JP2006301044A - 照明装置 - Google Patents

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剛孝 黒坂
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Abstract

【目的】 複数のLED光源を有する照明装置において、LED光を有効に利用することで高輝度化を実現する。
【構成】 導光部2は、ガラスロッド21、22、23とからなる。また、ガラスロッド21、22の間、及び、22、23の間には、低屈折率層24、25が形成されている。ガラスロッド21は、入射面211から入射したLED光源11からの光をガラスロッド22へ導光する。入射面211と対向する側には、導光方向に対してほぼ垂直な面を複数有して階段状に形成される出射部212を有する。この導光部2は、導光部2の左側に配置されるLED光源11からの光と、導光部2に配置されるLED光源12からの光と、LED光源12の右側に配置されるLED光源13からの光とを重畳して、後段の光学系(ダイクロキューブ3)へ導く。
【選択図】 図2

Description

この発明は、照明装置に関する。
液晶プロジェクタなどに用いられる照明装置としては、近年においては、発光ダイオード(LED)を光源として用いることが試みられている(例えば、特許文献1参照)。かかる照明装置においては、照射面の光量むらを軽減するために、一対のフライアイレンズ、或いは、ロッドインテグレータによるインテグレート機能(光学デバイスにより平面内にサンプリング形成された所定形状の複数照明領域を照明対象物上に重畳集光する機能をいう)を持たせたものがある。
ロッドインテグレータに入射した光束は、ロッドインテグレータの側面で全反射を繰り返しながら、均一な面光源となって出射される。これによって照明むらを少なくすることができる。
特開2002−189263号
ところで、上記の照明装置においては、照明むらを少なくするだけでなく、高輝度化を図ることも重要な課題である。
高輝度化を図るための方法の一つとして、上記のロッドインテグレータの前方に複数のLED光源を配置することが考えられる。しかしながら、LEDからは略放射状の光が出射されるので、ロッドインテグレータに取り込まれない光が発生する。そこで、ロッドインテグレータに取り込まれる光量を多くするためには、ロッドインテグレータの入射開口を大きくする必要がある。しかし、ロッドインテグレータの入射開口を大きくした場合、エタンデュが大きくなるので、液晶プロジェクタ光学系の光利用効率が低下するという問題がある。
エタンデュとは、光源ランプを含めた照明系や表示デバイスを含めた投写系において有効に扱え得る光束が存在する空間的な広がりを面積と立体角の積として数値化したものである。照明系のエタンデュは、発光体の有効表面積と放射角の積に比例したものである。投写系のエタンデュは、表示領域(液晶パネル)の面積を投写系のFナンバーの2乗で割ったものに比例する。
液晶プロジェクタ光学系の光利用効率を大きくするためには、投写系のエタンデュを照明系のエタンデュよりも大きくする必要がある。したがって、複数のLED光源光を取り込むためにロッドインテグレータの入射開口を大きくすると、照明系のエタンデュが大きくなるので、光利用効率の向上に不利になる。
そこで、この発明は上記の事情に鑑み、複数のLED光源を有する照明装置において、上記説明したエタンデュの増大を抑えることによる高輝度化と、照明むらの低減の両方を実現することが可能な照明装置を提供することを目的とする。
(照明装置の第1の構成)
本願発明の第1の構成の照明装置は、第1及び第2の光源と、前記第1及び第2の光源光を同一方向に導光する導光手段と、を有する。
前記導光手段は、前記第1の光源光を入射させる入射面と、前記入射面から入射した第1光源光を出射する出射部とを備えた第1導光手段と、前記第1導光手段の出射部から出射した第1光源光を入射させる第1入射面と、前記第2の光源光を入射させる第2入射面と、前記第1及び第2の光源光を出射させる出射部と、を備えた第2導光手段と、前記第1導光手段と前記第2導光手段の間に設けられた、前記第1及び第2導光手段よりも屈折率が低い低屈折率部材と、を備える。
