JP2006296748A - 敷物用洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 敷物の素材によらず良好な洗い及び脱水を行うことができる敷物用洗浄装置を提供する。
【解決手段】 洗浄室3内に、上側プレス部15と、マットレスMが載置される下側プレス部12と、マットレスMに洗剤水S及びすすぎ水を掛けるノズルパイプ29(ノズル30)と、このノズルパイプ29を移動させる走行モータ17とを配設する。洗いの際には、マットレスM全体に洗剤水を含ませた状態で、一対のプレス部12、15によりマットレスMを圧縮し、マットレスMの内部に染み込んだ汚れや臭いを前記洗剤水と共にマットレスM外へ排出する。また、脱水の際には、一対のプレス部12、15によりマットレスMを一定時間圧縮し、マットレスM内部に染み込んだ水分をマットレスM外へ絞り出すようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 洗浄室3内に、上側プレス部15と、マットレスMが載置される下側プレス部12と、マットレスMに洗剤水S及びすすぎ水を掛けるノズルパイプ29(ノズル30)と、このノズルパイプ29を移動させる走行モータ17とを配設する。洗いの際には、マットレスM全体に洗剤水を含ませた状態で、一対のプレス部12、15によりマットレスMを圧縮し、マットレスMの内部に染み込んだ汚れや臭いを前記洗剤水と共にマットレスM外へ排出する。また、脱水の際には、一対のプレス部12、15によりマットレスMを一定時間圧縮し、マットレスM内部に染み込んだ水分をマットレスM外へ絞り出すようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、敷物を洗い及び脱水する敷物用洗浄装置に関する。
マットレス等の敷物を洗浄する洗浄装置としては、従来より、いわゆるドラム式の構成のものがある。このような洗浄装置は、洗浄水を貯留する横筒状の水槽と、この水槽内に当該水槽に対して水平軸まわりに回転可能に設けられた回転ドラムとを有している。この洗浄装置において、例えばマットレスを洗浄(洗い)する際には、当該マットレスを前記回転ドラム内に投入してその内周壁に固定し、この回転ドラムを前記洗浄水が貯留された水槽に対して回転させることにより行うようになっている。
また、マットレスを脱水する際には、前記水槽の洗浄水を排水した状態で前記回転ドラムを高速回転させ、いわゆる遠心脱水することにより行う構成となっている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平5−111592号公報
特開2004−8740号公報
また、マットレスを脱水する際には、前記水槽の洗浄水を排水した状態で前記回転ドラムを高速回転させ、いわゆる遠心脱水することにより行う構成となっている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
上記洗浄装置の場合、マットレスを回転ドラムの内周壁に固定するため、洗浄及び脱水の際に前記マットレスが回転ドラム内で移動したり落下したりせず、型崩れ等が起こりにくいというメリットがある。しかし、次のようなデメリットを有していた。即ち、マットレスは前述のように回転ドラムの内周壁に固定されるため、洗浄の際に回転ドラムを回転させたとしても、マットレスに対して外力、いわゆる叩きや押し等といった力が加わらず、マットレスに染み込んだ汚れや臭いが排出されにくい、つまり良好な洗いが行いえないという場合があった。
また、マットレスの心材の素材が例えばポリウレタン発泡体のように排水性が悪いものである場合、遠心脱水を施したではマットレスに含まれた洗浄水を良好に脱水できず、脱水ムラが生じてしまう場合があった。
また、マットレスの心材の素材が例えばポリウレタン発泡体のように排水性が悪いものである場合、遠心脱水を施したではマットレスに含まれた洗浄水を良好に脱水できず、脱水ムラが生じてしまう場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、敷物の素材によらず良好な洗い及び脱水を行うことができる敷物用洗浄装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の敷物用洗浄装置は、敷物を洗い及び脱水するものであって、敷物が投入される洗浄室と、この洗浄室内に設けられ、前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することが可能な一対のプレス部と、これら一対のプレス部のうち少なくとも一方を移動させる駆動手段と、前記敷物に洗浄水を掛ける洗浄水供給手段とを備え、前記敷物を洗う際には、前記敷物に前記洗浄水供給手段により洗浄水を掛けてその敷物に洗浄水を含ませた状態で、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することを行い、前記敷物を脱水する際には、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮することによりその敷物に含まれた水分を絞り出すようにすることを特徴とする。
また、同様な目的を達成するために、請求項2の敷物用洗浄装置は、敷物を洗い及び脱水するものであって、敷物が投入される洗浄室と、この洗浄室内に設けられた洗浄槽と、前記洗浄室内に設けられ、前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することが可能な一対のプレス部と、これら一対のプレス部のうち少なくとも一方を移動させる駆動手段と、前記洗浄槽内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備え、前記敷物を洗う際には、前記洗浄水供給手段から前記洗浄槽に洗浄水を供給して貯留すると共に、その貯留された洗浄水中に前記敷物を浸漬させた状態で、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することを行い、前記敷物を脱水する際には、前記洗浄槽内の洗浄水を排水した状態で、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮することによりその敷物に含まれた水分を絞り出すようにすることを特徴とする。
これらの構成によれば、まず敷物を洗う際には、当該敷物に対して洗浄水が含まれた状態で、一対のプレス部にて前記敷物を挟んで圧縮しその圧縮を解放する、いわゆる押洗い(敷物に対して「押す」という外力を加える)を行うようになっており、前記圧縮の際に、敷物の内部に染み込んだ汚れや臭いをその敷物に含まれた洗浄水と共に敷物外へ確実に排出させることができるので、敷物の素材によらず良好な洗いを行うことが可能となる。
また、敷物を脱水する際には、一対のプレス部により敷物を挟んで圧縮することによりその敷物に含まれた水分を絞り出すようになっているので、敷物がどのような素材であっても良好な脱水を行うことができる。
