JP2006292554A - 基板検査装置 - Google Patents

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JP2006292554A JP2005114063A JP2005114063A JP2006292554A JP 2006292554 A JP2006292554 A JP 2006292554A JP 2005114063 A JP2005114063 A JP 2005114063A JP 2005114063 A JP2005114063 A JP 2005114063A JP 2006292554 A JP2006292554 A JP 2006292554A
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Yoshitaka Kobori
由高 小堀
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Abstract

【課題】 基板のサイズの変更に容易に対応して、その基板の端縁のみを支持することが可能な基板検査装置を提供すること。
【解決手段】 基板支持部2は、マスク基板の第1の辺における端縁を支持する第1支持部21と、第1の辺における端面と当接するローラ72とを有する第1支持部材61と、一対のガイドレール63と、ガイドレール63に対して摺動可能に構成され、マスク基板の第2の辺における端縁を支持する第2支持部22と、第2の辺における端面と当接するローラ74とを有する第2支持部材62と、マスク基板の第3の辺における端面と当接する当接位置と退避位置との間を揺動可能な揺動ピン64と、この揺動ピン64との距離を変更可能な状態で第1支持部材61および第2支持部材62にその両端を支持され、マスク基板の第4の辺における端面と当接する移動バー65とを備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、基板表面を撮像して得た画像を分析することより基板上に形成されたパターン等の良否を判断するための基板検査装置に関する。
従来、このような基板検査装置として、CCDラインセンサ等の撮像手段を基板表面に対して走査することにより、基板の画像を短冊状に読み取る基板検査装置が使用されている。そして、このような基板検査装置においては、液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用マスク基板等の矩形状の基板が検査される。
このような基板検査装置においては、基板を基板支持部として機能するガラステーブル上に載置してその検査を実行していた。しかしながら、このような構成を採用した場合には、基板とガラステーブルとが当接することから、基板のローディング時やアンローディング時に、基板上のパターンに損傷を与える可能性がある。このため、近年、基板の端縁付近のみを支持する構成を有する基板支持部が採用されている。
しかしながら、基板の端縁付近のみを支持する構成を有する基板支持部を使用した場合には、基板のサイズが変更される毎に、基板支持部を基板のサイズに対応したものに変更する必要が生ずる。
なお、特許文献1には、ガラス基板のサイズに対応して支持位置を変更可能な基板搬送装置が開示されている。
特開平10−326820号公報
近年の基板のサイズの多様化に伴い、基板のサイズに合わせて基板支持部を変更する作業が煩雑なものとなっており、その簡素化が要求されている。
なお、特許文献1に記載された基板搬送装置は、基板の端縁のみならず、基板の中央部とも当接する構成であることから、これを基板検査装置に使用することは適切ではない。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、基板のサイズの変更に容易に対応して、その基板の端縁のみを支持することが可能な基板検査装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板支持部によりその端縁が支持された基板の表面を撮像して検査を行う基板検査装置において、前記基板支持部は、矩形状の基板の第1の辺における端縁を支持するための第1支持部を備えた第1支持部材と、矩形状の基板の前記第1の辺と対向する第2の辺における端縁を支持するための第2支持部を備えた第2支持部材と、前記第2支持部材を前記第1支持部材に対して近接または離隔する方向に移動させるスライド機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1支持部は前記第1の辺における端面と当接する第1位置決め部材を有し、前記第2支持部は前記第2の辺における端面と当接する第2位置決め部材を有している。