JP2006297246A - 防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
防虫・防腐剤等の粘率性の小さい塗布用液を壁や天井に塗布する際、液垂れによる壁や床または衣服を汚すことを防ぎ、また、柄部材の内部に収容された液垂れ塗布用液を再利用することができる防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置を提供する。
【解決手段】
多数の毛の一端部を束ねて固着した固着部4を有し、前記固着部4の下方に溝3を設けた刷毛部材1と、前記刷毛部材1を脱着自在とし、内部に液垂れ塗布用液を収容する塗布用液タンク16を具備する柄部材7と、前記柄部材7に取り付けられ、フック機構を有するキャップ部材13からなる防虫・防腐材塗布用液垂れ防止刷毛装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、防虫・防腐剤等の粘率性の小さい塗布用液を壁や天井に塗布する際に生ずる液垂れを防止するための刷毛装置に関するものである。
毛部材の下部に吸水性の良いスポンジを取り付けることにより、垂れてきたペンキ等を
吸着させて、下の床に垂れたり刷毛の手持ちの部分の汚れを防止する刷毛装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、塗装用刷毛の柄部に液垂れ受け皿を取り付けた刷毛装置もある(例えば、特許文献2。)。
さらに、毛部材が摩耗した場合に毛部材のみを交換することができる刷毛装置もある(例えば、特許文献3参照。)。
実開平07―45058 実全昭63―141681 特開平11―19556
従来の塗布用刷毛装置を使用し、壁や天井等に防虫・防腐剤のような粘率性の小さい塗布用液を塗布すると、刷毛についた余分な塗布用液が毛束から柄を伝わり、床や壁または衣服に垂れて汚したり、無駄になる問題点があった。上記の背景技術では、刷毛装置に鍔やスカートまたはスポンジを設けたものであるが、収容された塗布用液をバケツ等に戻すことで液が溢れてしまい、また手元が見難い等といった問題点があり能率的にも改善したい点があった。
本発明は、上記のような問題点を解消すること、また使い易さや新たな工夫を凝らし、作業能率を向上させることを目的とし、構成された刷毛装置である。
そして、本発明は上記目的を達成するために、多数の毛の一端部を束ねて固着した固着部を有し、その固着部下方に溝を設けた刷毛部材と、その刷毛部材を脱着自在とした柄部材と、その柄部材に取り付けられ、フック機構を有するキャップ部材によって構成されたものである。
また、前記刷毛部材と前記柄部材と前記キャップ部材との結合手段としてネジ機構を設けたり、柄部材の把持部に滑り防止手段を設けたものである。
さらに、前記柄部材に塗布用液を収容できる塗布用液タンクを具備させたものである。
請求項1の発明に係る刷毛装置は、毛束についた余分な塗布用液がいちばん液垂れしやすい刷毛部材の固着部下方に設けられた溝から刷毛部材を柄部材に取り付ける柄部材の取付部の穴を通り柄部材の中に収容される構成となっているため、液垂れした塗布用液により床や壁または衣服を汚すことを、防ぐことができる。
請求項2の発明に係る刷毛装置は、刷毛部材に設けられたネジオスと、前記刷毛部材を柄部材に取り付ける柄部材の取付部に設けられたネジメスとにより、刷毛部材を柄部材から脱着できる構成となり、サイズの違う刷毛部材を用途に応じて容易に取り替えることができ、またフック機構を有するキャップ部材により未利用の場合には吊るして整理保管することもできる。
請求項3の発明に係る刷毛装置は、柄部材の素材をプラスチックで構成することで、軽量で手元が見易くなり作業性が向上する。また柄部材の把持部の滑り防止手段によりグリップの滑りを抑え、軍手や手袋を着用していても使い易いくなる。
請求項4の発明に係る刷毛装置は、塗布用液をバケツ等からつける際、刷毛装置を下に向けたことにより、請求項1で柄部材に収容された塗布用液を逆流させ、刷毛部材に設けられた溝を伝わって毛束に戻り、再利用することもできる。これにより従来無駄になっていた塗布用液を再利用できることで無駄なく使用することができるようになる。
また、前記記載の柄部材には、フック機能を備えたキャップ部材を取り外すことで、柄の中を容易に洗浄することができる。
本発明は、従来技術の問題点を解決し、これにより作業能率が大幅に向上する。また、粘率性の小さい塗布用液であれば、防虫・防腐剤以外の用途にも使用が可能となる。
図1は本発明に係る防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置の正面図、図2は柄部材の構成及び形態を説明する図、図3はキャップ部材の構成及び形態を説明する図である。
