JP2006294055A - カード脱着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カードの取り扱いに対する操作性を改善する。
【解決手段】開口部と連なる略直方体状の空間領域が内部に形成されたカード収容装置において、上記空間領域に収容されるカードの収容方向先端と対向する位置に設けられた壁面と、この壁面に設けられ、上記カードが上記空間領域に収容される収容方向と反対の方向に張り出して形成されたリブ24とを備え、このリブ24は上記壁面の中心から当該壁面の一端側に偏在して設けられていることを特徴とするカード収容装置であって、カードCの挿入方向が誤りであることを挿入者に理解させ、正しい挿入方向となるようにカードCの挿入作業を促すことができる。
【選択図】図7

Description

この発明は、携帯電話機等に用いられる接触装置、特に加入者識別モジュール(SIM)カードを着脱自在に保持するカード脱着装置に関するものである。
第1図は従来のカード脱着装置の外観を示す斜視図である。図において1はSIMカード(以下、単にカードという)Cの挿入方向に延在する一対のガイド部材2からなるカード装着装置のボディであり、3は一対のガイド部材2を跨いで形成されたカード収容部であり、4は一対のガイド部材2の一端部間により形成されたカード挿抜口であり、このカード挿抜口4は上記カード収容部3と面一に形成されている。カード収容部3の下部には一対のガイド部材2間にカードCとコンタクトをとるための複数の端子5が設けられている。6は端子5と例えば携帯電話機等の外部装置(図示せず)とを接続するための外部端子である。ボディ1のカード収容部3上には断面逆L字状の蓋7がボディ1の長さ方向(矢印A1方向、A2方向)に往復摺動自在に配設されている。8は蓋7をボディ1の長さ方向に移動させるための操作レバーである。
次に動作について説明する。まず、カードCを装着する場合には、操作レバー8を矢印A2方向に操作することで蓋7をカード挿抜口4側に近づけておき、カードCを矢印A1方向に沿ってカード挿抜口4からカード収容部3に向けて挿入する。このとき、カードCは蓋7の下側に設けられた係合手段(図示せず)により係合され、蓋7により保持される。
次に、操作レバー8を矢印A1方向に操作し、カードCをカード収容部3の所定位置に保持する。この保持位置において、カードCは端子5を介して外部装置と電気的に接続される。
逆に、カードCを抜去する場合には、操作レバー8を矢印A2方向に操作し、蓋7をカード挿抜口4側に戻すことで、カードCと外部装置との電気的接続を解き、カードCの一部をカード挿抜口4から露出させ、指でカードCの一部を引き出すようにする。
ところで、一般に上述のカード脱着装置ではカードCに端子5を介して通電を行っているが、この通電中にカードCが脱着される、いわゆる「活線挿抜」が行われると、携帯電話機等の回路やカードCが破損するおそれがある。このため、ボディ1には、第1図に示すように、カードCが装着されているときのみ通電を行うために、カード収容部3の所定位置にカードCが収容されているか否かを判別する検知手段9が設けられている。
しかしながら、このような構成の従来のカード脱着装置では、カードCの脱着方向(矢印A1方向及びA2方向)にカードCを保持する構造を有していないため、例えば外部装置としての携帯電話機等と共に落下した場合にはカードCがカード収容部3の所定位置から瞬間的に矢印A2方向に移動した後、即座に当該所定位置に戻ることがある。この場合、カードCが当該所定位置に戻っているにもかかわらず、上記検知手段9によりカードCが所定位置に存在しないと誤認識してしまうおそれがあった。このような誤認識が生じると、カードCへの給電が停止されるため、例えば携帯電話機等の外部装置の使用が一時的にできなくなるという不都合があった。
この不都合を解消する携帯電話機として、バッテリーパックの取付け位置にカード脱着装置を設けた構成が特許文献1に開示されている。
特開平10−336292号公報
しかしながら、当該公報に記載の構成では、カードの脱着を行う度に、バッテリーを取り外す必要があり、使い勝手が悪いという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、バッテリーを取り外すことなく、落下衝撃等の外力を受けてもカードを確実に保持しカードの収容の有無に関する誤認識を回避できるカード脱着装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するためこの発明は、開口部と連なる略直方体状の空間領域が内部に形成されたカード収容装置であって、上記空間領域に収容されるカードの収容方向先端と対向する位置に設けられた壁面と、この壁面に設けられ、上記カードが上記空間領域に収容される収容方向と反対の方向に張り出して形成された張出部とを備え、この張出部は、上記壁面の中心から当該壁面の一端側に偏在して設けられていることを特徴としている。
このことによって、カードの挿入方向が誤りであることを挿入者に理解させることができ、正しい挿入方向となるようにカードの挿入作業を促すことができる。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従ってこれを説明する。
実施の形態1.
