JP2006309845A - 記録再生装置及びその制御方法、プログラム並びに情報共有システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、ユーザの使い勝手を向上させ得る記録再生装置を提案する。
【解決手段】
複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、選定手段により選定されたパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録するように制御する制御手段とを設けるようにした。
【選択図】 図1
本発明は、ユーザの使い勝手を向上させ得る記録再生装置を提案する。
【解決手段】
複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、選定手段により選定されたパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録するように制御する制御手段とを設けるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記録再生装置及びその制御方法、プログラム並びに情報共有システムに関し、例えば光ディスクドライブ及びハードディスクドライブを同一筐体内に搭載した記録再生装置に適用して好適なものである。
従来、光ディスクドライブ及びハードディスクドライブを同一筐体内に搭載すると共に、制御部とのインターフェース、電源供給コネクタ及び通信状態や媒体へのアクセス状態を表示するアクセスランプを共用するようになされた記録再生装置が提案されている。
この記録再生装置では、光ディスクドライブ又はハードディスクドライブの基本的な制御を行なうためのソフトウエアであるファームウエアの書き込まれた所定の光ディスクが光ディスクドライブに装填されると、当該ファームウエアを光ディスクドライブを介して読み出すことによって、当該光ディスクドライブ又はハードディスクドライブ内の不揮発性メモリに記憶されているファームウエアを更新し得るようになされている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−288964公報
ところで、かかる構成の記録再生装置の光ディスクドライブにおいては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(CD - Recordable)、CD−RW(CD - ReWritable)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc - ROM)、DVD±RやDVD±RW等の様々な種類の光ディスクに対応するようになされている。
そして光ディスクドライブにおいては、これら各種の光ディスクそれぞれについて、最適化して記録するための記録レーザパワーやレーザ出力タイミング及びレーザ出力パターンを示すライトストラテジなどの記録制御パラメータを、上述のファームウエアと同様に光ディスクドライブ内の不揮発性メモリに記憶し、当該記録制御パラメータに基づいて最適化して光ディスクに記録させるようになされている。
しかしながら、例えば光ディスクの種類だけでなく製造メーカや商品、製造ロット等によっても記録制御パラメータが異なるために、同一の種類の光ディスクに対して、同一の記録制御パラメータを用いた場合でも最適化して記録することができないというおそれがあり、この結果、様々な種類の光ディスクに対応することができず、ユーザにとって使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザの使い勝手を向上させ得る記録再生装置及びその制御方法、プログラム並びに情報共有システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、選定手段により選定されたパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録するように制御する制御手段とを設けるようにした。
従って、光ディスクドライブ内のメモリに記録させる場合に比して膨大な数のパラメータを記録することができるため、様々な種類の光ディスクに対応させて当該光ディスクに記録データを記録することができると共に、パラメータをその都度選定せずに、ハードディスクドライブから読み出すだけで光ディスクに記録データを記録することができるため、当該パラメータの選定時間を格段的に低減することができる。
また、複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置の制御方法において、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する第1のステップと、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、第1のステップにおいて選定したパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録する第2のステップと、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録する第3のステップとを設けるようにした。
従って、光ディスクドライブ内のメモリに記録させる場合に比して膨大な数のパラメータを記録することができるため、様々な種類の光ディスクに対応させて当該光ディスクに記録データを記録することができると共に、パラメータをその都度選定せずに、ハードディスクドライブから読み出すだけで光ディスクに記録データを記録することができるため、当該パラメータの選定時間を格段的に低減することができる。
さらに、複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置に対して、プログラムによって、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する第1の処理と、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、第1のステップにおいて選定したパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録する第2の処理と、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータを上記ハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、上記光ディスクに上記データを記録する第3の処理とを実行させるようにした。
従って、光ディスクドライブ内のメモリに記録させる場合に比して膨大な数のパラメータを記録することができるため、様々な種類の光ディスクに対応させて当該光ディスクに記録データを記録することができると共に、パラメータをその都度選定せずに、ハードディスクドライブから読み出すだけで光ディスクに記録データを記録することができるため、当該パラメータの選定時間を格段的に低減することができる。
さらに、複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置と、所定のネットワークを介して記録再生装置と接続される情報処理装置とからなる情報共有システムにおいて、記録再生装置は、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、選定手段により選定されたパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録するように制御する制御手段と、情報処理装置に記録されていない識別コードに応じたパラメータをネットワークを介して情報処理装置に送信する送信手段とを設け、情報処理装置は、記録再生装置からネットワークを介して送信されたパラメータを保持するための保持手段と、記録再生装置に記録されていない識別コードに応じたパラメータをネットワークを介して記録再生装置に送信する送信手段とを設けるようにした。
従って、記録再生装置と情報処理装置との間で、パラメータを、情報処理装置から記録再生装置に送信すると共に、記録再生装置からも情報処理装置に送信することができるため、ユーザが実際に使用している光ディスク及びその品質を把握することができる。
さらに、複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、光ディスクの種類ごとの使用頻度を統計して、ハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの種類を判別するときに、使用頻度の高い光ディスクから判別を開始するように制御する制御手段を設けるようにした。
従って、所定の枚数単位である同一ロットの光ディスクが連続的に光ディスクドライブに装填されるようなときに、この光ディスクの判別時間を格段的に低減することができる。
本発明によれば、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定し、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、選定手段により選定されたパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録して、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録するようにしたことにより、光ディスクドライブ内のメモリに記録させる場合に比して膨大な数のパラメータを記録することができるため、様々な種類の光ディスクに対応させて当該光ディスクに記録データを記録することができると共に、パラメータをその都度選定せずに、ハードディスクドライブから読み出すだけで光ディスクに記録データを記録することができるため、当該パラメータの選定時間を格段的に低減することができ、かくしてユーザの使い勝手を向上させ得る記録再生装置及びその制御方法並びにプログラムを実現できる。
