JP2006285700A - 信号検出ペン - Google Patents

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博 和田
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Abstract

【目的】
引っ張り強度及び耐屈曲性が強く、かつ、腰が弱く柔軟性に富む信号ケーブルとケーブルカバーを一体化したものを使用しペンタッチ操作性を良くすることを目的とする。
【構成】
信号ケーブルの外周に金属製細線で編組を形成しそれの外周に樹脂製チューブを被せた信号ケーブルとケーブルカバーを一体化したケーブルが尾栓及びブッシュに圧入固定される。
【選択図】 図2

Description

本発明はタブレット入力装置に使用する信号検出ペンに関するものである。
タブレット入力装置に使用する信号検出ペン50は、外部ノイズの影響を防止するため外筒51の内部に設置されているペン制御基板52の信号グランドは金属等の導電体でできている前記外筒51と同電位となるよう外筒51に電気的に接続する必要がある。
また、金属の薄板でできている螺旋管53は信号検出ペン50を接続するタブレット入力装置本体(図示せず)に固定され、フレームグランド(図示せず)につながっている。螺旋管53と外筒を直接接続すると、フレームグランドにのっているノイズが外筒51を通してペン制御基板52に入り込み、信号検出を不安定にさせるため、螺旋管53の外周には樹脂製のチューブが被覆され外筒51をつなぐ役目をしている尾栓とは絶縁されている。あるいは金属でできている螺旋管53に樹脂製のチューブが被覆されていない場合は外筒51をつなぐ役目をしている尾栓54は、電気的に接続しないよう樹脂等の絶縁体で構成することもできる。
外筒51と信号グランドを電気的に接続する方法には、外筒51内部のペン制御基板52の信号グランドからリード線(図示せず)を引き出し、外筒51に半田付けする。あるいはカシメ等により機械的に接続する方法があるが、信号検出ペン50の組み立て構造上および組み立てのしやすさを考えた場合、ペン制御基板52の信号グランドに半田付け接続されたグランド用スプリングを外筒51内部に圧入固定してあるインサートリング55に直接押し当てるか、またはインサートリング55に設置されたガイドリング56の内部底面に押し当てて接続する方法が実用的である。
グランド用スプリング57をペン制御基板52に半田付けする箇所としては、ペン制御基板52の前側(ペン先側)あるいは後ろ側(尾栓側)からとることが考えられる。
後者の場合、グランド用スプリング57をペン制御基板52の後ろ側に半田付けし、それを電気的に外筒51と接続するために、もし、樹脂製の尾栓54を使った場合はネジが切られた金属金具(図示せず)を尾栓54内部に圧入し、これを外筒51にねじ込みをすれば電気的に接続できることになる。ただし、金属加工部品を追加することと、外筒ねじ部59との接続を確実にする考慮が必要でありコスト、作業性とも悪くなる。
前者の場合、グランド用スプリング57をペン制御基板52の前側に半田付けし、外筒51と接続するために、ホルダー58をグランド用スプリング57で挟み込み、そのままペン制御基板52を外筒51に挿入すればガイドリング56を介して電気的に接続する。この方法は、コストも安く作業性も良いので採用している。
市場での使われ方としてペン先60を強く押したり叩かれたりしたとき、ペン先60が破損することがある。ペン先60及び内部センサー部を保護するために、ペン先60に大きな力が加わったときペン軸61が外筒51の内部に沈み込むように尾栓54側にクッションスプリング62を設置した構造を採用している。
クッションスプリング62は、ペン制御基板52、ホルダー58等をペン先60側に常に押し当てた状態にさせ、ペン先60にクッションスプリング62の指定押し荷重以上の力が加わった場合に、ペン先60が外筒51内部に沈み込み、ペン先及びセンサー部保護の役目をする。クッションスプリング62の指定押し荷重は、グランド用スプリング57の指定押し荷重より大きくすることにより、グランド用スプリング57はインサートリング55あるいはガイドリング56との接触を、より確実なものとしている。
