JP2006300845A - 流量計および流量計の流量補正方法 - Google Patents

流量計および流量計の流量補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 何らかの原因で計測点における流速測定が不能となっている間に、測定点を通過した流体の体積に合わせて流量の測定値を補正する流量計および流量計の流量補正方法を提供する。
【解決手段】 水路2に設けた流速センサ10と、この流速センサ10の検出値Saを用いて水路2中の流体3の流速Sを求めると共に、前記検出値Saを用いた流速測定が不能であることを通知する測定不能通知機能を有する流速測定部25と、前記流体2の水位Dを検出する水位センサ11と、この水位Dを用いて測定点Paにおける流体3の断面積Aを求める面積測定部26と、前記流速Sに断面積Aを乗算して流体の流量Fを求める流量演算部27と、前記流速測定が不能である間における水位Dの変化を用いて前記流量Fを補正する滞留補正部22とを備えてなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、水路を流れる流体の流量を測定する流量計および流量計の流量補正方法に関するものであり、より詳細には、例えば工場排水や生活排水、雨水などの下水路中を流れる流体の流速を測定する流速センサを備えた流量計および流量計の流量補正方法に関する。
水路を流れる流体の流量を測定する流量計として、種々の形態が考えられている。例えば、水路を流れる流体の流速と流体の断面積を乗算して流量を求める流量計(以下、面速式の流量計という)や、水路に絞り形状のフリュームを設置することにより水位の測定によって流量を求める流量計(以下、PBF式の流量計という)などがある。
PBF式の流量計はフリュームにおける限界流が生じない程度に測定点より下流側の水位が上昇した状態では流量の測定を行うことができなかった。そこで、PBF式の流量計の代わりに、あるいはPBF式の流量計に並べて面速式の流量計を設け、PBF式の流量計が流量を測定できないような流体の流れにおいても流量を測定できる流量計が、用いられている。なお、面速式の流量計には、水路を流れる流体の流速を求める流速センサが必要であり、この流速センサとして、超音波や電磁波のドップラ効果を利用して求めるものがある。
特許文献1は、超音波のドップラ効果を利用して流速を求める流量センサを有する装置の一例が示されている。図5は特許文献1に示す流速センサを用いた面速式の流量計のセンサプローブの構成を示す図、図6は特許文献1の流体速度演算装置の構成図である。図5,6において、80はセンサプローブ、81はこのセンサプローブ80の先端部に装着させた流速センサ、82は圧力式の水位センサである。83は水路、84は測定対象となる流体、84aは流体84と共に流れる物体である。また、81aは流体84に超音波を発信する超音波発振子、81bはこの超音波発振子81aに近接させた超音波受信子である。
図6において、85は特定周波数の電気信号を発生する信号発生器、86は増幅器、87は前記超音波受信機81bから出力される受信信号の増幅器、88は差信号検出部である。また、差信号検出部88は、第1ミキサー(同相ミキサー)89、90°移相回路90aに接続された第2ミキサー(直角位相ミキサー)90、これらに接続されるローパスフィルタ91,92、増幅器93,94よりなる。
95は増幅器93,94のゲインを自動調整するD/A変換器であり、前記増幅器93,94から出力される信号はA/D変換器96,97によってA/D変換された後にCPU99に入力され、予め設定・記憶されている演算プログラムに従い、加重平均法を用いた平均流速の演算がおこなわれ、演算結果がD/A変換器99aによってD/A変換され出力される。
前記CPU99によって実行される演算プログラムは、増幅器93を介して出力される同相の差信号および増幅器94を介して出力される直角位相の差信号を、高速フーリエ変換によって強度成分と位相成分それぞれ変換し、各成分のドップラーシフトを用いて前記加重平均法を用いた演算を行うものである。この演算を行うことにより、乱流などの影響を受けることなく、測定条件の如何にかかわらず、信頼性の高い平均流速Sを高精度に求めることが行われている。
特許第2890188号公報