また、敷物を脱水する際には、一対のプレス部により敷物を挟んで圧縮することによりその敷物に含まれた水分を絞り出すようになっているので、敷物がどのような素材であっても良好な脱水を行うことができる。
以上のように本発明の敷物用洗浄装置によれば、敷物の素材によらず良好な洗い及び脱水を行うことができるという優れた効果を得ることができる。
<第1の実施例>
以下、本発明の第1の実施例を図1〜図4を参照して説明する。
なお、図1は敷物用洗浄装置1の縦断正面図を示し、図2及び図3は敷物用洗浄装置1の縦断側面図を示すものである。図1のように、敷物用洗浄装置1は、全体として長方体の外郭をなす外箱2を備えている。この外箱2の内部は、その右側(図1中、右側)が洗浄室3、左側(図1中、左側)が機械室4として区画されている。これら洗浄室3及び機械室4とは、隔離壁5によって仕切られている。ここでまず、洗浄室3について説明する。
洗浄室3には、図2に示すように、当該洗浄室3内にマットレスM(敷物)を投入するための投入口3a(図2中、左側)が設けられている。この投入口3aと対向する位置(図2中、右側)には、前記投入されたマットレスMを取出すための取出口3bが設けられている。これらのうち投入口3aは、前扉T1にて開放(図2中、二点鎖線)、閉塞(図2中、実線)され、取出口3bは、後扉T2にて開放、閉塞されるものである。
洗浄室3内には、当該洗浄室3を高さ方向に仕切る下面板6及び上面板7が設けられている。下面板6の上面には、排水槽8が配設されている。この排水槽8は、上面(図1中、上の面)が開口した矩形箱状をなすものであり、その底面には前記下面板6を貫通する排出管9(詳細は後述する)が接続されている。
以下、本発明の第1の実施例を図1〜図4を参照して説明する。
なお、図1は敷物用洗浄装置1の縦断正面図を示し、図2及び図3は敷物用洗浄装置1の縦断側面図を示すものである。図1のように、敷物用洗浄装置1は、全体として長方体の外郭をなす外箱2を備えている。この外箱2の内部は、その右側(図1中、右側)が洗浄室3、左側(図1中、左側)が機械室4として区画されている。これら洗浄室3及び機械室4とは、隔離壁5によって仕切られている。ここでまず、洗浄室3について説明する。
洗浄室3には、図2に示すように、当該洗浄室3内にマットレスM(敷物)を投入するための投入口3a(図2中、左側)が設けられている。この投入口3aと対向する位置(図2中、右側)には、前記投入されたマットレスMを取出すための取出口3bが設けられている。これらのうち投入口3aは、前扉T1にて開放(図2中、二点鎖線)、閉塞(図2中、実線)され、取出口3bは、後扉T2にて開放、閉塞されるものである。
洗浄室3内には、当該洗浄室3を高さ方向に仕切る下面板6及び上面板7が設けられている。下面板6の上面には、排水槽8が配設されている。この排水槽8は、上面(図1中、上の面)が開口した矩形箱状をなすものであり、その底面には前記下面板6を貫通する排出管9(詳細は後述する)が接続されている。
図1に示すように、下面板6の左右両脇(図1中、左右両端側)には、上向きのロッド10aを備えた油圧シリンダ10が配設されている。この油圧シリンダ10は、洗浄室3の底面近傍の左右内側面に固定されており、前記ロッド10aは上下動可能に構成されている。
油圧シリンダ10のロッド10aの先端には、断面「コ」字状をなし、全体としては枠状をなす下枠部材11が接続されている。この下枠部材11の上面には、当該下枠部材11の外周に一致する大きさで且つ板状をなす下側プレス部12が、例えば溶接にて固定されている。この下側プレス部12は、前記下枠部材11を介して油圧シリンダ10のロッド10aに接続されることにより、前記油圧シリンダ10によって上下動可能な構成となっている。なお、下側プレス部12の上下動は、図示しないガイドレールによってガイドされる。
油圧シリンダ10のロッド10aの先端には、断面「コ」字状をなし、全体としては枠状をなす下枠部材11が接続されている。この下枠部材11の上面には、当該下枠部材11の外周に一致する大きさで且つ板状をなす下側プレス部12が、例えば溶接にて固定されている。この下側プレス部12は、前記下枠部材11を介して油圧シリンダ10のロッド10aに接続されることにより、前記油圧シリンダ10によって上下動可能な構成となっている。なお、下側プレス部12の上下動は、図示しないガイドレールによってガイドされる。
下側プレス部12には、複数のパンチング孔(下側プレス部12を貫通する孔)13が形成されている。下側プレス部12の表面(図1中、上面)の両端(図1中、左右両端)には、マットレスMを当該下側プレス部12上に位置決めするためのガイド板14が設けられている。このガイド板14は、洗浄室3内の前後方向(図2及び図3中、左右方向)に延びるような形状となっている。
この下側プレス部12の上方で、当該下側プレス部12と対向する位置には、上側プレス部15が配設されている。この上側プレス部15は、前記下枠部材11と同様な構成の上枠部材16を介して前記上面板7の下面に、例えば溶接にて固定されている。これにより、上側プレス部15は、不動状態となっている。上側プレス部15の形状は、全体として板状をなすもので、マットレスMの全体を圧縮可能な大きさとされている。前記下側プレス部12と上側プレス部15とにより、一対のプレス部が構成されている。なお、油圧シリンダ10を上面板7側に設けて、この油圧シリンダ10により上側プレス部15を上下動させるようにし、下側プレス部12を下面板6に固定するような構成にしてもよい。
この下側プレス部12の上方で、当該下側プレス部12と対向する位置には、上側プレス部15が配設されている。この上側プレス部15は、前記下枠部材11と同様な構成の上枠部材16を介して前記上面板7の下面に、例えば溶接にて固定されている。これにより、上側プレス部15は、不動状態となっている。上側プレス部15の形状は、全体として板状をなすもので、マットレスMの全体を圧縮可能な大きさとされている。前記下側プレス部12と上側プレス部15とにより、一対のプレス部が構成されている。なお、油圧シリンダ10を上面板7側に設けて、この油圧シリンダ10により上側プレス部15を上下動させるようにし、下側プレス部12を下面板6に固定するような構成にしてもよい。
図1に示すように、上面板7の上面には、正転、逆転可能な走行モータ17(駆動手段)が固定されている。この走行モータ17のシャフト17aには、モータスプロケット18が固定されている。前記走行モータ17の下方側には、前記上面板7に回転可能に支持された、左右方向(図1中、左右方向)に延びる前駆動シャフト19が配設されている。この前駆動シャフト19には、シャフトスプロケット20が設けられている。これらモータスプロケット18とシャフトスプロケット20とには小チェーン21が掛け渡されている。これにより、走行モータ17の駆動は前駆動シャフト19に伝達されるようになっている。なお、前記前駆動シャフト19は、洗浄室3内において前方側(図2中、左方側)に位置している。