第2図はこの発明の実施の形態1に係るカード脱着装置の外観を示す斜視図であり、第3図(a)から第3図(c)は第2図に示したカード脱着装置のカード装着前の状態を示す図であって第3図(a)は第2図に示したカード脱着装置の底面図であり、第3図(b)は第3図(a)のb−b線断面図であり、第3図(c)は第3図(a)の側面図であり、第4図(a)から第4図(c)は第2図に示したカード脱着装置のカード装着状態を示す図であって第4図(a)は第2図に示したカード脱着装置の底面図であり、第4図(b)は第4図(a)のb−b線断面図であり、第4図(c)は第4図(a)の側面図である。この実施の形態1の構成要素のうち第1図に示した従来のカード脱着装置の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
図において10は例えばABS樹脂等の絶縁性を有する材料で形成された板状のボディであり、11はボディ10との間にカードCを受容する空間Sを形成すると共にカード収容部12を有する蓋であり、13は蓋11の端部に形成されかつ空間Sに連通するカード挿抜口であり、14はカード挿抜口13の一部を構成しかつカード収容部12に収容されたカードCの抜けを防止するストッパー部であり、15はカード収容部12に面したボディ10の下面に形成されかつカード収容部12に収容されたカードCとコンタクトをとると共にカードCをカード収容部12側に押圧する端子であり、この端子15は外部端子6に接続されている。16はボディ10の端縁下垂部の内側に取り付けられかつカードCの収容時にはカードCをストッパー部14に向けて押圧すると共にカードCの抜去時にはカードCをカード挿抜口13を介して外部に蹴り出す蹴り出し用ばね(第1の付勢手段)であり、17はカードCの抜去時にカードCの飛び出し部分を指で操作するためにカード挿抜口13の一部を構成する蓋11に形成された凹部である。また、ボディ10の端部にはカード収容部12にカードCが収容されているか否かを判別する検知手段9が設けられており、カード収容部12内には検知手段9のプローブ9aが設けられている。なお、矩形状のカードCの一隅は切除されて特徴的形状である傾斜部Caとなっている。
次に動作について説明する。まず、カードCを挿入する場合には、カードCをカード挿抜口13から空間S内に挿入する。空間S内では、カードCはボディ10側の端子15により蓋11側に向けて押圧されるため、挿入操作を続けることによりカード収容部12内に導かれるようにして収容される。このとき、カード収容部12内では、カードCは端子15により引き続き蓋11側に押圧されると共に蹴り出し用ばね16によりカード挿抜口13寄りのストッパー部14に押圧され、このストッパー部14によりカードCが係止されることにより、カード収容部12内に確実に保持される。
次に、カードCを抜去する場合には、蓋11の凹部17に指を差し込み、カード収容部12内に収容されているカードCの露出端部をボディ10側に軽く押し出す。これにより、カードCの露出端部はストッパー部14による係止が解除され、カードCは蹴り出し用ばね16によりカード挿抜口13から外部に飛び出すことで抜去される。
以上のように、この実施の形態1によれば、カード収容部12内にストッパー部14及び蹴り出し用ばね16を設けたことにより、カードCをカード収容部12内に確実に保持することができるので、落下衝撃等の外力を受けても、カードCの飛び出しによる活線挿抜を確実に防止することができる。
この実施の形態1では、カードCの保持に蹴り出し用ばね16を利用したことにより、保持用の付勢手段を改めて設ける必要がなく、部品点数を削減することができる効果がある。また、この実施の形態1では、カードCのカード収容部12側への押圧にカードコンタクト用の端子15を利用したことにより、押圧用の付勢手段を改めて設ける必要がなく、部品点数を削減することができる効果がある。
この実施の形態1では、カード収容部12を蓋11側に設けたが、ボディ10側に設けてもよい。この場合、端子15はカードCをカード収容部12側へ押圧する手段としても機能しているため、蓋11側の対向面に設ける必要がある。
実施の形態2.
