JP2006295690A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つのパケット群に対して異なる処理を施す場合においてパケット送出に伴う負荷を軽減させる。
【解決手段】 例えばスレーブブロック2(1)において、受信パケットのブロックIDと一致した場合に、パケット処理部2(1)により処理済みのデータにマスタブロック1のブロックIDを付加したパケットを作成して送出し、また、パケット出力バッファに2113(1)当該ブロックIDを無効な情報に変更してパケットを保持し、他方、一致しない場合に、この受信パケットを保持し、さらに、後続するスレーブブロックのブロックIDと一致する場合に、パケット送信部2(1)により、この保持されたパケットを送出し、一致しない場合には送出しない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パケット作成手段と複数のデータ処理手段とを環状に接続してなる情報処理装置に関するものである。
近年、CPU(central processing unit)の高速化、ICメモリやハードディスクの大容量化が進み、情報処理装置で扱うデータ量が増大しているが、これに伴い、情報処理装置内部のブロック間を伝送するデータ量も増大している。
このような大量の画像データを扱う情報処理装置は、一般的に、画像データの記憶や処理のためのCPU、ICメモリやハードディスクにより構成された部分と、要求された時間内にCPUでは処理できない画像処理を行うためのハードウェア部分と、に分けられ、前者の部分は、一般のコンピュータと共通の構成なので、コンピュータと同じアーキテクチャが利用され、後者の部分は前者の部分に付加された形をとる(例えば、特許文献1参照。)。
図7の情報処理装置は、1つのマスタブロック1と、ブロックID1〜IDnと関係付けされたスレーブブロック2(1)〜2(n)とが、環状に接続されている。これらブロックIDは、ブロックIDを指定するためのポート22を設け、ハードウェア的に固定しても良いし、マスタブロック1のCPU11により制御可能な出力ポートと接続して、ソフトウェア的に設定することもできる。
1枚の画像データが、非常に大きなデータ量であるため、マスタブロック1においては、この1枚の画像データが、例えば図8に示すように、ある大きさのタイルに分割され、各タイルのデータは、画像データの記憶容量を抑え、多くの枚数の画像データを記憶できるようにするため、圧縮された形で記憶される。
各タイルのデータは、データ部に格納され、このデータ部にヘッダ部が付加されたパケットが作成される。ヘッダ部には、1つのタイルのデータがどの画像のどの部分のタイルであるかなどの情報が記述されたフィールドと、当該データを処理すべき同一のブロックID(以下「指定ブロックID」という。)が記述された処理先指定フィールドと、が含まれる。マスタブロック1で作成されたパケットは、それぞれ伝送路3(1)に送出される。
図9を参照してスレーブブロック2(m)(1≦m≦n)における処理先指定判断部31(m)の動作を説明すると、伝送路3(m)からパケットの入力が開始されると(S301)、処理先指定判断部31(m)において、当該パケットが一時的にパケット入力バッファ2131(m)にバッファリングされ、当該パケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドに記述されている指定ブロックIDがラッチされ(S302)、ブロックID比較部2132(m)において、このラッチされた指定ブロックIDとスレーブブロック2(m)のIDmとが一致するか否かが判断される(S303)。
ブロックID比較部2132(m)において、一致すると判断された場合には、1が出力され、セレクタ2133(m)によりパケット入力バッファ2131(m)のパケットがパケット処理部24(m)に送られ(S305)、パケット処理部24(m)において、処理され、処理済みデータがデータ部に格納され、処理先指定フィールドにマスタブロックのブロックIDが記述されたヘッダ部がこのデータ部に付加されて、パケット送信部23(m)を介して、伝送路3(m+1)に送られる。
他方、ラッチされた指定ブロックIDとスレーブブロック2(m)のIDmとが一致しないと判断された場合には、0が出力され、セレクタ2133(m)により、パケット入力バッファ2131(m)のパケットがパケット送信部23(m)に送られ(S304)、パケット送信部23(m)により伝送路3(m+1)に送られる。
そして、スレーブブロック2(n)により伝送路4に送られたパケットは、マスタブロック1により受信される。
特開平4−1771号公報
上述したように、1ページの画像データに対する1つのパケット群を構成するパケットごとに、同一のブロックIDが指定されるから、この1つのパケット群に、例えば3つの異なる処理を施したい場合、すなわち3つのスレーブブロックにおいて処理したい場合には、マスタブロック1は、ヘッダ部の処理先指定フィールドに記述されるブロックIDを3回変えて(例えばスレーブブロック2(1)〜2(3)において処理させたい場合にはID1、ID2、ID3と変えて)、同一のパケット群を、3回、スレーブブロック2(1)〜2(n)に送ることになって、マスタブロック1の負荷が増大していた。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決し、1つのパケット群に対して異なる処理を施す場合においてパケット送出に伴う負荷を軽減させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、互いに異なるデータ処理を行う複数のデータ処理手段と、パケットを作成するパケット作成手段とを、伝送路を介して環状に接続してなり、片方向のパケット伝送が可能な情報処理装置であって、前記パケット作成手段は、データを格納したデータ部と、前記複数のデータ処理手段のうち当該データを処理させる少なくとも2つのデータ処理手段の識別情報を含むヘッダ部と、を有するパケットを作成し、前記複数のデータ処理手段は、それぞれ、受信されたパケットのヘッダ部の識別情報が本データ処理手段の識別情報と一致する場合に、本データ処理手段により処理されたデータを格納したデータ部と、前記パケット作成手段の識別情報を含むヘッダ部とを有するパケットを作成する処理済みデータパケット作成手段と、前記受信されたパケットのヘッダ部の識別情報が本データ処理手段の識別情報と一致する場合に、該受信されたパケットのヘッダ部を、該識別情報を識別情報として無効な情報に変更したヘッダ部と付け替えたパケットを保持し、他方、一致しない場合に、前記受信されたパケットを保持する保持手段と、前記処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットを送出するパケット送出制御手段であり、前記受信されたパケットのヘッダ部の識別番号が本データ処理手段以外の後続するデータ処理手段の識別番号と一致する場合に、前記保持手段により保持されているパケットを送出し、他方、一致しない場合に送出しないパケット送出制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明において、パケット送出制御手段は、処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットと、保持手段により保持されたパケットとの送出が競合した場合に、伝送路の使用を調停することができる。