また、記録再生装置と、所定のネットワークを介して記録再生装置と接続される情報処理装置とからなる情報共有システムにおいて、記録再生装置は、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、選定手段により選定されたパラメータとを対応づけてハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出し、パラメータに基づいて、光ディスクにデータを記録するように制御する制御手段と、情報処理装置に記録されていない識別コードに応じたパラメータをネットワークを介して情報処理装置に送信する送信手段とを設け、情報処理装置は、記録再生装置からネットワークを介して送信されたパラメータを保持するための保持手段と、記録再生装置に記録されていない識別コードに応じたパラメータをネットワークを介して記録再生装置に送信する送信手段とを設けるようにしたことにより、記録再生装置と情報処理装置との間で、パラメータを、情報処理装置から記録再生装置に送信すると共に、記録再生装置からも情報処理装置に送信することができるため、ユーザが実際に使用している光ディスク及びその品質を把握することができ、かくしてユーザの使い勝手を向上させ得る情報共有システムを実現できる。
さらに、複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスクドライブと、データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、光ディスクの種類ごとの使用頻度を統計して、ハードディスクドライブに記録すると共に、光ディスクの種類を判別するときに、使用頻度の高い光ディスクから判別を開始するように制御する制御手段を設けるようにしたことにより、所定の枚数単位である同一ロットの光ディスクが連続的に光ディスクドライブに装填されるようなときに、この光ディスクの判別時間を格段的に低減することができ、かくしてユーザの使い勝手を向上させ得る記録再生装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による記録再生装置の構成
図1において、1は全体として本実施の形態による記録再生装置を示し、外部から供給される映像データD1を光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3又はハードディスクドライブ4に記録する一方、当該光ディスクドライブ2又はハードディスクドライブ4を再生して映像データD1を出力し得るようになされている。
図1において、1は全体として本実施の形態による記録再生装置を示し、外部から供給される映像データD1を光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3又はハードディスクドライブ4に記録する一方、当該光ディスクドライブ2又はハードディスクドライブ4を再生して映像データD1を出力し得るようになされている。
実際上、この記録再生装置1には、光ディスクドライブ記録ボタン、ハードディスクドライブ記録ボタン、光ディスクドライブ再生ボタン、ハードディスクドライブ再生ボタン、転送記録ボタンや停止ボタン等を有する操作部5が設けられており、当該操作部5を介してこれら各種操作ボタンの操作に応じた操作データD2を制御部6へ送出する。
制御部6は、記録再生装置1全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)(図示せず)と、CPUのワークメモリとしてのRAM(Random Access Memory)(図示せず)と、各種制御プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)7とを含むマイクロコンピュータ構成となっており、例えば操作部5の光ディスク記録ボタンの操作に応じた操作データD2が供給されると、光ディスクドライブ記録モードに遷移する。
また制御部6は、エンコード/デコード部8によって、外部からI/O(Input/Output)インターフェース9を介して供給される映像データD1に対して、例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)等の所定の圧縮符号化規格に基づいて圧縮符号化処理を施し、この結果得られた符号化映像データD3をインターフェースコントローラ10へ送出させる。
さらに制御部6は、インターフェースコントローラ10によって、供給される符号化映像データD3を光ディスクドライブ2に送出させる。これにより記録再生装置1では、光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3に符号化映像データD3を記録させ得るようになされている。
一方、制御部6は、例えば操作部5のハードディスクドライブ記録ボタンの操作に応じた操作データD2が供給されると、ハードディスクドライブ記録モードに遷移して、エンコード/デコード部8によって、外部からI/Oインターフェース9を介して供給される映像データD1に対して、上述の光ディスク記録ボタン操作時と同様の圧縮符号化処理を施し、この結果得られた符号化映像データD3をインターフェースコントローラ10を介してハードディスクドライブ4へ送出させる。これにより記録再生装置1では、ハードディスクドライブ4に符号化映像データD3を記録させ得るようになされている。
他方、制御部6は、例えば操作部5の光ディスクドライブ再生ボタンの操作に応じた操作データD2が供給されると、光ディスクドライブ再生モードに遷移して、光ディスクドライブ2に装填されている光ディスク3から読み出された符号化映像データD3をインターフェースコントローラ10を介してエンコード/デコード部8に送出させる。
さらに制御部6は、エンコード/デコード部8によって、供給される符号化映像データD3に対して、例えば上述の圧縮符号化処理に対応した復号化処理を施し、この結果得られた映像データD1をI/Oインターフェース9を介して外部に出力させる。
他方、制御部6は、例えば操作部5のハードディスクドライブ再生ボタンの操作に応じた操作データD2が供給されると、ハードディスクドライブ再生モードに遷移して、エンコード/デコード部8によって、ハードディスクドライブ4からインターフェースコントローラ10を介して供給される符号化映像データD3に対して、上述の光ディスクドライブ再生ボタン操作時と同様の復号化処理を施し、この結果得られた映像データD1をI/Oインターフェース9を介して外部に出力させる。
このようにして記録再生装置1では、映像データD1を出力することにより、例えば当該映像データD1に基づく映像を外部の表示部に表示させ得るようになされている。
他方、制御部6は、例えば操作部5の転送記録ボタンの操作に応じた操作データD2が供給されると、転送記録モードに遷移して、ハードディスクドライブ4に記録された符号化映像データD3をインターフェースコントローラ10を介して光ディスクドライブ2に送出させる。
これにより記録再生装置1では、ハードディスクドライブ4に記録されている符号化映像データD3を光ディスクドライブ2に転送して、当該光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3に符号化映像データD3を記録し得るようになされている。
(2)本実施の形態による光ディスクドライブ2の構成
ここで図2は、上述の光ディスクドライブ2の構成を示すものであり、インターフェースコントローラ10(図1)から供給される符号化映像データD3を光ディスク3に記録し、又は当該光ディスク3から再生して符号化映像データD3をインターフェースコントローラ10(図1)に送出し得るようになされている。
ここで図2は、上述の光ディスクドライブ2の構成を示すものであり、インターフェースコントローラ10(図1)から供給される符号化映像データD3を光ディスク3に記録し、又は当該光ディスク3から再生して符号化映像データD3をインターフェースコントローラ10(図1)に送出し得るようになされている。
この場合、光ディスクドライブ制御部20は、この光ディスクドライブ2全体の制御を司るCPU(図示せず)と、CPUのワークメモリとしてのRAM(図示せず)と、各種制御プログラムが格納された不揮発性メモリ21とを含むマイクロコンピュータ構成となっている。
実際上、光ディスクドライブ制御部20は、光ディスクドライブ2に光ディスク3が装填されると、レーザ回路22によって、適当なレーザパワーを発生させる初期レーザデータを生成し、当該初期レーザデータに応じて光ピックアップ23内のレーザダイオードを点灯させることにより、光ピックアップ23から光ディスク3に向けて光ビームを継続照射させる。
このとき光ピックアップ23からは、かかる初期レーザデータに基づく光ビームが光ディスク3で反射されてなる反射光ビームに基づいて受光素子から出力されたRF(Radio Frequency)信号がRF処理部24に与えられる。
そして光ディスクドライブ制御部20は、RF処理部24によって、供給されるRF信号に基づいてこの光ディスク3の種類を判別することができるようになされている。
また光ディスクドライブ制御部20は、光ディスクドライブ記録モード時、インターフェースコントローラ10(図1)からI/Oインターフェース25を介して信号処理部26に符号化映像データD3が与えられると、サーボ回路27を介してスピンドルモータ28を駆動制御することにより、当該光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3を所定状態に回転駆動させる。
さらに光ディスクドライブ制御部20は、信号処理部26によって、供給される符号化映像データD3に対して、変調処理等の所定の信号処理を施し、この結果得られた記録データをレーザデータとしてレーザ回路22に送出する。
そして光ディスクドライブ制御部20は、レーザ回路22によって、レーザデータに応じて光ピックアップ23内のレーザダイオードを、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワー及びライトストラテジで点滅駆動させる。これにより、光ピックアップ23から光ディスク3に向けて光ビームが点滅照射され、光ディスク3に記録データが最適化されて記録されるようになされている。