しかしながら、流体の流速を検出する流速センサには、その種類に関係なく測定限界が発生する。例えば、特許文献1のようなドップラ効果を利用した流速センサは、流体の流れが極めて緩やかである場合や流体に超音波を反射するような物体84aが極めて少ない場合に、前記増幅器93,94のゲインを引き上げることが行われるが、このときに超音波受信子81bによって生じるノイズも増幅されて流速の測定誤差が大きくなることがある。そこで、前記ゲインに最大値を設定することによりゲインが最大値まで引き上げられたときに流速をゼロとして出力し、流速測定が不能であることを通知することがある。
具体的には、水路の下流側においてゲートを閉じたり、ポンプを停止させるなどして、計測点よりも下流側の水位が上昇して満管流となっている場合には測定点における流体の流れが極めて緩慢になるなどして流速の測定値に含まれる誤差が大きくなることがあった。このため、面速式の流量計を用いた場合にも、測定点から停止させたポンプやゲートなどの水路閉鎖手段(以下、この位置を水路閉鎖部という)までの距離が短く、この水路閉鎖手段を用いて水路を閉鎖した場合に、流量の測定が困難になることがあった。なお、測定点における流速測定は水路閉鎖手段による水路の閉鎖が解除されることにより再開できる。
ところが、流速測定が不能となった瞬間から再び流速測定が可能となるまでの間にも、水位の上昇は継続しており、測定点より下流側において滞留する流体(本明細書では滞留流体という)の体積が増加することが考えられる。そして、この測定点よりも下流側における滞留流体は、すでに測定点を通過しているので、流速測定が再開した後にも測定できないという問題が発生していた。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、何らかの原因で計測点における流速測定が不能となっている間に、測定点を通過した流体の体積に合わせて流量の測定値を補正する流量計および流量計の流量補正方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の流量計は、水路に設けた流速センサと、この流速センサの検出値を用いて水路中の流体の流速を求めると共に、前記検出値を用いた流速測定が不能であることを通知する測定不能通知機能を有する流速測定部と、前記流体の水位を検出する水位センサと、この水位を用いて測定点における流体の断面積を求める面積測定部と、前記流速に断面積を乗算して流体の流量を求める流量演算部と、前記流速測定が不能である間における水位の変化を用いて前記流量を補正する滞留補正部とを備えてなることを特徴としている。
請求項2に記載の流量計は、水路に設けた流速センサと、この流速センサの検出値を用いて水路中の流体の流速を求めると共に、前記検出値を用いた流速測定が不能であることを通知する測定不能通知機能を有する流速測定部と、少なくとも前記流速を用いて流体の流量を求める流量演算部と、測定点より下流側の水路中の流体の体積を測定する体積測定部と、前記流速測定が不能となった時点および流速測定が再開できた時点における前記体積の差に応じて、流速測定が不能である間に水路中に滞留した滞留流体の体積を求めると共に、前記流量に前記滞留流体の体積に応じた補正を加える滞留補正部とを備えてなることを特徴としている。
前記体積測定部は、水位を検出する水位センサと、検出された水位を水路の形状に応じて体積に変換するリニアライザとを有するものであってもよい(請求項3)。
前記滞留補正部は、流速測定が不能となった時点における前記体積を記憶する第1記憶部と、流速測定が再開できた時点における前記体積を記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部に記憶させた体積から第1記憶部に記憶させた体積を減算することにより流速測定が不能であった間に計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積に対応する値を滞留補正値として求める減算部と、所定時間を計測するタイマー部と、前記所定時間だけ前記流量に前記滞留補正値を加算する加算部とを有するものであってもよい(請求項4)。
