JP2006297029A - 三角楊枝とその製造方法 - Google Patents

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悦子 竹内
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Abstract

【課題】 従来の三角楊枝は、木製であり使い捨てではあるが、衛生的とはいえなかった。また使用中に唾液により膨脹、軟化し歯間清掃中にささくれだち、折れて歯間に残留したり、歯肉を傷つけてしまうこともあった。
樹脂成分の製品もあったが、清掃部分表面が滑らかで歯間の清掃が充分にできない欠点があった。
【解決手段】 三角楊枝を樹脂性にして清掃部分に磨硝子状の微細凸凹をつけ、最後尾にブラシ部分を一体成形で製造した。
これにより、歯間の清掃効率もアップすると同時に、複雑形状の口腔内の清掃のためブラシ部分を一体成形により製造したことで、楊枝の作用のほかに歯表面の歯垢を落すこともできた。
また、歯ブラシ同様、水洗いをすることで再使用ができ、使い捨てではなくなった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、樹脂を成分としてなる三角楊枝に関する。
わが国で使用されている楊枝は、木製の円形楊枝が大多数であるが、ヨ−ロッパ諸国においては、木製三角楊枝が使用されている。
わが国でも少数であるが、木製三角楊枝を製造、販売している。
(例えば、非特許文献1参照)
以下、図12、図13、図14、図15、図16、図17により従来の三角楊枝について説明する。図において、11は従来の円形楊枝、12は従来の三角楊枝であり、11Aは円形楊枝のA−A断面、12Aは三角楊枝B−B断面、12BはC−C断面である。
上記製品はそのほとんどが木製であり、強さと粘りを兼ね備えた白樺を主原料としている。
「広栄社、三角楊枝台紙表・裏」株式会社広栄社
発明者が解決しようとする課題
以上に述べた従来の三角楊枝12は、木製のため歯間の清掃時に折れたり先端部分が、唾液により膨脹、軟化し、ささくれだったりするため使い捨てであった。
一般に普及している円形楊枝11は、ヨ−ロッパ諸国ではフル−ツピックと呼ばれ、食品等を差して食べることに利用されている。それは11Aの断面図で分かるように円形であり歯間部14の形状には適合せず、無理に歯間部14に突っ込み清掃すると歯肉部15に傷をつけ出血する原因となる。(図17参照)
木製(主原料に白樺)であるため、使い捨てとはいえ製造する際に使用される漂白剤、防腐剤の附着の問題もあった。(特に木材の場合は水分の吸収力は顕著であり大きな問題といえる。)
一方、樹脂製品もあるが、楊枝清掃部分表面に凸凹がなく滑らかなため、歯間の清掃が充分にできないという欠点があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、木材を使用せず、樹脂素材に色々な技術を加え衛生的で自然環境にやさしい楊枝である。
コスト面から考えても、大量生産が可能であり、今までのように使い捨てではないため、消費者の負担を軽減することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
そして、本発明は上記目的を達成するために樹脂性(熱可塑性樹脂)糸材群を金型に自動供給し、超音波ホ−ンを上部より下降させる。これにより、熱可塑性樹脂糸材群は融解し、図1のような三角楊枝となる。
このほかにも、従来の樹脂成形品同様に金型内(上下金型)に融解した樹脂を流し込み成形製造する方法もある。
この三角楊枝の特長は、歯間清掃部分に微細な凸凹(磨硝子状態)をつけることにより、歯垢の除去が効率よくできることと、最後尾にブラシ部分を製造することで、口腔内の清掃を三角楊枝一本でより確実に進めることができるようになった。
発明の効果
糸を融解成形して三角楊枝を製造することで、最後尾に歯ブラシ同様のブラシを有し、歯間清掃だけでなく、複雑な口腔内の歯垢除去(清掃)が三角楊枝一本でできる。
木材の使用感を出し、効率的に歯間清掃を進めるために、三角楊枝先端部分に微細凸凹(磨硝子状態)を製造した。
歯間形状により近い三角形状にすることで、歯間部分にスム−ズに入り、従来型の円形楊枝に比らべ、歯間部分の歯肉を傷つけることがなくなった。
木材を使用しないため、自然環境にも優しく、漂白剤、防腐剤使用もなく、安心して使用できる。
防臭、滅菌作用のある可塑性樹脂を使用することで安心して再利用することができるようになった。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図11に基づいて説明する。
