JP2006300065A - ガスタービンエンジン点火システムのための方法及び装置 - Google Patents

ガスタービンエンジン点火システムのための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006300065A
JP2006300065A JP2006115499A JP2006115499A JP2006300065A JP 2006300065 A JP2006300065 A JP 2006300065A JP 2006115499 A JP2006115499 A JP 2006115499A JP 2006115499 A JP2006115499 A JP 2006115499A JP 2006300065 A JP2006300065 A JP 2006300065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
igniter
spark
gas turbine
turbine engine
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006115499A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert L Ponziani
ロバート・ルイス・ポンジアーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2006300065A publication Critical patent/JP2006300065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/26Starting; Ignition
    • F02C7/264Ignition
    • F02C7/266Electric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/26Starting; Ignition
    • F02C7/264Ignition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

【課題】燃焼器(20)、該燃焼器(20)に結合された圧力変換器(44)、及びスパーク検出器(42)を含むガスタービンエンジン(10)内部に結合された点火器(40)をテストする方法を提供する。
【解決手段】本方法は、ガスタービンエンジン(10)を作動させるステップと、ガスタービンエンジン(10)内部の作動圧力をモニタするステップと、モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に点火器(40)を作動させるステップと、点火器(40)が第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しない場合には第1の指示を生成するステップとを含む。
【選択図】 図2

