JP2006300723A - タイヤ故障検知方法及び検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイヤの回転速度や負荷荷重などの試験条件が順次変化するような耐久試験においても、タイヤ故障を精度良く検知することを可能にしたタイヤ故障検知方法及び検知装置を提供する。
【解決手段】 タイヤ耐久試験において回転するタイヤTの故障を検知するに際し、タイヤTの子午線方向の外縁に沿って故障検知センサ8を配置し、該故障検知センサ8によりタイヤTの故障を検知する一方で、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を非接触式の距離計10を用いて測定し、該距離計10の測定結果に基づいて故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タイヤ耐久試験において回転するタイヤの故障を検知する方法及び装置に関し、さらに詳しくは、試験条件が順次変化するような耐久試験においてもタイヤ故障を精度良く検知することを可能にしたタイヤ故障検知方法及び検知装置に関する。
室内タイヤ耐久試験では、ドラムの外周上でタイヤを走行させながら耐久試験を実施するが、タイヤに故障が発生した段階で、その故障を検知して試験を終了させることが望まれている。つまり、タイヤ故障が発生した状態で耐久試験を継続するとタイヤがバーストする恐れがある。
タイヤ耐久試験において回転するタイヤの故障を検知する方法として、タイヤの子午線方向の外縁に沿ってセンサを配置し、故障により膨らんだ部位がセンサと接触することによりタイヤの故障を検知することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述の故障検知方法では、回転するタイヤとセンサとを互いに近接させることが要求されるが、回転するタイヤの外縁形状はタイヤの回転速度や負荷荷重によって変化するため、これら試験条件が順次変化するような耐久試験においては、タイヤ故障を精度良く検知することができないという不都合がある。
特開2004−77464号公報
本発明の目的は、タイヤの回転速度や負荷荷重などの試験条件が順次変化するような耐久試験においても、タイヤ故障を精度良く検知することを可能にしたタイヤ故障検知方法及び検知装置を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明のタイヤ故障検知方法は、タイヤ耐久試験において回転するタイヤの故障を検知する方法であって、前記タイヤの子午線方向の外縁に沿って故障検知センサを配置し、該故障検知センサにより前記タイヤの故障を検知する一方で、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を非接触式の距離計を用いて測定し、該距離計の測定結果に基づいて前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を調整することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明のタイヤ故障検知装置は、タイヤ耐久試験において回転するタイヤの故障を検知する装置であって、前記タイヤの子午線方向の外縁に沿って故障検知センサを配置すると共に、該故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を測定する非接触式の距離計と、該距離計の測定結果に基づいて前記故障検知センサの位置を決定する位置決定手段と、該位置決定手段により決定された位置に基づいて前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を調整する位置調整手段とを設けたことを特徴とするものである。
本発明では、タイヤの子午線方向の外縁に沿って故障検知センサを配置し、該故障検知センサによりタイヤの故障を検知する一方で、故障検知センサからタイヤの表面までの距離を非接触式の距離計を用いて測定し、該距離計の測定結果に基づいて故障検知センサからタイヤの表面までの距離を調整する。そのため、タイヤの回転速度や負荷荷重などの試験条件に起因してタイヤの外縁形状が変化した場合であっても、その外縁形状を把握し、故障検知センサからタイヤの表面までの距離を適切に調整することができる。従って、試験条件が順次変化するような耐久試験においても、タイヤ故障を精度良く検知することができる。
本発明において、故障検知センサからタイヤの表面までの距離の調整は、耐久試験と並行して連続的に行うことが可能であるが、タイヤの外縁形状はタイヤの回転速度や負荷荷重を変更することで大きく変化するため、これら回転速度及び/又は負荷荷重を変更する際に限定的に行うようにしても良い。
故障検知センサからタイヤの表面までの距離は、より具体的には、以下のステップから決定することができる。即ち、故障検知センサからタイヤの表面までの距離を調整するにあたって、故障検知センサからタイヤの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、前記距離の最大値と最小値との差Δh(mm)を求めるステップと、故障検知センサとタイヤの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、前記距離の最大値がΔh+αとなるように故障検知センサの位置を決定するステップとを実施すれば良い。