請求項1の発明において、識別情報として無効な情報は、複数のデータ処理手段の識別情報以外の識別情報とすることができる。
請求項1の発明において、パケット作成手段は、識別情報を記述するためのフィールドが前記データ情報の識別情報で満たされない場合に、前記識別情報として無効な情報を充填することができる。
請求項3の発明において、複数のデータ処理手段の識別情報以外の識別情報は、パケット作成手段に予め割り当てられた識別情報とすることができる。
請求項6の発明は、互いに異なるデータ処理を行う複数のデータ処理手段と、パケットを作成するパケット作成手段とを、伝送路を介して環状に接続してなり、片方向のパケット伝送が可能な情報処理装置であって、前記パケット作成手段は、データを格納したデータ部と、該データ部に付加したヘッダ部であって、連続してデータ処理を行う予め定めた少なくとも2つのデータ処理手段の連続する識別番号のうちの最も若い識別番号と、該識別番号を除く残りの識別番号にビット1を対応させたビット列と、を含むヘッダ部と、を有するパケットを作成し、前記複数のデータ処理手段は、それぞれ、受信されたパケットのヘッダ部の識別情報が本データ処理手段の識別情報と一致する場合に、本データ処理手段により処理されたデータを格納したデータ部と、前記パケット作成手段の識別番号と、すべて0よりなる所定ビット長のビット列とを含むヘッダ部と、を有するパケットを作成する処理済みデータパケット作成手段と、前記受信されたパケットのヘッダ部の識別番号が本データ処理手段の識別番号と一致する場合に、該受信されたパケットのヘッダ部を、該識別番号をインクリメントして得られた識別番号と、前記ビット列をビット左シフトして右から0を充填してなるビット列と、を含むヘッダ部と付け替えたパケットを保持し、他方、一致しない場合に、前記受信されたパケットを保持する保持手段と、前記処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットを送出するパケット送出制御手段であり、前記受信されたパケットのヘッダ部のビット列に、後続するデータ処理手段に対応するビットが存在する場合に、前記保持手段により保持されているパケットを送出し、他方、存在しない場合に、前記保持手段により保持されているパケットを送出しないパケット送出制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明において、パケット送出制御手段は、処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットと、保持手段により保持されたパケットとの送出が競合した場合に、伝送路の使用を調停することができる。
本発明によれば、上記のように構成したので、1つのパケット群に対して異なる処理を施す場合においてパケット送出に伴う負荷を軽減させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。これは、情報処理装置の例である。図1において、図7と同一部分は同一符号を付してある。本情報処理装置は、マスタブロック1と、スレーブブロック2(1)〜2(n)とを、伝送路を介して環状に接続してある。
マスタブロック1は、CPU11と、記憶部12と、IF部14とが、データ伝送路13を介して、相互に接続してある。
1つのパケットは、データ部と、このデータ部に付加されるヘッダ部とにより構成され、ヘッダ部には、パケットが処理されるスレーブブロックに予め関係付けされているブロックIDを記述するための処理先指定フィールドが含まれ、これら処理先指定フィールドが4つのブロックIDで満たされない場合には、ブロックIDが記述されなかった処理先指定フィールドには、マスタブロック及びスレーブブロックに関係付けされていないブロックID(以下「無効ID」という。)が記述される。4つのブロックIDよりなるブロックIDのセット(以下「IDセット」という。)を、以下(ID1、ID3、無効ID、無効ID)のように表す。ヘッダ部に処理先指定フィールドが含まれるパケットの構造の一例を図2に示す。
スレーブブロック2(1)〜2(n)は、同一の構成要素を有し、スレーブブロック2(m)(ただし1≦m≦n)に関係する構成要素には、処理先指定判断部21(m)、パケット処理部24(m)、パケット送信部23(m)、のように参照番号を付してある。ただし、パケット処理部24(1)〜24(n)は処理が互いに異なる。また、処理先指定判断部21(m)に関係する構成要素には、パケット入力バッファ2111(m)、ブロックID比較更新部2112(m)、ORゲート2116(m)、ANDゲート2117(m)及び2118(m)、セレクタ2114(m)及び2115(m)、パケット出力バッファ2113(m)、のように参照番号を付してあるが、図1には、図を簡略にするため、スレーブブロック2(1)の構成要素のみを図示してある。
パケット処理部24(m)は、一方で、処理先指定判断部21(m)からのパケットのデータ部のデータを処理し、他方で、このパケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容を、それぞれ、マスタブロックIDに変更し、処理後のデータをデータ部に格納し、このデータ部に、内容が更新された処理先指定フィールドを含むヘッダ部を付加して、パケット送信部23(m)に供給する。
パケット送信部23(m)は、パケット処理部24(m)からのパケットと、パケット出力バッファ2113(m)からのパケットとを伝送路3(m+1)に送出し、これらパケットの送出が競合した場合には、これらのパケットの伝送路3(m+1)の使用を調停する。
処理先指定判断部21(m)は、パケット入力バッファ2111(m)と、ブロックID比較更新部2112(m)と、ORゲート2116(m)と、ANDゲート2117(m)及び2118(m)と、セレクタ2114(m)及び2115(m)と、パケット出力バッファ2113(m)と、を有する。
パケット入力バッファ2111(m)は、伝送路3(m)からのパケットを一時的にバッファリングするためのものである。
ブロックID比較更新部2112(m)は、ラッチされ送られたIDセットとIDmとを比較し、両者が一致する場合に1を、一致しない場合に0を、各=ID端子から並列にORゲート2116(m)に出力する。また、ブロックID比較更新部2112(m)は、ラッチされ送られたIDセットのうち、IDmと一致するブロックIDのみを、ブロックIDとして無効なブロックID(以下「無効ID」という。)に変更し、得られたIDセットの各ブロックIDについて、無効IDと一致する場合に、1を、一致しない場合に、0を、各=無効ID端子から並列にANDゲート2117(m)に出力する。さらに、ブロックID比較更新部2112(m)は、ラッチされ送られたIDセットとIDmとが一致しない場合には、このIDセットを、他方、一致しない場合には、変更後のIDセットを、更新内容出力ポートからパケット出力バッファ2113(m)に供給する。