前駆動シャフト19の左右両端近傍には、端部スプロケット22がそれぞれ設けられている。この端部スプロケット(両方)22には、図2に示すように、大チェーン23が掛け渡されている。この大チェーン23は、前記洗浄室3内の後方側(図2中、右方側)に位置し前記上面板7の端面に回転可能に支持された従動スプロケット24に掛け渡されている。これにより、この前駆動シャフト19の駆動は、従動スプロケット24に伝達されるようになっていると共に、大チェーン23は、走行モータ17の駆動(正転、逆転)に基づいて往復動するようになっている。
前駆動シャフト19の左右両端近傍には、端部スプロケット22がそれぞれ設けられている。この端部スプロケット(両方)22には、図2に示すように、大チェーン23が掛け渡されている。この大チェーン23は、前記洗浄室3内の後方側(図2中、右方側)に位置し前記上面板7の端面に回転可能に支持された従動スプロケット24に掛け渡されている。これにより、この前駆動シャフト19の駆動は、従動スプロケット24に伝達されるようになっていると共に、大チェーン23は、走行モータ17の駆動(正転、逆転)に基づいて往復動するようになっている。
大チェーン23には、図2に示すように、当該大チェーン23の端部同士を連結するように構成されたターンバックル25が装着されている。このターンバックル25には、薄板を屈曲させることによりその断面が略S字状(図1参照)をなす走行ノズルブラケット26が取付けられている。これにより、走行ノズルブラケット26は、ターンバックル25(大チェーン23)と共に移動(往復動)するようになっている。
走行ノズルブラケット26には、当該走行ノズルブラケット26の移動を補助する一対の車輪27(図2参照)が回転可能に装着されている。車輪27は、走行ノズルブラケット26の内側面に位置している。この車輪27は、上面板7の端面に前記車輪27と対向するように設けられ断面「コ」字状のレール28(図1、図2参照)の内側面によってガイドされながら回転するように構成されている。このレール28は、洗浄室3内の前後方向(図2及び図3中、左右方向)に直線状に延びている。従って、大チェーン23(ターンバックル25)が移動すると、走行ノズルブラケット26の車輪27がレール28の内側面をガイドされながら回転し、以って走行ノズルブラケット26は前後方向へ直線的に移動するように構成されている。
走行ノズルブラケット26には、当該走行ノズルブラケット26の移動を補助する一対の車輪27(図2参照)が回転可能に装着されている。車輪27は、走行ノズルブラケット26の内側面に位置している。この車輪27は、上面板7の端面に前記車輪27と対向するように設けられ断面「コ」字状のレール28(図1、図2参照)の内側面によってガイドされながら回転するように構成されている。このレール28は、洗浄室3内の前後方向(図2及び図3中、左右方向)に直線状に延びている。従って、大チェーン23(ターンバックル25)が移動すると、走行ノズルブラケット26の車輪27がレール28の内側面をガイドされながら回転し、以って走行ノズルブラケット26は前後方向へ直線的に移動するように構成されている。
走行ノズルブラケット26の下端部には、ノズルパイプ29(洗浄水供給手段)が装着されている。このノズルパイプ29は、左右方向(図1中、左右方向)に延び、長さ方向の各所(本実施例では、6箇所)にノズル30(洗浄水供給手段)が接続されている。ノズルパイプ29の一端部、本実施例では左端部は、屈曲可能な蛇腹パイプ31を介して、洗浄水Sを供給する供給パイプ32(洗浄水供給手段)へと接続されている。ノズルパイプ29は、前記走行ノズルブラケット26に装着され且つ屈曲可能な蛇腹パイプ31を介して供給パイプ32に接続されることにより、当該供給パイプ32から洗浄水Sの供給を受けながらも、洗浄室3内を、図2で矢印Aにて示すように、移動(往復動)可能になっている。
また、ノズルパイプ29の停止位置においては、後述するように下側プレス部12が上昇しマットレスMを圧縮した場合にも下側プレス部12に干渉しない位置で停止するようになっている。
また、ノズルパイプ29の停止位置においては、後述するように下側プレス部12が上昇しマットレスMを圧縮した場合にも下側プレス部12に干渉しない位置で停止するようになっている。
前述した排水槽8に接続された排出管9には、図1に示すように、第1の弁33を介して、排水管34と再利用管35とが接続されている。これらのうち排水管34は、図示しない下水道へと導かれており、また再利用管35は、洗剤タンク36に接続されている。この洗剤タンク36は、洗浄室3の底板に配設されている。洗剤タンク36には、使用者が洗剤を投入するための洗剤口36aが設けられており、更に後述する第1パイプ37や第2パイプ38が接続されている。
一方、機械室4には、図4に示すような、ボイラBが配設されている。このボイラBは、水道管K1から供給される水道水を熱することにより、温水または熱水を生成するものである。ボイラBには、接続管39を介してフロートタンク40が接続されている。フロートタンク40は、前記ボイラBにて生成された温水または熱水を一定量貯留するためのものであり、第2の弁41に接続されている。
この第2の弁41には、前述した洗剤タンク36に接続された第1パイプ37と、第1ポンプP1を介して、第3の弁43に通じた第1ポンプパイプ44とが接続されている。前記第3の弁43には、前述した供給パイプ32と第2パイプ38とが、それぞれ接続されている。
この第2の弁41には、前述した洗剤タンク36に接続された第1パイプ37と、第1ポンプP1を介して、第3の弁43に通じた第1ポンプパイプ44とが接続されている。前記第3の弁43には、前述した供給パイプ32と第2パイプ38とが、それぞれ接続されている。
更に、前記水道管K1には、ボイラBの手前で枝分れする水道管K2が接続されており、この水道管K2は、オゾン発生器Hに接続されている。オゾン発生器Hは、図示しないが、トランスと、ガラス或いはセラミックといった誘電体を挟んだ一対の電極とを備えた、いわゆる無声放電方式(オゾナイザ)であり、ポンプ機能や弁機能を備えている。このオゾン発生器Hは、当該オゾン発生器Hによって生成されたオゾンと、前記水道管K2から供給される水とでオゾン水を生成するものであり、オゾン水供給管45によって第3の弁43に接続されている。
また、機械室4には、制御装置46(図1参照)が配設されている。この制御装置46は、マイクロコンピュータを主体に構成されるもので、前記走行モータ17、第1の弁33、第2の弁41、第3の弁43、ボイラB、第1ポンプP1、第2ポンプP2、オゾン発生器Hにそれぞれ電気的に接続され、敷物用洗浄装置1についての全般を制御する機能を有している。また、制御装置46は、図示しない操作パネルにも電気的に接続されており、この操作パネルには、「スタート」、「ストップ」、「丁寧洗浄」の表記のボタンが配設されている。なお、制御装置46は、「スタート」のボタンが押圧されると「通常の洗浄運転(洗い、すすぎ及び脱水)」を行い、「丁寧洗浄」のボタンが押圧されると「丁寧な洗浄運転(洗い、すすぎ及び脱水)」を行い、「ストップ」が押圧されると、前記運転を止めるよう構成されている。
次に、上記のように構成された敷物用洗浄装置1におけるマットレスMの洗浄運転の動作を説明する。なお、マットレスMが洗い及び脱水される前の洗浄室3は、下側プレス部12が下降した状態(図1及び図2に示す状態)であると共に、ノズルパイプ29が前記洗浄室3内の後方(図2及び図3中、右方)に位置した状態である。