特に、故障検知センサからタイヤの表面までの距離の調整を耐久試験と並行して連続的に行う場合、故障検知センサからタイヤの表面までの距離は、以下のステップから決定することができる。即ち、故障検知センサからタイヤの表面までの距離を調整するにあたって、試験開始前に、故障検知センサからタイヤの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、前記距離の最大値と最小値との差Δh(mm)を求めるステップと、故障検知センサとタイヤの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、前記距離の最大値がΔh+αとなるように故障検知センサの位置を決定するステップと、試験開始後、故障検知センサからタイヤの表面までの距離を常に取得し続け、前記距離の最大値がΔh+αとなるように故障検知センサの位置を連続的に調整するステップとを実施すれば良い。
一方、本発明のタイヤ故障検知装置においては、位置決定手段が、故障検知センサからタイヤの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、前記距離の最大値と最小値との差Δh(mm)を求めるステップと、故障検知センサとタイヤの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、前記距離の最大値がΔh+αとなるように故障検知センサの位置を決定するステップとを実施する機能を有していることが好ましい。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなるタイヤ故障検知装置を概略的に示すものである。なお、タイヤ故障検知装置はタイヤ耐久試験において回転するタイヤTの故障を検知するものであるので、タイヤ耐久試験を実施する装置の構成は特に限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態のタイヤ故障検知装置は、タイヤTのトレッド部及び左右のサイドウォール部に対応する位置にそれぞれ駆動装置(位置調整手段)1〜3を配置した構成になっている。各駆動装置1〜3は、固定部4と、該固定部4からタイヤTに向かって進退自在のアーム部5と、タイヤ子午線方向に延長するようにアーム部5に固定された枠部6とを備えている。枠部6には、タイヤTに向かって延長する複数本の支持棒7が取り付けられている。これら支持棒7は枠部6からの突出量が調整自在である。支持棒7としては、直径1.0〜2.0mm、長さ50〜200mmの金属棒を使用すると良い。
支持棒7の先端には、例えば鉤状の係合部が形成されており、その先端に細線からなる故障検知センサ8がタイヤTの子午線方向の外縁に沿うように張り渡されている。故障検知センサ8を構成する細線としては、直径0.1〜0.3mmの金属線を使用すると良い。このような金属線は可撓性に優れているためタイヤ表面形状に合わせて容易に変形させることができ、しかも適度な強度を有しているためリミッターとして有効に機能する。
故障検知センサ8の一端部は、一方のサイドウォール部に位置する駆動装置1の支持棒7の一つに固定されている。また、故障検知センサ8の他端部は、他方のサイドウォール部に位置する駆動装置3において枠体6に固定されたワイヤ式リニアゲージからなる検知器9に接続されている。タイヤTの故障部位が膨らんで故障検知センサ8と接触すると検知器9が故障検知センサ8の変位を検出し、これによりタイヤ故障を検知するようになっている。
各駆動装置1〜3において、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を測定するために、固定部4には非接触式の距離計10が搭載されている。距離計10は、該距離計10からタイヤTの表面までの距離を測定するものであるが、故障検知センサ8と距離計10との距離が予め判っていれば、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を求めることができる。この距離計10の測定結果は、制御回路(位置決定手段)11に供給される。制御回路11は、距離計10の測定結果に基づいて故障検知センサ8の位置を決定し、アーム部5の固定部4からの突出量を制御するようになっている。
次に、上記タイヤ故障検知装置を用いてタイヤ耐久試験においてタイヤ故障を検知する方法について説明する。先ず、タイヤ耐久試験に先駆けてタイヤ故障検知装置のセッティングを行う。即ち、タイヤTの子午線方向の外縁に沿って枠部6を配置し、枠部6からタイヤTの外縁に向けて複数本の支持棒7を突出させる。このとき、支持棒7の枠部6からの突出量をタイヤサイズに応じて調整し、全ての支持棒7の先端がタイヤ表面から一定の距離になるように調整する。これにより、支持棒7の先端に張り渡された故障検知センサ8がタイヤ表面と近接する位置に配置される。
この状態で、タイヤTをドラムの外周上で走行させて耐久試験を実施する。試験の最終段階になってタイヤTに故障が発生すると、その破壊に起因して故障部分が膨らむ。そして、タイヤTの膨らんだ故障部分が故障検知センサ8に接触すると検知器9がタイヤ故障を検知する。検知器9による検出結果は、タイヤ耐久試験装置に供給されて制御信号として利用される。つまり、検知器9がタイヤ故障を検知すると、タイヤTがドラムから後退して耐久試験が終了する。
上記タイヤ故障検知装置は、枠部6からタイヤTの外縁に向けて突出させた複数本の支持棒7を有し、これら支持棒7の先端に細線からなる故障検知センサ8を張り渡しているので、故障検知センサ8の位置をタイヤTの外縁形状に合わせて微妙に調整することができる。
しかしながら、回転するタイヤTの外縁形状はタイヤTの回転速度や負荷荷重によって変化するため、これら試験条件が順次変化するような耐久試験においては、タイヤ故障を精度良く検知することができないことがある。例えば、図2はタイヤの外縁形状の変化を示すものであるが、低速回転時の外縁形状(実線)と高速回転時の外縁形状(破線)とは相違している。そのため、試験条件が順次変化するような耐久試験において、故障検知センサ8の位置が不変であると、故障による膨らみと試験条件の変化に起因する外縁形状の変化とを区別することができず、タイヤ故障を精度良く検知することができない。
