JP2006291242A - Gold plating liquid, gold plating method, method for fabricating semiconductor device, and semiconductor device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、金めっき液および金めっき方法および半導体装置の製造方法および半導体装置に関するものである。 The present invention relates to a gold plating solution, a gold plating method, a semiconductor device manufacturing method, and a semiconductor device.
半導体装置、特にバンプ形成において用いられるバンプ形状および形成方法において従来の技術について説明する。 A conventional technique in a semiconductor device, in particular, a bump shape and a formation method used in bump formation will be described.
図5(a)〜(f)は従来のバンプ形成方法について示すものである。以下にこのバンプの形成方法についてその内容を説明する。 5A to 5F show a conventional bump formation method. The contents of the bump forming method will be described below.
図5(a)に示すように、まず、拡散工程において、バンプ7を形成する前に半導体チップ内に半導体装置の内部回路を形成する。その際、外部出力と接続する部分について、アルミニウムなどで半導体電極1を形成する。また、半導体電極1以外の部分を表面保護膜としてポリイミド膜2で覆う。このポリイミド膜2は、出来る限り薄く(3μm程度)形成することがポイントである。
As shown in FIG. 5A, first, in the diffusion step, an internal circuit of the semiconductor device is formed in the semiconductor chip before the
図5(b)に示すように、次に、半導体チップ全体にバリアメタル3をスパッタリング等で蒸着する。このバリアメタル3はバンプを金めっき方式で形成する場合に電極として用いる。バリアメタル3は通常、2層に分けて蒸着され、1層目は半導体電極1に近い材質、2層目はバンプ7に近い材質が用いられる。
Next, as shown in FIG. 5B, the
図5(c)に示すように、次に、このバリアメタル3の上のバンプレジスト6を塗布する。通常、バンプレジスト6は形成するバンプ高さより5μm程度高めにして形成する。バンプ7は一般的に15〜20μm程度の高さにする為、バンプレジスト6の膜厚は20〜25μm程度にするのが一般的である。その後、暗室工程でバンプマスク4を用いて、バンプ7を形成する部分のみUV5を当て露光する。本従来例ではバンプレジスト6にポジタイプのものを使用しているが、もしネガタイプのものを使用すればUVを当てる部分は反転する。
Next, as shown in FIG. 5C, a bump resist 6 on the
図5(d)に示すように、その後、現像工程で現像を行い、バンプ7を形成する部分のバンプレジスト6のみ除去する。
As shown in FIG. 5D, after that, development is performed in a development process, and only the bump resist 6 in the portion where the
図5(e)に示すように、その後、金めっき工程でバンプ7の形成を行う。金めっき方式としては電解めっきを用いる。金めっき液にはシアン系のものや亜硫酸系のものなどがあるが、ここでは亜硫酸系の金めっき液を用いる。
As shown in FIG. 5E, thereafter,
図5(f)に示すように、その後、バンプレジスト6を除去する。
As shown in FIG. 5F, thereafter, the
図5(g)に示すように、その後、エッチング工程でバリアメタル3のエッチングを行う。エッチングはバリアメタル3が2層で形成された場合は、バリアメタル3の材質により2回に分けて行う。最後にアニール等を行い完成する。
しかしながら図5に示すバンプ形成方法で形成したバンプの場合、図6(a)に示すように表面保護膜にポリイミド膜2を使用している為、どうしてもポリイミド膜2の段差部分がバンプ7の表面に出てしまう。その理由としてポリイミド膜は薄く形成することが非常に困難な材質であり、通常に形成した場合3μm程度の膜厚になってしまうからである。すなわちバンプ7のバンプ表面段差8が3μm程度になってしまう恐れが発生する。仮にそうなった場合、バンプ工程の後工程である組立工程(代表例 TCP:テープ・キャリア・パッケージ、COF:チップ・オン・フィルム、COG:チップ・オン・ガラスなど)でこのバンプ表面段差8により組立異常が発生してしまう恐れがあるからである。
However, in the case of the bump formed by the bump forming method shown in FIG. 5, since the
また、図6(b)に示すように表面保護膜をSiNなどの薄膜保護膜9で形成し、バンプ7から外側に外した部分にポリイミド膜2を形成する方法もあるが、薄膜保護膜9を別途形成するプロセスが必要となるデメリットおよびポリイミド膜2でバンプ7を形成する部分以外をすべて保護することが不可能になってしまうデメリットがある。
In addition, as shown in FIG. 6B, there is a method in which the surface protective film is formed of a thin film
また、図6(c)に示すようにバンプレジスト6が非常に厚い(20〜25μm程度)為、レジスト開口の為の露光時間が長くかかり、もし露光時間を短縮してしまうとバンプレジスト開口10が当初の予定より小さくなってしまいそれに伴いバンプ7も小さくなってしまう恐れが発生する。
Further, as shown in FIG. 6C, since the
したがって、本発明の目的は、上記問題点に鑑み、表面保護膜の段差部分がその上に形成されるバンプ表面に出てしまうことで組立異常が発生することを防止し、加えてバンプ自体も小さくならない金めっき液および金めっき方法および半導体装置の製造方法および半導体装置を提供することである。 Therefore, in view of the above-described problems, the object of the present invention is to prevent the assembly abnormality from occurring due to the stepped portion of the surface protective film coming out on the bump surface formed thereon, and also the bump itself. It is an object to provide a gold plating solution and a gold plating method that do not become small, a method for manufacturing a semiconductor device, and a semiconductor device.