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第1位置決め部材と前記第2位置決め部材とは、複数のローラから構成される。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の発明において、矩形状の基板の前記第1の辺および前記第2の辺と直交する第3の辺における端面と当接する第3位置決め部材を備えている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記第3位置決め部材は、基板の端面と当接する当接位置と、前記当接位置から基板とは逆側に離隔した退避位置との間を移動可能となっている。
請求項6に記載の発明は、請求項4または請求項5に記載の発明において、矩形状の基板の前記第3の辺と対向する第4の辺における端面と当接する第4位置決め部材を備えている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記第4位置決め部材は、前記第3位置決め部材との距離を変更可能な状態で、前記第1支持部材および前記第2支持部材にその両端を着脱自在に支持される移動バーから構成される。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記第1支持部材および前記第2支持部材は、前記移動バーを位置決めするための位置決めピンを備え、前記移動バーには、前記位置決めピンと係合可能な一対のピン孔が穿設されている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記一対のピン孔のうち、一方のピン孔は長孔である。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の発明において、前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、各々、第1支持部および第2支持部の表面より下方の位置と上方の位置との間を、互いに同期して昇降する複数のローラを備えている。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の発明において、前記第1支持部および前記第2支持部には、基板を吸着保持する吸着孔が穿設されている。
請求項12に記載の発明は、基板支持部によりその端縁が支持された基板の表面を撮像して検査を行う基板検査装置において、前記基板支持部は、矩形状の基板の第1の辺における端縁を支持する第1支持部と、前記第1の辺における端面と当接する複数のローラとを有する第1支持部材と、前記第1支持部材の両端付近に付設され、前記第1の辺と直交する方向に延びる一対のガイドレールと、前記ガイドレールに対して摺動可能に構成され、矩形状の基板の前記第1の辺と対向する第2の辺における端縁を支持する第2支持部と、前記第2の辺における端面と当接する複数のローラとを有する第2支持部材と、前記第1支持部材に配設され、矩形状の基板の前記第1の辺および前記第2の辺と直交する第3の辺における端面と当接する当接位置と、前記当接位置から基板とは逆側に離隔した退避位置との間を揺動可能な揺動ピンと、前記揺動ピンとの距離を変更可能な状態で、前記第1支持部材および前記第2支持部材にその両端を支持され、矩形状の基板の前記第3の辺と対向する第4の辺における端面と当接する移動バーとを備えたことを特徴とする。
請求項1および請求項12に記載の発明によれば、矩形状の基板の第1の辺における端縁を支持するための第1支持部材に対して、矩形状の基板の前記第1の辺と対向する第2の辺における端縁を支持するための第2支持部材を近接または離隔する方向に移動させるスライド機構とを備えたことから、基板のサイズの変更に容易に対応して、その基板の端縁のみを支持することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、第1支持部は前記第1の辺における端面と当接する第1位置決め部材を有し、第2支持部は前記第2の辺における端面と当接する第2位置決め部材を有することから、基板を第1の辺および第2の辺と直交する方向に位置決めすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1位置決め部材と第2位置決め部材とは、複数のローラから構成されることから、基板のローディングやアンローディングを容易に実行することができる。