マットレスMを洗浄運転する場合、使用者は、まず前扉T1を開放してマットレスMを投入口3aから洗浄室3内へと投入する。このとき、マットレスMが下側プレス部12上に位置決めされるよう、使用者は下側プレス部12のガイド板14に沿ってマットレスMの投入を行う。そして、前扉T1を閉じて投入口3aを閉塞する。この状態で使用者は、図示しない操作パネルにて「スタート」のボタンを押圧する。
制御装置46は、前記「スタート」の信号を検知すると、「通常の洗浄運転」を行うために、ボイラBを起動させることにより水道水を熱して温水(40℃〜60℃)を生成させ、この温水をフロートタンク40へ供給して貯留する。この状態で制御装置46は、第2の弁41における第1パイプ37側を開放(第1ポンプパイプ44側は閉塞)し、第2ポンプP2を駆動させると共に、第3の弁43における供給パイプ32側を開放(第1ポンプパイプ44側、及びオゾン水供給管45側は閉塞)する。
マットレスMを洗浄運転する場合、使用者は、まず前扉T1を開放してマットレスMを投入口3aから洗浄室3内へと投入する。このとき、マットレスMが下側プレス部12上に位置決めされるよう、使用者は下側プレス部12のガイド板14に沿ってマットレスMの投入を行う。そして、前扉T1を閉じて投入口3aを閉塞する。この状態で使用者は、図示しない操作パネルにて「スタート」のボタンを押圧する。
制御装置46は、前記「スタート」の信号を検知すると、「通常の洗浄運転」を行うために、ボイラBを起動させることにより水道水を熱して温水(40℃〜60℃)を生成させ、この温水をフロートタンク40へ供給して貯留する。この状態で制御装置46は、第2の弁41における第1パイプ37側を開放(第1ポンプパイプ44側は閉塞)し、第2ポンプP2を駆動させると共に、第3の弁43における供給パイプ32側を開放(第1ポンプパイプ44側、及びオゾン水供給管45側は閉塞)する。
すると、前記フロートタンク40に貯留されていた温水が、前記第2の弁41を通過し、更に洗剤タンク36を通過する。このとき、この洗剤タンク36には、使用者によって予め洗剤が投入されており、前記温水がこの洗剤タンク36を通過することにより、温水と洗剤とが混ざり合って洗剤水(洗浄水)Sが生成される。そして、この洗剤水Sは、第2ポンプP2、第3の弁43を通過して、供給パイプ32からノズルパイプ29へ至り、これによりノズル30から洗剤水Sが噴射される。
このとき、制御装置46は、走行モータ17を駆動(正転駆動)させる。すると、この駆動が小チェーン21により、モータスプロケット18からシャフトスプロケット20に伝達され、これにより前駆動シャフト19が回転される。これに伴い、前駆動シャフト19の端部スプロケット22が回転され、これに掛け渡された大チェーン23が、前記従動スプロケット24の回転を伴いながら移動する。すると、この大チェーン23に装着されたターンバックル25が移動し、このターンバックル25に固定された走行ノズルブラケット26も移動し始める。このとき、走行ノズルブラケット26に装着された車輪27がレール28にガイドされながら回転し、以って走行ノズルブラケット26の移動がガイドされる。
これにより、走行ノズルブラケット26に装着されたノズルパイプ29が、洗浄室3内の後方から前方(図2中、右方から左方)へと移動(往動)され、且つノズルパイプ29のノズル30から洗剤水が噴射され、以ってマットレスM全体に対して洗剤水が掛けるようなる。
このとき、制御装置46は、走行モータ17を駆動(正転駆動)させる。すると、この駆動が小チェーン21により、モータスプロケット18からシャフトスプロケット20に伝達され、これにより前駆動シャフト19が回転される。これに伴い、前駆動シャフト19の端部スプロケット22が回転され、これに掛け渡された大チェーン23が、前記従動スプロケット24の回転を伴いながら移動する。すると、この大チェーン23に装着されたターンバックル25が移動し、このターンバックル25に固定された走行ノズルブラケット26も移動し始める。このとき、走行ノズルブラケット26に装着された車輪27がレール28にガイドされながら回転し、以って走行ノズルブラケット26の移動がガイドされる。
これにより、走行ノズルブラケット26に装着されたノズルパイプ29が、洗浄室3内の後方から前方(図2中、右方から左方)へと移動(往動)され、且つノズルパイプ29のノズル30から洗剤水が噴射され、以ってマットレスM全体に対して洗剤水が掛けるようなる。
そして、制御装置46は、ノズルパイプ29の移動が洗浄室3の前方にまで至ったら、今度は走行モータ17を逆転駆動(前記正転駆動と逆の駆動)させ、引続きノズル30からの洗剤水の噴射を行いながら前記ノズルパイプ29を洗浄室3の後方へ移動(復動)させる。このような動作を複数回(例えば3回)繰り返すことにより、マットレスMに洗剤水を十分に含ませた状態とする。
その後、制御装置46は、一旦走行モータ17と第2ポンプP2との駆動を停止させ、これによりマットレスMに洗剤水を掛ける動作を停止させる。このとき、ノズルパイプ29は洗浄室3内の後方の停止位置に位置される。この状態で、制御装置46は、油圧シリンダ10を駆動させることにより、マットレスMが載置された下側プレス部12を上昇させる。そして、徐々にこのマットレスMを上側プレス部15に当接させ、更に、図3に示すように、マットレスMを下側プレス部12と上側プレス部15とで挟んで圧縮させ、その後、下側プレス部12を下降させてこの圧縮を解放する。このときの圧縮動作により、マットレスMに含まれていた大量の洗剤水が排出され、この洗剤水と共にマットレスMの内部に染み込んだ汚れや臭いが排出される。
なお、この排出された水は、下側プレス部12のパンチング孔13から流れ出て、当該下側プレス部12の下方に位置した排水槽8にて受け止められる。そして、この水は、排水槽8から排出管9、排水管34(このとき制御装置46は、第1の弁33の再利用管35側を閉塞させ、排水管34側を開放させるように制御している)を経て排出されるようになっている。
その後、制御装置46は、一旦走行モータ17と第2ポンプP2との駆動を停止させ、これによりマットレスMに洗剤水を掛ける動作を停止させる。このとき、ノズルパイプ29は洗浄室3内の後方の停止位置に位置される。この状態で、制御装置46は、油圧シリンダ10を駆動させることにより、マットレスMが載置された下側プレス部12を上昇させる。そして、徐々にこのマットレスMを上側プレス部15に当接させ、更に、図3に示すように、マットレスMを下側プレス部12と上側プレス部15とで挟んで圧縮させ、その後、下側プレス部12を下降させてこの圧縮を解放する。このときの圧縮動作により、マットレスMに含まれていた大量の洗剤水が排出され、この洗剤水と共にマットレスMの内部に染み込んだ汚れや臭いが排出される。
なお、この排出された水は、下側プレス部12のパンチング孔13から流れ出て、当該下側プレス部12の下方に位置した排水槽8にて受け止められる。そして、この水は、排水槽8から排出管9、排水管34(このとき制御装置46は、第1の弁33の再利用管35側を閉塞させ、排水管34側を開放させるように制御している)を経て排出されるようになっている。