第5図はこの発明の実施の形態2に係るカード脱着装置の構成を示す断面図である。この実施の形態2の構成要素のうち実施の形態1の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態2の特徴は、カード挿抜口13を塞ぐキャップ18を設けた点にある。カードCは、蓋11の凹部17に異物が入り込んだときにカード挿抜口13に押し出され、蹴り出し用ばね16により不用意に飛び出す可能性がある。このため、キャップ18でカード挿抜口13を塞ぐことによりカードCの飛び出しを防止している。
以上のように、この実施の形態2によれば、カード挿抜口13を塞ぐキャップ18を設けたことにより、カードCをカード収容部12内に確実に保持することができるので、落下衝撃等の外力を受けても、カードCの飛び出しによる活線挿抜を確実に防止することができる。
実施の形態3.
第6図はこの発明の実施の形態3に係るカード脱着装置を搭載した携帯電話機の外観を示す斜視図である。この実施の形態3の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態3の特徴はカードCに対するストッパー部14による係止を解除する操作ボタン19を携帯電話機20の裏面20a側に設けた点にある。携帯電話機20の裏面20aには矩形状の穴21が形成されており、その穴21内には操作ボタン19が出没自在に配設されている。この操作ボタン19は押すことによりカードCをボディ10側に押し出すものである。なお、22は携帯電話機20の端部に伸縮自在に取り付けられたアンテナであり、23は携帯電話機20の裏面側に着脱自在に取り付けられるバッテリーパック(図示せず)を取外すためのスイッチである。
次に動作について説明する。操作ボタン19を押すと、カードCの一部はボディ10側に押し出され、ストッパー部14による係止が解除され、カードCは蹴り出し用ばね16によりカード挿抜口13から外部に飛び出すことで抜去される。
以上のように、この実施の形態3によれば、操作ボタン19を設けたことにより、カードCに直接触れることなく、カードCの脱着を行うことができるので、カードCの取り扱いに対する操作性を改善することができる。
実施の形態4.
第7図はこの発明の実施の形態4に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード収容部の構成を示す平面図である。この実施の形態4の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態4の特徴は蓋11側に形成されたカード収容部12の一部を構成するボディ10の内壁に、カードCの特徴的形状である傾斜部Caに当接するリブ24を設けた点にある。即ち、カードCの他の三隅がカード収容部12内でリブ24に当接した場合には、カードCをそれ以上挿入することができないため、カードCの挿入方向が誤りであることを挿入者に理解させることができ、正しい挿入方向となるようにカードCの挿入作業を促すことができる。
この実施の形態4によれば、カード収容部12内にリブ24を設けたことにより、カードCの挿入方向を抑制し、誤挿入を防止することができる。
実施の形態5.
