JP2006312914A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料噴射圧力を変化させることなくダイナミックレンジを拡大して広い燃焼領域を確保可能とする。
【解決手段】ホルダ21の先端部にサック部24及び噴射口25を有するバルブボディ22を固定し、このバルブボディ22内にニードル弁29を移動自在に支持し、このニードル弁29を圧縮コイルスプリング34により第4燃料通路47を閉止可能とすると共に、コイル37の電磁吸引力により軸方向に移動して第4燃料通路47を開放可能とし、ニードル弁29にヒータ55を設けてエンジンの運転状態に応じてこのヒータ55に通電してニードル弁29を加熱する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の運転状態に応じて最適な燃料量を噴射可能とした内燃機関の燃料噴射制御装置に関するものである。
例えば、ポート噴射式内燃機関では、吸気管から吸入された吸気に対してインジェクタから燃料が噴射され、吸気ポートで混合された混合気が吸気弁の開放時に燃焼室に吸入され、燃焼室内の混合気がピストンの上昇により圧縮されてから、点火プラグにより着火されて爆発することで駆動力を得ることができ、排気弁の開放時に、燃焼後の排気ガスが排気ポートから排出される。筒内噴射式内燃機関では、吸気弁の開放時に、空気が吸気ポートから燃焼室に吸入されてピストンにより圧縮され、この高圧空気に対してインジェクタから燃料が直接噴射され、燃焼室内の高圧空気と霧状の燃料とが混合し、この混合気が点火プラグに導かれて着火して爆発することで駆動力を得ることができ、排気弁の開放時に、燃焼後の排気ガスが排気ポートから排出される。
このような内燃機関のインジェクタは、ハウジングの先端部に球面形状のサック部が形成されると共に、サック部と外部とを連通する噴射口が形成され、このハウジング内にニードル弁が軸方向に移動自在に支持されている。そして、ハウジングとニードル弁との間に燃料通路が形成され、この燃料通路に燃料ポンプにより一定圧力の燃料が供給されており、ニードル弁は圧縮スプリングによりこの燃料通路を閉塞するように付勢支持されている。従って、所定のタイミングで、このニードル弁を移動して燃料通路を開放すると、燃料通路にある所定圧力の燃料がサック部に供給され、このサック部から噴射口を通して吸気ポートまたは燃焼室に噴射することができる。
ところで、ニードル弁はソレノイドの電磁力により移動可能であり、一回に噴射される燃料噴射量は、このニードル弁が移動して燃料通路を開放している時間により設定されるものである。この場合、最小燃料噴射量は、ソレノイドへの通電時間をできるだけ短くすることで設定することができるが、ニードル弁の応答性を考慮すると、この通電時間をあまり短くすることができない。一方、最大燃料噴射量は、ソレノイドへの通電時間をできるだけ長くすることで設定することができるが、内燃機関の運転状態により燃料を噴射可能な時期が限られており、この通電時間をあまり長くすることができない。そのため、一回の燃料噴射時における最小燃料噴射量と最大燃料噴射量との比、つまり、ダイナミックレンジが制約を受けて広い燃焼領域を確保することができない。
そこで、このような問題点を解決する技術として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された燃料供給装置は、リザーバタンク内の燃料圧力の信号を受け、このリザーバタンク内の燃料圧力が所定値となるように、燃料タンク内の燃料を吸入加圧してリザーバタンクに吐出する燃料ポンプの吐出流量を制御可能とし、リザーバタンク内の燃料圧力を変えることで、リザーバタンクに装着されたインジェクタによる複数の燃料噴射特性を得て、ダイナミックレンジを拡大するものである。
特開平7−293397号公報
上述した従来の燃料供給装置では、インジェクタが複数の燃料噴射特性を得ることができように、このインジェクタに連結されたリザーバタンク内の燃料圧力を設定し、この燃料圧力が所定値になるように燃料ポンプの回転数を制御している。ところが、リザーバタンク内の燃料圧力を変えることで、インジェクタの燃料噴射特性、つまり、噴射量を変えることができるものの、この場合、燃料圧力が変化するためにインジェクタから噴射される燃料の噴霧状態も変化してしまう。