請求項5に記載の流量計の流量補正方法は、水路中の流体の流速および水位を測定して、この水位から測定点の断面積を求め、この断面積に流速を乗算することにより流体の流量を求める流量計において、前記流速の適正な測定が不能である間の水位の変化を用いて前記流量を補正することを特徴としている。
請求項6に記載の流量計の流量補正方法は、少なくとも水路中の流体の流速を測定して流体の流量を求める流量計において、流体の流速測定が不能となった時点における水路中の流体の体積を測定して記憶した後に、流速測定が再開できた時点における水路中の流体の体積を測定し、この体積から前記記憶した流体の体積を減算して流速測定が不能である間に水路中に滞留した滞留流体の体積を求め、前記流量に前記滞留流体の体積に応じた補正を施すことを特徴としている。
測定点において測定された水位に応じて測定点より下流側の水路中における流体の体積を求め、流速測定が不能となった時点における前記体積を第1記憶部に記憶し、流速測定が再開できた時点における前記体積を第2記憶部に記憶し、前記第2記憶部に記憶させた体積から第1記憶部に記憶させた体積を減算して、流速測定が不能である間に計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積を求め、この滞留流体の体積に比例する滞留補正値を所定時間だけ流量に加算してもよい(請求項7)。
前記流速の測定値が所定の第1閾値以下になった時点で前記流速をゼロとして流速測定が不能となったことを示す流速測定ゼロ信号を発生し、前記流速の測定値が前記第1閾値より高い第2閾値以上になった時点で測定された流速を用いた前記流量の演算を再開すると共に流速測定が再開できたことを示す流速測定再開信号を発生してもよい(請求項8)。
請求項1に係る発明では、測定点における流体の流速と断面積とを用いて流量を求める面速式の流量計において、下流側における流体の呑み込みが悪く、測定部より下流側において流体の滞留が生じるような場合にも、水位の変化を用いて滞留した流体の体積を精度良く求めることができる。特に、下流側の水路において流体を汲みだすポンプが停止したり、ゲートが閉鎖するなどして水路閉鎖部が発生した場合に、測定点における流速が著しく低下して流速センサによる流速測定が不能となることがあるが、この流速測定が不能となっている間に測定点を通過した流体の流量を、水位の変化によって補正することにより、たとえ流速測定が不能となるような事態が発生したとしても、適正な補正を行って正確な流量測定を行うことができる。
前記水位は、例えば流速測定が不能となった時点(つまり、流速の測定値が0になった時点)と、流速測定が再開した時点の両方で測定して、これらの水位の変化から流速測定が不能である期間中に測定点を通過した滞留流体の体積を求めることができ、この体積に応じて、流速測定が再開した後における流量に所定の滞留補正値を加えることが可能である。
なお、前記水位と測定点から水路閉鎖部までの間に滞留する滞留流体の体積との関係は、測定点から水路閉鎖部までの水路の形状(水路の断面形状や長さなど)によって決まるので、この関係を予めリニアライザなどに記憶させておくことにより、水位を滞留流体の体積に容易に変換できるので好ましい。
請求項2に係る発明では、少なくとも測定点における流体の流速を用いて流量を求める流量計において、下流側における流体の呑み込みが悪く、測定部より下流側において流体の滞留が生じるような場合に、測定点より下流側の水路中の流体の体積の変化を用いて精度良く流体の流量を求めることができる。特に、下流側の水路において水路閉鎖部が発生し、測定点における流速が著しく低下して流速センサによる流速測定が不能となる場合(つまり、流速の測定値が0となる場合)に、この流速測定が不能となっている間に測定点を通過した流体の流量を、測定点より下流側の水路中の流体の体積の変化によって補正することにより、たとえ流速測定が不能となるような事態が発生したとしても、適正な補正を行って正確な流量測定を行うことができる。
前記体積測定部が、水位を検出する水位センサと、検出された水位を水路の形状に応じて体積に変換するリニアライザとを有するものである場合(請求項3)には、比較的容易に測定できる水位を用いて水路中の流体の体積を求めることができる。とりわけ、水位と測定点から水路閉鎖部までの間に滞留する滞留流体の体積との関係は、測定点から水路閉鎖部までの水路の形状(水路の断面形状や長さなど)によって決まるので、この関係を予めリニアライザに記憶させることにより、水位を滞留流体の体積に容易に変換できる。