Description

本出願は、総括的にはガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジン点火器性能をモニタするための方法及び装置に関する。
少なくとも一部の公知のガスタービンエンジンは、圧縮機、燃焼器、点火システム及びタービンを含む。圧縮機に流入した空気は、加圧されかつ燃焼器に導かれ、燃焼器において、空気は燃料と混合されかつ点火システムを使用して点火されて、タービンを駆動するのに使用する高温燃焼ガスを生成する。
少なくとも一部の公知の点火システムは、点火器に対する出力である比較的一定の電圧を発生する。点火器は、点火器ギャップ間にスパークを発生して燃焼器内の燃料−空気混合気の燃焼を開始する。一旦点火システムにより燃焼過程が開始すると、燃焼器に対する燃料の連続的かつ制御した流入量は通常、燃焼過程を維持しかつその燃焼過程により生じる動力を維持するのに十分である。
より具体的には、スパークが燃焼器内部における所定の周囲圧力の点火器ギャップを飛び越えるには、十分に高い電圧が必要になる。燃焼器内部の周囲圧力が高くなるにつれて、スパークを発生するのに必要な最低電圧も高くなる。スパーク事象の間、点火器ギャップ、すなわちスパーク経路内に存在する燃料/空気混合気の一部分が、スパークを発生することができるようにイオン化する。周囲圧力が高くなるにつれて、イオン化されなければならない燃料/空気混合気の分子の量もまた増加する。従って、スパークを発生させるためには、点火器に供給する電圧もまた高くして、これらの付加的なガスの分子をイオン化し、それによってスパークを発生させるのを可能にしなければならない。
所定の電圧及び/又はスパークギャップに対して燃焼器内部の周囲圧力が高かすぎる場合には、点火器がスパークしないことになる。より具体的には、燃焼器内部の周囲圧力は、最終的には点火器先端電圧が所定のスパークギャップにわたるガスをイオン化することができず、従ってスパークを発生することができない状態になる圧力に達する可能性があり、本明細書ではこの圧力を「クエンチ圧力」と呼ぶ。さらに、電極と接地側との間のスパークギャップは、各スパークにより点火器先端材料の一部分が遊離するにつれて広くなる。スパークギャップが増大するにつれて、点火器の残存有効寿命が短縮し、クエンチ圧力の低下が起こる。その結果、点火器に比較的一定の電圧を供給している場合には、何らかの点火器スパークギャップの増大により、対応するクエンチ圧力の低下が生じる。
少なくとも一部の公知の点火器は、該点火器を励起した時間に反比例した寿命予測値を有する。例えば、点火器が励起されるたびに、点火器の残存寿命は短縮される。点火器の寿命予測値の低下を促進する可能性があるその他の因子には、点火器に供給する作動電圧、点火器材料並びに/又は作動環境の腐食性及び温度がある。従って、幾つかの独立した様々な因子が、その使用期間の間に各点火器の寿命予測値に影響を与える可能性がある。
少なくとも一部の公知のガスタービンエンジンは、およそ12000時間を超えて作動してきた点火器を含む。しかしながら、新品の点火器の寿命予測値及び/又は使用済みの点火器の残存寿命を推定することは、難しいことである。従って、少なくとも一部の公知の点火器は、所定量のエンジン時間にわたって点火器を使用した時に交換される。例えば、少なくとも一部の公知の点火器は、日常的な定期整備作業の間に交換される。従って、少なくとも一部の点火器は、点火器がその有効寿命の終わりに到達する前に交換されるのに対して、他の点火器は、点火器がその有効寿命の終わりに到達した後に交換される場合がある。その有効寿命の終わりの前に点火器を交換することは、ガスタービンエンジンの整備及び運転コストを増加させる。一方、その有効寿命の終わりで点火器を交換することは、正常運転時にエンジンが始動するこができなくなる可能性を増大させる。
米国特許第4,032,842号公報 米国特許第5,155,437号公報
1つの態様では、燃焼器、該燃焼器に結合された圧力変換器、及びスパーク検出器を含むガスタービンエンジン内部に結合された点火器をテストする方法を提供する。本方法は、ガスタービンエンジンを作動させるステップと、ガスタービンエンジン内部の作動圧力をモニタするステップと、モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に点火器を作動させるステップと、点火器が第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しない場合には第1の指示を生成するステップとを含む。
別の態様では、ガスタービンエンジンに結合された制御システムを提供する。ガスタービンエンジンは、燃焼器、少なくとも1つの点火器、燃焼器に結合された圧力変換器、及びスパーク検出器を含む。本制御システムは、ガスタービンエンジンを作動させ、ガスタービンエンジン内部の作動圧力をモニタし、モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に点火器を作動させ、また点火器が第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しない場合には第1の指示を生成するようにプログラムされたプロセッサを含む。
さらに別の態様では、ガスタービンエンジン組立体を提供する。本ガスタービンエンジン組立体は、燃焼器、少なくとも1つの点火器、燃焼器に結合された圧力変換器、及びスパーク検出器を含むガスタービンエンジンと、ガスタービンエンジンに結合された制御システムとを含む。制御システムは、ガスタービンエンジンを作動させ、ガスタービンエンジン内部の作動圧力をモニタし、モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に点火器を作動させ、また点火器が第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しない場合には第1の指示を生成するようにプログラムされたプロセッサを含む。
図1は、航空機(図示せず)上に取付けられた例示的なガスタービンエンジン組立体8の概略図である。この例示的な実施形態では、ガスタービンエンジン組立体8は、直列流れ連通した状態で、周囲空気14を受けるための入口12、ファン16、圧縮機18、燃焼器20、高圧タービン22及び低圧タービン24を有する高バイパスターボファン型ガスタービンエンジン10を含む。高圧タービン22は、第1のシャフト26を用いて圧縮機18に結合され、また低圧タービン24は、第2のシャフト28を用いてファン16に結合される。ガスタービンエンジン10は、該ガスタービンエンジン10の上流側34から後方に該ガスタービンエンジン10の下流側36まで延びる対称軸線32を有する。この例示的な実施形態では、ガスタービンエンジン10はまた、燃焼器20に直接結合された少なくとも1つの点火器40を含む。ガスタービンエンジン10はまた、各々がガスタービンエンジン10に結合された少なくとも1つのスパーク検出器42と少なくとも1つの圧力変換器44とを含む。この例示的な実施形態では、スパーク検出器42は、点火器40が発生したスパークを検出するように構成され、圧力変換器44は、点火器40にほぼ隣接した燃焼器20内部の圧力(本明細書ではPS3と呼ぶ)を測定するように構成される。
作動時、空気流(P3)は、入口12を通ってガスタービンエンジン10に流入し、圧縮機18を使用して加圧される。加圧空気は、高い圧力及び温度で下流方向に燃焼器20に導かれる。燃焼器20内に燃料が導入され、燃焼器20内で空気(P3)と燃料とが混合されかつ点火されて、高温燃焼ガスを発生する。具体的には、圧縮機18からの加圧空気は、燃焼器20内で燃料と混合されかつ点火器40を使用して点火され、それによって燃焼ガスを発生する。次にそのような燃焼ガスを利用して、圧縮機18を駆動する高圧タービン22を駆動し、またファン16を駆動する低圧タービン24を駆動する。