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の金めっき液は、亜硫酸系金めっき液中の成分であるタリウム濃度を25〜35mg/lにした。
In order to achieve the above object, the gold plating solution according to
請求項2記載の金めっき方法は、請求項1記載の金めっき液を使用し、金めっき液温度を60〜65度、金めっき電流密度を0.4〜0.8A/dm2の条件で金めっきを行う。
The method of gold plating according to
請求項3記載の半導体装置の製造方法は、半導体電極を形成した半導体基板の全面を表面保護膜で覆い前記半導体電極上に前記表面保護膜の開口部を形成する工程と、前記半導体基板の全面にバリアメタルを形成し、前記表面保護膜の開口部に対応する前記バリアメタル上にバンプを形成する工程とを含み、前記バンプを形成する際、タリウム濃度を25〜35mg/lにした亜硫酸系金めっき液を使用し、金めっき液温度を60〜65度、金めっき電流密度を0.4〜0.8A/dm2の条件で、前記バリアメタルを電極として金めっきを行ってバンプを形成する。
4. The method of manufacturing a semiconductor device according to
請求項4記載の半導体装置は、半導体基板に形成された半導体電極と、前記半導体基板の全面を覆い前記半導体電極上に開口部を形成した表面保護膜と、前記表面保護膜の開口部に順に形成したバリアメタル膜およびバンプとを備え、前記表面保護膜がポリイミド膜からなり、前記バンプがタリウム濃度を25〜35mg/lにした亜硫酸系金めっき液を使用して形成した。
5. The semiconductor device according to
本発明の請求項1記載の金めっき液によれば、亜硫酸系金めっき液中の成分であるタリウム濃度を25〜35mg/lにしたので、表面段差が形成される部位に金めっきを行う際に、段差部分が金めっきの表面に出てしまうことを抑えることができる。すなわち、亜硫酸系金めっき液中にタリウム濃度を30mg/l程度の高濃度に設定し、加えてこの金めっき液を用いて金めっきを行った場合、金めっきの結晶の粒子が従来のものより大きな粒子となる。この大きな金めっき結晶で形成される為、表面状態が下地の段差に関係なく表面段差の無い金めっきの形状が可能となる。 According to the gold plating solution of the first aspect of the present invention, the thallium concentration, which is a component in the sulfite-based gold plating solution, is set to 25 to 35 mg / l. Moreover, it can suppress that a level | step-difference part comes out on the surface of gold plating. That is, when the thallium concentration in the sulfite-based gold plating solution is set to a high concentration of about 30 mg / l, and gold plating is performed using this gold plating solution, the gold plating crystal particles are larger than the conventional one. Large particles. Since it is formed of this large gold-plated crystal, it is possible to form a gold-plated shape having no surface step regardless of the surface state regardless of the step of the base.