前記滞留補正部は、流速測定が不能となった時点における前記体積を記憶する第1記憶部と、流速測定が再開できた時点における前記体積を記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部に記憶させた体積から第1記憶部に記憶させた体積を減算することにより流速測定が不能であった間に計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積に対応する値を滞留補正値として求める減算部と、所定時間を計測するタイマー部と、前記所定時間だけ前記流量に前記滞留補正値を加算する加算部とを有するものである場合(請求項4)には、簡単な構成でありながら、前記流量に、計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積に対応する滞留補正値を加算できるので、流量を適正に補正することができる。
請求項5に係る発明では、面速式の流量計において、測定点より下流側に水路閉鎖部が発生し、測定点における流速が著しく低下するなどして流速センサによる流速測定が不能となる(つまり、流速の測定値が0となる)ことがあったとしても、この流速測定が不能となっている間の水位の変化によって流量を補正することができ、より正確な流量測定を行うことができる。つまり、通常の面速式の流量計では、流速測定が不能となっている間は流量の出力が0となり、測定点における流量を正確に求めることができないが、本発明によれば流速測定が不能となっている間の流量を水位の変化によって測定でき、その補正を行うことができる。
前記水位は、例えば流速測定が不能となった時点と、流速測定が再開した時点の両方で測定して、流速測定が再開した後における流量を補正することが可能である。前記水位の変化は、水位と測定点から水路閉鎖部までの間に滞留する滞留流体の体積との関係を予め記憶させたリニアライザを用いて、滞留流体の体積の変化(流量)に変換することが望ましい。
請求項6に係る発明では、少なくとも測定点における流体の流速を用いて流量を求める流量計において、測定部より下流側において流体の滞留が生じ、測定点における流速が著しく低下するなどして流速センサによる流速測定が不能となる場合(つまり、流速の測定値が0となる場合)に、この流速測定が不能となった時点と、流速測定ができた時点の両方で、測定点より下流側の水路中の流体の体積を測定して減算することにより、流速測定が不能となっている間に水路中に滞留した滞留流体の体積を求めることができるので、適正な補正を行って正確な流量測定を行うことができる。
測定点において測定された水位に応じて測定点より下流側の水路中における流体の体積を求め、流速測定が不能となった時点における前記体積を第1記憶部に記憶し、流速測定が再開できた時点における前記体積を第2記憶部に記憶し、前記第2記憶部に記憶させた体積から第1記憶部に記憶させた体積を減算して、流速測定が不能である間に計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積を求め、この滞留流体の体積に比例する滞留補正値を所定時間だけ流量に加算する場合(請求項7)には、計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積に対応する滞留補正値を容易に計算することができる。
前記流速の測定値が所定の第1閾値以下になった時点で前記流速をゼロとして流速測定が不能となったことを示す流速測定ゼロ信号を発生し、前記流速の測定値が前記第1閾値より高い第2閾値以上になった時点で測定された流速を用いた前記流量の演算を再開すると共に流速測定が再開できたことを示す流速測定再開信号を発生する場合(請求項8)には、流量測定が不能である期間を容易かつ適正に通知することができる。つまり、必要最小限の流量補正を正確かつ適正に行うことができる。
図1は本発明の第1実施例に係る流量計1を設置する水路の構成を示す図、図2は前記流量計のセンサプローブの一例を示す図、図3は前記流量計の演算装置の一例を示すブロック図、図4は前記流量計の動作の一例を説明する図である。