前記第1導光手段の出射部は、前記第1導光手段の入射面に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成され、前記入射面に対して傾斜状に構成される。
前記第2導光手段の第1入射面は、前記第1導光手段の入射面に対して傾斜状に形成される。前記第2導光手段の第2入射面から入射した第2光源光は、前記第1入射面から入射した第1光源光の進行方向とほぼ同一になるよう前記第1入射面において反射する。
この照明装置によれば、複数のLED光源を有する照明装置において、エタンデュの増大を抑えることにより、高輝度化と照明むらの低減の両方を実現することができる。
(照明装置の第2の構成)
本願発明の第2の構成の照明装置は、第1の構成の照明装置に加えて、出射面が前記第2の光源の出射面に対向するよう配置される第3の光源を更に備える。
また、前記導光手段は、前記第2導光手段の出射部から出射した第1及び第2光源光を入射する第1入射面と、前記第3の光源光を入射させる第2入射面と、前記第1ないし第3の光源光を出射させる出射部と、を備えた第3導光手段を更に備える。
前記第2導光手段の出射部は、前記第1導光手段の入射面に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成されると共に、前記第1導光手段の出射部の傾斜に対して垂直となるよう傾斜状に形成される。
前記第3導光手段の第1入射面は、該第3導光手段の第2入射面から入射した第3光源光を、該第1入射面から入射した第1及び第2光源光の進行方向とほぼ同一になるよう反射させて、前記第1ないし第3の光源光を該第3導光手段の出射部へ導光する。
この照明装置によれば、導光手段の出射開口を小さくできる。ひいては、光利用効率を高めることができ、更なる高輝度化を実現することができる。
本願発明の照明装置は、好ましくは、前記第2導光手段の第2入射面は、前記第1導光手段の入射面に対して垂直である。
また、好ましくは、前記第3導光手段の第1入射面は、前記第2導光手段の第1入射面に対してほぼ垂直となるよう形成される。
この発明によれば、複数のLED光源を有する照明装置において、上記説明したエタンデュの増大を抑えることにより、高輝度化と照明むらの低減の両方を実現することができる。
以下、本願発明の照明装置、及び、この照明装置を用いた投写型映像表示装置の実施形態を説明する。
(照明装置、投写型映像表示装置の構成例)
図1は、投写型映像表示装置10の構成を示す概観図である。この投写型映像表示装置10は単板式の投写型映像表示装置であって、LED光源11R、12R、13Rと、LED光源11B、12B、13Bと、LED光源11G、12G、13Gと、導光部2R、2G、2Bと、ダイクロキューブ3と、ロッドインテグレータ4、液晶表示パネル5、投写レンズ6、を有する。
LED光源11R、12R、13Rは、赤色光を出射する。LED光源11G、12G、13Gは、緑色光を出射する。LED光源11B、12B、13Bは、青色光を出射する。
以下では、赤色のLED光源11R〜13Rの個々の光源を特定しないで示すときには符号“1R”を用いる。青色のLED光源11B〜13Bの個々の光源を特定しないで示すときには符号“1B”を用いる。緑色のLED光源11G〜13Gの個々の光源を特定しないで示すときには符号“1G”を用いる。
LED光源1Rと、LED光源1Gと、LED光源1Bとは、図示しない点灯制御回路によって、時分割で順次に点灯される。
また、LED光源11R、11G、11Bの個々の光源を特定しないで示すときには符号“11”を用いる。LED光源12R、12G、12Bの個々の光源を特定しないで示すときには符号“12”を用いる。LED光源13R、13G、13Bの個々の光源を特定しないで示すときには符号“13”を用いる。
なお、LED光源11は、本願発明の「第1の光源」に相当し、LED光源12は、本願発明の「第2の光源」に相当し、LED光源13は、本願発明の「第3の光源」に相当する。
導光部2Rは、上記赤色のLED光源11R、12R、13Rからの光を重畳して、ダイクロキューブ3へ導光する。導光部2Bは、上記青色のLED光源11B、12B、13Bからの光を重畳して、ダイクロキューブ3へ導光する。導光部2Gは、上記緑色のLED光源11G、12G、13Gからの光をして、ダイクロキューブ3へ導光する。