図2は、(図1に示す)ガスタービンエンジン組立体8で使用することができる例示的なフル・オーソリティ・デジタル・エンジン制御(FADEC)システム50の簡略化した概略図である。この例示的な実施形態では、FADEC50は、ガスタービンエンジン10に結合され、データ収集システム(DAS)52を含み、DAS52は、スパーク検出器42及び/又は圧力変換器44から受信したアナログデータをサンプリングし、そのアナログデータを後続する処理のためにデジタル信号に変換する。コンピュータ54は、DAS52からサンプリングされかつデジタル化されたセンサデータを受信し、高速データ解析を実行する。単一の燃焼器20のみを図示しているが、ガスタービンエンジン10はその各々がスパーク検出器42及び圧力変換器44を含む複数の燃焼器20を備えることができ、スパーク検出器42及び圧力変換器44はスパークを検出しかつ各それぞれの点火器40に隣接する圧力を測定するように構成することができることを理解されたい。より具体的には、少なくとも1つのスパーク検出器42及び少なくとも1つの圧力変換器44は、DAS52及び/又はコンピュータ54の少なくとも1つに結合され、DAS52及び/又はコンピュータ54の少なくとも1つは、ガスタービンエンジン10内で点火スパーク事象が発生した時点を判定するようにプログラムされたアルゴリズムを含む。
コンピュータ54は、キーボード(オペレータコンソール)56を介してオペレータから指令を受信する。それに限定されないが、液晶ディスプレイ(LCD)及び/又はブラウン管のような関連のモニタ58により、オペレータがコンピュータ54から受信したデータを観察することを可能にする。コンピュータ54は、オペレータが与えた指令及びパラメータを使用して、制御信号及び情報をDAS52に提供する。
1つの実施形態では、コンピュータ54は、フロッピディスク、CD−ROM、DVD又はその他のデジタル源(ネットワーク又はインタネット、さらに今後開発されるデジタル手段などの)のようなコンピュータ読取可能媒体62から命令及び/又はデータを読取るための、例えばフロッピディスクドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、光磁気ディスク(MOD)装置及び/又はネットワーク接続装置(イーサネット(登録商標)などの)を含むあらゆる他のデジタル装置のような装置60を含む。別の実施形態では、コンピュータ54は、ファームウェア(図示せず)内に記憶した命令を実行する。コンピュータ54は、本明細書に記載した機能を実行するようにプログラムされており、本明細書で使用する場合、コンピュータという用語は、一般にコンピュータとして知られているその集積回路そのものに限定されるものではなく、広くコンピュータ、プロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラム可能ロジックコントローラ、特定用途向け集積回路及びその他のプログラム可能回路を意味し、本明細書では、これらの用語は互換可能に使用している。
さらに、本明細書に記載した方法及び装置は、航空機用設定として説明しているが、本発明の利点は、それに限定されないが、例えば発電プラントなどの産業用設定で一般的に使用するそれらのシステムについても得られると思われる。従って、またこの例示的な実施形態では、ガスタービンエンジン10及びFADEC50は、航空機(図示せず)のような輸送手段に結合されて、FADEC50によって収集した情報は、輸送手段上のコンピュータ54内に記憶するか、又はそれに代えてそのような情報は、地上配備の設備に送信され、ローカルコンピュータ(図示せず)上にダウンロードされる。別の実施形態では、ガスタービンエンジン10及びFADEC50は、発電プラントのような地上配備の設備内に取付けられる。
図3は、燃焼器、該燃焼器に結合された圧力変換器、及びスパーク検出器を含むガスタービンエンジン内部に結合された点火器をテストする例示的な方法100を示すフローチャートである。方法100は、ガスタービンエンジン10を作動させるステップ102と、ガスタービンエンジン10内部の作動圧力をモニタするステップ104と、モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に点火器40を作動させるステップ106と、点火器40が第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しない場合には第1の指示を生成するステップ108とを含む。
図4は、図3に示す方法を利用した例示的なガスタービンエンジンのグラフ図である。例えば、作動時、ガスタービンエンジン10は、初期化すなわち始動される。ガスタービンエンジン10内部の圧力(P3)は増大し、従って燃焼器20内部の圧力(PS3)を増大させる。この例示的な実施形態では、ガスタービンエンジン圧力(P3)は、それに限定されないが、エンジン速度及び航空機高度を含む複数のエンジン因子に応じて変化する。従って、またこの例示的な実施形態では、ガスタービンエンジン10内部の作動圧力をモニタするステップ104は、例えば第1の圧力変換器44を使用して燃焼器20内部の圧力をモニタするステップを含む。別の実施形態では、ガスタービンエンジン10内部の作動圧力をモニタするステップ104は、第2の圧力変換器(図示せず)を使用して、ガスタービンエンジン10内部の何れかの位置における圧力(限定されないが、例えば圧縮機吐出圧力(CDP))をモニタするステップを含む。
この例示的な実施形態では、FADEC50は、第2の圧力変換器から受信したデータを利用して、点火器40にほぼ隣接する圧力を推定する。より具体的には、FADEC50は、ガスタービンエンジン10内部の複数の点から受信した圧力を利用して、点火器40に隣接する圧力を求めることができる。例えば、FADEC50が圧縮機吐出圧力を示す信号を受信する場合には、FADEC50は、圧縮機吐出圧力に基づいて点火器40に隣接する圧力を求めるアルゴリズムを含む。さらに、FADEC50は、受信したエンジン圧力信号におけるあらゆるラグを補正するのを可能にするアルゴリズムを含む。例えば、急激なエンジン圧力上昇の間に、FADEC50は、エンジン圧力が所定の圧力範囲のいずれかの範囲内にあることになる時点を推定するアルゴリズムを含み、従ってガスタービンエンジン10内部の推定圧力に基づいてスパーク事象を開始する。この例示的な実施形態では、ガスタービンエンジン10内部の圧力は、ガスタービンエンジン10が作動している間、連続的にモニタされる。
方法100はまた、モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に点火器40を作動させるステップ106を含む。より具体的には、図4に示すように、FADEC50は、点火器40を作動させて、ガスタービンエンジン10内部で燃焼過程を開始するのを可能にする。FADEC50は、スパーク検出器42から受信した信号を利用して、点火器40がスパーク事象を開始したか否かを判定する。ほぼ同時に、FADEC50は、圧力変換器44から受信した信号を利用して、点火器40にほぼ隣接する圧力を求める。この例示的な実施形態では、FADEC50は、エンジンの始動シーケンス、地上路での移動、離陸、巡航及び着陸の間に点火器40を複数回作動させる。