図1において、2は例えば下水道などの水路、3はこの水路2を流れる下水などの流体、4は水路の下流端に設けられたポンプである。前記水路2は例えば流体3を開水状態で流通させる開水路であって、その下流部分にポンプ4を設置するように少し窪んだ形状のポンプ井2aや、ポンプ4を停止したときに水位を上昇させて流体3を滞留させる水溜め部2bを形成してある。
5は流量計1のセンサプローブであり、水路2中の所定の位置(測定点)Paに設置される。一方、Pbは前記水路2の下流端、すなわち、ポンプ4を止めた時は水路閉鎖部である。また、Leは流量計1の水位の最低レベルを示し、Lfは前記水溜め部2bの満水水位でかつ本発明における流量計1による補正演算が対応できる最高レベルを示し、LlおよびLhは後述する流量計1による補正演算に関係する水位のレベルを示している。
前記センサプローブ5は種々の構成が考えられるが、例えば図2に示すように構成されていてもよい。すなわち、本実施例におけるセンサプローブ5は流速センサ10と、圧力式の水位センサ11と、図外の演算装置と接続させる信号ケーブル12とを有する。なお、本発明は以下に示す流速センサ10や水位センサ11の構成に限定されるものではないことはいうまでもない。
前記流速センサ10は例えば超音波反射方式であり、流体3に超音波を発信する超音波発振子10aと、この超音波発振子10aに近接させた超音波受信子10bとを備えている。つまり、超音波発振子10aから照射された超音波Usを流体3中に照射するときに、物体3aなどによって反射し、流体3の流速Sに合わせてドップラーシフトした超音波Urを超音波受信子10bによって受信できるように構成してある。
水位センサ11は例えば流体3に接するように配置されたダイヤフラム等の感知部にかかる圧力を測定するものであり、この感知部の位置から流体の水面(便宜上、水面と表現するが水以外の液体の表面も含む)までの距離、つまり、水位Dを測定するものである。したがって、前記水位0のレベルLeは水位センサ11の感知部の高さ位置と同じレベルである。
図3において、20は演算装置であり、前記流速センサ10によって得られる流速Sの検出値Saおよび水位センサ11によって水位Dの検出値Daを用いて前記流体3の流量Fを求める流量測定部21と、この流量測定部21によって求められる流量Fを補正する滞留補正部22とを有する。
前記流量測定部21は、例えば、前記流速検出値Saを用いて水路2中の流体3の平均流速Sを求める流速測定部25と、前記水位検出値Daを用いて測定点における流体3の断面積Aを求める面積測定部26と、求められた流速Sに断面積Aを乗算することにより流体3の流量Fを求める流量演算部27とを有する。なお、本実施例における前記流速測定部25の構成は特許文献1に示される流体速度演算装置とほゞ同じであるから、その詳細な構成の説明を省略する。
また、前記流速測定部25は、前記流速検出値Saを用いて流速測定が不能であることを通知する測定不能通知機能を有する。より具体的には、例えば前記流体3の流速が極めて緩慢になるなどした場合に流速センサ10によって良好な精度の流速測定が行えなくなるので、流速の測定値を0とする場合がある。
そこで、本実施例では流速の測定値が所定の第1閾値Th1(図4参照)以下になった時点で前記流速Sをゼロとして流速測定が不能となったことを示す流速測定ゼロ信号S1を発生するリミットアラームを有する。一方、前記流速Sの測定値が前記第1閾値Th1より高い第2閾値Th2以上になった時点で測定された流速Sを用いた前記流量Fの演算を再開すると共に流速測定が再開できたことを示す流速測定再開信号S2を発生するリミットアラームを有する。本実施例のように、流速測定が不能であることを検知するための第1閾値Th1を、流速測定が再開できたことを検知するための第2閾値Th2と異なる値として、これらにヒステリシス差を持たせることにより、流速の測定値の微小変化によるチャタリングのような現象が生じないようにすることができる。
なお、本実施例の説明では説明を簡単にするように、前記閾値Th1,Th2が流速の測定値の閾値であるとして説明しているが、本実施例の流速測定部25が図6に示す増幅器93,94のようなものを有する場合には、そのゲインの上限を閾値として設定することも可能である。この場合、第1閾値に設定されるゲインの上限は第2閾値に設定されるゲインの上限よりも低く値となる。
