JP2006308645A - ホログラフィ光学系及び画像表示装置 - Google Patents

ホログラフィ光学系及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、大視野角かつ大面積でありながら実現性の高いホログラフィ光学系、
及び画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のホログラフィ光学系は、所望の回折光を生成するためのホログラ
ム要素(1A)を複数有し、各ホログラム要素(1A)又は各ホログラム要素の縮小投影像を所定面上に点在させると共に、その所定面にて生起する回折光の全体により、三次元画像を表示する。各ホログラム要素(1A)に微小素子(P)を小ピッチで配置すれば、各回折光の回折拡がり角度θは大きくなり、三次元画像の視野角を大きくすることができる。また、複数のホログラム要素(1A)は離散的に配列されるので、ホログラム要素の配置面のサイズを大きくしても、微小素子(P)の総数は抑えられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、所望の回折光を生成することのできるホログラフィ光学系、及びそれを搭載した画像表示装置に関する。
ホログラムは、コヒーレントな照明光束を所望の回折光に変換することのできる回折光学素子である。三次元の物体から射出した回折光と同じ振幅分布と位相分布を持つ回折光を再現すれば、三次元画像を表示することができる。また、その振幅分布と位相分布とを時間に応じて変調すれば、三次元動画像を表示することもできる。
光波の振幅分布や位相分布を変調する素子は複数種類あり、LCD(液晶表示素子,Liquid Crystal Display)、PAL−SLM、或いは、両者を組み合わせたPPMが有望である(非特許文献1,2など)。なお、PAL−SLMは、平行配向液晶空間光変調器(Parallel-Aligned Nematic Liquid Crystal Spatial Light Modulator)の略であり、PPMは、プログラマブル位相変調ユニット(Programmable Phase Modulator)の略である。
将来的に、二次元動画像を表示するディスプレイと同様、三次元動画像を表示するホログラムに対しても大面積化の要求が生じ得る。ホログラムを大面積化すれば、複数人で同時に鑑賞したり、観察者の視点を広範囲で移動させたりできるからである。
"ハマホト通信バックナンバーVOL.15より「光アドレス型平行配行液晶空間光変調器PAL−SLM X7665」",浜松ホトニクス株式会社,[online],2002年,[平成17年3月28日検索],インターネット<URL:Http://www.hpk.co.jp/jpn/products/hamahot/email15.htm> "ハマホト通信バックナンバーVOL.25より「プログラマブル位相変調ユニット」",浜松ホトニクス株式会社,[online],2002年,[平成17年3月28日検索],インターネット<URL:Http://www.hpk.co.jp/jpn/products/hamahot/email25.htm>
しかし、回折光学素子であるホログラムは、二次元画像を表示するディスプレイとは異なり、そのまま拡大すると視野角が小さくなり、適当な距離に大きな虚像を表示することができなくなる。
なぜなら、回折光学素子の単位構造のサイズが大きくなると、回折角が小さくなるからである。例えば、簡単のために、回折光学素子を幅wのスリットとし、波長λの単色な平面波で照明する場合の回折拡がり角度θ(半角)は、θ<λ/wである。
このため、ホログラムの大面積化には、ホログラムの単位構造の数(例えば、PPMの微小素子の数)を膨大にする必要が伴い、製造に困難をきたす。ホログラムを制御するときに必要なデータ量も、単位構造の数が増えた分だけ増大する。
そこで本発明は、大視野角かつ大面積でありながら実現性の高いホログラフィ光学系、及び画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明のホログラフィ光学系は、所望の回折光を生成するためのホログラム要素を複数有し、各ホログラム要素又は各ホログラム要素の縮小投影像を所定面上に点在させると共に、その所定面にて生起する回折光の全体により、三次元画像を表示することを特徴とする。
なお、前記複数のホログラム要素を、前記所定面とは別の面に配列すると共に、前記ホログラフィ光学系に、前記複数のホログラム要素を個別に縮小投影し、その縮小投影像を前記所定面上に点在させる光学系アレイを備えてもよい。
