるいはそれを示す割合など)が出力データとしてビデオカードなどの表示ユニット(図示せず)に送られ、モニタなどへの表示処理が行われる。
このようにして、投資家は自身の投資対象のみならずその投資対象と関連付けられたその他のタレントが収益を生み出した場合にも配当金を受け取ることができる。
<処理の流れ>
図6に示すのは、本実施例の収益分配システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。まず、タレントに対する投資情報を取得する(ステップS0601)。その後、タレントのプロデュースにより収益が発生した場合(ステップS0602)、予め保持されているタレント配置情報に基づいて関連タレント群情報を取得する(ステップS0603)。
また、予め保持されている収益を分配するためのルールを取得する(ステップS0604)。そして最後に、前記ステップS0601で取得した投資情報と、前記ステップS0604で取得したルールに基づいて、ステップS0603で取得した関連タレント群情報に含まれるそれぞれのタレントの投資家に対する収益分配を計算する(ステップS0605)。
<効果の簡単な説明>
このように本実施例の収益分配システムによって、投資家は自身の投資対象のみならずその投資対象と関連付けられたその他のタレントが収益を生み出した場合にも配当金を受け取ることができる。つまり、投資家はリスクを低減することができ、投資を行うインセンティブを高めることにつながる。
また、このように投資家のインセンティブを高めより多くの投資を受けることでタレント側の金銭的負担を軽減することができるので、より多くの人材にタレントデビューの道を開くことも可能になる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例の収益分配システムは、実施例1の収益分配システムを基本として、その投資家側の処理に特徴を有する収益分配システムである。具体的には、投資家もタレント同様に情報処理の上で階層的に配置し、その相対的な配置位置に応じて収益分配額が変わるよう収益分配額を再計算するシステムである。
図7に示すのは、本実施例における収益分配システムの概要の一例を説明するための図である。この図にあるように、実施例1同様にタレントが階層的に配置され、例えば投資家αはバンドB1に対して投資を行う。また、投資家βはコメディアンC1に投資を行う。そして本実施例の特徴点は、この投資家αや投資家βも、情報処理上は階層的に配置されている点である。そのため、例えばコメディアンC1が収益を生むことで投資家βに配当金が支払われた場合、この投資家の配置構造に応じて投資家βの上位の階層に位置する投資家αは、投資家βの配当金の何%かを受け取ることができる。
このようにコメディアンC1の成功とは本来関係のないαに対し、βが受け取った配当金の一部が分配される理由は以下のような理由からである。すなわち例えば投資家βにこの投資システムを紹介したのがαである場合、いわゆるマルチレベルマーケティングの考え方から、投資家αがこの投資システムを拡大し収益を上昇させる役割を担ったと解釈されるからである。
<構成>
図8に示すのは本実施例の収益分配システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「収益分配システム」(0800)は、実施例1の収益分配システムを基本として、「タレント配置情報保持部」(0801)と、「投資情報保持部」(0802)と、「関連タレント群情報取得部」(0803)と、「ルール保持部」(0804)と、「収益分配計算部」(0805)と、を有する。なお、これら「タレント配置情報保持部」と「投資情報保持部」と「関連タレント群情報取得部」と「ルール保持部」と「収益分配計算部」、は実施例1においてすでに説明済みであるので、その詳細な説明は省略する。
そして本実施例の収益分配システムの特徴点は、「投資家配置情報保持部」(0806)と、「再分配ルール保持部」(0807)と、「収益分配再計算部」(0808)と、をさらに有する点である。
「投資家配置情報保持部」(0806)は、投資家配置情報を保持する機能を有し、例えば磁気記録ドライブ、メディアや不揮発性メモリ、光学記録メディアなどの記憶装置や記憶媒体によって実現される。
「投資家配置情報」とは、投資家を階層的に関連付けて配置したことを示す情報をいい、概念的にはタレント配置情報と同じであり、例えば配置図上の配置位置を示す情報と、その配置位置に配置される投資家の識別子と、その配置位置と関連付けられている他の配置位置を示す情報と、を関連付けた情報の集まりによって示される情報が挙げられる。
このように投資家が情報処理の上で階層的に関連付けられていることで、前述のように、例えばマルチレベルマーケティングの考え方から、本実施例の収益分配システムの拡大、および収益の上昇に寄与した投資家に収益の分配をすることが可能になる。つまり投資家自身に本実施例の収益分配システムを拡大させるインセンティブを提供することができる。
「再分配ルール保持部」(0807)は、再分配ルールを保持する機能を有し、例えば投資家配置情報保持部同様、磁気記録ドライブ、メディアや不揮発性メモリ、光学記録メディアなどの記録媒体によって実現される。
「再分配ルール」とは、投資家配置情報に基づいて、収益分配計算部(0805)で計算された分配収益を、さらに投資家内で再分配するためのルールをいう。この際分配のためのルールは、実施例1の収益を分配するためのルール同様、例えば、実際に収益を発生させたタレントの投資家に対する収益分配は配当分の60%、その投資家の一つ上の階層に属する投資家(一等関係の投資家)に対する収益分配は配当分の25%、その一等関係の投資家のさらに一つ上の階層に属する投資家(二等関係の投資家)に対する収益分配は配当分の15%、という具合の収益再分配のルールが挙げられる。