請求項4に記載の発明によれば、矩形状の基板の前記第1の辺および前記第2の辺と直交する第3の辺における端面と当接する第3位置決め部材を備えることから、基板を第1の辺および第2の辺と平行な方向に位置決めすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、第3位置決め部材が基板の端面と当接する当接位置と、この当接位置から基板とは逆側に離隔した退避位置との間を移動可能であることから、基板のローディングやアンローディングを容易に実行することができる。
請求項6に記載の発明によれば、矩形状の基板の前記第3の辺と対向する第4の辺における端面と当接する第4位置決め部材を備えることから、基板を第1の辺および第2の辺と平行な方向に確実に位置決めすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、第4位置決め部材が第3位置決め部材との距離を変更可能な状態で、第1支持部材および第2支持部材にその両端を着脱自在に支持される移動バーから構成されることから、基板のサイズの変更に容易に対応することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、第1支持部材および第2支持部材は、移動バーを位置決めするための位置決めピンを備え、移動バーには位置決めピンと係合可能な一対のピン孔が穿設されることから、移動バーを容易に位置決めすることが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、前記一対のピン孔のうち、一方のピン孔は長孔であることから、第1支持部材と第2支持部材との間隔が変更された場合においても、移動バーを位置決めすることが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、第1支持部材と第2支持部材とは、各々、第1支持部および第2支持部の表面より下方の位置と上方の位置との間を、互いに同期して昇降する複数のローラを備えることから、基板のローディング時やアンローディング時に基板の端縁に損傷を与えることを有効に防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、第1支持部および第2支持部に基板を吸着保持する吸着孔が穿設されていることから、第1支持部および第2支持部に対して基板を確実に保持することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る基板検査装置を模式的に示す正面図であり、図2はその平面図である。
この基板検査装置は、例えば、矩形状のガラスからなるマスク基板Mを検査するためのものであり、この発明に係る基板支持部2と、基板支持部移動機構3と、撮像部4と、撮像部移動機構5とを備える。
基板支持部2は、その表面に検査を行うべき矩形状のマスク基板Mを載置するためのものである。この基板支持部2は、検査を行うべきマスク基板Mのサイズの変更に容易に対応して、そのマスク基板Mの端縁のみを支持することが可能となっている。なお、この基板支持部2の構成については、後程、詳細に説明する。
基板支持部移動機構3は、Y軸方向に延設されたベース部31と、ベース部31上に配設された一対の案内部材32に沿って移動可能な架台33と、この架台33上に配設された旋回部34を備える。基板支持部2は、架台33の移動に伴ってY軸方向に移動するとともに、旋回部34の作用によりθ方向に微小角度回転する。
撮像部4は、カメラ支持部41と、一対の撮像カメラ42、43とを備える。一対の撮像カメラ42、43は、例えば、CCDカメラから構成される。なお、一対の撮像カメラ42、43のうち、撮像カメラ42は、基板検査時にパターンマッチング処理用の画像データを得る目的で使用される。一方、撮像カメラ43は、基板検査時に目視検査用の画像データを得る目的で使用される。
撮像部移動機構5は、基板支持部2の上方に架設された支持部材51と、この支持部材51上に配設されたボールねじ52の駆動によりX方向に往復移動可能な基台53と、この基台53上に配設されカメラ支持部41を昇降駆動するボールねじ54とを備える。カメラ支持部41は、ボールねじ52の駆動によりX方向に往復移動するとともに、ボールねじ54の駆動によりZ方向に昇降する。
このような構成を有する基板検査装置においては、最初に、検査を行うべきマスク基板Mに応じて撮像カメラ42、43のZ方向の高さ位置を調整する。しかる後、撮像カメラ42、43のX軸方向の位置を固定した状態でマスク基板Mを支持した基板支持部2が主走査方向(Y軸方向)に移動することにより、主走査が実行される。そして、マスク基板Mの検査領域の一端から他端までの主走査が完了する毎に、撮像カメラ42、43が副走査方向(X軸方向)に沿って所定距離だけ移動する。このような動作を繰り返し実行することにより、マスク基板Mの検査領域全域に対して画像データを得ることが可能となる。