即ち、最小燃料噴射量を得るためにリザーバタンクの燃料圧力を低下させると、燃料噴射量が減少するものの、燃料噴射圧力も低下してしまい、燃料噴霧の気化が不十分となり、燃焼状態が悪化して排気ガス浄化特性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、燃料噴射圧力を変化させることなくダイナミックレンジを拡大して広い燃焼領域を確保可能とした内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置は、燃料通路を有すると共に先端部に該燃料通路が連通する噴射口を有するハウジングと、前記ハウジング内に支持されて前記燃料通路を開閉自在な噴射弁と、前記噴射弁を軸方向に移動することで前記燃料通路を開閉可能な噴射弁移動手段と、前記ハウジングまたは前記噴射弁の少なくともいずれか一方の温度を調節する温度調節手段と、内燃機関が高負荷運転状態にあるときに前記噴射弁による前記燃料通路の開口面積または前記噴射口の開口面積が大きくなる一方、前記内燃機関が低負荷運転状態にあるときに前記噴射弁による前記燃料通路の開口面積または前記噴射口の開口面積が小さくなるように前記温度調節手段を制御する温度制御手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置では、前記温度調節手段は、前記噴射弁を加熱する加熱装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の低負荷時に前記加熱装置により前記噴射弁を加熱することを特徴としている。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置では、前記温度調節手段は、前記ハウジングを加熱する加熱装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の高負荷時に前記加熱装置により前記ハウジングを加熱することを特徴としている。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置では、前記温度調節手段は、前記噴射弁を冷却する冷却装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の高負荷時に前記冷却装置により前記噴射弁を冷却することを特徴としている。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置では、前記温度調節手段は、前記ハウジングを冷却する冷却装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の低負荷時に前記冷却装置により前記ハウジングを冷却することを特徴としている。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置では、前記噴射弁は、熱膨張率の大きな材質により構成されていることを特徴としている。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置によれば、先端部に噴射口を有するハウジング内に噴射弁を移動自在に支持し、且つ、噴射弁移動手段によりこの噴射弁を軸方向に移動することで噴射口に連通する燃料通路を開閉可能とし、ハウジングまたは噴射弁の少なくともいずれか一方の温度を調節する温度調節手段を設けると共に、内燃機関が高負荷運転状態にあるときに前記噴射弁による前記燃料通路の開口面積または前記噴射口の開口面積が大きくなる一方、前記内燃機関が低負荷運転状態にあるときに前記噴射弁による前記燃料通路の開口面積または前記噴射口の開口面積が小さくなるようにこの温度調節手段を制御する温度制御手段を設けている。従って、最小燃料噴射量を確保するときは、噴射弁を加熱して熱膨張により噴射弁のストロークを短縮して燃料通路の開口面積を縮小するか、または、ハウジングを冷却して熱収縮により噴射口の開口面積を縮小すればよく、また、最大燃料噴射量を確保するときは、噴射弁を冷却して熱収縮により噴射弁のストロークを伸張して燃料通路の開口面積を拡大するか、または、ハウジングを加熱して熱膨張により噴射口の開口面積を拡大すればよく、燃料噴射圧力を変化させることなく、内燃機関の運転状態に応じて最小燃料噴射量と最大燃料噴射量を適正に確保してダイナミックレンジを拡大することができ、その結果、内燃機関の広い燃焼領域を確保することができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成図、図2は、実施例1の内燃機関の燃料噴射制御装置におけるインジェクタの要部を表す概略断面図である。
実施例1の内燃機関の燃料噴射制御装置において、図1及び図2に示すように、内燃機関としてのエンジンは、筒内噴射式の火花点火多気筒エンジンであって、各気筒に対応して燃焼室12が構成されており、シリンダヘッド11に、各燃焼室12に直接燃料を噴射するインジェクタ13が装着されると共に、図示しない点火プラグが装着されている。
この各インジェクタ13はデリバリパイプ14に連結されており、このデリバリパイプ14には、燃料供給管15の先端部が連結されている。一方、燃料タンク16は所定量のガソリン燃料(以下、燃料)を貯留可能であり、内部に低圧ポンプ17が装着されている。この低圧ポンプ17の吐出側にはフィルタ18を介して燃料供給管15の基端部が連結されている。そして、この燃料供給管15の中途部、つまり、低圧ポンプ17の下流側に高圧ポンプ19が設けられ、この高圧ポンプ19はカムシャフト20により駆動可能となっている。