セレクタ2114(m)は、ORゲート2116(m)の出力が1である場合に、パケット入力バッファ2111(m)からパケットを選択してパケット処理部24(m)に供給し、他方、ORゲート2116(m)の出力が0である場合に、パケット入力バッファ2111(m)からパケットを選択せず、したがってパケット処理部24(m)に供給しない。ANDゲート2118(m)は、ORゲート2116(m)によるOR演算結果と、ANDゲート2117(m)によるAND演算結果と、をAND演算するものである。
パケット出力バッファ2113(m)は、パケット入力バッファ2111(m)からのパケットのデータ部に、ブロックID比較更新部2112(m)からのIDセットを処理先指定フィールドに含むヘッダ部を付加したパケットを作成するものである。
セレクタ2115(m)は、ANDゲート2118(m)によるAND演算結果が0である場合に、パケット出力バッファ2113(m)のパケットをパケット送信部23(m)に供給し、他方、1である場合に、パケット出力バッファ2113(m)のパケットをパケット送信部23(m)に供給しない。
次に、処理先指定判断部21(m)の動作の一例を、図3を参照して説明する。伝送路3(m)を介してパケットが入力されるのを待ち(S101)、パケットの入力が開始されると、当該パケットがパケット入力バッファ2111(m)に一時的にバッファリングされ、当該パケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容、すなわちIDセットがラッチされる(S102)。そして、ブロックID比較更新部2112(m)において、ラッチされ送られたIDセットの各ブロックIDとIDmとが一致するか否かが判断される(S103)。
(A) このIDセットにIDmと一致するブロックIDがあると判断された場合には、ブロックID比較更新部2112(m)のいずれかの=ID端子から、1がORゲート2116(m)に出力され、ORゲート2116(m)から、OR演算結果の1が出力される。
パケット入力バッファ2111(m)のパケットが、一方で、パケット出力バッファ2113(1)に供給され、他方で、ORゲート2116(m)の出力が1である場合に、セレクタ2114(m)により選択されて、パケット処理部24(m)に送出される(S105)。
また、このIDセットにIDmと一致するブロックIDがある場合には、ブロックID比較更新部2112(m)において、IDmと一致するブロックIDが無効IDに変更され(S106)、変更されたIDセットが保持される。そして、この保持されたIDセットがパケット出力バッファ2113(1)に供給され、パケット出力バッファ2113(1)において、バッファリングされているパケットのヘッダ部に含まれている処理先指定フィールドの内容が、この供給されたIDセットで変更される。
(a) また、ブロックID比較更新部2112(m)においては、保持されたIDセットにおいてすべてのブロックIDが無効IDか否かが判断され、無効IDでないブロックIDがあると判断された場合には、0が=無効ID端子からANDゲート2117(m)に出力され、ANDゲート2117(m)から、AND演算結果の0がANDゲート2118(m)に出力される。結局、ANDゲート2118(m)には、ANDゲート2117(m)からの出力(この場合0)と、ORゲート2116(m)からの出力(この場合1)と、が供給され、ANDゲート2118(m)から、AND演算の結果の0が出力される。ANDゲート2118(m)の出力が0である場合には、セレクタ2115(m)により、パケット出力バッファ2113(m)のパケットが選択され、パケット送信部23(1)に送出される。
(b) 他方、このIDセットのすべてのブロックIDが無効IDである場合には(S107)、4つの1が=無効ID端子から並列にANDゲート2117(m)に出力され、ANDゲート2117(m)からAND演算結果の1がANDゲート2118(m)に出力される。結局、ANDゲート2118(m)には、ANDゲート2117(m)からの出力(この場合1)と、ORゲート2116(m)からの出力(この場合1)と、が供給され、ANDゲート2118(m)から、AND演算の結果の1が出力される。ANDゲート2118(m)の出力が1である場合には、セレクタ2115(m)により、パケット出力バッファ2113(m)のパケットは選択されない。
(B) 他方、このIDセットのすべてのブロックIDがIDmと一致しない場合には(S103)、ブロックID比較更新部2112(m)の各=ID端子から、0がORゲート2116(m)に並列に出力され、ORゲート2116(m)からOR演算結果の0が出力される。
ついで、パケット入力バッファ2111(m)のパケットが、パケット出力バッファ2113(1)に供給されるが、ORゲート2116(m)の出力が0である場合には、セレクタ2114(m)により選択されず、したがってパケット処理部24(m)に送出されない。
また、ブロックID比較更新部2112(m)において、このラッチされたIDセットのすべてのブロックIDが無効IDと一致するか否かが判断される。
(a) そして、無効IDでないブロックIDがあると判断された場合には、0が=無効ID端子からANDゲート2117(m)に出力され、ANDゲート2117(m)から、AND演算結果の0がANDゲート2118(m)に出力される。結局、ANDゲート2118(m)には、ANDゲート2117(m)からの出力(この場合0)と、ORゲート2116(m)からの出力(この場合1)と、が供給され、ANDゲート2118(m)から、AND演算結果の0が出力される。ANDゲート2118(m)の出力が0である場合には、セレクタ2115(m)により、パケット出力バッファ2113(m)のパケットが選択され、パケット送信部23(m)に送出される。
(b) 他方、このIDセットのすべてのブロックIDが無効IDであると判断された場合には、4つの1が、各=無効ID端子から並列にANDゲート2117(m)に出力され、ANDゲート2117(m)により、AND演算結果の1がANDゲート2118(m)に出力される。結局、ANDゲート2118(m)には、ANDゲート2117(m)からの出力(この場合1)と、ORゲート2116(m)からの出力(この場合1)と、が供給され、ANDゲート2118(m)からAND演算結果の1が出力される。ANDゲート2118(m)の出力が1である場合には、セレクタ2115(m)により、パケット出力バッファ2113(m)のパケットは選択されない。
ところで、パケット処理部24(m)においては、一方で、処理先指定判断部21(m)からのパケットのデータ部のデータが処理され、他方で、(マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID)で置換されたIDセットを処理先指定フィールドに含むヘッダ部が、処理後のデータが格納されたデータ部に付加されて、パケット送信部23(m)に送られる。
なお、パケット送信部23(m)において、パケット処理部24(m)からのパケットと、パケット出力バッファ2113(m)からパケットとの送出が競合した場合には、伝送路3(m+1)の使用が調停される。
次に、パケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドに記述されたIDセットが(ID1、ID3、無効ID、無効ID)である場合を例に各スレーブブロックにおけるパケットの処理を説明する。