また、前記ホログラフィ光学系に投光される照明光束のサイズを、前記複数のホログラム要素の配置面の全体を一括照明可能なサイズに設定すると共に、前記ホログラフィ光学系に、前記照明光束を複数の光束に分割すると共に、各光束のサイズを、前記複数のホログラム要素が過不足無く照明されるよう個別に調整する光学系アレイを備えてもよい。
また、前記ホログラム要素又は前記縮小投影像は、前記所定面上に不等間隔で配列されてもよい。
また、前記ホログラフィ光学系には、前記ホログラフィ光学系に投光される照明光束の進行方向と、前記ホログラフィ光学系から射出する前記回折光の進行方向とが略揃うように、前記複数のホログラム要素を経由する各光束を個別に偏向する光学系アレイを備えられてもよい。
また、前記複数のホログラム要素の各々は、位相変調素子アレイ、振幅変調素子アレイ、振幅・位相変調素子アレイの何れかの微小光学素子アレイから構成されてもよい。
また、前記複数のホログラム要素の各々は、反射型の前記微小光学素子アレイから構成されてもよい。
また、前記照明光束に、少なくとも赤色、緑色、青色の3色の波長成分を含ませると共に、前記複数のホログラム要素に、前記赤色の波長成分のみの回折光を生成する赤色用ホログラム要素、前記青色の波長成分のみの回折光を生成する青色用ホログラム要素、及び、前記緑色の波長成分のみの回折光を生成する緑色用ホログラム要素の3種類を含ませてもよい。
また、本発明の画像表示装置は、前記複数のホログラム要素の配置面を照明するための可干渉性の高い前記照明光束を生成する照明光学系とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、大視野角かつ大面積でありながら実現性の高いホログラフィ光学系及び画像表示装置を提供することができる。
[本発明の原理]
図1、図2を参照して本発明の原理を説明する。
図1(A)は、実在する物体Iを観察眼Eが窓Hを通して観察する様子を示し、図1(B)は、窓Hと同じサイズのホログラムHOEによる虚像I’(物体Iの虚像)を観察眼Eが観察する様子を示している。何れの場合も、コヒーレントな照明光が用いられるとする。
このとき、図1(A)の窓H上に生じる光波と、図1(B)のホログラムHOE上に生じる光波とは、等価である。よって、窓Hに正対する観察眼Eと、ホログラムHOEに正対する観察眼Eとは、等価な観察をすることができる。
図2(A)は、1つの窓Hを離散的な小さな窓の集合体H’に代えたときの様子を示し、図2(B)は、1つのホログラムHOEを離散的な小さなホログラムの集合体HOE’に代えたときの様子を示す。これら2つの観察でも、等価な関係が成り立つ。
図2(A)の観察を図1(A)の観察と比較する。図2(A)の観察では、1つの窓Hを通した観察(図1(A))よりも、観察眼Eに入射する光量が低下するので、物体Iの見え方は暗くなる。しかし、窓の集合体H’と物体Iとの間隔が十分に広ければ、1つの窓Hを通した観察(図1(A))と同様に、物体Iを観察することは可能である。
図2(B)の観察を図1(B)の観察と比較する。図2(B)の観察では、1つのホログラムHOEの観察(図1(B))よりも観察眼Eに入射する光量が低下するので、虚像I’の見え方は暗くなる。しかし、ホログラムの集合体HOE’と虚像I’との間隔が十分に広ければ、1つのホログラムHOEの観察(図1(B))と同様に、虚像I’を観察することは可能である。
そこで、本発明では、図2(B)の原理を利用する。
[第1実施形態]
図3、図4、図5を参照して本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態は、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。
図3(A)は、本表示装置の全体構成図である。図3(A)に示すとおり、レーザ光源11、コリメータレンズ12、ホログラム1、観察眼Eが順に配置される。ホログラム1には、駆動回路13が接続される。
レーザ光源11から射出したコヒーレントな照明光束Lは、コリメータレンズ12により平行光束に変換され、ホログラム1の背面を同位相で照明する。照明されたホログラム1は、その前面側に回折光を生成する。
駆動回路13は、ホログラム1内の各微小素子に駆動信号を与え、ホログラム1に入射する光波の振幅分布と位相分布とを制御する。制御された回折光は、観察眼Eに入射し、ホログラム1の背後の十分に離れた位置に三次元動画像(虚像)を表示する。
図3(B)は、ホログラム1を観察眼Eの側から見た正面図である。図3(B)に示すように、観察眼Eから見ると、複数のホログラム要素1Aは同一面上に二次元状に点在している。複数のホログラム要素1Aの配置間隔は、少なくとも、個々のホログラム要素1A内の構造周期よりも十分に広い。