上述したインジェクタ13にて、中空形状をなすホルダ21の先端部にバルブボディ22が固定されており、このバルブボディ22は内部に先細となる中空部23が形成されると共に、この中空部23の先端側に連続して球面形状をなすサック部24が形成され、このサック部24から外部に連通する噴射口25が形成されている。このホルダ21の後端部には中空形状をなす磁性パイプ26が固定されており、この磁性パイプ26内に円筒形状をなすコア27が嵌合すると共に、このコア27の先端側にアーマチュア28が軸方向に移動自在に支持されている。この磁性パイプ26は、上下にそれぞれ位置する磁性部の間に非磁性部が位置して構成され、非磁性部は、上下の磁性部との間で磁性が短絡することを防止している。この場合、ホルダ21やバルブボディ22などによりハウジングが構成される。
噴射弁としてのニードル弁29は、ホルダ21内に軸心に沿って配設され、後端側の連結部30がアーマチュア28の先端部に嵌合して連結される一方、先端側の嵌合部31がバルブボディ22の中空部23に周方向に所定間隔で隙間をもって移動自在に嵌合している。また、ニードル弁29は先端部にシール部32が形成される一方、コア27内に装着されたアジャストパイプ33とアーマチュア28との間には、このアーマチュア28を介してニードル弁29を先端側に付勢する圧縮コイルスプリング34が介装されており、ニードル弁29はシール部32がバルブボディ22の弁座部35に当接している。
磁性パイプ26の外側にはボビン36を介してコイル37が巻回され、このコイル37の外側に樹脂モールドによりコネクタ38が形成され、このコネクタ38の外側に磁性材料からなるヨーク39が固定されている。この場合、圧縮コイルスプリング34、コア27、アーマチュア28、ボビン36、コイル37、コネクタ38、ヨーク39などにより噴射弁移動手段が構成される。従って、コイル37に通電すると、コア27に電磁吸引力が発生し、圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗してアーマチュア28を及びニードル弁29を後端側(図1及び図2にて右側)に移動し、シール部32をバルブボディ22の弁座部35から離間させることができる。なお、図示しないが、ニードル弁29の移動を規制するストッパが設けられており、ニードル弁29が後端側へ移動するとき、このストッパに当接することでニードル弁29のストローク量が設定されている。
また、磁性パイプ26の後端部には、燃料導入管40が連結されており、内部に燃料導入通路41が形成され、ここにフィルタ42が取付けられている。この燃料導入通路41は、コア27及びアーマチュア28内に形成された第1、第2燃料通路43,44に連通し、第2燃料通路44は、燃料挿通孔45を介してホルダ21内の第3燃料通路46に連通し、この第3燃料通路46は、バルブボディ22とニードル弁29との間に形成された第4燃料通路47に連通している。従って、コイル37に通電していない状態では、圧縮コイルスプリング34の付勢力によりニードル弁29のシール部32がバルブボディ22の弁座部35に当接することで、第4燃料通路47を閉止している。一方、コイル37に通電した状態では、電磁吸引力によりニードル弁29のシール部32がバルブボディ22の弁座部35から離間することで第4燃料通路47を開放し、第4燃料通路47にある燃料をサック部24に供給し、噴射口25から燃焼室12に燃料を噴射することができる。
車両には電子制御ユニット(ECU)48が搭載されており、このECU48は、インジェクタ13を制御可能となっている。即ち、ECU48には、吸気管の上流側に設けられたエアフローセンサ49、電子スロットル装置に設けられたスロットルポジションセンサ50、エンジンに設けられたエンジン回転数センサ51及び水温センサ52、アクセルペダルに装着されたアクセルポジションセンサ53などが接続されている。従って、ECU48は、各センサ49〜53が検出した吸入空気量、スロットル開度、エンジン回転数、エンジン冷却水温、アクセル開度などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量や噴射時期などを決定している。また、デリバリパイプ14には、燃料圧力を検出する燃圧センサ54が設けられ、検出した燃料圧力をECU48に出力しており、このECU48は、デリバリパイプ14内の燃料圧力が一定値となるように、低圧ポンプ17及び高圧ポンプ19を駆動制御している。
また、本実施例では、ニードル弁29に、このニードル弁29の温度を調節する温度調節手段及び加熱装置としてのヒータ55が取付けられており、外部からこのヒータ55に対して通電可能となっている。従って、ヒータ55に通電してニードル弁29を加熱することで、このニードル弁29を熱膨張させて全長を長くすることができる。そのため、ニードル弁29を加熱して熱膨張させたときには、全長が長くなってストッパにより規制されるストローク量が減少することとなり、第4燃料通路47の開放面積、つまり、シール部32が弁座部35から離間したときの開口面積を減少することができる。
