JP2006293174A - 光ファイバ融着接続機 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバ融着接続機の小型化を図る。
【解決手段】光ファイバ融着接続機1は、両側の光ファイバ5A,5Bを突合わせて融着接続する融着接続部9を備えた装置本体13と、融着接続部9を保護するように装置本体13に回動開閉自在に設けた風防カバー19と、この風防カバー19の内側に配置し且つ風防カバー19を閉じたときに光ファイバ5A,5Bの長手方向で融着接続部9の両側で両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプ25A,25Bと、風防カバー19の内側に配置し且つ左右の光ファイバクランプ25A,25Bの間で前後方向に配置して光ファイバの接続端面に観察光ORを発すると共に集光レンズ作用を有する2つの観察用光源21A,21Bと、各観察用光源21A,21Bの発光方向前方側に観察光ORを光拡散すべく配置した光拡散板23A,23Bと、で構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、光ファイバ融着接続機に関し、特に光ファイバ単心線や、複数の裸光ファイバを有するテープ心線などの光ファイバにおける前記裸光ファイバの先端を互いに突き合わせ、例えば高電圧放電を利用して融着接続する際に、前記裸光ファイバを2方向から観察しながら融着接続するもので、装置の小型化と共に構成部品点数の減少を図ることができる光ファイバ融着接続機に関する。
図8及び図9を参照するに、従来の一般的な2方向観察形の光ファイバ融着接続機101としては、光ファイバ単心線、複数の裸光ファイバを有するテープ心線、その他の形態の両側の光ファイバ103A,103Bにおける各裸光ファイバ105A,105Bの先端が、図9において左右の両側から互いに突合わせて位置決めされる突合わせ用溝部としてのV溝107を有する融着接続部109と、この融着接続部109の両側で前記一対の光ファイバ103A,103Bをそれぞれ位置決めして把持する光ファイバ把持部111(光ファイバホルダ)が装置本体113の上面に設けられている。
上記の融着接続部109は、ほぼ四角形状のブロックで、このブロックの図9において左右方向のほぼ中央には幅方向(図9において上下方向)に向けて横溝115が設けられている。この横溝115の両側のブロック上面には左右方向(図9において左右方向)に向けて上記の光ファイバ103A,103Bの裸光ファイバ105A,105Bを位置決めすべく収めるためのV溝107が設けられている。この場合は光ファイバ3が光ファイバ単心線であるので1つのV溝107が設けられている。両側のブロック上面の互いに対応するV溝107は、その中心が一直線上に配置されている。なお、光ファイバ3がテープ心線であるときは複数のV溝107が設けられている。
また、横溝115の図9において上下方向の両側には融着接続部109で互いに突き合わされた裸光ファイバ105A,105Bを融着して接続するための光ファイバ溶融手段としての放電電極117が設けられている。
また、光ファイバ融着接続機101には、融着接続する際にアーク放電が風の影響を受けないようにするための上部カバー119(以下、「風防カバー」という)が装置本体113にヒンジ部119Aでもって回動開閉可能に設けられている。
さらに、光ファイバ融着接続機101には、裸光ファイバ105A,105Bの接続端面を照らすための2つの光源121A,121B(以下、「観察用光源」という)が装置本体113に設けられており、この観察用光源121A,121Bから照射される観察光ORが裸光ファイバ105A,105Bの接続端面に当てられて透過し、この透過光ORが装置本体113に設けたCCDカメラなどの撮像手段123A,123Bの撮像面125A,125Bで受光されて撮像されるように構成されている。
図8及び図9においては、観察用光源121A,121Bからの観察光ORを裸光ファイバ105A,105Bの接続端面に当てるための反射ミラー127A,127B(以下、「風防ミラー」という)が風防カバー119の内側に設けられている。
なお、上記の観察用光源121A,121Bからの観察光ORを裸光ファイバ105A,105Bへ当てる方法としては、図10に示されているように風防カバー119の内側にプリズム129が配置される場合もある。
上記の撮像手段123A,123Bは、図示しない画像処理装置及び制御装置に接続されており、撮像手段123A,123Bで撮像された画像信号は画像処理装置で演算処理されて裸光ファイバ105A,105Bの突き合わせ状態や接続損失の推定などが行われる。