個々のホログラム要素1Aは、図3(B)内に拡大して示すように、複数の微小素子P(単位構造)を二次元状に配置してなる。複数の微小素子Pの全体は、入射した照明光束に対し回折光学素子として作用し、回折光を生成する。また、複数の微小素子Pは、与えられた駆動信号に応じてその状態を変化させ、ホログラム1に入射する光波の位相分布及び振幅分布を変調する。
ホログラム要素1A内の微小素子Pの単位構造のサイズは、十分に小さい値(例えば、数μm程度)に設定されている。このサイズは、回折光の回折拡がり角度θ(図3(A)参照)が、本表示装置に必要とされている視野角の分だけ確保されるような値である。
また、ホログラム要素1A内の微小素子Pの数は、十分に大きい値(例えば、数十個)に設定されている。この数とホログラム要素1Aの配置間隔とは、ホログラム1全体に含まれる微小素子Pの数が、観察眼Eが虚像を鮮明に見るために必要最低限な値になるように定められる。
以上のホログラム1のうち、図3(B)のX−X’線における断面は、図4に示すとおりである。ホログラム1を構成する各ホログラム要素1Aは、背面からの照明光に応じて前面に回折光を生起させる「透過型のホログラム要素」であって、不図示の透明基板上に支持されている。それらの形成面の光源側に、マイクロレンズアレイ1Bが配置されている。
マイクロレンズアレイ1Bには、ホログラム要素1Aと同数のマイクロレンズが、ホログラム要素1Aと同じ配列パターンで設けられている。図4に示したように、各マイクロレンズは、互いに対向する1対のレンズ面L1,L2からなる。
各マイクロレンズ(レンズ面L1,L2)は、両側テレセントリックに構成され、光源側からの入射光束の径を縮小する逆エキスパンダである。入射側のレンズ面L1のサイズはなるべく大きく確保され、射出側のレンズ面L2のサイズは、ホログラム要素1Aが外接する円と同じ又はそれより若干大きい程度に設定される。なお、図4では、マイクロレンズ(レンズ面L1,L2)が両凸レンズで表されているが、光源側に凸のメニスカスレンズであってもよい。
このうち、各レンズ面L1の形成領域の全体が、平面波である照明光束Lで一括照明される。その照明光束Lは、各レンズ面L1で複数の部分光束に分割される。各レンズ面L1に入射した各部分光束は、各レンズ面L1の作用と、それに対向する各レンズ面L2の作用とを受け、波面形状を保ったまま、その径のみを縮小する。縮小後の各部分光束は、対応する各ホログラム要素1Aを過不足無く同位相で個別に照明する。
照明された各ホログラム要素1Aは、それぞれ回折光を生成する。各回折光の重ね合わせが、観察眼Eに対し三次元動画像を表示する。
ここで、上述したとおり、各ホログラム要素1Aの単位構造サイズは十分に小さいので、各回折光の回折拡がり角度θは大きく、したがって、ホログラム要素1Aの全体が表示する三次元画像の視野角も大きい。
しかも、本実施形態のホログラム1は、複数のホログラム要素1Aを離散的に配列しているので、大面積でありながらも微小素子の総数を抑えている。
また、マイクロレンズアレイ1Bは、照明光束Lを個々のホログラム要素1Aに対しロスなく集光するので、照明光束Lの利用効率が高い。
なお、本実施形態のホログラム1では、ホログラム要素1Aが等間隔で配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、ホログラム要素1Aは、不等間隔に配置されることが望ましい。図5には、一例として、ホログラム要素1Aがランダムに配置された様子を示した。
[第2実施形態]
図6を参照して本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第1実施形態(図4)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部にある。
図6は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。図6に示すように、このホログラム1においては、ホログラム要素1Aのサイズは大きく、その分だけホログラム要素1A同士の隙間は、狭められている。また、マイクロレンズアレイ1Bの配置箇所は、ホログラム要素1Aの配置面よりも観察眼E側である。
マイクロレンズアレイ1Bの各マイクロレンズ(レンズ面L1,L2)は、両側テレセントリックに構成され、ホログラム要素1Aを観察眼E側の所定面S上に縮小投影する屈折型の縮小光学系である。光源側のレンズ面L1のサイズはなるべく大きく確保される。
このうち、ホログラム要素1Aの配置領域の全体が、照明光束Lで一括照明される。照明された各ホログラム要素1Aは、回折光を生成する。