前記滞留補正部22は、例えば、前記水位検出値Daを測定点Paから前記水路閉鎖部Pbまでの間における水路2中の流体3の体積Vに変換する体積測定部の一例としてのリニアライザ30と、前記流速測定ゼロ信号S0および流速測定再開信号S1を用いて前記流量Fの滞留補正を行なうための種々の制御信号を生成する補正制御部31と、流速測定が不能となった時点t1(図4参照)における体積Vを記憶する第1記憶部32と、流速測定が再開した時点t2(図4参照)における体積Vを記憶する第2記憶部33と、第2記憶部33によって記憶した体積Vhから第1記憶部32によって記憶した体積Vlを減算する減算部34と、切換えスイッチ35と、加算部36とを有する。
前記リニアライザ30は図1に示す前記測定点Paから水路閉鎖部Pbまで水路2中の流れに直角方向の断面形状や測定点Paから水路閉鎖部Pbまでの距離など、水路2の形状に合わせて、測定点Paにおける水位Dを体積Vに変換するものである。そして、本実施例の場合は水溜め部2bが形成されているので、リニアライザ30による水位Dから体積Vへの変換は折れ線近似の検量線に合わせて行なう。
したがって、前記リニアライザ30の検量線はセンサプローブ5を設置する位置および流路2の形状や測定点Paから水路閉鎖部Pbまでの距離などに合わせて、適宜設定されるものである。また、このリニアライザ30は前記水位センサ11と合わせて体積測定部を構成する。
前記補正制御部31は例えばプログラマブルコントローラなどの演算処理装置からなる。また、この補正制御部31は前記種々の制御信号として、例えば前記流速測定ゼロ信号S1が発生した時点t1において第1記憶部32に流速測定が不能となった時点t1における体積Vを記憶させるためのラッチ信号La1と、前記流速測定ゼロ信号S1が発生している状態で流速測定再開信号S2が発生した時点t2において第2記憶部33に流速測定が再開した時点t2における体積Vを記憶させるためのラッチ信号La2と、この時点t2から例えば10分などの所定の時間Tを測定するタイマーコントロール信号Tcとを生成する機能を有する。つまり、本実施例の補正制御部31は所定時間を計測するタイマー部として機能する。
前記記憶部32,33は例えばアナログメモリなどによって、前記体積測定部30から出力される体積Vのアナログ信号を一時的に記憶するものであるが、前記体積Vを示すデジタル信号を記憶するものであってもよい。第1記憶部32に記憶される信号は、流速測定が不能となった時点t1において測定点Paから水路閉鎖部Pbまでの水路2中の体積Vl(水位のレベルLeからレベルLlまでの体積)に比例する信号である。そして、第2記憶部33に記憶される信号は、流速測定が再開した時点t2において測定点Paから水路閉鎖部Pbまでの水路2中の体積Vh(水位のレベルLeからレベルLhまでの体積)に比例する信号である。
したがって、前記減算部34によって両体積Vh,Vlの差を求めることにより、図1に斜線を付けて示す部分の体積Va、すなわち、流速測定が不能となった時点t1から流速測定が再開した時点t2までの間に測定点Paより下流側に滞留した滞留流体3’の体積Vaに比例する滞留補正値Rとなる。
前記切換えスイッチ35は前記タイマーコントロール信号Tcが生成されている間だけ前記減算部34側に切り換えて滞留補正値Rを供給し、それ以外は流量測定部21の流量0に相当する電流(例えば4−20mAの電流出力の場合は、4mAの電流)の出力部O側に切り換えるものである。ここで、具体的な数値を挙げて説明すると、例えば流量測定部21から出力される流量Fのスパンが3000m3 /hであり、前記最高レベルLfまで滞留流体3’が溜まったときの体積Vaに相当する滞留補正値Rのスパンが600m3 であるとする。このとき、前記タイマーコントロール信号Tcは1時間=60分を3000/600=5で除算した長さ、すなわち12分に設定する。また、前記流量Fを示す信号が4〜20mAの電流出力であるとすると、前記滞留補正値Rのスパン600m3 を表わすスパン信号は20mAとなる。
さらに、前記所定時間Tcを上記のように設定している場合は、例えば前記減算部34によって求められる滞留流体3’の体積Vaが300m3 であったとすると、前記滞留補正値Rは流量1500m3 /hに相当する信号、すなわち12mAの電流出力となる。