また、上記の融着接続部109の近くには、暗所でも裸光ファイバ105A,105BをV溝107へ設置し易いように、V溝107の周囲を照らすための照明131(以下、「手元照明」という)が設けられている。
また、上記の風防カバー119の内側には、融着動作中に裸光ファイバ105A,105BがV溝107から外れないように把持するための光ファイバクランプ133A,133Bが裸光ファイバ105A,105Bの接続端面の位置から図9において左右の両側の上部に位置して設けられている。なお、前記光ファイバクランプ133A,133Bは装置本体113側に配置される場合もあるが、装置本体113側に配置した場合は風防カバー119とは別途、前記光ファイバクランプ133A,133Bで把持するための作業時間がかかるので、作業効率を図るために、図8及び図9に示されているように風防カバー119の内側に、しかも前記風防カバー119を閉じた際にちょうど裸光ファイバ105A,105Bを把持できる位置に取り付けられているのが一般的である。
なお、上記の従来の技術に関する特許文献として、例えば特許文献1及び特許文献2に記載されているものが知られている。
特許文献1では、前述した図8の場合とほぼ同様に装置本体に設けた光源から発した観察光が裸光ファイバの接続端面の上方に位置する反射ミラーにより偏向されてから裸光ファイバの接続端面を透過し、この透過光が装置本体に設けた撮像手段で受光されるように構成されている。また、他の実施例として、裸光ファイバの接続端面の上方位置に設けた観察光を発する光源と、この光源から発した観察光を透過して平行光とするレンズと、このレンズを透過した平行光が裸光ファイバを透過した画像を撮像する撮像手段と、を設けた構成が記載されている。さらに、他の実施例として、上記のレンズを省略して光源からの観察光を裸光ファイバの接続端面に直接照射することも記載されている。
特許文献2では、装置本体に設けた光源から発した観察光が、絞りによりほぼ一定の光強度にされてから拡散板により拡散され、裸光ファイバの接続端面の上方に位置する2つの半ケーシングの内側に設けた反射ミラーにより偏向されてから前記裸光ファイバの接続端面を透過し、この透過光が装置本体に設けた撮像手段で受光されるように構成されている。
特開2001−66455号公報 特開平10−334716号公報
ところで、光ファイバ融着接続機101においては、図11に示されているように観察用光源121A,121Bからの観察光ORの強度が均一である場合、裸光ファイバ105A,105Bの接続端面を透過した透過光ORが撮像手段123A,123Bの撮像面125A,125Bで受光される状態は、裸光ファイバ105A,105Bの中心を通過する中心線に均等なヒストグラムの曲線となるので、撮像手段123A,123Bで光ファイバ画像を正しく取得することができる。
一方、図12に示されているように観察用光源121A,121Bからの観察光ORの強度が不均一である場合、裸光ファイバ105A,105Bの接続端面を透過した透過光ORは、裸光ファイバ105A,105Bの中心を通過する中心線から外れた位置を中心にした偏りのある不均等なヒストグラムの曲線となるので、撮像手段123A,123Bで光ファイバ画像を正しく取得できない。
また、図13に示されているように観察用光源121A,121Bからの観察光ORの強度が部分的に不均一である場合、裸光ファイバ105A,105Bの接続端面を透過した透過光ORは、裸光ファイバ105A,105Bの中心を通過する中心線から外れた位置を中心にし、且つ例えば2山あるいはそれ以上の山を有する不均等なヒストグラムの曲線となるので、撮像手段123A,123Bで光ファイバ画像を正しく取得できない。
上記のことから、従来の光ファイバ融着接続機101においては、以下のような問題点がある。
(1)観察用光源121A,121Bからの観察光ORを裸光ファイバ105A,105Bの接続端面に均一に当てるためには、風防ミラー127A,127Bやプリズム129の微調整が必要であり、このための調整作業時間がかかる。
(2)観察用光源121A,121Bからの観察光ORが撮像手段123A,123Bの撮像面125A,125Bに入るまでの光路長が長いために、光ファイバ融着接続機101の小型化が難しい。
(3)V溝107およびその周囲を照らすために手元照明131が必要であり、このための構成部品点数が多くなるのでコストアップとなる。