そこで、故障検知センサ8によりタイヤTの故障を検知する一方で、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を非接触式の距離計10を用いて測定し、該距離計10の測定結果に基づいて故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を調整する。これにより、タイヤTの回転速度や負荷荷重などの試験条件に起因してタイヤTの外縁形状が変化した場合であっても、その外縁形状を把握し、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を適切に調整することができる。その結果、試験条件が順次変化するような耐久試験においても、タイヤ故障を精度良く検知することができる。
以下、故障検知センサの位置を決定する方法を具体的に説明する。図3は本発明のタイヤ故障検知方法の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、故障検知センサからタイヤの表面までの距離の調整をタイヤ耐久試験と並行して連続的に行う場合を示すものである。また、図4及び図5はそれぞれサイドウォール部及びトレッド部の外縁形状をタイヤ周方向に沿って示すものである。
図3に示すように、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を調整するにあたって、先ず、試験開始前に、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得し、その距離の最大値Xmax と最小値Xmin との差Δh(mm)を求める(ステップS1 〜S2 )。
図4に示すように、タイヤTのサイドウォール部には、ブランド表示部21やスプライスに起因する突出部22などが存在するが、最大値Xmax はブランド表示部21や突出部22が存在しない基準位置にて測定され、最小値Xmin はブランド表示部21や突出部22のうち最も突出量が大きい部位にて測定される。一方、図5に示すように、タイヤTのトレッド部には、ラグ溝31やサイプ32などが存在するが、最大値Xmax はラグ溝31やサイプ32が最も深くなる基準位置にて測定され、最小値Xmin はラグ溝31やサイプ32が存在しない部位にて測定される。
次に、故障検知センサ8とタイヤTの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、最大値Xmax がΔh+αとなるように故障検知センサ8の位置を決定する(ステップS3 )。最小隙間αは、例えば、0.5〜2.0mmの範囲で任意に設定される。この最小隙間αを上記範囲に設定することでタイヤ故障を精度良く検出することが可能になる。上記決定に基づいて故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を調整した後、所定のタイヤ耐久試験を開始する(ステップS4 )。
試験開始後、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を常に取得し続け、最大値Xmax がΔh+αとなるように故障検知センサ8の位置を連続的に調整する(ステップS5 〜S6 )。そして、タイヤ故障が発生するまでステップS5 〜S6 を繰り返し、タイヤ故障が発生したとき耐久試験を終了する(ステップS7 )。なお、Δhは走行中に実質的に変化しないので、ステップS5 とステップS6 との間で改めて求める必要はない。
上記タイヤ故障検知方法では、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離の最大値Xmax となる高さ位置を基準位置とし、故障検知センサ8を基準位置からΔh+αだけ離間させているので、タイヤ故障に起因する膨らみと試験条件の変化に起因する外縁形状の変化とを区別し、タイヤ故障を精度良く検知することができる。
図6は本発明のタイヤ故障検知方法の他の例を示すフローチャートである。このフローチャートは、故障検知センサからタイヤの表面までの距離の調整をタイヤの試験条件の変更時に行う場合を示すものである。
図6に示すように、タイヤTの回転速度や負荷荷重などの試験条件を変更する場合、その試験条件の変更に併せて故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を調整する(ステップS11〜S12)。タイヤTの試験条件に変更がない場合、タイヤ故障が発生するまでステップS11〜S12を繰り返し、タイヤ故障が発生したとき耐久試験を終了する(ステップS13)。なお、タイヤTの回転速度や負荷荷重を変更する時は、変更直前に故障検知センサ8をタイヤTから一旦離すと良い。タイヤTの外縁形状は、回転速度や負荷荷重を変更することで大きく変化し、場合によっては、数mm〜十数mmの寸法変化を生じることがあるが、変更直前に故障検知センサ8をタイヤTから離しておけば、故障検知センサ8の破損を未然に防ぐことができる。
故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離を調整するステップS11においては、前述の実施形態と同様に、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、その距離の最大値Xmax と最小値Xmin との差Δh(mm)を求めるステップと、故障検知センサ8とタイヤTの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、最大値Xmax がΔh+αとなるように故障検知センサ8の位置を決定するステップとを実施すれば良い。