例えば、始動時、FADEC50は、少なくとも1つのスパーク事象を開始するように点火器40を作動させて、ガスタービンエンジン10を始動するのを可能にする。ガスタービンエンジン10が始動した後に、離陸時にエンジン10には付加的な燃料が供給され、従ってガスタービンエンジン10内部の圧力(P3)が増大する。例えば離陸時に、ガスタービンエンジン10内部の圧力は、最終的には燃焼器20内部の圧力(PS3)が第1の所定の圧力範囲150に入るまで増大することになる。この例示的な実施形態では、第1の所定の圧力範囲150は、およそ70psi〜およそ90psiの間にある。FADEC50は次に、第1の所定の圧力範囲150の範囲内でスパーク事象300を開始するように点火器40を作動させる。FADEC50は、スパーク検出器42から受信した信号を利用して、点火器40がスパーク事象を開始したか否かを判定する。ほぼ同時に、FADEC50は、圧力変換器44から受信した信号を利用して、点火器40にほぼ隣接する圧力(PS3)を求める。FADEC50がスパーク検出器42から信号を受信しない、すなわちスパーク点火器40が第1の所定の圧力範囲150の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、FADEC50は、点火器40が第1の所定の圧力範囲150の範囲内でスパークを発生しなかったことを示す第1の指示を生成する。1つの実施形態では、第1の指示は、航空機に搭乗しているパイロット及び/又は他の関心のある搭乗員に送信される。別の実施形態では、第1の指示は、その航空機において点火器40が点火しなかったことを地上局要員に通知するのを可能にするために、地上局要員に送信される。この例示的な実施形態では、第1の指示は、オペレータ及び/又は地上整備要員が点火器40を交換するのを促すために利用される。
航空機が離陸を続行する時、P3は、第2の所定の圧力範囲152まで増大し続ける。FADEC50は次に、第1の所定の圧力範囲150よりも高い第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパーク事象300を開始するように点火器40を作動させる。この例示的な実施形態では、第2の所定の圧力範囲152は、およそ120psi〜およそ140psiの間にある。別の実施形態では、第2の所定の圧力範囲152は、およそ110psi〜およそ150psiの間にある。この例示的な実施形態では、第1及び第2の所定の圧力範囲150及び152の両方は、両方とも特定のエンジンに基づいて定められる。例えば、この例示的な実施形態では、第1及び第2の所定の圧力範囲150及び152の両方は、例示的なガスタービンエンジン10(図1に示す)の作動特性に基づいて定められる。これに代えて、第1及び第2の所定の圧力範囲150及び152の両方を、複数の異なるガスタービンエンジンの異なる作動特性を補正するように調整することができる。
この例示的な実施形態では、FADEC50は次に、第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパーク事象300を開始するように点火器40を作動させる。FADEC50は、スパーク検出器42から受信した信号を利用して、点火器40がスパーク事象を開始したか否かを判定する。ほぼ同時に、FADEC50は、圧力変換器44から受信した信号を利用して、点火器40にほぼ隣接する圧力(PS3)を求める。FADEC50がスパーク検出器42から信号を受信しない、すなわちスパーク点火器40が第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、FADEC50は、点火器40が第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパークを発生しなかったことを示す第2の指示を生成する。1つの実施形態では、第2の指示は、航空機に搭乗しているパイロット及び/又は他の関心のある搭乗員に送信される。別の実施形態では、第2の指示は、その航空機において点火器40が点火しなかったことを地上局要員に通知するのを可能にするために、地上局要員に送信される。この例示的な実施形態では、第2の指示は、オペレータ及び/又は地上整備要員が点火器40を交換するために整備を計画するのを促すために利用される。
正常飛行条件の間には、ガスタービンエンジン10内部の圧力は通常、点火器クエンチ圧力以上になっている。従って、この例示的な実施形態では、航空機が点火器クエンチ圧力を越えたガスタービンエンジン圧力で運転されている時には、方法100は使用されない。別の実施形態では、FADEC50は、第2の所定の圧力範囲152よりも高い第4の所定の圧力範囲156の範囲内でスパーク事象300を開始するように点火器40を作動させる。第4の所定の圧力範囲156においてスパーク事象を開始することにより、点火器40が比較的高いガスタービンエンジン圧力及び/又は比較的高い高度で適正に機能していることをオペレータが確認するのを可能にすることができる。より具体的には、第4の所定の圧力範囲156の範囲内でスパーク事象を開始することにより、点火器40が適正に機能していること及び例えばガスタービンエンジンの消炎の結果として全ての飛行条件の間に点火器40がガスタービンエンジン10を適正に再始動させるように作動することになることのより大きな自信をオペレータが持つようにするオペレータに対する指示が得られる。
この例示的な実施形態では、例えば着陸時に、P3が第2の所定の圧力範囲152まで低下するので、第2の所定の圧力範囲152の範囲内で、少なくとも1つの付加的な点火器テストが実行される。具体的には、FADEC50は、第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパーク事象300を開始するように点火器40を作動させる。FADEC50は、スパーク検出器42から受信した信号を利用して、点火器40がスパーク事象を開始したか否かを判定する。ほぼ同時に、FADEC50は、圧力変換器44から受信した信号を利用して、点火器40にほぼ隣接する圧力(PS3)を求める。FADEC50がスパーク検出器42から信号を受信しない、すなわちスパーク点火器40が第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、FADEC50は、点火器40が第2の所定の圧力範囲152の範囲内でスパークを発生しなかったことを示す第2の指示を生成する。
航空機が着陸運転の準備をしている時には、P3は、第1の所定の圧力範囲150まで低下する。FADEC50は次に、第1の所定の圧力範囲150の範囲内でスパーク事象300を開始するように点火器40を作動させる。FADEC50は、スパーク検出器42から受信した信号を利用して、点火器40がスパーク事象を開始したか否かを判定する。ほぼ同時に、FADEC50は、圧力変換器44から受信した信号を利用して、点火器40にほぼ隣接する圧力(PS3)を求める。FADEC50がスパーク検出器42から信号を受信しない、すなわちスパーク点火器40が第1の所定の圧力範囲150の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、FADEC50は、点火器40が第1の所定の圧力範囲150の範囲内でスパークを発生しなかったことを示す第1の指示を生成する。