即ち、インジェクタ13は、上述したように、コイル37の電磁吸引力によりニードル弁29を移動可能とすることで第4燃料通路47を開放し、第4燃料通路47にある燃料をサック部24に供給し、噴射口25から燃焼室12に噴射することができる。本実施例の場合、単位時間当たりの燃料噴射量は、ニードル弁29が移動したときの第4燃料通路47の開放面積、つまり、シール部32が弁座部35から離間したときの開口面積によって設定され、一回に噴射される燃料噴射量は、このニードル弁29が移動して第4燃料通路47を開放している時間により設定されている。
従って、ニードル弁29を加熱してストローク量が減少すると、第4燃料通路47の開放面積が減少し、単位時間当たりの燃料噴射量を減少させることができる。この場合、ニードル弁29を、熱膨張率の大きな材質により構成することが望ましい。また、本実施例では、最大燃料噴射量を十分に確保できるように、この最大燃料噴射量を優先して噴射口25の径と、常温時のニードル弁29のストローク量(第4燃料通路47の開放面積)が設定されている。
そのため、本実施例では、最小燃料噴射量を確保する必要があるときは、ニードル弁29を加熱して熱膨張によりストローク量を短縮して第4燃料通路47の開放面積を縮小するようにしている。一方、最大燃料噴射量を確保する必要があるときは、ニードル弁29の加熱をやめて所定のストローク量を確保して第4燃料通路47の開放面積を所定の大きさとし、その開放時間を最長となるようにしている。
具体的には、エンジンの運転状態に応じてヒータ55に通電してその温度を制御する。例えば、ECU48はエンジン負荷を認識し、エンジンが低負荷状態にあるときには、ヒータ55によりニードル弁29を加熱し、最小燃料噴射量を確保する。一方、エンジンが高負荷状態にあるときには、ヒータ55によるニードル弁29の加熱を停止し、最大燃料噴射量を確保する。この場合、エンジン負荷として、吸入空気量、スロットル開度、アクセル開度、筒内圧力、体積効率などを用いればよく、エンジン負荷が所定の低負荷値以下でニードル弁29を加熱し、この低負荷値を超えるとニードル弁29の加熱を停止する。
従って、インジェクタ13にて、ECU48は、燃料噴射信号が出力されると、エンジン負荷を読込み、エンジン負荷が所定の低負荷値以下であるときには、ヒータ55に通電してニードル弁29を加熱する。このニードル弁29の熱膨張により全長が長くなり、ストローク量が短縮される。この状態で、コイル37に通電すると、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により第4燃料通路47を閉止している状態から、電磁吸引力によりこのニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗して移動し、シール部32がバルブボディ22の弁座部35から離間することで第4燃料通路47を開放する。すると、第4燃料通路47にある燃料がサック部24に供給され、噴射口25から燃焼室12に燃料が噴射される。そして、所定期間が経過すると、コイル37への通電が停止され、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により移動することで第4燃料通路47を閉止し、噴射口25からの燃料噴射が終了する。
この燃料噴射時、エンジン負荷が低負荷値であるため、ニードル弁29は加熱されてストローク量が短縮されており、通常より第4燃料通路47の開放面積が小さくなっている。そして、コイル37への通電時間をニードル弁29の応答性を考慮した最小時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最小燃料噴射量とすることができる。
一方、ECU48は、エンジン負荷が所定の低負荷値より高いときには、ヒータ55への通電を停止してニードル弁29を加熱しない。そのため、このニードル弁29は熱膨張せずに通常のストローク量となる。この状態で、コイル37に通電すると、電磁吸引力によりニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗して移動し、第4燃料通路47を開放する。すると、第4燃料通路47にある燃料がサック部24に供給され、噴射口25から燃焼室12に燃料が噴射される。そして、所定期間が経過すると、コイル37への通電が停止され、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により移動することで第4燃料通路47を閉止し、噴射口25からの燃料噴射が終了する。