各ホログラム要素1Aが生成した各回折光は、各マイクロレンズ(レンズ面L1,L2)の作用を受け、ホログラム要素1Aの縮小投影像1A’を所定面S上に個別に形成する。
形成された縮小投影像1A’の所定面S上における配列座標は、複数のホログラム要素1Aの配置面上におけるそれと略同じになる。よって、縮小投影像1A’は、所定面S上に点在することになる。それらの各縮小投影像1A’から射出する各光束の重ね合わせが、観察眼Eに対し三次元動画像を表示する。
ここで、本実施形態では、ホログラム要素1Aのサイズが大きいので、ホログラム要素1Aにて生じる回折光束の回折角度θ’は小さい。しかし、各縮小投影像1A’にて生じ光線の射出角度βは、その縮小倍率の分だけ大きくなる。よって、その縮小倍率を最適化すれば、射出角度∂を、本表示装置に必要とされている視野角と同じにすることができる。
以上、本実施形態のホログラム1は、ホログラム要素1Aの縮小投影像1A’を離散的に配列し、第1実施形態のホログラム1と等価なホログラムを実現している。したがって、第1実施形態と同様、大視野角と大面積を確保しながら微小素子の総数を抑えることができる。
しかも、本実施形態のホログラム1では、縮小投影する分だけホログラム要素1Aのサイズを大きくすることができるので、第1実施形態のホログラム1よりも製造が容易である。
また、本実施形態のホログラム1では、隣り合うホログラム素子1A同士の隙間が狭められているので、照明光束Lの利用効率が高い。
なお、本実施形態のホログラム1では、縮小投影像1A’が等間隔で配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、ホログラム要素1A、マイクロレンズ(L1,L2)の少なくとも一方は、不等間隔に配置されることが望ましい。
[第3実施形態]
図7を参照して本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第2実施形態(図6)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部にあり、主に縮小光学系を反射型に構成したことにある。
図7は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’における断面図)である。図7に示すように、このホログラム1においては、マイクロレンズアレイ1Bの代わりにマイクロミラーアレイ1Dが配置される。
マイクロミラーアレイ1Dのマイクロミラー(ミラーM1,M2)は、マイクロレンズアレイ1Bのマイクロレンズ(レンズ面L1,L2)と同じ機能を持つ。よって、ホログラム要素1Aからの回折光は、ミラーM1,M2で順に反射した後、観察眼E側の所定面S上にホログラム要素1Aの縮小投影像1A’を形成する。
なお、図7では、或るホログラム要素1Aに対応するマイクロミラー(ミラーM1,M2)と、それに隣接するホログラム要素1Aに対応するマイクロミラー(ミラーM1,M2)とが面対称の関係にある場合を示した。
また、このホログラム1では、反射型の光学系(ミラーM1,M2)を利用したので、光路が折れ曲がり、光軸方向だけでなくその垂直方向にも若干のスペースを要する。このため、ホログラム要素1Aの配置間隔は、第2実施形態のそれよりも若干広めに設定される。
また、マイクロミラーアレイ1Dは、例えば、透明基板の表面を成形し、ミラーM1,M2を形成すべき部分にのみ反射膜を施してなる。また、この透明基板のうち、光を透過すべき面は、余分な回折光が発生しないよう滑らかな平面になっている。
以上、本実施形態のホログラム1は、反射型の光学系(マイクロミラー)を利用し、第2実施形態と等価なホログラムを実現している。したがって、第2実施形態と同様の効果が得られる。
しかも、反射型の光学系(ミラーM1,M2)を利用すると、例えば、照明光束の波長を時分割で変調してカラーの三次元動画像を表示する際、色収差が生じないといった利点もある。
なお、本実施形態のホログラム1では、縮小投影像1A’が等間隔で配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、ホログラム要素1A、マイクロミラー(M1,M2)の少なくとも一方が、不等間隔に配置されることが望ましい。
[第4実施形態]
図8を参照して本発明の第4実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第1実施形態(図4)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部にあり、主にホログラム要素1Aを反射型に構成したことにある。