この例示的な実施形態では、FADEC50はまた、第3の所定の圧力範囲154の範囲内で点火器テストを実行するようにプログラムされる。この例示的な実施形態では、第3の所定の圧力範囲は、0psiから第1の所定の圧力範囲150の間にある。第3の所定の圧力範囲154の範囲内で点火器40をテストすることにより、点火システム全体のオペラビリティを確認することが可能になる。例えば、ガスタービンエンジン10が第3の所定の圧力範囲154の範囲内で作動している時には、クエンチ圧力は、点火器40が第3の所定の圧力範囲154の範囲内で必ずスパークを発生することになるほど十分に低くなる。従って、第3の所定の圧力範囲154の範囲内でスパーク事象を発生させることにより、ガスタービンエンジン点火システムのオペラビリティをテストすることが可能になる。より具体的には、この例示的な実施形態では、第3の所定の圧力範囲154の範囲内でスパーク事象を発生させることにより点火器40、スパークセンサ42、圧力変換器44及び/又はFADEC50のオペラビリティをテストすることができ、スパークが発生したこと及び/又はその発生したスパークがスパークセンサ42によって検出されたこと及びこれがFADEC50に伝達されたことを保証することが可能になる。
従って、正常運転時に、FADEC50は、関心のある3つの燃焼器圧力すなわち第1の所定の圧力範囲150、第2の所定の圧力範囲152及び第3の所定の圧力範囲154、すなわちスパークが発生する所望の最低圧力において点火器スパークテストを実行する。具体的には、第2の所定の圧力範囲152の範囲内で点火器40をテストすることにより、点火器のクエンチ圧力が第2の所定の圧力範囲152から第1の所定の圧力範囲150に劣化した時に、ユーザ又はオペレータが点火器の残存寿命の間に点火器交換を計画するための、第1の所定の圧力範囲150からのマージンが得られる。従って、所定のエンジン環境圧力、すなわち点火器がスパーク発生できない場合の第1の所定の圧力範囲150は、交換することになる点火器の有効寿命の終わりに十分に近くなっていると思われる。
別の例示的な実施形態では、飛行エンベロープの間に点火器劣化曲線を作成するために、複数回、すなわち複数のクエンチ圧力データポイント400においてテストされる。より具体的には、FADEC50内にインストールされたアルゴリズムは、クエンチ圧力データポイント400を利用して、点火器テストの間に収集されたクエンチ圧力データポイントを表す劣化プロファイルを作成する。例えば、図4に示すように、正常運転時には、例示的な点火器はその寿命の大部分の間にわたって正常に機能することになる、すなわち点火器クエンチ圧力は比較的一定に保持されることになる。しかしながら、点火器が劣化し始めると、点火器クエンチ圧力は、点火器が作動しなくなるまで急速に低下、すなわち急下降することになる。従って、この例示的な実施形態の間に、範囲156の範囲内で複数のクエンチ圧力データポイント400を収集して、クエンチ圧力の「限界を見極める」ことを可能にする。より具体的には、複数のクエンチ圧力データポイント400を利用して、特定の点火器の現在のクエンチ圧力を求める。現在のクエンチ圧力を求めた後に、オペレータは、点火器を交換するか又は点火器を交換する整備を計画するかのいずれかにする時点における所定のレベルにクエンチ圧力が低下するまで、点火器クエンチ圧力の変化に追従するようにその後の飛行についてのテストを実行することができる。
この例示的な実施形態では、期待点火器寿命の下限値はおよそ500時間の作動であり、中央限界値はおよそ800〜900時間の作動であり、また上限値はおよそ1200時間のエンジン作動である。次に、FADEC50は、点火器性能モデルを使用して、点火器40の残存有効寿命を予測するのを可能にする。
従って、正常運転時に、FADEC50は、関心のある3つの燃焼器圧力において、すなわちスパークが起こる所望の最低圧力、及びユーザ又はオペレータが点火器のクエンチ圧力が低下した時に残存点火器寿命の間での点火器交換を計画するための、最低値からの適切なマージンを与えるより高い圧力、及び点火システムのオペラビリティを確認するための第1の圧力よりも低い第3の圧力において、点火器スパークテストを実行する。
本明細書に記載したのは、ガスタービン点火システムにおける点火器をテストする方法及び装置である。本システムは、十分に高速の(低い時定数の)圧力センサと、点火器スパークが発生した時点を示す点火器スパークセンサと、以前の既知のエンジン設計性能パラメータから引き出した環境圧力予想値と、タイミング調整及び計算を実行する電子機器とを含む。本システムは、エンジン環境圧力が関心のある幾つかのポイントに到達した時点を求め、そして当該時点を予測して完全なスパークチャージを形成するための既に蓄えている十分な時間を有しているので、スパーク事象を開始する。本システムは、最初に、スパークが発生したかどうかを判定し、そうである場合には点火器はエンジン環境圧力のそのレベルで許容可能であり、またそうでない場合には点火器は故障しており、エンジン圧力のそのレベルで許容できないことになる。さらに、付加的な圧力において実行した点火器テスト事象を利用して、テスト方法及びテストした点火システム構成要素が作動可能であること、並びに点火システムがより低い圧力では依然として機能していることを確認する。
さらに、コンピュータ、すなわちFADEC50は、ガスタービンエンジン内部の環境圧力を連続的にモニタし、エンジン圧力が関心のある圧力の範囲に入る時点を予想し、次にスパーク事象を直ちに開始させて関心のある圧力範囲の範囲内で発生するようにする。コンピュータは、各テスト圧力における点火システムテストの結果と各圧力に対応する点火器のスパーク又は非スパークを測定し、記録しかつ報告する。コンピュータは次に、ユーザ又はオペレータ又は整備要員に状況信号を提供して、点火器を交換するか又はそれに代えて点火器整備作業を計画させる。さらに、コンピュータは、より低い圧力で点火を開始させ、点火システムがクエンチ圧力以下で依然として機能していることを保証し、その状況をオペレータ又はユーザに提供する。
本明細書では、ガスタービンエンジン点火器の残存作動寿命をモニタしかつ推定するための例示的な方法及び装置を説明している。図示した方法及び装置は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ各々の構成要素は、本明細書に記載した他の構成要素から独立してかつ別個に利用することができる。例えば、コンピュータアルゴリズムもまた、多様な他のタービンエンジンと組合せて使用することができる。
さらに、本明細書に記載した方法及び装置は、ガスタービンエンジンのユーザ又はオペレータが、点火器の差し迫ったスパークの故障の前に定期的にガスタービンエンジン点火器及び/又は点火システムをテストして個々の点火器を綿密にモニタすることができるようにする。従って、本明細書に記載した方法及び装置は、ユーザに点火器の最大効用を提供し、第二に、ユーザ又はオペレータが故障の発生前に点火器の交換を計画する機会を提供する。
様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変更で本発明を実施することができることは、当業者には明らかであろう。
例示的なガスタービンエンジンの断面図。 図1に示すガスタービンエンジンで使用することができる例示的なフル・オーソリティ・デジタル・エンジン制御システム(FADEC)の概略図。 ガスタービンエンジン点火器をテストする例示的な方法を示すフローチャート。 図3に示す方法を利用した例示的なガスタービンエンジン10のグラフ図。
符号の説明
8 ガスタービンエンジン組立体
10 ガスタービンエンジン
18 圧縮機
20 燃焼器
40 点火器
42 スパーク検出器
44 圧力変換器
50 フル・オーソリティ・デジタル・エンジン制御(FADEC)システム
52 データ収集システム
54 コンピュータ
56 オペレータコンソール
58 モニタ
62 コンピュータ読取可能媒体