(1−1)スレーブブロック2(1)におけるパケットの処理
マスタブロック1から伝送路3(1)を介してパケットの入力が開始されると、当該パケットはパケット入力バッファ2111(1)に一時的にバッファリングされ、処理先指定フィールドのIDセット、すなわち(ID1、ID3、無効ID、無効ID)がラッチされる。ブロックID比較更新部2112(1)においては、ラッチされ送られた(ID1、ID3、無効ID、無効ID)がID1と一致するか否かが判断され、一致する場合には、1が、一致しない場合には、0が、=ID端子から並列にORゲート2116(1)に出力される。この場合、(1、0、0、0)が並列にORゲート2116(1)に出力され、ORゲート2116(1)から、OR演算結果の1が出力される。
そして、パケット入力バッファ2111(1)のパケットが、パケット出力バッファ2113(1)に供給され、また、ORゲート2116(1)の出力が1であるので、セレクタ2114(1)により選択されて、パケット処理部24(1)に送出される。パケット処理部24(1)においては、セレクタ2114(1)により選択されたパケットのデータ部のデータが処理され、処理済みのデータが新たにデータ部に格納され、(マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID)が記述された処理先指定フィールドを含むヘッダ部が、このデータ部に付加されたパケットが作成され、パケット送信部23(1)に送られる。
その後、ブロックID比較更新部2112(1)において、このIDセット、すなわち(ID1、ID3、無効ID、無効ID)のID1のみが無効IDに変更され、得られた(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)が保持され、更新内容出力ポートから、パケット出力バッファ2113(1)に出力される。パケット出力バッファ2113(1)において、ヘッダ部の処理先指定フィールドの内容が(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)に変更され、この変更されたヘッダ部がデータ部に付加されたパケットが再作成される。
また、ブロックID比較更新部2112(1)において、この保持された(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)が無効IDと比較され、無効IDと一致する場合には、1が、一致しない場合には、0が、各=無効ID端子から並列に出力される。この場合、(1、0、1、1)がANDゲート2117(1)に出力され、ANDゲート2117(1)から、AND演算結果の0がANDゲート2118(1)に出力される。
これら=ID端子の出力と、=無効ID端子の出力とを表にして示すと次のようになる。
Figure 2006295690
結局、ANDゲート2118(1)においては、ORゲート2116(1)からのOR演算結果の1と、ANDゲート2117(1)からのAND演算結果の0とが、AND演算され、AND演算結果の0が出力される。
ANDゲート2118(1)の出力が0であるので、パケット出力バッファ2113(1)のパケットが、セレクタ2115(1)により選択され、パケット送信部23(1)に送出される。
パケット送信部23(1)においては、パケット処理部24(1)からのパケットと、パケット出力バッファ2113(1)からのパケットとの送出が競合した場合には、伝送路3(2)の使用が調停される。
(1−2)スレーブブロック2(2)におけるパケットの処理
伝送路3(2)からパケットの入力が開始されると、当該パケットはパケット入力バッファ2111(2)に一時的にバッファリングされ、処理先指定フィールドのIDセット、すなわち(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)がラッチされる。ブロックID比較更新部2112(2)において、ラッチされ送られた(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)がID2と一致するか否かが判断される。一致する場合には、1が、一致しない場合には、0が、=ID端子から並列にORゲート2116(2)に出力される。この場合、(0、0、0、0)が並列にORゲート2116(2)に出力され、ORゲート2116(2)から、OR演算結果の0が出力される。
そして、パケット入力バッファ2111(2)のパケットが、パケット出力バッファ2113(2)に供給されるが、ORゲート2116(2)の出力が0であるので、セレクタ2114(2)により選択されず、したがってパケット処理部24(2)に送出されない。
(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)には、ID2がないので、ブロックID比較更新部2112(2)において、ブロックIDの変更は行われず、(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)が保持され、更新内容出力ポートから、パケット出力バッファ2113(2)に出力され、パケット出力バッファ2113(2)において、ヘッダ部の処理先指定フィールドの内容が(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)に変更され、この変更されたヘッダ部がデータ部に付加されたパケットが再作成される。結果的には、ヘッダ部の処理先指定フィールドの内容は変化しない。
また、ブロックID比較更新部2112(2)において、この保持された(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)が無効IDと比較され、無効IDと一致する場合には、1が、一致しない場合には、0が、各=無効ID端子から並列に出力される。この場合、(1、0、1、1)がANDゲート2117(2)に出力され、ANDゲート2117(2)から、AND演算結果の0がANDゲート2118(2)に出力される。
結局、ANDゲート2118(2)においては、ORゲート2116(2)からのOR演算結果の1と、ANDゲート2117(2)からのAND演算結果の0とが、AND演算され、AND演算結果の0が出力される。
ANDゲート2118(2)の出力が0であるので、パケット出力バッファ2113(2)のパケットが、セレクタ2115(2)により選択され、パケット送信部23(2)に送出され、パケット送信部23(2)により伝送路3(3)に送出される。
(1−3)スレーブブロック2(3)におけるパケットの処理
伝送路3(3)からパケットの入力が開始されると、当該パケットはパケット入力バッファ2111(3)に一時的にバッファリングされ、処理先指定フィールドのIDセット、すなわち(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)がラッチされる。ブロックID比較更新部2112(3)において、ラッチされ送られた(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)がID3と一致するか否かが判断される。一致する場合には、1が、一致しない場合には、0が、=ID端子から並列にORゲート2116(3)に出力される。この場合、(0、1、0、0)が並列にORゲート2116(3)に出力され、ORゲート2116(3)から、OR演算結果の1が出力される。