さらに光ディスクドライブ制御部20は、光ピックアップ23からレーザデータに基づくフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号がサーボ回路27に与えられると、当該サーボ回路27によって、供給されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて、光ピックアップ23から発射された光ビームが光ディスク3の情報記録面上においてジャストフォーカス及びジャストトラッキングするように、光ピックアップ23を光ディスク3の径方向に移動させるための送りモータ29や、光ピックアップ23内の対物レンズ(図示せず)を駆動する2軸アクチュエータ(図示せず)を必要に応じて駆動させるようになされている。
一方、光ディスクドライブ制御部20は、光ディスクドライブ再生モード時、サーボ回路27を介してスピンドルモータ28を駆動制御することにより、光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3を所定状態に回転駆動させる。
また光ディスクドライブ制御部20は、レーザ回路22によって、再生レーザパワーを発生させる再生レーザデータを生成し、当該再生レーザデータに応じて光ピックアップ23内のレーザダイオードを一定のレーザパワーで点灯させることにより、光ピックアップ23から光ディスク3に向けて光ビームを継続照射させる。
このとき光ピックアップ23からは、かかる再生レーザデータに基づく光ビームが光ディスク3で反射されてなる反射光ビームに基づいて受光素子から出力されたフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号がサーボ回路27に与えられると、当該サーボ回路27によって、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づき上述の光ディスクドライブ記録モード時と同様にフォーカス制御及びトラッキング制御を行なわせるようになされている。
また光ディスクドライブ制御部20は、光ピックアップ23から再生レーザデータに基づくRF信号がRF処理部24に与えられると、当該RF処理部24によって、供給されるRF信号に基づいて再生データを生成し、当該再生データを信号処理部26に送出させて、この後信号処理部26によって、供給される再生データに対して復調処理及び誤り訂正処理等の所定の信号処理を施し、この結果得られた符号化映像データD3をI/Oインターフェース25を介してインターフェースコントローラ10(図1)に送出させるようになされている。
(3)記録再生装置1に搭載された各種機能
次に、この記録再生装置1に搭載された各種機能について説明する。
次に、この記録再生装置1に搭載された各種機能について説明する。
(3−1)種類別使用頻度の統計による光ディスク判別時間短縮機能
この記録再生装置1には、光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3における種類別の使用頻度を統計することにより、この光ディスク3における種類の判別時間を短縮する光ディスク判別時間短縮機能が搭載されている。
この記録再生装置1には、光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3における種類別の使用頻度を統計することにより、この光ディスク3における種類の判別時間を短縮する光ディスク判別時間短縮機能が搭載されている。
実際上、光ディスクドライブ制御部20は、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されると、初期レーザデータに基づくRF信号をRF処理部24を介して当該光ディスクドライブ制御部20に送出させ、例えば対物レンズ(図示せず)を光ディスク3から遠ざける方向に移動させたときの反射光ビームの信号波形に基づいて、この光ディスク3がDVDであるか、CDであるかを判別させる。
また光ディスクドライブ制御部20は、光ディスク3がDVDである場合には、例えば対物レンズ(図示せず)を光ディスク3に近づける方向に移動させたときの反射光ビームの信号波形に基づいて、このDVDの記録面が1層のDVD(DVD SL(Single Layer))であるか、2層のDVD(DVD DL(Dual Layer))であるかを判別させる。
さらに光ディスクドライブ制御部20は、例えば光ビームに対する光ディスク3の反射率に基づいて、このDVDがDVD−ROM又はDVD±Rであるか、DVD±RWであるかを判別させる。
さらに光ディスクドライブ制御部20は、例えばLPP(Land Pre Pit)及び又はADIP(Address In Pre-groove)が存在するか否かによって、このDVDがDVD−ROMであるか、DVD−R又はDVD−RWであるか、DVD+R又はDVD+RWであるかを判別させる。
さらに光ディスクドライブ制御部20は、光ディスク3がCDである場合には、例えば光ビームに対する光ディスク3の反射率に基づいて、このCDがCD−ROM又はCD−Rであるか、CD−RWであるかを判別させる。また光ディスクドライブ制御部20は、例えばATIP(Absolute Time In Pre-groove)が存在するか否かによって、このCDがCD−ROMであるか、CD−R又はCD−RWであるかを判別させる。
このように記録再生装置1では、光ディスクドライブ2に装填される光ディスク3の種類を判別し得るようになされている。
そして光ディスクドライブ制御部20(図2)は、このとき光ディスクドライブ2に装填された光ディスク3における種類を判別すると、光ディスク種類判別データD4を生成し、当該光ディスク種類判別データD4を信号処理部26、I/Oインターフェース25及びインターフェースコントローラ10(図1)を介して制御部6(図1)に送出させる。
このときハードディスクドライブ4には、光ディスク3における種類別の使用頻度を統計するための種類別使用頻度格納テーブルT1が記録されている。なお、この種類別使用頻度格納テーブルT1は、図3に示すように、光ディスク3の種類を格納する光ディスク種類格納欄T1Aと、当該光ディスク3の種類の使用頻度を統計する使用頻度格納欄T1Bとから構成されている。
そして制御部6は、供給される光ディスク種類判別データD4の種類に応じて、種類別使用頻度格納テーブルT1の使用頻度格納欄T1Bに格納された使用頻度を「1」増加させるようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。例えば制御部6は、「DVD−ROM SL」を表す光ディスク種類判別データD4が供給されると、種類別使用頻度格納テーブルT1における「DVD−ROM SL」の光ディスク種類格納欄T1Aに対応する使用頻度格納欄T1Bに格納された使用頻度「10」を「11」に増加させるようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。
このように記録再生装置1では、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されると、当該光ディスク3の種類を判別して光ディスク種類判別データD4を生成し、当該光ディスク種類判別データD4を制御部6に送出することにより、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されるたびに、供給される光ディスク種類判別データD4に基づいて、光ディスク3の使用頻度を統計し得るようになされている。
一方、光ディスクドライブ制御部20(図2)は、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されると、その旨を信号処理部26、I/Oインターフェース25及びインターフェースコントローラ10(図1)を介して制御部6(図1)に通知する。
このとき制御部6は、図3のように種類別使用頻度格納テーブルT1の光ディスク種類格納欄T1Aのうち、使用頻度格納欄T1Bに格納された使用頻度が最も高い光ディスク3の種類を選択し、この選択された光ディスク3を光ディスク種類選択データD5として生成し、当該光ディスク種類選択データD5をインターフェースコントローラ10、I/Oインターフェース25及び信号処理部26を介して光ディスクドライブ制御部20に送出させる。
そして光ディスクドライブ制御部20(図2)は、供給される光ディスク種類選択データD5に応じて、使用頻度の最も高い光ディスク3の種類から判別を開始させるようになされている。
例えば制御部6は、図3のように種類別使用頻度格納テーブルT1の光ディスク種類格納欄T1Aのうち、「DVD−ROM SL」の使用頻度が最も高い場合には、「DVD−ROM SL」を表す光ディスク種類選択データD5を生成し、光ディスクドライブ制御部20は、「DVD−ROM SL」から光ディスク3の判別を開始させるようになされている。
このように記録再生装置1では、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されると、光ディスク判別処理に先立って、種類別使用頻度格納テーブルT1における使用頻度の統計結果に基づいて、使用頻度の高い光ディスク3から判別を開始させることにより、例えば所定の枚数単位である同一ロットの光ディスク3が連続的に光ディスクドライブ2に装填されるようなときに、この光ディスク3の判別時間を格段的に低減することができるようになされている。
(3−2)最適化記録機能
また、この記録再生装置1には、光ディスク3の種類や製造メーカや商品、製造ロット等によって異なる当該光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワーやライトストラテジを選定し、これらを記録制御パラメータとしてハードディスクドライブ4に記録しておき、当該記録制御パラメータをハードディスクドライブ4から読み出すことにより、当該記録制御パラメータに基づいて光ディスク3に記録データを記録する最適化記録機能が搭載されている。
