JP2006291589A - 建具用取手 - Google Patents

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智裕 杉本
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Abstract

【課題】夜間、住宅内を移動するときにドアなどの建具の取手位置が確認できるように暗くなると発光し、また、力の弱い者でも、取手を回転させる際に力の入りやすい形状であるとともに、デザイン性に優れた形状を有する建具用取手を提供する。
【解決手段】透光性材料からなるバルブ形状の把持部11と、この把持部11内に埋設され、蓄光材料からなるコア部12とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアノブなどの建具用取手に関する。
従来からドアの取手は、ステンレスなどの金属が一般的に用いられている。この金属製の取手は、熱伝導が良いため、触ると冷たく、特に、冬場の寒冷地や山間部などでは、室温を暖かくしても、依然として取手は冷たいままであることが多く、さらにこのような室温と取手との温度差によって触った者に不快な冷たさを感じさせている。従って、金属製の取手は、触ると冷たいものであるという印象を広く与えてしまっていた。
ところで、最近の住宅には、夜間に歩行者の足元を照らす足元灯が廊下や階段などに設置されるようになってきた。この足元灯は、室内の電灯を点けることなく、住宅内を安全に移動できるというものである。しかし、暗い部屋間を移動するにはドアを開閉する必要があり、そのためには電灯を点けなければ、ドアの取手を見つけることができず、この取手を探す作業は、とても面倒なものであった。
この問題を解決するために、暗闇でもドアの取手の位置を確認することができるように、暗くなると発光する取手がこれまでに提案されている。
例えば、特許文献1には、蓄光材料を含有する樹脂の成形物からなる建具用取手について記載されている。
また、特許文献2には、透光性材料からなる取手の内方に、光源が設けられた建具用取手について記載されている。
これらの取手は、暗闇の中でも取手自体の発光によって位置を簡単に確認することができるだけでなく、金属製の取手が有する冷たい印象を軽減させることができる。
実開昭59−67457号公報 実開平1−155850号公報
しかしながら、上記した取手は、金属製の取手と同様の形状であり、ラッチの開錠操作で取手を回転させる際に、その形状から力が入りにくかったため、握力の弱い高齢者、子供、手に障害を持つ者などには、回しにくいという問題点があった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的は、暗くなると発光し、また、取手を回転させ易いとともに、デザイン性に優れた形状を有する建具用取手を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の建具用取手は、透光性材料からなるバルブ形状の把持部と、この把持部内に埋設され、蓄光材料からなるコア部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の建具用取手は、バルブ形状を有し、蓄光材料を含有する透光性材料の成形体からなることを特徴とする。
また、本発明の建具用取手は、透光性材料からなるバルブ形状の把持部と、この把持部内に埋設され、発光ダイオードを搭載したコア部とを備えたことを特徴とする。
これらのような本発明によれば、蓄光材料または発光ダイオードを備えたものであることから、夜間に室内が暗くなっても、建具の取手の位置を確認するのが容易になる。
また、建具用取手の形状がバルブ形状を有しているため、夜間にこの建具用取手が発光すると、バルブが光っているような温かい印象を与えることができる。
また、バルブはソケットに対して回すのに握り易い形状とされているため、バルブ形状を有する建具用取手は、ラッチの開錠操作で取手を回転させる際に、力が入り易く、握力の弱い高齢者、子供、手に障害を持つ者などにも回し易い形状となっている。
本発明の建具用取手は、暗くなると発光し、また、取手を回転させ易いとともに、デザイン性に優れた形状を有するといった効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明における一実施形態の建具用取手を示す斜視図である。
本実施形態の建具用取手1は、バルブ形状を有する把持部11と、この把持部11内に埋設されたコア部12とを備える。
上記把持部11は、建具の開閉を行う操作の際に、手に握られるものである。
把持部11としては、透光性材料であれば、特に限定するものではなく、例えば、合成樹脂、ガラス、合成ゴムなどを用いることができる。
上記合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンなどの汎用樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、セルロース系プラスチック、アクリル樹脂の他、ポリカーボネート樹脂、硬質塩化ビニル、不飽和ポリエステルなどの樹脂を用いることができる。
上記ガラスとしては、ソーダ石灰ガラス、鉛ガラス、ホウケイ酸ガラスなどを用いることができる。