そして、パケット入力バッファ2111(3)のパケットが、パケット出力バッファ2113(3)に供給され、また、ORゲート2116(3)の出力が1であるので、セレクタ2114(3)により選択されて、パケット処理部24(3)に送出される。パケット処理部24(3)においては、セレクタ2114(3)により選択されたパケットのデータ部のデータが処理され、処理済みのデータが新たにデータ部に格納され、(マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID)が記述された処理先指定フィールドを含むヘッダ部が、このデータ部に付加されたパケットが作成され、パケット送信部23(3)に送られる。
その後、ブロックID比較更新部2112(3)において、このIDセット、すなわち(無効ID、ID3、無効ID、無効ID)のID3のみが無効IDに変更され、得られた(無効ID、無効ID、無効ID、無効ID)が保持され、更新内容出力ポートから、パケット出力バッファ2113(3)に出力される。パケット出力バッファ2113(3)において、ヘッダ部の処理先指定フィールドの内容が(無効ID、無効ID、無効ID、無効ID)に変更され、この変更されたヘッダ部がデータ部に付加されたパケットが再作成される。
また、ブロックID比較更新部2112(3)において、この保持された(無効ID、無効ID、無効ID、無効ID)が無効IDと比較され、無効IDと一致する場合には、1が、一致しない場合には、0が、各=無効ID端子から並列に出力される。この場合、(1、1、1、1)がANDゲート2117(3)に出力され、ANDゲート2117(3)から、AND演算結果の1がANDゲート2118(3)に出力される。
結局、ANDゲート2118(3)においては、ORゲート2116(3)からのOR演算結果の1と、ANDゲート2117(3)からのAND演算結果の1とが、AND演算され、AND演算結果の1が出力される。
ANDゲート2118(3)の出力が1であるので、パケット出力バッファ2113(3)のパケットが、セレクタ2115(3)により選択されず、したがってパケット送信部23(3)に送出されない。
パケット送信部23(3)においては、パケット処理部24(3)からのパケットが伝送路3(2)に送出される。
(1−4)スレーブブロック2(4)〜2(n)におけるパケット処理
この例では、スレーブブロック2(4)において伝送路3(4)から受信されるパケットは、スレーブブロック2(1)及び2(3)でデータ処理され、処理済みデータをデータ部に有する2つのパケットのみである。
これらパケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容が、(マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID、マスタブロックID)であって、スレーブブロックと関係付けされているブロックID、すなわちID4〜IDnと一致しないので、これらパケットは、各スレーブブロック2(4)〜2(n)において、データ処理されずに、順次、次のスレーブブロックに送られ、結局、最後のスレーブブロック2(n)から、伝送路4を介して、マスタブロック1へ送られ、マスタブロック1により獲得されることになる。
以上の通り、マスタブロックからの1回のパケットの送出によって、当該パケットに含まれる同一のデータに対して異なる処理を行うことができる。
<第2の実施の形態>
図4は本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態との比較でいえば、パケットを処理する複数のスレーブブロックの指定方法が異なる。
すなわち、第1の実施の形態においては、パケットを処理する複数のスレーブブロックを指定するため、ヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドに、これら複数のスレーブブロックに予め関係付けられているブロックIDを記述するようにした。
これに対して、本実施の形態においては、パケット処理は連続する複数のスレーブブロックで行われ、各スレーブブロックには、パケット伝送順に、ブロックID設定ポート22(m)(1≦m≦n)によりブロックIDが割り当てられており、ヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドには、データ処理を連続して行う複数のスレーブブロックに割り当てられたブロックIDのうちの最も若いブロックIDと、次のようにして得られた例えば3ビット長のビット列とが記述される。
この3ビット長のビット列は、この最も若いブロックIDが割り当てられたスレーブブロックを除いた、パケット処理が行われるスレーブブロックに対応するビットを1とし、残りのビットを0としたビット列である。例えば、スレーブブロック2(2)及びスレーブブロック2(3)で連続してデータ処理を行う場合には、スレーブブロック2(3)に対応するビットが1となり、残りの2ビットがそれぞれ0となって、3ビット長のビット列は100となる。このようなブロックIDとビット列とを、ヘッダ部の処理先指定フィールドに含むパケットの例を図5に示す。
スレーブブロック2(1)〜2(n)は、同一の構成要素を有し、スレーブブロック2(m)(ただし1≦m≦n)に関係する構成要素には、処理先指定判断部31(m)、パケット処理部24(m)、パケット送信部23(m)、のように参照番号を付してある。ただし、パケット処理部24(1)〜24(n)は処理が互いに異なる。また、処理先指定判断部31(m)に関係する構成要素には、パケット入力バッファ3121(m)、ブロックID比較部3122(m)、ビット列比較部3123(m)、処理先指定更新部3124(m)、ANDゲート3128(m)、セレクタ3126(m)及び3127(m)、パケット出力バッファ3125(m)、のように参照番号を付してあるが、図4には、図を簡略にするため、スレーブブロック2(1)の構成要素のみを図示してある。
次に、処理先指定判断部31(m)の動作の一例を、図6を参照して説明する。処理先指定判断部31(m)において、伝送路3(m)からパケットが入力されるのを待ち(S201)、パケットの入力が開始されると、処理先指定フィールドを取り出し判断するまでの時間的余裕を得るために、当該パケットは、パケット入力バッファ3121(m)に一時的にバッファリングされる。
当該パケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容、すなわちブロックIDが、ブロックID比較部3122(m)においてラッチされ(S202)、ラッチされたブロックIDと、当該スレーブブロックに予め関係付けされているブロックIDとが比較され(S203)、一致する場合には、1が=ID端子から出力される。
そして、パケット入力バッファ3121(m)のパケットが、パケット出力バッファ3125(m)に供給され、また、=ID端子の出力が1であるので、パケット入力バッファ3121(m)のパケットが、セレクタ3126(m)により選択され、パケット処理部24(m)に送出される(S205)。