また、そのときの押し荷重はタブレット盤面等にペンタッチした時に軽い力でペン先60が沈み込まないよう適度な力で押し当てており、ペンタッチ感触を損なわないものである。
信号検出ペン20は尾栓54から引き出されている信号ケーブル50がプリントシール機本体装置内部(図示せず)に配線され信号ケーブル50を覆うファイバプロテクタはブッシュ(図示せず)によりプリントシール機本体装置の板金筐体に取り付けられる。信号ケーブル50はファイバプロテクタ内を通すことにより外部から保護されペンタッチ操作をしているときは信号ケーブル50が直接引っぱられることがないので信号ケーブル50が断線することなく自由自在にタブレット盤面上を動かすことができる
特開2003−256121号公報。
信号ケーブル50は3芯あるいは4芯にシールド線を横巻にして形成されるシールドケーブルを採用している。上述のように信号ケーブル50はファイバプロテクタの内側部を通しており片側は信号検出ペン内部の基板に半田付けされクランプ金具をかしめて取付リングにネジ止めされ抜けないように固定されている。このクランプ金具による固定部の引っ張り力は10Kgf程度の保持力である。信号ケーブル50はファイバプロテクタ内はフリーになっており引っ張り力が直接クランプ部に加わるので信号検出ペンをプリントシール機本体装置に取り付ける信号ケーブル50配線時など信号ケーブル50を必要以上の力で引っ張ることがあり断線等の問題が発生していた。また、ファイバプロテクタは金属製の薄板端面を折り曲げ重なり合うように螺旋状に巻きながら製作している都合上ある最小曲げRが決まっており無理にそれ以下に曲げると螺旋管が外れ破断の原因となる。この曲げRが大きければ大きいほど螺旋管の腰の強さを強く感じペンタッチ操作時における使い難さにつながっていた。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたもので、座標入力装置の座標を検出する信号検出ペンにおいて、信号検出ペンを構成する外筒の端部にある尾栓から引き出されている信号ケーブル50とそれを保護しているカバーが信号ケーブル50と一体化した信号検出ペンを第1の要旨とするものであり、前記信号ケーブル50を保護しているカバーは金属細線が編組されておりその外周に樹脂製のチューブが被覆されている信号検出ペンを第2の要旨とするものである。
信号検出ペンの信号ケーブル50はケーブルカバーが一体となっているので信号ケーブル50だけが引っぱられて断線することがなく、かつ、ケーブルカバーは信号ケーブル50の外周に金属細線で編組され、その外周に樹脂製チューブが被っている構成なのでケーブル全体が柔らかく信号検出ペンがケーブルに引っぱられることがないものである。
また、組み立て工程も信号ケーブル50をファイバープロテクタに通す手間もなく、作業工数を抑えることができる。
金属細線で信号ケーブル50の外周を編組に形成しその外周を樹脂製チューブで信号ケーブル50を一体に包み込むものであり、柔軟性をもっている。一体化された信号ケーブル50は尾栓54及びブッシュにクランプ金具により圧入固定され引っぱりや捩りに対し強度を発揮できるものである。
以下、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一例である座標検出装置と、座標検出用の信号検出ペン1の構成図である。参照符号1は座標検出装置に使用される信号検出(座標指示)ペンであり、座標入力を行うには、信号検出ペン1の先端がタブレット2の盤面上を当接することにより、タブレット2内の各電極線と信号検出ペン1のペン軸の導体(図示せず)部分が容量結合し、タブレット2内の各電極線から伝わる各電気信号を、信号処理部で処理することで、信号検出ペン1先端のタブレット2盤面上の座標を検出する。
次に本発明の信号検出ペン1の外筒回り及び内部の構造について説明をする。
金属等の導電材料でできている外筒は金属又は樹脂等でできた尾栓3がねじ込まれている。
尾栓3にはケーブル保護のためケーブルカバーが抜け止めリングを介して圧入固定されている。ケーブルカバーは信号ケーブル7の外周を金属細線の編組で形成しその外周に樹脂製のチューブが被されている。金属細線の編組は片端面側で信号ケーブル7のシールド線部を折り返しクランプ金具5でかしめられシグナルグランドに接続されている。外筒内部のペン制御基板8はホルダー13と取付けリング20に挟まれガイドリング12に挿入されている。取付リング20と抜け止めリング4の間にはクッションスプリング9が配置され、ペン制御基板ユニット等をペン先側に常に押しつけるよう付勢している。