以後、導光部2R、2B、2Gの個々の導光手段を特定しないで示すときには符号“2”を用いる。
ダイクロキューブ3は、導光部2Rで重畳された赤色光と、導光部2Bで重畳された青色光と、導光部2Gで重畳された緑色光とを合成すると共に、ロッドインテグレータ4へ導く。
ロッドインテグレータ4に入射した光束は、ロッドインテグレータの側面で全反射を繰り返しながら、均一化されて出射される。ロッドインテグレータ4の出射側の開口は、液晶表示パネル5の縦横比に対応した長方形となっている。出射側の開口は、製造上の交差に対応するため、液晶表示パネル5よりも若干大きなものとなっている。
入射側の開口は、ダイクロキューブ3の大きさに対応した大きさとなっている。また、ロッドインテグレータ4は、入射側の開口が狭く、出射側の開口が広い、テーパ型となっている。このように、出射側の開口を入射側の開口よりも大きくすることにより、発光体の有効表面積と放射角の積に比例する値に依存する照明系のエタンデュを小さくすることができる。照明系のエタンデュを小さくすることにより、光利用効率を維持することが可能である。
ロッドインテグレータ4を出射した光は、液晶表示パネル5、投写レンズ6などからなる、投写光学系を経て、スクリーンに投写される。
液晶表示パネル5はカラーフィルタを備えない構造を有する。図示しない液晶表示パネルドライバは、LEDアレイ1R、1G、1Bが前述のごとく時分割で順次に点灯させるタイミングに同期して、液晶表示パネル5に各色の映像信号を供給する。
液晶表示パネル5を透過することで変調された光(映像光)は、投写レンズ6によって拡大投写され、図示しないスクリーン上に投影表示される。
なお、上記のLED光源1R、1G、1B、導光部2R、2B、2G、ダイクロキューブ3、ロッドインテグレータ4は、本願発明の「照明装置」の一実施形態に相当する。
(導光手段の構成例)
図2は、本願発明の導光手段の一例である、導光部2の構成を示す図である。導光部2は、図面の左側に配置されるLED光源11からの光と、上側に配置されるLED光源12からの光と、LED光源12の右側に配置されるLED光源13からの光とを重畳して、後段の光学系(ダイクロキューブ3)へ導く。
導光部2は、ガラスロッド21、ガラスロッド22、ガラスロッド23とからなる。ガラスロッド21は、本願発明の「第1導光手段」の一実施形態に相当し、ガラスロッド22は、本願発明の「第2導光手段」の一実施形態に相当する。
また、ガラスロッド21とガラスロッド22の間、及び、ガラスロッド22とガラスロッド23の間には、少なくともガラス(屈折率約1.5)よりも屈折率が低い低屈折率層24、25が形成されている。低屈折率層24、25は、例えば低屈折率の接着剤、あるいは、エアギャップ(屈折率約1)で構成される。
図3は、ガラスロッド21の構成を示す図である。ガラスロッド21は、入射面211から入射したLED光源11からの光をガラスロッド22へ導光する。ガラスロッド21は、入射面211と対向する側に、入射面211に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成される出射部212を有する。即ち、この出射部212は、入射面211に対して平行な面と垂直な面からなる、階段状のものとなっている。この「階段」の傾斜は、入射面211に対して、例えば45度となるように形成される。出射部212から出射された光は、ガラスロッド22へ進む。
図4は、ガラスロッド22の構成を示す図である。ガラスロッド22は、入射面221から入射したガラスロッド21を透過したLED光源11からの光と、入射面222から入射したLED光源12からの光と、を重畳して、ガラスロッド23へ導光する。
入射面221は、ガラスロッド21の入射面211に対して傾斜状に形成されている。また、入射面221は、階段状に形成されたガラスロッド21の出射部212の傾斜方向に対してほぼ平行に形成されている。
ガラスロッド22は、入射面221と対向する側に、入射面221に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成される出射部223を有する。入射面221から入射したLED光源11からの光は、出射部223へ向かう。