また、この記録再生装置1には、光ディスク3の種類や製造メーカや商品、製造ロット等によって異なる当該光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワーやライトストラテジを選定し、これらを記録制御パラメータとしてハードディスクドライブ4に記録しておき、当該記録制御パラメータをハードディスクドライブ4から読み出すことにより、当該記録制御パラメータに基づいて光ディスク3に記録データを記録する最適化記録機能が搭載されている。
実際上、光ディスクドライブ制御部20は、光ディスクドライブ記録モード時、レーザ回路22によって、記録データの記録処理に先立って、記録制御パラメータを選定するための最適化記録選定レーザデータに応じて光ピックアップ23内のレーザダイオードを記録レーザパワー、レーザ出力タイミング及びレーザ出力パターンを変動させながら点滅駆動させることにより、光ピックアップ23から光ディスク3に向けて光ビームを点滅照射させ、光ディスク3のテスト領域に記録(試し書き)させる。
また光ディスクドライブ制御部20は、RF処理部24を介して供給される最適化記録選定レーザデータに基づくRF信号から、例えば記録レーザパワーの変動による光ディスク3の記録状態を所定の評価基準に基づいて評価させることにより、装填されている光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワーを選定する。
さらに光ディスクドライブ制御部20は、RF処理部24を介して供給される最適化記録選定レーザデータに基づくRF信号から、例えばレーザ出力タイミング及びレーザ出力パターンの変動による光ディスク3の記録状態を所定の評価基準に基づいて評価させることにより、装填されている光ディスク3に最適化して記録するためのライトストラテジを選定する。
そして光ディスクドライブ制御部20は、当該記録レーザパワー及びライトストラテジを記録制御パラメータP1とし、レーザ回路22によって、当該記録制御パラメータP1に基づいて記録データを光ディスク3に記録させることができるようになされている。
かかる構成に加えてこの光ディスクドライブ制御部20は、光ディスク3から読み出した光ディスク3の種類や製造メーカや商品、製造ロット等の当該光ディスク3の個別情報を表す光ディスク識別コードK1と記録制御パラメータP1とを、信号処理部26、I/Oインターフェース25及びインターフェースコントローラ10(図1)を介して制御部6(図1)に送出させる。
このときハードディスクドライブ4には、光ディスク識別コードK1と記録制御パラメータP1とを対応づけて格納するための光ディスク識別コード格納リストL1が格納されている。なお、この光ディスク識別コード格納リストL1は、図4に示すように、光ディスク識別コード格納欄L1Aと、後述する光ディスク識別コードK1と対応づけられている記録制御パラメータP1の使用頻度を統計して格納する使用頻度格納欄L1Bと、後述する粗悪な光ディスクを識別する粗悪光ディスク識別フラグ格納欄L1C、光ディスク識別コードK1と対応づけられている記録制御パラメータP1を格納する記録制御パラメータ格納欄L1Dとから構成されている。
そして制御部6は、供給される光ディスク識別コードK1を光ディスク識別コード格納欄L1Aに格納するように、また記録制御パラメータP1を対応する記録制御パラメータ格納欄L1Dに格納するようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。
このように記録再生装置1では、光ディスク3の個別情報を表す光ディスク識別コードK1と記録制御パラメータP1とを対応づけて、光ディスク識別コード格納リストL1に格納するようにして、ハードディスクドライブ4に記録することにより、光ディスクドライブ制御部20内の不揮発性メモリ21に光ディスク識別コードK1と記録制御パラメータP1とを対応づけて記録させる場合に比して、膨大な数の記録制御パラメータP1を記録することができるようになされている。
一方、光ディスクドライブ制御部20(図2)は、光ディスクドライブ記録モード時、光ディスク3から光ディスク識別コードK1が読み出されると、当該光ディスク識別コードK1を信号処理部26、I/Oインターフェース25及びインターフェースコントローラ10(図1)を介して制御部6(図1)に送出させる。
そして制御部6は、供給される光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1を光ディスク識別コード格納リストL1の光ディスク識別コード格納欄L1Aにおいて検索し、当該光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L1Aにある場合には、この光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1をハードディスクドライブ4から読み出して、インターフェースコントローラ10、I/Oインターフェース25及び信号処理部26を介して光ディスクドライブ制御部20に送出させる。
そして光ディスクドライブ制御部20(図2)は、レーザ回路22によって、ハードディスクドライブ4から供給された記録制御パラメータP1に基づいて記録データを光ディスク3に記録させることができるようになされている。
このように記録再生装置1では、光ディスク3から読み出された光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L1Aにある場合には、当該光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1に基づいて記録データを光ディスク3に記録させることにより、この記録制御パラメータP1の選定時間を低減することができるようになされている。
また制御部6は、供給される光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L1Aにある場合には、供給される光ディスク識別コードK1に応じて、光ディスク識別コード格納リストL1の使用頻度格納欄L1Bに格納された使用頻度を「1」増加させるようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。例えば制御部6は、「DVD−ROM SL:QFPD−011−050」を表す光ディスク識別コードK1が供給されると、当該光ディスク識別コード格納欄L1Aに対応する使用頻度格納欄L1Bに格納された使用頻度「10」を「11」に増加させるようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。
そして制御部6は、使用頻度の高い順に所定数の光ディスク識別コードK1及び当該光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1を、インターフェースコントローラ10、I/Oインターフェース25及び信号処理部26を介して、光ディスクドライブ制御部20内の不揮発性メモリ21に記憶されている光ディスク識別コード格納欄L2Aと記録制御パラメータ格納欄L2Dとでなるメモリ光ディスク識別コード格納リストL2に格納させるようにして、不揮発性メモリ21に記憶する。
そして光ディスクドライブ制御部20は、光ディスク3から光ディスク識別コードK1が読み出されると、当該光ディスク識別コードK1を制御部6(図1)に送出する前に、当該光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1をメモリ光ディスク識別コード格納リストL2の光ディスク識別コード格納欄L2Aにおいて検索し、光ディスク3から読み出された光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L2Aにある場合には、当該光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1を、当該光ディスクドライブ制御部20の不揮発性メモリ21から読み出して、この記録制御パラメータP1に基づいて記録データを光ディスク3に記録させる。
このように記録再生装置1では、使用頻度の高い順に所定数の光ディスク識別コードK1及び当該光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1をメモリ光ディスク識別コード格納リストL2に格納させるようにして、光ディスクドライブ制御部20の不揮発性メモリ21に記憶し、光ディスク3から光ディスク識別コードK1が読み出されたときに、当該光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1を、光ディスク識別コード格納リストL1よりも先に、メモリ光ディスク識別コード格納リストL2の光ディスク識別コード格納欄L2Aにおいて検索し、一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L2Aにある場合には、当該光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1を、当該光ディスクドライブ制御部20の不揮発性メモリ21から読み出すことにより、光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1をハードディスクドライブ4から読み出す場合に比して、光ディスク3の選定時間を一段と低減することができるようになされている。
他方、光ディスクドライブ制御部20(図2)は、レーザ回路22によって、最適化記録選定レーザデータに応じて光ピックアップ23内のレーザダイオードを所定のレーザパワーで点灯させることにより、光ピックアップ23から光ディスク3の内周部及び外周部に光ビームを継続照射させ、それぞれジャストフォーカスしたときのウォブル等の信号振幅から装填されている光ディスク3の機械的な反り値を選定する。
そして光ディスクドライブ制御部20は、この光ディスク3の機械的な反り値を、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワー及びライトストラテジと共に、記録制御パラメータP1とするようになされている。