本発明の請求項2記載の金めっき方法によれば、請求項1記載の金めっき液を使用し、金めっき液温度を60〜65度、金めっき電流密度を0.4〜0.8A/dm2の条件で金めっきを行うので、請求項1記載の金めっき液を使用して金めっきを行う条件として好ましい。
According to the gold plating method of
本発明の請求項3記載の半導体装置の製造方法によれば、バンプを形成する際、タリウム濃度を25〜35mg/lにした亜硫酸系金めっき液を使用し、金めっき液温度を60〜65度、金めっき電流密度を0.4〜0.8A/dm2の条件で、バリアメタルを電極として金めっきを行ってバンプを形成するので、表面保護膜の開口部による段差部分がバンプの表面に出てしまうことを抑えることができ、バンプ工程の後工程である組立工程でこのバンプ表面段差により組立異常が発生してしまうことを抑えることができる。すなわち、亜硫酸系金めっき液中にタリウム濃度を30mg/l程度の高濃度に設定し、加えてこの金めっき液を用いて金めっきを行った場合、金めっきの結晶の粒子が従来のものより大きな粒子となる。この大きな金めっき結晶でバンプが形成される為、バンプ表面状態が下地である表面保護膜の開口部による段差に関係なく表面段差の無いバンプの形成が可能となる。
According to the method for manufacturing a semiconductor device according to
また、バンプを形成する際のバンプレジストが非常に厚い(20〜25μm程度)為、レジスト開口の為の露光時間が長くかかり、もし露光時間を短縮してしまうとバンプレジスト開口が当初の予定より小さくなってしまいそれに伴いバンプも小さくなってしまう恐れがあったが、上記手段を用いることで、金めっき結晶の粒子を大きくすることが可能となり、バンプ自体がバンプレジストに沿って形成されない。すなわち金めっき結晶の大きな粒子によりバンプレジストが押し広げられバンプレジスト開口より大きなバンプ形成が可能となる。したがって、レジスト開口の為の露光時間を短縮してしまいバンプレジスト開口が小さくなってしまった場合でも、そのバンプレジスト開口以上の大きさのバンプ形成が可能となる。 Also, since the bump resist when forming the bump is very thick (about 20 to 25 μm), it takes a long exposure time for opening the resist, and if the exposure time is shortened, the bump resist opening is longer than originally planned. Although there is a risk that the bump becomes smaller and the bump becomes smaller, the use of the above means makes it possible to increase the size of the gold-plated crystal particles, and the bump itself is not formed along the bump resist. That is, the bump resist is spread by the large particles of the gold plating crystal, and a bump can be formed larger than the bump resist opening. Therefore, even when the exposure time for opening the resist is shortened and the bump resist opening becomes small, it is possible to form a bump larger than the bump resist opening.
本発明の請求項4記載の半導体装置によれば、表面保護膜がポリイミド膜からなり、バンプがタリウム濃度を25〜35mg/lにした亜硫酸系金めっき液を使用して形成したので、金めっきの結晶の粒子が従来のものより大きな粒子となる。この大きな金めっき結晶でバンプが形成される為、バンプ表面状態が下地であるポリイミド膜の段差に関係なく表面段差の無いバンプの形成が可能となる。すなわち、ポリイミド膜は薄く形成することが困難な材質であり、従来はどうしてもポリイミド膜の段差部分がバンプの表面に出てしまい、バンプの表面段差8が3μm程度になってしまう恐れが発生し、バンプ工程の後工程である組立工程でこのバンプ表面段差により組立異常が発生してしまう恐れがあったがこの対策が可能となる。
According to the semiconductor device of
本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1は本発明の実施形態の半導体装置の製造方法として、バンプ形成方法について示すものである。以下にこのバンプ形成方法において、その内容を説明する。 FIG. 1 shows a bump forming method as a method for manufacturing a semiconductor device according to an embodiment of the present invention. The contents of this bump forming method will be described below.
図1(a)に示すように、まず、拡散工程で半導体基板に、半導体装置の内部回路を形成するとともに、外部電極パッドである半導体電極1を形成する。通常、半導体電極1の材質はAlで形成される。またマイグレーション対策の為、Cu、Si等を混ぜる場合もある。その後、表面保護膜としてポリイミド膜2を使用し、このポリイミド膜2で半導体電極1および半導体装置の全体を覆う。この目的としては半導体装置の内部回路や半導体電極等を力学的なダメージから保護することである。またポリイミドを使用する意味としては他の表面保護膜であるSiNと比較して柔らかく弾力性もあり、力学的なショックに強い為である。また半導体装置の配線などの段差のカバレージに関してもポリイミドの方が良好である。またポリイミド膜2には感光性のものを使用するのが一般的である。その後フォトリソグラフィ工程等で半導体電極1上にポリイミド膜2の開口部分を形成する。以下、図1(b)〜(e)に示すように、半導体基板の全面にバリアメタル3を形成し、表面保護膜2の開口部に対応するバリアメタル3上にバンプ7を形成する。
As shown in FIG. 1A, first, an internal circuit of a semiconductor device is formed on a semiconductor substrate in a diffusion process, and a