パケット処理部24(m)においては、セレクタ3126(m)により選択されたパケットのデータ部のデータが処理され、処理済みのデータが新たにデータ部に格納され、(マスタブロックID、000)が記述された処理先指定フィールドを含むヘッダ部が、このデータ部に付加されたパケットが作成され、パケット送信部23(m)に送られる。
処理先指定更新部3124(m)において、パケット入力バッファ3121(m)のパケットのヘッダ部の処理先指定フィールドの内容、すなわちブロックIDとビット列とが受け取られ、この場合、=ID端子の出力が1であって、modify端子が1であるので、受け取られたブロックIDが1だけインクリメントされ、受け取られたビット列が1ビットだけ左シフトされ右から0が満たされ、得られたブロックIDとビット列とがパケット出力バッファ3125(m)に出力される(S206)。
パケット出力バッファ3125(m)においては、バッファリングされているパケットのデータ部に含まれる処理先指定フィールドが、入力されたブロックIDとビット列とで変更される。
ビット列比較部3123(m)において、パケット入力バッファ3121(m)のパケットのヘッダ部の処理先指定フィールドから、ビット列が受け取られ、このビット列を構成するすべてのビットが0か否かが判断される(S207)。0でないビットがある場合には、ビット列比較部3123(m)は0を出力する。
結局、ANDゲート3128(m)においては、ブロックID比較部3122(m)の=ID端子からの1と、ビット列比較部3123(m)からの0と、がAND演算され、AND演算結果の0が出力される。
ANDゲート3128(m)の出力が0であるので、パケット出力バッファ3125(m)のパケットが、セレクタ3127(m)により選択され、パケット送信部23(m)に送出される(S208)。
パケット送信部23(2)においては、当該パケットが伝送路3(m+1)に送出される。
他方、すべてのビットが0である場合には(S207)、ビット列比較部3123(m)により1が出力される。
結局、ANDゲート3128(m)においては、ブロックID比較部3122(m)の=ID端子からの1と、ビット列比較部3123(m)からの0と、がAND演算され、AND演算結果の1が出力される。
ANDゲート3128(m)の出力が1であるので、パケット出力バッファ3125(m)のパケットが、セレクタ3127(m)により選択されず、したがってパケット送信部23(m)に送出されない。
他方、ラッチされたブロックIDと、当該スレーブブロックに予め関係付けされているブロックIDとが、一致しない場合には(S203)、0が、=ID端子から出力される。
そして、パケット入力バッファ3121(m)のパケットが、パケット出力バッファ3125(m)に供給されるが、=ID端子の出力が0であるので、パケット入力バッファ3121(m)のパケットが、セレクタ3126(m)により選択されず、パケット処理部24(m)に送出されない。
ブロックID比較部3122(m)の=ID端子から0が出力された場合、すなわち、処理先指定更新部3124(m)のmodify端子の入力が0である場合には、処理先指定更新部3124(m)において、パケット入力バッファ3121(m)のパケットのヘッダ部の処理先指定フィールドの内容、すなわちブロックIDとビット列とが受け取られ、そのままパケット出力バッファ3125(m)に出力される。
処理先指定更新部3124(m)において、パケット入力バッファ3121(m)のパケットのヘッダ部の処理先指定フィールドの内容、すなわちブロックIDとビット列とが受け取られ、この場合、=ID端子の出力が0であり、したがってmodify端子が0であるので、受け取られたブロックIDはインクリメントされず、また、受け取られたビット列は左シフトされず、そのままパケット出力バッファ3125(m)に出力される。
パケット出力バッファ3125(m)においては、バッファリングされているパケットのデータ部に含まれる処理先指定フィールドが、入力されたブロックIDとビット列とで変更される。
ビット列比較部3123(m)において、パケット入力バッファ3121(m)のパケットのヘッダ部の処理先指定フィールドから、ビット列が受け取られ、このビット列を構成するすべてのビットが0か否かが判断される。0でないビットがある場合には、ビット列比較部3123(m)は0を出力する。
結局、ANDゲート3128(m)においては、ブロックID比較部3122(m)の=ID端子からの1と、ビット列比較部3123(m)からの0と、がAND演算され、AND演算結果の0が出力される。
ANDゲート3128(m)の出力が0であるので、パケット出力バッファ3125(m)のパケットが、セレクタ3127(m)により選択され、パケット送信部23(m)に送出され、パケット送信部23(m)により、当該パケットが伝送路3(m+1)に送出される(S204)。
次に、スレーブブロック2(2)とスレーブブロック2(3)でデータ処理を行う場合を例に各スレーブブロックにおけるパケット処理を説明する。
マスタブロック1においては、次のようにして決定したブロックIDと、ビット列とが、ヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドに記述される。
すなわち、スレーブブロック2(2)又はスレーブブロック2(3)のブロックID、すなわちブロックID2及びID3のうち、ブロックID2が最も若いので、ブロックIDとして記述される。
また、3ビット長のビット列の各ビットを、スレーブブロック2(2)の次のスレーブブロックであるスレーブブロック2(3)から3つ目のスレーブブロックである2(5)までのスレーブブロックに対応させ、スレーブブロック2(3)に対応するビットを1、スレーブブロック2(4)及び2(5)に対応するビットを0として得られるビット列100が、ビット列として記述される。
つまり、処理先指定フィールドには、(ID1+1、100)が記述されることになる。
(2−1)スレーブブロック2(1)におけるパケット処理
処理先指定判断部31(1)においては、マスタブロック1からのパケットが入力されるのを待ち、パケットの入力が開始されると、パケットがパケット入力バッファ3121(1)に一時的にバッファリングされる。そして、このバッファリングされたパケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容、すなわち、(ID1+1、100)がラッチされる。
ブロックID比較部3122(1)においては、ラッチされ送られたID1+1と、スレーブブロック2(1)に予め関係付けされたID1とが比較されるが、一致しないので、=ID端子から0が出力される。ブロックID比較部3122(1)の=ID端子から0が出力された場合には、パケット入力バッファ3121(1)のパケットは、セレクタ3126(1)により選択されず、したがってパケット処理部24(1)に送られず、パケット出力バッファ3125(2)に送られる。
処理先指定更新部3124(1)においては、ブロックID比較部3122(1)の=ID端子から0が出力され、modify端子に0が入力された場合には、ラッチされ送られたブロックIDがインクリメントされず、また、ラッチされ送られたビット列は左シフトされずに、そのまま、すなわち(ID1+1、100)がパケット出力バッファ3125(1)に供給される。