次に、この発明の特徴部分である基板支持部2の構成について説明する。図3は基板支持部の平面図であり、図4はそのA−A断面図である。
この基板支持部2は、図3において符号A、B、C、Dで示す四種類のサイズの矩形状のマスク基板Mを支持可能なものである。なお、この明細書においては、この基板支持部2により支持されるマスク基板Mの図3における上側の辺を第1の辺とし、第1の辺と対向する下側の辺を第2の辺とし、第1の辺および第2の辺と直交する左側の辺を第3の辺とし、第3の辺と対向する右側の辺を第4の辺とする。
この基板支持部2は、基部60と、この基部60に固定された略コの字状の第1支持部材61と、この第1支持部材61の両端付近に付設された一対のガイドレール63と、このガイドレール63に対して摺動可能に構成された略コの字状の第2支持部材62と、第1支持部材61に配設された一対の揺動ピン64と、第1支持部材61および第2支持部材62にその両端を支持された移動バー65とを備える。
第1支持部材61には、矩形状のマスク基板Mの第1、第3、第4の辺における端縁を支持する第1支持部21が形成されている。また、第1支持部材61には、矩形状のマスク基板Mの第1の辺における端面と当接する4個のローラ72と、第4の辺における端面と当接可能な1個のローラ79とが回転可能に配設されている。さらに、第1支持部材61には、第1支持部21の表面より下方の位置と上方の位置との間を互いに同期して昇降する4個ローラ71が回転可能に配設されている。
同様に、第2支持部材62には、矩形状のマスク基板Mの第2、第3、第4の辺における端縁を支持する第2支持部22が形成されている。また、第2支持部材62には、矩形状のマスク基板Mの第2の辺における端面と当接する4個のローラ73と、第4の辺における端面と当接可能な1個のローラ79とが回転可能に配設されている。さらに、第2支持部材62には、第2支持部22の表面より下方の位置と上方の位置との間を互いに同期して昇降する4個ローラ73が回転可能に配設されている。
第2支持部材62に配設された4個のローラ73は、図4に示すように、支持板75に支持されている。そして、この支持板75は、一対のガイド部材76に案内されて昇降可能な構成となっており、エアシリンダ77の駆動により昇降移動する。このため、エアシリンダ77の駆動により支持板75が昇降移動することにより、そこに支持された4個のローラ73が、図4において実線で示す下降位置と、図4において仮想線で示す上昇位置との間を昇降する。この下降位置は、各ローラ73の上端が第2支持部22の表面より下方に配置される位置である。また、上昇位置は、各ローラ73の上端が第2支持部22の表面より上方に配置される位置である。
なお、図3に示すように、第1支持部材61に配設された4個のローラ71も、ローラ73と同様、支持板71に支持されている。そして、この支持板75は、一対のガイド部材76に案内されて昇降可能な構成となっており、エアシリンダ77の駆動により昇降移動する。このため、エアシリンダ77の駆動により支持板75が昇降移動することにより、そこに支持された4個のローラ71が、下降位置と上昇位置との間を昇降する。この下降位置は、各ローラ71の上端が第1支持部21の表面より下方に配置される位置である。また、上昇位置は、各ローラ71の上端が第1支持部21の表面より上方に配置される位置である。
図3に示すように、第1支持部材61には、一対の揺動ピン64を、マスク基板Mの端面と当接する当接位置と、この当接位置からマスク基板Mとは逆側に離隔した退避位置との間で揺動させるための、エアシリンダ81が配設されている。
図5は、エアシリンダ81付近の拡大図である。
図5に示すように、揺動ピン64は、軸82を中心に、図5において実線で示す当接位置と、仮想線に示す退避位置との間を揺動可能となっている。そして、この軸82は、エアシリンダ81のシリンダロッド83と、リンク機構84を介して連結されている。このため、揺動ピン64は、エアシリンダ81の駆動により、上述した当接位置と退避位置との間を揺動する。
再度、図3および図4を参照して、第1支持部材61と第2支持部材62には、各々、マスク基板Mを吸着保持するための2箇所の吸着孔78が穿設されている。また、第1支持部材61と第2支持部材62には、各々、移動バー65を位置決めするための3本の位置決めピン85が立設されている。
移動バー65の一端には、第1支持部材61に立設された位置決めピン85と係合可能な丸孔からなるピン孔が形成されている。一方、移動バー65の他端には、第2支持部材62に立設された位置決めピン85と係合可能な長孔からなるピン孔86が形成されている。