この燃料噴射時、エンジン負荷が高負荷値であるため、ニードル弁29は加熱されずにストローク量が規定量となっており、第4燃料通路47の開放面積も規定量となっている。そして、コイル37への通電時間を最大時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最大燃料噴射量とすることができる。
このように実施例1の内燃機関の燃料噴射制御装置にあっては、ホルダ21の先端部にサック部24及び噴射口25を有するバルブボディ22を固定し、このバルブボディ22内にニードル弁29を移動自在に支持し、このニードル弁29を圧縮コイルスプリング34により第4燃料通路47を閉止可能とすると共に、コイル37の電磁吸引力により軸方向に移動して第4燃料通路47を開放可能とし、ニードル弁29にヒータ55を設けてエンジンの運転状態に応じてこのヒータ55に通電してニードル弁29を加熱するようにしている。
従って、インジェクタ13の最小燃料噴射量を確保するときは、ヒータ55によりニードル弁29を加熱して熱膨張によりニードル弁29のストローク量を短縮し、第4燃料通路47の開放面積を縮小し、コイル37への通電時間をニードル弁29の応答性を考慮した最小時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最小燃料噴射量とすることができる。その結果、燃料噴射圧力を変化させることなく、エンジンの運転状態に応じて最小燃料噴射量を適正に確保してダイナミックレンジを拡大することができ、その結果、エンジンの広い燃焼領域を確保することができる。
また、実施例1の内燃機関の燃料噴射制御装置では、ニードル弁29の温度を調節する温度調節手段及び加熱装置としてヒータ55を適用し、ECU48は、エンジン負荷が低負荷領域にあるときにヒータ55によりニードル弁29を加熱するようにしている。従って、簡単な構成で、アイドル運転時などの低負荷時に最適な最小燃料噴射量を確保することができる。
図3は、本発明の実施例2に係る内燃機関の燃料噴射制御装置におけるインジェクタの要部を表す概略断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の内燃機関の燃料噴射制御装置において、図3に示すように、ホルダ21には、このホルダ21を介してバルブボディ22の温度を調節する温度調節手段及び加熱装置としてのヒータ56が取付けられており、外部からこのヒータ56に対して通電可能となっている。従って、ヒータ56に通電してバルブボディ22を加熱することで、このバルブボディ22を熱膨張させて噴射口25の開口面積を大きくすることができる。
即ち、本実施例の場合、単位時間当たりの燃料噴射量は、噴射口25の開口面積によって設定され、一回に噴射される燃料噴射量は、このニードル弁29が移動して第4燃料通路47を開放している時間により設定されている。従って、バルブボディ22を加熱して噴射口25の開口面積が大きくなると、単位時間当たりの燃料噴射量を増加させることができる。また、本実施例では、最小燃料噴射量を十分に確保できるように、この最小燃料噴射量を優先して噴射口25の径が設定されている。
そのため、最大燃料噴射量を確保する必要があるときは、バルブボディ22を加熱して熱膨張により噴射口25の開口面積を拡大し、第4燃料通路47の開放時間が最長となるようにしている。一方、最小燃料噴射量を確保する必要があるときは、バルブボディ22の加熱をやめて所定の噴射口25の開口面積を確保し、第4燃料通路47の開放時間が最短となるようにしている。
従って、インジェクタ13にて、エンジン負荷が所定の低負荷値以下のときには、ヒータ56へ通電せずにバルブボディ22を加熱しない。そのため、このバルブボディ22は熱膨張せずに噴射口25の開口面積は通常の大きさとなる。この状態で、電磁吸引力によりニードル弁29を圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗して移動させると、シール部32がバルブボディ22の弁座部35から離間することで第4燃料通路47が開放される。すると、第4燃料通路47にある燃料がサック部24に供給され、噴射口25から燃焼室12に燃料が噴射される。そして、所定期間が経過すると、電磁吸引力が停止され、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により移動することで第4燃料通路47を閉止し、噴射口25からの燃料噴射が終了する。
この燃料噴射時、エンジン負荷が低負荷値であるため、バルブボディ22は加熱されずに噴射口25は所定の開口面積となっている。そして、ニードル弁29の移動による第4燃料通路47の開放時間をニードル弁29の応答性を考慮した最小時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最小燃料噴射量とすることができる。