この後、制御装置46は、再度走行モータ17及び第2ポンプP2を駆動させ、マットレスに洗剤水を掛け、一対のプレス部12、15にてマットレスMの圧縮及び解放をするという動作を複数回(例えば3回)繰り返すことにより、マットレスMに洗いを行うようになっている。洗いが終了すると、制御装置46は、下側プレス部12を下降させた状態(図2に示す状態)とする。
次に、制御装置46は、ボイラBを再度駆動させることにより水道水を熱して熱水(80℃〜90℃)を生成し、フロートタンク40へ供給して貯留する。この状態で制御装置46は、第2の弁41の第1パイプ37側を閉塞し、第1ポンプP1側を開放すると共に、第1ポンプP1を駆動させる。更に、制御装置46は、第3の弁43の第2パイプ38側を閉塞(オゾン水供給管45側も閉塞)し、供給パイプ32側を開放する。
すると、前記フロートタンク40に貯留されていた熱水が、前記第2の弁41を通過し、更に第1ポンプパイプ44から第1ポンプP1を経て、第3の弁43から供給パイプ32、ノズルパイプ29へ至り、これによりノズル30から熱水(以下、すすぎ水と称する)が噴射される。
次に、制御装置46は、ボイラBを再度駆動させることにより水道水を熱して熱水(80℃〜90℃)を生成し、フロートタンク40へ供給して貯留する。この状態で制御装置46は、第2の弁41の第1パイプ37側を閉塞し、第1ポンプP1側を開放すると共に、第1ポンプP1を駆動させる。更に、制御装置46は、第3の弁43の第2パイプ38側を閉塞(オゾン水供給管45側も閉塞)し、供給パイプ32側を開放する。
すると、前記フロートタンク40に貯留されていた熱水が、前記第2の弁41を通過し、更に第1ポンプパイプ44から第1ポンプP1を経て、第3の弁43から供給パイプ32、ノズルパイプ29へ至り、これによりノズル30から熱水(以下、すすぎ水と称する)が噴射される。
その後、制御装置46は、上記洗いと同様に、マットレスMに複数回(例えば3回)すすぎ水を掛け、この状態でマットレスMを一対のプレス部12、15により圧縮(図3参照)させ、その後この圧縮を解放するという動作を複数回(例えば30回)繰り返すようにする。これにより、マットレスMにすすぎを行うようにする。なお、マットレスMのすすぎにおいて、後半に行われるすすぎ(例えば、10回目以降に行われるすすぎ)では、マットレスMから排出されるすすぎ水は徐々に清潔なものに近づいていく。従って、この段階になると制御装置46は、すすぎ水を再利用するために、第1の弁33の排水管34側を閉塞し、再利用管35側を開放することにより、前記排出されるすすぎ水を洗剤タンク36内へと返し、すすぎ水を洗剤タンク36に貯留(なお、本実施例における洗剤タンク36は、十分な貯留量を有するものである)する。これにより、次に行われるマットレスMの洗いに対して、このすすぎ水を再利用するようにする。すすぎが終了すると、制御装置46は、下側プレス部12を下降させた状態とする。
このようなすすぎが終了すると、次に制御装置46は、マットレスMの除菌を行うために、オゾン発生器Hによってオゾンを発生させる。更に、制御装置46は、オゾン発生器Hに対して、水道管K2から水道水を供給することによりオゾン水を生成すると共に、第3の弁43の供給パイプ32側を開放(第2パイプ38側、及び第1ポンプパイプ44側は閉塞)する。そして、制御装置46は、オゾン発生器Hを制御することにより前記オゾン水をオゾン水供給管45からノズルパイプ29へ供給する。これにより、オゾン水がノズル30からマットレスMに掛けられ(ノズル30の往復は、例えば1回)、当該マットレスMに対してオゾン水が含まれるようになり、以ってマットレスMに対して除菌が行われる。
この状態で、制御装置46は、油圧シリンダ10を駆動させ、再度下側プレス部12を上昇させて、図3に示すように、マットレスMを上側プレス部15とで挟んで圧縮させ、一定時間(例えば、3〜5分間)経過させ、その後この圧縮を解放する。これにより、マットレスM内部に染み込んでいた(含まれた)オゾン水(水分)を絞り出すようにして、最後の脱水を行う。そして、制御装置46は、脱水が終了すると油圧シリンダ10を駆動させることにより下側プレス部12を下降させ、運転を終了させる。
使用者は、この状態になると、後扉T2を開いて取出口3bを開放させ、マットレスMを取出すようにする。なお、使用者が「丁寧洗浄」のボタンを押圧した場合、制御装置46は、「丁寧な洗浄運転」を行うため、上記ノズルパイプ29の往復動の回数や、一対のプレス部12、15によるマットレスMの圧縮及び解放の回数を、例えば2倍行うよう各部材を制御ものである。
使用者は、この状態になると、後扉T2を開いて取出口3bを開放させ、マットレスMを取出すようにする。なお、使用者が「丁寧洗浄」のボタンを押圧した場合、制御装置46は、「丁寧な洗浄運転」を行うため、上記ノズルパイプ29の往復動の回数や、一対のプレス部12、15によるマットレスMの圧縮及び解放の回数を、例えば2倍行うよう各部材を制御ものである。
以上のように、本実施例の敷物用洗浄装置1は、マットレスMを洗う際には、洗剤水を含ませたマットレスMを、下側プレス部12と上側プレス部15とで挟んで圧縮し、その後この圧縮を解放するというように構成した。これにより、マットレスMに対して圧縮するという外力(いわゆる押し洗い)を加えることができる。従って、前記圧縮の際に、マットレスMの内部に染み込んだ汚れや臭いをそのマットレスMに含まれた洗剤水と共にマットレスM外へと確実に排出させることができ、これによりマットレスMがどのような素材であっても良好な洗いを行うことが可能となる。
また、マットレスMの脱水においては、一対のプレス部12、15により当該マットレスMを圧縮する構成とすると共に、圧縮した状態で一定時間を経過させ、その後この圧縮を解放するような構成とした。このため、マットレスMに残ったオゾン水(水分)を確実に絞り出すことができる。更に、下側プレス部12と上側プレス部15とを、マットレスMの全体を圧縮するような大きさに構成しているので、前記脱水の際にマットレスMが確実に圧縮され、このマットレスMの脱水ムラを防止することができる。
また、洗剤水を温水(40℃〜60℃)としたので、この洗剤水がマットレスMに含まれることにより当該マットレスMに染み込んだ、例えば血液や皮脂等が溶け易く、これらの汚れを一層排出し易くさせることができる。更に、すすぎ水を熱水(80℃〜90℃)とすると共に、マットレスMに対して最後にオゾン水を掛ける構成としたので、このマットレスMに対して除菌を行うこともできる。
また、マットレスMの脱水においては、一対のプレス部12、15により当該マットレスMを圧縮する構成とすると共に、圧縮した状態で一定時間を経過させ、その後この圧縮を解放するような構成とした。このため、マットレスMに残ったオゾン水(水分)を確実に絞り出すことができる。更に、下側プレス部12と上側プレス部15とを、マットレスMの全体を圧縮するような大きさに構成しているので、前記脱水の際にマットレスMが確実に圧縮され、このマットレスMの脱水ムラを防止することができる。