(4)V溝107およびその周囲を照らすためには、手元照明131がある程度の高さを必要とするので、これに伴って風防カバー119も大きくする必要がある。これは光ファイバ融着接続機101の小型化を制限する一つの要因となる。
また、特許文献1においては、他の実施例として裸光ファイバの接続端面の上方に位置する光源から発した観察光がレンズにより平行光にされてから裸光ファイバの接続端面に照射される。しかし、上記の光源は前述した図8で説明したような風防カバー119の内側に取り付けられることは全く記載されておらず、一般的な概念として述べられているに過ぎない。
しかも、この場合、もし前記レンズが設けられていなければ、前記光源から発した観察光は平行光にならないために、部分的に強い光と弱い光となるので、前記光源の位置がずれると、裸光ファイバへ入射する観察光が裸光ファイバの中心を通過する中心線から外れた位置を中心にした偏りのある不均等なヒストグラムの曲線となる。さらに、前記レンズが設けられていないために、観察光の強度が弱くなるので、この場合は、撮像手段では光ファイバ画像に強度差が少なくなるので、正確な光ファイバの位置が測定できないという問題点がある。
上記の問題を解消するために前記光源と裸光ファイバの接続端面までの距離を長くしてある程度平行光に近づけるとしても、十分に解消するにはかなりの距離を要することになるので、光ファイバ融着接続機の小型化を制限する要因となるという問題点がある。
一方、上記のレンズを設ける場合は、このレンズが前記光源から発した観察光を平行光とするためのものであるので前記光源とレンズとの間にある程度の距離を設ける必要がある。したがって、前記光源は裸光ファイバから離れた位置に設けることになるので光ファイバ融着接続機の小型化を制限する要因となるという問題点がある。
また、特許文献2では、装置本体に設けた光源から発した観察光が、絞りによってほぼ一定の光強度にされてから拡散板により拡散されるものであるが、この拡散された観察光は裸光ファイバの接続端面の上方に位置する2つの半ケーシングの内側に設けた反射ミラーにより偏向されてから前記裸光ファイバの接続端面を照射するものであり、上記の光源が裸光ファイバの接続端面の上方に配置されることは全く記載されていない。しかも、この場合、光源から発した観察光は絞りにより光強度が強化されるものであるので、その後に拡散板により均等な観察光として発するには、光源と絞りと拡散板との間にある程度の距離を要するものである。このことは、たとえ上記の光源と絞りと拡散板が2つの半ケーシングの内側に設けられるとしても裸光ファイバから離れた位置に設けることになるので光ファイバ融着接続機の小型化を制限する要因となるという問題点がある。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明の光ファイバ融着接続機は、両側の光ファイバを突合わせて融着接続する融着接続部を備えた装置本体と、
前記融着接続部を保護するように前記装置本体に回動開閉自在に設けた風防カバーと、
この風防カバーの内側に配置した光ファイバクランプであって、前記風防カバーを閉じたときに前記光ファイバの長手方向で前記融着接続部の両側で前記両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプと、
前記風防カバーの内側に配置した観察用光源であって、前記左右の光ファイバクランプの間で前後方向に配置して前記光ファイバの接続端面に観察光を発すると共に集光レンズ作用を有する2つの観察用光源と、
前記各観察用光源の発光方向前方側に前記観察光を光拡散すべく配置した光拡散板と、
で構成されていることを特徴とするものである。
この発明の光ファイバ融着接続機は、両側の光ファイバを突合わせて融着接続する融着接続部を備えた装置本体と、
前記融着接続部を保護するように前記装置本体に回動開閉自在に設けた風防カバーと、
この風防カバーの内側に配置した光ファイバクランプであって、前記風防カバーを閉じたときに前記光ファイバの長手方向で前記融着接続部の両側で前記両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプと、
前記風防カバーの内側に配置した観察用光源であって、前記左右の光ファイバクランプの間で前後方向に配置して前記光ファイバの接続端面に観察光を発すると共に集光レンズ作用なしの2つの観察用光源と、
前記各観察用光源の観察光を光拡散すべく前記各観察用光源の発光方向前方側に配置すると共に集光レンズ作用を備えた光拡散板と、
で構成されていることを特徴とするものである。