第8図はこの発明の実施の形態5に係るカード脱着装置の外観を示す斜視図であり、第9図は第8図に示したカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図であり、第10図は第8図に示したカード脱着装置のボディ内に形成されたカード挿入時あるいは抜去時のカード収容部の構成を示す平面図である。この実施の形態5の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態5の特徴は、カード収容部12とカード挿抜口13とをカードCの厚さ方向にずらした実施の形態1等と異なり、カード収容部12とカード挿抜口13とをカードCの幅方向にずらした点にある。即ち、ボディ10側にはカード挿抜口13とはカードCの幅方向に若干ずれた位置にカード収容部12を設け、カード挿抜口13の一部を構成する部分をストッパー部14としている。カード収容部12内にはカードCと係合した状態でカードCの挿抜方向(矢印A1方向及びA2方向)及びこの挿入方向と直交する方向(矢印B1方向及びB2方向)に移動可能な係合手段としてのフレーム25が設けられている。フレーム25はカードCの短辺とこの短辺に隣接する長辺とを同時に保持する略L字状の部材であり、カード収容部12の内壁に設けられたばね(第2の付勢手段)26により常に矢印B1方向に付勢されている。また、フレーム25のうちカード挿抜口13に近い部分はカードCの傾斜部Caに対応する形状を有すると共にカード挿抜口13から挿入されたカードCをカード収容部12へ導くガイド部27となっている。ガイド部27はカードCの挿入時にボディ10側に形成されたカード挿抜口13に隣接するフレーム退避口28内に退避してカード挿抜口13の開口を大きく確保するように構成されている。さらに、フレーム25にはこのフレーム25の移動を操作する操作レバー29が取り付けられている。この操作レバー29の下部はばね26に当接しており、その上部は蓋11に形成された略L字状の操作穴30から外部に突出している。この操作穴30は矢印A1方向及びA2方向に延在する第1の操作溝30aと、矢印B1方向及びB2方向に延在する第2の操作溝30bとから構成されている。
次に動作について説明する。まず、カードCを挿入する場合には、操作レバー29を操作穴30の第2の操作溝30bから第1の操作溝30aへ移動させ、矢印A2方向に移動させた状態で、カードCの挿入を受ける。このとき、カードCを矢印A1方向にカード挿抜口13から挿入させると、カードCはフレーム25に係合する。次に、操作レバー29を第1の操作溝30aから第2の操作溝30bへ操作すると、フレーム25はばね26により矢印B1方向に付勢され、カードCの長辺部が検知手段9に当接しかつ一隅部がストッパー部14に当接するまで押圧されてカード収容部12内に収容される。カードCの一部はストッパー部14に当接しているので、落下衝撃等の外力が働いてもカード挿抜口13から飛び出すことはない。
次に、カードCを抜去する場合には、操作レバー29をばね26の付勢力に抗して矢印B2方向に操作すると、カードCの一隅のストッパー部14との当接が解除される。その後、矢印A2方向に操作してフレーム25に係合されたカードCをカード挿抜口13の近傍に導く。この状態で、カードCを指で引き出すことが可能になっている。
以上のように、この実施の形態5によれば、カードCをフレーム25に搭載してストッパー部14で係止できる位置に運べるように構成したことにより、カードCをカード収容部12内に確実に保持することができるので、落下衝撃等の外力を受けても、カードCの飛び出しによる活線挿抜を確実に防止することができる。
この実施の形態5では、操作レバー29を設けたことにより、カードCに直接触れることなく、カードCの脱着を行うことができるので、カードCの取り扱いに対する操作性を改善することができる。
この実施の形態5では、ばね26を設けたことにより、フレーム25をカード挿入方向と直交する矢印B1方向に付勢し、フレーム25に係合されたカードCの一隅部をストッパー部14に当接させた状態でカード収容部12内に確実に保持することができる。
なお、この実施の形態5では、カード収容部12をボディ10側に設けたが、蓋11側に設けてもよいことは言うまでもない。
実施の形態6.
第11図はこの発明の実施の形態6に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。この実施の形態6の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態6の特徴は実施の形態5におけるフレーム25の屈曲部分にカードCの特徴的形状である傾斜部Caに当接する屈曲部31を設けた点にある。即ち、カードCの他の三隅がカード収容部12内でフレーム25の屈曲部31に当接した場合には、カードCをそれ以上挿入することができないため、カードCの挿入方向が誤りであることを挿入者に理解させることができ、正しい挿入方向となるようにカードCの挿入作業を促すことができる。
この実施の形態6によれば、カード収容部12内に配設したフレーム25に屈曲部31を設けたことにより、カードCの挿入方向を抑制し、誤挿入を防止することができる。
実施の形態7.
第12図はこの発明の実施の形態7に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。この実施の形態7の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態7の特徴はストッパー部14にカードCの特徴的形状である傾斜部Caに当接する突起部32を設けた点にある。即ち、カードCの他の三隅がカード収容部12内で突起部32に当接した場合には、カードCをそれ以上挿入することができず、カードCをカード収容部12の所定位置、特に検知手段9に当接させる位置まで運べないため、カードCの挿入方向が誤りであることを挿入者に理解させることができ、正しい挿入方向となるようにカードCの挿入作業を促すことができる。
この実施の形態7によれば、カード収容部12内のストッパー部14に突起部32を設けたことにより、カードCの挿入方向を抑制し、誤挿入を防止することができる。
実施の形態8.