図8は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。図8に示すように、このホログラム1のホログラム要素1Aは、入射した照明光束を、所望の位相分布及び所望の振幅分布を持つ回折光に変換することのできる反射型の回折光学素子である。ホログラム要素1Aは、前面からの照明光に応じて前面に回折光を生起させる「反射型のホログラム要素」である。反射型であること以外は、第1実施形態のホログラム要素と同じである。
このホログラム要素1Aは、同一面上に、その反射面を観察眼E側に向けた姿勢で二次元状に点在している。互いに隣接するホログラム要素1A同士の間隔は、個々のホログラム要素1Aの幅よりも広く設定されている。
このホログラム要素1Aの配置面の光源側に、マイクロレンズアレイ1Bが配置され、その配置面の観察眼E側に、マイクロミラーアレイ1Cが配置される。
マイクロレンズアレイ1Bには、ホログラム要素1Aと同数のマイクロレンズ(レンズ面L1,L2)が、ホログラム要素1Aと同じ配列パターンで配列されている。マイクロレンズ(レンズ面L1,L2)の作用は、第1実施形態におけるマイクロレンズのそれと同じである。このマイクロレンズアレイ1Bの観察眼E側のレンズ面L2の間隙の各々に、ホログラム要素1Aが固定される。なお、図8では、マイクロレンズ(レンズ面L1,L2)が光源側に凸のメニスカスレンズで表されているが、両凸レンズであってもよい。
マイクロミラーアレイ1Cには、ホログラム要素1Aと同数の平面状のマイクロミラーM1が、ホログラム要素1Aと同じ配列パターンで、その反射面を光源側に向けた姿勢で設けられている。このマイクロミラーアレイ1Cは、例えば、透明基板の表面を成形し、マイクロミラーM1を形成すべき部分にのみ反射膜を施してなる。
このうち、マイクロレンズアレイ1Bの光源側のレンズ面L1の形成領域の全体が、平面波である照明光束Lで一括照明される。その照明光束Lは、各レンズ面L1で複数の部分光束に分割される。
各レンズ面L1に入射した部分光束は、そのレンズ面L1の作用と、それに対向するレンズ面L2の作用とを受け、波面形状を保ったまま、その径のみを縮小する。縮小後の各部分光束は、ホログラム要素1Aの非形成領域を通過し、マイクロミラーアレイ1Cの対応するマイクロミラーM1に入射する。マイクロミラーM1に入射した部分光束は、その光路を折り曲げた後に、それに対応するホログラム要素1Aを過不足無く照明する。
照明された各ホログラム要素1Aは、それぞれ回折光を生成する。各ホログラム要素1Aの照明方向は斜め方向であるが、ホログラム要素1A内の各微小素子は、回折光の進行方向が照明光束Lの進行方向に略一致するよう適切に制御される。
各ホログラム要素1Aが生成する各回折光は、マイクロミラーアレイ1Cの非ミラー部分を透過して、観察眼Eへ向かう。それら各回折光の重ね合わせが、観察眼Eに対し三次元動画像を表示する。なお、マイクロミラーアレイ1Cのうち、回折光を透過させるべき面は、余分な回折光が発生しないような平面になっている。
以上、本実施形態のホログラム1は、反射型のホログラム要素1Aを用い、第1実施形態のホログラム1と等価なホログラムを実現している。したがって、第1実施形態と同様、大視野角かつ大面積を確保しながら微小素子の総数を抑えることができる。
また、本実施形態のホログラム1では、互いに隣接するホログラム要素1Aの間隙に光路が設けられ、かつその光路が折り畳まれるので、ホログラム要素1Aが反射型であるにも拘わらず、ホログラム1に入射する照明光束Lの進行方向と、ホログラム1から観察眼Eへ向かう回折光の進行方向とを略一致させることができる。これらの進行方向が一致すれば、ホログラム1の観察眼E側に広い空間を確保することができる。
また、本実施形態のホログラム1では、ホログラム要素1Aが等間隔で配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、ホログラム要素1Aは、不等間隔に配置されることが望ましい。
[第5実施形態]
図9を参照して本発明の第5実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第4実施形態(図8)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部、特に、マイクロミラーアレイ1Cにある。
図9は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。図9に示すように、本実施形態のマイクロミラーアレイ1Cのうち、ホログラム要素1Aからの回折光を透過すべき面L3には、プリズムの機能、すなわち、入射光束の波面を保ちながらその進行方向のみを変化させる機能が付与される。この面L3の姿勢は、マイクロミラーアレイ1Cを透過した回折光の進行方向が、照明光束Lの進行方向と略一致するように設定される。