この発明の光ファイバ融着接続機は、両側の光ファイバを突合わせて融着接続する融着接続部を備えた装置本体と、
前記融着接続部を保護するように前記装置本体に回動開閉自在に設けた風防カバーと、
この風防カバーの内側に配置した光ファイバクランプであって、前記風防カバーを閉じたときに前記光ファイバの長手方向で前記融着接続部の両側で前記両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプと、
前記風防カバーの内側に配置した観察用光源であって、前記左右の光ファイバクランプの間で前後方向に配置して前記光ファイバの接続端面に観察光を発すると共に集光レンズ作用と光拡散作用を有する2つの観察用光源と、
で構成されていることを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバ融着接続機は、前記光ファイバ融着接続機において、前記風防カバーが、少なくとも一方の前記観察用光源から発する観察光が照明光として前記融着接続の付近を照らす位置で開放方向の回動位置を停止する構成であることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、2つの観察用光源から発した観察光は集光レンズ作用により高強度光となり、さらに光拡散板の光拡散作用によって拡散されることにより前記観察光の強度を均一にできるので、各観察用光源から光ファイバの接続端面までの光路長を短くしても、前記接続端面を透過した透過光は撮像手段の撮像面のほぼ中央を中心にして均等なヒストグラムの曲線となるので、撮像手段で光ファイバ画像を正しく取得することができ、光ファイバ融着接続機の小型化を図ることができる。
また、従来の風防ミラーやプリズムが不要であるので、風防ミラーやプリズムの微調整にかかっていた調整作業時間をなくすことができる。
また、風防カバーを交換することにより、観察用光源や光拡散板を一括で交換して保守できるので作業性が向上する。
さらに、この発明によれば、2つの観察用光源から発した観察光は、前記各観察用光源に集光レンズ作用がなくても、光拡散板の集光レンズ作用と光拡散作用とによって高強度光となると共に光拡散されるために前記観察光の強度が均一であるので、各観察用光源から光ファイバの接続端面までの光路長を短くしても、上記の発明と同様の効果を得ることができる。
さらに、この発明によれば、2つの観察用光源から発した観察光は、光拡散板がなくても、前記各観察用光源が集光レンズ作用と光拡散作用を有するので、高強度光となると共に光拡散されるために前記観察光の強度が均一であるので、各観察用光源から光ファイバの接続端面までの光路長を短くしても、上記の発明と同様の効果を得ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照するに、この実施の形態に係る光ファイバ融着接続機1は、光ファイバ単心線、複数の裸光ファイバを有するテープ心線、その他の形態の光ファイバ3A,3Bにおける各裸光ファイバ5A,5Bの先端が、図2において左右の両側から互いに突合わせて位置決めされる突合わせ用溝部としての例えばV溝7を有する融着接続部9と、この融着接続部9の両側で前記一対の光ファイバ3A,3Bをそれぞれ位置決めして把持する光ファイバ把持部11(光ファイバホルダ)が装置本体13の上面に設けられている。
上記の融着接続部9は、ほぼ四角形状のブロックで、このブロックの図2において左右方向のほぼ中央には幅方向(図2において上下方向)に向けて横溝15が設けられている。この横溝15の両側のブロック上面には左右方向(図2において左右方向)に向けて上記の光ファイバ3A,3Bの裸光ファイバ5A,5Bを位置決めすべく収めるためのV溝7が設けられている。この実施の形態では光ファイバ3が光ファイバ単心線であるので、図1に示されているように1つのV溝7が設けられている。両側のブロック上面の互いに対応するV溝7は、その中心が一直線上に配置されている。なお、光ファイバ3がテープ心線であるときは複数のV溝7が設けられている。
また、横溝15の図2において上下方向の両側には融着接続部9で互いに突き合わされた裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を融着して接続するための光ファイバ溶融手段としての放電電極17が設けられている。