以上のような構成を有する基板支持部2に対して、図3において符号Aで示す最大サイズのマスク基板Mを載置する場合には、一対のガイドレール63に対して第2支持部材62を摺動させ、図3に示すように、第2支持部材62を、第1支持部材61から最大距離離隔した位置に配置する。また、第1支持部材61および第2支持部材62上から、移動バー65を除去する。このとき、ローラ71およびローラ73は上昇位置に配置されており、揺動ピン64は退避位置に配置されている。
この状態において、マスク基板Mをローラ71およびローラ73上に載置する。そして、ローラ71およびローラ73を下降位置に移動させるとともに、揺動ピン64を当接位置に移動させる。また、吸着孔78からの吸気動作を実行する。
これにより、図3において符号Aで示す最大サイズのマスク基板Mは、その第1の辺における端部が第1支持部21に吸着保持され、また、その第2の辺における端部が第2支持部22に吸着保持される。この状態においては、マスク基板Mは、第1の辺における端面が4個のローラ72に、第2の辺における端面が4個のローラ74に、第3の辺における端面が揺動ピン64に、第4の辺における端面が2個のローラ79に、各々当接した状態で位置決めされることになる。
このとき、マスク基板Mは各辺の端縁でのみ第1支持部21および第2支持部22と当接する構成であることから、マスク基板M上のパターンに損傷を与えることを有効に防止することが可能となる。
また、基板支持部2に対して、図3において符号Dで示す最小サイズのマスク基板Mを載置する場合には、一対のガイドレール63に対して第2支持部材62を摺動させ、第2支持部材62を、第1支持部材61と接近した位置に配置する。また、移動バー85を図3において実線で示す位置に配置し、移動バー85に形成された丸孔からなるピン孔を第1支持部材61に立設された位置決めピン85に係合させるとともに、移動バー85に形成された長孔からなるピン孔86を第2支持部材62に形成された位置決めピン85に係合させる。
この状態において、上述した動作と同一の動作により、マスク基板Mを第1支持部21および第2支持部22に吸着保持させる。このときには、図3において符号Dで示す最小サイズのマスク基板Mは、第1の辺における端面が4個のローラ72に、第2の辺における端面が4個のローラ74に、第3の辺における端面が揺動ピン64に、そして、第4の辺における端面が移動バー85の側面に、各々当接した状態で位置決めされることになる。
同様に、図3において符号BおよびCで示す中間サイズのマスク基板Mを載置する場合には、一対のガイドレール63に対して第2支持部材62を摺動させ、第2支持部材62と第1支持部材61との距離を調整する。また、移動バー85を、図3において仮想線で示すいずれかの位置に配設する。
このとき、いずれのサイズのマスク基板Mを基板支持部2に載置した場合においても、マスク基板Mは各辺の端縁でのみ第1支持部21および第2支持部22と当接する構成であることから、マスク基板M上のパターンに損傷を与えることを有効に防止することが可能となる。
なお、この基板支持部2によりフィルム状の基板を保持する場合においては、上述したマスク基板Mにかえて、専用の吸着テーブルを載置する。この吸着テーブルには、その表面に形成された吸着溝と第1支持部材61および第2支持部材62に穿設された吸着孔78とを連通する連通孔が形成されており、フィルム状の基板をこの吸着テーブル上に吸着保持することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、第1支持部材61における第1支持部21が、矩形状のマスク基板Mの第1、第3、第4の辺における端縁を支持するとともに、第2支持部材62における第2支持部22が、矩形状のマスク基板Mの第2、第3、第4の辺における端縁を支持する構成となっている。しかしながら、第1支持部21は、少なくとも第1の辺における端縁を支持すればよく、第2支持部22は、少なくとも第2の辺における端縁を支持すればよい。
この発明に係る基板検査装置を模式的に示す正面図である。 この発明に係る基板検査装置を模式的に示す平面図である。 基板支持部の平面図である。 図3のA−A断面図である。 エアシリンダ81付近の拡大図である。
符号の説明
2 基板支持部
3 基板支持部移動機構
4 撮像部
5 撮像部移動機構
21 第1支持部
22 第2支持部
60 基部
61 第1支持部材
62 第2支持部材
63 ガイドレール
64 揺動ピン
65 移動バー
71 ローラ
72 ローラ
73 ローラ
74 ローラ
75 支持板
76 ガイド部材
77 エアシリンダ
78 吸着孔
79 ローラ
81 エアシリンダ
84 リンク機構
85 位置決めピン
86 ピン孔

Claims (12)

  1. 基板支持部によりその端縁が支持された基板の表面を撮像して検査を行う基板検査装置において、