この機能が追加されたので、本実施形態では、ホログラム要素1Aが生成する回折光を0次光の向きと略一致させることができる。したがって、照明光束の利用効率が高まる。
以上、本実施形態のホログラム1では、マイクロミラーアレイ1Cにプリズムの機能が付加されるので、第4実施形態と同様の効果に加え、回折効率のさらなる向上の効果が得られる。
なお、本実施形態のホログラム1では、ホログラム要素1Aが等間隔で配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、ホログラム要素1Aは、不等間隔に配置されることが望ましい。
[第6実施形態]
図10を参照して本発明の第6実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第4実施形態(図8)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部にあり、特に、マイクロレンズアレイ1Eが追加された点にある。
図10は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。図10に示すように、マイクロミラーアレイ1Cの観察眼E側に、マイクロレンズアレイ1Eが追加して配置される。マイクロレンズアレイ1Eの各マイクロレンズ(レンズ面L3,L4)は、各ホログラム要素1Aを観察眼E側の所定面S上に個別に縮小投影する。図10中に符号1A’で示したのが、縮小投影像である。
したがって、本実施形態のホログラム1によれば、第4実施形態と同様の効果に加え視野角のさらなる拡大の効果が得られる。
なお、本実施形態のホログラム1では、縮小投影像1A’が等間隔が配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、ホログラム要素1A、マイクロレンズの少なくとも一方は、不等間隔に配置されることが望ましい。
また、本実施形態のホログラム1は、第4実施形態のホログラム1にマイクロレンズアレイ1Eを追加したものであるが、第5実施形態のホログラム1にも、同様のマイクロレンズアレイ1Eを追加することができる。
[第7実施形態]
図11を参照して本発明の第7実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第6実施形態(図10)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部にあり、主に縮小光学系を反射型に構成したことにある。
図11は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。図11に示すように、反射型のホログラム要素1Aは、その反射面を光源側に向けた姿勢で所定面S上に点在している。所定面Sの光源側に、マイクロレンズアレイ1Fが配置される。
マイクロレンズアレイ1Fの光源側の面には、ホログラム要素1Aと同数のマイクロレンズL1が、ホログラム要素1Aと同じ配列パターンで設けられている。マイクロレンズアレイ1Fの観察眼E側の面には、ホログラム要素1Aと同数のプリズム部L2,及び凹のマイクロミラーM1が、ホログラム要素1Aと同じ配列パターンで形成されている。
このうち、マイクロレンズL1の形成領域の全体が、照明光束Lで一括照明される。その照明光束Lは、各マイクロレンズL1で複数の部分光束に分割される。各部分光束は、集光しながらマイクロレンズアレイ1Fの観察眼E側へ射出し、各ホログラム要素1Aを個別に斜めから照明する。
各ホログラム要素1Aにて生成された回折光は、マイクロレンズアレイ1Fの各マイクロミラーM1に入射し、その集光作用を受けて、所定面S上にホログラム要素1Aの縮小投影像1A’を個別に形成する。
なお、ホログラム要素1Aを照明する光束を、集光光束(つまり、平面波ではなく、球面波)とすることにより、ホログラム要素1Aの縮小像1A’側をテレセントリックにしている。このため、横倍率が掛かるだけで、縮小像1A’が作る光波の位相分布は、ホログラム要素1Aが変調する位相分布に等しくなる。したがって、照明光束が集光光束になっていることを考慮することなく、ホログラム要素1Aによる位相制御を行えばよい。
また、プリズム部L2により、本実施形態では、ホログラム要素1Aが生成する回折光を0次光の向きと略一致させることができるので、照明光束の利用効率が高まる。