また、光ファイバ融着接続機1には、融着接続する際にアーク放電が風の影響を受けないようにするための上部カバー19(以下、「風防カバー」という)が装置本体13にヒンジ部19Aでもって回動開閉可能に設けられており、この風防カバー19はその開閉位置がどこでも任意の位置で停止可能な構造とされている。
さらに、上記の風防カバー19の内側には、裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を照らすための2つの光源21A,21B(以下、「観察用光源」という)が設けられている。しかも、前記観察用光源21A,21Bは、レンズ形状を有する、つまり集光レンズ作用を有する光ファイバ観察用LEDからなる観察用光源である。さらに、上記の観察用光源21A,21Bの観察光ORの出射方向(発光方向)前方には光拡散板23A,23Bが各々配置されている。
なお、この実施の形態では、風防カバー19を閉じたときに、2つの観察用光源21A,21Bから発する観察光ORが裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を照らすように構成されている。
さらに、上記の風防カバー19の内側には、融着動作中に裸光ファイバ5A,5BがV溝7から外れないように把持するための光ファイバクランプ25A,25Bが裸光ファイバ5A,5Bの接続端面の位置から図2において左右の両側の上部に位置して設けられている。しかも、前記風防カバー19を閉じた際にちょうど裸光ファイバ5A,5Bを把持できる位置に取り付けられている。
したがって、2つの観察用光源21A,21Bは、風防カバー19の内側に、図2において左右方向で上記の光ファイバクランプ25A,25Bの間に位置しており、且つ図2において上下方向で光ファイバクランプ25A,25Bの両側に位置している。
また、装置本体13には、上記の観察用光源21A,21Bから発する観察光ORが裸光ファイバ5A,5Bに当てられて透過し、この透過光ORを受光して裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を撮像する2つの撮像手段27A,27Bとしての例えばCCDカメラが設けられている。前記撮像手段27A,27Bは、図示しない画像処理装置及び制御装置に接続されており、撮像手段27A,27Bで撮像された画像信号は画像処理装置で演算処理されて裸光ファイバ5A,5Bの突き合わせ状態や接続損失の推定などが行われる。
上記構成により、一対の光ファイバ3の裸光ファイバ5A,5Bの先端が互いに突き合わされるようにして前記一対の光ファイバ3が光ファイバ把持部11で位置決めされて裸光ファイバ5A,5BがV溝7に収められてから風防カバー19が閉じられると、図1に示されているように裸光ファイバ5A,5Bが光ファイバクランプ25A,25Bで把持される。
次いで、2つの観察用光源21A,21Bから発する観察光ORが裸光ファイバ5A,5Bに当てられて透過し、この透過光ORがそれぞれ2つの撮像手段27A,27Bの撮像面29A,29Bで受光されて裸光ファイバ5A,5Bの接続端面が撮像される。
したがって、2つの観察用光源21A,21Bが風防カバー19の内側に設けられているので、従来のように観察用光源21A,21Bが装置本体13側に配置された場合に比べて光路長が短くなり、しかも観察用光源21A,21Bにおける装置本体13からの空間容量が無くなるので光ファイバ融着接続機1の小型化を図ることができる。
また、2つの観察用光源21A,21Bがレンズ形状を有する光ファイバ観察用LEDからなるために、各観察用光源21A,21Bから発した観察光ORは集光レンズ作用により高強度光となり、さらに光拡散板23A,23Bの光拡散作用により光拡散されて観察光ORの強度が均一になるので、観察用光源21A,21Bから裸光ファイバ5A,5Bの接続端面までの光路長を短くしても、従来説明の図11に示されているように裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を透過した透過光ORは、裸光ファイバ5A,5Bの中心を通過する中心線に均等なヒストグラムの曲線となるために、撮像手段27A,27Bで光ファイバ画像を正しく取得することができる。したがって、光ファイバ融着接続機1の小型化ができる。
また、従来の風防ミラーやプリズムが無くなるため、この風防ミラーやプリズムの微調整にかかっていた調整作業時間をなくすことができる。
また、風防カバー19を交換することにより、観察用光源21A,21Bや光拡散板23A,23Bを一括で交換(保守)できるので作業性が向上する。