このように記録再生装置1では、この光ディスク3の機械的な反り値も含めて記録制御パラメータP1としたことにより、例えば所定の枚数単位である同一ロットの光ディスク3を連続的に光ディスクドライブ2に装填されるようなときに、この機械的な反り値の選定時間を低減することができ、光ディスクの選定時間を一段と低減することができるようになされている。
(3−3)粗悪光ディスク通知機能
さらに、この記録再生装置1には、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワー及びライトストラテジを選定することができないときや、光ディスク3の機械的な反り値が規格値以上であるときに、この光ディスク3が粗悪な光ディスクであるため、この光ディスク3に記録データを最適化して記録することができない旨をユーザに通知する粗悪光ディスク通知機能が搭載されている。
さらに、この記録再生装置1には、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワー及びライトストラテジを選定することができないときや、光ディスク3の機械的な反り値が規格値以上であるときに、この光ディスク3が粗悪な光ディスクであるため、この光ディスク3に記録データを最適化して記録することができない旨をユーザに通知する粗悪光ディスク通知機能が搭載されている。
この場合、光ディスクドライブ制御部20(図2)は、装填されている光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワー若しくはライトストラテジを選定することができないとき、又は装填されている光ディスク3の機械的な反り値が所定の規格値以上であるときには、この光ディスク3が粗悪な光ディスクであると識別して、当該粗悪な光ディスクの光ディスク識別コードK1を信号処理部26、I/Oインターフェース25及びインターフェースコントローラ10(図1)を介して制御部6(図1)に送出させる。
このとき制御部6は、供給される粗悪な光ディスクの光ディスク識別コードK1を光ディスク識別コード格納欄L1Aに格納するように、また粗悪光ディスク識別フラグ格納欄L1Cにフラグを格納するようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。
また制御部6は、粗悪な光ディスクの光ディスク識別コードK1が供給されると、インターフェースコントローラ10を介して通知部11を制御することによって、当該通知部11の音声出力部から音声を出力させたり、当該通知部11の表示部に表示させるようになされている。
このように記録再生装置1では、光ディスク3が粗悪な光ディスクであるときに、通知部11の音声出力部から音声を出力させたり、通知部11の表示部に表示させることにより、装填されている光ディスク3が粗悪な光ディスクであることをユーザに容易に認識させ得るようになされている。
一方、光ディスクドライブ制御部20は、光ディスクドライブ記録モード時、光ディスク3から光ディスク識別コードK1が読み出されると、当該光ディスク識別コードK1を信号処理部26、I/Oインターフェース25及びインターフェースコントローラ10(図1)を介して制御部6(図1)に送出させる。
そして制御部6は、供給される光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1を光ディスク識別コード格納リストL1の光ディスク識別コード格納欄L1Aにおいて検索し、当該光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L1Aにあると共に、当該一致する光ディスク識別コードK1の光ディスク識別コード格納欄L1Aに対応した粗悪光ディスク識別フラグ格納欄L1Cにおいてフラグがたてられている場合には、供給される光ディスク識別コードK1に対応する粗悪な光ディスクが再び装填されていると識別して、供給される光ディスク識別コードK1に応じた光ディスク識別コード格納リストL1の使用頻度格納欄L1Bに格納された使用頻度を「1」増加させるようにして、ハードディスクドライブ4に記録すると共に、インターフェースコントローラ10を介して通知部11を制御することによって、通知部11の表示部に例えば粗悪な光ディスクの使用頻度の履歴を表示させるようになされている。
このように記録再生装置1では、光ディスク3から読み出された光ディスク識別コードK1と一致する光ディスク識別コードK1が光ディスク識別コード格納欄L1Aにあると共に、当該一致する光ディスク識別コードK1の光ディスク識別コード格納欄L1Aに対応した粗悪光ディスク識別フラグ格納欄L1Cにおいてフラグがたてられている場合には、供給される光ディスク識別コードK1に対応する粗悪な光ディスクが再び装填されていると識別して、通知部11の表示部に例えば粗悪な光ディスクの使用頻度の履歴を表示させることにより、粗悪な光ディスクを何回も使用していることをユーザに一段と容易に認識させ得るようになされている。
(3−4)サーバ装置との情報共有機能
さらに、記録再生装置1には、光ディスクドライブ2において選定された記録制御パラメータP1を、例えばインターネット等の所定のネットワークNTを介してサーバ装置30に送信すると共に、サーバ装置30から送信される記録制御パラメータP1をハードディスクドライブ4に記録する情報共有機能が搭載されている。
さらに、記録再生装置1には、光ディスクドライブ2において選定された記録制御パラメータP1を、例えばインターネット等の所定のネットワークNTを介してサーバ装置30に送信すると共に、サーバ装置30から送信される記録制御パラメータP1をハードディスクドライブ4に記録する情報共有機能が搭載されている。
図5において、40は全体として本実施の形態による情報共有システムを示し、上述の記録再生装置1と同様の構成でなる複数の記録再生装置1とサーバ装置30とがネットワークNTを介してそれぞれ接続されて構成されている。
この場合、記録再生装置1の制御部6は、図1に示すように、例えば操作部5の情報共有ボタンの操作に応じた操作データD2が供給されると、情報共有モードに遷移して、光ディスク識別コード格納リストL1をハードディスクドライブ4から読み出して、インターフェースコントローラ10、通信インターフェース12及びネットワークNTを介してサーバ装置30に送信させる。
このサーバ装置30においては、図6に示すように、サーバ制御部31と、通信インターフェース32と、光ディスク識別コード格納リスト記録用データベース33とがそれぞれ接続されて構成されている。
この場合、サーバ制御部31は、このサーバ装置30全体の制御を司るCPU(図示せず)と、CPUのワークメモリとしてのRAM(図示せず)と、各種制御プログラムが格納されたROM34とを含むマイクロコンピュータ構成となっている。
実際上、サーバ制御部31は、記録再生装置1から送信される光ディスク識別コード格納リストL1を通信インターフェース32を介して光ディスク識別コード格納リスト記録用データベース33に受信すると、記録再生装置1から送信された光ディスク識別コード格納リストL1と、当該光ディスク識別コード格納リスト記録用データベース33に記録されている、光ディスク識別コード格納リストL1と同様の構成でなるサーバ光ディスク識別コード格納リストL3とを順次照合する。
そしてサーバ制御部31は、光ディスク識別コード格納リストL1に格納されているが、サーバ光ディスク識別コード格納リストL3に格納されていない光ディスク識別コードK1及び対応する使用頻度、粗悪光ディスク識別フラグ及び記録制御パラメータP1を、サーバ光ディスク識別コード格納リストL3に格納させるようにして、光ディスク識別コード格納リスト記録用データベース33に記録するようになされている。
またサーバ制御部31は、光ディスク識別コード格納リストL1に格納されていないが、サーバ光ディスク識別コード格納リストL3に格納されている光ディスク識別コードK1及び対応する使用頻度、粗悪光ディスク識別フラグ及び記録制御パラメータP1を、サーバ光ディスク識別コード格納リストL3から読み出して、通信インターフェース32及びネットワークNTを介して記録再生装置1に送信させる。
このとき記録再生装置1の制御部6は、サーバ装置30から送信される光ディスク識別コードK1及び対応する使用頻度、粗悪光ディスク識別フラグ及び記録制御パラメータP1が通信インターフェース12及びインターフェースコントローラ10を介して当該制御部6に供給されると、光ディスク識別コード格納リストL1に格納するようにして、ハードディスクドライブ4に記録するようになされている。
このように情報共有システム40では、複数の記録再生装置1とサーバ装置30との間で、光ディスク識別コードK1に対応した記録制御パラメータP1及び粗悪な光ディスクの光ディスク識別コードK1を、サーバ装置30から各記録再生装置1に送信するだけでなく、各記録再生装置1からもサーバ装置30に送信することができるため、ユーザが実際に使用している光ディスク3及びその品質を把握することができるようになされている。
(4)制御部6の具体的処理内容
(4−1)光ディスク判別時間短縮処理手順
ここで、上述のような制御部6による光ディスク判別時間短縮処理は、予め制御部6のROM7に格納されている制御プログラムに基づき、図7に示す光ディスク判別時間短縮処理手順RT1に従って行われる。
(4−1)光ディスク判別時間短縮処理手順
ここで、上述のような制御部6による光ディスク判別時間短縮処理は、予め制御部6のROM7に格納されている制御プログラムに基づき、図7に示す光ディスク判別時間短縮処理手順RT1に従って行われる。
すなわち制御部6は、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されると、光ディスク判別時間短縮処理手順RT1をステップSP0において開始し、続くステップSP1において、光ディスクドライブ制御部20によって、光ディスク種類選択データD5に基づいて、使用頻度の最も高い光ディスク3から判別を開始させる。