図1において、防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置は、刷毛部材1、柄部材7及びキャップ部材13からなる。柄部材7の取付部8に刷毛部材1のネジオス6と柄部材7のネジメス11とを組み合わせて柄部材7に刷毛部材1を取り付け、次に柄部材7のネジオス12とキャップ部材13のネジメス14とを組み合わせて柄部材7にキャップ部材13を取り付け、刷毛部材1と柄部材7とキャップ部材13とによって構成される防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置となる。
従来の刷毛と同様、バケツ等から塗布用液を毛束2につけて塗布する。その際、毛束2に付いた余分な塗布用液は、刷毛部材1に設けられた表裏面や側面の溝を伝わり、さらに
、その塗布用液は刷毛部材1と柄部材7を結合した時にできる柄部材7の取付部8の穴を通り、柄部材7の塗布用液タンク16の中に収容される仕組みになっている。
図2において、上記の通り、柄部材7の塗布用液タンク16の中に収容された塗布用液は刷毛部材1の毛束2に次の塗布用液をバケツ等から付けるために本発明の刷毛装置を下に向けた際、自然に取付部8を通り、刷毛部材1の表裏面や側面に設けた溝3を逆流して毛束2につき、再度塗布用液を利用できることになる。そのため、収容された塗布用液をバケツ等に戻したり、床や壁または衣服を汚すことはなく作業能率は向上する。
図3のキャップ部材13は柄部材7と同じ素材とすることもできる。キャップ部材13は柄部材7のネジオス12とキャップ部材13のネジメス15により脱着することができ、柄部材7とキャップ部材13の内部の洗浄を容易にすることもできる。
また、キャップ部材13のフック14により本発明の刷毛装置を壁等に掛けて毛束2を下向きに吊るすことができ刷毛装置の寿命を長くすることができる。
図4は、柄部材7の把持部9に設けられた滑り防止手段10を示す図である。柄部材7の素材はプラスチックであり、柄部材7の把持部9には凹凸形状による滑り防止手段10が施されており、プラスチックを使用することで軽量化を図ることもできる。
図5は、刷毛部材1と柄部材7を結合した時にできる柄部材7の取付部8の穴を示したものであり、刷毛部材1の表裏面や側面に設けた溝3と柄部材7が繋がることで、塗布用液が前記溝3を伝わって柄部材7の塗布用液タンク16に流れ込むための通路を作る構成となっている。
図6は、取替用の各種刷毛部材1を示したものであり、毛束2のサイズや毛の太さ等が違う各種刷毛部材1を用途に応じて取り替えて利用することができる。
また、本発明の刷毛装置は素材をアルミにすることで、刷毛装置製作時に溝をつける等の加工がやり易くなり、洗浄も楽になった。従来の木製の刷毛装置では塗布用液が木に染み込み洗浄が大変だった。さらに従来の木製の刷毛装置と比べて強度が大きくなった。
以上の通り本発明の刷毛装置は構成され、短時間で組立てが完了し、従来の刷毛装置に比べて作業能率が大幅に向上することになる。また、防虫・防腐剤以外にも粘率性の小さい塗布用液であれば用途に応じて使用できることになる。
本発明に係る刷毛装置の正面図である。 柄部材の構成及び形態を説明する図である。 柄部材に取り付けられるキャップ部材の構成及び形態を説明する図である。 柄部材の把持部に設けられた滑り防止手段を示す図である。 刷毛部材の構成及び形態を説明する図である。 毛束のサイズが違う取替用刷毛部材の図である。
符号の説明
1 刷毛部材
2 毛束
3 溝
4 固着部
5 誘導口(溝)
6 ネジオス
7 柄部材
8 取付部
9 把持部
10 滑り防止手段
11 ネジメス
12 ネジオス
13 キャップ部材
14 フック
15 ネジメス
16 塗布用液タンク



Claims (4)

  1. 多数の毛の一端部を束ねて固着した固着部を有し、前記固着部下方に溝を設けた刷毛部材と、前記刷毛部材を脱着自在とした柄部材と、前記柄部材に取り付けられ、フック機構を有するキャップ部材からなることを特徴とする防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置。
  2. 前記柄部材は、把持部と、前記刷毛部材と前記キャップ部材を取り付けるためのネジ部を有することを特徴とする請求項1記載の防虫・防腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置。
  3. 前記柄部材の素材をプラスチックで構成し、把持部に滑り防止手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の防虫・防腐剤用液垂れ防止刷毛装置。
  4. 前記柄部材に塗布用液を収容できる塗布用液タンクを具備することを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の防虫・腐剤塗布用液垂れ防止刷毛装置。
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