つまり、図4に図示すように、前記加算部36は、流速測定が再開した時点t2以降の所定時間Tcの12分間だけ、前記流量Fの信号と滞留補正値R(本例の場合は流量1500m3 /h相当)の信号とを加算して滞留補正を施した流量F’を出力する。また、タイマーコントロール信号Tcがアクティブでなくなると切換スイッチ35が元の状態に切り換えられ、前記流量Fの信号と滞留補正値Rの信号とが加算部36によって加算されることはない。このようにして、前記滞留流体3’の体積Vaである300m3 分に相当する滞留補正を施した流量F’を出力することができる。したがって、本発明の流量計1は、流速測定が不能である期間中にセンサプローブ5を通過した流体3(滞留流体3’)の体積Vaも加味して補正された、より正確な流量F’を出力することができる。
なお、上述した実施例においては、前記滞留補正値Rのスパン,流量Fのスパン,所定時間Tcなどに、具体的な数値の一例を挙げることにより、本発明の説明をしているが、これらの数値は任意に変更されるものであることはいうまでもない。また、前記滞留補正値Rの大きさは、滞留流体3’の体積Vaに比例し、前記所定時間Tcの長さに反比例するものであり、流速測定が不能となった時点t1および流速測定が再開できた時点t2における水位Ll,Lhによって変化することもできる。つまり、上述した具体的な数値は単なる一例である。
上述の実施例では、本発明の説明を行いやすいように、演算装置20の構成を図3に示すブロック図を用いて説明し、前記センサ10,11を用いて求められる量A,D,F,F’,R,S,V,Vl,Vhを表わすアナログ信号や各制御信号S1,S2,La1,La2,Tcを受け渡しするように示している。これによって、極めて簡単な構成の演算装置20を用いて滞留流体3’による影響を必要十分に補正できることを示している。
しかしながら、本発明は上述の各信号を入出力するような回路構成を備えた演算装置20を有することに限定されるものではない。すなわち、前記演算装置20の回路構成をデジタル回路化したりハイブリッド回路にすることも勿論可能である。また、演算装置20に相当するような演算処理をコンピュータに行わせるようにしてもよい。このとき、コンピュータに各部25〜27,30〜36の演算処理を実行させるプログラムは極めて容易に作成することができる。
加えて、上述の実施例では、水位Dの変化を圧力式の水位センサ11を用いて測定する例を示しているが、超音波やフロートを用いた水位センサを用いてもよい。同様に、上述の例では、測定点Pa以下の流路2中の流体3の体積Vを水位Dから求めているので、前記水位センサ11を含むリニアライザ30が本実施例における体積測定部を構成するが、本発明は体積測定部30の構成を上述したものに限定されるものではなく、水位以外の測定値から測定点Pa以下の流路2中の流体3の体積Vを求めるようにしてもよい。
さらに、上述の実施例では、流速測定が不能となった時点t1および流速測定が再開できた時点t2における水位Dの変化から、その間に滞留した滞留流体3’の体積Vaを求めて、流速測定が再開できた後の流量Fを補正する例を示しているが、本発明はこの点に限定されるものではない。すなわち、流速測定が不能となっている間中の水位Dの変化を例えば1秒ごとなどの短い所定時間毎に測定し、この所定時間内にける滞留流体3’の体積Vaの変化を求めることにより、流速測定が不能となっている間の流量をほゞリアルタイムに求めてもよい。この場合、面速式の流量測定を行っても流量が0にならざるを得ない間の流量もリアルタイムに補正することができる。
本発明の一例である流量計を用いた例を示す図である。 前記流量計の一部の構成を示す図である。 前記流量計の演算装置の構成を示す図である。 前記流量計の流量補正方法を説明する図である。 流速センサの一例を示す図である。 前記流速センサの制御回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 流量計
2 水路
3 流体
3’ 滞留流体
10 流速センサ
11 水位センサ
22 滞留補正部
25 流速測定部
26 面積測定部
27 流量演算部
30 体積測定部(リニアライザ)
31 タイマー部(補正制御部)
32 第1記憶部
33 第2記憶部
36 加算部
A 断面積
D 水位
F 流量
Pa 測定点
R 滞留補正値
S 流速