第13図はこの発明の実施の形態8に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。この実施の形態8の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態8の特徴はカードCと係合するフレーム25を常に矢印A2方向に付勢する第3の付勢手段としてのばね33をカード収容部12内に設けた点にある。即ち、カードCを抜去する場合に、操作レバー29をばね26の付勢力に抗して矢印B2方向に操作すると、カードCの一隅のストッパー部14との当接が解除されるが、ばね33によりフレーム25が矢印A2方向に付勢され、操作レバー29を操作するまでもなく、カードCをカード挿抜口13から抜去することができる。
以上のように、この実施の形態8によれば、ばね33を設けたことによりフレーム25を介してカード挿抜口13からカードCを容易に蹴り出すことができるので、カードCの取り扱いに対する操作性を改善することができる。
実施の形態9.
第14図はこの発明の実施の形態9に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。この実施の形態9の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態9の特徴はカード収容部12の内壁に設けられたばね26の機能と検知手段9の検知機能とを備えたばね34をカード収容部12の内壁に設けた点にある。このばね34はばね26と協働してフレーム25及びカードCを矢印B1方向に付勢すると共に、カードCがカード収容部12に収容されたか否かを判別する。
以上のように、この実施の形態9によれば、ばね34を設けたことにより、専用の検知手段9を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる効果がある。
実施の形態10.
第15図(a)から第15図(c)はこの発明の実施の形態10に係るカード脱着装置のカード装着状態を示す図であって第15図(a)はカード脱着装置の底面図であり、第15図(b)は第15図(a)のb−b線断面図であり、第15図(c)は第15図(a)の側面図であり、第16図は第15図(a)から第15図(c)に示したカード脱着装置内に挿抜可能なホルダーを示す斜視図である。この実施の形態10の構成要素のうち実施の形態1等の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態10の特徴はボディ10と蓋11との間に形成された空間Sに挿抜可能でありかつカードCを収容するカード収容部12を有するホルダー35と、このホルダー35を空間S内に保持するロック手段としてのばね36と、このばね36によるロックを解除するロック解除手段としての操作ボタン37及びストッパー38とを備えた点にある。ホルダー35は把持部35aと上記空間S内に収容される板部35bとから概略構成されており、この板部35b上にはカード収容部12が形成されている。この実施の形態10におけるカード収容部12には第16図に示すようにカードCの傾斜部Caに対応するリブ12aが形成されている。また、蓋11の上側中央には断面矩形状の大孔11aが形成され、蓋11の下側中央には大孔11aと連通しかつ大孔11aよりも小さい断面矩形状の小孔11bが形成されている。これら大孔11a及び小孔11bには上記操作ボタン37が配設されている。ストッパー38は上記空間Sを縫うようにして操作ボタン37からホルダー挿抜口39まで延びる板ばね部材であり、ホルダー挿抜口39から屈曲して突出する上部38aと、操作ボタン37に当接する下部38bと、この下部38bと上部38aとの間に形成されかつボディ10の下面に当接する突起部38cとから概略構成されている。上部38aが屈曲しているのはホルダー挿抜口39へのホルダー35の挿入あるいはホルダー挿抜口39からのホルダー35の抜去を容易にするためである。
次に動作について説明する。まず、ホルダー35を挿入する場合には、ホルダー35のカード収容部12内にカードCを収容した後、ホルダー35の把持部35aを把持してストッパー38と蓋11との間に形成されたホルダー挿抜口39にホルダー35を挿入する。このとき、ホルダー35はばね36により蓋11側に向けて押圧され、これによりホルダー35は空間S内にロックされる。
次に、ホルダー35を抜去する場合には、操作ボタン37を矢印D方向に押し上げると、ストッパー38の下部38bは上昇する。このとき、ストッパー38の突起部38cを支点とし、ストッパー38がばね36を押し上げるため、ホルダー35に対するばね36の押圧は解除されると同時に、ホルダー35が蹴り出し用ばね16によりホルダー挿抜口39に向けて蹴り出される。このとき、ストッパー38の上部38aは操作ボタン37の押し上げ時に下降しているため、この上部38aによりホルダー35の蹴り出し速度が急激に減速されるため、ホルダー35のホルダー挿抜口39からの飛び出しを回避できる。