    前記基板支持部は、
    矩形状の基板の第1の辺における端縁を支持するための第1支持部を備えた第1支持部材と、
    矩形状の基板の前記第1の辺と対向する第2の辺における端縁を支持するための第2支持部を備えた第2支持部材と、
    前記第2支持部材を前記第1支持部材に対して近接または離隔する方向に移動させるスライド機構と、
    を備えたことを特徴とする基板検査装置。
  2. 請求項1に記載の基板検査装置において、
    前記第1支持部は前記第1の辺における端面と当接する第1位置決め部材を有し、
    前記第2支持部は前記第2の辺における端面と当接する第2位置決め部材を有する基板検査装置。
  3. 請求項2に記載の基板検査装置において、
    前記第1位置決め部材と前記第2位置決め部材とは、複数のローラから構成される基板検査装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の基板検査装置において、
    矩形状の基板の前記第1の辺および前記第2の辺と直交する第3の辺における端面と当接する第3位置決め部材を備えた基板検査装置。
  5. 請求項4に記載の基板検査装置において、
    前記第3位置決め部材は、基板の端面と当接する当接位置と、前記当接位置から基板とは逆側に離隔した退避位置との間を移動可能な基板検査装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の基板検査装置において、
    矩形状の基板の前記第3の辺と対向する第4の辺における端面と当接する第4位置決め部材を備えた基板検査装置。
  7. 請求項6に記載の基板検査装置において、
    前記第4位置決め部材は、前記第3位置決め部材との距離を変更可能な状態で、前記第1支持部材および前記第2支持部材にその両端を着脱自在に支持される移動バーから構成される基板検査装置。
  8. 請求項7に記載の基板検査装置において、
    前記第1支持部材および前記第2支持部材は、前記移動バーを位置決めするための位置決めピンを備え、
    前記移動バーには、前記位置決めピンと係合可能な一対のピン孔が穿設される基板検査装置。
  9. 請求項8に記載の基板検査装置において、
    前記一対のピン孔のうち、一方のピン孔は長孔である基板検査装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、各々、第1支持部および第2支持部の表面より下方の位置と上方の位置との間を、互いに同期して昇降する複数のローラを備える基板検査装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の基板検査装置において、
    前記第1支持部および前記第2支持部には、基板を吸着保持する吸着孔が穿設されている基板検査装置。
  12. 基板支持部によりその端縁が支持された基板の表面を撮像して検査を行う基板検査装置において、
    前記基板支持部は、
    矩形状の基板の第1の辺における端縁を支持する第1支持部と、前記第1の辺における端面と当接する複数のローラとを有する第1支持部材と、
    前記第1支持部材の両端付近に付設され、前記第1の辺と直交する方向に延びる一対のガイドレールと、
    前記ガイドレールに対して摺動可能に構成され、矩形状の基板の前記第1の辺と対向する第2の辺における端縁を支持する第2支持部と、前記第2の辺における端面と当接する複数のローラとを有する第2支持部材と、
    前記第1支持部材に配設され、矩形状の基板の前記第1の辺および前記第2の辺と直交する第3の辺における端面と当接する当接位置と、前記当接位置から基板とは逆側に離隔した退避位置との間を揺動可能な揺動ピンと、
    前記揺動ピンとの距離を変更可能な状態で、前記第1支持部材および前記第2支持部材にその両端を支持され、矩形状の基板の前記第3の辺と対向する第4の辺における端面と当接する移動バーと、
    を備えたことを特徴とする基板検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137951A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Lasertec Corp ペリクル装着装置、ペリクル装着方法、及びパターン基板の製造方法
CN114152865A (zh) * 2021-12-02 2022-03-08 业成科技(成都)有限公司 一种检测治具

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