Claims (10)

  1. 燃焼器(20)、少なくとも1つの点火器(40)、前記燃焼器(20)に結合された圧力変換器(44)、及びスパーク検出器(42)を含むガスタービンエンジン(10)に結合された制御システムであって、該制御システムが、
    前記ガスタービンエンジン(10)を作動させ、
    前記ガスタービンエンジン(10)内部の作動圧力をモニタし、
    前記モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に、前記点火器(40)を作動させ、
    前記点火器(40)が前記第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、第1の指示を生成する、
    ようにプログラムされたプロセッサを含む、制御システム。
  2. 前記プロセッサが、前記第1の指示に基づいてオペレータが前記点火器(40)を交換するのを促すようにさらにプログラムされている、請求項1記載の制御システム。
  3. 前記プロセッサが、
    前記モニタした圧力が前記第1の所定の圧力範囲よりも高い第2の所定の圧力範囲の範囲内にある時に、前記点火器(40)を作動させ、
    前記点火器(40)が前記第2の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、前記第1の指示とは異なる第2の指示を生成する
    ようにさらにプログラムされている、請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 前記プロセッサが、前記第2の指示に基づいてオペレータが点火器整備作業を計画するのを促すようにさらにプログラムされている、請求項3記載の制御システム。
  5. 前記プロセッサが、
    前記スパーク検出器(42)を使用して前記点火器スパークを検出し、
    前記燃焼器圧力を前記検出した点火器スパークの発生の時点と相関させて、該点火器(40)が前記第1及び第2の所定の圧力範囲の少なくとも1つの範囲内でスパークを発生したか否かを判定する、
    ようにさらにプログラムされている、請求項3又は4に記載の制御システム。
  6. 前記プロセッサが、
    前記モニタした圧力が前記第1の所定の圧力範囲よりも低い第3の所定の圧力範囲の範囲内にある時に、前記点火器(40)を作動させ、
    前記圧力変換器(44)、スパーク検出器(42)及び点火器(40)の少なくとも1つが作動していることを確認するのに利用する、前記第1及び第2の指示とは異なる第3の指示を生成する、
    ようにさらにプログラムされている、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 前記プロセッサが、前記前第1の指示、第2の指示及び第3の指示の少なくとも1つを遠隔場所に送信するようにさらにプログラムされている、請求項3乃至6のいずれか1項に記載の制御システム。
  8. 燃焼器(20)、少なくとも1つの点火器(40)、前記燃焼器(20)に結合された圧力変換器(44)、及びスパーク検出器(42)を含むガスタービンエンジン(10)と、
    前記ガスタービンエンジン(10)に結合された制御システムと、
    を含み、前記制御システムが、
    前記ガスタービンエンジン(10)を作動させ、
    前記ガスタービンエンジン(10)内部の作動圧力をモニタし、
    前記モニタした圧力が第1の所定の圧力範囲の範囲内にある時に、前記点火器(40)を作動させ、
    前記点火器(40)が前記第1の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、第1の指示を生成し、
    前記モニタした圧力が前記第1の所定の圧力範囲よりも高い第2の所定の圧力範囲の範囲内にある時に、前記点火器(40)を作動させ、
    前記点火器(40)が前記第2の所定の圧力範囲の範囲内でスパークを発生しなかった場合には、前記第1の指示とは異なる第2の指示を生成する、
    ようにプログラムされたプロセッサを含む、
    ガスタービンエンジン(10)組立体。
  9. 前記プロセッサが、
    前記第1の指示に基づいてオペレータが前記点火器(40)を交換するのを促し、前記第2の指示に基づいてオペレータが点火器整備作業を計画するのを促すようにさらにプログラムされている、請求項8記載のガスタービンエンジン(10)組立体。
  10. 前記プロセッサが、
    前記スパーク検出器(42)を使用して前記点火器スパークを検出し、
    前記燃焼器圧力を前記検出した点火器スパークの発生の時点と相関させて、該点火器(40)が前記第1及び第2の所定の圧力範囲の少なくとも1つの範囲内でスパークを発生したか否かを判定する、
    ようにさらにプログラムされている、請求項8又は9に記載のガスタービンエンジン(10)組立体。
JP2006115499A 2005-04-20 2006-04-19 ガスタービンエンジン点火システムのための方法及び装置 Pending JP2006300065A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/110,487 US7191084B2 (en) 2005-04-20 2005-04-20 Method and apparatus for gas turbine engine ignition systems

