JP2006298339A - 水上水中移動運動具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構造と単純な足こぎ往復運動により推力を得て進む水上水中連動具を提供する。
【解決手段】 推進板の平面部投影面の前縁から面積比率38±5%となるところに回転軸を設け、この回転軸を駆動軸によって往復運動させて発生する推進板の仰角により推進力を得ることを特徴とする水上水中移動運動具。
【選択図】 図1
【解決手段】 推進板の平面部投影面の前縁から面積比率38±5%となるところに回転軸を設け、この回転軸を駆動軸によって往復運動させて発生する推進板の仰角により推進力を得ることを特徴とする水上水中移動運動具。
【選択図】 図1
Description
この発明は、推進板の平面部投影面の前縁から面積比率38±5%となるところに回転軸を設けることによって、水中で推進板に往復運動を加えた際に、回転軸の前後の面積差による水の抗力差と、前縁裏側に発生する乱流による吸引力により、一定の仰角ができ推力が発生することを利用した、水上・水中を移動する運動具に関するものである。
従来、回転式(スクリュー)やオール・艪などを利用した運動具があった。
また、魚の尾ひれ型や矩形の板状のヒレなどがあったが、最適な仰角を得るための角度制御装置などを必要とした。
また、魚の尾ひれ型や矩形の板状のヒレなどがあったが、最適な仰角を得るための角度制御装置などを必要とした。
これは次のような欠点があった。
(イ)往復運動を回転運動にかえる構造が複雑になり、重量が重く搬送などが不便であった。
(ロ)運動を伝達する歯車やチェーンがはずれ、推進不能となることがあった。
(ハ)オールや艪などは長いため、重く、操作に熟練を要し、初心者が気軽に扱えるものではなかった。
(ニ)角度制御装置など、余分の装置や構造を必要とした。
(ホ)ヒレの付け根を往復運動の中心とするため、効率が悪かった。
(イ)往復運動を回転運動にかえる構造が複雑になり、重量が重く搬送などが不便であった。
(ロ)運動を伝達する歯車やチェーンがはずれ、推進不能となることがあった。
(ハ)オールや艪などは長いため、重く、操作に熟練を要し、初心者が気軽に扱えるものではなかった。
(ニ)角度制御装置など、余分の装置や構造を必要とした。
(ホ)ヒレの付け根を往復運動の中心とするため、効率が悪かった。
この発明は、推進板の平面部投影面の前縁から面積比率38±5%となるところに回転軸を設け、駆動軸の一端に中空軸と、逆転防止片を取り付け、中空軸に推進板が自由に回転出来るように回転軸を通し、抜け止めを設け、駆動軸に足踏み用軸を取り付け、その両端に滑り止めを設ける。
駆動軸のもう一方の端を、浮体に設けた方向安定板の後端に取り付けた中空軸に自由に回転できるように通し、抜け止めを設けたものを水上移動運動具とし、また、浮体と方向安定板の代わりに、方向安定板が付いていた中空軸に軸を取付け、その先端に取っ手を兼ねた操舵装置を設けたものを水中移動運動具として使用する。
駆動軸のもう一方の端を、浮体に設けた方向安定板の後端に取り付けた中空軸に自由に回転できるように通し、抜け止めを設けたものを水上移動運動具とし、また、浮体と方向安定板の代わりに、方向安定板が付いていた中空軸に軸を取付け、その先端に取っ手を兼ねた操舵装置を設けたものを水中移動運動具として使用する。
推進板の回転軸を、推進板の平面部投影面の前縁から面積比率38±5%となるところに設けることで、単純な往復運動による水の抗力差と、前縁裏側に発生する乱流による吸引力を利用して一定の仰角が発生し、角度制御装置などが無い簡単な構成で推力を得ることができるので、人力を他の動力に変えることで、また、推進板の形を魚の尾ビレ型やイルカのヒレ型などに変えることで、玩具から水上水中移動運動具、船舶の推進力として応用範囲が広い。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)図3に示すように、推進板(1)の平面部投影面の前縁(3)から面積比率38±5%(2)になるところに回転軸(5)を設け、駆動軸(7)の一端に中空軸a(8)と、逆転防止片(9)を取り付け、中空軸a(8)に推進板(1)が自由に回転出来るように回転軸(5)を通し、抜け止め(6)を設ける。
(ロ)駆動軸(7)に足踏み用軸(10)を設け、その両端に滑り止め(11)(12)を設ける。
(ハ)駆動軸(7)のもう一方の端を、浮体(13)に設けた方向安定板(14)の後端に設けた中空軸b(15)に駆動軸(7)が自由に回転できるように通し、抜け止め(16)を設ける。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、図2に示すように、水上において浮体(13)に上体を乗せ、足踏み用軸(10)の両端の滑り止め(11)(12)の左右に合わせて足を掛け、足踏み用軸(10)に足踏み往復運動を加えて推進板(1)を往復運動させると、図5に示すように、推進板(1)の往復運動により、回転軸(5)を中心とした前縁(3)側と後縁(4)側の面積差による水の抗力差と、前縁裏の乱流の吸引力によって発生する一定の仰角を利用して、往運動・復運動ともに、白矢印方向への推力を得て水上を移動できる。
また、図6に示すように、浮体(13)と方向安定板(14)の代わりに中空軸b(15)に軸(17)を取付け、軸(17)後端にトルク軽減兼方向安定板(22)を取り付け、その先端に取っ手を兼ねた操舵装置を取り付けて水中運動具として使用することもできる。
また図7に示すように、回転軸(5)を平面部投影面の前縁から面積比率38±5%の位置から、より前縁(3)に近づけ、逆転防止片(9)の代わりに、推進板(1)の前縁(3)にカギ状の突起(18)を設け、駆動軸(7)にもカギ状の突起(19)の付いた張力調整装置(21)を設け、この間をゴムやスプリングなどの弾性体(20)でつなぎ、弾性体(20)の張力を張力調整装置(21)で調整して往復運動時の最適仰角を得るとともに、逆転防止、反転のスピードアップ、静止時の推進板(1)の固定などをはかることもできる。