もちろん、この再分配ルールも、上記例のような定量的な分配比率には限られず、さまざまな再分配ルールがあって構わない。
「収益分配再計算部」(0808)は、再分配ルール保持部(0807)に保持されている再分配ルールに基づいて、前記投資家に対する収益分配を再計算する機能を有し、例えばメモリ上に前記再分配ルールを含む再分配計算用プログラム及び配当額の数値を一時格納し、CPUの演算処理によって再分配計算プラグラムで配当額を再計算することにより実現される。
このようにして、投資家は、本実施例の収益分配システムを拡大させるインセンティブを得ることになる。
<処理の流れ>
図9に示すのは、本実施例の収益分配システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。まず、タレントに対する投資情報を取得する(ステップS0901)。その後、タレントのプロデュースにより収益が発生した場合(ステップS0902)、予め保持されているタレント配置情報に基づいて関連タレント群情報を取得する(ステップS0903)。
また、予め保持されている収益を分配するためのルールを取得する(ステップS0904)。続いて、前記ステップS0901で取得した投資情報と、前記ステップS0904で取得したルールに基づいて、ステップS0903で取得した関連タレント群情報に含まれるそれぞれのタレントの投資家に対する収益分配を計算する(ステップS0905)。
次に、予め保持されている再分配ルールを取得する(ステップS0906)。そして最後に、予め保持されている投資家配置情報と、前記ステップS0906で取得した再分配ルールと、に基づいて前記ステップS0905で計算した投資家に対する収益分配を再計算する(ステップS0907)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の収益分配システムによって、例えばマルチレベルマーケティングの考え方から、本実施例の収益分配システムの拡大、および収益の上昇に寄与した投資家に収益の分配をすることが可能になる。つまり投資家自身に本実施例の収益分配システムを拡大させるインセンティブを提供することができる。
実施例1における収益分配システムの概要の一例を説明するための図 実施例1の収益分配システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例1の収益分配システムの投資情報保持部で保持されている投資情報の一例を説明するための図 実施例1の収益分配システムの関連タレント群情報保持部で保持されている関連タレント群情報の一例を説明するための概略図 実施例1の収益分配システムのルール保持部で保持されている収益を分配するためのルールの一例について説明するための図 実施例1の収益分配システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2における収益分配システムの概要の一例を説明するための図 実施例2の収益分配システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例2の収益分配システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 本発明の収益分配システムのハードウェア構成の一例について示す図
符号の説明
0200 収益分配システム
0201 タレント配置情報保持部
0202 投資情報保持部
0203 関連タレント群情報取得部
0204 ルール保持部
0205 収益分配計算部

Claims (2)

  1. タレントのプロデュースによって生じる収益を、前記タレントを投資対象とする投資家内で分配するための収益分配システムであって、
    前記タレントを階層的に関連付けて配置したことを示すタレント配置情報を保持するタレント配置情報保持部と、
    投資家を識別する投資家識別子と、該投資家による投資対象となっているタレントを識別するタレント識別子とを関連付けた投資情報を保持する投資情報保持部と、
    前記プロデュースによって収益が生じた場合に、前記タレント配置情報保持部に保持されているタレント配置情報に基づいて、該収益を生じせしめたタレントを含み、そのタレントの所定階層分だけ上位に関連付けて配置されているタレント群を示す関連タレント群情報を取得する関連タレント群情報取得部と、
    前記投資情報保持部に保持されている投資情報に基づいて、前記関連タレント群情報で示されるそれぞれのタレントの投資家に対して収益を分配するためのルールを保持するルール保持部と、
    前記ルール保持部に保持されているルールに基づいて、前記それぞれのタレントの投資家に対する収益分配を計算する収益分配計算部と、
    を有する収益分配システム。
  2. 前記投資家を階層的に関連付けて配置したことを示す投資家配置情報を保持する投資家配置情報保持部と、
    前記投資家配置情報に基づいて、前記収益分配計算部で計算された分配収益を、さらに投資家内で再分配するための再分配ルールを保持する再分配ルール保持部と、
    前記再分配ルール保持部に保持されている再分配ルールに基づいて、前記投資家に対する収益分配を再計算する収益分配再計算部と、
    をさらに有する請求項1に記載の収益分配システム。
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