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006300065A true JP2006300065A (ja) 2006-11-02

Family

ID=36580964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006115499A Pending JP2006300065A (ja) 2005-04-20 2006-04-19 ガスタービンエンジン点火システムのための方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7191084B2 (ja)
JP (1) JP2006300065A (ja)
FR (1) FR2884869A1 (ja)
GB (1) GB2426043B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013008A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超音速燃焼器の着火方法及び着火制御装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751943B2 (en) * 2005-02-03 2010-07-06 Alstom Technology Ltd. Protection process and control system for a gas turbine
US20070135987A1 (en) * 2005-11-22 2007-06-14 Honeywell International System and method for turbine engine igniter lifing
US7434451B2 (en) * 2006-12-27 2008-10-14 General Eletric Company Method for preventing an over temperature condition in a gas turbine engine
US7748953B2 (en) * 2006-12-27 2010-07-06 General Electric Company Apparatus and system having an over temperature fuse in a signal tube for a gas turbine engine
CA2762184A1 (en) 2009-05-12 2010-11-18 Icr Turbine Engine Corporation Gas turbine energy storage and conversion system
WO2011109514A1 (en) 2010-03-02 2011-09-09 Icr Turbine Engine Corporatin Dispatchable power from a renewable energy facility
US8984895B2 (en) 2010-07-09 2015-03-24 Icr Turbine Engine Corporation Metallic ceramic spool for a gas turbine engine
CA2813680A1 (en) 2010-09-03 2012-03-08 Icr Turbine Engine Corporation Gas turbine engine configurations
US9051873B2 (en) 2011-05-20 2015-06-09 Icr Turbine Engine Corporation Ceramic-to-metal turbine shaft attachment
US10094288B2 (en) 2012-07-24 2018-10-09 Icr Turbine Engine Corporation Ceramic-to-metal turbine volute attachment for a gas turbine engine
US9494492B2 (en) * 2013-03-15 2016-11-15 United Technologies Corporation Use of SS data trends in fault resolution process
US9135755B2 (en) 2013-08-02 2015-09-15 Pratt & Whitney Canada Corp. Health monitoring of igniters
US10018358B2 (en) * 2015-09-29 2018-07-10 Siemens Energy, Inc. Method and system for igniter health monitoring in a gas turbine engine
CN105971737B (zh) * 2016-05-09 2017-08-29 西北工业大学 一种提高冲压发动机点火成功率的时序控制方法
US20210172376A1 (en) * 2019-12-10 2021-06-10 General Electric Company Combustor ignition timing
FR3111200B1 (fr) * 2020-06-08 2022-07-08 Airbus Helicopters Procédé et système de contrôle d’un niveau d’endommagement d’au moins une pièce d’aéronef, aéronef associé.