また、洗剤水を温水(40℃〜60℃)としたので、この洗剤水がマットレスMに含まれることにより当該マットレスMに染み込んだ、例えば血液や皮脂等が溶け易く、これらの汚れを一層排出し易くさせることができる。更に、すすぎ水を熱水(80℃〜90℃)とすると共に、マットレスMに対して最後にオゾン水を掛ける構成としたので、このマットレスMに対して除菌を行うこともできる。
また、すすぎを行う際に、後半に使用するすすぎ水を再利用する構成としているので、節水しながらマットレスMの洗い及び脱水を行うことができる。
また、洗浄室3において、マットレスMを前記洗浄室3内へ投入するための投入口3aと、マットレスMを取出すための取出口3bとを互いに対向する位置に設けたため、マットレスMの投入及び取出をそれぞれ別の場所で行うことができ、洗浄されたマットレスMが不潔な投入口3aを再度通過することがないので、洗浄されたマットレスMを清潔に保つことができる。
なお、上記実施例の「通常の洗浄運転」や「丁寧な洗浄運転」において、マットレスMに洗剤水及びすすぎ水(オゾン水)を掛ける回数や量、或いはマットレスMを圧縮させる回数は特に限定されるものではなく、マットレスMの汚れ具合によって適宜変更可能である。
また、ノズルパイプ29(ノズル30)と下側プレス部12との距離は、油圧シリンダ10によって段階的に変更可能に構成してもよい。このような構成した場合には、マットレスMの厚さに対応できるようになる。
また、洗浄室3において、マットレスMを前記洗浄室3内へ投入するための投入口3aと、マットレスMを取出すための取出口3bとを互いに対向する位置に設けたため、マットレスMの投入及び取出をそれぞれ別の場所で行うことができ、洗浄されたマットレスMが不潔な投入口3aを再度通過することがないので、洗浄されたマットレスMを清潔に保つことができる。
なお、上記実施例の「通常の洗浄運転」や「丁寧な洗浄運転」において、マットレスMに洗剤水及びすすぎ水(オゾン水)を掛ける回数や量、或いはマットレスMを圧縮させる回数は特に限定されるものではなく、マットレスMの汚れ具合によって適宜変更可能である。
また、ノズルパイプ29(ノズル30)と下側プレス部12との距離は、油圧シリンダ10によって段階的に変更可能に構成してもよい。このような構成した場合には、マットレスMの厚さに対応できるようになる。
<第2の実施例>
次に、本発明の第2の実施例を図5〜図8を参照して説明する。本実施例と上記第1の実施例とが異なっている点は、配管の構成及びマットレスを圧縮させる構成である。なお、上記第1の実施例と同様な箇所には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施例の敷物用洗浄装置50において、洗浄室3内の下面板51上には、排水槽に代わって洗浄槽52が配設されている。そして、この敷物用洗浄装置50は、上記第1の実施例における第2の弁41及び第3の弁43を有さない構成となっており、図8にも示すように、フロートタンク40と、下面板51の上面に配設された洗浄槽52とは、第1ポンプパイプ44、第1ポンプP1、供給パイプ32によって直接接続されている。更に、洗浄槽52には、オゾン発生器Hからのオゾン水供給管45が直接接続されると共に、第2ポンプP2からの第2パイプ38が直接接続されるようになっている。第2ポンプP2には、供給口53aを有する洗剤供給用タンク53が接続されている。この洗剤供給用タンク53は、洗浄室3の底板に配設され、前記第2ポンプP2によって、洗剤を洗浄槽52内へ直接供給する構成となっている。
次に、本発明の第2の実施例を図5〜図8を参照して説明する。本実施例と上記第1の実施例とが異なっている点は、配管の構成及びマットレスを圧縮させる構成である。なお、上記第1の実施例と同様な箇所には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施例の敷物用洗浄装置50において、洗浄室3内の下面板51上には、排水槽に代わって洗浄槽52が配設されている。そして、この敷物用洗浄装置50は、上記第1の実施例における第2の弁41及び第3の弁43を有さない構成となっており、図8にも示すように、フロートタンク40と、下面板51の上面に配設された洗浄槽52とは、第1ポンプパイプ44、第1ポンプP1、供給パイプ32によって直接接続されている。更に、洗浄槽52には、オゾン発生器Hからのオゾン水供給管45が直接接続されると共に、第2ポンプP2からの第2パイプ38が直接接続されるようになっている。第2ポンプP2には、供給口53aを有する洗剤供給用タンク53が接続されている。この洗剤供給用タンク53は、洗浄室3の底板に配設され、前記第2ポンプP2によって、洗剤を洗浄槽52内へ直接供給する構成となっている。
洗浄槽52の底面には排出管9が接続され、この排出管9には第1の弁33が接続されておいる。なお、本実施例の第1の弁33は、前記排出管9の開放、閉塞のみを行うようになっており、洗浄槽52はこの第1の弁33の動作により当該洗浄槽52内に洗浄水S等を貯留したり、或いは排出したりするように構成されている。
一方、上面板54には、下向きのロッド55aを備えた油圧シリンダ55が固定されている。油圧シリンダ55のロッド55aには、断面「コ」字状をなし、全体としては枠状をなす上枠部材56が接続されている。この上枠部材56の下面には、当該上枠部材56と同様な大きさをなす上側プレス部57が、例えば溶接にて固定されている。なお、上側プレス部57は、マットレスMを圧縮可能な大きさである。
一方、上面板54には、下向きのロッド55aを備えた油圧シリンダ55が固定されている。油圧シリンダ55のロッド55aには、断面「コ」字状をなし、全体としては枠状をなす上枠部材56が接続されている。この上枠部材56の下面には、当該上枠部材56と同様な大きさをなす上側プレス部57が、例えば溶接にて固定されている。なお、上側プレス部57は、マットレスMを圧縮可能な大きさである。
前述のように、断面「コ」字状をなす上枠部材56において、その左右両端部(図5中、左右両端部)の内側底面56a(図5にのみ図示)には、引掛け部材58の引掛け部58aが、前記内側底面56aの上方から当接することにより引掛けられている。この引掛け部材58において、前記引掛け部58aと反対側の端部には、断面「コ」字状をなし、全体としては枠状をなす下枠部材59が、例えば溶接にて固定されている。この下枠部材59の上面には、上記第1の実施例と同様な構成をなすパンチング孔13を備えた下側プレス部60が、例えば溶接にて固定されている。つまり、引掛け部材58、下枠部材59、そして下側プレス部60は、一体化されている。従って、引掛け部材58が上枠部材56に引掛けられることにより、前記上側プレス部57と下側プレス部60とは、一定距離離間した状態となるよう構成されている。これにより、下側プレス部60上にマットレスMを載置できるようになっている。なお、上側プレス部57と下側プレス部60とで、一対のプレス部は構成されている。