ホルダー13内部には金属で形成されている遮蔽軸14が摺働できるように保持されている。遮蔽軸14の片端面にはスリ割りの入ったチャック15が形成されておりペン軸17が差し込めるようになっている。また他方、片端面は先端径が小さくなっておりペンスイッチを受け持つフォトインタラプタのシャッターの役目を持っている。遮蔽軸14に圧入されている信号伝達用スプリング11はペン制御基板8にペン軸17から信号を伝えることとペンスイッチ荷重を付勢させるための役目をしている。
外筒19先端にはポリアセタール等の潤滑性のある樹脂材料で作られた軸受け18が取り付けられペン軸17がスムーズに摺働するようになっている。
次に、本発明の詳細について説明する。
信号ケーブル50は導体26の回りに絶縁体25で被覆された芯線が3本あるいは4本を撚り合わせそれらの回りを横巻シールド線21がありその外周を樹脂製のジャケット23で覆われ構成されている。ケーブルカバーとして上記ジャケットの外周に金属製の細線22(外径0.1mm)で編組を形成しその外周に肉厚1.2mm程度の樹脂製チューブ24を被し信号ケーブル7とケーブルカバーを一体化した構成になっている。この一体化されたケーブルの端末は信号検出ペン1内部の基板に半田付けされクランプ金具5で取付リング20にネジ止めされている。尾栓3は外筒19にねじ込まれ取付リング20を押し当て基板等を固定している。尾栓3端部に抜け止めリング4を圧入し一体化されたケーブルを固定している。引っ張り及び捩りに対し従来のファイバプロテクタと同等の強度になっている。また、従来の螺旋管6に対し金属製の細線22で編粗構成としたので柔軟で腰の弱いケーブルになったのでペンタッチ操作が非常にやりやすくなっている。屈曲に対しても従来の螺旋菅構造にくらべ3倍以上の耐久性がある。
容量結合式座標検出装置の構成図 本発明の要部断面図 ケーブルの断面図 従来の要部断面図 従来の要部断面図
符号の説明
1 信号検出ペン
2 タブレット(座標盤)
3 尾栓
4 抜け止めリング
5 クランプ金具
6 螺旋管
7 信号ケーブル
8 ペン制御基板
9 クッションスプリング
10 グランド用スプリング
11 信号伝達用スプリング
12 ガイドリング
13 ホルダー
14 遮蔽軸
15 チャック
16 インサートリング
17 ペン軸
18 軸受け
19 外筒
20 取付リング
21 横巻シールド線
22 細線
23 ジャケット
24 樹脂製チューブ
25 絶縁体
26 導体
27 ネジ
28 ファイバプロテクタ

Claims (2)

  1. 座標入力装置の座標を検出する信号検出ペンにおいて、信号検出ペンを構成する外筒の端部に設けられている尾栓から引き出されている信号ケーブルと、該尾栓から引き出されている信号ケーブルを保護しているカバーが、信号ケーブルと一体化したことを特徴とする信号検出ペン。
  2. 前記信号ケーブルを保護しているカバーは金属細線が編組に形成されておりその外周に樹脂製のチューブが被覆されていることを特徴とする請求項1記載の信号検出ペン。
JP2005105511A 2005-03-31 2005-03-31 信号検出ペン Pending JP2006285700A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111124161A (zh) * 2019-12-30 2020-05-08 深圳市千分一智能技术有限公司 触控笔功耗控制电路及电容式触控笔

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CN111124161A (zh) * 2019-12-30 2020-05-08 深圳市千分一智能技术有限公司 触控笔功耗控制电路及电容式触控笔
CN111124161B (zh) * 2019-12-30 2023-04-28 深圳市千分一智能技术有限公司 触控笔功耗控制电路及电容式触控笔

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