図3を参照するに、風防カバー19は、開放したときに2つの観察用光源21A,21Bのうちの一方の観察用光源21Aから発する観察光ORが照明光LRとしてV溝7を照らすように予め決めた所定位置で停止するように構成することができる。これにより、従来必要であった手元照明が不要になるので、構成部品点数を減らすことができる。しかも、従来の手元照明による高さ制限も無くなるので、風防カバー19の高さも低くできるため、光ファイバ融着接続機1の小型化を図ることができる。
次に、この発明の他の実施の形態の光ファイバ融着接続機1について説明する。なお、前述した図1の実施の形態の光ファイバ融着接続機1とほぼ同様であるので、同一の部材には同符号を付して異なる部分のみを説明し、他の同様の部分の説明は省略する。
集光レンズ作用を持たない観察用光源21A,21Bが用いられた場合は、図4に示されているように、観察用光源21A,21Bの前面に配置される光拡散板23A,23Bとして集光レンズ作用を有するものを設けることができる。これにより、観察用光源21A,21Bから発する観察光ORの強度が前記光拡散板23A,23Bの集光レンズ作用により強くなるために、裸光ファイバ5A,5Bへ入射する観察光ORの強度が強くなる。しかも光拡散板23A,23Bの本来の光拡散作用により光拡散されて観察光ORの強度が均一になるので、裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を透過した透過光ORは、裸光ファイバ5A,5Bの中心を通過する中心線に均等なヒストグラムの曲線となるので、撮像手段27A,27Bで光ファイバ画像を正しく取得することができ、光ファイバ融着接続機1の小型化を図ることができる。
ちなみに、集光レンズ作用を持たない観察用光源21A,21Bと、光拡散板23A、23Bが用いられた場合は、図5に示されているように、裸光ファイバ5A,5Bへ入射する観察光ORの強度が弱いために、撮像手段27A,27Bにおける光ファイバ画像に強度差が少なくなるので、正確な裸光ファイバ5A,5Bの位置を測定することができない。
次に、この発明の別の実施の形態の光ファイバ融着接続機1について説明する。なお、前述した図1の実施の形態の光ファイバ融着接続機1とほぼ同様であるので、同一の部材には同符号を付して異なる部分のみを説明し、他の同様の部分の説明は省略する。
集光レンズ作用を持たした観察用光源21A,21Bとしては、図6に示されているように、当該観察用光源21A,21Bのガラス表面を粗くするなどの方法により、観察用光源21A,21Bから発する観察光ORの強度を均一にすることができる。つまり、観察光ORを拡散せしめる作用を光拡散板23A,23Bで行うのではなく、観察用光源21A,21Bに集光レンズ作用と拡散作用を持たせる方法である。この場合は光拡散板23A,23Bが不要となる。
これにより、観察用光源21A,21Bの集光レンズ作用と光拡散作用により、観察用光源21A,21Bから発する観察光ORが高強度になると共に光拡散されて観察光ORの強度が均一になるために、裸光ファイバ5A,5Bへ入射する観察光ORの強度が強くなり、且つ観察用光源21A,21Bの位置がずれても、裸光ファイバ5A,5Bの接続端面を透過した透過光ORが、裸光ファイバ5A,5Bの中心を通過する中心線に均等なヒストグラムの曲線となる。その結果、撮像手段27A,27Bで光ファイバ画像を正しく取得することができ、光ファイバ融着接続機1の小型化を図ることができる。
ちなみに、光拡散板23A,23Bがない場合で、通常のLED光源、すなわちレンズ集光作用を持たない観察用光源21A,21Bが使用された場合は、図7に示されているように、観察用光源21A,21Bの観察光ORの強度が平行光にならないために、撮像手段27A,27B、裸光ファイバ5A,5B、あるいは観察用光源21A,21Bの位置がずれると、撮像手段27A,27Bにおける光ファイバ画像が正しく取得できない。
なお、上記の図4及び図6の実施の形態の光ファイバ融着接続機1は、上記の説明以外の部分では図1の実施の形態の光ファイバ融着接続機1と同様の効果を奏するものである。