次に、上記のように構成された敷物用洗浄装置50におけるマットレスMの洗浄運転の動作を説明する。なお、マットレスMが洗浄される前の洗浄室3は、上側プレス部57が上昇した状態である。
マットレスMを洗浄する場合、使用者は、図6に示すように、下側プレス部60上にマットレスMを載置する。そして、前扉T1を閉じて投入口3aを閉塞する。この状態で使用者は、図示しない操作パネルにて、例えば「スタート」のボタンを押圧する。
制御装置46は、前記「スタート」の信号を検知すると、「通常の洗浄運転」を行うため、ボイラBにて温水を生成してフロートタンク40に供給し貯留する。そして、制御装置46は、第1ポンプP1を駆動させて、前記フロートタンク40に貯留されている温水を、第1ポンプパイプ44、第1ポンプP1、供給パイプ32を介して洗浄槽52に供給する。このとき、制御装置46は、第2ポンプP2も駆動させて、洗剤供給用タンク53(洗剤供給用タンク53には、使用者によって供給口53aから洗剤が予め供給されているものである)から、第2パイプ38を介して洗浄槽52に洗剤を供給するようにする。これにより、洗浄槽52内で温水と洗剤とが混ざり合い、洗浄水Sが生成される。このとき、制御装置46は、第1の弁33を閉塞させているので、前記洗剤水は洗浄槽52に貯留され、所定の水量になると、制御装置46は温水及び洗剤の供給を停止(第1ポンプP1及び第2ポンプP2を停止)させる。
マットレスMを洗浄する場合、使用者は、図6に示すように、下側プレス部60上にマットレスMを載置する。そして、前扉T1を閉じて投入口3aを閉塞する。この状態で使用者は、図示しない操作パネルにて、例えば「スタート」のボタンを押圧する。
制御装置46は、前記「スタート」の信号を検知すると、「通常の洗浄運転」を行うため、ボイラBにて温水を生成してフロートタンク40に供給し貯留する。そして、制御装置46は、第1ポンプP1を駆動させて、前記フロートタンク40に貯留されている温水を、第1ポンプパイプ44、第1ポンプP1、供給パイプ32を介して洗浄槽52に供給する。このとき、制御装置46は、第2ポンプP2も駆動させて、洗剤供給用タンク53(洗剤供給用タンク53には、使用者によって供給口53aから洗剤が予め供給されているものである)から、第2パイプ38を介して洗浄槽52に洗剤を供給するようにする。これにより、洗浄槽52内で温水と洗剤とが混ざり合い、洗浄水Sが生成される。このとき、制御装置46は、第1の弁33を閉塞させているので、前記洗剤水は洗浄槽52に貯留され、所定の水量になると、制御装置46は温水及び洗剤の供給を停止(第1ポンプP1及び第2ポンプP2を停止)させる。
この状態で、制御装置46は、油圧シリンダ55を駆動させることにより、上枠部材56及び上側プレス部57を下降させる。これに伴い、引掛け部材58を介して、下枠部材59及び下側プレス部60も下降する。下降が進むと、やがて下枠部材59及び下側プレス部60が洗剤水の貯留された洗浄槽52に沈み始め、下側プレス部60に載置されたマットレスMに洗剤水が染み込み始める。やがて、下枠部材59が洗浄槽52の底に当接し、これにより下枠部材59及び下側プレス部60、そして引掛け部材58の下降が停止する。このとき、マットレスMは完全に洗剤水の中に浸漬された状態となり、マットレスMには洗剤水が十分に含まれるようになる。
この状態で、制御装置46が、油圧シリンダ55を駆動し続けると、やがて引掛け部材58の引掛け部58aが、上枠部材56の内側底面56aから離れ、上側プレス部57のみが下降されるようになる。これにより、上側プレス部57が徐々にマットレスMに当接し、更に、図7に示すように、マットレスMが洗剤水中で浸漬された状態で、上側プレス部57と下側プレス部60とで挟まれて圧縮される。その後、制御装置46は、上側プレス部57をマットレスMの厚み相当量分だけ上昇させることにより、このマットレスMの圧縮を解放し、再度一対のプレス部57、60によりマットレスMを圧縮し、上側プレス部57を上記マットレスMの厚み相当量分だけ上昇させて圧縮を解放するという動作を複数回(例えば3回)繰り返す。このときの圧縮動作により、マットレスMに含まれていた水が排出され、この水と共にマットレスMの内部に染み込んだ汚れや臭いが、洗浄槽52内へ排出される。
この後、制御装置46は、油圧シリンダ55を駆動させて、再度一対のプレス部57、60によりマットレスMを圧縮させ、この状態で、第1の弁33を開放し、これにより洗浄槽52内の汚れた水を排出する。なお、上記のようにマットレスMを一対のプレス部57、60により圧縮させた状態で水を排出するのは、この水がマットレスMに極力戻らない(含まれない)ようにするためである。制御装置46は、この後、第1の弁33を再度閉塞し、再度洗浄槽52に洗剤水(温水と洗剤)を供給し、一対のプレス部57、60にて上記のようなマットレスMの圧縮及び解放(マットレスMの厚み相当量分だけ上側プレス部57を上昇させる)をし、その後汚れた水を排出するという動作を複数回(例えば3回)繰り返すことにより、マットレスMに洗いを行うようになっている。なお、洗いの最後には、制御装置46は、油圧シリンダ55を駆動させて、上側プレス部57及び下側プレス部60を、図6に示すように、上昇させ、且つ第1の弁33を閉塞させておくものである。
洗いが終了すると、制御装置46は、ボイラBを再度駆動させて熱水を生成し、フロートタンク40へ供給して貯留する。この状態で制御装置46は、第1ポンプP1を駆動させることにより、図8に示すように、フロートタンク40に貯留されていた熱水(以下、すすぎ水と称する)を、第1ポンプパイプ44、第1ポンプP1、供給パイプ32を通じて洗浄槽52に供給して貯留する。なお、このとき、洗剤供給用タンク53から洗剤は供給されない。
この状態になると、制御装置46は、前記洗いと同様に、マットレスMを洗浄槽52のすすぎ水中で、一対のプレス部57、60にて圧縮及び解放(マットレスMの厚み相当量分だけ上側プレス部57を上昇させる)することを複数回(例えば6回)繰り返し、再度すすぎ水を入れ替え、マットレスMの圧縮及び解放の後、すすぎ水を排出するというすすぎを、複数回行う(例えば6回)ようになっている。すすぎが終了すると、制御装置46は、上側プレス部57と下側プレス部60とを上昇させ、更に洗浄槽52を排水した状態とする。
この状態になると、制御装置46は、前記洗いと同様に、マットレスMを洗浄槽52のすすぎ水中で、一対のプレス部57、60にて圧縮及び解放(マットレスMの厚み相当量分だけ上側プレス部57を上昇させる)することを複数回(例えば6回)繰り返し、再度すすぎ水を入れ替え、マットレスMの圧縮及び解放の後、すすぎ水を排出するというすすぎを、複数回行う(例えば6回)ようになっている。すすぎが終了すると、制御装置46は、上側プレス部57と下側プレス部60とを上昇させ、更に洗浄槽52を排水した状態とする。
このようにすすぎが終了すると、次に制御装置46は、マットレスMの除菌を行うために、オゾン発生器Hによってオゾンを発生させると共に、このオゾンと水道管K2からの水道水とでオゾン水を生成し、このオゾン水をオゾン水供給管45を介して洗浄槽52内へ供給(オゾン発生器Hは、ポンプ機能及び弁機能を備えている)して貯留する。