すなわち、図1(b)に示すように、半導体チップ全面、半導体電極1全面にバリアメタル3をスパッタリング等で形成する。バリアメタル3は通常、2層で形成される。本実施形態においては、バリアメタル1層目としては、半導体電極1の材質であるAlに近い金属であるTiやTiW等が用いられる。また、バリアメタル2層目としては、バンプ7の材質が金である為、金に近い金属であるPdやCuまたはAuが使用される。この理由としては、半導体電極1のAl上に直接PdやCuやAuを形成すると、Alとバリアメタル3との強度が非常に弱くなるからであり、また、TiやTiW上にバンプ7を形成すると、バリアメタル3とバンプ7との強度が非常に弱くなるからである。
That is, as shown in FIG. 1B, the
図1(c)に示すように、その後、このバリアメタル3の上のバンプレジスト6を塗布する。通常、バンプレジスト6は形成する形成するバンプ高さより5μm程度高めにして形成する。バンプ7は一般的に15〜20μm程度の高さにする為、バンプレジスト6の膜厚は20〜25μm程度にするのが一般的である。その後、暗室工程でバンプマスク4を用いて、バンプ7を形成する部分のみUV5を当て露光する。本実施形態ではバンプレジスト6にポジタイプのものを使用しているが、もしネガタイプのものを使用すればUVを当てる部分は反転する。またバンプレジスト6のポジネガについては後の金めっき工程で使用する金めっき液により選択するのが一般的である。
Thereafter, as shown in FIG. 1C, a bump resist 6 on the
図1(d)に示すように、その後、現像工程で現像を行い、バンプ7を形成する部分のバンプレジスト6のみ除去し開口10を形成する。
As shown in FIG. 1D, after that, development is performed in a development process, and only the bump resist 6 in the portion where the
図1(e)に示すように、その後、金めっき工程でバンプ7を形成する。本実施形態の金めっきは電解金めっき方法を用いる。この際、第1のポイントとしては金めっき液にはノンシアンの金めっき液である亜硫酸金めっき液を使用する。また第2のポイントとしては金めっき液の内容成分であるタリウムの濃度を高くすることがポイントである。特に本実施形態においてはタリウム濃度を30mg/lに設定することが望ましい。 As shown in FIG. 1E, bumps 7 are then formed in a gold plating process. The gold plating of this embodiment uses an electrolytic gold plating method. At this time, as a first point, a gold sulfite gold plating solution that is a non-cyanide gold plating solution is used as the gold plating solution. The second point is to increase the concentration of thallium, which is the content component of the gold plating solution. In particular, in the present embodiment, it is desirable to set the thallium concentration to 30 mg / l.
図1(f)に示すように、その後、不要部分のバンプレジスト5を除去する。 As shown in FIG. 1F, the unnecessary portion of the bump resist 5 is then removed.
図1(g)に示すように、その後、エッチング工程で、バリアメタル4の除去を行う。エッチングはバリアメタル4が2層で形成された場合は、バリアメタル4の材質により、2回に分けて行う。最後にアニール等を行い完成する。
As shown in FIG. 1G, thereafter, the
ここで図1(e)の工程において、タリウムの効果について詳細に説明する。すなわち、亜硫酸金めっき液には溶液中に金、ナトリウム、亜硫酸、硫酸、タリウムなどがイオン化して溶解している。そのうちタリウムが金めっき液中で果たす役割は、第1に金めっき液を安定させることすなわち金の無電解析出を防ぐこと、第2にバンプの結晶状態を変化させることである。以下図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c)でタリウムがバンプの結晶状態を変化させることについて詳細に説明する。 Here, the effect of thallium will be described in detail in the step of FIG. That is, gold, sodium, sulfurous acid, sulfuric acid, thallium and the like are ionized and dissolved in the gold sulfite plating solution. Among them, the role that thallium plays in the gold plating solution is to stabilize the gold plating solution, that is, to prevent the electroless deposition of gold, and secondly to change the crystal state of the bump. Hereinafter, it will be described in detail that thallium changes the crystal state of the bump with reference to FIGS. 2 (a) to 2 (c) and FIGS. 3 (a) to 3 (c).
図2(a)〜(c)は本発明の比較例としてタリウムを少なく(10mg/l)入れた金めっき液を用いた場合の金めっきおよびその際の結晶状態を示した図である。 FIGS. 2A to 2C are diagrams showing gold plating and a crystal state at that time when a gold plating solution containing a small amount of thallium (10 mg / l) is used as a comparative example of the present invention.