以上、本実施形態のホログラム1は、反射型の光学系を利用して第6実施形態のホログラム1と等価なホログラムを実現している。反射型の光学系を利用すると、光学素子を単純化できるだけでなく、例えば、照明光束の波長を時分割で変調してカラーの三次元動画像を表示する際、色収差が生じないといった利点もある。
なお、本実施形態のホログラム1では、縮小投影像1A’が等間隔で配列されると、特定の方向に余分な回折光が生じて三次元動画像が劣化する虞がある。このため、マイクロレンズL1及びマイクロミラーM1からなる光学系と、ホログラム要素1Aとの少なくとも一方が不等間隔に配置されることが望ましい。
[第8実施形態]
図12、図13を参照して本発明の第8実施形態を説明する。本実施形態も、ホログラムを利用した三次元動画像表示装置の実施形態である。ここでは、第2実施形態(図6)との相違点のみ説明する。相違点は、ホログラム1の細部と照明光束Lの成分とにあり、ホログラム1をカラー表示可能に構成したことにある。
図12は、本実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。
本表示装置の照明光束Lは、赤色、緑色、青色の3種類の波長成分を含む。ホログラム要素1Aの配置面の光源側には、フィルタアレイFが配置されている。
フィルタアレイFには、ホログラム要素1Aと同数のバンドパスフィルタが、ホログラム要素1Aと同じ配列パターンで配列されている。各バンドパスフィルタは、各ホログラム要素1Aを個別にカバーしている。
バンドパスフィルタには、赤色の波長成分にのみ透過性を示すフィルタRと、緑色の波長成分にのみ透過性を示すフィルタGと、青色の波長成分にのみ透過性を示すフィルタBとの3種類がある。
よって、フィルタRに対応するホログラム要素1Aは、赤色の波長成分のみからなる回折光を生成する赤色用ホログラム要素となり、フィルタGに対応するホログラム要素1Aは、緑色の波長成分のみからなる回折光を生成する緑色用ホログラム要素となり、フィルタBに対応するホログラム要素1Aは、青色の波長成分のみからなる回折光を生成する青色用ホログラム要素となる。
図13(A)は、フィルタR,G,Bの配列パターンの例を示す図である。図13(A)に示すように、3種類のフィルタR,G,Bの各々がホログラム1の全体に一様に分布していれば、色ムラの無い良好なカラーの三次元立体画像を表示することが可能である。
また、図13(B)は、フィルタR,G,Bの配列パターンの別の例を示す図である。図13(B)に示すように、幾つかのホログラム要素1Aからなるブロック毎に、3種類のフィルタR,G,Bを振り分けてもよい。
なお、本実施形態の表示装置は、第2実施形態の表示装置をカラー表示可能に構成したものであるが、他の何れかの実施形態の表示装置も、同様にしてカラー表示可能に構成することができる。
[その他]
なお、上述した各実施形態のホログラム要素1Aには、PPM,PAL−SLMなどを適用することができる。少なくとも、各実施形態のホログラム要素1Aは、入射した照明光束に対し回折光学素子として作用し、かつ、与えられた駆動信号に応じてその状態を変化させ、入射した照明光束の複素振幅分布を変調することができればよい。
このような回折光学素子の種類には、入射光の位相を変調する微小素子を複数個配列してなる位相変調素子アレイや、入射光の振幅を変調する微小素子を複数個配列してなる振幅変調素子アレイや、入射光の振幅及び位相を変調する微小素子を複数個配列してなる振幅・位相変調素子アレイなどがある。
また、上述した各実施形態の表示装置は、動画像を表示するものであるが、静止画像を表示する表示装置にも本発明は適用可能である。静止画像しか表示しないのであれば、非駆動型の回折光学素子(つまり、状態の変化しない回折光学素子)を用いることができる。
また、上述した各実施形態の表示装置は、立体の動画表示などを必要とするシミュレータ、3次元医療画像、立体ディスプレイ、立体テレビ電話、アミューズメント機器のディスプレイなど、各分野の機器に適用することができる。
本発明の原理を説明する図である。(A)は、実在する物体Iを観察眼Eが窓Hを通して観察する様子を示し、(B)は、窓Hと同じサイズのホログラムHOEが生成した虚像I’(物体Iの虚像)を観察眼Eが観察する様子を示している。 本発明の原理を説明する図である。(A)は、1つの窓Hを離散的な小さな窓の集合体H’に代えたときの様子を示し、(B)は、1つのホログラムHOEを離散的な小さなホログラムの集合体HOE’に代えたときの様子を示す。 (A)は、表示装置の全体構成図であり、(B)は、ホログラム1を観察眼Eの側から見た正面図である。 第1実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 ホログラム要素1Aがランダムに配置された様子を示す図である。 