また、入射面222から入射したLED光源12からの光は、入射面221で反射して、入射面221から入射したLED光源11からの光と同様、出射部223へ向かう。LED光源12からの光が入射面221で反射するのは、ガラスロッド22と低屈折率層24の屈折率の差によるものである。
したがって、出射部223からは、LED光源11からの光と、LED光源12からの光とが重畳された光が出射される。出射部223から出射された光は、ガラスロッド23へ進む。
図5は、ガラスロッド23の構成を示す図である。ガラスロッド23は、入射面231から入射したガラスロッド22からの光と、入射面232から入射したLED光源13からの光と、を重畳して、ダイクロキューブ3へ導光する。
入射面231は、ガラスロッド21の入射面211に対して傾斜状に形成されている。また、入射面231は、ガラスロッド22の出射部223の階段の傾斜方向に対してほぼ平行に形成されている。
ガラスロッド23は、入射面231と対向する側に、ガラスロッド21の入射面211に対して平行に形成される出射部233を有する。入射面231から入射したLED光源13からの光は、出射部233へ向かう。
また、入射面232から入射したLED光源13からの光は、入射面231で反射して、入射面231から入射したガラスロッド22からの光と同様、出射部233へ向かう。LED光源12からの光が入射面231で反射するのは、ガラスロッド23と低屈折率層25の屈折率の差によるものである。
したがって、出射部233からは、ガラスロッド22で重畳されたLED光源11、12からの光と、LED光源13からの光とが重畳された光が出射される。出射部233から出射された光は、ダイクロキューブ3へ進む。
なお、上記では、3段の階段状であるガラスロッド22の出射部223を例に説明したが、この「階段」の段数は、ガラスロッド23の出射部233から出射される出射光の光量や分散角を考慮して最適な数に設計されるべきである。
(導光手段の他の構成例)
図6に示すように、上記の導光部2のガラスロッド21を経てガラスロッド22に入射するLED11からの光源光は、ガラスロッド22の入射面221で屈折する。例えば、ガラスロッド21の端面に平行な光束(ガラスロッドの入射面211に垂直な光束)は、ガラスロッド22の入射面221で屈折して、同図の上方向に進む。そして、ガラスロッド22からの出射後、ガラスロッド23の入射面231で屈折して、更に上方向に進む。この結果として、ガラスロッド23の出射面233から出射する光の分散角は、ガラスロッド21の入射面211から入射した光の分散角よりも大きくなってしまう。
そこで、図7を参照して、LED11からの光源光の分散角の増大を抑えることを目的とした導光手段の他の構成例(導光部7)を説明する。
導光部7は、ガラスロッド71、ガラスロッド72、ガラスロッド73とからなる。また、ガラスロッド71とガラスロッド72の間、及び、ガラスロッド72とガラスロッド73の間には、少なくともガラスよりも屈折率が低い低屈折率層74、75が形成されている。低屈折率層74、75は、例えば低屈折率の接着剤、あるいは、エアギャップで構成される。
この導光部7は、図面の左側に配置されるLED光源11からの光と、図面上側に配置されるLED光源12からの光と、図面下側に配置されるLED光源13からの光とを重畳して、後段の光学系(ダイクロキューブ3)へ導く。
なお、ガラスロッド71は、本願発明の「第1導光手段」の一実施形態に相当し、ガラスロッド72は、本願請求項2の「第2導光手段」の一実施形態に相当し、ガラスロッド73は、本願発明の「第3導光手段」の一実施形態に相当する。
図8は、ガラスロッド71の構成を示す図である。ガラスロッド71は、入射面711から入射したLED光源11からの光をガラスロッド72へ導光する。ガラスロッド71は、入射面711と対向する側に、入射面711に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成される出射部712を有する。出射部712から出射された光は、ガラスロッド72へ進む。
図9は、ガラスロッド72の構成を示す図である。ガラスロッド72は、入射面721から入射したガラスロッド71を透過したLED光源11からの光と、入射面722から入射したLED光源12からの光と、を重畳して、ガラスロッド73へ導光する。