図においては、1は三角楊枝本体で、歯間清掃部1A、手持ち部1B、ブラシ部1Cからなっている。(三角楊枝本体正面部1D、A−A断面部1E、B−B断面部1Fで示す。)(図1〜図5)
図6〜図11で、三角楊枝の製造方法を説明する。糸材群供給装置は、糸材群2をボビン3に巻き付けた物を引き出しその中間部分に糸材群整列装置4、先端部分に糸材群チャッキング装置を有する。(2AはC−C断面糸材群形状、4AはD−D断面糸材群形状である。)
糸材群2の引き出し下部には金型7があり、糸材群整列装置4前部分には糸材群カッティング装置6がある。
図10は、金型平面図であり、金型7の上部には超音波ホ−ン8、超音波ホ−ン上下装置9が、金型本体下部には金型反転装置10がある。
以下、上記構成の動作を説明する。三角楊枝本体1を製造するために、適量の糸材群2(糸径、糸数量)をまとめたものをボビン3に巻き取り定位置にセットする。(糸から成形する理由は、最後尾にブラシ部分を一体成形で製造するためである。もちろん従来のように金型にブラシ形状を彫り、熱可塑性樹脂を融解し挿入する方法も考えられるが、ブラシ部分の密度、硬さ、弾力性を考えると糸を成形するほうが優れている。)
糸材群2を引き出し、糸材群整列装置4を通し先端部分を糸材群チャッキング装置5にセットする。
糸材群2を糸材群チャッキング装置5にセット完了すると、糸材群チャッキング装置5は図9のように、金型7の上部分定位置まで進み停止する。
次に、超音波ホ−ン8が、超音波ホ−ン上下装置9により下降し熱可塑性樹脂を主成分とする糸材群2を、融解成形する。
最後尾ブラシ部分は超音波ホ−ン8による融解成形をしないため、扇状に開きブラシとなる。
融解成形が完了すると、糸材群カッティング装置6により糸材群2をカットする。次に、超音波ホ−ン上下装置9により、超音波ホ−ン8は定位置まで上昇する。上昇が終了すると、金型7は、金型反転装置10により反転し三角楊枝を取り出す。
最終工程として、金型7が定位置に戻り、糸材群チャッキング装置5は糸材群チャッキング装置初動定位置5Aまで戻り糸材群2をチャッキングする。
この動作を1サイクルとして三角楊枝1を製造する。説明は1サイクルで1個の三角楊枝製造を記したが、量産・低コストを実現し低価格でのユ−ザ−への提供を考え、1サイクルで12本〜50本程度の製造を目的とする。
また、上記したように、従来の金型成形による製造方法も視野に入れる必要があり、一方法と言える。
楊枝本体平面図 楊枝本体正面図 楊枝本体正面図(断面位置指示図) A−A断面図 B−B断面図 糸材群供給装置正面図 C−C断面図(糸材群) 糸材群整列装置D−D断面図 糸材群金型供給平面図 金型平面図 楊枝製造装置正面図 円形楊枝正面図(従来型) 円形楊枝A−A断面図 三角楊枝正面図(従来型) 三角楊枝B−B断面図 三角楊枝C−C断面図 歯列参考図
符号の説明
1 三角楊枝
1A 歯間清掃部
1B 手持ち部
1C ブラシ部
1D 三角楊枝本体正面図
1E A−A断面図
1F B−B断面図
2 糸材群
2A C−C断面糸材群形状
3 ボビン
4 糸材群整列装置
4A D−D断面糸材群形状
5 糸材群チャッキング装置
5A 糸材群チャッキング装置初動定位置
6 糸材群カッティング装置
7 金型
8 超音波ホ−ン
9 超音波ホ−ン上下装置
10 金型反転装置
11 円形楊枝(従来型)
11A 11A円形楊枝A−A断面
12 三角楊枝(従来型)
12A 三角楊枝B−B断面
12B 三角楊枝C−C断面
13 歯部
14 歯間部
15 歯肉部

Claims (4)

  1. 糸材群を融解溶着と同時に成形し歯間清掃部分に微細凸凹を有し、最後尾部分にブラシ部を有する三角形状の楊枝。
  2. 糸材群を融解溶着と同時に成形し歯間清掃部分に微細凸凹を有し、最後尾部分にブラシ部を有する三角形状の楊枝の製造方法。
  3. 糸材群を融解溶着と同時に成形し歯間清掃部分に微細凸凹を有し、最後尾部分にブラシ部を有する三角形状の楊枝の製造装置。
  4. 金型内に融解した熱可塑性樹脂を流し込み成形しその形状が歯間清掃部分に微細凸凹を有し、最後尾部分にブラシ部を有する三角形状の楊枝。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101771856B1 (ko) 2016-07-06 2017-08-25 이종완 칫솔 기능을 가진 이쑤시개
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KR20210047584A (ko) * 2019-10-22 2021-04-30 이종완 칫솔 기능을 가진 이쑤시개

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