図2(a)に示すように、元来、金めっきを行うことで形成される金めっき結晶の粒子はある一定の大きさで電極上に積み上がることでバンプ7を形成している。しかしタリウムを少なく金めっき液に添加した場合、金めっき結晶11の粒子が小さい状態で形成される傾向が強くなる。
As shown in FIG. 2A, the gold-plated crystal particles that are originally formed by performing gold plating are stacked on the electrode in a certain size to form bumps 7. However, when a small amount of thallium is added to the gold plating solution, the tendency for the
図2(b)に示すように、したがってこの小さな粒子の金めっき結晶11でバンプ7が形成される為、ポリイミド膜2の段差をそのままバンプ表面段差としてしまう。
As shown in FIG. 2B, therefore, the
図2(c)は図2(b)の状態のバンプ7を上面から見た図であるが、バンプ自体がバンプレジスト6に沿って形成されている。
FIG. 2C is a view of the
図3(a)〜(c)は本発明の実施形態としてタリウムを多く(30mg/l)入れた金めっき液を用いた場合の金めっきおよびその際の結晶状態を示した図である。 FIGS. 3A to 3C are diagrams showing gold plating and a crystal state at that time when a gold plating solution containing a large amount of thallium (30 mg / l) is used as an embodiment of the present invention.
図3(a)に示すように、タリウムを少なく金めっき液に添加した場合、少ない場合と反対に金めっき結晶11の粒子が大きくなる傾向が強くなる。
As shown in FIG. 3 (a), when a small amount of thallium is added to the gold plating solution, the tendency for the particles of the
図3(b)に示すように、この大きな金めっき結晶11でバンプ7が形成される為、バンプ表面状態が下地であるポリイミド膜3の段差に関係なく段差の無いバンプ7が形成される。
As shown in FIG. 3B, since the
図3(c)は図3(b)の状態のバンプ7を上面から見た図であるが、金めっき結晶11の粒子が大きい為、バンプ7自体がバンプレジスト6に沿って形成されない。すなわち金めっき結晶11の粒子によりバンプレジスト6が押し広げられバンプレジスト開口10より大きなバンプ形成が可能となる。したがって、レジスト開口の為の露光時間を短縮してしまいバンプレジスト開口10が小さくなってしまった場合でも、そのバンプレジスト開口10以上の大きさのバンプ形成が可能となる。
FIG. 3C is a view of the
また図4(a)、(b)を用いてタリウム濃度による効果について説明する。 The effect of thallium concentration will be described with reference to FIGS. 4 (a) and 4 (b).
図4(a)に示すように、これは金めっき液中のタリウム濃度とその金めっき液を使用してバンプ7を形成した場合の金めっき段差埋め込み量について示すものである。この時の金めっき条件として液温度60度、電流密度0.8A/dm2、金めっき装置は噴流式のものを使用している。グラフよりタリウム濃度が低い(5〜15mg/l)の場合、段差はほとんど埋め込み出来ないが、タリウム濃度を高く(25〜35mg/l)にした場合埋め込み量が急激に増加していることがわかる。特に今回はポリイミド膜2の膜厚が3μm程度ある為、タリウム濃度を30mg/l程度にすることが望ましいこともこのグラフから読み取れる。
As shown in FIG. 4A, this shows the thallium concentration in the gold plating solution and the gold plating step filling amount when the
図4(b)に示すように、またこれは金めっき液中のタリウム濃度とその金めっき液を使用してバンプ7を形成した場合の金めっきバンプ膨らみ(片側)量について示すものである。この時の金めっき条件として液温度60度、電流密度0.8A/dm2、金めっき装置は噴流式のものを使用している。グラフよりこちらもタリウム濃度が低い(5〜15mg/l)場合、バンプ7はほとんど膨らまないが、タリウム濃度を高く(25〜35mg/l)にした場合バンプ膨らみ量が急激に増加していることがわかる。
As shown in FIG. 4B, this shows the thallium concentration in the gold plating solution and the amount of gold plating bump swelling (one side) when the
本発明に係る金めっき液および金めっき方法および半導体装置の製造方法および半導体装置は、金めっき方法を用いたバンプ形成方法やそのバンプ形成方法を用いたバンプ付半導体装置として有用である。 The gold plating solution, the gold plating method, the semiconductor device manufacturing method, and the semiconductor device according to the present invention are useful as a bump forming method using the gold plating method and a bumped semiconductor device using the bump forming method.
1 半導体電極
2 表面保護膜
3 バリアメタル
4 バンプマスク
5 UV
6 バンプレジスト
7 バンプ
8 バンプ表面段差部分
9 薄膜保護膜
10 バンプレジスト開口
11 金めっき結晶
DESCRIPTION OF
6 Bump resist 7
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