入射面721は、ガラスロッド71の入射面711に対して傾斜状に形成されている。また、入射面721は、ガラスロッド71の出射部712の階段の傾斜方向に対してほぼ平行に形成されている。
ガラスロッド72は、入射面721と対向する側に、ガラスロッド71の入射面711と平行な面を複数有して階段状に形成される出射部723を有する。この階段は、入射面711に対して傾斜するように形成される(例えば、入射面711に対してほぼ45度の傾斜となるように形成される)。また、出射部723の傾斜方向は、入射面721の傾斜方向と垂直になっている。入射面721から入射したLED光源11からの光は、出射部723へ向かう。
また、入射面722から入射したLED光源72からの光は、入射面721で反射して、入射面721から入射したLED光源11からの光と同様、出射部723へ向かう。LED光源12からの光が入射面721で反射するのは、ガラスロッド72と低屈折率層74の屈折率の差によるものである。
したがって、出射部723からは、LED光源11からの光と、LED光源12からの光とが重畳された光が出射される。出射部723から出射された光は、ガラスロッド23へ進む。
図10は、ガラスロッド73の構成を示す図である。ガラスロッド73は、入射面731から入射したガラスロッド72からの光と、入射面732(同図下側の入射面)から入射したLED光源13からの光と、を重畳して、ダイクロキューブ3へ導光する。
入射面731は、ガラスロッド71の入射面711に対して傾斜状(ほぼ45度方向)に形成されている。また、入射面731は、ガラスロッド72の出射部723の階段の傾斜方向に対してほぼ平行に形成されている。
ガラスロッド73は、入射面731と対向する側に、ガラスロッド71の入射面711に対して平行に形成される出射部733を有する。入射面731から入射したLED光源13からの光は、出射部723へ向かう。
また、入射面732から入射したLED光源73からの光は、入射面731で反射して、入射面731から入射したガラスロッド22からの光と同様、出射部733へ向かう。LED光源12からの光が入射面731で反射するのは、ガラスロッド73と低屈折率層75の屈折率の差によるものである。
したがって、出射部733からは、ガラスロッド72で重畳されたLED光源11、12からの光と、LED光源13からの光とが重畳された光が出射される。出射部733から出射された光は、ダイクロキューブ3へ進む。
導光部7のガラスロッド71に入射する、ガラスロッド71の端面に平行な光束(ガラスロッドの入射面711に垂直な光束)は、ガラスロッド72の入射面721で屈折して、同図の上方向に進む。そして、ガラスロッド72の出射面から出射する際、屈折により進行方向は同図の下側に変わる。更に、低屈折層75からガラスロッド73に入射する際、屈折して進行方向は更に下側に変わる。この結果、ガラスロッド73の出射面733から出射する光の分散角の増大が抑えられることとなる。
今回開示された実施の形態、及び実験例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(変形例:ガラスロッドの数)
上記実施形態では3つのガラスロッドを用いた導光手段を例に説明したが、ガラスロッドの数は3つ以上であっても良い。例えば、導光部2のタイプの導光手段であれば、ガラスロッド22と同様のガラスロッドを(LED光源数-2)個、並べて配置しても良い。或いは、導光部2を(LED光源数/3)個、並べて配置しても良い。また、導光部7のタイプの導光手段であれば、導光部7を(LED光源数/3)個、並べて配置しても良い。
逆にガラスロッドの数は2個であっても良い。例えば、ガラスロッド21と、ガラスロッド23とを並べて配置した導光手段であっても良い(この導光手段は、本願請求項1に含まれるものである)。
(変形例:光源)
上記実施形態では、3つの導光手段(導光部2R、2G、2B)を用いた投写型映像表示装置10を例に説明したが、これに代えて、導光手段は1つであっても良い。この場合、それぞれのガラスロッド(21〜23)に、赤色光、緑色光、青色光を入射させるようにしても良い。