以上のように、この実施の形態10によれば、カード収容部12をホルダー35に設けたことによりカードCに直接触れることなく、カードCの脱着を行うことができるので、カードCの取り扱いに対する操作性を改善することができる。
この実施の形態10では、ホルダー35に設けたカード収容部12内にカードCの特徴的形状である傾斜部12aを設けたことにより、カードCの挿入方向を抑制し、誤挿入を防止することができる。
第1図は従来のカード脱着装置の外観を示す斜視図である。 第2図はこの発明の実施の形態1に係るカード脱着装置の外観を示す斜視図である。 第3図(a)から第3図(c)は第2図に示したカード脱着装置のカード装着前の状態を示す図であって第3図(a)は第2図に示したカード脱着装置の底面図であり、第3図(b)は第3図(a)のb−b線断面図であり、第3図(c)は第3図(a)の側面図である。 第4図(a)から第4図(c)は第2図に示したカード脱着装置のカード装着状態を示す図であって第4図(a)は第2図に示したカード脱着装置の底面図であり、第4図(b)は第4図(a)のb−b線断面図であり、第4図(c)は第4図(a)の側面図である。 第5図はこの発明の実施の形態2に係るカード脱着装置の構成を示す断面図である。 第6図はこの発明の実施の形態3に係るカード脱着装置を搭載した携帯電話機の外観を示す斜視図である。 第7図はこの発明の実施の形態4に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード収容部の構成を示す平面図である。 第8図はこの発明の実施の形態5に係るカード脱着装置の外観を示す斜視図である。 第9図は第8図に示したカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。 第10図は第8図に示したカード脱着装置のボディ内に形成されたカード挿入時あるいは抜去時のカード収容部の構成を示す平面図である。 第11図はこの発明の実施の形態6に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。 第12図はこの発明の実施の形態7に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。 第13図はこの発明の実施の形態8に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。 第14図はこの発明の実施の形態9に係るカード脱着装置のボディ内に形成されたカード装着時のカード収容部の構成を示す平面図である。 第15図(a)から第15図(c)はこの発明の実施の形態10に係るカード脱着装置のカード装着状態を示す図であって第15図(a)はカード脱着装置の底面図であり、第15図(b)は第15図(a)のb−b線断面図であり、第15図(c)は第15図(a)の側面図である。 第16図は第15図(a)から第15図(c)に示したカード脱着装置内に挿抜可能なホルダーを示す斜視図である。
符号の説明
1 ボディ、2 ガイド部材、3 カード収容部、4 カード挿抜口、5 複数の端子、6 外部端子、7 蓋、8 操作レバー、9 検知手段、9a プローブ、10 ボディ、11 蓋、11a 大孔、11b 小孔、12 カード収容部、12a リブ、13 カード挿抜口、14 ストッパー部、15 端子、16 蹴り出し用ばね、17 凹部、18 キャップ、19 操作ボタン、20 携帯電話機、20a 裏面、21 穴、22 アンテナ、23 スイッチ、24 リブ、25 フレーム、26 ばね、27 ガイド部、28 フレーム退避口、29 操作レバー、30 操作穴、30a 操作溝、30b 操作溝、31 屈曲部、32 突起部、33 ばね、34 ばね、35 ホルダー、35a 把持部、35b 板部、36 ばね、37 操作ボタン、38 ストッパー、38a 上部、38b 下部、38c 突起部、39 ホルダー挿抜口、C カード、D 矢印、S 空間、Ca 傾斜部。

Claims (1)

  1. 開口部と連なる略直方体状の空間領域が内部に形成されたカード収容装置であって、
    上記空間領域に収容されるカードの収容方向先端と対向する位置に設けられた壁面と、
    この壁面に設けられ、上記カードが上記空間領域に収容される収容方向と反対の方向に張り出して形成された張出部とを備え、
    この張出部は、
    上記壁面の中心から当該壁面の一端側に偏在して設けられていることを特徴とするカード脱着装置。
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