パケット出力バッファ3125(1)においては、バッファリングされたパケットのデータ部に含まれる処理先指定フィールドが、入力された(ID1+1、100)で変更される。結果的に、処理先指定フィールドの内容は変わらない。
ビット列比較部3123(1)においては、ラッチされたビット列、すなわち100を構成するすべてのビットが0であるか否かが判断され、すべてのビットが0でないので、0がANDゲート3128(1)に出力される。
結局、ANDゲート3128(1)においては、ブロックID比較部3122(1)の=ID端子からの0と、ビット列比較部3123(1)からの0と、がAND演算され、AND演算結果の0が出力される。
ANDゲート3128(m)の出力が0であるので、パケット出力バッファ3125(1)のパケットが、セレクタ3127(1)により選択され、パケット送信部23(1)に送出され、パケット送信部23(1)により伝送路3(2)に送出される。
(2−2)スレーブブロック2(2)におけるパケット処理
処理先指定判断部31(2)においては、伝送路3(2)からのパケットが入力されるのを待ち、パケットの入力が開始されると、パケットがパケット入力バッファ3121(2)に一時的にバッファリングされる。そして、このバッファリングされたパケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容、すなわち、(ID1+1、100)がラッチされる。
ブロックID比較部3122(2)においては、ラッチされ送られたID1+1と、スレーブブロック2(2)に予め関係付けされたID2とが比較され、一致するので、=ID端子から1が出力される。ブロックID比較部3122(2)の=ID端子から1が出力された場合には、パケット入力バッファ3121(2)のパケットは、パケット出力バッファ3125(2)に送られ、また、セレクタ3126(2)により選択されて、パケット処理部24(2)に送られる。
パケット処理部24(2)においては、セレクタ3126(2)により選択されたパケットのデータ部のデータが処理され、処理済みのデータが新たにデータ部に格納され、(マスタブロックID、000)が記述された処理先指定フィールドを含むヘッダ部が、このデータ部に付加されたパケットが作成され、パケット送信部23(2)に送られる。
処理先指定更新部3124(2)においては、ブロックID比較部3122(2)の=ID端子から1が出力され、modify端子に1が入力された場合には、ラッチされ送られたブロックIDが1だけインクリメントされ、また、ラッチされ送られたビット列が1ビットだけ左シフトされ右から0が充填され、得られた(ID1+2、000)がパケット出力バッファ3125(2)に供給される。
パケット出力バッファ3125(2)においては、バッファリングされたパケットのデータ部に含まれる処理先指定フィールドが、入力された(ID1+2、000)で変更される。
ビット列比較部3123(2)においては、ラッチされたビット列、すなわち100を構成するすべてのビットが0であるか否かが判断され、すべてのビットが0でないので、0がANDゲート3128(2)に出力される。
結局、ANDゲート3128(2)においては、ブロックID比較部3122(2)の=ID端子からの1と、ビット列比較部3123(2)からの0と、がAND演算され、AND演算結果の0が出力される。
ANDゲート3128(m)の出力が0であるので、パケット出力バッファ3125(2)のパケットが、セレクタ3127(2)により選択され、パケット送信部23(2)に送出される。
パケット送信部23(2)においては、パケット処理部24(2)からのパケットと、パケット出力バッファ3125(2)からのパケットとの送出が競合した場合には、伝送路3(3)の使用が調停される。
(2−3)スレーブブロック2(3)におけるパケット処理
処理先指定判断部31(3)においては、伝送路3(3)からのパケットが入力されるのを待ち、パケットの入力が開始されると、パケットがパケット入力バッファ3121(3)に一時的にバッファリングされる。そして、このバッファリングされたパケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容、すなわち、(ID1+2、000)がラッチされる。
ブロックID比較部3122(3)においては、ラッチされ送られたID1+2と、スレーブブロック2(3)に予め関係付けされたID3とが比較され、一致するので、=ID端子から1が出力される。ブロックID比較部3122(3)の=ID端子から1が出力された場合には、パケット入力バッファ3121(3)のパケットは、パケット出力バッファ3125(3)に送られ、また、セレクタ3126(3)により選択されて、パケット処理部24(3)に送られる。
パケット処理部24(3)においては、セレクタ3126(3)により選択されたパケットのデータ部のデータが処理され、処理済みのデータが新たにデータ部に格納され、(マスタブロックID、000)が記述された処理先指定フィールドを含むヘッダ部が、このデータ部に付加されたパケットが作成され、パケット送信部23(3)に送られる。
処理先指定更新部3124(3)においては、ブロックID比較部3122(3)の=ID端子から1が出力され、modify端子に1が入力された場合には、ラッチされ送られたブロックIDが1だけインクリメントされ、また、ラッチされ送られたビット列が1ビットだけ左シフトされ右から0が充填され、得られた(ID1+3、000)がパケット出力バッファ3125(3)に供給される。
パケット出力バッファ3125(3)においては、バッファリングされたパケットのデータ部に含まれる処理先指定フィールドが、入力された(ID1+3、000)で変更される。
ビット列比較部3123(3)においては、ラッチされたビット列、すなわち000を構成するすべてのビットが0であるか否かが判断され、すべてのビットが0であるので、1がANDゲート3128(3)に出力される。
結局、ANDゲート3128(3)においては、ブロックID比較部3122(3)の=ID端子からの1と、ビット列比較部3123(3)からの1と、がAND演算され、AND演算結果の1が出力される。
ANDゲート3128(3)の出力が1であるので、パケット出力バッファ3125(3)のパケットが、セレクタ3127(3)により選択されず、したがって、パケット送信部23(3)に送出されない。
パケット送信部23(3)においては、パケット処理部24(3)により作成されたパケットのみが、伝送路3(4)に送出される。
(2−4)スレーブブロック2(4)〜2(n)におけるパケット処理
この例では、スレーブブロック2(4)において伝送路3(4)から受信されるパケットは、スレーブブロック2(2)及び2(3)で連続してデータ処理され、処理済みデータをデータ部に有する2つのパケットのみである。
これらパケットのヘッダ部に含まれる処理先指定フィールドの内容が、(マスタブロックID、000)であって、スレーブブロックと関係付けされているブロックID、すなわちID4〜IDnと一致しないので、これらパケットは、各スレーブブロック2(4)〜2(n)において、データ処理されずに、順次、次のスレーブブロックに送られ、結局、最後のスレーブブロック2(n)から、伝送路4を介して、マスタブロック1へ送られ、マスタブロック1により獲得されることになる。