続いて制御部6は、この後ステップSP2に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3が最も使用頻度の高い光ディスクであるか否かを判断する。そして制御部6は、このステップSP2において肯定結果を得ると、ステップSP10に進んで、この光ディスク判別時間短縮処理手順RT1を終了し、これに対して否定結果を得るとステップSP3に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3がDVDであるか、CDであるかを判別させる。
続いて制御部6は、この後ステップSP4に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3がDVDであるか否かを判断する。そして制御部6は、このステップSP4において否定結果を得るとステップSP8に進み、これに対して肯定結果を得るとステップSP5に進んで、この光ディスク3が1層のDVDであるか、2層のDVDであるかを判別させる。
続いて制御部6は、この後ステップSP6に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3がDVD−ROM又はDVD±Rであるか、DVD±RWであるかを判別させる。続いて制御部6は、この後ステップSP7に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3がDVD−ROMであるか、DVD−R又はDVD−RWであるか、DVD+R又はDVD+RWであるかを判別させる。
これに対して制御部6は、ステップSP4において否定結果を得ると、ステップSP8に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3がCD−ROM又はCD−Rであるか、CD−RWであるかを判別させる。続いて制御部6は、この後ステップSP9に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3がCD−ROMであるか、CD−R又はCD−RWであるかを判別させる。
そして制御部6は、この後ステップSP10に進んで、この光ディスク判別時間短縮処理手順RT1を終了する。
この結果、記録再生装置6では、この光ディスク3の種類を判別すると共に、使用頻度の最も高い光ディスク3のときに、光ディスク3における種類の判別時間を短縮することにできるようになされている。
(4−2)光ディスク最適化記録処理手順
一方、上述のような制御部6による光ディスク最適化記録処理は、予め制御部6のROM7に格納されている制御プログラムに基づき、図8及び図9に示す光ディスク最適化記録処理手順RT2に従って行われる。
一方、上述のような制御部6による光ディスク最適化記録処理は、予め制御部6のROM7に格納されている制御プログラムに基づき、図8及び図9に示す光ディスク最適化記録処理手順RT2に従って行われる。
すなわち制御部6は、光ディスク記録モードに遷移されると、光ディスク最適化記録処理手順RT2をステップSP20において開始し、続くステップSP21において、光ディスクドライブ制御部20によって、光ディスク3から光ディスク識別コードK1を読み出させる。
続いて制御部6は、この後ステップSP22に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、読み出された光ディスク3と一致する光ディスク識別コードK1が不揮発性メモリ21に記憶されているか否かを判断する。そして制御部6は、このステップSP22において肯定結果を得るとステップSP26に進み、これに対して否定結果を得るとステップSP23に進んで、読み出された光ディスク3と一致する光ディスク識別コードK1がハードディスクドライブ4に格納されているか否かを判断する。
そして制御部6は、このステップSP23において否定結果を得るとステップSP27に進み、これに対して肯定結果を得るとステップSP24に進んで、当該光ディスク識別コードK1に粗悪光ディスク識別フラグが立てられているか否かを判断する。そして制御部6は、このステップSP24において肯定結果を得ると、ステップSP25に進んで、この光ディスク3が粗悪な光ディスクであることをユーザに通知し、これに対して否定結果を得るとステップSP26に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、当該光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1を読み出して、当該記録制御パラメータP1に基づいて記録データを記録させる。
これに対して制御部6は、ステップSP23において否定結果を得ると、ステップSP27に進んで、光ディスクドライブ制御部20によって、この光ディスク3の記録制御パラメータP1を選定させる。
続いて制御部6は、この後ステップSP28に進んで、記録制御パラメータP1が選定されたか否かを判断する。そして制御部6は、このステップSP28において否定結果を得ると、ステップSP29に進んで、この光ディスク3が粗悪な光ディスクであることをユーザに通知し、これに対して肯定結果を得るとステップSP30に進んで、光ディスク識別コードK1と記録制御パラメータP1とを対応づけてハードディスクドライブ4に記録する。
そして制御部6は、この後ステップSP31に進んで、この光ディスク最適化記録処理手順RT2を終了する。
(5)動作及び効果
以上の構成において、この記録再生装置1では、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワーやライトストラテジを選定して、これらを記録制御パラメータP1とし、当該記録制御パラメータP1と光ディスク3から読み出された光ディスク識別コードK1とを対応づけてハードディスクドライブ4に記録しておき、当該記録制御パラメータP1に基づいて光ディスク3に記録データを最適化して記録する。
以上の構成において、この記録再生装置1では、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワーやライトストラテジを選定して、これらを記録制御パラメータP1とし、当該記録制御パラメータP1と光ディスク3から読み出された光ディスク識別コードK1とを対応づけてハードディスクドライブ4に記録しておき、当該記録制御パラメータP1に基づいて光ディスク3に記録データを最適化して記録する。
従って、光ディスクドライブ2内の不揮発性メモリ21に記録させる場合に比して膨大な数の記録制御パラメータP1を記録することができるため、様々な種類の光ディスク3に対応させて当該光ディスク3に記録データを記録することができると共に、記録制御パラメータP1をその都度選定せずに、ハードディスクドライブ4から読み出すだけで光ディスク3に記録データを記録することができるため、当該記録制御パラメータP1の選定時間を格段的に低減することができる。
また、この記録再生装置1では、使用頻度の高い順に所定数の光ディスク識別コードK1に応じた記録制御パラメータP1を、ハードディスクドライブ4から光ディスクドライブ制御部20に送出して、当該記録制御パラメータP1を光ディスクドライブ制御部20の不揮発性メモリ21記憶し、不揮発性メモリ21に記憶されている記録制御パラメータP1に基づいて光ディスク3に記録データを記録することにより、記録制御パラメータP1をハードディスクドライブ4から読み出す場合に比して、光ディスク3の記録制御パラメータP1の選定時間を一段と低減することができる。
さらに、この情報共有システム40では、光ディスク識別コード格納リストL1に格納されているが、サーバ光ディスク識別コード格納リストL3に格納されていない光ディスク識別コードK1及び対応する使用頻度、粗悪光ディスク識別フラグ及び記録制御パラメータP1を、サーバ光ディスク識別コード格納リストL3に格納させるようにして、サーバ装置30の光ディスク識別コード格納リスト記録用データベース33に記録する一方、サーバ装置30から送信される光ディスク識別コードK1及び対応する使用頻度、粗悪光ディスク識別フラグ及び記録制御パラメータP1を通信インターフェース12及びインターフェースコントローラ10を介して当該制御部6に供給されると、光ディスク識別コード格納リストL1に格納するようにして、記録再生装置1のハードディスクドライブ4に記録することにより、複数の記録再生装置1とサーバ装置30との間で、光ディスク識別コードK1に対応した記録制御パラメータP1及び粗悪な光ディスクの光ディスク識別コードK1を、サーバ装置30から各記録再生装置1に送信すると共に、各記録再生装置1からもサーバ装置30に送信することができるため、ユーザが実際に使用している光ディスク3及びその品質を把握することができる。
さらに、記録再生装置1では、光ディスク3が光ディスクドライブ2に装填されると、光ディスク判別処理に先立って、種類別使用頻度格納テーブルT1における使用頻度の統計結果に基づいて、使用頻度の高い光ディスク3から判別を開始させることにより、例えば所定の枚数単位である同一ロットの光ディスク3が連続的に光ディスクドライブ2に装填されるようなときに、この光ディスク3の判別時間を格段的に低減することができる。
以上の構成によれば、光ディスク3に最適化して記録するための記録レーザパワーやライトストラテジを選定して、これらを記録制御パラメータP1とし、当該記録制御パラメータP1と光ディスク3から読み出された光ディスク識別コードK1とを対応づけてハードディスクドライブ4に記録しておき、当該記録制御パラメータP1に基づいて光ディスク3に記録データを最適化して記録することにより、光ディスクドライブ2内の不揮発性メモリ21に記録させる場合に比して膨大な数の記録制御パラメータP1を記録することができるため、様々な種類の光ディスク3に対応させて光ディスク3に記録データを最適化して記録することができると共に、記録制御パラメータP1を選定せずに、ハードディスクドライブ4から読み出すだけで光ディスク3に記録データを最適化して記録することができるため、当該記録制御パラメータP1の選定時間を格段的に低減することができ、かくしてユーザの使い勝手を向上させることができる。