この発明の実施の形態の光ファイバ融着接続機を示すもので、風防カバーを閉じたときの概略的な断面図である。 この発明の実施の形態の光ファイバ融着接続機を示すもので、風防カバーを開けたときの概略的な平面図である。 この発明の実施の形態の光ファイバ融着接続機を示すもので、風防カバーを開けたときの概略的な断面図である。 この発明の他の実施の形態の光ファイバ融着接続機の概略的な説明図である。 図4に対して一部の形態が異なるときの状態を示す概略的な説明図である。 この発明の別の実施の形態の光ファイバ融着接続機の概略的な説明図である。 図6に対して一部の形態が異なるときの状態を示す概略的な説明図である。 従来の光ファイバ融着接続機を示すもので、風防カバーを閉じたときの概略的な断面図である。 従来の光ファイバ融着接続機を示すもので、風防カバーを開けたときの概略的な平面図である。 従来の他の光ファイバ融着接続機を示すもので、風防カバーを閉じたときの概略的な断面図である。 観察用光源から発する観察光ORの強度が均一の場合に撮像される状態の説明図である。 観察用光源から発する観察光ORの強度が不均一の場合に撮像される状態の説明図である。 観察用光源から発する観察光ORの強度が不均一の場合に撮像される状態の説明図である。
符号の説明
1 光ファイバ融着接続機
3A,3B 光ファイバ
5A,5B 裸光ファイバ
7 V溝(突合わせ用溝部)
9 融着接続部
11 光ファイバ把持部
13 装置本体
15 横溝
17 放電電極(光ファイバ溶融手段)
19 風防カバー(上部カバー)
19A ヒンジ部
21A,21B 観察用光源
23A,23B 光拡散板
25A,25B 光ファイバクランプ
27A,27B 撮像手段
29A,29B 撮像面

Claims (4)

  1. 両側の光ファイバを突合わせて融着接続する融着接続部を備えた装置本体と、
    前記融着接続部を保護するように前記装置本体に回動開閉自在に設けた風防カバーと、
    この風防カバーの内側に配置した光ファイバクランプであって、前記風防カバーを閉じたときに前記光ファイバの長手方向で前記融着接続部の両側で前記両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプと、
    前記風防カバーの内側に配置した観察用光源であって、前記左右の光ファイバクランプの間で前後方向に配置して前記光ファイバの接続端面に観察光を発すると共に集光レンズ作用を有する2つの観察用光源と、
    前記各観察用光源の発光方向前方側に前記観察光を光拡散すべく配置した光拡散板と、
    で構成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続機。
  2. 両側の光ファイバを突合わせて融着接続する融着接続部を備えた装置本体と、
    前記融着接続部を保護するように前記装置本体に回動開閉自在に設けた風防カバーと、
    この風防カバーの内側に配置した光ファイバクランプであって、前記風防カバーを閉じたときに前記光ファイバの長手方向で前記融着接続部の両側で前記両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプと、
    前記風防カバーの内側に配置した観察用光源であって、前記左右の光ファイバクランプの間で前後方向に配置して前記光ファイバの接続端面に観察光を発すると共に集光レンズ作用なしの2つの観察用光源と、
    前記各観察用光源の観察光を光拡散すべく前記各観察用光源の発光方向前方側に配置すると共に集光レンズ作用を備えた光拡散板と、
    で構成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続機。
  3. 両側の光ファイバを突合わせて融着接続する融着接続部を備えた装置本体と、
    前記融着接続部を保護するように前記装置本体に回動開閉自在に設けた風防カバーと、
    この風防カバーの内側に配置した光ファイバクランプであって、前記風防カバーを閉じたときに前記光ファイバの長手方向で前記融着接続部の両側で前記両側の光ファイバを把持すべく配置した左右の光ファイバクランプと、
    前記風防カバーの内側に配置した観察用光源であって、前記左右の光ファイバクランプの間で前後方向に配置して前記光ファイバの接続端面に観察光を発すると共に集光レンズ作用と光拡散作用を有する2つの観察用光源と、
    で構成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続機。
  4. 前記風防カバーが、少なくとも一方の前記観察用光源から発する観察光が照明光として前記融着接続の付近を照らす位置で開放方向の回動位置を停止する構成であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光ファイバ融着接続機。

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