一方、エンジン負荷が所定の低負荷値より高いときには、ヒータ55に通電してバルブボディ22を加熱する。そのため、バルブボディ22は熱膨張して噴射口25の開口面積は大きくなる。この状態で、電磁吸引力によりニードル弁29を圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗して移動させると、第4燃料通路47が開放される。すると、第4燃料通路47にある燃料がサック部24に供給され、噴射口25から燃焼室12に燃料が噴射される。そして、所定期間が経過すると、電磁吸引力が停止され、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により移動することで第4燃料通路47を閉止し、噴射口25からの燃料噴射が終了する。
この燃料噴射時、エンジン負荷が高負荷値であるため、バルブボディ22は加熱されて噴射口25の開口面積が大きくなっている。そして、ニードル弁29の移動による第4燃料通路47の開放時間を最大時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最大燃料噴射量とすることができる。
このように実施例2の内燃機関の燃料噴射制御装置にあっては、ホルダ21の先端部にサック部24及び噴射口25を有するバルブボディ22を固定し、このバルブボディ22内にニードル弁29を移動自在に支持し、このニードル弁29を圧縮コイルスプリング34により第4燃料通路47を閉止可能とすると共に、コイル37の電磁吸引力により軸方向に移動して第4燃料通路47を開放可能とし、ホルダ21にヒータ56を設けてエンジンの運転状態に応じてこのヒータ56に通電し、ホルダ21を介してバルブボディ22を加熱するようにしている。
従って、インジェクタ13の最大燃料噴射量を確保するときは、ヒータ56によりバルブボディ22を加熱して熱膨張により噴射口25の開口面積を拡大し、コイル37への通電時間を最大時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最大燃料噴射量とすることができる。その結果、燃料噴射圧力を変化させることなく、エンジンの運転状態に応じて最大燃料噴射量を適正に確保してダイナミックレンジを拡大することができ、その結果、エンジンの広い燃焼領域を確保することができる。
また、実施例2の内燃機関の燃料噴射制御装置では、バルブボディ22の温度を調節する温度調節手段及び加熱装置としてヒータ56を適用し、エンジン負荷が高負荷領域にあるときにヒータ56によりバルブボディ22を加熱するようにしている。従って、簡単な構成で、高負荷運転時に最適な最大燃料噴射量を確保することができる。
図4は、本発明の実施例3に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成図、図5は、図4のV−V断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3の内燃機関の燃料噴射制御装置において、図4及び図5に示すように、ホルダ21には、このホルダ21を介してバルブボディ22の温度を調節する温度調節手段としての冷却装置61が装着されており、外部から冷却水を循環可能となっている。従って、冷却装置61によりバルブボディ22を冷却することで、このバルブボディ22を熱収縮させて噴射口25の開口面積を小さくすることができる。
この冷却装置61において、ホルダ21の外側には、所定の空間をもって円筒形状をなすケーシング62が図示しないシール部材を介して固定されることで、ホルダ21とケーシング62との間に周方向に沿った冷却水循環通路63が形成されている。そして、この冷却水循環路63に対して冷却水供給路64と冷却水排出路65の一端部が連結され、冷却水供給路64の他端部は冷却水ポンプ66を介して熱交換器を有する冷却水タンク67に連結され、冷却水排出路65の他端部は冷却水タンク67に連結されている。従って、ECU48は、必要時に、冷却水ポンプ66を駆動することで、冷却水タンク67の冷却水を冷却水供給路64から冷却水循環通路63に供給し、この冷却水によりホルダ21を介してバルブボディ22を冷却した後、冷却水排出路65から冷却水タンク67に戻すことができる。
本実施例の場合、単位時間当たりの燃料噴射量は、噴射口25の開口面積によって設定され、一回に噴射される燃料噴射量は、このニードル弁29が移動して第4燃料通路47を開放している時間により設定されている。従って、バルブボディ22を冷却して噴射口25の開口面積が小さくなると、単位時間当たりの燃料噴射量を減少させることができる。また、本実施例では、最大燃料噴射量を十分に確保できるように、この最大燃料噴射量を優先して噴射口25の径が設定されている。
そのため、最小燃料噴射量を確保する必要があるときは、バルブボディ22を冷却して熱収縮により噴射口25の開口面積を縮小し、第4燃料通路47の開放時間が最短となるようにしている。一方、最大燃料噴射量を確保する必要があるときは、バルブボディ22の冷却をやめて所定の噴射口25の開口面積を確保し、第4燃料通路47の開放時間が最長となるようにしている。