上記タイヤ故障検知方法においても、故障検知センサ8からタイヤTの表面までの距離の最大値Xmax となる高さ位置を基準位置とし、故障検知センサ8を基準位置からΔh+αだけ離間させているので、タイヤ故障に起因する膨らみと試験条件の変化に起因する外縁形状の変化とを区別し、タイヤ故障を精度良く検知することができる。
上述した好ましい実施形態においては、故障検知センサをタイヤのトレッド部と左右のサイドウォール部に沿うように配置し、故障検知センサの位置をトレッド部と左右のサイドウォール部において個別に調整可能とする構成になっているが、本発明では故障検知センサをタイヤのトレッド部だけに沿うように配置したり、或いは、サイドウォール部だけに沿うように配置することも可能である。つまり、故障発生部位が予測される場合には、故障検知センサをタイヤの限定された部位に沿って配置するようにしても良い。
上述した好ましい実施形態においては、故障検知センサを細線から構成し、その細線からなる故障検知センサを複数本の支持棒によって支持した構成になっているが、故障検知センサの構成は特に限定されるものではない。
本発明の実施形態からなるタイヤ故障検知装置を概略的に示す正面図である。 タイヤの外縁形状の変化を示す断面図である。 本発明のタイヤ故障検知方法の一例を示すフローチャートである。 サイドウォール部の外縁形状をタイヤ周方向に沿って示す図である。 トレッド部の外縁形状をタイヤ周方向に沿って示す図である。 本発明のタイヤ故障検知方法の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1〜3 駆動装置(位置調整手段)
4 固定部
3 メインアーム
5 アーム部
6 枠部
7 支持棒
8 故障検知センサ
9 検知器
10 距離計
11 制御回路(位置決定手段)
T タイヤ

Claims (6)

  1. タイヤ耐久試験において回転するタイヤの故障を検知する方法であって、前記タイヤの子午線方向の外縁に沿って故障検知センサを配置し、該故障検知センサにより前記タイヤの故障を検知する一方で、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を非接触式の距離計を用いて測定し、該距離計の測定結果に基づいて前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を調整することを特徴とするタイヤ故障検知方法。
  2. 前記タイヤの回転速度及び/又は負荷荷重の変更時に、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ故障検知方法。
  3. 前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を調整するにあたって、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、前記距離の最大値と最小値との差Δh(mm)を求めるステップと、前記故障検知センサと前記タイヤの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、前記距離の最大値がΔh+αとなるように前記故障検知センサの位置を決定するステップとを実施することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ故障検知方法。
  4. 前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を調整するにあたって、試験開始前に、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、前記距離の最大値と最小値との差Δh(mm)を求めるステップと、前記故障検知センサと前記タイヤの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、前記距離の最大値がΔh+αとなるように前記故障検知センサの位置を決定するステップと、試験開始後、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を常に取得し続け、前記距離の最大値がΔh+αとなるように前記故障検知センサの位置を連続的に調整するステップとを実施することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ故障検知方法。
  5. タイヤ耐久試験において回転するタイヤの故障を検知する装置であって、前記タイヤの子午線方向の外縁に沿って故障検知センサを配置すると共に、該故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を測定する非接触式の距離計と、該距離計の測定結果に基づいて前記故障検知センサの位置を決定する位置決定手段と、該位置決定手段により決定された位置に基づいて前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離を調整する位置調整手段とを設けたことを特徴とするタイヤ故障検知装置。
  6. 前記位置決定手段が、前記故障検知センサから前記タイヤの表面までの距離をタイヤ全周にわたって取得するステップと、前記距離の最大値と最小値との差Δh(mm)を求めるステップと、前記故障検知センサと前記タイヤの表面との間に設定される最小隙間をα(mm)としたとき、前記距離の最大値がΔh+αとなるように前記故障検知センサの位置を決定するステップとを実施する機能を有することを特徴とする請求項5に記載のタイヤ故障検知装置。
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