上記合成ゴムとしては、シリコンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴムなどの各種ゴムを用いることができる。
把持部11の透光性としては、後述するコア部12に蓄光材料を用いた場合、太陽光や電灯の光が、この把持部11を透過し、コア部12の蓄光材料に吸収され、蓄光材料から残光を発することができ、そしてこの残光が把持部11を透過して外部に到達するのに十分な程度が少なくとも要求される。また、コア部12に発光ダイオードを用いた場合、発光ダイオードからの発光が、把持部11を透過して外部に到達するのに十分な程度が少なくとも要求される。従って、この把持部11は、無色透明であることが好ましいが、上記透光性を具備するものであれば、有色であってもよく、また透明性が十分に優れているものでなくてもよい。
把持部11の形状は、上記したようにバルブ形状とされている。ここで言うバルブ形状とは、図1に示すように、基端側が円柱状で先端側が球状であり、これらが結合した部分は滑らかな形状となっているものである。ここで、バルブはソケットに対して、取り付けおよび取り外しを容易にするために、握り易い形状とされており、また、力が入り易いため、回し易い形状である。従って、把持部11はバルブ形状とされたことで、同様に握りやすく、回し易い形状となっている。
上記コア部12は、太陽や電灯の光を蓄えることができ、暗くなると蓄えておいた光を発光する物質を含むものである。
コア部12は、コア部12の母材の表面に蓄光材料が塗布されたもの、コア部12の母材に蓄光材料が練り込まれたものなどを用いることができる。
上記前者のように、母材の表面に蓄光材料を塗布する方法としては、蓄光材料を配合した塗料をコア部12の表面に塗布することによって行われる。このとき、蓄光塗料の塗布厚は、5〜30μmとするとよく、この塗布厚が5μmより薄い場合、発光量が不足してしまい、また、30μmよりも厚い場合、蓄光材料は高価であるためコストアップになる。
また、上記後者のように、母材に蓄光材料を練り込む方法としては、蓄光材料の微粒子を予め作製し、この微粒子を未硬化状態の母材内に均一に分散して、硬化させることで、コア部12を作ることができる。このとき、蓄光材料の含有量は、3〜15重量%の範囲内とするとよく、この含有量が3重量%以下であると発光量が不足してしまい、また、15重量%以上では、蛍光作用は強められるものの、15重量%程度で十分であるとともに、蓄光材料は高価であるためコストアップとなる。
上記コア部12の母材としては、特に限定されるものではなく、例えば、合成樹脂、ガラス、合成ゴムなどを用いることができるが、上記後者のように母材に蓄光材料を練り込んだコア部12を用いる場合には、母材内部の蓄光材の蓄光作用を妨げないように、母材は透光性材料である必要がある。
上記合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンなどの汎用樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、セルロース系プラスチック、アクリル樹脂の他、ポリカーボネート樹脂、硬質塩化ビニル、不飽和ポリエステルなどの樹脂を用いることができる。
上記ガラスとしては、ソーダ石灰ガラス、鉛ガラス、ホウケイ酸ガラスなどを用いることができる。
上記合成ゴムとしては、シリコンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴムなどの各種ゴムを用いることができる。
上記蓄光材料としては、蓄光性を有する物質であれば特に限定するものではなく、例えば、アルミン酸カルシウム、アルミン酸ストロンチウム、アルミン酸バリウムなどからなる群から選ばれる少なくとも一つ以上の金属元素からなる化合物(または、この金属元素にマグネシウムを添加した複数の金属元素からなる化合物)を母結晶とし、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤として希土類元素を添加したものを用いることができる。また、硫化亜鉛/銅蛍光体、硫化カルシウム/ビスマス蛍光体、硫化ストロンチウム/セリウム蛍光体などを用いることもできる。
また、コア部12には、発光ダイオードを用いることもでき、この場合、図示しない電源が必要となる。発光ダイオードとしては、特に限定するものではなく、赤色、緑色、青色の各種発光ダイオードを単独で用いても、二つ以上組み合わせて用いてもよい。コア部12の発光色としては、上記三色の発光ダイオードを組み合わせることで、様々な発光色を得ることができる。例えば、白熱灯のような白色の発光を得る場合には、赤色、緑色、青色の発光ダイオードを組み合わせる方法、また、青色発光ダイオードをYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体で覆う方法などが用いられる。このような発光ダイオードは、白熱灯と比較して、消費電力が少ないため、ランニングコストがかからず、また、長寿命であるため、取替えの手間を省くことができるという利点を有する。上記電源としては、従来公知のものを用いることができ、例えば、家庭用電源、一次電池、二次電池、または、太陽電池などが挙げられる。なお、コア部12には、夜間になると発光できるように、光センサを設けてもよく、これにより、発光ダイオードを常時点灯させる必要がなくなり、発光ダイオードを長寿命化させることができる。