この状態となると、制御装置46は、上側プレス部57と下側プレス部60とを下降させることによりマットレスMを前記オゾン水中に浸漬させ、マットレスMにオゾン水を含ませるようにする。そして、制御装置46は、前記マットレスMを上側プレス部57と下側プレス部60とで圧縮させ、この状態で前記オゾン水を排出する。この後、再度上側プレス部57と下側プレス部60とを上昇させる。
この状態となると、制御装置46は、上側プレス部57と下側プレス部60とを下降させることによりマットレスMを前記オゾン水中に浸漬させ、マットレスMにオゾン水を含ませるようにする。そして、制御装置46は、前記マットレスMを上側プレス部57と下側プレス部60とで圧縮させ、この状態で前記オゾン水を排出する。この後、再度上側プレス部57と下側プレス部60とを上昇させる。
その後、制御装置46は、油圧シリンダ55を駆動させ、上側プレス部57及び下側プレス部60を下降させて、図7に示すように、マットレスMを上側プレス部57と下側プレス部60と挟んで圧縮させ、一定時間(例えば、3〜5分間)経過させ、その後この圧縮を解放する。これにより、マットレスM内部に染み込んでいた(含まれた)オゾン水(水分)を絞り出すようにして、最後の脱水を行う。そして、制御装置46は、一定時間の圧縮を経ると油圧シリンダ55を駆動させ、上側プレス部57及び下側プレス部60を上昇させ、運転を終了させる。使用者は、この状態になると、後扉T2を開いて取出口3bを開放させ、マットレスMを取出すようにする。なお、使用者が「丁寧洗浄」のボタンを押圧した場合、制御装置46は、「丁寧な洗浄運転」を行うため、洗剤水、すすぎ水、オゾン水を洗浄槽52に貯留する回数や、一対のプレス部57、60によるマットレスMの圧縮及び解放の回数を、例えば2倍行うよう各部材を制御するものである。
以上のような第2の実施例によれば、上記第1の実施例と同様な効果を得られると共に、次のような効果を得ることができる。即ち、マットレスMを完全に洗剤水及びすすぎ水(オゾン水)に浸漬させ、マットレスMに洗剤水及びすすぎ水(オゾン水)を含ませ易くすることができるので、これにより洗い及びすすぎ(除菌)を一層良好に行うことができる。
なお、上記第2の実施例の「通常の洗浄運転」や「丁寧な洗浄運転」において、洗浄槽52に洗剤水及びすすぎ水(オゾン水)を貯留する回数や量、マットレスMを圧縮させる回数は特に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
また、引掛け部材58の高さ方向(図5中、上下方向)の寸法は適宜変更可能であり、これにより、様々な厚さのマットレスMに対応するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施例において、マットレスMの圧縮度合いや圧縮時間は、マットレスMの種類や厚さによって適宜変更すればよい。また、ボイラBによって生成する温水及び熱水の温度は、季節等に応じて変更可能である。また、下側プレス部12、60は、パンチング孔13を有する板状の構成に代えて、例えば桟状の部材を複数配設するような構成としてもよい。
なお、上記第2の実施例の「通常の洗浄運転」や「丁寧な洗浄運転」において、洗浄槽52に洗剤水及びすすぎ水(オゾン水)を貯留する回数や量、マットレスMを圧縮させる回数は特に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
また、引掛け部材58の高さ方向(図5中、上下方向)の寸法は適宜変更可能であり、これにより、様々な厚さのマットレスMに対応するようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施例において、マットレスMの圧縮度合いや圧縮時間は、マットレスMの種類や厚さによって適宜変更すればよい。また、ボイラBによって生成する温水及び熱水の温度は、季節等に応じて変更可能である。また、下側プレス部12、60は、パンチング孔13を有する板状の構成に代えて、例えば桟状の部材を複数配設するような構成としてもよい。
図面中、1は敷物用洗浄装置、3は洗浄室、3aは投入口、3bは取出口、10は油圧シリンダ(駆動手段)、12は下側プレス部(プレス部)、15は上側プレス部(プレス部)、29はノズルパイプ(洗浄水供給手段)、30はノズル(洗浄水供給手段)、32は供給パイプ(洗浄水供給手段)、50は敷物用洗浄装置、52は洗浄槽、55は油圧シリンダ(駆動手段)、57は上側プレス部(プレス部)、60は下側プレス部(プレス部)、Mはマットレス(敷物)、Sは洗剤水(洗浄水)である。
Claims (3)
- 敷物を洗い及び脱水するものであって、
敷物が投入される洗浄室と、
この洗浄室内に設けられ、前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することが可能な一対のプレス部と、
これら一対のプレス部のうち少なくとも一方を移動させる駆動手段と、
前記敷物に洗浄水を掛ける洗浄水供給手段とを備え、
前記敷物を洗う際には、前記敷物に前記洗浄水供給手段により洗浄水を掛けてその敷物に洗浄水を含ませた状態で、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することを行い、
前記敷物を脱水する際には、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮することによりその敷物に含まれた水分を絞り出すようにすることを特徴とする敷物用洗浄装置。 - 敷物を洗い及び脱水するものであって、
敷物が投入される洗浄室と、
この洗浄室内に設けられた洗浄槽と、
前記洗浄室内に設けられ、前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することが可能な一対のプレス部と、
これら一対のプレス部のうち少なくとも一方を移動させる駆動手段と、
前記洗浄槽内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備え、
前記敷物を洗う際には、前記洗浄水供給手段から前記洗浄槽に洗浄水を供給して貯留すると共に、その貯留された洗浄水中に前記敷物を浸漬させた状態で、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮すると共にその圧縮を解放することを行い、
前記敷物を脱水する際には、前記洗浄槽内の洗浄水を排水した状態で、前記一対のプレス部により前記敷物を挟んで圧縮することによりその敷物に含まれた水分を絞り出すようにすることを特徴とする敷物用洗浄装置。 - 前記洗浄室には、敷物を洗浄室内へ投入するための投入口と、洗浄室内の敷物を取出すための取出口とが対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の敷物用洗浄装置。
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---|---|---|---|
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