従って、インジェクタ13にて、エンジン負荷が所定の低負荷値以下のときには、冷却装置61を駆動してバルブボディ22を冷却する。そのため、このバルブボディ22は熱収縮して噴射口25の開口面積が小さくなる。この状態で、電磁吸引力によりニードル弁29を圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗して移動させると、シール部32がバルブボディ22の弁座部35から離間することで第4燃料通路47が開放される。すると、第4燃料通路47にある燃料がサック部24に供給され、噴射口25から燃焼室12に燃料が噴射される。そして、所定期間が経過すると、電磁吸引力が停止され、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により移動することで第4燃料通路47を閉止し、噴射口25からの燃料噴射が終了する。
この燃料噴射時、エンジン負荷が低負荷値であるため、バルブボディ22を冷却して噴射口25の開口面積は小さくなっている。そして、ニードル弁29の移動による第4燃料通路47の開放時間をニードル弁29の応答性を考慮した最短時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最小燃料噴射量とすることができる。
一方、エンジン負荷が所定の低負荷値より高いときには、冷却装置61を駆動せずにバルブボディ22を冷却しない。そのため、バルブボディ22は熱収縮せずに噴射口25の所定の開口面積となる。この状態で、電磁吸引力によりニードル弁29を圧縮コイルスプリング34の付勢力に抗して移動させると、第4燃料通路47が開放される。すると、第4燃料通路47にある燃料がサック部24に供給され、噴射口25から燃焼室12に燃料が噴射される。そして、所定期間が経過すると、電磁吸引力が停止され、ニードル弁29が圧縮コイルスプリング34の付勢力により移動することで第4燃料通路47を閉止し、噴射口25からの燃料噴射が終了する。
この燃料噴射時、エンジン負荷が高負荷値であるため、バルブボディ22は冷却されずに噴射口25は所定の開口面積となっている。そして、ニードル弁29の移動による第4燃料通路47の開放時間を最長時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最大燃料噴射量とすることができる。
このように実施例3の内燃機関の燃料噴射制御装置にあっては、ホルダ21の先端部にサック部24及び噴射口25を有するバルブボディ22を固定し、このバルブボディ22内にニードル弁29を移動自在に支持し、このニードル弁29を圧縮コイルスプリング34により第4燃料通路47を閉止可能とすると共に、コイル37の電磁吸引力により軸方向に移動して第4燃料通路47を開放可能とし、ホルダ21の外側に冷却装置61を設けてエンジンの運転状態に応じてこの冷却装置61を駆動し、ホルダ21を介してバルブボディ22を冷却するようにしている。
従って、インジェクタ13の最小燃料噴射量を確保するときは、冷却装置61によりバルブボディ22を冷却して熱収縮により噴射口25の開口面積を縮小し、コイル37への通電時間を最小時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最小燃料噴射量とすることができる。その結果、燃料噴射圧力を変化させることなく、エンジンの運転状態に応じて最小燃料噴射量を適正に確保してダイナミックレンジを拡大することができ、その結果、エンジンの広い燃焼領域を確保することができる。
なお、この実施例3にて、バルブボディ22の温度を調節する温度調節手段として冷却装置61を適用し、エンジン負荷が低負荷領域にあるときに冷却装置61によりバルブボディ22を冷却するようにしたが、この構成に限るものではない。例えば、ニードル弁29の温度を調節する温度調節手段として冷却装置を装着し、エンジン負荷が高負荷領域にあるときに冷却装置によりニードル弁29を冷却することで、熱収縮によりニードル弁29のストローク量を大きくし、第4燃料通路47の開放面積を拡大し、コイル37への通電時間を最長時間とすることで、噴射口25から噴射される燃料噴射量を最適な最大燃料噴射量とするようにしてもよい。この場合、ニードル弁29とホルダ21との間にペルチェ素子を介装し、ECU48によりこのペルチェ素子に通電することで、ニードル弁29からホルダ21へ熱を移動させ、ニードル弁29を冷却すればよい。
また、上述した各実施例では、温度調節手段として、ヒータ55,56、冷却装置61を適用したが、これに限るものではない。