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292033A (en) * 1976-01-28 1977-08-03 Champion Spark Plug Co Electric sourse for spark plug test apparatus
JPS5738595A (en) * 1980-08-20 1982-03-03 Ushio Electric Inc Device for firing dc discharge lamp
JPS5918239A (ja) * 1982-07-23 1984-01-30 Nissan Motor Co Ltd ガスタ−ビンエンジンの制御装置
JPS59224423A (ja) * 1983-05-11 1984-12-17 ル−カス・インダストリ−ズ・パブリツク・リミテツド カンパニ− 点火装置のモニタ−機構
JPH0381568A (ja) * 1989-08-25 1991-04-05 Nippondenso Co Ltd 内燃機関の点火装置における異常検出装置
JPH04232340A (ja) * 1990-07-26 1992-08-20 Unison Ind Ltd Partnership 点火システムの動作モニタ装置及びモニタ方法並びに点火プラグの健全状態診断方法並びに点火システム
JP2001295669A (ja) * 2000-04-17 2001-10-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ジェットエンジンの制御方法及び制御装置
JP2003090232A (ja) * 2001-05-18 2003-03-28 General Electric Co <Ge> エンジン始動装置をモニタするシステム及び方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3867717A (en) * 1973-04-25 1975-02-18 Gen Electric Stall warning system for a gas turbine engine
US4194357A (en) * 1976-07-13 1980-03-25 The Garrett Corporation Auto ignition temperature control system
US5245252A (en) * 1988-11-15 1993-09-14 Frus John R Apparatus and method for providing ignition to a turbine engine
US5103629A (en) * 1989-11-20 1992-04-14 Westinghouse Electric Corp. Gas turbine control system having optimized ignition air flow control
US5523691A (en) * 1990-07-26 1996-06-04 Unison Industries Limited Partnership Diagnostic device for gas turbine ignition system
DE4221805A1 (de) * 1992-07-03 1994-01-05 Mak System Gmbh Verfahren und Einrichtung zum Starten einer Gasturbine
US5446348A (en) * 1994-01-06 1995-08-29 Michalek Engineering Group, Inc. Apparatus for providing ignition to a gas turbine engine and method of short circuit detection
US6067032A (en) * 1997-12-23 2000-05-23 United Technologies Corporation Method of detecting stalls in a gas turbine engine
US6976351B2 (en) * 2003-04-04 2005-12-20 General Electric Company Methods and apparatus for monitoring gas turbine combustion dynamics
US20050043870A1 (en) * 2003-08-22 2005-02-24 General Electric Company Method and apparatus for recording and retrieving maintenance, operating and repair data for turbine engine components
US7375531B2 (en) * 2004-02-10 2008-05-20 General Electric Company Method of informing pilot of aircraft of spark detected in gas turbine engine
US7509812B2 (en) * 2004-08-20 2009-03-31 Hamilton Sundstrand Corporation Dual ignition system for a gas turbine engine

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292033A (en) * 1976-01-28 1977-08-03 Champion Spark Plug Co Electric sourse for spark plug test apparatus
JPS5738595A (en) * 1980-08-20 1982-03-03 Ushio Electric Inc Device for firing dc discharge lamp
JPS5918239A (ja) * 1982-07-23 1984-01-30 Nissan Motor Co Ltd ガスタ−ビンエンジンの制御装置
JPS59224423A (ja) * 1983-05-11 1984-12-17 ル−カス・インダストリ−ズ・パブリツク・リミテツド カンパニ− 点火装置のモニタ−機構
JPH0381568A (ja) * 1989-08-25 1991-04-05 Nippondenso Co Ltd 内燃機関の点火装置における異常検出装置
JPH04232340A (ja) * 1990-07-26 1992-08-20 Unison Ind Ltd Partnership 点火システムの動作モニタ装置及びモニタ方法並びに点火プラグの健全状態診断方法並びに点火システム
JP2001295669A (ja) * 2000-04-17 2001-10-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ジェットエンジンの制御方法及び制御装置
JP2003090232A (ja) * 2001-05-18 2003-03-28 General Electric Co <Ge> エンジン始動装置をモニタするシステム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013008A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超音速燃焼器の着火方法及び着火制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
GB0607855D0 (en) 2006-05-31
FR2884869A1 (fr) 2006-10-27
US20060241886A1 (en) 2006-10-26
GB2426043B (en) 2010-07-28
US7191084B2 (en) 2007-03-13
GB2426043A (en) 2006-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006300065A (ja) ガスタービンエンジン点火システムのための方法及び装置
CA2855800C (en) Health monitoring of igniters
US10018358B2 (en) Method and system for igniter health monitoring in a gas turbine engine
US7664590B2 (en) System for detecting ignition failure in a gas turbine engine
JP4865276B2 (ja) ガスタービンエンジン希薄吹消回避のための方法および装置
US9002616B2 (en) Full authority digital engine control system for aircraft engine
TWI460100B (zh) 一種檢測飛機部件的性能進入衰退期的方法、其檢測參數的檢測方法及其飛機維修方法
US6513333B2 (en) Surge detection system of gas turbine aeroengine
US10378376B2 (en) Method and system for adjusting an operating parameter as a function of component health
US10371002B2 (en) Control system for a gas turbine engine
EP1953454A1 (en) Method of detecting a partial flame failure in a gas turbine engine and a gas turbine engine
JP4113728B2 (ja) フレームアウトを検出する方法、フレームアウト検出装置及びガスタービンエンジン
EP3705702A1 (en) Aircraft engine reignition
EP2865865B1 (en) Method and system for gas turbine power augmentation using steam injection
CA3011470A1 (en) Method and system for detecting an abnormal engine start
CN111720218B (zh) 涡轮发动机的信号响应监测
US20210215104A1 (en) Method and system for controlling operation of an engine using an engine controller
JP2013508604A (ja) タービンエンジンの燃焼室の非フレームアウト試験
US10054002B2 (en) Method for assisting with the detection of damage to a turbojet duct
RU2773081C2 (ru) Способ определения зажигания газотурбинного двигателя
US11555458B2 (en) Methods and systems for detecting and responding to an engine disturbance
EP2518275A2 (en) Moisture monitoring system for gas turbine engines
Quentin et al. Modified Fuel Control for a Large Heavy-Duty Combustion Turbine-Generator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090415

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090416

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110420

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906