Sa 流速センサの検出値
t1 流速測定が不能となった時点
t2 流速測定が再開できた時点
Th1 第1閾値
Th2 第2閾値
V 体積
Va 滞留流体の体積

Claims (8)

  1. 水路に設けた流速センサと、
    この流速センサの検出値を用いて水路中の流体の流速を求めると共に、前記検出値を用いた流速測定が不能であることを通知する測定不能通知機能を有する流速測定部と、
    前記流体の水位を検出する水位センサと、
    この水位を用いて測定点における流体の断面積を求める面積測定部と、
    前記流速に断面積を乗算して流体の流量を求める流量演算部と、
    前記流速測定が不能である間における水位の変化を用いて前記流量を補正する滞留補正部とを備えてなることを特徴とする流量計。
  2. 水路に設けた流速センサと、
    この流速センサの検出値を用いて水路中の流体の流速を求めると共に、前記検出値を用いた流速測定が不能であることを通知する測定不能通知機能を有する流速測定部と、
    少なくとも前記流速を用いて流体の流量を求める流量演算部と、
    測定点より下流側の水路中の流体の体積を測定する体積測定部と、
    前記流速測定が不能となった時点および流速測定が再開できた時点における前記体積の差に応じて、流速測定が不能である間に水路中に滞留した滞留流体の体積を求めると共に、前記流量に前記滞留流体の体積に応じた補正を加える滞留補正部とを備えてなることを特徴とする流量計。
  3. 前記体積測定部は、水位を検出する水位センサと、検出された水位を水路の形状に応じて体積に変換するリニアライザとを有するものである請求項2に記載の流量計。
  4. 前記滞留補正部は、流速測定が不能となった時点における前記体積を記憶する第1記憶部と、流速測定が再開できた時点における前記体積を記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部に記憶させた体積から第1記憶部に記憶させた体積を減算することにより流速測定が不能であった間に計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積に対応する値を滞留補正値として求める減算部と、所定時間を計測するタイマー部と、前記所定時間だけ前記流量に前記滞留補正値を加算する加算部とを有するものである請求項2または3に記載の流量計。
  5. 水路中の流体の流速および水位を測定して、この水位から測定点の断面積を求め、この断面積に流速を乗算することにより流体の流量を求める流量計において、
    前記流速の適正な測定が不能である間の水位の変化を用いて前記流量を補正することを特徴とする流量計の流量補正方法。
  6. 少なくとも水路中の流体の流速を測定して流体の流量を求める流量計において、
    流体の流速測定が不能となった時点における水路中の流体の体積を測定して記憶した後に、
    流速測定が再開できた時点における水路中の流体の体積を測定し、この体積から前記記憶した流体の体積を減算して流速測定が不能である間に水路中に滞留した滞留流体の体積を求め、
    前記流量に前記滞留流体の体積に応じた補正を施すことを特徴とする流量計の流量補正方法。
  7. 測定点において測定された水位に応じて測定点より下流側の水路中における流体の体積を求め、流速測定が不能となった時点における前記体積を第1記憶部に記憶し、流速測定が再開できた時点における前記体積を第2記憶部に記憶し、前記第2記憶部に記憶させた体積から第1記憶部に記憶させた体積を減算して、流速測定が不能である間に計測点より下流側の水路中に滞留した滞留流体の体積を求め、この滞留流体の体積に比例する滞留補正値を所定時間だけ流量に加算する請求項6に記載の流量計の流量補正方法。
  8. 前記流速の測定値が所定の第1閾値以下になった時点で前記流速をゼロとして流速測定が不能となったことを示す流速測定ゼロ信号を発生し、前記流速の測定値が前記第1閾値より高い第2閾値以上になった時点で測定された流速を用いた前記流量の演算を再開すると共に流速測定が再開できたことを示す流速測定再開信号を発生する請求項6または7に記載の流量計の流量補正方法。
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