また、上述した各実施例で説明したインジェクタ13を、燃料を直接燃焼室に噴射する筒内噴射式の内燃機関に適用して説明したが、燃料を吸気ポートに噴射するポート噴射式内燃機関に適用しても前述と同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本発明に係る内燃機関の燃料噴射制御装置は、内燃機関の運転状態に応じてハウジングまたは噴射弁の温度を調節することで、噴射口や噴射弁の熱膨張、熱収縮により単位時間当たりの燃料噴射量を変更してダイナミックレンジを拡大するものであり、いずれの種類の内燃機関に用いても好適である。
本発明の実施例1に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成図である。 実施例1の内燃機関の燃料噴射制御装置におけるインジェクタの要部を表す概略断面図である。 本発明の実施例2に係る内燃機関の燃料噴射制御装置におけるインジェクタの要部を表す概略断面図である。 本発明の実施例3に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の概略構成図である。 図4のV−V断面図である。
符号の説明
11 シリンダヘッド
12 燃焼室
13 インジェクタ
21 ホルダ(ハウジング)
22 バルブボディ(ハウジング)
24 サック部
25 噴射口
27 コア
28 アーマチュア
29 ニードル弁(噴射弁)
32 シール部
34 圧縮コイルスプリング(噴射弁移動手段)
35 弁座部
37 コイル(噴射弁移動手段)
39 ヨーク
43,44,46,47 燃料通路
48 電子制御ユニット、ECU(温度制御手段)
55,56 ヒータ(温度調節手段)
61 冷却装置(温度調節手段)
62 ケーシング
63 冷却水循環通路
66 冷却水ポンプ

Claims (6)

  1. 燃料通路を有すると共に先端部に該燃料通路が連通する噴射口を有するハウジングと、前記ハウジング内に支持されて前記燃料通路を開閉自在な噴射弁と、前記噴射弁を軸方向に移動することで前記燃料通路を開閉可能な噴射弁移動手段と、前記ハウジングまたは前記噴射弁の少なくともいずれか一方の温度を調節する温度調節手段と、内燃機関が高負荷運転状態にあるときに前記噴射弁による前記燃料通路の開口面積または前記噴射口の開口面積が大きくなる一方、前記内燃機関が低負荷運転状態にあるときに前記噴射弁による前記燃料通路の開口面積または前記噴射口の開口面積が小さくなるように前記温度調節手段を制御する温度制御手段とを具えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記温度調節手段は、前記噴射弁を加熱する加熱装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の低負荷時に前記加熱装置により前記噴射弁を加熱することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記温度調節手段は、前記ハウジングを加熱する加熱装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の高負荷時に前記加熱装置により前記ハウジングを加熱することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記温度調節手段は、前記噴射弁を冷却する冷却装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の高負荷時に前記冷却装置により前記噴射弁を冷却することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  5. 請求項4に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記温度調節手段は、前記ハウジングを冷却する冷却装置であり、前記温度制御手段は、前記内燃機関の低負荷時に前記冷却装置により前記ハウジングを冷却することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  6. 請求項2または4に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記噴射弁は、熱膨張率の大きな材質により構成されていることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
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JP2009281324A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射弁
US9044721B2 (en) 2009-03-13 2015-06-02 Powercell Sweden Ab Fuel injection device and method for a fuel reformer

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