第2実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 第3実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’における断面図)である。 第4実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 第5実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 第6実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 第7実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 第8実施形態のホログラム1の部分断面図(図3(B)のX−X’線における断面図)である。 フィルタR,G,Bの配列パターンの例を示す図である。
符号の説明
11:レーザ光源,12:コリメータレンズ,1:ホログラム,13:駆動回路,1A:ホログラム要素,P:微小素子

Claims (9)

  1. 所望の回折光を生成するためのホログラム要素を複数有し、各ホログラム要素又は各ホログラム要素の縮小投影像を所定面上に点在させると共に、その所定面にて生起する回折光の全体により、三次元画像を表示する
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  2. 請求項1に記載のホログラフィ光学系において、
    前記複数のホログラム要素は、前記所定面とは別の面に配列されており、
    前記複数のホログラム要素を個別に縮小投影し、その縮小投影像を前記所定面上に点在させる光学系アレイを備えた
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のホログラフィ光学系において、
    前記ホログラフィ光学系に投光される照明光束のサイズは、前記複数のホログラム要素の配置面の全体を一括照明可能なサイズであり、
    前記照明光束を複数の光束に分割すると共に、各光束のサイズを、前記複数のホログラム要素が過不足無く照明されるよう個別に調整する光学系アレイを備えた
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のホログラフィ光学系において、
    前記ホログラム要素又は前記縮小投影像は、前記所定面上に不等間隔で配列される
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のホログラフィ光学系において、
    前記ホログラフィ光学系に投光される照明光束の進行方向と、前記ホログラフィ光学系から射出する前記回折光の進行方向とが略揃うように、前記複数のホログラム要素を経由する各光束を個別に偏向する光学系アレイを備えた
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のホログラフィ光学系において、
    前記複数のホログラム要素の各々は、
    位相変調素子アレイ、振幅変調素子アレイ、振幅・位相変調素子アレイの何れかの微小光学素子アレイからなる
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  7. 請求項6に記載のホログラフィ光学系において、
    前記複数のホログラム要素の各々は、
    反射型の前記微小光学素子アレイからなる
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載のホログラフィ光学系において、
    前記照明光束には、少なくとも赤色、緑色、青色の3色の波長成分が含まれ、
    前記複数のホログラム要素には、
    前記赤色の波長成分のみの回折光を生成する赤色用ホログラム要素、前記青色の波長成分のみの回折光を生成する青色用ホログラム要素、及び、前記緑色の波長成分のみの回折光を生成する緑色用ホログラム要素の3種類が含まれる
    ことを特徴とするホログラフィ光学系。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のホログラフィ光学系と、
    前記複数のホログラム要素の配置面を照明するための可干渉性の高い前記照明光束を生成する照明光学系と
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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