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、所定のデータとして、映像データを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば音声データやストレージデータであっても良く、この種々のデータを適用することができる。
なお上述の実施の形態においては、所定のデータとして、映像データを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば音声データやストレージデータであっても良く、この種々のデータを適用することができる。
また上述の実施の形態においては、光ディスクにデータを最適化して記録するためのパラメータとして、記録レーザパワー、ライトストラテジ及び機械的な反り値を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のパラメータに適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、供給される光ディスク種類選択データD5に応じて、使用頻度の最も高い光ディスク3の種類から判別を開始し、当該光ディスクでなかったときには通常の判別処理をした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、使用頻度の高い順に光ディスク3の種類を順次判別するようにしても良く、使用頻度の高い順に所定数の光ディスク3の種類を判別するようにしても良く、この他種々の判別順で光ディスク3の種類を判別することができる。
さらに上述の実施の形態においては、ハードディスクドライブに記録されたパラメータのうち、使用頻度の高い所定数のパラメータを格納するために、光ディスク種類判別データに基づいて種類別使用頻度統計テーブルT1において使用頻度を統計した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスクに上記データを記録するために、光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じたパラメータをハードディスクドライブから読み出してメモリに格納するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、識別コードごとのパラメータの使用頻度を統計して、当該統計結果をハードディスクドライブ4に記録するために、光ディスク種類判別データに基づいて種類別使用頻度統計テーブルT1において使用頻度を統計した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々のテーブルやリストに格納するようにしても良く、この他種々の方法で識別コードごとのパラメータの使用頻度を統計するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと選定手段により選定されたパラメータとを対応づけるために、光ディスク識別コードK1記録制御パラメータP1とを光ディスク識別コード格納リストL1に格納した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々のテーブルやリストに格納するようにしても良く、この他種々の方法で識別コードとパラメータとを対応付けるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、共有システム40としてサーバ装置30を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、パラメータを保持するための保持手段と、パラメータを記録再生装置に送信する送信手段とが設けられた情報処理装置であれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスクドライブとハードディスクドライブとを有する記録再生装置として、上述の記録再生装置1を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これに加えて例えばメモリースティック(ソニー株式会社 登録商標)等の小型リムーバブルメディアドライブ等が設けられた記録再生装置であっても良い。
この場合には、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話機等を介して得られた記録制御パラメータを小型リムーバブルメディアに格納し、これを記録再生装置の小型リムーバブルメディアドライブに装填させることによっても、情報共有することができる。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク識別コードK1及び対応する使用頻度、粗悪光ディスク識別フラグ及び記録制御パラメータP1を記録再生装置1に送信させた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばこれ以外にも、メーカからの回収告知等のこの他種々の光ディスクに関する情報を送信することができる。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスクとしてDVD、CD、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RW、CD−ROM、CD−R及びCD−RWを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ブルーレイディスク(登録商標)やDVD−RAM等のディスクを加えた様々な光ディスクに適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、一連の処理をそれぞれの機能を有するハードウェアにより実行させた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ソフトウエアにより実行させるようにしても良い。このとき、一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータに対して、各種プログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能となり、汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。そしてこの記録媒体は、例えば光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気ディスク等の種々の記録媒体を適用することができる。また汎用のパーソナルコンピュータなどに例えばインターネット等のネットワークを介してダウンロードすることによって、各種プログラムをインストールするようにしても良い。
本発明は、光ディスクドライブとハードディスクドライブとを有する記録再生装置の他、
これに加えて、小型リムーバブルメディアドライブ等が設けられたこの他種々の記録再生装置に適用することができる。
これに加えて、小型リムーバブルメディアドライブ等が設けられたこの他種々の記録再生装置に適用することができる。
1……記録再生装置、2……光ディスクドライブ、3……光ディスク、4……ハードディスクドライブ、5……操作部、6……制御部、20……光ディスクドライブ制御部、21……不揮発性メモリ、22……レーザ回路、24……RF処理部、30……サーバ装置、31……サーバ制御部、33……記録用データベース、40……情報共有システム、D4……光ディスク種類判別データ、D5……光ディスク種類選択データ、K1……光ディスク識別コード、P1……記録制御パラメータ、L1……光ディスク識別コード格納リスト、L2……メモリ光ディスク識別コード格納リスト、L3……サーバ光ディスク識別コード格納リスト、T1……種類別使用頻度統計テーブル、RT1……光ディスク判別時間短縮処理手順、RT2……光ディスク最適化記録処理手順。
Claims (14)
- 複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は上記光ディスクに記録された上記データを再生する光ディスクドライブと、上記データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、
上記光ディスクに上記データを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、
上記光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、上記選定手段により選定された上記パラメータとを対応づけて上記ハードディスクドライブに記録すると共に、上記光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じた上記パラメータを上記ハードディスクドライブから読み出し、上記パラメータに基づいて、上記光ディスクに上記データを記録するように制御する制御手段と
を具えることを特徴とする記録再生装置。 - 上記光ディスクドライブは、
上記ハードディスクドライブに記録された上記パラメータのうち、使用頻度の高い所定数の上記パラメータを格納するためのメモリ
を有し、
上記制御手段は、
上記光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該光ディスクの識別コードに応じた上記パラメータが上記メモリに格納されている場合には、当該パラメータを上記メモリから読み出すように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 上記制御手段は、
上記識別コードごとの上記パラメータの使用頻度を統計して、当該統計結果を上記ハードディスクドライブに記録すると共に、当該統計結果に基づいて上記使用頻度の高い所定数の上記パラメータを、上記ハードディスクドライブから読み出して上記メモリに格納するように制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。 - 上記制御手段は、