或いは、上記実施形態では、各ガラスロッドに単色光を入射させるものとして説明したが、白色光を入射させるものであっても良い。この場合、投写型映像表示装置は単板式のものである。
投写型映像表示装置10の構成を示す概観図である。 本願発明の導光手段の一例である、導光部2の構成を示す図(断面図)である。 導光部2のガラスロッド21の構成を示す図である。 導光部2のガラスロッド22の構成を示す図である。 導光部2のガラスロッド23の構成を示す図である。 導光部2における、LED光源11からの光の光路を示す図である。 本願発明の導光手段の他の例である、導光部7の構成を示す図である。 導光部7のガラスロッド71の構成を示す図である。 導光部7のガラスロッド72の構成を示す図である。 導光部7のガラスロッド73の構成を示す図である。
符号の説明
1 光源
2、7 導光部
11、12、13 LED光源
21、22、23、71、72、73 ガラスロッド
24、25、74、75 低屈折率層

Claims (4)

  1. 第1及び第2の光源と、
    前記第1及び第2の光源光を同一方向に導光する導光手段と、を有し、
    前記導光手段は、
    前記第1の光源光を入射させる入射面と、前記入射面から入射した第1光源光を出射する出射部とを備えた第1導光手段と、
    前記第1導光手段の出射部から出射した第1光源光を入射させる第1入射面と、前記第2の光源光を入射させる第2入射面と、前記第1及び第2の光源光を出射させる出射部と、を備えた第2導光手段と、
    前記第1導光手段と前記第2導光手段の間に設けられた、前記第1及び第2導光手段よりも屈折率が低い低屈折率部材と、を備え、
    前記第1導光手段の出射部は、前記第1導光手段の入射面に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成され、前記入射面に対して傾斜状に構成され、
    前記第2導光手段の第1入射面は、前記第1導光手段の入射面に対して傾斜状に形成され、
    前記第2導光手段の第2入射面から入射した第2光源光は、前記第1入射面から入射した第1光源光の進行方向とほぼ同一になるよう前記第1入射面において反射する、照明装置。
  2. 出射面が前記第2の光源の出射面に対向するよう配置される第3の光源を更に備え、
    前記導光手段は、
    前記第2導光手段の出射部から出射した第1及び第2光源光を入射する第1入射面と、前記第3の光源光を入射させる第2入射面と、前記第1ないし第3の光源光を出射させる出射部と、を備えた第3導光手段を更に備え、
    前記第2導光手段の出射部は、前記第1導光手段の入射面に対してほぼ平行な面を複数有して階段状に形成されると共に、前記第1導光手段の出射部の傾斜に対して垂直となるよう傾斜状に形成され、
    前記第3導光手段の第1入射面は、該第3導光手段の第2入射面から入射した第3光源光を、該第1入射面から入射した第1及び第2光源光の進行方向とほぼ同一になるよう反射させて、前記第1ないし第3の光源光を該第3導光手段の出射部へ導光する、請求項1記載の照明装置。
  3. 前記第2導光手段の第2入射面は、前記第1導光手段の入射面に対して垂直である、請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 前記第3導光手段の第1入射面は、前記第2導光手段の第1入射面に対してほぼ垂直となるよう形成される、請求項2又は3記載の照明装置。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023178A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Seiko Epson Corp 発光装置、照明装置、およびプロジェクター
JP2012053281A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Ricoh Co Ltd 照射用装置およびプロジェクタ装置
JP2015043339A (ja) * 2014-11-05 2015-03-05 セイコーエプソン株式会社 発光装置、照明装置、およびプロジェクター

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