コア部12の形状は、図1に示したように円柱状のものに限らず、例えば、直方体、六角柱などの角柱状または球状のものなどであってもよい。
次に、本発明に係る建具用取手1の建具2への取り付け状態を、図1を用いて簡単に説明する。
図1に示すように、この建具用取手1は、基端側が連結部23および図示しない角心と一体に固定されており、この連結部23は、建具2に固定された座22に対して回動自在に取り付けられている。また、図示しない角心は、建具2に取り付けられたラッチ21に連動しており、連結部23の回転に伴って、ラッチ21が開錠状態となる。
図2には、本発明における建具用取手1の変形例が示されている。
本変形例の建具用取手1は、バルブ形状を有し、蓄光材料14を含有する透光性材料13の成形体からなるものである。
上記透光性材料13としては、透光性を有していれば、特に限定されるものではなく、例えば、合成樹脂、ガラス、合成ゴムなどを用いることができる。
上記合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンなどの汎用樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、セルロース系プラスチック、アクリル樹脂の他、ポリカーボネート樹脂、硬質塩化ビニル、不飽和ポリエステルなどの樹脂を用いることができる。
上記ガラスとしては、ソーダ石灰ガラス、鉛ガラス、ホウケイ酸ガラスなどを用いることができる。
上記合成ゴムとしては、シリコンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴムなどの各種ゴムを用いることができる。
透光性材料13の透光性としては、太陽光や電灯の光が、この透光性材料13を透過し、透光性材料13内に含有する蓄光材料14に吸収され、蓄光材料14から残光を発することができ、そしてこの残光が透光性材料13を透過して外部に到達するのに十分な程度が少なくとも要求される。従って、この透光性材料13は、無色透明であることが好ましいが、上記透光性を具備するものであれば、有色であってもよく、また透明性が十分に優れているものでなくてもよい。
上記蓄光材料14としては、蓄光性を有する物質であれば特に限定するものではなく、例えば、アルミン酸カルシウム、アルミン酸ストロンチウム、アルミン酸バリウムなどからなる群から選ばれる少なくとも一つ以上の金属元素からなる化合物(または、この金属元素にマグネシウムを添加した複数の金属元素からなる化合物)を母結晶とし、賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤として希土類元素を添加したものを用いることができる。また、硫化亜鉛/銅蛍光体、硫化カルシウム/ビスマス蛍光体、硫化ストロンチウム/セリウム蛍光体などを用いることもできる。
透光性材料13に蓄光材料14を配合する方法としては、蓄光材料14の微粒子を予め作製し、この微粒子を未硬化状態の透光性材料13内に均一に分散して、硬化させることで、建具用取手1を作ることができる。このとき、蓄光材料14の含有量は、3〜15重量%の範囲内とするとよく、この含有量が3重量%以下であると発光量が不足してしまい、また、15重量%以上では、蓄光作用は強められるものの、15重量%程度で十分であるとともに、蓄光材料14は高価であるためコストアップとなる。
建具用取手1の形状としては、上記したようにバルブ形状とされている。バルブ形状とは、図2に示すように、基端側が円柱状で先端側が球状であり、これらが結合した部分は滑らかな形状となっているものである。ここで、バルブはソケットに対して、取り付けおよび取り外しをし易くするために、握り易い形状とされており、また、力が入り易いため、回し易い形状である。従って、建具用取手1はバルブ形状とされたことで、同様に握りやすく、回し易い形状となっている。
次に、本発明に係る建具用取手1の建具2への取り付け状態を、図2を用いて簡単に説明する。
図2に示すように、この建具用取手1は、基端側が連結部23によって固定されており、この連結部23は、建具2に固定された座22に対して回動自在に取り付けられている。また、連結部23は、建具2に取り付けられたラッチ21に連動しており、連結部23の回転に伴って、ラッチ21が開錠状態となる。
本発明における建具用取手を示す斜視図である。 本発明における建具用取手を示す斜視図である。(変形例)
符号の説明
1 建具用取手
11 把持部
12 コア部
13 透光性材料
14 蓄光材料
2 ドア
21 ラッチ
22 座
23 連結部

Claims (3)

  1. 透光性材料からなるバルブ形状の把持部と、
    この把持部内に埋設され、蓄光材料からなるコア部とを備えたことを特徴とする建具用取手。
  2. バルブ形状を有し、蓄光材料を含有する透光性材料の成形体からなることを特徴とする建具用取手。
  3. 透光性材料からなるバルブ形状の把持部と、
    この把持部内に埋設され、発光ダイオードを搭載したコア部とを備えたことを特徴とする建具用取手。
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