上記光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じた上記パラメータを上記ハードディスクドライブから読み出して上記メモリに格納すると共に、上記パラメータに基づいて、上記光ディスクに上記データを記録するように制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。 - 上記選定手段は、
上記光ディスクに上記データを最適化して記録するための記録レーザパワー、ライトストラテジ及び上記光ディスクの機械的な反り値を上記パラメータとしてそれぞれ選定する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 上記制御手段は、
上記光ディスクの種類ごとの使用頻度を統計して、上記ハードディスクドライブに記録すると共に、上記光ディスクの種類を判別するときに、上記使用頻度の高い上記光ディスクから判別を開始するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 上記光ディスクが上記粗悪な光ディスクであると識別する識別手段と、
上記パラメータを選定することができない粗悪な光ディスクをユーザに通知するための通知手段と
を具え、
上記制御手段は、
上記識別手段により上記光ディスクが上記粗悪な光ディスクであると識別したときに、上記粗悪な光ディスクであることをユーザに通知するように上記通知手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 上記制御手段は、
上記識別手段により識別された粗悪な光ディスクから読み出された当該粗悪な光ディスクの識別コードを、上記ハードディスクドライブに記録すると共に、上記粗悪な光ディスクの識別コードが読み出されたときに、上記ハードディスクドライブに記録されている当該粗悪な光ディスクの識別コードに基づいて、ユーザに上記粗悪な光ディスクであることを通知するように上記通知手段を制御する
ことを特徴とする請求項7に記載の記録再生装置。 - 上記制御手段は、
上記粗悪な光ディスクが連続して使用されたときに、ユーザに上記粗悪な光ディスクの使用履歴を通知するように上記通知手段を制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の記録再生装置。 - 複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は上記光ディスクに記録された上記データを再生する光ディスクドライブと、上記データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置の制御方法において、
上記光ディスクに上記データを最適化して記録するためのパラメータを選定する第1のステップと、
上記光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、上記第1のステップにおいて選定した上記パラメータとを対応づけて上記ハードディスクドライブに記録する第2のステップと、
上記光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じた上記パラメータを上記ハードディスクドライブから読み出し、上記パラメータに基づいて、上記光ディスクに上記データを記録する第3のステップと
を具えることを特徴とする記録再生装置の制御方法。 - 複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は上記光ディスクに記録された上記データを再生する光ディスクドライブと、上記データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置に対して、
上記光ディスクに上記データを最適化して記録するためのパラメータを選定する第1の処理と、
上記光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、上記第1のステップにおいて選定した上記パラメータとを対応づけて上記ハードディスクドライブに記録する第2の処理と、
上記光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じた上記パラメータを上記ハードディスクドライブから読み出し、上記パラメータに基づいて、上記光ディスクに上記データを記録する第3の処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は上記光ディスクに記録された上記データを再生する光ディスクドライブと、上記データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置と、所定のネットワークを介して上記記録再生装置と接続される情報処理装置とからなる情報共有システムにおいて、
上記記録再生装置は、
上記光ディスクに上記データを最適化して記録するためのパラメータを選定する選定手段と、
上記光ディスクから読み出された当該光ディスクの識別コードと、上記選定手段により選定された上記パラメータとを対応づけて上記ハードディスクドライブに記録すると共に、上記光ディスクの識別コードが読み出されたときに、当該識別コードに応じた上記パラメータを上記ハードディスクドライブから読み出し、上記パラメータに基づいて、上記光ディスクに上記データを記録するように制御する制御手段と、
上記情報処理装置に記録されていない上記識別コードに応じた上記パラメータを上記ネットワークを介して上記情報処理装置に送信する送信手段と
を具え、
上記情報処理装置は、
上記記録再生装置から上記ネットワークを介して送信された上記パラメータを保持するための保持手段と、
上記記録再生装置に記録されていない上記識別コードに応じた上記パラメータを上記ネットワークを介して上記記録再生装置に送信する送信手段と
を具えることを特徴とする情報共有システム。 - 上記記録再生装置は、
上記光ディスクが上記粗悪な光ディスクであると識別する識別手段と、
上記パラメータを選定することができない粗悪な光ディスクをユーザに通知するための通知手段と
を具え、
上記記録再生装置の上記制御手段は、
上記識別手段により識別された粗悪な光ディスクから読み出された当該粗悪な光ディスクの識別コードを上記ハードディスクドライブに記録すると共に、上記粗悪な光ディスクの識別コードが読み出されたときに、上記ハードディスクドライブに記録されている当該粗悪な光ディスクの識別コードに基づいて、ユーザに上記粗悪な光ディスクであることを通知するように上記通知手段を制御し、
上記記録再生装置の送信手段は、
上記情報処理装置に記録されていない上記粗悪な光ディスクの識別コードを上記ネットワークを介して上記情報処理装置に送信し、
上記情報処理装置の保持手段は、
上記記録再生装置から上記ネットワークを介して送信された上記粗悪な光ディスクの識別コードを保持し、
上記情報処理装置の送信手段は、
上記記録再生装置に記録されていない上記粗悪な光ディスクの識別コードを上記ネットワークを介して上記記録再生装置に送信する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報共有システム。 - 複数種類の光ディスクに所定のデータを記録し、又は上記光ディスクに記録された上記データを再生する光ディスクドライブと、上記データを記録又は再生するハードディスクドライブとを有する記録再生装置において、
上記光ディスクの種類ごとの使用頻度を統計して、上記ハードディスクドライブに記録すると共に、上記光ディスクの種類を判別するときに、上記使用頻度の高い上記光ディスクから判別を開始するように制御する制御手段
を具えることを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005129750A JP2006309845A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 記録再生装置及びその制御方法、プログラム並びに情報共有システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005129750A JP2006309845A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 記録再生装置及びその制御方法、プログラム並びに情報共有システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006309845A true JP2006309845A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37476569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005129750A Pending JP2006309845A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 記録再生装置及びその制御方法、プログラム並びに情報共有システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006309845A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009015942A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005129750A patent/JP2006309845A/ja active Pending
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JP2009015942A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
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