とくに,図8に示すように、推進板が魚の尾ビレ型の場合、前縁裏の乱流の吸引力が弱いため、上記方法が有効である。
(イ)図3に示すように、推進板(1)の平面部投影面の前縁(3)から面積比率38±5%(2)になるところに回転軸(5)を設け、駆動軸(7)の一端に中空軸a(8)と、逆転防止片(9)を取り付け、中空軸a(8)に推進板(1)が自由に回転出来るように回転軸(5)を通し、抜け止め(6)を設ける。
(ロ)駆動軸(7)に足踏み用軸(10)を設け、その両端に滑り止め(11)(12)を設ける。
(ハ)駆動軸(7)のもう一方の端を、浮体(13)に設けた方向安定板(14)の後端に設けた中空軸b(15)に駆動軸(7)が自由に回転できるように通し、抜け止め(16)を設ける。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、図2に示すように、水上において浮体(13)に上体を乗せ、足踏み用軸(10)の両端の滑り止め(11)(12)の左右に合わせて足を掛け、足踏み用軸(10)に足踏み往復運動を加えて推進板(1)を往復運動させると、図5に示すように、推進板(1)の往復運動により、回転軸(5)を中心とした前縁(3)側と後縁(4)側の面積差による水の抗力差と、前縁裏の乱流の吸引力によって発生する一定の仰角を利用して、往運動・復運動ともに、白矢印方向への推力を得て水上を移動できる。
また、図6に示すように、浮体(13)と方向安定板(14)の代わりに中空軸b(15)に軸(17)を取付け、軸(17)後端にトルク軽減兼方向安定板(22)を取り付け、その先端に取っ手を兼ねた操舵装置を取り付けて水中運動具として使用することもできる。
また図7に示すように、回転軸(5)を平面部投影面の前縁から面積比率38±5%の位置から、より前縁(3)に近づけ、逆転防止片(9)の代わりに、推進板(1)の前縁(3)にカギ状の突起(18)を設け、駆動軸(7)にもカギ状の突起(19)の付いた張力調整装置(21)を設け、この間をゴムやスプリングなどの弾性体(20)でつなぎ、弾性体(20)の張力を張力調整装置(21)で調整して往復運動時の最適仰角を得るとともに、逆転防止、反転のスピードアップ、静止時の推進板(1)の固定などをはかることもできる。
とくに,図8に示すように、推進板が魚の尾ビレ型の場合、前縁裏の乱流の吸引力が弱いため、上記方法が有効である。
1 推進板
2 推進板平面部投影面積の前縁から面積比率38±5%の線
3 推進板の前縁
4 推進板の後縁
5 回転軸
6 抜け止め
7 駆動軸
8 中空軸a
9 逆転防止片
10 足踏み軸
11 滑り止め
12 滑り止め
13 浮体
14 方向安定板
15 中空軸b
16 抜け止め
17 延長軸
18 カギ状の突起
19 カギ状の突起
20 弾性体
21 張力調整装置
22 トルク軽減兼方向安定板
2 推進板平面部投影面積の前縁から面積比率38±5%の線
3 推進板の前縁
4 推進板の後縁
5 回転軸
6 抜け止め
7 駆動軸
8 中空軸a
9 逆転防止片
10 足踏み軸
11 滑り止め
12 滑り止め
13 浮体
14 方向安定板
15 中空軸b
16 抜け止め
17 延長軸
18 カギ状の突起
19 カギ状の突起
20 弾性体
21 張力調整装置
22 トルク軽減兼方向安定板
Claims (2)
- 推進板の平面部投影面の前縁から面積比率38±5%となるところに回転軸を設け、この回転軸を駆動軸によって往復運動させて発生する推進板の仰角により推進力を得ることを特徴とする水上水中移動運動具。
- 前記の回転軸取り付位置を、推進板の平面部投影面の前縁から面積比率33%となるところより、より前縁に近づけ、推進板前縁と駆動軸に設けた張力調節装置とを弾性体でつないだことを特徴とする請求項1に記載の水上水中移動運動具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145979A JP2006298339A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 水上水中移動運動具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145979A JP2006298339A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 水上水中移動運動具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006298339A true JP2006298339A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37466900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005145979A Pending JP2006298339A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 水上水中移動運動具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006298339A (ja) |
-
2005
- 2005-04-18 JP JP2005145979A patent/JP2006298339A/ja active Pending
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