このように、データ処理の指定ができるスレーブブロックは、予め定めた数の連続して隣接するスレーブブロックに制限されるものの、処理先指定フィールドの内容、すなわち複数のスレーブブロックの指定を非常に少ないビット数で表すことができ、これにより、ヘッダ部を構成するビット数の増加を最小限に抑えることができる。
以上の通り、マスタブロックからの1回のパケットの送出によって、当該パケットに含まれる同一のデータに対して異なる処理を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るパケットの構成例を示す図である。 図1の処理先指定判断部21(m)の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るパケットの構成例を示す図である。 図3の処理先指定判断部31(m)の動作を示すフローチャートである。 従来の情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 従来の情報処理装置で処理されるパケットの構成例を示す図である。 図7の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 マスタブロック
2 スレーブブロック
3、4 伝送路
11 CPU
12 記憶部
13 データ伝送路
14 IF部
31 処理先指定判断部
22 ブロックID設定ポート
23 パケット送信部
24 パケット処理部
2111 パケット入力バッファ
2112 ブロックID比較更新部
2113 パケット出力バッファ
2114、2115 セレクタ
2116 ORゲート
2117、2118 ANDゲート
3121 パケット入力バッファ
3122 ブロックID比較部
3123 ビット列比較部
3124 処理先指定更新部
3125 パケット出力バッファ
3126、3127 セレクタ
3128 ANDゲート

Claims (7)

  1. 互いに異なるデータ処理を行う複数のデータ処理手段と、パケットを作成するパケット作成手段とを、伝送路を介して環状に接続してなる情報処理装置であって、
    前記パケット作成手段は、データを格納したデータ部と、前記複数のデータ処理手段のうち当該データを処理させる少なくとも2つのデータ処理手段の識別情報を含むヘッダ部と、を有するパケットを作成し、
    前記複数のデータ処理手段の各々は、
    受信されたパケットのヘッダ部の識別情報がデータ処理手段の識別情報と一致する場合に、データ処理手段により処理されたデータを格納したデータ部と、前記パケット作成手段の識別情報を含むヘッダ部とを有するパケットを作成する処理済みデータパケット作成手段と、
    前記受信されたパケットのヘッダ部の識別情報がデータ処理手段の識別情報と一致する場合に、該受信されたパケットのヘッダ部を、該識別情報を変更したヘッダ部と付け替えたパケットを保持し、他方、一致しない場合に、前記受信されたパケットを保持する保持手段と、
    前記処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットを送出するパケット送出制御手段であり、前記受信されたパケットのヘッダ部の識別情報がデータ処理手段以外の後続するデータ処理手段の識別情報と一致する場合に、前記保持手段により保持されているパケットを送出し、他方、一致しない場合に送出しないパケット送出制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1において、前記パケット送出制御手段は、前記処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットと、前記保持手段により保持されたパケットとの送出が競合した場合に、前記伝送路の使用を調停することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1において、前記保持手段は、受信されたパケットのヘッダ部の識別情報がデータ処理手段の識別情報と一致する場合に、該受信されたパケットのヘッダ部を、該識別情報を前記識別情報として無効な情報に変更したヘッダ部と付け替えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1において、前記パケット作成手段は、識別情報を記述するためのフィールドが前記データ情報の識別情報で満たされない場合に、前記識別情報として無効な情報を充填することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項3において、前記複数のデータ処理手段の識別情報以外の識別情報は、前記パケット作成手段に予め割り当てられた識別情報であることを特徴とする情報処理装置。
  6. 互いに異なるデータ処理を行う複数のデータ処理手段と、パケットを作成するパケット作成手段とを、伝送路を介して環状に接続してなり、片方向のパケット伝送が可能な情報処理装置であって、
    前記パケット作成手段は、データを格納したデータ部と、該データ部に付加したヘッダ部であって、連続してデータ処理を行う予め定めた少なくとも2つのデータ処理手段の連続する識別番号のうちの最も若い識別番号と、該識別番号を除く残りの識別番号にビット1を対応させたビット列と、を含むヘッダ部と、を有するパケットを作成し、
    前記複数のデータ処理手段の各々は、
    受信されたパケットのヘッダ部の識別情報がデータ処理手段の識別情報と一致する場合に、データ処理手段により処理されたデータを格納したデータ部と、前記パケット作成手段の識別番号と、すべて0よりなる所定ビット長のビット列とを含むヘッダ部と、を有するパケットを作成する処理済みデータパケット作成手段と、
    前記受信されたパケットのヘッダ部の識別番号が本データ処理手段の識別番号と一致する場合に、該受信されたパケットのヘッダ部を、該識別番号をインクリメントして得られた識別番号と、前記ビット列をビット左シフトして右から0を充填してなるビット列と、を含むヘッダ部と付け替えたパケットを保持し、他方、一致しない場合に、前記受信されたパケットを保持する保持手段と、
    前記処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットを送出するパケット送出制御手段であり、前記受信されたパケットのヘッダ部のビット列に、後続するデータ処理手段に対応するビットが存在する場合に、前記保持手段により保持されているパケットを送出し、他方、存在しない場合に、前記保持手段により保持されているパケットを送出しないパケット送出制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6において、前記パケット送出制御手段は、前記処理済みデータパケット作成手段により作成されたパケットと、前記保持手段により保持されたパケットとの送出が競合した場合に、前記伝送路の使用を調停することを特徴とする情報処理装置。
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